JPH043378A - 浮動ヘツドスライダのスライダ面加工方法 - Google Patents

浮動ヘツドスライダのスライダ面加工方法

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JPH043378A
JPH043378A JP10453690A JP10453690A JPH043378A JP H043378 A JPH043378 A JP H043378A JP 10453690 A JP10453690 A JP 10453690A JP 10453690 A JP10453690 A JP 10453690A JP H043378 A JPH043378 A JP H043378A
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JP
Japan
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slider
face
floating head
disk
fine particles
Prior art date
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Pending
Application number
JP10453690A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kuroda
正幸 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH043378A publication Critical patent/JPH043378A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスク状記録媒体を記録及び/又は再生す
るための浮動ヘッドスライダのスライダ面加工方法に関
するものである。
C発明の概要〕 本発明は、浮、動ヘッドスライダのスライダ面を〔従来
の技術〕 従来から例えば特開昭61−57087号公報に見られ
るように浮動ヘッドスライダがある。
この種浮動ヘッドスライダは、ディスク状記録媒体に対
してスライダを浮動させるために、スライダのディスク
状記録媒体との対向面に凹部とその凹部に対して凸部と
なるスライダ面を形成している。なお、正圧方式のスラ
イダは、上記公報に見られるような双胴形状のスライダ
面が一般的であり、一対のスライダ面間に形成された溝
状凹部の深さは数100μmとなる。また、負圧方式の
スライダは、上記双胴形状の一対のスライダ面間の一部
を直角に接続したH型形状のスライダ面等が採用され、
凹部の深さは数μmが好ましいとされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし従来は、主として、上記スライダの上記対向面に
機械加工によって上記凹部を切削することによって、上
記スライダ面を加工する方法を採用していたために、特
に、負圧方式のスライダのスライダ面のように、スライ
ダ面の形状が複雑で、かつ、凹部の深さが非常に浅いス
ライダ面の加工が極めて困難であった。即ち、加工に多
大の時間を要する上に、凹部の深さ精度を出し難い等の
課題があった。なお、エツチング方法は加工に多大の時
間を要する課題があった。
本発明は、各種形状のスライダ面を極めて短時間で、か
つ、極めて高精度に加工できるスライダ面加工方法を提
供することを一目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のスライダ面加工方
法は、浮動ヘッドスライダのディスク状記録媒体との対
向面における凹部形成領域をマスキングし、上記対向面
におけるスライダ面形成領域に微粒子を高速噴射によっ
て堆積させるようにしたものである。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のスライダ面加工方
法は、微粒子の高速噴射による堆積方法(Power−
Beam−Deposition方法)によってスライ
ダ面を加工するので、スライダ面を形状に全く左右され
ずに極めて短時間に加工できる。しかも、微粒子の噴射
圧力や噴射速度等を管理するだけで、微粒子の堆積量を
自由にコントロールすることができるので、凹部の深さ
が数μmオーダの各種形状のスライダ面を極めて高精度
に加工することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を適用した負圧方式の浮動ヘッドスライダ
のスライダ面加工方法の一実施例を図面を参照して説明
する。
まず、第1図は負圧力式の浮動ヘッドスライダ1を示し
たものであり、スライダ基板2はセラムガラス材等によ
って形成されている。このスライダ基板2は長さAが3
〜4薗、巾Bが2〜3mm、厚さCが0.5〜11II
11程度のものである。そして、このスライダ基板2の
ディスク状記録媒体との対向面3は0.01μm程度の
平坦性に研磨加工されていて、その対向面3にはH型形
状のスライダ面4と、正圧用の凹部5と、負圧用の大き
な凹部6とが形成されている。そして、スライダ面4に
対する凹部5.6の深さDが2〜3μm程度に形成され
ている。なお、スライダ基板2の凹部6側の端部の中央
部にヘッドチップ7が低融点のガラス材等によって融着
されていて、そのヘッドギャップ8が凹部6の端部の中
央部に配置され、そのヘッドギャップ8はスライダ面4
とほぼ面−又はスライダ面4より僅かに突出されている
。なお、9はヘッド巻線、10はヘッド巻!IIA逃げ
溝、11はサスペンション取付溝である。
次に、第1 A、図〜第2C図によって、スライダ面4
の加工方法である微粒子の高速噴射による堆積方法(P
ower−Beam−Deposition方法)を説
明する。
まず、第1A図及び第2A図に示すように、前記セラム
ガラス材等からなるスライダ基板20対向面3における
2つの凹部形成領域5a、6aを感光性ポリウレタン樹
脂等からなり、厚みEが数10μm〜100μm程度の
マスク12.13によってマスキングする。
次に、第1A図及び第2B図に示すように、アルミナ等
からなり、直径が0.5μm程度以下の微粒子14と高
圧ガス(エアやドライチソ素等)との固気混合2相流1
5を、噴射ノズル16からスライダ基板20対向面3に
、例えば5kg/c111程度の高圧で、かつ、秒速1
00m程度の高速で噴射させて、上記対向面3における
H型形状のスライダ面形成領域4aに微粒子14を厚さ
Fが2〜3μm程度となるように堆積させる。
この後、第1B図及び第2C図に示すように、マスク5
.6を上記対向面3から除去すれば、その対向面3に深
さDが2〜3μm程度の2つの凹部5.6が形成される
と共に、アルミナ等の微粒子14の堆積によって形成さ
れたH型形状のスライダ面4が形成される。なおこの後
