JPH04333297A - ガスレーザ発振装置 - Google Patents

ガスレーザ発振装置

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JPH04333297A
JPH04333297A JP10264891A JP10264891A JPH04333297A JP H04333297 A JPH04333297 A JP H04333297A JP 10264891 A JP10264891 A JP 10264891A JP 10264891 A JP10264891 A JP 10264891A JP H04333297 A JPH04333297 A JP H04333297A
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JP
Japan
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discharge
laser oscillation
laser
reference value
integrator
Prior art date
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Application number
JP10264891A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sumino
努 角野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異常放電の検出機能を備
えたガスレーザ発振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異常放電の検出機能を備えたガスレーザ
発振装置としては例えば特開昭61−251088号公
報に記載の技術がある。図3はかかる装置の構成図であ
って、レーザ管の内部には一対の電極1、2が対向配置
され、これら電極1、2の近傍には光ファイバー3が配
置されている。この光ファイバー3は放電光を吸収して
発光するものである。このような構成であれば、各電極
1、2の間に高電圧が印加されてパルス状の主放電4が
発生すると、この主放電により放電光が発生する。とこ
ろが、レーザガスが劣化しているなどにより異常放電5
が発生すると、この異常放電5から発生する放電光は光
ファイバー3により吸収される。この放電光吸収により
光ファイバー3は赤く発光3aし、この光3aを判定回
路6に導く。この判定回路6は赤い発光3aとしきい値
とを比較して異常放電5を検出してその信号を電気制御
回路7に送る。この電気制御回路7はカウンタを備え、
異常放電の信号を入力する毎にカウント動作し、一定期
間内のカウント数が多くなったときに放電回路8の電圧
を低下して各電極1、2への印加電圧を低下させて放電
を停止させる。
【0003】しかしながら、この技術ではレーザ出力の
1ショット毎に異常放電発生の判定するので、正常な放
電でも発光強度が1ショット毎に異なる発光3aから異
常放電を判定するにはしきい値を適切に設定することが
困難である。
【0004】又、図4に示す異常放電の検出技術がある
。すなわち、レーザ管の内部には一対の電極10、11
が対向配置され、これら電極10、11にそれぞれピー
キングコンデンサ12、12…が接続されている。 又、電極10にはメインコンデンサ13、抵抗14を介
して電源15が接続されるとともにスイッチ16が接続
されている。そして、放電電流の流れるラインには電流
変成器(CT)17が設けられ、この電流変成器17が
波形解析装置18に接続されている。これにより、各電
極10、11の間で放電が発生すると、このときの放電
電流が電流変成器17により検出されて波形解析装置1
8に送られる。この波形解析装置18は放電電流の波形
を解析して異常放電を判定する。そして、異常放電と判
定されると、波形解析装置18は電源15の出力電圧を
低下させて放電を停止させる。
【0005】しかしながら、この技術では放電電流の波
形を分析して異常放電を判定するので、波形分析に複雑
な回路が必要な上、処理時間が長い。このため、高繰返
しのパルス発振のレーザに対しては適用が困難である。
【0006】又、異常放電の検出機能を備えたガスレー
ザ発振装置として特開昭61−129891号公報に記
載された技術がある。この技術にはアーク放電による光
をフォトダイオードで受光してこのダイオードの出力電
圧を積分器により積分し、この積分出力を比較器により
しきい値と比較して異常放電を判定することが記載され
ている。
【0007】しかし、この技術では上記同様に1ショッ
ト毎に異常放電発生の判定するので、正常な放電でも発
光強度が1ショット毎に異なる放電光から異常放電を正
確に判定することは困難である。
【0008】一方、レーザ発振が 200Hz程度の繰
返し数では放電によって絶縁物が破壊されることはない
が、繰返し数が kHz オーダになると絶縁破壊する
虞がある。ところが、かかる絶縁破壊を検出する技術は
上記各技術に備えられていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように上記各技
術では異常放電を正確に検出することができず、又絶縁
破壊を検出することができない。そこで本発明は、異常
放電を正確に検出できるとともに絶縁破壊を検出できる
