JPH04337168A - 流体制御弁 - Google Patents
流体制御弁Info
- Publication number
- JPH04337168A JPH04337168A JP10946791A JP10946791A JPH04337168A JP H04337168 A JPH04337168 A JP H04337168A JP 10946791 A JP10946791 A JP 10946791A JP 10946791 A JP10946791 A JP 10946791A JP H04337168 A JPH04337168 A JP H04337168A
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 35
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
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- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スプールの変位により
絞り要素としても使用可能なオリフィス付きの流体制御
弁に関する。
絞り要素としても使用可能なオリフィス付きの流体制御
弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の流体制御弁の例として、
図３、図４に示すようなものがある。両図において、ス
リーブ１には通路穴１ａ、１ｂが形成されており、両通
路穴１ａ、１ｂはそれぞれ流出入用流体通路４ａ、４ｂ
に接続されている。通路穴１ｂは、スプール２が図３（
ａ）の復帰位置にあるときランド部２ａにより閉じられ
、スプール２が図４に示すように右側へ変位したとき開
口し、通路４ａ、４ｂ間で流体が自由に流れるようにな
っている。そして、スプール２が図３（ａ）の復帰位置
にあるとき、ランド部２ａに形成されたオリフィスノッ
チ２ｂが通路穴１ａ、１ｂの間で絞り要素として作用す
る。
図３、図４に示すようなものがある。両図において、ス
リーブ１には通路穴１ａ、１ｂが形成されており、両通
路穴１ａ、１ｂはそれぞれ流出入用流体通路４ａ、４ｂ
に接続されている。通路穴１ｂは、スプール２が図３（
ａ）の復帰位置にあるときランド部２ａにより閉じられ
、スプール２が図４に示すように右側へ変位したとき開
口し、通路４ａ、４ｂ間で流体が自由に流れるようにな
っている。そして、スプール２が図３（ａ）の復帰位置
にあるとき、ランド部２ａに形成されたオリフィスノッ
チ２ｂが通路穴１ａ、１ｂの間で絞り要素として作用す
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の流体制御弁にあっては、スプール２のオリフ
ィスノッチ２ｂに流体中のゴミが付着すると、そのゴミ
がスプール２から取れ難く、このゴミの付着により所要
の弁動作ができなくなる虞があるため、流体通路穴１ａ
、１ｂに漉過用のスクリーン９Ａ、９Ｂを設けると共に
、これらスクリーン９Ａ、９Ｂを定期的に清掃する必要
があり、コスト高になっていた。
うな従来の流体制御弁にあっては、スプール２のオリフ
ィスノッチ２ｂに流体中のゴミが付着すると、そのゴミ
がスプール２から取れ難く、このゴミの付着により所要
の弁動作ができなくなる虞があるため、流体通路穴１ａ
、１ｂに漉過用のスクリーン９Ａ、９Ｂを設けると共に
、これらスクリーン９Ａ、９Ｂを定期的に清掃する必要
があり、コスト高になっていた。
【０００４】そこで、本発明は、オリフィス溝に付着し
たゴミを通常動作における流体の流れによって容易に洗
い流すことができる低コストの流体制御弁を提供するこ
とを目的とする。
たゴミを通常動作における流体の流れによって容易に洗
い流すことができる低コストの流体制御弁を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
発明は、弁体内にスプールを摺動自在に収納し、該スプ
ールの移動により弁体の放射方向通路穴を開閉制御する
流体制御弁において、前記弁体の内周壁面部に、その一
端が前記放射方向通路穴に接続し他端側が弁体の軸方向
に延在するオリフィス溝を設け、前記スプールが該放射
方向通路穴を閉塞したとき、該オリフィス溝によってオ
リフィス通路を形成することを特徴とするものである。
発明は、弁体内にスプールを摺動自在に収納し、該スプ
ールの移動により弁体の放射方向通路穴を開閉制御する
流体制御弁において、前記弁体の内周壁面部に、その一
端が前記放射方向通路穴に接続し他端側が弁体の軸方向
