JPH0433095Y2 - - Google Patents

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JPH0433095Y2
JPH0433095Y2 JP4905288U JP4905288U JPH0433095Y2 JP H0433095 Y2 JPH0433095 Y2 JP H0433095Y2 JP 4905288 U JP4905288 U JP 4905288U JP 4905288 U JP4905288 U JP 4905288U JP H0433095 Y2 JPH0433095 Y2 JP H0433095Y2
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legs
leg
liquid container
locking
push button
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案は、液体容器本体の底部に折畳み開閉
自在な複数の脚を備えた脚つき液体容器に関する
ものである。
(従来技術) 第14図には、従来の、携帯可能で且つコツク
開閉による自然注液式の脚つき液体容器が示され
ている。この種の脚つき液体容器において、液体
容器本体101の底部111に設けた各脚10
2,102(合計3本設けられている)は、液体
容器の梱包時あるいは持運び時などには全体高さ
を低くおさえるために内側に折畳んで本体底部下
面に格納し、他方注液時には注口109の下方に
コツプなどの受液容器を置くスペースを確保する
ために開脚して使用される。この各脚102,1
02を開脚するときには、各脚の先側をそれぞれ
指でつまんで下方に旋回させて行われる。
ところで、第14図に示す従来の脚つき液体容
器では、各脚102,102を開脚させる際に、
それぞれ個別にしかも脚の先側を指でつまんで下
方に旋回させて行なわなければならず、その開脚
作業が面倒であるという問題があつた。
(考案の目的) 本願考案は、上記した従来の脚つき液体容器の
問題点に鑑み、開脚操作を簡単な操作で行えるよ
うにした脚つき液体容器を提供することを目的と
してなされたものである。
(目的を達成するための手段) 本願考案は、上記の目的を達成すべくなされた
もので、請求項第1の考案は、液体容器本体の底
部に複数の脚をそれぞれ折畳み開閉自在に枢着し
てなる脚つき液体容器において、前記液体容器本
体と前記各脚との間に該各脚を閉脚状態でロツク
するための脚ロツク機構を設け、さらに液体容器
本体の底部に前記脚ロツク機構をロツク解除する
ためのプツシユボタンを設けるとともに、前記液
体容器本体と前記各脚との間に前記脚ロツク機構
のロツク解除時に前記脚を自動的に開脚せしめる
バネを設けていることを特徴としている。
又、請求項第2の考案は、上記請求項第1の考
案のものにおいて、脚ロツク機構のロツク解除操
作用のプツシユボタンを1個のみ設け、該プツシ
ユボタンの単一操作で全脚ロツク機構を同時にロ
ツク解除させるようにしたものである。
(作用) 本願の請求項第1及び同第2の考案の脚つき液
体容器によれば、脚ロツク機構により脚が閉脚姿
勢でロツクされている状態でプツシユボタンを押
圧操作すると、脚ロツク機構がロツク解除される
と同時にバネにより脚が自動的に開脚方向に旋回
せしめられて開脚状態に維持されるようになる。
又、請求項第2の考案の脚つき液体容器において
は、各脚をそれぞれロツクする各脚ロツク機構を
単一のプツシユボタンの押圧操作で同時にロツク
解除せしめ得るようにしているので、全脚の開脚
操作がワンタツチで行えるようになる。
(実施例) 第1図ないし第13図を参照して本願考案のい
くつかの実施例を説明すると、第1図ないし第4
図に示す第1実施例、第5図ないし第7図に示す
第2実施例、第8図及び第9図に示す第3実施
例、第10図ないし第12図に示す第4実施例
は、請求項第1及び第2の考案に共通する実施例
であり、第13図に示す第5実施例は請求項第1
の考案のみに対応する実施例である。
まず、第1図ないし第4図に示す第1実施例の
脚つき液体容器について説明すると、この液体容
器は、携帯可能で且つコツク8を開放することに
よつて内容器7内の液体を注口9から外部に注出
し得るようになつている。
液体容器本体1の底部11下面には、その外周
寄りに円周方向等間隔をもつて合計4つの脚取付
け用のブラケツト18,18……が設けられてお
り、この各脚取付ブラケツト18,18……にそ
れぞれ棒状の脚2,2……の基端部21がピン1
9,19……で枢着されている。この各脚2,2
……は、第2図に示すようにその先端側22を液
体容器本体1の底部下面の中心部に向けて折畳み
枢着し得るようになつている。又、この各脚2,
2……は、閉脚状態において該脚2の先端部22
が液体容器本体下面の中心部にかなり近接する位
置に達する長さを有している。
液体容器本体1の底部11と各脚2,2……と
の間には、各脚を閉脚状態でロツクするための脚
ロツク機構3,3……が設けられている。この脚
ロツク機構3は、各脚2の先端部22の内面側に
設けた爪状の係止部31と、液体容器本体底面に
設けられていて該係止部31が係脱自在に係合可
能な係止受部41とで構成されている。係止受部
41は、各脚2,2……の閉脚状態において該脚
2の先端部22が位置する部分にそれぞれ設けら
れている(合計4箇所)。又、この各係止受部4
1,41……は、合成樹脂製の円形基板40の下
面に円周方向等間隔でもつて合計4つの板バネ状
垂下片42,42……を一体成形するとともに該
各垂下片42,42……の各下端にそれぞれ内向
きの爪43,43……を形成している。そしてこ
の各係止受部41,41……は、各垂下片42,
42……を液体容器本体1の底板12の上側から
該底板12に設けた切欠穴13,13……を通し
て下方に突出させている。尚、円形基板40は底
板12の上面に適宜の手段により固定されてい
る。係止受部41の垂下片42は、内外方向に適
宜強さの弾性を有しており、自由状態で底板12
に対して直交方向に垂下しているが、後述するよ
うに外方に向けて押圧力が加わると第3図に示す
ように下端の爪43形成側が外側に撓むようにな
つている。尚、係止受部41に対する押圧力が解
除されれば、垂下片42は元の直交姿勢に復帰す
る。
この脚ロツク機構3,3……は、各脚2、2…
…を第4図に示す開脚状態から上方に旋回させて
その先端部22を液体容器本体1の底面に向けて
少し強く押し付けることにより、脚先端部22側
の係止部31が係止受部41に係止されて該脚2
を閉脚状態でロツクし得るようになつている。
液体容器本体1の底部11中央には、脚ロツク
機構3,3……をロツク解除するためのプツシユ
ボタン5が設けられている。この第1実施例で
は、該プツシユボタン5は、円形容器形の操作部
51の上部に外向き円形のフランジ52を一体形
成している。そしてこのプツシユボタン5は、そ
の操作部51を液体容器本体の底板12の中央に
設けた穴14を通して底板下面側に突出させるよ
うにして設置されている。又、このプツシユボタ
ン5は、コイル状のスプリング53によつて常時
下方に付勢されている。尚、このプツシユボタン
5の下面は液体容器本体1の底部下面(ブラケツ
ト18の下面)より下方に突出しないようにして
いる。
他方、前記各係止受部41,41……の垂下片
42の内面には、内方側に向けて上り傾斜する傾
斜面をもつカム44がそれぞれ形成されている。
この各カム44,44……には、前記プツシユボ
タン5の操作部51を上方に押圧したときに該プ
ツシユボタン5のフランジ52の外周縁が同時に
摺接するようになつている。従つてプツシユボタ
ン5の操作部51を上方に押圧すれば、そのフラ
ンジ外周縁で各係止受部41、41……のカム4
4,44……を外方に押圧して、各垂下片42,
42……を同時に外側に撓ませることができるよ
うになつており、さらに第3図に示すように各垂
下片42,42……がそれぞれ外側に撓ませられ
るとその下端の爪43が脚2側の係止部31から
外れて該各脚2,2……が同時にロツク解除され
るようになる。
液体容器本体1の底面と各脚2,2……との間
には、該脚2を常時開脚方向に付勢するためのバ
ネ10がそれぞれ設けられている。この各バネ1
0,10……は、上記したように各脚2,2……
が各脚ロツク機構3,3……によるロツク状態か
ら開放されたときに、該各脚2,2……を強制的
に下方に旋回させて開脚せしめるように作用す
る。尚、各脚2,2……の開脚状態では、第4図
に示すように各脚2,2……は、その外側側面が
ブラケツト18の端縁に衝合し且つバネ10によ
つて外方に付勢されているので、安定した開脚姿
勢に保持される。
この第1実施例の脚つき液体容器では、第1図
及び第2図に示す閉脚状態から、各脚2,2……
を開くときには、液体容器本体1を持ち上げた状
態で該液体容器本体1の底面中央にあるプツシユ
ボタン5の操作部51を上方に押圧することによ
り、第3図に示すように各脚ロツク機構3,3…
…によるロツク状態が解除されると同時に各バネ
10,10……によつて各脚2,2……をそれぞ
れ自動的に且つ同時に開脚せしめ得るようになつ
ている。尚、開脚している各脚2,2……を閉じ
るときには、該各脚2,2……をバネ10に抗し
てそれぞれ内方側に旋回させて脚側の係止部31
が係止受部41に衝合したときに上方に少し強く
押圧すれば該係止部31が係止受部41の爪43
を乗り越えて相互に係合し、各脚2,2……はロ
ツク状態に維持されるようになる。
第5図ないし第7図に示す第2実施例の脚つき
液体容器では、脚2は角度120°間隔をもつて合計
3本使用されている。又、各脚ロツク機構3,
3、3の係止受部41は、筒状体60の下端部に
おいて該筒状体61の側面から適宜間隔だけ離間
させた状態でそれぞれ上向きに立上らせた立上り
板62の上端に形成されている。この各立上り板
62,62,62は、内外方向に可撓性を有し且
つその上下方向中間部に外面が外向きに上り傾斜
する傾斜面63を有している。又各立上り板6
2,62,62における傾斜面63形成位置より
下方にはプツシユボタン5の抜け止めを防止する
ための縦長のガイド溝64が形成されている。他
方、プツシユボタン5は有底円筒容器状に形成さ
れており、又その内径は各立上り板62,62,
62における傾斜面63形成位置より下方の外面
を結ぶ仮想円周とほぼ同径に形成されている。
又、このプツシユボタン5の内面には、各立上り
板62,62,62の各ガイド溝64内にそれぞ
れ嵌合する合計3つの内向き突起65,65,6
5が形成されていて、該各内向き突起65,6
5,65をそれぞれ各立上り板62,62,62
の各ガイド溝64内に嵌合させることによつてプ
ツシユボタン5が立上り板62,62,62の外
側面から離脱しないようにしている。前記筒状体
60はビス66により本体底板12の下面中央部
に固定されており、各脚2,2,2を閉脚状態直
前まで上方に旋回させたときにその脚2の先端部
22がそれぞれ立上り板62,62,62の上端
寄りの外面に接触して該立上り板62をそれぞれ
内方に撓ませながら上動し、該脚先端部22に設
けた係止部31が立上り板62の上端(係止受部
となる)を上方に乗り越えたときに立上り板62
が元に(外側)に復帰して、該各立上り板62,
62,62の上端係止受部41の上面に脚2側の
係止部31が係止されるようになつている。又、
プツシユボタン5は、立上り板62,62,62
の外側に下方からかぶせるようにしてしかも各内
向き突起65,65,65をそれぞれ立上り板6
2,62,62の各ガイド溝64,64,64内
に嵌合させた状態で上下スライド自在に装着され
ている。尚、プツシユボタン5はスプリング53
によつて下方に付勢されている。そして、この第
2実施例では、プツシユボタン5を押し上げる
と、該プツシユボタン5の上部開口縁67で各立
上り板62,62,62の傾斜面63を内方に押
圧して該各立上り板62,62、62をそれぞれ
内方に撓ませるようになり、それによつて各脚ロ
ツク機構3,3、3がロツク解除されるようにな
つている。尚、この第2実施例におけるその他の
基本的な構成は第1実施例のものと同様に構成さ
れている。
第8図及び第9図に示す第3実施例の脚つき液
体容器では、脚2は幅広の平板材を2枚使用して
いる。この各平板材からなる2枚の脚2,2に
は、その先端部22側の両端部分にそれぞれ2つ
の接地部2a,2aが設けられていて、合計4点
で接地するようになつている。又、この各脚2,
2は、その基端部21側の幅方向中間部を液体容
器本体底部11のブラケツト18,18にピン1
9,19で枢着して取付けられている。脚ロツク
機構3は、2組設けられていて、それぞれ脚2の
先端部22側中間部に形成した係止部31と、液
体容器本体1の底板12の下面中央部において内
外方向にスライド自在に設けられた係止受部41
つきのスライド部材71とで構成されている。各
脚ロツク機構3,3のスライド部材71,71
は、液体容器本体の底板12下面に設けられた保
護ケース72内において各側の係止受部41,4
1がそれぞれ外側に向くようにして配設されてお
り、しかも両スライド部材71,71間にスプリ
ング73を介設して該両スライド部材71,71
が相互に外方向に付勢されるようにしている。各
スライド部材71,71の係止受部41,41
は、保護ケース72の側壁に形成した窓穴74か
ら内外方向に出没自在に突出させている。又、各
スライド部材71,71の下面にはそれぞれ外側
に上り傾斜する傾斜面75,75が形成されてい
