JPH04334796A - 電動遠心ポンプの羽根車 - Google Patents
電動遠心ポンプの羽根車Info
- Publication number
- JPH04334796A JPH04334796A JP13053891A JP13053891A JPH04334796A JP H04334796 A JPH04334796 A JP H04334796A JP 13053891 A JP13053891 A JP 13053891A JP 13053891 A JP13053891 A JP 13053891A JP H04334796 A JPH04334796 A JP H04334796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- rotating body
- motor
- centrifugal pump
- outer end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動遠心ポンプの羽根
車、更に詳しくは、50ヘルツ用と60ヘルツ用とに対
応して使用し得る電動遠心ポンプの羽根車に関するもの
である。
車、更に詳しくは、50ヘルツ用と60ヘルツ用とに対
応して使用し得る電動遠心ポンプの羽根車に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来電動遠心ポンプの羽根車は、一定方
向に電動機を回転させて使用することを前提として設計
され、図5及び図6に見られるよう、適当な吐出角度β
を形成させた態様でシュラウド2’bと一体に鋳造され
ている。
向に電動機を回転させて使用することを前提として設計
され、図5及び図6に見られるよう、適当な吐出角度β
を形成させた態様でシュラウド2’bと一体に鋳造され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポンプを駆動する電動
機は、使用電力の周波数が異なると、回転数も変化する
。同一の羽根車を異なる周波数で回転させると、例えば
50ヘルツ用のものを60ヘルツで運転した場合には約
1.73倍の軸動力を要し、また、60ヘルツ用のもの
を50ヘルツで運転した場合には約0.58倍の軸動力
を要することになる。従って、異なる周波数に対応させ
て定められた軸動力内に収めるためには、羽根車の羽根
巾を変化させるか、または羽根車外径を変化させること
が必要である。しかし、羽根巾や外径の異なる羽根車を
予め用意し、これを使用現場において周波数に対応する
よう交換するということは、相応の作業時間と労力を要
することであり、メンテナンス性において問題がある。
機は、使用電力の周波数が異なると、回転数も変化する
。同一の羽根車を異なる周波数で回転させると、例えば
50ヘルツ用のものを60ヘルツで運転した場合には約
1.73倍の軸動力を要し、また、60ヘルツ用のもの
を50ヘルツで運転した場合には約0.58倍の軸動力
を要することになる。従って、異なる周波数に対応させ
て定められた軸動力内に収めるためには、羽根車の羽根
巾を変化させるか、または羽根車外径を変化させること
が必要である。しかし、羽根巾や外径の異なる羽根車を
予め用意し、これを使用現場において周波数に対応する
よう交換するということは、相応の作業時間と労力を要
することであり、メンテナンス性において問題がある。
【0004】本発明の目的は、羽根車を交換することな
く、使用電力の周波数に対応させて定められ軸動力内に
収まるよう、羽根車外径が自動的に調節せられる電動遠
心ポンプを提供することにある。
く、使用電力の周波数に対応させて定められ軸動力内に
収まるよう、羽根車外径が自動的に調節せられる電動遠
心ポンプを提供することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明に係る電動遠心ポ
ンプの羽根車においては、ポンプ軸に嵌着された回転体
に、ゴム等の弾性体で作られた羽根板の内端部を定着さ
せ、外端部を自由端として放射方向から若干円周方向へ
偏寄した態様に伸延させた。
ンプの羽根車においては、ポンプ軸に嵌着された回転体
に、ゴム等の弾性体で作られた羽根板の内端部を定着さ
せ、外端部を自由端として放射方向から若干円周方向へ
偏寄した態様に伸延させた。
【0006】
【作用】ポンプ駆動時には流体圧により羽根板が回転体
の回転方向と反対方向へ撓曲する。電動機の回転方向を
変更すれば、上記とは逆方向に作用する流体圧により羽
根板は上記と反対方向へ撓曲する。そして一方向へ回転
したとき羽根板の外端部に形成せられる吐出角度は、他
方向へ回転したとき羽根板の外端部に形成せられる吐出
角度よりも大となる。
の回転方向と反対方向へ撓曲する。電動機の回転方向を
変更すれば、上記とは逆方向に作用する流体圧により羽
根板は上記と反対方向へ撓曲する。そして一方向へ回転
したとき羽根板の外端部に形成せられる吐出角度は、他
方向へ回転したとき羽根板の外端部に形成せられる吐出