に延在するオリフィス溝を設け、前記スプールが該放射
方向通路穴を閉塞したとき、該オリフィス溝によってオ
リフィス通路を形成することを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明では、スプールが放射方向通路穴を閉塞
したとき、弁体内壁面部に形成されたオリフィス溝によ
りオリフィス通路が形成される。したがって、このとき
オリフィス溝にゴミが付着しても、スプールが放射方向
通路穴を開放したときには、その放射方向通路穴を通る
流体の流れによってゴミが容易に洗い流される。
したとき、弁体内壁面部に形成されたオリフィス溝によ
りオリフィス通路が形成される。したがって、このとき
オリフィス溝にゴミが付着しても、スプールが放射方向
通路穴を開放したときには、その放射方向通路穴を通る
流体の流れによってゴミが容易に洗い流される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
１、図２は本発明に係る流体制御弁の一実施例を示す図
である。図１、図２において、１１は円筒状のスリーブ
（弁体）、１２はスリーブ１１内に摺動自在に収納され
たスプール、１３はスプール１２を図中左方へ付勢する
スプリングであり、これらはバルブハウジング１４内に
収納されている。スリーブ１１の周壁部には流出・流入
通路穴（放射方向通路穴）１１ａ、１１ｂが所定距離を
隔てて形成されており、これらの通路穴１１ａ、１１ｂ
はバルブハウジング１４に形成された流体通路１４ａ、
１４ｂに接続されている。スプール１２はスプリング１
３の付勢力を受けてそのフランジ部１２ａをスリーブ１
１の一端面に衝合させ、その衝合（衝止）位置でランド
部１２ｂにより一方の通路穴１１ｂを閉塞している。ま
た、スリーブ１１とスプール１２の小径部１２ｃの間に
は環状通路１５が画成されており、スリーブ１１の他方
の通路穴１１ａは常に環状通路１５に開口し連通してい
る。さらに、スリーブ１１及びスプール１２は、バルブ
ハウジング１４との間に制御圧通路１６に連通する制御
圧室１７を画成しており、スプール１２は制御圧室１７
内の流体圧が所定圧まで上昇したとき、この流体圧を受
けてスプリング１３の付勢力に抗し図中右側へ変位する
ようになっている。なお、図中、１８はバルブハウジン
グ１４のスプリング収納室１４ｃを常時ドレーンさせて
おくドレーン通路である。
１、図２は本発明に係る流体制御弁の一実施例を示す図
である。図１、図２において、１１は円筒状のスリーブ
（弁体）、１２はスリーブ１１内に摺動自在に収納され
たスプール、１３はスプール１２を図中左方へ付勢する
スプリングであり、これらはバルブハウジング１４内に
収納されている。スリーブ１１の周壁部には流出・流入
通路穴（放射方向通路穴）１１ａ、１１ｂが所定距離を
隔てて形成されており、これらの通路穴１１ａ、１１ｂ
はバルブハウジング１４に形成された流体通路１４ａ、
１４ｂに接続されている。スプール１２はスプリング１
３の付勢力を受けてそのフランジ部１２ａをスリーブ１
１の一端面に衝合させ、その衝合（衝止）位置でランド
部１２ｂにより一方の通路穴１１ｂを閉塞している。ま
た、スリーブ１１とスプール１２の小径部１２ｃの間に
は環状通路１５が画成されており、スリーブ１１の他方
の通路穴１１ａは常に環状通路１５に開口し連通してい
る。さらに、スリーブ１１及びスプール１２は、バルブ
ハウジング１４との間に制御圧通路１６に連通する制御
圧室１７を画成しており、スプール１２は制御圧室１７
内の流体圧が所定圧まで上昇したとき、この流体圧を受
けてスプリング１３の付勢力に抗し図中右側へ変位する
ようになっている。なお、図中、１８はバルブハウジン
グ１４のスプリング収納室１４ｃを常時ドレーンさせて
おくドレーン通路である。
【０００８】一方、スリーブ１１の内周壁面部には、そ
の一端が通路穴１１ｂに接続し、他端側がスリーブ１１
の軸方向に延在するオリフィス溝２１が設けられている
。このオリフィス溝２１は、スプール１２が通路穴１１
ｂを閉塞するときに、スプール１２との間に環状通路１
５と通路穴１１ｂを連通するオリフィス通路２０を形成
するものであり、このオリフィス通路２０によって絞り
弁としての機能が発揮される。また、制御圧室１７への
供給流体圧が上昇し、スプール１２が図２に示すように
（図中右側へ）変位したとき、通路穴１１ｂが開放され
るとともに環状通路１５と通路穴１１ｂが十分な通路面
積で連通する。
の一端が通路穴１１ｂに接続し、他端側がスリーブ１１
の軸方向に延在するオリフィス溝２１が設けられている
。このオリフィス溝２１は、スプール１２が通路穴１１