る。そしてこの脚ロツク機構3,3は、脚2を開
脚状態から閉脚させる際に、閉脚完了姿勢の直前
において脚先端部22の係止部31が、スライド
部材71の係止受部41に当接して該スライド部
材71を若干内方に押しつつ該係止受部41の上
側に乗り越えて該係止受部41の上面に係止され
るようになつている。又、前記保護ケース72の
下面側中央部には、プツシユボタン5が上下動自
在に設けられている。そして、該プツシユボタン
5を上動させるとその上面内縁が各スライド部材
71,71の傾斜面75,75の下面に当接し
て、各スライド部材71,71を相互に内方に没
入させることができるようになつており、それに
よつて各脚2,2へのロツク解除を同時になし得
るようになつている。
第10図ないし第12図に示す第4実施例の脚
つき液体容器では、脚2は上記第3実施例と同様
に平板材を2枚使用しており、それぞれ2つの接
地部2a,2aを有していて合計4点で支持し得
るようになつている。又、脚ロツク機構3は、各
脚2,2の先端部側における幅方向中間部に設け
た係止部31と、プツシユボタン5を兼用する単
一の横長のスライド部材81に設けた係止受部4
1とで構成されている。このスライド部材81は
液体容器本体の底板12下面に設けた凹溝82内
で水平内外方向にスライド自在に設置されてい
る。又このスライド部材81はスプリング83に
よつて常時外方向に付勢されている。尚、このス
ライド部材81は、ストツパー84によつて外方
への抜け止めをするとともに、棚部85,86に
よつて下方への脱落を防止している。又、該スラ
イド部材81の外端はプツシユボタン5の操作部
51となり、さらにスライド部材81の外方スラ
イド状態において該操作部51が液体容器本体1
の底部外側面とほぼ面一状の揃うようにしてい
る。スライド部材81側の各係止受部41,41
は、第11図に実線図示する如くスライド部材8
1の外方スライド状態(自然状態)において前記
脚2,2の各係止部31,31と係合可能な位置
に位置し、又鎖線81′で示す如くプツシユボタ
ンの操作部51を押圧してスライド部材81を内
方スライド位置まで押し込んだときに脚側の係止
部31,31に対して位置ずれするようになつて
いる。そしてこの第4実施例のものでは、脚2,
2を開脚状から閉じるときには、プツシユボタン
を内方に押し込んだ状態で各脚2,2をそれぞれ
閉脚位置まで折畳んだ状態で該プツシユボタン5
から指を離すと、スライド部材81がスプリング
83によつて元の外方スライド位置まで戻されて
各係止受部41,41が第11図及び第12図に
示すように脚側の各係止部31,31をそれぞれ
下面側から支持して、各脚2,2をロツク状態に
保持するようになつている。又、脚ロツク状態か
ら開脚させるには、プツシユボタン5の操作部5
1を内方に押し込むだけでよい。すると、スライ
ド部材81側の各係止受部41,41が脚側の各
係止部31,31から外れると同時に各脚2,2
がバネ10によつて同時に開脚せしめられるよう
になる。又、この第4実施例のものでは、プツシ
ユボタン5の操作部51を液体容器本体1の底部
側面から操作し得るようにしているので、上記第
1ないし第3実施例のもののようにプツシユボタ
ン5を液体容器本体1の底面側から操作するよう
にしたものより押圧操作が簡単となる。
上記した第1実施例ないし第4実施例(第1図
ないし第12図)の各脚つき液体容器では、単一
のプツシユボタン5を押圧操作するだけで、それ
ぞれ閉脚状態にある複数の脚2,2を同時にロツ
ク解除させることができ、複数の脚2,2を有し
ていても単一のプツシユボタン押圧操作のみで各
脚2,2を同時に開脚させることができる。
第13図に示す第5実施例の脚つき液体容器で
は、脚2は、例えば第2図又は第5図に示す場合
と同様に、棒状のものを合計4本又は3本使用
し、又、脚ロツク機構3及びプツシユボタン5は
該脚2と同数づつ使用されていて、各脚2ごとに
それぞれ開脚操作するようにしている。この第5
実施例の脚ロツク機構3は、脚2の基端部21の
外面に形成した突起状の係止部31と、液体容器
本体底板12下面の外周寄り部分に下向きに突出
形成した板バネ状の係止受部41とで構成されて
おり、脚2の閉脚状態では係止受部41が係止部
31に係合して該脚2をロツクし、又、脚2を強
制的に開脚させると係止部31が係止受部41を
乗り越えて両者の係合が離脱するようになつてい
る。プツシユボタン5は液体容器本体1の底部側
壁11a部分に内外方向にスライド自在で且つス
プリング93によつて外方に付勢された状態で設
けられている。このプツシユボタン5には該底部
側壁11aに横向きに設けた穴92を貫通して底
部側壁11a内方に突出する突出部91が設けら
れている。この突出部91の先端は、閉脚状態に
ある脚2の基端部21の上端外面に衝合してい
る。そしてプツシユボタン5の操作部51を内方
に押圧すると、突出部91の先端で脚2を開脚方
向に押圧して脚ロツク機構3を強制的にロツク解
除させ、それによつて脚2がバネ10により自動
的に開脚せしめられる。
(考案の効果) 本願考案の脚つき液体容器は次のような効果を
有する。
まず請求項第1の脚つき液体容器は、液体容器
本体1と複数の脚2,2との間に該各脚2,2を
閉脚状態でロツクするための脚ロツク機構3,3
を設け、さらに液体容器本体1の底部11に脚ロ
ツク機構3、3をロツク解除するためのプツシユ
ボタン5を設けるとともに、液体容器本体1と各
脚2,2との間に脚ロツク機構3のロツク解除時
に脚2を自動的に開脚せしめるバネ10を設けて
いるので、プツシユボタン5を押圧操作するだけ
で閉状態でロツクされている脚2を自動的に開脚
せしめることができ、該脚2の開脚操作が簡単と
なるという効果がある。
又、請求項第2の脚つき液体容器によれば、脚
ロツク機構3,3のロツク解除操作用のプツシユ
ボタン5を1個のみ設けて、該プツシユボタン5
の単一操作で全脚ロツク機構3,3を同時にロツ
ク解除させるようにしているので、単一のプツシ
ユボタン5を押圧操作するだけで、複数の脚2,
2を同時に開脚せしめることができ、複数の脚
2,2を備えた液体容器であつてもそれらの開脚
操作がより一層簡単に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の第1実施例にかかる脚つき
液体容器の下部を断面とした側面図、第2図は第
1図の底面図、第3図は第1図の脚つき液体容器
の作用説明図、第4図は第1図の脚つき液体容器
における開脚状態を示す一部断面図、第5図は本
願考案の第2実施例にかかる脚つき液体容器の底
面図、第6図は第5図の−拡大断面図、第7
図は6図の一部分解斜視図、第8図は本願考案の
第3実施例にかかる脚つき液体容器の底面図、第
9図は第8図の−拡大断面図、第10図
は本願考案の第4実施例にかかる脚つき液体容器
の底面図、第11図及び第12図はそれぞれ第1
0図の−及び−拡大断面図、第
13図は本願考案の第5実施例にかかる脚つき液
体容器の一部断面図、第14図は従来の脚つき液
体容器の下部を断面とした側面図である。 1……液体容器本体、2……脚、3……脚ロツ
ク機構、5……プツシユボタン、10……バネ、
11……底部、19……ピン、31……係止部、
41……係止受部、51……操作部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 液体容器本体1の底部11に複数の脚2,2
    をそれぞれ折畳み開閉自在に枢着してなる脚つ
    き液体容器であつて、前記液体容器本体1と前
    記各脚2,2との間には該各脚2,2を閉脚状
    態でロツクするための脚ロツク機構3,3が設
    けられており、さらに液体容器本体1の底部1
    1には前記脚ロツク機構3,3をロツク解除す
    るためのプツシユボタン5が設けられていると
    ともに、前記液体容器本体1と前記各脚2,2
    との間には前記脚ロツク機構3,3のロツク解
    除時に前記脚2,2を自動的に開脚せしめるバ
    ネ10が設けられていることを特徴とする脚つ
    き液体容器。 2 脚ロツク機構3,3のロツク解除操作用のプ
    ツシユボタン5は1個のみ設けられており、さ
    らに該プツシユボタン5の単一操作で全脚ロツ
    ク機構3,3が同時にロツク解除される如く構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の
    脚つき液体容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0736616Y2 (ja) * 1991-04-13 1995-08-23 オルゴ株式会社 液体容器

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JPH01153147U (ja) 1989-10-23

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