JPH0433442Y2 - - Google Patents
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- JPH0433442Y2 JPH0433442Y2 JP1987140367U JP14036787U JPH0433442Y2 JP H0433442 Y2 JPH0433442 Y2 JP H0433442Y2 JP 1987140367 U JP1987140367 U JP 1987140367U JP 14036787 U JP14036787 U JP 14036787U JP H0433442 Y2 JPH0433442 Y2 JP H0433442Y2
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- JP
- Japan
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- inner tube
- bladder
- slit
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- pressure
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 claims 1
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
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- 230000001568 sexual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はアキユムレータに関し、特に、耐高
圧縮比ブラダ型アキユムレータに関するものであ
る。
圧縮比ブラダ型アキユムレータに関するものであ
る。
〔従来技術〕
一般に、従来のブラダ型アキユムレータにあつ
ては、第3図に示すように構成されていて、一端
が開口し、かつ、他端が閉塞しているシエル1の
前記他端には、内部にガスを封入するための栓部
材2が設けられ、この栓部材2の前記シエル1の
内部に位置する部分にはブラダ3の破損防止用の
プロテクタ4が取付けられている。
ては、第3図に示すように構成されていて、一端
が開口し、かつ、他端が閉塞しているシエル1の
前記他端には、内部にガスを封入するための栓部
材2が設けられ、この栓部材2の前記シエル1の
内部に位置する部分にはブラダ3の破損防止用の
プロテクタ4が取付けられている。
また、前記シエル1の内部には、その一端から
第4図に詳細を示すようなインナーチユーブ15
が挿入され、このインナーチユーブ15の外側に
は第3図に示すようにブラダ3が被嵌している。
第4図に詳細を示すようなインナーチユーブ15
が挿入され、このインナーチユーブ15の外側に
は第3図に示すようにブラダ3が被嵌している。
すなわち、第4図に示すように前記インナーチ
ユーブ15は、第1インナーチユーブ16と、こ
の第1インナーチユーブ16の強度を持たせるた
めに第1インナーチユーブ16の中空部17に挿
入される第2インナーチユーブ18とから構成さ
れ、前記インナーチユーブ15は、一端が閉塞さ
れた円筒状をなし、かつ、中央部が外周方向で4
等配で長手方向が傾斜面19a,19aとなる窪
み部19が形成されて、この窪み部19の底部が
前記中空部17と連通し、したがつて、隣接する
窪み部19,19間で形成された部分はフイン2
0となつており、このフイン20が周方向に4等
配で形成されている。
ユーブ15は、第1インナーチユーブ16と、こ
の第1インナーチユーブ16の強度を持たせるた
めに第1インナーチユーブ16の中空部17に挿
入される第2インナーチユーブ18とから構成さ
れ、前記インナーチユーブ15は、一端が閉塞さ
れた円筒状をなし、かつ、中央部が外周方向で4
等配で長手方向が傾斜面19a,19aとなる窪
み部19が形成されて、この窪み部19の底部が
前記中空部17と連通し、したがつて、隣接する
窪み部19,19間で形成された部分はフイン2
0となつており、このフイン20が周方向に4等
配で形成されている。
また、前記第2インナーチユーブ18は、その
周面に、複数のスリツト21,21,……が形成
されるとともに、前記第1インナーチユーブ16
の中空部17内に挿入可能であり、第1インナー
チユーブ16の中空部17内に第2インナーチユ
ーブ18を挿入した際には、前記第2インナーチ
ユーブ18に設けられた各スリツト21,21,
……が前記第1インナーチユーブ16の窪み部1
9の内部に位置するようになつている。
周面に、複数のスリツト21,21,……が形成
されるとともに、前記第1インナーチユーブ16
の中空部17内に挿入可能であり、第1インナー
チユーブ16の中空部17内に第2インナーチユ
