JPH0433022Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433022Y2
JPH0433022Y2 JP9716589U JP9716589U JPH0433022Y2 JP H0433022 Y2 JPH0433022 Y2 JP H0433022Y2 JP 9716589 U JP9716589 U JP 9716589U JP 9716589 U JP9716589 U JP 9716589U JP H0433022 Y2 JPH0433022 Y2 JP H0433022Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamping
meshing
closed
clamping pieces
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9716589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0337965U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9716589U priority Critical patent/JPH0433022Y2/ja
Publication of JPH0337965U publication Critical patent/JPH0337965U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0433022Y2 publication Critical patent/JPH0433022Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はズボン、スカートなどを挟持して吊り
下げておくためのハンガーに関する。
(従来の技術) 衣類販売、特にスカート売り場や、ズボン売り
場などで比較的多く用いられているハンガーとし
て、中央にフツクを形成させたバーの両端に衣類
を挟む挟持部を形成させたものが知られている。
その従来のハンガーは実開昭50−10428号公報に
示されたものが使用されることが多い。上記従来
のハンガーの挟持部は、バーの両端部を広げて係
止片とし、その係止片に回動係止片を一端で開閉
自在に取り付け、係止片と回動係止片とで衣類を
挟むようにして、係止片と回動係止片との双方の
外側でこれらを挟み付けるようにして摺動自在と
されたU字形のピンで係止片と回動係止片とを押
さえ付けるように構成したものである。金属で作
つたピンを除いて一体成形とすることができるの
で、安価に提供でき好ましい。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のハンガーは係止片と回動係止
片とを開閉自在としてピンで押さえ付ける構成と
したため、ピンを摺動させて外して回動係止片を
開き、間に衣類を載せて回動係止片を閉じ、再び
ピンを摺動させて固定するという動作を必要とす
る。衣類を挟持部に安定に保持させておくために
はピンをかなりきつめにしておかなければならな
い。そのため挟持部での衣類の挟み込み及び開放
の操作が面倒になるという問題があつた。
本考案は上記問題を解決し、挟持部に衣類を簡
単に着脱できるハンガーを提供することが課題で
ある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) そのため、本考案は挟持部の構造を工夫したも
ので、開閉自在な第1及び第2挟持片で衣類を挟
持させる点は同様であるが、それぞれの挟持片に
閉じたとき互いに噛み合つて双方を固定する第
1、第2噛み合い部を形成させておき、双方の挟
持片の間に配置され、押すことによつてこの噛み
合いを解く開放手段をいずれかの挟持片に形成さ
せたことを特徴とするものである。
なお本考案の用途は販売用などに限定されな
い。
(作用) これに衣類、例えばズボンを挟持させるにはズ
ボンの裾又は腰部を開いた双方の挟持片の間に入
れ、挟持片を閉じる。するとそれぞれに設けた噛
み合い部が噛み合つて双方の挟持片が固定される
ので、ズボンはその双方の挟持片に挟まれ保持さ
れる。挟持部の双方の挟持片の間には開放手段が
配置されているので、それを押圧すると前記噛み
合い部による噛み合いが外れる。したがつて挟持
片を開くことができ、ズボンを外すことができ
る。
(実施例) 以下図示された実施例について説明するが、こ
の説明における上下、左右など方向を示す語は図
面上での方向である。第1図が本考案1実施例ハ
ンガー10全体の斜視図で、フツク11を中央に
設けたバー12の両端に挟持部13,13を形成
させてある。この挟持部13は、一端で開閉自在
とされた第1及び第2挟持片14,15とその間
に配置された開放手段16を有している。
