JPH04337518A - 磁気記録再生制御方法とその装置 - Google Patents

磁気記録再生制御方法とその装置

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JPH04337518A
JPH04337518A JP11001091A JP11001091A JPH04337518A JP H04337518 A JPH04337518 A JP H04337518A JP 11001091 A JP11001091 A JP 11001091A JP 11001091 A JP11001091 A JP 11001091A JP H04337518 A JPH04337518 A JP H04337518A
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magnetic
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track
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JP11001091A
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Mamoru Naito
守 内藤
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Publication date
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生制御方法
とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より磁気記録再生装置への情報記録
及び磁気記録再生装置からの情報再生を精度良く行うた
めに様々な技術改良が行われてきた。
【0003】例えば、ハードディスク装置においては、
記録した情報を再生するときに、再生磁気ヘッドのポジ
ショニング(位置決め)ずれに起因する隣接するトラッ
クからのクロストークを低減させるために、図9に示す
ように情報を記録するデータトラック間にガードバンド
(データ無記録領域)を設けるなどの工夫がなされてき
た。さらには、磁気ヘッドの正確なポジショニング制御
のために、トラックサーボが用いられてきた。
【0004】このトラックサーボとは、記録媒体(例え
ば、磁気ディスク)の所定のトラックにサーボ信号を予
め記録しておき、情報の入出力時に専用のサーボ信号読
み取りヘッドからサーボ信号を読み取って、トラック位
置を検出し、磁気ヘッドの位置をトラックの位置に合致
させるように磁気ヘッドを制御する方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、トラック間のクロストークを低減させるために
図9に示すようなガードバンドを設けたがために、記録
媒体(例えば、磁気ディスク)内の各トラック間にデー
タ無記録領域が存在することになり、媒体の利用効率あ
るいは情報記録密度を低下させていた。またトラックサ
ーボのためのサーボ信号を格納するためにデータ格納用
トラックとは別に所定の専用トラックが必要であった。 これは、装置の記録媒体全体の容量からすると、データ
格納以外の目的のために記録媒体を使用することになる
ので、媒体の利用効率を低下させる原因となっていた。 さらに、このような媒体の利用効率や記録密度の低下は
、単位情報量当たりの装置の大型化を引き起こすことに
もなっていた。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録媒体の利用効率を向上させ高密度で情報の記録
再生が可能な磁気記録再生制御方法とその装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生制御方法は以下のような工程か
らなる。即ち、記録媒体に情報を書き込んだり、前記記
録媒体から前記情報の読み出しを行う磁気記録再生制御
の方法であって、外部装置から情報を入力する入力工程
と、前記情報を格納する位置を指示する第1指示工程と
、前記第1指示工程によって指示された位置に対応する
前記記録媒体のトラックにおいて、前記トラックに対し
て所定の角度を設け、互いに隣り合うトラックごとに前
記角度が異なるように磁気パターンを形成して前記入力
工程によって入力された前記情報を記録する記録工程と
、前記記録媒体の隣り合う2つのトラックから、前記2
つのトラック各々にあらかじめ記録された情報の磁気パ
ターンを読み取る第1読み取り工程と、前記第1読み取
り工程によって読み取られた前記2つのトラック各々に
