JPH0433164A - リレーショナル型データベースにおける一時的表結合方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリレーショナル型データベースに関し、特に複
数の表を結合して一時的に１つの表を生成する一時的表
結合方式に関する。

〔従来の技術〕

リレーショナル型データベースは、データベースに格納
するデータの論理構造を表形式としたものであり、−ａ
に、実データを格納するデータベースと、データベース
の論理的な構造を定義した表定義情報等の情報を格納す
るデータディクショナリと、このデータディクショナリ
を参照して前記データベースをアクセスするデータベー
ス管理システムと、このデータベース管理システムと利
用者端末との間に設けられた検索ファシリティとで構成
されている６ ところで、リレーショナル型データベースにおいては、
データベースに格納された個々の表の内容を表単位で利
用者端末の画面に表示することができると共に、２つ或
いはそれ以上の表を何等かの条件のもとに結合し、この
結合して得た１つの表（結合表）を利用者端末の画面に
表示することができるようになっている。そして、従来
このような表の結合は、どの表をどんな条件で結合しど
の項目を結合表に含めるか等を定義した結合表定義情報
を、表定義ユーティリティによって予めデータディクシ
ョナリに登録しておき、検索ファシリティを使った一連
の処理の過程で結合表を参照する場合、利用者端末から
検索ファシリティを通してデータベース管理システムに
対し上記の結合表定義情報を指定した表結合要求を与え
、データベース管理システムの有する表結合機能によっ
て作成された結合表を検索ファシリティを通して利用者
端末の画面に表示させるようにしていた。

［発明が解決しようとする課題〕 上述したように、従来のリレーショナル型デタベースに
おいても、複数の表を結合して１つの表を生成し、これ
を利用者端末の画面に表示することが可能であったが、
−時的に参照したい結合表であっても、表定義ユーティ
リティを使って事前に結合表定義情報をデータディクシ
ョナリに登録しておかなければならないという煩わしさ
がある。また、実際に検索ファシリティでデータベース
を検索しようとした段階で、欲しい項目が結合表定義情
報中に定義されていなかった場合や項目の配列を変更し
たい場合には、あらためて表定義ユーティリティを使っ
て既登録の結合表定義情報の修正を行わなければならな
い煩わしさもある。

そこで本発明の目的は、結合表定義情報を事前に登録し
ておく必要がなく、検索ファシリティを使った検索の場
面で任意の表の任意の項目を任意の配列で結合した結合
表を一時的に生成して表示することができるリレーショ
ナル型データベースにおける一時的表結合方式を提供す
ることにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記の目的を達成するために、実データを格納
するデータベースと、データベースの論理的な構造を定
義した情報を格納するデータディクソヨナリと、該デー
タディクショナリを参照して前記データベースをアクセ
スすると共に前記データディクショナリに格納された結
合表定義情報を指定した表結合要求時にはその結合表定
義情報に基づいて表結合処理を行う機能を持つデータベ
ース管理システムと、該データベース管理システムと利
用者端末との間に設けられた検索ファシリティとで構成
されたリレーショナル型データベースにおいて、 前記検索ファシリティ内に、前記利用者端末との間の対
話的処理によってメモリ上に結合表定義情報を作成する
結合表定義情報作成手段と、この結合表定義情報作成手
段によって作成された結合表定義情報を指定して前記デ
ータベース管理システムに表結合を要求し得られた結合
表を前記利用者端末に表示するデータベース検索手段と
を備え、前記データベース管理システムは、前記検索フ
ァシリティから前記メモリ上の結合表定義情報を指定し
た表結合要求が与えられることにより、前記メモリ上の
結合表定義情報を引き取りその結合表定義情報に基づい
て表結合処理を行う構成を有している。

前記結合表定義情報作成手段中には、 前記データディクショナリ内に表定義情報が実在する複
数の基本表の中から１つの基本表をプライマリ表として
選択せしめるプライマリ表選択手段と、 前記データディクショナリ内に表定義情報が実在する基
本表の中から少なくとも１つの基本表をセカンダリ表と
して選択せしめるセカンダリ表選択手段と、 前記選択されたプライマリ表、セカンダリ表を結合する
結合キー項目を選択せしめる結合キー項目選択手段と、 結合表に含ませる項目とその配列を決定せしめるレイア
ウト決定手段と、 上記選択および決定された内容を結合表定義情報として
保持するメモリ上のテーブルとが含まれ、また結合表に
対する検索条件式の指定を可能ならしめるために、結合
表に対する検索条件式を決定せしめて前記テーブル上の
結合表定義情報に含める検索条件式指定手段が設けられ
ている。

〔作用〕

本発明のリレーショナル型データベースにおける一時的
表結合方弐においては、検索ファシリティ内に備えられ
た結合表定義情報作成手段が利用者端末との間の対話的
処理によってメモリ上に結合表定義情報を作成し、同じ
く検索ファシリティ内に備えられたデータベース検索手
段が結合表定義情報作成手段によって作成された結合表
定義情報を指定してデータベース管理システムに表結合
を要求し、データベース管理システムがその表結合要求
に応じてメモリ上の結合表定義情報を引き取りその結合
表定義情報に基づいて表結合処理を行い、検索ファシリ
ティ内のデータベース検索手段が、データベース管理シ
ステムによって得られた結合表を利用者端末に表示する
。

結合表定義情報作成手段においては、それぞれ利用者端
末との間の対話的処理によって利用者に対し、プライマ
リ表選択手段がデータディクショナリ内に表定義情報が
実在する複数の基本表の中から１つの基本表をプライマ
リ表として選択せしめ、セカンダリ表選択手段がデータ
ディクショナリ内に表定義情報が実在する残りの基本表
の中から少な（とも１つの基本表をセカンダリ表として
選択せしめ、結合キー項目選択手段が上記選択されたプ
ライマリ表、セカンダリ表を結合する結合キー項目を選
択せしめ、レイアウト決定手段が結合表に含ませる項目
とその配列を決定せしめ、検索条件式指定手段が結合表
に対する検索条件式を決定せしめ、メモリ上のテーブル
が上記選択および決定された内容を結合表定義情報とし
て保持する。

〔実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は本発明の一実施例の構成図である。この例のリ
レーショナル型データベースは、データベースの論理的
な構造を定義した情報を格納するデータディクショナリ
１と、実データを格納するデータベース２と、データデ
ィクショナリ１の内容に従ってデータベース２を直接ア
クセスするデータベース管理システム３と、検索ファシ
リティ４と、利用者インタフェイス５と、利用者端末６
とで構成されている。また、検索ファシリティ４は、プ
ライマリ表選択手段４１．セカンダリ表選択手段４２．
レイアウト決定手段４３．結合キー項目選択手段４４．
検索条件式指定手段４５．データベース検索手段４６お
よびテーブル４７を含んでいる。ここで、プライマリ表
選択手段４１セカンダリ表選択手段４２．レイアウト決
定手段４３、結合キー項目選択手段４４．検索条件式指
定手段４５およびテーブル４７が利用者端末６との間の
対話的処理によってメモリ上に結合表定義情報を作成す
る結合表定義情報作成手段を構成しており、各々次のよ
うな機能を有する。

・プライマリ表選択手段４１ データディクショナリ１に表定義情報が実在する全ての
基本表の中から１つの基本表をプライマリ表として利用
者に選択せしめる機能を有する。

・セカンダリ表選択手段４２ データディクショナリｌに表定義情報が実在する残りの
基本表の中から１つ又は２つ以上の基本表をセカンダリ
表として利用者に選択せしめる機能を有する。

・レイアウト決定手段４３ 結合表に含ませる項目とその配列を利用者に決定せしめ
る機能を有する。

・結合キー項目選択手段４４ 選択されたプライマリ表、セカンダリ表を結合する結合
キー項目を利用者に選択せしめる機能を有する。

・検索条件式指定手段４５ 結合表に対する検索条件式を利用者に決定せしめる機能
を有する。

・テーブル４７ メモリ上に設けられ、上記選択および決定された内容を
結合表定義情報として保持する機能を有する。

また、検索ファシリティ４中のデータヘース検索手段４
６は、テーブル４７に生成された結合表定義情報を指定
してデータベース管理システム３に表結合を要求し、得
られた結合表を利用者端末６に表示する機能を有する。

更に、データベース管理システム３は、表定義ユーティ
リティによってデータディクショナリ１に定義された結
合表定義情報を指定した表結合要求に応答してその結合
表定義情報に基づく表結合処理を行う機能等、従来と同
様の機能を有すると共に、検索フッノリティ４内のテー
ブル４７上に作成された結合表定義情報を指定した表結
合要求に応答して、その結合表定義情報を引き取って表
結合処理を行う機能を有している。

