JPH04335183A - アナログ時計の輪列構造 - Google Patents

アナログ時計の輪列構造

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Publication number
JPH04335183A
JPH04335183A JP10711191A JP10711191A JPH04335183A JP H04335183 A JPH04335183 A JP H04335183A JP 10711191 A JP10711191 A JP 10711191A JP 10711191 A JP10711191 A JP 10711191A JP H04335183 A JPH04335183 A JP H04335183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
gear
train
teeth
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10711191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoto Takeda
清人 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP10711191A priority Critical patent/JPH04335183A/ja
Publication of JPH04335183A publication Critical patent/JPH04335183A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ時計の輪列構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ時計の輪列構造における
歯形かみあいを図4に示す。駆動歯車は、非駆動歯車と
かみあうことで前記非駆動歯車を駆動する。ここで、前
記輪列はメタルの材質により形成されていた。しかし、
近年では、輪列構成部品にプラスチック材料を用いるな
ど、前記輪列構成部品のプラスチック化がなされている
ものもでてきた。
【0003】メタルもしくはプラスチック材による歯車
を用いたアナログ時計の輪列構造の場合、工作上または
使用中の摩耗等から必ずバックラッシが存在し、また、
歯車のピッチ精度、歯形誤差等からも、相手の歯面との
間に適当なすきまが設けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術の輪
列構造では、駆動源から指針を装着する指針車までのバ
ックラッシの範囲で指針の指示位置は回転方向にガタつ
くため、文字板の目盛に対してズレが生じることにより
正確な時刻認識ができなかったり、見栄えを損ってしま
ったりしていた。又、メタルもしくはプラスチック材よ
り形成された番車の取扱いについて、組立あるいは分解
時にピンセットで、かなもしくは歯車部をつかんだ場合
、歯先形状や支持軸形状を損なってしまうという問題が
あった。そのため、本来の時計精度が得られなくなった
り、慎重な部品取扱いが必要であるという課題も残され
ていた。
【0005】そこで本発明はこのような問題点を解決す
るもので、その目的とするところは、輪列の番車をゴム
状樹脂材より形成しかつ前記ゴム状樹脂材より形成され
た輪列の伝達かみあいの歯間のバックラッシが無い歯車
の輪列であるアナログ時計の輪列構造を提供でき、従来
の問題点を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明は、駆動源のトルクにより駆動される輪列を
有するアナログ時計の輪列構造において、前記輪列の少
なくとも1つのかみあいで、少なくとも一方のかなもし
くは歯車部を、ゴム状樹脂材により形成し、かつ前記ゴ
ム状樹脂材より形成された輪列の伝達かみあいの歯間の
バックラッシが無い歯車で構成されることを特徴とする
アナログ時計の輪列構造。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明のアナログ時計の輪列構造を
示す断面図であり、図2は図1における本発明の歯形か
みあいを示す説明図である。
【0009】図1において、固定部材である地板1に対
向して輪列を構成する各番車を保持する輪列受2が配置
されている。この両者の間隙に輪列部を構成している。 3は駆動源であるステップモータのロータ、4は前記ロ
ータ3と一定の減速比をもってかみあう五番車であり、
5は前記五番車4と一定の減速比をもってかみあい、か
つ指針6を装着した四番車であり、それぞれ前記輪列受
2により支持されている。
【0010】駆動源であるステップモータの前記ロータ
3は、ロータかな3aとロータ磁石3bから成り、駆動
コイル(図示せず)により発生した磁束が磁心(図示せ
ず)、板状ステータ7に導かれることにより、磁気吸引
または反発の力を発生して毎秒180°回転する。前記
ロータ3は、五番歯車4aと五番かな4bからなる前記
五番車4を介し、減速比1:30をもって前記四番車5
を毎秒6°回転させる。従って、前記四番車5に装着さ
れた指針6は「秒」を表示する。
【0011】ここで、前記四番車5は、ゴム状樹脂であ
るエラストマー材より形成された四番歯車5aと、メタ
ル材より形成された支持軸と一体の四番かな4bとのア
ッセンブル品の番車である。
【0012】図2は、前記五番かな4bと前記四番歯車