角度よりも大となる。
【0007】
【実施例】以下実施例の図面により説明をする。
【0008】1はポンプ軸2に嵌着された回転体であっ
て、ボス部1aとシュラウド1bとを一体に成型して作
られるが、必ずしも金属製であることを要せず、心金を
モールドし、或いは表面に補強板を当接するなどして剛
性を保有させれば、主材料はゴム等であってもよい。3
‥‥3はゴム等の弾性体で作られた羽根板であって、そ
の内端部を回転体1に定着させ、外端部を自由端として
放射方向から若干円周方向へ偏寄した態様に伸延させる
。実施例の図面には羽根板3‥‥3の内端部をシュラウ
ド1bの表面へ定着させた態様が示されているが、ボス
部1aの外周へ定着させてもよい。また、定着方法とし
ては、接着、嵌着、ビス止め等その手段を限定するもの
ではない。
て、ボス部1aとシュラウド1bとを一体に成型して作
られるが、必ずしも金属製であることを要せず、心金を
モールドし、或いは表面に補強板を当接するなどして剛
性を保有させれば、主材料はゴム等であってもよい。3
‥‥3はゴム等の弾性体で作られた羽根板であって、そ
の内端部を回転体1に定着させ、外端部を自由端として
放射方向から若干円周方向へ偏寄した態様に伸延させる
。実施例の図面には羽根板3‥‥3の内端部をシュラウ
ド1bの表面へ定着させた態様が示されているが、ボス
部1aの外周へ定着させてもよい。また、定着方法とし
ては、接着、嵌着、ビス止め等その手段を限定するもの
ではない。
【0009】電動機の正回転によりポンプを駆動させる
と、図3に示すよう回転体1は矢示方向へ回転し、流体
圧により各羽根板3‥‥3は回転体1の回転方向と反対
方向へ撓曲して吐出角度β1が形成せられる。また、電
動機の結線を変えて逆回転によりポンプを駆動させると
、回転体1は図4に示す矢示方向へ回転し、流体圧によ
り各羽根板3‥‥3は回転体1の回転方向と反対方向へ
撓曲して吐出角度β2が形成せられる。そして図3の正
回転時に形成せられる吐出角度β1が、図4の逆回転時
に形成せられる吐出角度β2よりも大とするために、図
1に示すよう予め羽根板3‥‥3の外端部を放射方向か
ら若干円周方向へ偏寄した態様に伸延させておくのであ
る。
と、図3に示すよう回転体1は矢示方向へ回転し、流体
圧により各羽根板3‥‥3は回転体1の回転方向と反対
方向へ撓曲して吐出角度β1が形成せられる。また、電
動機の結線を変えて逆回転によりポンプを駆動させると
、回転体1は図4に示す矢示方向へ回転し、流体圧によ
り各羽根板3‥‥3は回転体1の回転方向と反対方向へ
撓曲して吐出角度β2が形成せられる。そして図3の正
回転時に形成せられる吐出角度β1が、図4の逆回転時
に形成せられる吐出角度β2よりも大とするために、図
1に示すよう予め羽根板3‥‥3の外端部を放射方向か
ら若干円周方向へ偏寄した態様に伸延させておくのであ
る。
【0010】大きな吐出角度β1で羽根板3‥‥3の外
端部が描く回転軌跡は、小さな吐出角度β2で羽根板3
‥‥3の外端部が描く回転軌跡よりも大きい。羽根板3
‥‥3の描く回転軌跡が大きいということは即ち羽根車
外径が実質上大きいということであり、50ヘルツ用と
して適当な状態におかれたということである。また、羽
根板3‥‥3の描く回転軌跡が小さいということは即ち
羽根車外径が実質上小さいということであり、60ヘル
ツ用として適当な状態におかれたということである。
端部が描く回転軌跡は、小さな吐出角度β2で羽根板3
‥‥3の外端部が描く回転軌跡よりも大きい。羽根板3
‥‥3の描く回転軌跡が大きいということは即ち羽根車
外径が実質上大きいということであり、50ヘルツ用と
して適当な状態におかれたということである。また、羽
根板3‥‥3の描く回転軌跡が小さいということは即ち
羽根車外径が実質上小さいということであり、60ヘル
ツ用として適当な状態におかれたということである。
【0011】このように、電動機の回転方向を正逆に切
換えることにより、羽根車の外径が実質上増減せしめら
れ、60ヘルツ用と50ヘルツ用とに使い分けることが
できるのである。
換えることにより、羽根車の外径が実質上増減せしめら
れ、60ヘルツ用と50ヘルツ用とに使い分けることが
できるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明羽根車を使用すれば、単に電動機
の回転方向を正逆に切換えることによって羽根板の状態
が自動的に50ヘルツ用と60ヘルツ用に変換されるの
で、2種類の羽根車を用意する必要がなく、また、羽根
車交換の手数と労力も省けるという利点があり、メンテ
ナンス性に優れた実用性の高い電動遠心ポンプを提供し
得るのである。
の回転方向を正逆に切換えることによって羽根板の状態
が自動的に50ヘルツ用と60ヘルツ用に変換されるの
で、2種類の羽根車を用意する必要がなく、また、羽根
車交換の手数と労力も省けるという利点があり、メンテ
ナンス性に優れた実用性の高い電動遠心ポンプを提供し
得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明羽根車の要部縦断側面図である。