ガスレーザ発振装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、パルスレーザ
光を出力するレーザ発振部と、このパルスレーザ発振部
に発生した放電光に関する情報を検出してこの情報に応
じた電気信号を出力する放電光検出手段と、この放電光
検出手段からの電気信号をレーザ発振部のレーザ繰返し
周波数等に基づいて設定された時定数により積分する一
次遅れ系の積分器と、この積分器の積分出力と基準値と
を比較してレーザ発振部の放電異常を検出する異常検出
手段とを備えて上記目的を達成しようとするガスレーザ
発振装置である。
【0011】この場合、異常検出手段は上限値としての
第1基準値及び下限値としての第2基準値とが設定され
、積分出力が第1基準値よりも高ければレーザ放電部に
おけるアーク放電発生を検出し、積分出力が第2基準値
よりも低ければレーザ放電部における絶縁破壊を検出す
る機能を有している。
【0012】
【作用】このような手段を備えたことにより、パルスレ
ーザ発振部に発生した放電光に関する情報を放電光検出
手段により検出し、この情報に応じた電気信号をレーザ
発振部のレーザ繰返し周波数等に基づいて時定数が設定
された一時遅れ系の積分器により積分し、この積分出力
と基準値とを異常検出手段により比較してレーザ発振部
の放電異常を検出する。
【0013】ここで、異常検出手段は第1基準値及び第
2基準値と積分出力とを比較し、積分出力が第1基準値
よりも高ければアーク放電発生を検出し、積分出力が第
2基準値よりも低ければ絶縁破壊を検出する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1はガスレーザ発振装置の構成図である
。レーザ管20の内部には一対の主電極21、22が対
向配置され、かつこれら主電極21、22の長手方向側
にはそれぞれ全反射ミラー23、出力ミラー24がそれ
ぞれ配置されている。又、主電極21にはスイッチ25
を介して高電圧電源26が接続されている。
【0016】レーザ管20の外部において全反射ミラー
23を透過する放射光の光路にはレンズ27を介してフ
ォトダイオード28が配置されている。このフォトダイ
オード28は受光量に応じた電流を流すものとなってい
る。このフォトダイオード28は異常検出手段の電流電
圧変換器29を通して積分器30に接続されている。
【0017】次に異常検出手段の構成について説明する
。電流電圧変換器29は演算増幅器Pと抵抗R1とを並
列接続した構成となっている。又、積分器30はレーザ
管20でのレーザ繰返し周波数等に基づいて設定された
時定数により積分動作する一次遅れ系のもので、コンデ
ンサCと抵抗R2とから構成されている。この積分器3
0の時定数は次のように決定される。全反射ミラー23
から透過する放電光のパルス幅をW(半値幅;単位ns
)、繰返し周波数をf(Hz)とすると、エキシマレー
ザやTEACO2レーザなどではパルス幅Wは30〜1
00nsであり、このパルス幅Wと繰返しパルス間隔1
/fとを比較すると、 (1/f)  >>  W の関係がある。しかるに、積分器30の時定数は繰返し
パルス間隔1/fを基準として決定し、例えば時定数2
(1/f)〜3(1/f)に設定する。この積分器30
の積分出力端子には比較器31、32が接続されている
【0018】これら比較器31、32のうち一方の比較
器31には第1基準電圧回路33が入力し、他方の比較
器32には第2基準電圧回路34が入力している。これ
ら基準電圧回路33、34は 第1基準電圧>第2基準電圧 の関係を有しており、第1基準電圧回路33はアーク放
電の検出、第2基準電圧回路34は絶縁破壊の検出とし
て設定されている。
【0019】又、各比較器31、32の各出力端子は共
通接続されてマグネットリレー35に接続されている。 このマグネットリレー35は付勢によりスイッチ25を
解放するものである。次に上記の如く構成された装置の
作用について説明する。
【0020】リレースイッチ25が閉じ、高電圧電源2
6から高電圧が各主電極21、22間に供給されている
状態に所定の繰返し周波数で主放電36が発生すると、
この主放電36による放電光が全反射ミラー23を透過
し、レンズ27により集光されてフォトダイオード28
に照射される。このフォトタイオード28は受光量に応
じた電流を発生し、この電流は電流電圧変換器29に流
れる。
【0021】この電流電圧変換器29は入力し電流をそ
の値に応じた電圧に変換して積分器30に送る。この積
分器30は電流電圧変換器29から供給される変換電圧
を積分する。例えば、図2に示すように電流電圧変換器
29からパルス状の変換電圧が出力され、これら変換電
圧が積分器30により積分されると、その積分出力は変
換電圧が低ければ、順次積分しても第1基準電圧と第2
基準電圧との範囲内に入る。
【0022】ところが、各主電極21、22との間で異
常放電、つまりアーク放電が発生すると、このアーク放
電による放電光の強度は高い。従って、このときの電流
電圧変換器29の変換電圧は高くなり、この変換電圧が
積分器30に送られる。そうすると、積分器30の積分
出力は高い変換電圧が順次入力されるので、第1基準電
圧を越える。このように積分出力が第1基準電圧を越え
ると、比較器31の出力信号はローレベルからハイレベ
ルに換わる。なお、他方の比較器32の出力はローレベ
ルである。比較器31から出力されたハイレベル信号は