ーブ18を挿入した際には、前記第2インナーチ
ユーブ18に設けられた各スリツト21,21,
……が前記第1インナーチユーブ16の窪み部1
9の内部に位置するようになつている。
さらに、前記第1インナーチユーブ16の外側
には、ブラダ3が被嵌し、また、ブラダ3の下端
は前記第1インナーチユーブ16の外周面と、前
記シエル1の内周面と間で挟持されるようになつ
ている。
には、ブラダ3が被嵌し、また、ブラダ3の下端
は前記第1インナーチユーブ16の外周面と、前
記シエル1の内周面と間で挟持されるようになつ
ている。
なお、23は前記シエル1の一端開口部に螺合
するとともに、中央部に流体の流入用の孔22が
穿設されている蓋部材である。
するとともに、中央部に流体の流入用の孔22が
穿設されている蓋部材である。
上記のように構成されている従来のアキユムレ
ータにあつては前記シエル1の他端に設けられた
栓部材2を介して前記シエル1とブラダ3との間
に気体を封入し、また、前記蓋部材23の孔22
を流路側に接続する。
ータにあつては前記シエル1の他端に設けられた
栓部材2を介して前記シエル1とブラダ3との間
に気体を封入し、また、前記蓋部材23の孔22
を流路側に接続する。
そして、前記流路側に圧力変動が生じた際に
は、その圧力が蓋部材23の孔22を介して前記
第2インナーチユーブ18の内部に導入され、こ
の圧力が前記第2インナーチユーブ18に穿設し
た各スリツト21,21,……を介して、ブラダ
3の内面に作用して、ブラダ3を、それとシエル
1との間に封入した気体の圧力とバランスさせる
ようになつており、流路内の圧力が気体の圧力よ
りも大きい場合には、前記ブラダ3を膨張させ、
また、流路の圧力が小さい場合には収縮させるよ
うになつていて、これにより流路内の圧力変化を
吸収するようになつている。
は、その圧力が蓋部材23の孔22を介して前記
第2インナーチユーブ18の内部に導入され、こ
の圧力が前記第2インナーチユーブ18に穿設し
た各スリツト21,21,……を介して、ブラダ
3の内面に作用して、ブラダ3を、それとシエル
1との間に封入した気体の圧力とバランスさせる
ようになつており、流路内の圧力が気体の圧力よ
りも大きい場合には、前記ブラダ3を膨張させ、
また、流路の圧力が小さい場合には収縮させるよ
うになつていて、これにより流路内の圧力変化を
吸収するようになつている。
しかしながら、上記のように構成されている従
来のアキユムレータにあつては、その内部に配設
されているインナーチユーブ15を形成する第1
インナーチユーブ16と、第2インナーチユーブ
18と、前記ブラダ3との関係が、第5図に示す
ようになり、すなわち、第1インナーチユーブ1
6の中空部17内に第2インナーチユーブ18が
挿入される構造のために、流路内の圧力によつ
て、封入した気体の圧力と流路内の圧力とが等し
い場合にはの状態となつているブラダは、流路
内の圧力が小さくなつた場合にはの状態に変化
し、この時、第6図に示す拡大図のようにフイン
20と、第2インナーチユーブ18に設けたスリ
ツト21とが接近しているので、ブラダ3が鎖線
の状態から実線の状態へ移動してインナーチユー
ブ15の外周面に押付けられた際、ブラダ3がス
リツト21,21,と干渉するとともに、フイン
20の根本近傍ではブラダ3が引つ張られて伸び
が大きくなつて、ブラダ3とスリツト21との干
渉の影響が大きくなり、これによつてブラダに亀
裂が発生してしまう場合があつて、耐久性が悪く
なるという問題点を有していた。
来のアキユムレータにあつては、その内部に配設
されているインナーチユーブ15を形成する第1
インナーチユーブ16と、第2インナーチユーブ
18と、前記ブラダ3との関係が、第5図に示す
ようになり、すなわち、第1インナーチユーブ1
6の中空部17内に第2インナーチユーブ18が
挿入される構造のために、流路内の圧力によつ
て、封入した気体の圧力と流路内の圧力とが等し
い場合にはの状態となつているブラダは、流路
内の圧力が小さくなつた場合にはの状態に変化
し、この時、第6図に示す拡大図のようにフイン
20と、第2インナーチユーブ18に設けたスリ
ツト21とが接近しているので、ブラダ3が鎖線
の状態から実線の状態へ移動してインナーチユー
ブ15の外周面に押付けられた際、ブラダ3がス
リツト21,21,と干渉するとともに、フイン
20の根本近傍ではブラダ3が引つ張られて伸び
が大きくなつて、ブラダ3とスリツト21との干
渉の影響が大きくなり、これによつてブラダに亀
裂が発生してしまう場合があつて、耐久性が悪く
なるという問題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、ブラダが圧縮されて
インナーチユーブに押付けにれた際に、インナー
チユーブに設けられたスリツトとブラダが干渉し
てブラダが破損する恐れを確実に防止して耐久性