第２図は本実施例による一時的表結合の具体例を示す。

この例は、プライマリ表として売上ファイル２１を、セ
カンダリ表として商品マスタ２２と倉庫マスタ２３とを
それぞれ選択し、これらを−時的に結合することにより
同図に示すような項目および配置を有する出荷管理ファ
イル２４を作った例である。以下、第２図の具体例に沿
って第１図に示す実施例の動作を説明する。

利用者端末６から利用者インクフェイス５を通して検索
ファシリティ４に対し一時的表結合を開始する指示が入
力されると、先ず検索ファシリティ４内のプライマリ表
選択手段４１が動作を開始する。プライマリ表選択手段
４１は、先ず、データディクショナリ１内に表定義情報
が実在する全ての基本表をデータデイクシツナリ１から
読み込み、例えばその表題等を含む一覧表を利用者端末
６の画面に表示して利用者にプライマリ表の選択を促す
。利用者は利用者端末６の画面に表示された複数の基本
表の中から１つの基本表すなわち第２図の場合は売上フ
ァイル２１を選択する。プライマリ表選択手段４１は売
上ファイル２１が選択されると、テーブル４７のプライ
マリ表情報ａに売上ファイル２１をプライマリ表とする
情報を格納し、制御をセカンダリ表選択手段４２に渡す
。

セカンダリ表選択手段４２は、プライマリ表選択手段４
１によって利用者端末６の画面器こ表示されている基本
表のうちプライマリ表として選択された売上ファイル２
１以外の基本表からセカンダリ表を選択することを利用
者に促す。利用者は上述したと同様にして基本表の選択
操作を行い、第２図の場合、商品マスタ２２と倉庫マス
タ２３との２つの基本表を選択する。セカンダリ表選択
手段４２は商品マスタ２２と倉庫マスタ２３とがセカン
ダリ表として選択されると、テーブル４７のセカンダリ
表情報すにそれらがセカンダリ表として選択された旨の
情報を格納し、制御をレイアウト決定手段４３に渡す。

レイアウト決定手段４３は、テーブル４７上のプライマ
リ表情報とセカンダリ表情報とを参照してデータディク
ショナリ１より売上ファイル２１商品マスタ２２および
倉庫マスタ２３にががる表定義情報の詳細を読み込み、
表形式のイメージで利用者端末６に表示し、結合表に含
める項目とその配置を利用者に決定させる。第２図の例
では、利用者は結合表として生成する出荷管理ファイル
２４に必要な項目として、「商品コード」、「商品名」
、「取引年月日」、「数量」、「単価」。

「倉庫色ｊを選択し、且つ、同図に示すように各項目の
配置を決定している。レイアウト決定手段４３は、この
決定した内容をテーブル４７のレイアウト情報Ｃに格納
し、制御を結合キー項目選択手段４４に渡す。なお、結
合表に含める項目の選択は、例えば利用者端末６に表示
された売上ファイル２１．商品マスタ２２および倉庫マ
スタ２３上の項目を配置順にマウスでクリックすること
等で可能になっている。

結合キー項目選択手段４４は、プライマリ表として選択
された売上ファイル２１とセカンダリ表として選択され
た商品マスタ２２と倉庫マスタ２３とを結合するキー項
目を選択するように利用者に促進し、選択された結合キ
ー項目に関する情報をテーブル４７上の結合キー項目情
報ｄに格納する。第２図の場合は、売上ファイル２１内
の項目「商品コード」と商品マスタ２２内の項目「商品
コード」を売上ファイル２１と商品マスタ２２との結合
キー項目として選択し、商品マスタ２２内の項目「倉庫
コード」と倉庫マスタ２３内の項目「倉庫コード」とを
商品マスタ２２と倉庫マスタ２３との結合キー項目とし
て選択しており、これらの結合キー項目にかかる情報が
テーブル４７上に格納される。その後制御は検索条件式
指定手段４５に渡される。

検索条件式指定手段４５は、結合表である出荷管理ファ
イル２４に対する検索条件式があれば、それを入力する
よう利用者に促進する。そして、利用者端末６から検索
条件式が入力されると、それをテーブル４７の検索条件
式情報ｅとして格納する。第２図のような出荷管理ファ
イル２４に対する検索条件式としては、例えば取引年月
日が１９９０年１月１日から同年３月３１日までの範囲
で検索したい為に、 １９９００１０１　＜取引年月日＜　１９９００３３１
と入力するような検索条件式が考えられる。