記録された磁気パターンに基づいて、前記記録工程にお
ける記録中、前記第1指示工程によって指示された位置
に対応する前記記録媒体のトラック位置を保持するよう
に制御する第1制御工程と、前記記録工程によって形成
される前記磁気パターンを前記トラックに残留させるこ
とによって前記情報を格納する記憶工程と、前記情報を
読み出す位置を指示する第2指示工程と、前記第2指示
工程によって指示された位置に対応する前記記録媒体の
トラックから、前記記録工程において記録され前記記憶
工程において記憶された前記情報を再生する再生工程と
、前記記録媒体の隣り合う2つのトラックから、前記2
つのトラック各々にあらかじめ記録された情報の磁気パ
ターンを読み取る第2読み取り工程と、前記第2読み取
り工程によって読み取られた前記2つのトラック各々に
記録された磁気パターンに基づいて、前記再生工程にお
ける再生中、前記第2指示工程によって指示された位置
に対応する前記記録媒体のトラック位置を保持するよう
に制御する第2制御工程とを有することを特徴とする磁
気記録再生制御方法を備える。
【0008】また他の発明によれば、記録媒体に情報を
書き込んだり、前記記録媒体から前記情報の読み出しを
行う磁気記録再生装置であって、外部装置から情報を入
力する入力手段と、前記情報を格納或は読み出す位置を
指示する指示手段と、前記指示手段によって指示された
位置に対応する前記記録媒体のトラック上に位置づけさ
れ、前記トラックに対して所定の角度を設け、互いに隣
り合うトラックごとに前記角度が異なるように磁気パタ
ーンを形成して前記入力手段によって入力された前記情
報を記録する記録手段と、前記記録手段によって形成さ
れる前記磁気パターンを前記トラックに残留させること
によって前記情報を格納する記憶手段と、前記記録手段
によって記録された磁気パターンの角度に対応するギャ
ップを有する複数のコイルを有し、前記指示手段によっ
て指示された位置に対応する前記記録媒体のトラック上
に残留している磁気パターンの角度に対応する前記複数
のコイルのいづれかを用いて格納された情報を再生する
再生手段と、前記記録媒体の隣り合う2つのトラックか
ら、前記2つのトラック各々にあらかじめ記録された情
報の磁気パターンを読み取る読み取り手段と、前記読み
取り手段によって読み取られた前記2つのトラック各々
に記録された磁気パターンに基づいて、前記記録手段及
び前記再生手段が前記指示手段によって指示された位置
に対応する前記記録媒体のトラック上に常に位置づけさ
れるように制御する制御手段とを有することを特徴とす
る磁気記録再生装置を備える。
【0009】
【作用】以上の構成により、本発明はあらかじめ記録さ
れた情報の磁気パターンを検出し、その磁気パターンに
基づいて、記録手段及び再生手段が位置づけされたトラ
ック位置を保持するように動作する。また、情報を記録
媒体に記録する際には、記録媒体の互いに隣り合うトラ
ックごとに角度が異なる磁気パターンを形成して記録し
、情報を再生する際には、そのトラックに残留する磁気
パターンの角度に対応したギャップを有するコイルを用
いて情報を読み出すよう動作する。
【0010】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の代表的な実施例である磁
気記録再生装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、磁気記録再生装置は、装置全体を制御するCP
U1、外部装置とのデータ入出力や制御情報(データの
記録アドレスやデータ入出力ステイタスなど)の授受を
行うインタフェース(I/F)2、入出力回路3、位置
決め回路4、サーボ回路5、電源制御回路6、ヘッド位
置決め部7、データの書き込み及び読み取りを行う磁気
ヘッド部11、データを記録する磁気ディスク12、ス
ピンドル13、スピンドル13を介して磁気ディスク1
2を一定速度で回転させるスピンドルモータ14、そし
て、磁気ヘッド部11を磁気ディスク12の動径方向に
移動させる磁気ヘッドアーム20で構成されている。
【0012】さらに、ヘッド位置決め部7には磁気ヘッ
ド部11による誘導電流を入力し、その誘導電流の包絡
線を検出する包絡線検出回路8と9、包絡線検出回路8
と9によって各々検出された誘導電流の電圧差を検出す
る振幅比較回路10を含んでいる。
【0013】図2は、磁気ヘッド部11の詳細な構成と
、磁気ヘッド部11と磁気ディスク12上のトラックと
の位置関係を示した図である。図2において、磁気ヘッ
ド11部は2つの磁気ヘッド15、16と、磁気ヘッド
連結器17と、信号切り替えスイッチ18とで構成され
ている。さらに磁気ヘッド15、16各々は、2つのコ
イル21、22とコイル23、24とを有している。 また、25〜28はぞれぞれ、コイル21〜24に対応
したギャップである。これら2つの磁気ヘッド15、1
6は、どちらか一方(図2では磁気ヘッド15)がトラ
ック上に位置してデータ記録再生用ヘッドとして、もう
一方(図2では磁気ヘッド16)が2つのトラックに均
等にまたがって位置してサーボ信号検出用ヘッドとして
機能するように配置される。磁気ヘッド連結器17は、
2つの磁気ヘッド15、16の内いづれかの磁気ヘッド
が任意の1つのトラック上に正しく位置したときに、も
う1つの磁気ヘッドの中心線29が隣接する2つのトラ
ックの中心を通過する(即ち、2つのトラックに均等に
またがる)ように、2つの磁気ヘッドを連結する。
【0014】磁気ヘッド15、16は、それぞれの機能
を切り替えて磁気ヘッド15がサーボ信号検出用ヘッド
として、磁気ヘッド16がデータ記録再生用ヘッドとし
ても機能する。このように機能が切り替わったときは、
磁気ヘッド15が2つのトラックに均等にまたがって位
置するよう、磁気ヘッド16がトラック上に位置するよ
う配置される。磁気ヘッド15、16各々の誘導電流は
信号切り替えスイッチ18を経て、データ信号は入出力
回路3へ、サーボ信号は包絡線検出回路8、9へ出力さ
れる。信号切り替えスイッチ18は、磁気ヘッド切り替
え信号に基づいて、磁気ヘッド15、16の出力を切り
替えて、常にデータ信号は入出力回路3へ、サーボ信号
は包絡線検出回路8、9へ出力されるよう制御する。
【0015】図3は、コイル21〜24の詳細な構造と
、これらコイルによって記録される記録パターンとトラ
ックの関係を示す図である。図3において、コイル21
、23とコイル22、24とは各々ディスク回転方向に
対して異なるアジマスをもつようにギャップ25、27
とギャップ26、28が形成されている。本実施例の磁
気ヘッド15、16を用いたデータ入出力は、奇数トラ
ックに対してはコイル22、24を用いて、偶数トラッ
クに対してはコイル21、23を用いて行う(もちろん
、この逆でも良いことは言うまでもない)。このように
コイルを切り替えてデータ入力を行うと、図3に示すよ
うに、ギャップ25、27とギャップ26、28のアジ
マスに従って、奇数トラックと偶数トラックとでは異な
る記録アジマスをもつ記録パターンが形成される。
【0016】また、サーボ信号検出は、常時2つのコイ
ルによる誘導電流を検出して行う。本実施例では、特別
なトラックに格納されたデータをサーボデータとして用
いるのではなく、通常のデータトラックに格納されたデ
ータをサーボデータ信号として利用する。
【0017】次に以上のような構成をもつ磁気記録再生
装置を用いた磁気ヘッドのトラッキング制御について図
4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、こ
こでは、図2に示すように磁気ヘッド部11が磁気ディ
スク12のn+1番目のデータトラックに対してデータ
入出力動作を実行するよう公知の従来技術に従って位置
決めされており、磁気ヘッド15がデータ記録再生用ヘ
ッドとして、磁気ヘッド16がサーボ信号検出用ヘッド
として機能するものとする。さらに、磁気ディスクはそ
の媒体の全トラックにわたって初期化(例えば、全ビッ
トに“0”を書き込むこと)がなされているものとする
【0018】まず、ステップS10においては、インタ
フェース2を通して入力される外部装置からの入出力命
令とアドレス指定に基づいて、CPU1は位置決め回路
4を介して磁気ヘッド部11を所定のトラック(ここで
は、図2に示すように磁気ヘッド15をn+1番目のト
ラックに)位置付けする。これと同時に、磁気ヘッド連
結器17への磁気ヘッド取り付け位置の関係から、磁気
ヘッド16はその中心線29が、n+2番目のトラック
とn+3番目のトラックとのちょうど間にくるよう位置
付けされる。これに続いて、ステップS15では、ディ
スクの回転方向に添って、データの入出力動作が行われ
るが、この入出力は公知の従来技術によって行われるも
のとして説明を省略し、以下、サーボ信号検出用ヘッド
である磁気ヘッド16によって検出されるサーボ信号に
基づくトラッキング制御についてのみ言及する。
【0019】ステップS20では、サーボ信号検出を開
始する時刻t=Tをセットして、サーボ信号検出を開始
する。コイル23による誘導電流は包絡線検出回路8へ
、コイル24による誘導電流は包絡線検出回路9へ入力
される。ステップS25では、包絡線検出回路8、9 
 は各々に入力された誘導電流から所定の時間(ΔT)
の間の包絡線を検出して、振幅比較回路10に出力する
。ステップS30では、包絡線検出回路8、9各々から
出力された包絡線を比較する。
【0020】さて、包絡線検出回路8、9各々から出力
された包絡線の振幅は、サーボ信号検出用ヘッドである
磁気ヘッド16の位置に従って、図5に示されるように
変化する。磁気ヘッド16の中心線29が、2つのトラ
ックのちょうど中央に位置する場合は、図5(a)に示
すように、包絡線検出回路8、9各々から出力された包
絡線の振幅は等しくなる。しかしながら、磁気ヘッド1
6の中心線29が、n+2番目のトラック側にづれた場
合は、トラックの記録アジマスとコイル23、24のギ
ャップのアジマスに従って、包絡線検出回路8からの包
絡線の振幅(Venv8)が小さくなり包絡線検出回路
9からの包絡線の振幅(Venv9)が大きくなる。ま
た、磁気ヘッド16の中心線29が、n+3番目のトラ
ック側にづれた場合は、トラックの記録アジマスとコイ
ル23、24のギャップのアジマスに従って、包絡線検
出回路9からの包絡線の振幅(Venv9)が小さくな
り包絡線検出回路8からの包絡線の振幅(Venv8)
が大きくなる。図6は、包絡線検出回路8、9各々から
出力された包絡線の振幅の差と磁気ヘッドのづれ量との
関係を表した図である。図6において、縦軸に包絡線検
出回路8、9各々から出力された包絡線の振幅の差(V
env8−Venv9)をとり、横軸に磁気ヘッドのづ
れ量をとっている。なお、磁気ヘッドのづれ量はn+3
番目のトラック側へのづれ量を横軸の+側に、n+2番
目のトラック側へのづれ量を横軸の−側にとっている。 この図から明らかなように、隣接するトラックの範囲内
で考えるとき、包絡線の振幅の差(Venv8−Ven
v9)が大きくなるほど磁気ヘッドのづれ量が大きくな
る。
【0021】ステップS35では、上記のことを考慮し
て、包絡線検出回路8、9各々から出力された包絡線の
振幅の差に基づいて次のような判断をする。 (1)|Venv8−Venv9|≦ε  (ε:誤差
を考慮した0に近い正の値)の場合磁気ヘッド部11が
正しくトラック上をトレースしていると判断して、処理
をステップS40に進め、磁気ヘッドアーム20の現在
の位置を維持する。その後、処理はステップS55に進
む。 (2)  Venv8−Venv9>εの場合磁気ヘッ
ド部11がn+3番目のトラック側にづれていると判断
して、処理をステップS45に進め、磁気ヘッドアーム
20を、n+2番目のトラック方向に、|Venv8−
Venv9|≦εとなるよう移動する。その後、処理は
ステップS55に進む。 (3)  Venv8−Venv9<−εの場合磁気ヘ
ッド部11がn+2番目のトラック側にづれていると判
断して、処理をステップS50に進め、磁気ヘッドアー
ム20を、n+3番目のトラック方向に、|Venv8
−Venv9|≦εとなるよう移動する。その後、処理
はステップS55に進む。
【0022】次にステップS55では、入出力動作が継
続中であるかどうかを判断する。ここで、入出力動作が
継続中であると判断された場合は、トラッキング制御処
理も続行すると判断して処理はステップS20に戻り、
サーボ信号検出を行い、以下前述と同様の処理を行う。 これに対して、入出力動作が終了したと判断されたなら
トラッキング制御処理も終了する。
【0023】このようにして、2つの包絡線検出回路8
、9から出力される包絡線の振幅に差が検出されたとき
、その包絡線の振幅差がなくなるように磁気ヘッド部1
1を磁気ディスク12の動径方向に微小量移動させるこ
とによって、磁気ヘッド15が常に目的とするトラック
を正確にトレースするよう制御が行われる。
【0024】さて、データ記録再生用ヘッド用磁気ヘッ
ドのトラッキングエラーを示す図7を参照されたい。上
述のトラッキング制御によって磁気ヘッドの磁気ディス
ク動径方向のぶれは最小になるように制御されるが、サ
ーボ信号検出、比較、及び、磁気ヘッドアーム20の制
御にはある程度の時間を要するので、その間の磁気ヘッ
ドのづれによる、隣接するトラック(例えば、図7に示
すように、n−1番目のトラック及びn+1番目のトラ
ック)からのクロストークが混入することは避けられな
い。本実施例の場合、偶数トラックと奇数トラックで、
アジマスの異なるギャップをもつコイルを切り替えてデ
ータ入出力を行うので、隣接するトラックは必ず、アジ
マスの異なるギャップをもつコイルで入出力がなされて
おり、現在、入出力を行っているトラックの記録アジマ
スとは異なる記録アジマスをもっていることになる。従
って、たとえ磁気ヘッドが磁気ディスク動径方向にぶれ
、クロストークが混入したとしても、記録アジマスが異
なるため、隣接するトラックによる誘導電流の発生を低
減させることができる。
【0025】従って本実施例に従えば、データ入出力動
作中の磁気ヘッドのトラッキングを2つのデータトラッ