を向上させることのできるアキユムレータを提供
することを目的とする。
点を解決したものであつて、ブラダが圧縮されて
インナーチユーブに押付けにれた際に、インナー
チユーブに設けられたスリツトとブラダが干渉し
てブラダが破損する恐れを確実に防止して耐久性
を向上させることのできるアキユムレータを提供
することを目的とする。
上記の問題点を解決するためにこの考案は、一
端が閉塞されているとともに、気体の封入用の栓
部材が設けられたシエルと、このシエルの内部に
配置されて、外側にブラダが被嵌されたインナー
チユーブとを具え、前記インナーチユーブは、一
端が閉塞された中空部を有し、前記中空部と連通
して外方に開口している窪み部が周方向に間隔を
置いて複数形成されて各窪み部間にフインが形成
されている第1インナーチユーブと、前記第1イ
ンナーチユーブの中空部に嵌着されて一方が閉塞
されているとともに他方が流路と連通し、外周面
の一部が前記窪み部に位置してスリツトが穿設さ
れている第2インナーチユーブとから形成され、
この第2インナーチユーブに穿設されたスリツト
の位置が前記フインの付根と前記第2インナーチ
ユーブとの曲がり部で前記ブラダが折曲げられる
範囲外に形成されていることを特徴とするアキユ
ムレータを構成したものである。
端が閉塞されているとともに、気体の封入用の栓
部材が設けられたシエルと、このシエルの内部に
配置されて、外側にブラダが被嵌されたインナー
チユーブとを具え、前記インナーチユーブは、一
端が閉塞された中空部を有し、前記中空部と連通
して外方に開口している窪み部が周方向に間隔を
置いて複数形成されて各窪み部間にフインが形成
されている第1インナーチユーブと、前記第1イ
ンナーチユーブの中空部に嵌着されて一方が閉塞
されているとともに他方が流路と連通し、外周面
の一部が前記窪み部に位置してスリツトが穿設さ
れている第2インナーチユーブとから形成され、
この第2インナーチユーブに穿設されたスリツト
の位置が前記フインの付根と前記第2インナーチ
ユーブとの曲がり部で前記ブラダが折曲げられる
範囲外に形成されていることを特徴とするアキユ
ムレータを構成したものである。
この考案は上記の手段を採用したことにより、
流路内の圧力が変動した際にはブラダが、それと
シエルとの間に封入された気体の圧力とバランス
して伸長・収縮し、流路内の圧力が前記気体の圧
力よりも小さくなつた場合には、前記ブラダが収
縮してインナーチユーブの外周面に当接するが、
スリツトと当接しているブラダの部位はブラダが
さらにインナーチユーブに押し付けられた際にも
伸長しないのでスリツトと干渉することがなく、
これによつてブラダに局部的に大きな力が作用し
ないこととなり、ブラダが破損するということは
確実に防止することができることとなる。
流路内の圧力が変動した際にはブラダが、それと
シエルとの間に封入された気体の圧力とバランス
して伸長・収縮し、流路内の圧力が前記気体の圧
力よりも小さくなつた場合には、前記ブラダが収
縮してインナーチユーブの外周面に当接するが、
スリツトと当接しているブラダの部位はブラダが
さらにインナーチユーブに押し付けられた際にも
伸長しないのでスリツトと干渉することがなく、
これによつてブラダに局部的に大きな力が作用し
ないこととなり、ブラダが破損するということは
確実に防止することができることとなる。
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
明する。
第1図にはこの考案によるアキユムレータの内
部に配設されたインナーチユーブ5が示されてい
て、このインナーチユーブ5は、アルミ製の第1
インナーチユーブ6と、鉄製の第2インナーチユ
ーブ8とから構成され、アキユムレータの全体は
前記第3図に示す構造と同様なので省略する。
部に配設されたインナーチユーブ5が示されてい
て、このインナーチユーブ5は、アルミ製の第1
インナーチユーブ6と、鉄製の第2インナーチユ
ーブ8とから構成され、アキユムレータの全体は
前記第3図に示す構造と同様なので省略する。
そして、前記第1インナーチユーブ6の構造
は、前記従来の第1インナーチユーブ16と同様
に、一端が閉塞された円筒状をなし、かつ、中央
部が外周方向で4等配で長手方向が傾斜面9a,
9aとなる窪み部9が形成されて、この窪み部9
の底部が前記中空部7と連通し、したがつて、隣
接する窪み部9,9間で形成された部分はフイン
10となつており、このフイン10が周方向に4
等配で形成され、この第1インナーチユーブ6の
中空部7内に、周面に複数のスリツト11,1
1,……が穿設されている第2インナーチユーブ
8が挿入されている。
は、前記従来の第1インナーチユーブ16と同様
に、一端が閉塞された円筒状をなし、かつ、中央
部が外周方向で4等配で長手方向が傾斜面9a,
9aとなる窪み部9が形成されて、この窪み部9