マグネットリレー35に送られ、この信号を受けてマグ
ネットリレー35は付勢してリレースイッチ25を解放
する。この結果、各主電極21、22への高電圧の供給
はしゃ断され、主放電は停止する。
【0023】又、各主電極21、22の間で絶縁破壊が
起こると、これら主電極21、22間の主放電による放
電光強度は低くなる。従って、このときの電流電圧変換
器29の変換電圧は低くなり、この変換電圧が積分器3
0に送られる。そうすると、積分器30の積分出力は低
い変換電圧が順次入力されるので、第2基準電圧以下と
なる。このように積分出力が第2基準電圧以下となると
、比較器32の出力信号はローレベルからハイレベルに
換わる。なお、他方の比較器31の出力はローレベルで
ある。比較器32から出力されたハイレベル信号はマグ
ネットリレー35に送られ、この信号を受けてマグネッ
トリレー35は上記同様に付勢してリレースイッチ25
を解放する。この結果、各主電極21、22への高電圧
の供給はしゃ断され、主放電は停止する。
【0024】このように上記一実施例においては、放電
光の強度に応じた電気信号をレーザ繰返し周波数等に基
づいて時定数が設定された一時遅れ系の積分器30によ
り積分し、この積分出力と各電圧基準値とを比較してア
ーク放電発生及び絶縁破壊を検出するようにしたので、
放電光強度が1ショット毎にばらついていても、このば
らつきに影響されずに第1及び第2基準電圧を設定でき
、異常放電を確実に検出できる。そして、異常放電とし
てアーク放電発生を検出できるとともに絶縁破壊も検出
できる。そのうえレーザ発振が高繰り返し数でもアナロ
グの積分出力を用いるので、ディジタルの高速処理の必
要がなく、直ぐにアーク放電発生及び絶縁破壊が検出で
きる。これによりアーク放電発生及び絶縁破壊による構
造材の損傷を防止できる。又、積分器30の時定数を変
化させることによりレーザ発振の繰返し数の変化に対応
できる。さらに回路構成が簡単である。
【0025】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよい
。例えば、上記一実施例では放電光の強度を検出したが
、放電電流を検出してこの放電電流を電流電圧変換器2
9に導いてもよく、又放電音を検出してこの放電音を周
波数解析し、この解析結果から一定領域の音の成分信号
を積分器30に導くようにしてもよい。さらに、フォト
ダイオード28の前に波長選択性のあるフィルタを置き
、異常放電時に生じる特定波長を検出することにより性
能向上をさせることもできる。又、積分器30の時定数
を一定とし、各比較器31、32の各基準電圧をレーザ
繰返し数に対応して変化させてもよい。さらに、全反射
ミラー23から放電光が取り出せない場合は全反射ミラ
ー23に光学ウィンドウを設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、異
常放電を正確に検出できるとともに絶縁破壊を検出でき
るガスレーザ発振装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるガスレーザ発振装置の一実施例
を示す構成図。
【図2】同装置における検出作用を説明するための図。
【図3】従来装置の構成図。
【図4】従来装置の構成図。
【符号の説明】
20…レーザ管、21,22…主電極、23…全反射ミ
ラー、24…出力ミラー、25…スイッチ、26…高電
圧電源、27…レンズ、28…フォトダイオード、29
…電流電圧変換器、30…積分器、31,32…比較器
、33…第1基準電圧回路、34…第2基準電圧回路、
35…マグネットリレー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パルスレーザ光を出力するレーザ発振
    部と、このパルスレーザ発振部に発生した放電光に関す
    る情報を検出してこの情報に応じた電気信号を出力する
    放電光検出手段と、この放電光検出手段からの電気信号
    を前記レーザ発振部のレーザ繰返し周波数等に基づいて
    設定された時定数により積分する一次遅れ系の積分器と
    、この積分器の積分出力と基準値とを比較して前記レー
    ザ発振部の放電異常を検出する異常検出手段とを具備し
    たことを特徴とするガスレーザ発振装置。
  2. 【請求項2】  異常検出手段は上限値としての第1基
    準値及び下限値としての第2基準値とが設定され、積分
    出力が前記第1基準値よりも高ければレーザ放電部にお
    けるアーク放電発生を検出し、積分出力が前記第2基準
    値よりも低ければレーザ放電部における絶縁破壊を検出
    する機能を有する請求項(1) 記載のガスレーザ発振
    装置。
JP10264891A 1991-05-08 1991-05-08 ガスレーザ発振装置 Pending JPH04333297A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018018895A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 ファナック株式会社 レーザ制御装置、方法及びプログラム
JP2022041129A (ja) * 2020-08-31 2022-03-11 三菱電機株式会社 ガスレーザ装置

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