【図2】本発明羽根車の羽根板側から見た平面図である
。
。
【図3】本発明羽根車の正回転時における羽根板の撓曲
態様を示した説明図である。
態様を示した説明図である。
【図4】本発明羽根車の逆回転時における羽根板の撓曲
態様を示した説明図である。
態様を示した説明図である。
【図5】従来における羽根車の要部縦断側面図である。
【図6】従来における羽根車の羽根板方向から見た平面
図である。
図である。
1 回転体
2 ポンプ軸
3 羽根板
Claims (1)
- ポンプ軸(2)に嵌着された回転体(1)に、ゴム等の
弾性体で作られた羽根板(3)の内端部を定着させ、外
端部を自由端として放射方向から若干円周方向へ偏寄し
た態様に伸延させたことを特徴とする、電送遠心ポンプ
の羽根車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3130538A JP3048675B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 電動遠心ポンプの羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3130538A JP3048675B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 電動遠心ポンプの羽根車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04334796A true JPH04334796A (ja) | 1992-11-20 |
JP3048675B2 JP3048675B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=15036686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3130538A Expired - Fee Related JP3048675B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 電動遠心ポンプの羽根車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048675B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6800943B2 (en) * | 2001-04-03 | 2004-10-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solid image pickup device |
CN102297153A (zh) * | 2011-07-18 | 2011-12-28 | 湖南湘电长沙水泵有限公司 | 一种提高离心泵大流量区扬程的方法 |
WO2012175652A1 (de) * | 2011-06-22 | 2012-12-27 | E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH | Pumpe |
CN109399214A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-01 | 艾迪机器(杭州)有限公司 | 一种弹性体内流回旋恒定压力叶轮结构 |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP3130538A patent/JP3048675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6800943B2 (en) * | 2001-04-03 | 2004-10-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solid image pickup device |
WO2012175652A1 (de) * | 2011-06-22 | 2012-12-27 | E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH | Pumpe |
CN102297153A (zh) * | 2011-07-18 | 2011-12-28 | 湖南湘电长沙水泵有限公司 | 一种提高离心泵大流量区扬程的方法 |
CN109399214A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-01 | 艾迪机器(杭州)有限公司 | 一种弹性体内流回旋恒定压力叶轮结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3048675B2 (ja) | 2000-06-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |