JPH04336794A - 低音再生用スピーカーシステム - Google Patents

低音再生用スピーカーシステム

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JPH04336794A
JPH04336794A JP10800391A JP10800391A JPH04336794A JP H04336794 A JPH04336794 A JP H04336794A JP 10800391 A JP10800391 A JP 10800391A JP 10800391 A JP10800391 A JP 10800391A JP H04336794 A JPH04336794 A JP H04336794A
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JP
Japan
Prior art keywords
air chamber
speaker
radiation means
speaker system
passive acoustic
Prior art date
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Pending
Application number
JP10800391A
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English (en)
Inventor
Noboru Okino
登 興野
Toshiharu Yoshida
俊治 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピーカーシステムの効
率改善を図った低音再生用スピーカーシステムに関し、
さらに詳しくは、低音域での再生周波数帯域の拡大と歪
みの低減を図った低音再生用スピーカーシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開昭60−98793号
公報に開示された従来のポート付スピーカーシステムを
示す概略図である。図において、16はスピーカーキャ
ビネット、16aはスピーカーキャビネット16内に設
けられた第一の空気室、16bは同様にスピーカーキャ
ビネット16内に設けられた第二の空気室、17はスピ
ーカーキャビネット16を2つの空気室に分割する中間
バッフル、17aは中間バッフル17内に設けられた開
口部、18は中間バッフル17に取付けられた低音用ス
ピーカー、19は第一の空気室内16aに設けられ外部
に音を放射する音響ポート、20は同様に第二の空気室
16b内に設けられ外部に音を放射する音響ポートであ
る。
【0003】次ぎに従来のポート付スピーカーシステム
の動作について説明する。図7において、低音用スピー
カー18が振動すると音はスピーカー前後の第一の空気
室16aと第二の空気室16bに逆位相で放射される。 第一の空気室16aと第二の空気室16bでは、内部の
空気による空気バネ成分と音響ポート19、20による
質量分とが共振し、いわゆるヘルムホルツ共振を生ずる
。図7の従来例ではこの共振周波数を異なるよう設定し
てあり、第一の空気室16aと音響ポート19による共
振周波数fr1と、第二の空気室16bと音響ポート2
0による共振周波数fr2との比が例えば1:2に定め
られている。このとき、低音用スピーカー18から放射
される音の位相はスピーカーの前後で逆位相であるにも
係わらず、音響ポート19、20から最終的に放射され
る音は、fr1以下およびfr2以上の周波数では打消
しあい、fr1からfr2の範囲内では強めあうように
合成される。この結果、fr1からfr2の範囲では効
率良く音響信号が放射される。
【0004】図8は従来のポート付スピーカーシステム
に関して、音響ポート19、20の音圧周波数特性と総
合音圧特性とを具体的に示す音圧特性図である。図にお
いて、Aは音響ポート19の音圧特性、Bは音響ポート
20の音圧特性、Cは音響ポート19、20の合成音圧
を示す。図8からわかるように各音響ポートの音圧は共
振周波数fr1、fr2において最大になる。また、f
r1からfr2の周波数範囲ではほぼ平坦な音圧周波数
特性が得られる。
【0005】図9は特開昭60−98793号公報に開
示された従来のポート付スピーカーシステムの低音用ス
ピーカーの振幅周波数特性に関して、従来の密閉方式ス
ピーカーシステムおよびバスレフ方式スピーカーシステ