の底部が前記中空部7と連通し、したがつて、隣
接する窪み部9,9間で形成された部分はフイン
10となつており、このフイン10が周方向に4
等配で形成され、この第1インナーチユーブ6の
中空部7内に、周面に複数のスリツト11,1
1,……が穿設されている第2インナーチユーブ
8が挿入されている。
そして、前記第2インナーチユーブ8は前記従
来の第2インナーチユーブ18と異なつて、その
周面に穿設されているスリツト11が、周面に渡
つて一定の間隔ではなく、前記第1インナーチユ
ーブ6の窪み部9の中央部、すなわち、当接した
ブラダ3が伸長することがない部分に対応する部
分にのみ穿設されている。
来の第2インナーチユーブ18と異なつて、その
周面に穿設されているスリツト11が、周面に渡
つて一定の間隔ではなく、前記第1インナーチユ
ーブ6の窪み部9の中央部、すなわち、当接した
ブラダ3が伸長することがない部分に対応する部
分にのみ穿設されている。
したがつて、上記のようなインナーチユーブ5
の外側にブラダ3を配設した場合には、シエル1
とブラダ3との間に封入された気体の圧力と、流
路の圧力との平衡によつてブラダ3が伸張・収縮
するものであり、この時、第2図に示す拡大図の
ように第2インナーチユーブ8の外周面にあつて
は、鎖線の状態のブラダ3がインナーチユーブ5
の周面に押し付けられて実線の状態に変化する
が、その過程においては、スリツト11,11,
……と当接するブラダ3の部分は伸張しないので
スリツト11,11,……がブラダ3と干渉する
ことがない。
の外側にブラダ3を配設した場合には、シエル1
とブラダ3との間に封入された気体の圧力と、流
路の圧力との平衡によつてブラダ3が伸張・収縮
するものであり、この時、第2図に示す拡大図の
ように第2インナーチユーブ8の外周面にあつて
は、鎖線の状態のブラダ3がインナーチユーブ5
の周面に押し付けられて実線の状態に変化する
が、その過程においては、スリツト11,11,
……と当接するブラダ3の部分は伸張しないので
スリツト11,11,……がブラダ3と干渉する
ことがない。
すなわち、鎖線の状態にあるブラダ3はその時
点で、第2インナーチユーブ8に穿設したスリツ
ト11,11,……を覆つているので、鎖線の状
態から実線の状態にブラダ3が伸びた場合であつ
ても、スリツト11,11,……と当接して覆つ
ているブラダ3の部分は伸長しないので、スリツ
ト11,11,……がブラダ3と干渉することが
なく、したがつて、ブラダに亀裂が発生して破損
するという恐れは全くないこととなる。
点で、第2インナーチユーブ8に穿設したスリツ
ト11,11,……を覆つているので、鎖線の状
態から実線の状態にブラダ3が伸びた場合であつ
ても、スリツト11,11,……と当接して覆つ
ているブラダ3の部分は伸長しないので、スリツ
ト11,11,……がブラダ3と干渉することが
なく、したがつて、ブラダに亀裂が発生して破損
するという恐れは全くないこととなる。
なお、この考案の考案者が前記フイン10の端
部と、第2インナーチユーブ8に穿設したスリツ
ト11のうちの一番近いものとの間隔について
色々と実験をした結果として、フイン10の端部
と、第2インナーチユーブ8に穿設したスリツト
11のうちの一番近いものとの間隔は2mm以上あ
れば、スリツト11とブラダ3とが干渉しないも
のであつた。
部と、第2インナーチユーブ8に穿設したスリツ
ト11のうちの一番近いものとの間隔について
色々と実験をした結果として、フイン10の端部
と、第2インナーチユーブ8に穿設したスリツト
11のうちの一番近いものとの間隔は2mm以上あ
れば、スリツト11とブラダ3とが干渉しないも
のであつた。
この考案は前記のように構成したことにより、
流路内の圧力が封入した気体の圧力よりも小さく
なつたブラダの収縮時に、インナーチユーブに穿
設したスリツトがフインの付根よりはなれていれ
ば、ブラダがフインの付根と第2インナーチユー
ブとの曲り部で折曲げられても、この折曲げ部が
(このフインの付根近くにスリツトがあるとブラ
ダがこのスリツト内に入り込んで損傷する)スリ
ツト内に入り込むことがなく損傷を惹起しない、
そしてブラダは第2インナーチユーブの外周面に
は良好に接合するので、スリツトと干渉すること
がなく、ブラダには局部的に大きな力が作用しな
いので、ブラダの耐久性が向上する。
流路内の圧力が封入した気体の圧力よりも小さく
なつたブラダの収縮時に、インナーチユーブに穿
設したスリツトがフインの付根よりはなれていれ
ば、ブラダがフインの付根と第2インナーチユー
ブとの曲り部で折曲げられても、この折曲げ部が
(このフインの付根近くにスリツトがあるとブラ
ダがこのスリツト内に入り込んで損傷する)スリ
ツト内に入り込むことがなく損傷を惹起しない、
そしてブラダは第2インナーチユーブの外周面に
は良好に接合するので、スリツトと干渉すること
