JPH04336052A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH04336052A JPH04336052A JP10585091A JP10585091A JPH04336052A JP H04336052 A JPH04336052 A JP H04336052A JP 10585091 A JP10585091 A JP 10585091A JP 10585091 A JP10585091 A JP 10585091A JP H04336052 A JPH04336052 A JP H04336052A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/54—Control of the diagnostic device
- A61B8/546—Control of the diagnostic device involving monitoring or regulation of device temperature
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波プローブの過熱
を防ぎ、超音波プローブの冷却に伴う診断の不都合を避
けることができる超音波診断装置に関する。
を防ぎ、超音波プローブの冷却に伴う診断の不都合を避
けることができる超音波診断装置に関する。
【0003】
【従来の技術】超音波診断装置は、超音波パルス反射法
を応用して生体軟部の断層像を得るもので、生体に接触
して超音波を送受する超音波プローブ(超音波探触子)
と、超音波の送波に係る信号を送り、また超音波を受波
して得た信号を解析する本体とを備える。
を応用して生体軟部の断層像を得るもので、生体に接触
して超音波を送受する超音波プローブ(超音波探触子)
と、超音波の送波に係る信号を送り、また超音波を受波
して得た信号を解析する本体とを備える。
【0004】超音波プローブは、図4に示すように、ケ
ーシング1の生体に接触する側に、超音波を送り、また
反射してきた超音波を受取るための通路となる音響窓2
を備え、この音響窓2に面して、ジルコン酸チタン酸鉛
磁器などの圧電素子3を設ける。圧電素子3は、電気信
号を機械振動に、また逆に機械振動を電気信号に変換す
る電気−機械変換器である。超音波パルス反射法の場合
は、超音波パルスの送受信を一つの圧電素子で兼用する
。
ーシング1の生体に接触する側に、超音波を送り、また
反射してきた超音波を受取るための通路となる音響窓2
を備え、この音響窓2に面して、ジルコン酸チタン酸鉛
磁器などの圧電素子3を設ける。圧電素子3は、電気信
号を機械振動に、また逆に機械振動を電気信号に変換す
る電気−機械変換器である。超音波パルス反射法の場合
は、超音波パルスの送受信を一つの圧電素子で兼用する
。
【0005】圧電素子3は、2つの電極の間に挟み込む
ことにより圧電振動子となるが、これら2つの電極は、
生体探触側にアース側電極4aが、この反対側に高圧側
電極4bが配置される。また圧電素子3と電極4a,4
bからなる圧電振動子5は、生体接触側の反対側(非生
体接触側)においてバッキング材(吸音材)6で覆われ
る。このバッキング材6は、圧電振動子5の生体探触側
以外から出る超音波を吸収し、本来使用される生体探触
側から出る超音波に干渉その他の悪影響を及ぼすのを防
止する。
ことにより圧電振動子となるが、これら2つの電極は、
生体探触側にアース側電極4aが、この反対側に高圧側
電極4bが配置される。また圧電素子3と電極4a,4
bからなる圧電振動子5は、生体接触側の反対側(非生
体接触側)においてバッキング材(吸音材)6で覆われ
る。このバッキング材6は、圧電振動子5の生体探触側
以外から出る超音波を吸収し、本来使用される生体探触
側から出る超音波に干渉その他の悪影響を及ぼすのを防
止する。
【0006】高圧側電極4bは、同調用回路7に接続し
、さらにケーブル8を通じて本体(図示せず)と接続す
る。なお、上述の各部材は、ケーシング1内において、
外界からの電気的影響を遮蔽するためのシールド(例え
ば銅製)9に被覆される。
、さらにケーブル8を通じて本体(図示せず)と接続す
る。なお、上述の各部材は、ケーシング1内において、
外界からの電気的影響を遮蔽するためのシールド(例え
ば銅製)9に被覆される。
【0007】また、本体は、送信回路(パルサ)、受信
回路、Bモード処理系等を備える。
回路、Bモード処理系等を備える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧電素子3
は、超音波の送受波に当たって、アース側電極4aと高
圧側電極4bの間で、高振動数で振動するわけであるが
、この際振動子全体は発熱を伴う。このため、例えば経
食道法、経直腸法等、超音波プローブを体腔内に挿入す
る場合などは、生体の超音波プローブに接触する部位は
温度が上昇して低温火傷を起こす危険性がある。
は、超音波の送受波に当たって、アース側電極4aと高
圧側電極4bの間で、高振動数で振動するわけであるが
、この際振動子全体は発熱を伴う。このため、例えば経
食道法、経直腸法等、超音波プローブを体腔内に挿入す
る場合などは、生体の超音波プローブに接触する部位は
温度が上昇して低温火傷を起こす危険性がある。
【0009】そこで、これまでは、この危険を回避する
ために、超音波プローブに熱電対、サーミスタ等の温度
検出手段を備え付け、この温度検出手段により超音波プ
ローブが過大な発熱をしていると認めたときは、超音波
プローブの作動を停止して超音波プローブの温度が低下
するのを待ったり、超音波プローブの動作電圧を下げて
超音波プローブの発熱量を低下させる試みがなされてい
る。
ために、超音波プローブに熱電対、サーミスタ等の温度
検出手段を備え付け、この温度検出手段により超音波プ
ローブが過大な発熱をしていると認めたときは、超音波
プローブの作動を停止して超音波プローブの温度が低下
するのを待ったり、超音波プローブの動作電圧を下げて
超音波プローブの発熱量を低下させる試みがなされてい
る。
【0010】しかし、超音波プローブの作動を停止すれ
ば、その間は超音波画像が得られず、診断を中断しなけ
ればならないし、超音波プローブの動作電圧を下げる場
合も、感度が低下して超音波画像が不明瞭になり、診断
に支障を生ずる。
ば、その間は超音波画像が得られず、診断を中断しなけ
ればならないし、超音波プローブの動作電圧を下げる場
合も、感度が低下して超音波画像が不明瞭になり、診断
に支障を生ずる。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、超音波診断の中断や不明瞭な超音波画像といった
不都合をなくしながら、超音波プローブの発熱を抑えて
低温火傷等の危険を回避することができる超音波診断装
置を提供することを目的とする。
あり、超音波診断の中断や不明瞭な超音波画像といった
不都合をなくしながら、超音波プローブの発熱を抑えて
低温火傷等の危険を回避することができる超音波診断装
置を提供することを目的とする。
【0012】〔発明の構成〕
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、生体に接触して超音波を送受する超音波プ
ローブと、超音波の送波に係る信号を送り、また超音波
を受波して得た信号を解析する本体とを備える超音波診
断装置において、超音波プローブ内の圧電素子の生体探
触側に配置される電極にペルチェ効果素子を取付け、さ
らにこのペルチェ効果素子と接続するヒートシンク機構
を超音波プローブまたは本体内に設けたことを特徴とす
る超音波診断装置を提供する。
するために、生体に接触して超音波を送受する超音波プ
ローブと、超音波の送波に係る信号を送り、また超音波
を受波して得た信号を解析する本体とを備える超音波診
断装置において、超音波プローブ内の圧電素子の生体探
触側に配置される電極にペルチェ効果素子を取付け、さ
らにこのペルチェ効果素子と接続するヒートシンク機構
を超音波プローブまたは本体内に設けたことを特徴とす
る超音波診断装置を提供する。
【0014】
【作用】本発明は、従来考えられていなかった超音波プ
ローブの発熱を強制的に冷却するという思想に基づき、
圧電振動子のうち生体に接触する側に配置されるアース
側電極にペルチェ効果素子およびヒートシンクを取り付
けるため、圧電振動子に生じて生体側に向かう熱は、ア
ース側電極からペルチェ効果素子を通じてペルチェ効果
によりヒートシンクに放出される。したがって、圧電振
動子に発熱が生じても、その熱が生体に達することはな
いため、超音波プローブの作動を一時停止したり、超音
波プローブの動作電圧を下げる必要はなく、上述の不都
合を招くことはない。
ローブの発熱を強制的に冷却するという思想に基づき、
圧電振動子のうち生体に接触する側に配置されるアース
側電極にペルチェ効果素子およびヒートシンクを取り付
けるため、圧電振動子に生じて生体側に向かう熱は、ア
ース側電極からペルチェ効果素子を通じてペルチェ効果
によりヒートシンクに放出される。したがって、圧電振
動子に発熱が生じても、その熱が生体に達することはな
いため、超音波プローブの作動を一時停止したり、超音
波プローブの動作電圧を下げる必要はなく、上述の不都
合を招くことはない。
【0015】
【実施例】以下図1ないし図3を参照して本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に係る超音波診
断装置における超音波プローブの構成図である。すなわ
ち、超音波プローブ10内において、圧電素子11を生
体接触側とその反対側からそれぞれ挟み込むアース側電
極12aと高圧側電極12bのうち、アース側電極12
aを圧電素子11の被覆範囲を越えて引き延ばし、引き
延ばした部分にペルチェ効果素子13を接合する。
断装置における超音波プローブの構成図である。すなわ
ち、超音波プローブ10内において、圧電素子11を生
体接触側とその反対側からそれぞれ挟み込むアース側電
極12aと高圧側電極12bのうち、アース側電極12
aを圧電素子11の被覆範囲を越えて引き延ばし、引き
延ばした部分にペルチェ効果素子13を接合する。
【0017】そして、ペルチェ効果素子13のアース側
電極12aと反対側(生体接触側でない箇所)の接合部
では、ヒートシンク14を接合する。ヒートシンク14