この挟持部13の開放手段16を外して示した
側面図が第2図である。図は閉じた状態である。
図示のように第1挟持部14及び第2挟持部15
は双方が間隔をおいて向い合つた左右対象的な形
状とされている。上端14a,15aを双方とも
ほぼ水平として、その突き合わせられた部分17
を肉薄にしてヒンジとしている。この肉薄部分1
7に代え、双方を別部材としてテープ等を張つて
開閉できるようにしてもよい。閉じられた状態で
他端14b,15bは双方がほぼ接触するように
曲げられている。中間部分は離れて広がつてお
り、その間に第1挟持部14に第1噛み合い部2
1を、第2挟持部15に第2噛み合い部22を互
いに相手側に突出させるようにして形成させてあ
る。
第1噛み合い部21は、第2噛み合い部22の
下側にあつて上面側に歯21aを有し、第2噛み
合い部22は、第1噛み合い部21の上側にあつ
て下面側に歯22aを有している。この上下関係
は逆であつても差支えない。相互の歯21a,2
2aの形状は、挟持片14,15を閉じるときに
は滑つて移動でき、止まつた位置で噛み合うこと
ができるとともに、噛み合つたときには挟持片が
開く方向には動かず固定される形状としておかな
ければならない。すなわち、相互に噛み合うラチ
エツト歯車の一部を構成している。
本実施例では挟持部13はバー12とともにプ
ラスチツクで一体成形される。この噛み合い部2
1、22の形状を成形する型のため双方の挟持片
14,15には孔23,23を設けてある。
噛み合い部21,22は、それぞれの歯で噛み
合う形状に成形されるが、その歯を設けた部分ま
では板状の突出片21b,22bが形成されてい
る。上記のようにプラスチツクで一体成形され、
挟持片14,15の面から片持ち梁の状態で突出
している突出片21b,22bは弾性を有し、そ
の弾性で噛み合い部21,22はわずかに上下に
移動する。その上下動によつて挟持片14,15
を閉じたとき噛み合わずに移動し、停止したとき
に噛み合う。逆方向(開く方向)には歯の形状で
動かないのは前記の通りである。
さらに本実施例は第3図に示すように第2噛み
合い部22(第1噛み合い部21も同一である)
の両側の歯22aを設けた部分から上側には外向
きに傾斜した傾斜面22cを形成している。下側
の第1噛み合い部21は逆に下向きに傾斜した傾
斜面21cである。したがつて、噛み合い部2
1,22が噛み合つた状態では双方の傾斜面が第
5図に示すように広がつて溝を構成する。
前記した開放手段16は、前述のように噛み合
つている噛み合い部21,22の噛み合いを外す
ためのもので、前記した噛み合い部21,22の
傾斜面21c,22cを利用している。この開放
手段16は、第4図に示すように略コ字状に形成
された帯体24の両袖部25,25の内面に円柱
状の突起26,26を形成した形状である。両袖
部25,25は互いにやや広がるように形成され
ている。前記突起26は、前記した噛み合つてい
る噛み合い部21,22の傾斜面21c,22c
で形成される溝の先端部の最も離れた箇所でちよ
うど挿入できる直径とされている。この突起26
を有する両袖部25,25の間隔は、第5図に示
すように双方の突起26の先端が噛み合つている
噛み合い部21,22の双方の傾斜面の先端に位
置する幅とほぼ等しくされている。この開放手段
16は帯状体24の平な部分に取付板27を形成
させ、それにあけた孔を一方の挟持片15に突出
させたボス28に挿入して取り付け固定してい
る。
本実施例を使用する場合は、まず開放手段16
の両袖部25,25を指で押す。したがつて突起
26,26が噛み合つている双方の噛み合い部2
1,22の傾斜面21c,22cに沿つて挿入さ
れる。第5図の中心から右側に示すようにこの突
起26の挿入によつて傾斜面21c,22cがそ
の傾斜によつて押し上げられ歯の噛み合いが外れ
る。したがつて閉じていた挟持片14,15を自
由に開くことができる。
挟持片14,15が開いた状態で衣類をその間
に入れて双方の挟持片を閉じると、第1噛み合い
部21と第2噛み合い部22とがその歯で噛み合
い、固定される。すなわち衣類を挟持部13,1
3で挟持させてフツク11で吊るすことができ
る。
第6図は他の実施例であり、挟持片の特に下部
の形状を変えたものである。他は前述の例と特に
異なるところはない。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、衣類を挟む双
方の挟持片が閉じることによつてそれぞれに設け
た噛み合い部によつて閉じた状態に固定される一
方、挟持部内に設けた開放手段を押すことによつ
て噛み合い部の噛み合いを外すようになつている
ので、衣類を挟持部に挟持させる操作がごく簡単
となり取扱いが簡単となる。
しかも本考案は金属等を一切使用する必要がな
く、同一のプラスチツクで成形することができる