ｂを閉塞するときに、スプール１２との間に環状通路１
５と通路穴１１ｂを連通するオリフィス通路２０を形成
するものであり、このオリフィス通路２０によって絞り
弁としての機能が発揮される。また、制御圧室１７への
供給流体圧が上昇し、スプール１２が図２に示すように
（図中右側へ）変位したとき、通路穴１１ｂが開放され
るとともに環状通路１５と通路穴１１ｂが十分な通路面
積で連通する。
【０００９】すなわち、本実施例においては、円筒形の
スリーブ１１内にスプール１２を摺動自在に収納し、こ
のスプール１２の所定位置への変位により流出・流入通
路穴１１ａ、１１ｂを連通させる通路５０（この状態に
おける環状通路１５に相当する）を形成し、スプール１
２の他の所定位置への変位により前記流出・流入通路穴
１１ａ、１１ｂの間にオリフィス通路２０を形成するよ
うになっている。
スリーブ１１内にスプール１２を摺動自在に収納し、こ
のスプール１２の所定位置への変位により流出・流入通
路穴１１ａ、１１ｂを連通させる通路５０（この状態に
おける環状通路１５に相当する）を形成し、スプール１
２の他の所定位置への変位により前記流出・流入通路穴
１１ａ、１１ｂの間にオリフィス通路２０を形成するよ
うになっている。
【００１０】このような構成を有する本実施例において
は、制御圧室１７への供給制御圧が所定値以下である場
合には、スプール１２がスプリング１３の付勢力により
図中左側へ付勢されてスリーブ１１に衝止されている。 このとき、この流体制御弁は絞り弁として作用する。こ
の状態においては、流出・流入通路１１ａ、１１ｂ間の
流量は小さく、この流体中に含まれたゴミ（流体源や流
体圧アクチュエータからの摩耗粉等）がオリフィス通路
２１に付着し易い。
は、制御圧室１７への供給制御圧が所定値以下である場
合には、スプール１２がスプリング１３の付勢力により
図中左側へ付勢されてスリーブ１１に衝止されている。 このとき、この流体制御弁は絞り弁として作用する。こ
の状態においては、流出・流入通路１１ａ、１１ｂ間の
流量は小さく、この流体中に含まれたゴミ（流体源や流
体圧アクチュエータからの摩耗粉等）がオリフィス通路
２１に付着し易い。
【００１１】しかし、本実施例においては、スプール１
２の変位により通路穴１１ｂが開放されると、通路穴１
１ｂを通る比較的多量の流体により、通路穴１１ｂに接
続するオリフィス溝２１内のゴミが容易に洗い流される
（所謂ウォッシュアウト効果による）。したがって、従
来のように流出入通路にスクリーンを設けたりその清掃
作業をしたりする必要がなくなり、しかも、オリフィス
溝２１の目詰まりを防止することができる。この結果、
オリフィス溝２１に付着したゴミを通常動作における流
体の流れによって容易に洗い流すことができる低コスト
で信頼性の高い流体制御弁を提供することができる。
２の変位により通路穴１１ｂが開放されると、通路穴１
１ｂを通る比較的多量の流体により、通路穴１１ｂに接
続するオリフィス溝２１内のゴミが容易に洗い流される
（所謂ウォッシュアウト効果による）。したがって、従
来のように流出入通路にスクリーンを設けたりその清掃
作業をしたりする必要がなくなり、しかも、オリフィス
溝２１の目詰まりを防止することができる。この結果、
オリフィス溝２１に付着したゴミを通常動作における流
体の流れによって容易に洗い流すことができる低コスト
で信頼性の高い流体制御弁を提供することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、スプールが放射方向通
路穴を閉塞したとき、弁体内壁面部に形成されたオリフ
ィス溝によりオリフィス通路を構成する。したがって、
オリフィス溝にゴミが付着しても、スプールが放射方向
通路穴を開放したときに放射方向通路穴を通る流体の流
れによってそのゴミを容易に洗い流すことができ、通常
動作における流体の流れによって塵を容易に洗い流すこ
とができる低コストで信頼性の高い流体制御弁を提供す
ることができる。
路穴を閉塞したとき、弁体内壁面部に形成されたオリフ
ィス溝によりオリフィス通路を構成する。したがって、
オリフィス溝にゴミが付着しても、スプールが放射方向
通路穴を開放したときに放射方向通路穴を通る流体の流
れによってそのゴミを容易に洗い流すことができ、通常
動作における流体の流れによって塵を容易に洗い流すこ
とができる低コストで信頼性の高い流体制御弁を提供す
ることができる。
【図１】本発明に係る流体制御弁の一実施例を示す図で
あり、（ａ）はその縦断面図、（ｂ）はそのＢ１ −Ｂ
１ 断面図である。
あり、（ａ）はその縦断面図、（ｂ）はそのＢ１ −Ｂ
１ 断面図である。
【図２】一実施例におけるスプールの変位状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図３】従来の流体制御弁の一例を示す図であり、（ａ
）はその縦断面図、（ｂ）はそのＢ３ −Ｂ３ 断面図
である。
）はその縦断面図、（ｂ）はそのＢ３ −Ｂ３ 断面図
である。
【図４】従来例におけるスプールの変位状態を示す縦断
面図である。
面図である。
１１ スリーブ（弁体）
１１ａ、１１ｂ 流出・流入通路穴（放射方向通
路穴）１２ スプール １３ スプリング １４ バルブハウジング １５ 環状通路 １６ 制御圧通路 １７ 制御圧室 ２０ オリフィス通路 ２１ オリフィス溝 ５０ 通路
路穴）１２ スプール １３ スプリング １４ バルブハウジング １５ 環状通路 １６ 制御圧通路 １７ 制御圧室 ２０ オリフィス通路 ２１ オリフィス溝 ５０ 通路
Claims (1)
- 【請求項１】弁体内にスプールを摺動自在に収納し、該
スプールの移動により弁体の放射方向通路穴を開閉制御
する流体制御弁において、前記弁体の内周壁面部に、そ
の一端が前記放射方向通路穴に接続し他端側が弁体の軸
方向に延在するオリフィス溝を設け、前記スプールが該
放射方向通路穴を閉塞したとき、該オリフィス溝によっ
てオリフィス通路を形成することを特徴とする流体制御
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10946791A JP2968084B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 流体制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10946791A JP2968084B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 流体制御弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04337168A true JPH04337168A (ja) | 1992-11-25 |
| JP2968084B2 JP2968084B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=14510974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10946791A Expired - Lifetime JP2968084B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 流体制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2968084B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013190041A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Honda Motor Co Ltd | スプールバルブ |
| US9291173B2 (en) | 2012-03-14 | 2016-03-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Hydraulic hybrid vehicle |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP10946791A patent/JP2968084B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013190041A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Honda Motor Co Ltd | スプールバルブ |
| US9291173B2 (en) | 2012-03-14 | 2016-03-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Hydraulic hybrid vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2968084B2 (ja) | 1999-10-25 |
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Legal Events
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