としては、超音波プローブのシールド、ケーブルのシー
ルド等を利用できる。
電極12aと反対側(生体接触側でない箇所)の接合部
では、ヒートシンク14を接合する。ヒートシンク14
としては、超音波プローブのシールド、ケーブルのシー
ルド等を利用できる。
【0018】また、本実施例においては、圧電素子11
の近傍に温度検出手段として熱電対15を設置する。熱
電対15はサーミスタでも代用することができる。
の近傍に温度検出手段として熱電対15を設置する。熱
電対15はサーミスタでも代用することができる。
【0019】ペルチェ効果素子13は、ソリッド・ステ
ート・エネルギー変換の一つである熱電変換を行うもの
で、2種類の異なった導体を2箇所で接合して回路をつ
くり、直流を流すと一方の接合部で熱を吸収し、他方の
接合部で熱を発生する現象(ペルチェ効果;熱電効果の
一種)を利用する。本実施例では熱電半導体に電流を流
して冷却を得る熱電冷却を利用するが、熱電冷却に用い
られる材料は、一定の元素組成比から構成された材料に
適当な不純物を添加して常温(300K)付近あるいは
それ以下の温度で性能指数がなるべく大きくなるように
調整したp形とn形の不純物半導体(ビスマス・テルル
系、鉛・ゲルマニウム・テルル系、シリコン・ゲルマニ
ウム系等)である。
ート・エネルギー変換の一つである熱電変換を行うもの
で、2種類の異なった導体を2箇所で接合して回路をつ
くり、直流を流すと一方の接合部で熱を吸収し、他方の
接合部で熱を発生する現象(ペルチェ効果;熱電効果の
一種)を利用する。本実施例では熱電半導体に電流を流
して冷却を得る熱電冷却を利用するが、熱電冷却に用い
られる材料は、一定の元素組成比から構成された材料に
適当な不純物を添加して常温(300K)付近あるいは
それ以下の温度で性能指数がなるべく大きくなるように
調整したp形とn形の不純物半導体(ビスマス・テルル
系、鉛・ゲルマニウム・テルル系、シリコン・ゲルマニ
ウム系等)である。
【0020】熱電冷却では、熱負荷や直流電源電圧およ
び電流容量などの都合で、複数個のΠ形素子を用いる場
合が多い。このとき、これらの素子を図2に示すように
、電気的に直列に接続して取扱いの容易なユニット(サ
ーモ・モジュール)にしたものも使用できる。
び電流容量などの都合で、複数個のΠ形素子を用いる場
合が多い。このとき、これらの素子を図2に示すように
、電気的に直列に接続して取扱いの容易なユニット(サ
ーモ・モジュール)にしたものも使用できる。
【0021】すなわち、n側端子16aに直流電源のプ
ラス、p側端子16bにマイナスの端子電圧VM をか
けると、電流Iが各素子17のn形部位17aからp形
部位17bに流れ、上部各接合電極18で吸収された熱
量qc は各素子17を通って下方に並列に輸送される
。その結果、モジュールの上面で総熱量Qc が吸収さ
れ、この熱が下部の電極19で総供給電力PM に相当
する熱量と合算され、総発熱量Qh となってサーモ・
モジュールの下面で放出される。
ラス、p側端子16bにマイナスの端子電圧VM をか
けると、電流Iが各素子17のn形部位17aからp形
部位17bに流れ、上部各接合電極18で吸収された熱
量qc は各素子17を通って下方に並列に輸送される
。その結果、モジュールの上面で総熱量Qc が吸収さ
れ、この熱が下部の電極19で総供給電力PM に相当
する熱量と合算され、総発熱量Qh となってサーモ・
モジュールの下面で放出される。
【0022】なお、接合電極が露出したサーモ・モジュ
ールの場合には、上下面に薄い電気絶縁層を介して電気
的短絡を避けながら、冷却対象物(アース側電極12a
)および放熱器(ヒートシンク14)を接触させる。
ールの場合には、上下面に薄い電気絶縁層を介して電気
的短絡を避けながら、冷却対象物(アース側電極12a
)および放熱器(ヒートシンク14)を接触させる。
【0023】さて、本実施例によれば、超音波の送受波
時に電極12a,12b間で振動する圧電素子11のた
めに、電極12a,12bおよび圧電素子11で構成さ
れる圧電振動子が発熱するが、そのうち生体に向かう熱
はアース側電極12aにおいて、圧電素子11の被覆範
囲から突出した部分に流れ、ペルチェ効果素子13に到
達する。
時に電極12a,12b間で振動する圧電素子11のた
めに、電極12a,12bおよび圧電素子11で構成さ
れる圧電振動子が発熱するが、そのうち生体に向かう熱
はアース側電極12aにおいて、圧電素子11の被覆範
囲から突出した部分に流れ、ペルチェ効果素子13に到
達する。
【0024】するとこの熱は前述の機構によって、ペル
チェ効果素子13を通じてアース側電極12aから奪わ
れ、ヒートシンク14に放熱される。なお、この放熱は
、超音波診断装置の本体側で行ってもよい。
チェ効果素子13を通じてアース側電極12aから奪わ
れ、ヒートシンク14に放熱される。なお、この放熱は
、超音波診断装置の本体側で行ってもよい。
【0025】ところで、前述の熱電対15は、圧電素子
11の温度を検出して、放熱の必要なときにだけペルチ
ェ効果素子13に通電するようにして冷却効率を上げる
ものであるが、このため、図3に示すように、熱電対1
5とペルチェ効果素子13の両方に接続して、超音波診