ムの場合と比較して示したものである。図9においてA
は密閉方式スピーカーシステムの場合、Bはバスレフ方
式スピーカーシステムの場合、Cはポート付スピーカー
システムの場合を示している。従来のポート付スピーカ
ーシステムの場合の特性Cで特徴的なことは、共振周波
数fr1、fr2において振幅が著しく低減されること
である。このため、従来の密閉方式スピーカーシステム
やバスレフ方式スピーカーシステムの場合に比較して低
音用スピーカーの振幅が小さくなり、最終的にスピーカ
ーシステムとしての歪みを少なくできる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のポ
ート付スピーカーシステムはfr1からfr2の周波数
範囲で平坦な音圧特性を示す。したがって、fr1とf
r2の周波数比を例えば1:2に選べば、1オクターブ
の周波数帯域を再生することができる。しかし、fr1
とfr2の周波数比をさらに大きくすると、図10のよ
うに音響ポート19、20の合成音圧Cは、fr1から
fr2の範囲内で音圧レベルが低下する。これは音響ポ
ート19、20の音圧レベルA,Bが、共振周波数fr
1、fr2から離れると著しく低下し、合成しても十分
な音圧レベルに達しないためである。したがって、従来
のポート付スピーカーシステムではfr1からfr2の
周波数範囲の音圧周波数特性をある程度平坦に保つため
にはfr1とfr2の周波数比に限度があり、特開昭6
0−98793号公報ではfr1:fr2=1:3と考
えられている。
【0007】また、従来のポート付スピーカーシステム
では使用する低音用スピーカー18は1つであるため、
大音量を発生するためには耐入力の大きなスピーカーを
用いなければならない。このことは最終的にコスト高に
なるなどの問題点がある。
【0008】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、fr1からfr2の周波数範囲内
でほぼ平坦な音圧周波数特性を保持し、さらにfr2以
上の周波数帯域でも音圧再生を可能とし低音域での音放
射効率の改善を図ると共に、大音量を発生可能な高耐入
力スピーカーシステムを提供することを目的とする。ま
た同時に、スピーカーシステムの歪みを従来のスピーカ
ーシステムに比べて一層低減した高性能スピーカーシス
テムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る低音再生用
スピーカーシステムは、2つの中間バッフルにより第一
、第二、第三の3つの空気室に分割されたスピーカーキ
ャビネットと、当該2つの中間バッフルにそれぞれ設け
られ、ほぼ同位相で振動する電気音響変換手段と、当該
電気音響変換手段と2つの中間バッフルとで囲まれる空
気室を除く、第一、第二の空気室の一部に設けられた第
一、第二の受動音響放射手段と、第一、第二の受動音響
放射手段を有する2つの空気室の内、どちらか一方の空
気室内部に設けた第三の受動音響放射手段、とから構成
されるものである。また、第三の受動音響放射手段を有
する空気室と当該第一の空気室に対応して設けられた第
一の受動音響放射手段とによって生じる共振周波数fr
1、第二の空気室と第二の空気室に対応して設けられた
第二の受動音響放射手段とによって生じる共振周波数f
r2、および第一の空気室において内部に設けた第三の
受動音響放射手段と第三の受動音響放射手段前後の空気
室とによって生じる共振周波数fr3の3つ周波数を任
意に設定可能にしたものである。
【0010】
【作用】本発明に係る低音再生用スピーカーシステムで
は、中間バッフルに取付けられた第一、第二の2つの低
音用スピーカーを設けることにより耐入力が従来の約2
倍に向上する。
【0011】また、第三の受動音響放射手段を有する空
気室(例えば第一の空気室と仮定)と当該第一の空気室
に対応して設けられた第一の受動音響放射手段とによっ
て生じる共振周波数fr1、第二の空気室と第二の空気
室に対応して設けられた第二の受動音響放射手段とによ
って生じる共振周波数fr2、および第一の空気室にお
いて内部に設けた第三の受動音響放射手段と第三の受動
音響放射手段前後の空気室とによって生じる共振周波数
fr3を適正な周波数に設定することにより、fr1か
らfr2の周波数帯域で平坦な周波数特性を保持すると
ともに、さらにfr2からfr3の周波数範囲について
も音響再生が可能になる。また使用する電気音響変換手
段の振幅特性に関しても、上記3つの周波数fr1、f
r2、fr3で著しく低減するため、スピーカーシステ
ムとしての歪みも従来のスピーカーシステムに比べて一
層低減される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例による低音再生用スピー
カーシステムを示す概略図である。図において、15a
、15bはスピーカーキャビネット16を3つの空気室
に分割する中間バッフル、16a、16b、16cはス
ピーカーキャビネット16内に設けられた第一、第二、
第三の空気室、18a、18bは中間バッフル15a、
15bに取付けられた第一、第二の低音用スピーカー、
19は第一の空気室16a内に設けられ外部に音を放射
する第一の音響ポート、20は同様に第二の空気室16
b内に設けられ外部に音を放射する第二の音響ポート、
21は第一の空気室内部に設けられた第三の音響ポート
である。
【0013】次に本発明のスピーカーシステムの動作を
わかりやすく説明するため、図1の実施例に基づくスピ
ーカーシステムの機械系等価回路を図2、および低音用
スピーカーの一接続例を図3に示す。
【0014】図2においてrv1、rs1、ms1、c
s1、A1は第一の低音用スピーカー18aの直流抵抗
、等価機械抵抗、等価質量、等価コンプライアンス、力
係数、E1は第一の低音用スピーカー18aへの入力電
圧、rv2、rs2、ms2、cs2、A2は第二の低
音用スピーカー18bの直流抵抗、等価機械抵抗、等価
質量、等価コンプライアンス、力係数、E2は第二の低
音用スピーカー18bへの入力電圧、c0は第三の空気
室16cの等価コンプライアンス、c1,r1は第一の
空気室16a内に設けられた第三の音響ポート21と第
一の低音用スピーカー18aとで囲まれる空気室の等価
コンプライアンスと等価機械抵抗、c2、r2は第二の
空気室16bの等価コンプライアンスと等価機械抵抗、
ml3、rl3は第一の空気室内に設けられた第三の音
響ポート21に関する等価質量と等価機械抵抗、c3、
r3は第三の音響ポート21と第一の音響ポート19と
で囲まれる空気室の等価コンプライアンスと等価機械抵
抗、ml2、rl2は第二の音響ポート20に関する等
価質量と等価機械抵抗、ml1、rl1は第一の音響ポ
ート19に関する等価質量と等価機械抵抗、vs1,v
s2は第一、第二の低音用スピーカー18a、18bの
振動速度、vl1、vl2、vl3は第三の音響ポート
21、第二の音響ポート20、第一の音響ポート19に
関する等価振動速度である。
【0015】図3において、低音用スピーカー18a、
18bはほぼ同位相で振動するように電気的に並列に接
続される。また、図3では並列接続の例を示したが、ス
ピーカーキャビネット16内に設置してほぼ同位相で振
動すれば低音用スピーカー18a、18bの接続法を問
わないことは勿論である。
【0016】次ぎに本発明のスピーカーシステムの動作
を説明する。図3に示すように本スピーカーシステムで
は、ほぼ同位相で振動する2個の低音用スピーカー18
a、18bを用いている。この結果、スピーカーシステ
ムとしての耐入力は従来の1個使用の場合に比べてほぼ
2倍となり、従来のポート付スピーカーシステムに比べ
てより高耐入力となり、大音量を発生することができる
【0017】また図1において、第三の音響ポート21
を有する空気室(例えば第一の空気室と仮定)と当該第
一の空気室16aに対応して設けられた第一の音響ポー
ト19とによって生じる共振周波数fr1、第二の空気
室と第二の空気室16bに対応して設けられた第二の音
響ポート20とによって生じる共振周波数fr2、およ
び第一の空気室16aにおいて内部に設けた第三の音響
ポート21と第三の音響ポート21前後の空気室とによ
って生じる共振周波数fr3は、図2の機械系等価回路
からほぼ次式で計算される。 (2πfr1)2 =  1/(ml1・(c1+c3
))              (1)(2πfr2
)2 =(1/ml2)・(1/c2)       
           (2)(2πfr3)2 =(
1/ml3)・(1/c1+1/c3)       
 (3)そこで、fr1、fr2、fr3の周波数比を
例えば1:2:3に選んだ場合の、 第一、 第二の音
響ポート19、20からの音圧特性と総合音圧特性の計
算例を図4に示す。図4においてAは音響ポート19の
音圧特性、Bは音響ポート20の音圧特性、Cは音響ポ
ート19、20の合成音圧を示す。図4からわかるよう
に合成音圧Cはfr1からfr2の周波数範囲の他に、
第一の空気室において内部に設けた第三の音響ポート2
1の作用により、fr2からfr3の周波数範囲で音圧
レベルは一部減少するものの、第三の音響ポート21と
第三の音響ポート21前後の空気室とによって生じる共
振周波数fr3まで再生周波数帯域が拡大される。
【0018】図5は上記fr1、fr2、fr3の周波
数比を例えば1:2:3に選んだ場合の、第一、第二の
音響ポート19,20からの音圧特性と総合音圧特性を
実測したものである。図5からは、シミュレーション結
果と同様、第三の音響ポート21と第三の音響ポート2
1前後の空気室とによって生じる共振周波数fr3まで
再生周波数帯域が拡大されていることがわかる。なお、
図5において第一、第二の音響ポート19,20からの
音圧特性は音響ポート内の音圧特性である。
【0019】図6は上記fr1、fr2、fr3の周波
数比を例えば1:2:3に選んだ場合の、第一、第二の
低音用スピーカー18a、18bの振幅特性の計算結果
を示したものである。図6において、Aは第一の低音用
スピーカー18aを、Bは第二の低音用スピーカー18
bの場合を示す。図6からわかるように第一、第二の低
音用スピーカー18a、18bの振幅特性はfr1、f
r2、fr3の3カ所において振幅が著しく低減される
。この結果、図9に示した従来例のスピーカーシステム
よりも歪みの少ないスピーカーシステムを実現できる。
【0020】fr1、fr2、fr3の周波数比につい
ては上記1:2:3がシミュレーション、および実験的
にほぼ最適である。しかし、 fr1:fr2=1:1.5  から  fr1:fr
2=1:3 fr2:fr3=1:1.3  から  fr2:fr
3=1:1.7 の範囲に選んでも聴感上、十分な再生周波数帯域拡大効
果がある。
【0021】またfr1、fr2、fr3の周波数は、
第一、第二の空気室16a、16bの体積V1、V2、
および第三の音響ポート21と低音用スピーカー18a
とで囲まれる空気室の体積VL1と、第三の音響ポート
21と第一の音響ポート19とで囲まれる空気室の体積
VL2とに関係しており、上記再生周波数帯域拡大と歪
みの低減を十分実現するためには体積比を、VL1:V
L2=1:2からVL1:VL2=2:1の範囲に選ぶ
必要がある。
【0022】なお、上記実施例においては受動音響放射
手段として音響ポートを用いたが、例えば受動音響放射
手段としていわゆるドローンコーンなどを用いてもよい
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の低音再生用スピー
カーシステムは、中間バッフルに取付けられた第一、第
二の2つの低音用スピーカーを設けてあり耐入力を従来
の約2倍に向上させることができる効果がある。また、
この発明の低音再生用スピーカーシステムは、2つの中
間バッフルにより第一、第二、第三の3つの空気室に分
割されたスピーカーキャビネットと、当該2つの中間バ
ッフルにそれぞれ設けられ、ほぼ同位相で振動する電気
音響変換手段と、当該電気音響変換手段と2つの中間バ
ッフルとで囲まれる空気室を除く、第一、第二の空気室
の一部に設けられた第一、第二の受動音響放射手段と、
第一、第二の受動音響放射手段を有する2つの空気室の
内、どちらか一方の空気室内部に設けた第三の受動音響
放射手段、とから構成しているので従来に比べて再生周
波数帯域の拡大を図れると同時に、歪みの少ないスピー
カーシステムを実現できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による低音再生用スピーカー
システムを示す概略図である。
【図2】図1の機械系等価回路図である。
【図3】図1の低音用スピーカーの接続例を示す回路図
である。
【図4】図1の音響ポートから放射される音の音圧周波
数特性および合成音圧を示すシミュレーション図である
【図5】図1の音響ポートから放射される音の音圧周波
数特性および合成音圧を示す実測特性図である。
【図6】図1の第一、第二の低音用スピーカーの振幅特
性を示すシミュレーション図である。
【図7】従来のポート付スピーカーシステムの概略図で
ある。
【図8】従来のポート付スピーカーシステムの音響ポー
トの音圧周波数特性と総合音圧特性とを示す音圧特性図
である。
【図9】従来のポート付スピーカーシステムの低音用ス
ピーカーの振幅特性図である。
【図10】従来のポート付スピーカーシステムに関して
、周波数比が大きくなった場合の音響ポート音圧周波数