、スライダ面4をラッピングブレンド加工するのが好ま
しい。
この加工方法によれば、マスク12、I3の形状を変更
するだけで、スライダ面4の形状に全く左右されること
なく、各種形状のスライダ面4を極めて短時間で加工で
きる。また、微粒子14の噴射圧力や噴射速度等を管理
するだけで、微粒子工4の堆積量を自由にコントロール
することができるので、凹部5.6の深さDが数μmオ
ーダの各種形状のスライダ面4を極めて高精度に加工す
ることができる。
なお、第4図は上記のように加工した浮動ヘッドスライ
ダ1を用いたディスク記録再生装置の一例を示したもの
であり、上下一対の浮動ヘッドスライダ1がサスペンシ
ョン取付溝11部分で上下一対のサスペンション21の
先端に接着等にて固着されて、上下一対のスライダ面4
が上下から対向されている。そして、上下一対のサスペ
ンション21の基部はヘッドキャリッジ22に固着され
、ヘッドキャリッジ22はシャーシ23上のガイド基台
24上に平行に固着された一対のガイド軸25に複数の
ガイドプーリ26を介して矢印a、 b方向に摺動自在
に係合されている。そして、シャーシ23上に固着され
たパルスモータ27のモータ軸28にプーリ29が固着
され、このプーリ29に固く巻きつけられたスチールヘ
ルド30の両端30a、30bがヘッドキャリッジ22
に固着されている。
一方、ディスク状記録媒体31が収納されたカートリッ
ジ32がカートリッジ装着台33に装着され、ディスク
状記録媒体31がスピンドルモータのスピンドル34に
装着されている。そして、上下一対の浮動ヘッドスライ
ダ1がカートリッジ32の上下一対のヘッド挿入孔35
内に挿入されて、これらのスライダ面4がディスク状記
録媒体31の上下両面に接触されている。
記録再生時には、ディスク状記録媒体31をスピンドル
34によって矢印C方向に例えば3.60Orpmで回
転駆動する。すると、そのディスク状記録媒体31の回
転によって誘起される空気流が、第3図に示す浮動ヘッ
ドスライダ1のスライダ面4とディスク状記録媒体31
との間に矢印d方向に流れる。
すると、浮動ヘッドスライダ1がスライダ面4によって
ディスク状記録媒体31に対してサブミクロンオーダで
浮動するが、凹部5側が正圧となり、凹部6側が負圧と
なるために、その時の吸引効果によってヘッドチップ7
のヘッドギャップ8がディスク状記録媒体31側に吸引
される。
この状態で、パルスモータ27のプーリ29によってス
チールベルト30を駆動すると、ヘッドキャリッジ22
が一対のガイド軸25によって案内されて矢印a、b方
向にステッピング駆動され、浮動ヘッドスライダlがデ
ィスク状記録媒体31を半径方向に走査するので、所望
の記録及び又は再生を行うことができる。
従って、この、浮動ヘッドスライダ1を用いディスク記
録再生装置によれば、H型形状のスライダ面4による吸
引効果によって、ヘッドチップ7のヘッドギャップ8を
ディスク状記録媒体31側に吸引させることができるの
で、スペーシングロスが非常に小さくなり、エンベロー
プの良好な記録及び/又は再生を行うことができる。
また、浮動ヘッドスライダ1は、ヘッド基板2に膨張係
数の小さいセラムガラス等を使用して加工性を向上させ
る一方、スライダ面4のみを低摩擦係数のアルミナ等の
微粒子14の堆積によって形成して、スライダ面4の経
時変化を少なくすると共に、スライダ面4の摩擦係数を
小さくしたので、ディスク状記録媒体31に対するスラ
イダ面4のはりつきもなく、ディスク状記録媒体31の
回転開始と共に浮動ヘッドスライダ1が簡単に浮動でき
る。従って、浮動ヘッドスライダ1及びディスク状記録
媒体31の寿命、信顧性が増大し、特に、C3S特性の
向上を図ることができる。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記実
施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づ
いて、各種の有効な変更が可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のとおり、浮動ヘッドスライダのスライ
ダ面を微粒子の高速噴射による堆積方法(Power−
Beam−Deposition方法)によって加工さ
せる方法であるから、スライダ面の形状に全く左右され
ることなく、各種形状のスライダ面を極めて短時間で加
工することができると共に、凹部の深さが数μ−mオー
ダの各種形状のスライダ面を極めて高精度に加工するこ
とができる。従って、スライダ面の形状が複雑であると
共に、凹部の深さが数μmである負圧方式のスライダの
加工に最適なものである。
の加工方法を説明する斜視図、第3図は浮動ヘッドスラ
イダの斜視図、第4図はディスク記録再生装置の一部切
欠き平面図である。
なお図面に用いた符号において、 1−−−−−一−−−−−−浮動ヘッドスライダ2−−
一一−−−−−−スライダ基板 3・−一−−−・−−−−−一−−−−−一対向面4−
−−−−・−−−−−−−−−−スライダ面5 、6−
−−−−−−−−−凹部 14−−−−−−−−−一微粒子 15−−−一−−−−−−−〜−−−−−固気混合2相
流16−−−−−−−−−−・−噴射ノズル31−−−
−−−−−−−−−ディスク状記録媒体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 浮動ヘッドスライダのディスク状記録媒体との対向面に
    おける凹部形成領域をマスキングし、上記対向面におけ
    るスライダ面形成領域に微粒子を高速噴射によって堆積
    させるようにした浮動ヘッドスライダのスライダ面加工
    方法。
JP10453690A 1990-04-20 1990-04-20 浮動ヘツドスライダのスライダ面加工方法 Pending JPH043378A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07169034A (ja) * 1993-11-01 1995-07-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> スライダの製造方法
US8741039B2 (en) 2007-02-21 2014-06-03 Sanford, L.P. Permanent ink compositions and writing instruments containing same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07169034A (ja) * 1993-11-01 1995-07-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> スライダの製造方法
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