断装置の本体20内に温度制御回路21を設ける。この
温度制御回路21は上述のように、熱電対15の検出し
た温度を基にペルチェ効果素子13への通電を制御し、
ペルチェ効果素子13による冷却効果、すなわち圧電振
動子の温度を制御する。なお、温度制御回路21は、超
音波プローブ10内に設けることもできる。
11の温度を検出して、放熱の必要なときにだけペルチ
ェ効果素子13に通電するようにして冷却効率を上げる
ものであるが、このため、図3に示すように、熱電対1
5とペルチェ効果素子13の両方に接続して、超音波診
断装置の本体20内に温度制御回路21を設ける。この
温度制御回路21は上述のように、熱電対15の検出し
た温度を基にペルチェ効果素子13への通電を制御し、
ペルチェ効果素子13による冷却効果、すなわち圧電振
動子の温度を制御する。なお、温度制御回路21は、超
音波プローブ10内に設けることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波診
断装置によれば、超音波の送受波時に圧電振動子で生じ
て生体側に向かう熱は、アース側電極からペルチェ効果
素子を通じてヒートシンクに放出される。したがって、
圧電振動子の熱が生体に達することはないため、超音波
プローブの作動を一時停止したり、超音波プローブの動
作電圧を下げる必要はなく、診断の中断、不明瞭な超音
波画像等の診断上の不都合を招くことはない。
断装置によれば、超音波の送受波時に圧電振動子で生じ
て生体側に向かう熱は、アース側電極からペルチェ効果
素子を通じてヒートシンクに放出される。したがって、
圧電振動子の熱が生体に達することはないため、超音波
プローブの作動を一時停止したり、超音波プローブの動
作電圧を下げる必要はなく、診断の中断、不明瞭な超音
波画像等の診断上の不都合を招くことはない。
【図1】本発明の一実施例に係る超音波診断装置におけ
る超音波プローブの構成図。
る超音波プローブの構成図。
【図2】ペルチェ効果素子の一例を示す斜視図。
【図3】温度制御回路を含めた上記実施例における超音
波診断装置の構成図。
波診断装置の構成図。
【図4】従来の超音波プローブの切欠断面図。
11 圧電素子
12a アース側電極
12b 高圧側電極
13 ペルチェ効果素子
14 ヒートシンク
15 熱電対
21 温度制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 生体に接触して超音波を送受する超音
波プローブと、超音波の送波に係る信号を送り、また超
音波を受波して得た信号を解析する本体とを備える超音
波診断装置において、超音波プローブ内の圧電素子の生
体探触側に配置される電極にペルチェ効果素子を取付け
、さらにこのペルチェ効果素子と接続するヒートシンク
機構を超音波プローブまたは本体内に設けたことを特徴
とする超音波診断装置。 - 【請求項2】 前記圧電素子の近傍に熱電対またはサ
ーミスタを設け、さらにこの熱電対またはサーミスタと
前記ペルチェ効果素子の両方に接続する温度制御回路を
超音波プローブまたは本体内に設けたことを特徴とする
請求項1記載の超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10585091A JPH04336052A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10585091A JPH04336052A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04336052A true JPH04336052A (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=14418480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10585091A Pending JPH04336052A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04336052A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7314447B2 (en) * | 2002-06-27 | 2008-01-01 | Siemens Medical Solutions Usa, Inc. | System and method for actively cooling transducer assembly electronics |
JP2021519622A (ja) * | 2018-03-24 | 2021-08-12 | エラスタンス イメージング エルエルシー | エラストグラフィ撮像およびビスコエラストグラフィ撮像のためのシステムおよび方法 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP10585091A patent/JPH04336052A/ja active Pending
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