ので安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1実施例ハンガーの全体の斜視図、第
2図は開放手段を外した挟持部の側面図、第3図
は噛み合い部の歯の部分の断面図、第4図は開放
手段の斜視図、第5図は噛み合い部と開放手段と
の関係を示す説明図、第6図は他の実施例の挟持
部の断面図である。 11……フツク、12……バー、13……挟持
部、14……第1挟持片、15……第2挟持片、
16……開放手段、21……第1噛み合い部、2
2……第2噛み合い部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央にフツクを形成したバーの両端に衣類を挟
    む挟持部を設けたハンガーにおいて、前記挟持部
    を、 バーの両端に固定された第1挟持片と、 該第1挟持片に一端を開閉自在に取り付け、他
    端で前記第1挟持部の他端とで衣類を挟持する第
    2挟持片と、 前記第1挟持片の中間部に前記第2挟持片側に
    向つて突出して形成した第1噛み合い部と、 前記第2挟持片の中間部にこれを閉じた際に前
    記第1噛み合い部と噛み合つて第1、第2挟持片
    を固定する第2噛み合い部と、 閉じられた第1、第2双方の挟持片の間に、そ
    の間の両側から押圧自在にいずれか一方の挟持片
    の取り付けられ、前記押圧で前記第1噛み合い部
    と第2噛み合い部との噛み合を開放する開放手段
    と を有する構造としたことを特徴とするハンガー。
JP9716589U 1989-08-22 1989-08-22 Expired JPH0433022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9716589U JPH0433022Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9716589U JPH0433022Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0337965U JPH0337965U (ja) 1991-04-12
JPH0433022Y2 true JPH0433022Y2 (ja) 1992-08-07

Family

ID=31646315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9716589U Expired JPH0433022Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0433022Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5396106B2 (ja) * 2009-03-05 2014-01-22 株式会社プレックス 衣服搬送ハンガー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0337965U (ja) 1991-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5159730A (en) Resilient clip
US3950829A (en) Hanger clip
US4192441A (en) Clamp construction for article hangers
US4009807A (en) Garment hanger
KR960012858B1 (ko) 잠금수단이 부착된 옷걸이
JPH0551110U (ja) バックル
JP3113984U (ja) スカート吊りクリップ
US4614322A (en) Strapping and hanging device
JPH0433022Y2 (ja)
JP2014171591A (ja) ピンチ具
JPH08214920A (ja) 合成樹脂製袋体チャックのスライダー
JPS59105430A (ja) 衣服の懸吊用フツク付挾持装置
WO1992009217A1 (en) Garment hanger clip
JPS6313759Y2 (ja)
CN110250666B (zh) 一种双向开合拉链
US20040094582A1 (en) Plastic clothes hanger
JPS6394Y2 (ja)
JP3023061U (ja) 温室等のカーテン吊り滑車
JPS5938211Y2 (ja) クリツプハンガ−
JPS6314655Y2 (ja)
JPS6034216Y2 (ja) ハンガ−吊持具
SI9620125A (sl) Obešalnik za obleko
JP5220214B1 (ja) 挟持具
JPS608727Y2 (ja) 装身具
JP3630448B2 (ja) 衣服ハンガー用クリップ