検索条件式指定手段４５は検索条件式情報の格納を終え
るか、検索条件式の入力を省略する指示が入力されると
、制御をデータベース検索手段４６へ渡す。

データベース検索手段４６は、テーブル４７上に生成さ
れた結合表定義情報を指定してデータベース管理システ
ム３に表結合要求を出す。

これに応答してデータベース管理システム３は、検索フ
ァシリティ４のテーブル４７上に生成された結合表定義
情報を引き取り、その内容に基づいて表結合処理等を行
い、生成した結合表すなわち今の例では第２図に示すよ
うな項目および配置を有する出荷管理ファイル２４を検
索ファシリティ４に渡す。

検索ファシリティ４のデータベース検索手段４６は、デ
ータベース管理システム３から渡された出荷管理ファイ
ル２４を利用者端末６に表示する。

以上の処理によって、利用者は、第２図に示したような
出荷管理ファイル２４の内容を参照することが可能とな
る。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明のリレーショナル型データ
ヘースムこおける一時的表結合方弐においては、検索フ
ァシリティ内に利用者端末との間の対話的処理によって
メモリ上に結合表定義情報を作成すると共にこの作成さ
れた結合表定義情報を指定してデータベース管理システ
ムに表結合を要求し得られた結合表を利用者端末に表示
する機能を設け、またデータベース管理システムは、検
索ファシリティからメモリ上の結合表定義情報を指定し
た表結合要求が与えられることにより、その結合表定義
情報を引き取って表結合処理を行うよう構成したことに
より、事前にデータディクショナリに結合表定義情報を
登録しておかなくても、検索ファシリティを使った検索
の場面で任意の表の任意の項目を任意の配列で結合した
結合表を一時的に生成して表示することができる。よっ
て、リレーシタナル型データベースの操作性等を高める
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図および、第２図は一
時的表結合の具体例を示す図である。 図において、 １・・・データディクショナリ ２・・・データベース ３・・・データベース管理システム ４・・・検索ファシリティ ５・・・利用者インクフェイス ６・・・利用者端末 ４１・・・プライマリ表選択手段 ４２・・・セカンダリ表選択手段 ４３・・・レイアウト決定手段 ４４・・・結合キー項目選択手段 ４５・・・検索条件式指定手段 ４６・・・データベース検索手段 ４７・・・結合表定義情報を保持するテーブル特許出願
人　日本電気株式会社外１名

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）実データを格納するデータベースと、データベー
   スの論理的な構造を定義した情報を格納するデータディ
   クショナリと、該データディクショナリを参照して前記
   データベースをアクセスすると共に前記データディクシ
   ョナリに格納された結合表定義情報を指定した表結合要
   求時にはその結合表定義情報に基づいて表結合処理を行
   う機能を持つデータベース管理システムと、該データベ
   ース管理システムと利用者端末との間に設けられた検索
   ファシリテイとで構成されたリレーショナル型データベ
   ースにおいて、 前記検索ファシリテイ内に、前記利用者端末との間の対
   話的処理によってメモリ上に結合表定義情報を作成する
   結合表定義情報作成手段と、該結合表定義情報作成手段
   によって作成された結合表定義情報を指定して前記デー
   タベース管理システムに表結合を要求し得られた結合表
   を前記利用者端末に表示するデータベース検索手段とを
   備え、前記データベース管理システムは、前記検索ファ
   シリテイから前記メモリ上の結合表定義情報を指定した
   表結合要求が与えられることにより、前記メモリ上の結
   合表定義情報を引き取りその結合表定義情報に基づいて
   表結合処理を行う構成を有することを特徴とするリレー
   ショナル型データベースにおける一時的表結合方式。
2. （２）前記結合表定義情報作成手段は、 前記データディクショナリ内に表定義情報が実在する複
   数の基本表の中から１つの基本表をプライマリ表として
   選択せしめるプライマリ表選択手段と、 前記データディクショナリ内に表定義情報が実在する残
   りの基本表の中から少なくとも１つの基本表をセカンダ
   リ表として選択せしめるセカンダリ表選択手段と、 前記選択されたプライマリ表、セカンダリ表を結合する
   結合キー項目を選択せしめる結合キー項目選択手段と、 結合表に含ませる項目とその配列を決定せしめるレイア
   ウト決定手段と、 上記選択および決定された内容を結合表定義情報として
   保持するメモリ上のテーブルとを含む請求項１記載のリ
   レーショナル型データベースにおける一時的表結合方式
   。
3. （３）前記結合表定義情報作成手段は、結合表に対する
   検索条件式を決定せしめて前記テーブル上の結合表定義
   情報に含める検索条件式指定手段を含む請求項２記載の
   リレーショナル型データベースにおける一時的表結合方
   式。