5aのかみあいを示す説明図であり、前記四番歯車5a
はゴム状樹脂であるエラストマー材より形成されている
ため、弾性変形するものである。
【0013】ここで、駆動歯車である前記五番車の五番
かな4bは、非駆動歯車である前記四番歯車5aの歯先
5A、5B、あるいは5C、5Dの両者に圧縮される状
態で接触している。ここで、ゴム状樹脂材であるエラス
トマー材より形成された前記四番歯車5aの歯先5A、
5B、あるいは5C、5Dは、前記五番かな4bのかみ
あいにより、広げられるかたちで弾性変形させられるこ
とで、従来の歯車効率を維持でき、かつ前記ゴム状樹脂
材より形成された輪列の伝達かみあいの歯間のバックラ
ッシが無いものである。
【0014】以上、輪列の番車である五番車と四番車に
ついての実施例として、前記番車の一方である四番車歯
車部に、ゴム状樹脂であるエラストマー材を用いた例に
ついて説明してきたが、前記五番車かな部についても同
様にエラストマー材により形成しても良い。ここで、ゴ
ム状樹脂材としてエラストマー材を例にあげたが、これ
に限定するものではない。又、どの番車のかみあいに用
いても同様に効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、ゴ
ム状樹脂であるエラストマー材により形成された輪列の
番車を用いたことにより、駆動源のトルク伝達をする輪
列部の歯形かみあいにおいて、駆動歯車もしくは非駆動
歯車、あるいは両者の歯先が互いの歯先どおしで弾性変
形させられてたわむことによって、バックラッシが無い
歯形かみあい機構を実現した。従って、歯形かみあいが
無いため、駆動歯車の回転角を正確に伝達できることが
可能となり、指針表示する番車にこの機構を用いること
で、指針表示位置ズレなどが生じない時計体が簡単な構
造で提供できる。
【0016】さらに、ゴム状樹脂であるエラストマー材
は、復元性があるため、番車取扱い時に歯形精度を損な
う危険がなくなり、慎重な番車の取扱いが不要となった
。そのため、組立性が向上し、アフターサービスの面に
ついても格段に向上する。
【0017】又、ゴム状樹脂材による一体成形の番車と
した場合、部品点数、加工工数の面から、従来より極め
て有利なため、コストが低減でき、さらに、ゴム状樹脂
の材質を用いているので、衝撃や振動に強く耐マモウ性
が良い結果、時計体の耐用年数が増加するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアナログ時計の輪列構造を示す断面図
【図2】本発明の歯形かみあいを示す説明図。
【図3】従来技術の歯形かみあいを示す説明図。
【符号の説明】
1  地板 2  輪列受 3  ロータ 4  五番車 5  四番車 6  指針 7  板状ステータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源のトルクにより駆動される輪列を有
    するアナログ時計の輪列構造において、前記輪列の少な
    くとも1つのかみあいで、少なくとも一方のかなもしく
    は歯車部を、ゴム状樹脂材により形成し、かつ前記ゴム
    状樹脂材より形成された輪列の伝達かみあいの歯間のバ
    ックラッシが無い歯車で構成されることを特徴とするア
    ナログ時計の輪列構造。
JP10711191A 1991-05-13 1991-05-13 アナログ時計の輪列構造 Pending JPH04335183A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10711191A JPH04335183A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 アナログ時計の輪列構造

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JP10711191A JPH04335183A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 アナログ時計の輪列構造

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JPH04335183A true JPH04335183A (ja) 1992-11-24

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ID=14450752

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10711191A Pending JPH04335183A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 アナログ時計の輪列構造

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JP (1) JPH04335183A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8446479B2 (en) 2009-08-07 2013-05-21 Olympus Imaging Corp. Photographing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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