クから検出される誘導電流の差に基づいて制御すること
ができ、また、偶数トラックと奇数トラックに対してア
ジマスの異なるギャップをもつコイルを交互に切り替え
て入出力を行うことにより、隣接するトラックからのク
ロストークを低減させることができる。
【0026】なお本実施例では、クロストークを低減す
るために、磁気ディスクの回転方向に添ってアジマスの
異なるギャップをもつ2つのコイルを直列に配置した磁
気ヘッドを用いた場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、図8に示すよう
にアジマスの異なるギャップをもつ2つのコイルを並べ
て配置した磁気ヘッドを用いることも可能である。
【0027】また本実施例では、記録媒体となる磁気デ
ィスクが1枚の場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、1スピンドルに複
数枚の磁気ディスクを取りつけるように構成される磁気
記録再生装置にも適用することができる。この場合、図
2で説明した2つの磁気ヘッドの内、どちらか一方を別
の磁気ディスク面をトレースするように配置できること
は言うまでもない。
【0028】上述の説明では、本発明の好適な実施例の
みが示された。様々な態様が、本明細書に記載の特許請
求の範囲によつてのみ限定される本発明の範囲から逸脱
することなく、当業者には明らかである。それ故に、本
発明はここで示され説明された実施例のみに限定される
ものではない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
らかじめ記録された情報の磁気パターンに基づいて、記
録手段及び再生手段が指示された位置に対応する記録媒
体のトラック位置を保持するよう制御されるため、特別
に記録手段及び再生手段がトラック位置を制御するため
の情報を記録媒体にもつ必要がないので、より効率的に
記録媒体を利用できる効果がある。さらに、情報の入力
時に記録媒体のトラックごとに記録される磁気パターン
の角度を変化させて記録し、情報の出力時には記録され
た磁気パターンの角度に対応するギャップをもつコイル
を用いて情報を読み出すので、読み出しの対象となるト
ラック外からのクロストークが低減され、その結果、隣
接するトラック間隔を短くすることができ、記録媒体に
高密度で情報記録を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である磁気記録再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】磁気ヘッド部の詳細な構成と、磁気ヘッド部と
磁気ディスク上のトラックとの位置関係を示した図であ
る。
【図3】コイルの詳細な構造と、これらコイルによって
記録される記録パターンとトラックの関係を示す図であ
る。
【図4】磁気ヘッドのトラッキング制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】磁気ヘッドのづれによる誘導電流出力の違いを
示す図である。
【図6】振幅比較回路による誤差電圧曲線を示す図であ
る。
【図7】磁気ヘッドのコイル配列を示す図である。
【図8】磁気ヘッドのコイル配列の別の例を示す図であ
る。
【図9】従来例に従う磁気ディスクのデータトラック割
り当てを示す図である。
【符号の説明】
1  CPU 2  インタフェース 3  入出力回路 4  位置決め回路 5  サーボ回路 6  電源制御回路 7  ヘッド位置決め部 8,9  包絡線検出回路 10  振幅比較回路 11  磁気ヘッド部 12  磁気ディスク 13  スピンドル 14  スピンドルモータ 15,16  磁気ヘッド 17  磁気ヘッド連結器 18  信号切り替えスイッチ 20  磁気ヘッドアーム 21〜24  コイル 25〜28  ギャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録媒体に情報を書き込んだり、前記
    記録媒体から前記情報の読み出しを行う磁気記録再生制
    御の方法であって、外部装置から情報を入力する入力工
    程と、前記情報を格納する位置を指示する第1指示工程
    と、前記第1指示工程によって指示された位置に対応す
    る前記記録媒体のトラックにおいて、前記トラックに対
    して所定の角度を設け、互いに隣り合うトラックごとに
    前記角度が異なるように磁気パターンを形成して前記入
    力工程によって入力された前記情報を記録する記録工程
    と、前記記録媒体の隣り合う2つのトラックから、前記
    2つのトラック各々にあらかじめ記録された情報の磁気