がなく、ブラダには局部的に大きな力が作用しな
いので、ブラダの耐久性が向上する。
第1図はこの考案によるアキユムレータに使用
されているインナーチユーブの概略斜視図、第2
図は第2インナーチユーブとフインとブラダとの
関係を示す概略図、第3図はこの考案および従来
のアキユムレータの全体を示す概略図、第4図は
従来のアキユムレータに使用されているインナー
チユーブの概略斜視図、第5図は従来のアキユム
レータに使用されているインナーチユーブとフイ
ンとブラダとの関係を示す概略図、第6図は第5
図の拡大図である。 1……シエル、2……栓部材、3……ブラダ、
4……プロテクタ、5,15……インナーチユー
ブ、6,16……第1インナーチユーブ、6a…
…基部、6b……先端部、7,17……中空部、
8,18……第2インナーチユーブ、9,19…
…窪み部、10,20……フイン、11,21…
…スリツト、22……孔、23……蓋部材。
されているインナーチユーブの概略斜視図、第2
図は第2インナーチユーブとフインとブラダとの
関係を示す概略図、第3図はこの考案および従来
のアキユムレータの全体を示す概略図、第4図は
従来のアキユムレータに使用されているインナー
チユーブの概略斜視図、第5図は従来のアキユム
レータに使用されているインナーチユーブとフイ
ンとブラダとの関係を示す概略図、第6図は第5
図の拡大図である。 1……シエル、2……栓部材、3……ブラダ、
4……プロテクタ、5,15……インナーチユー
ブ、6,16……第1インナーチユーブ、6a…
…基部、6b……先端部、7,17……中空部、
8,18……第2インナーチユーブ、9,19…
…窪み部、10,20……フイン、11,21…
…スリツト、22……孔、23……蓋部材。
Claims (1)
- 一端が閉塞されているとともに、気体の封入用
の栓部材2が設けられたシエル1と、該シエル1
の内部に配置されて、外側にブラダ3が被嵌され
たインナーチユーブ5とを具え、前記インナーチ
ユーブ5は、一端が閉塞された中空部7を有し、
前記中空部7と連通して外方に開口している窪み
部9が周方向に間隔を置いて複数形成されて各窪
み部9間にフイン10が形成されている第1イン
ナーチユーブ6と、前記第1インナーチユーブ6
の中空部7に嵌着されて一方が閉塞されていると
ともに他方が流路と連通し、外周面の一部が前記
窪み部9に位置してスリツト11が穿設されてい
る第2インナーチユーブ8とから形成され、この
第2インナーチユーブ8に穿設されたスリツト1
1の位置が前記フイン20の付根と前記第2イン
ナーチユーブ8との曲がり部で前記ブラダ3が折
曲げられる範囲外に形成されていることを特徴と
するアキユムレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987140367U JPH0433442Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987140367U JPH0433442Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6445003U JPS6445003U (ja) | 1989-03-17 |
JPH0433442Y2 true JPH0433442Y2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=31404468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987140367U Expired JPH0433442Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433442Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340726A (en) * | 1976-09-24 | 1978-04-13 | Sandoz Ag | Quaternary ammonium salt |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP1987140367U patent/JPH0433442Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340726A (en) * | 1976-09-24 | 1978-04-13 | Sandoz Ag | Quaternary ammonium salt |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6445003U (ja) | 1989-03-17 |
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