特性と総合音圧特性とを示す音圧特性図である。
【符号の説明】
15a、15b  中間バッフル 16  スピーカーキャビネット 16a  第一の空気室 16b  第二の空気室 16c  第三の空気室 18  低音用スピーカー 18a  第一の低音用スピーカー 18b  第二の低音用スピーカー 19  第一の音響ポート 20  第二の音響ポート 21  第三の音響ポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2つの中間バッフルにより第一、第二
    、第三の3つの空気室に分割されたスピーカーキャビネ
    ットと、当該2つの中間バッフルにそれぞれ設けられ、
    ほぼ同位相で振動する電気音響変換手段と、当該電気音
    響変換手段と2つの中間バッフルとで囲まれる空気室を
    除く、第一、第二の空気室の一部に設けられた第一、第
    二の受動音響放射手段と、第一、第二の受動音響放射手
    段を有する2つの空気室の内、どちらか一方の空気室内
    部に設けられた第三の受動音響放射手段、とから構成し
    たことを特徴とする低音再生用スピーカーシステム。
  2. 【請求項2】  前記第三の受動音響放射手段を有する
    空気室の体積V1と第二の空気室の体積V2の比が、V
    1:V2=2:1からV1:V2=4:1の範囲にある
    と共に、第三の受動音響放射手段を有する空気室に関し
    て、第三の受動音響放射手段と電気音響変換手段とで囲
    まれる空気室の体積VL1と,第三の受動音響放射手段
    と第一の受動音響放射手段とで囲まれる空気室の体積V
    L2の比が、VL1:VL2=1:2からVL1:VL
    2=2:1の範囲にあることを特徴とする請求項第1項
    記載の低音再生用スピーカーシステム。
  3. 【請求項3】  2つの中間バッフルにより第一、第二
    、第三の3つの空気室に分割されたスピーカーキャビネ
    ットと、当該2つの中間バッフルにそれぞれ設けられ、
    ほぼ同位相で振動する電気音響変換手段と、当該電気音
    響変換手段と2つの中間バッフルとで囲まれる空気室を
    除く、第一、第二の空気室の一部に設けられた第一、第
    二の受動音響放射手段と、第一、第二の受動音響放射手
    段を有する2つの空気室の内、どちらか一方の空気室内
    部に設けられた第三の受動音響放射手段、とから構成し
    たものであって、前期第三の受動音響放射手段を有する
    空気室と当該第一の空気室に対応して設けられた第一の
    受動音響放射手段とによって生じる共振周波数fr1お
    よび第二の空気室と第二の空気室に対応して設けられた
    第二の受動音響放射手段とによって生じる共振周波数f
    r2の比に関して、fr1:fr2=1:1.5からf
    r1:fr2=1:3の範囲にあると共に、第二の空気
    室と第二の空気室に対応して設けられた第二の受動音響
    放射手段とによって生じる共振周波数fr2、および第
    一の空気室において内部に設けられた第三の受動音響放
    射手段と第三の受動音響放射手段前後の空気室とによっ
    て生じる共振周波数fr3の比に関して、fr2:fr
    3=1:1.3からfr2:fr3=1:1.7の範囲
    にあることを特徴とするスピーカーシステム用低音再生
    方式。
JP10800391A 1991-05-14 1991-05-14 低音再生用スピーカーシステム Pending JPH04336794A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19734120A1 (de) * 1997-08-07 1999-02-18 Nokia Deutschland Gmbh Tonwiedergabeanordnung

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JPH02153698A (ja) * 1988-12-05 1990-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ装置
JPH03108999A (ja) * 1989-09-22 1991-05-09 Sony Corp スピーカーシステム

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