    パターンを読み取る第1読み取り工程と、前記第1読み
    取り工程によって読み取られた前記2つのトラック各々
    に記録された磁気パターンに基づいて、前記記録工程に
    おける記録中、前記第1指示工程によって指示された位
    置に対応する前記記録媒体のトラック位置を保持するよ
    うに制御する第1制御工程と、前記記録工程によって形
    成される前記磁気パターンを前記トラックに残留させる
    ことによって前記情報を格納する記憶工程と、前記情報
    を読み出す位置を指示する第2指示工程と、前記第2指
    示工程によって指示された位置に対応する前記記録媒体
    のトラックから、前記記録工程において記録され前記記
    憶工程において記憶された前記情報を再生する再生工程
    と、前記記録媒体の隣り合う2つのトラックから、前記
    2つのトラック各々にあらかじめ記録された情報の磁気
    パターンを読み取る第2読み取り工程と、前記第2読み
    取り工程によって読み取られた前記2つのトラック各々
    に記録された磁気パターンに基づいて、前記再生工程に
    おける再生中、前記第2指示工程によって指示された位
    置に対応する前記記録媒体のトラック位置を保持するよ
    うに制御する第2制御工程とを有することを特徴とする
    磁気記録再生制御方法。
  2. 【請求項2】  記録媒体に情報を書き込んだり、前記
    記録媒体から前記情報の読み出しを行う磁気記録再生装
    置であって、外部装置から情報を入力する入力手段と、
    前記情報を格納或は読み出す位置を指示する指示手段と
    、前記指示手段によって指示された位置に対応する前記
    記録媒体のトラック上に位置づけされ、前記トラックに
    対して所定の角度を設け、互いに隣り合うトラックごと
    に前記角度が異なるように磁気パターンを形成して前記
    入力手段によって入力された前記情報を記録する記録手
    段と、前記記録手段によって形成される前記磁気パター
    ンを前記トラックに残留させることによって前記情報を
    格納する記憶手段と、前記記録手段によって記録された
    磁気パターンの角度に対応するギャップを有する複数の
    コイルを有し、前記指示手段によって指示された位置に
    対応する前記記録媒体のトラック上に残留している磁気
    パターンの角度に対応する前記複数のコイルのいづれか
    を用いて格納された情報を再生する再生手段と、前記記
    録媒体の隣り合う2つのトラックから、前記2つのトラ
    ック各々にあらかじめ記録された情報の磁気パターンを
    読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段によって読
    み取られた前記2つのトラック各々に記録された磁気パ
    ターンに基づいて、前記記録手段及び前記再生手段が前
    記指示手段によって指示された位置に対応する前記記録
    媒体のトラック上に常に位置づけされるように制御する
    制御手段とを有することを特徴とする磁気記録再生装置
  3. 【請求項3】  前記記録手段と、前記再生手段と、前
    記読み取り手段とを互いに連結して一体的に制御する連
    結器を有し、前記制御手段は前記2つのトラック各々に
    記録された磁気パターンによって誘導される誘導電流各
    々の包絡線を検出する包絡線検出手段と、前記包絡線検
    出手段によって検出された前記誘導電流各々の包絡線の
    振幅を比較する比較手段と、前記比較手段による比較結
    果に基づいて、前記誘導電流各々の包絡線の振幅の差が
    所定範囲内に納まるように前記連結器を用いて前記記録
    手段と、前記再生手段と、前記読み取り手段の位置を調
    整する調整手段とを有することを特徴とする請求項第2
    項に記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】  前記記録手段は、前記記録媒体のトラ
    ックに対して所定の角度をもち、さらに互いに異なる角
    度をもつギャップを有する複数のコイルを有し、記録す
    るトラックが変わるごとに前記複数のコイルを切り替え
    て記録を行うことを特徴とする請求項第2項に記載の磁
    気記録再生装置。
JP11001091A 1991-05-15 1991-05-15 磁気記録再生制御方法とその装置 Withdrawn JPH04337518A (ja)

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