JPH0433633A - 食器洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食器に洗浄水を噴射するタイプの食器洗浄機に
関する。

従来の技術 近年、家事労働の合理化のため食器洗浄機が広く使用さ
れるようになってきた。

従来、この種の食器洗浄機は、第６図に示すような構成
が一般的であった。以下、その構成について図面を参照
しながら説明する。

本体１内には洗浄槽２を設け、底部にはこの洗浄槽２内
の洗浄水を循環させるポンプ３を有し、このポンプ３を
モータ４によシ回転駆動するようにしている。

前記洗浄槽２の底部には残菜フイルタ−６が配設されて
、この残菜フイルタ−５から吸い込まれた洗浄水（すす
ぎ水）は吸い込み経路６を経て、さらにポンプ３によシ
加圧され吐出経路７を経て、ノズ／Ｌ／８より噴出され
てかと９に設置された食器１ｏを洗浄する。このときに
洗浄水（すすぎ水）はヒータ１１により加熱される。所
定の洗浄時限が終了すると洗浄水は排水された後、再び
給水しすすぎ行程を数回繰り返す。すすぎ終了後は排水
され、その後ファンモータ１２により外気を洗浄槽２内
に送風し、前記ヒータ１１で乾燥を行う。

なお図中の１３は前記ポンプモータ４やヒータ１１など
を制御する制御手段である。

一般に食器洗い機の洗浄力を決定する技術的要素は食器
に当たる噴射水の圧力、洗浄水の温度上昇による水の可
溶化力および油脂分解力、洗剤による油脂分の乳化、洗
剤酵素による澱粉や蛋白質の溶解力、洗浄時間による総
合的洗浄力などがある。

発明が解決しようとする課題 このような従来の食器洗浄機では、ポンプ３の吐出性能
が一定であるので、洗浄力を上げるためにポンプ３の吐
出圧力を高く設定すれば洗浄性能はよくなるがグラフチ
ックの食器などのように軽い食器１ｏはノズ）ｖＢから
の噴射水の圧力で飛んでヒーター１１上に落下して溶け
たり、ガラス類の食器１０などは衝撃で割れることもあ
る。

本発明は上記課題を解決するもので、食器の種類や汚れ
に応じて、適正な噴射圧力に調整して洗浄性能を向上さ
せることを目的とする。

課題を解決するだめの手段 前記課題を解決するために本発明は、洗浄水を吸い込み
加圧し、吐出するポンプと食器を洗浄するノズルとを有
し、前記ポンプの吸い込み経路もしくは吐出経路部にそ
の断面積を変化させる制御手段を有し、その手段はソレ
ノイドもしくはモータによって駆動される構成としたも
のである。

作用 前記本発明の技術手段によれば、ポンプの吸い込み経路
もしくは吐出経路部にその断面積を変化させるので、洗
浄水の噴射圧力を食器の種類や汚れに応じて適切な圧力
に制御できることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図、第２図、第３図、第
４図および！５図を参照し々から説明する。なお従来例
と同一構成部品には同じ符号を付してその説明を省略す
る。第１図は洗浄槽２の底部に設けた吸い込み経路部６
に断面積を可変にする制御手段１４を組み込んだもので
ある。

第２図は、吸い込み経路部６の断面積を可変にする制御
手段１４を示し、このものはソレノイド１５を使用し、
プランジャー１６の動作によシ弁体１７を動かし、管路
の断面積を２段階に可変するようにしたものである。

まだ、第３図は吸い込み経路部６の断面積を可変にする
制御１４の他の例を示し、このものはギヤーを内蔵した
モータ１８を使用したものであシ、作動軸１９にビニオ
ン２１を連動シテラック２２を動作させて弁体２ｏを動
かし、管路の断面積を任意に可変させるものである。

第４図は、吸い込み断面積を変化させた場合のポンプ（
ノズル）の吐出圧力の変化を示すグラフである。図から
もわかるように吸い込み断面積を小さくしていくと吐出
圧力は低下する。つｇ、現在の一般的な食器洗浄機の吐
出圧力は、０．２ｋｇｒ／ｄｌ程度であるのでポンプの
使用する流量を７０１／ｗｉｎ、どすると、標準的な吸
い込み断面開口率を６０％としておけば、断面開口率を
２６％から１００％まで変化させることにより吐出圧力
を０．０５から０，２　ｓ　ｋｇ　ｆ　／ｃｒＩまで変
えることができる。また第６図は、吐出断面積を変化さ
せた場合のポンプ（ノズル）の吐出圧力の変化を示すグ
ラフである。図からもわかるように吐出断面積を小さく
していくと吐出圧力は低下する。つまり、現在のへ般的
な食器洗浄機の吐出圧力は、０．２ｋｔｙｒ／ｃｒｌ程
度であるのでポンプの使用する流量を７ｏｌ／ｗｉｎ、
とすると、標準的な吐出断面開口率を３６％としておけ
ば、断面開口率を２０％から１００％まで変化させるこ
とにより吐出圧力を０．０４から０，２９　ｋｇ　ｆ　
／ｃｒＩまで変えることができる。

以上のようにポンプの吸い込み経路もしくは吐出経路の
少なくとも一方をその断面積を変えることによってノズ
ルから噴射する洗浄水の圧力を制御できる。

まだ、どちらか一方に断面積を可変にする制御手段１を
設けておけばよいが吸い込み経路側のほうが、管内の圧
力が大気圧もしくは負の圧力のため、水封構造が容易で
かつ水漏れの可能性が少なく信頼性に優れている。

そして上記構成によれば、従来の食器洗浄機に比較的容
易に組み込むことができ製品の洗浄性能の向上が図れる
。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、ポン
プの吸い込み経路もしくは吐出経路部にその断面積を可
変させる制御手段を有するため、食器に当たる洗浄水の
噴射圧力を制御でき、食器の種類や汚れに応じて適切な
洗い方ができるため洗浄性能の優れた食器洗浄機を提供
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の食器洗浄機の縦断面図、第
２図および第３図はそれぞれ本発明における断面積可変
制御手段の断面図、第４図および第５図は、それぞれ本
発明の食器洗浄機のポンプ特性図、第６図は従来の食器
洗浄機の縦断面図である。 ２・・・・・・洗浄槽、３・・・・・・ポンプ、６・・
・・・・吸い込み経路、７・・・・・・吐出経路、８・
・・・・・ノズル、１４・・・・・・制御手段。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名３−
−−第１ソフ。 Ｃ−＊反い交、）−７凝Ｊト １４−−−４１１＃ＩＩＩ牛教 第　２　図 第　３　図 第　４　Ｎ 吸ＬｔＳ命秩閑℃半　　（ψ３３〕 第　５　図 且ｉｉΔ　０　倉ｈ’ｉ　　イ１」　率　化】―（（中
５３３第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗浄水を吸い込み加圧して吐出するポンプと、食
   器に洗浄水を噴射するノズルとを備え、前記ポンプの吸
   い込み経路部もしくは吐出経路部の少なくとも一方に、
   その断面積を変化させる制御手段を有する食器洗浄機。
2. （２）制御手段は駆動源としてソレノイドを有する請求
   項１記載の食器洗浄機。
3. （３）制御手段は駆動源としてモータを有する請求項１
   記載の食器洗浄機。