JPH04329952A - 電動車椅子 - Google Patents

電動車椅子

Info

Publication number
JPH04329952A
JPH04329952A JP3126821A JP12682191A JPH04329952A JP H04329952 A JPH04329952 A JP H04329952A JP 3126821 A JP3126821 A JP 3126821A JP 12682191 A JP12682191 A JP 12682191A JP H04329952 A JPH04329952 A JP H04329952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
link member
suspension unit
rear wheel
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3126821A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mihashi
研二 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP3126821A priority Critical patent/JPH04329952A/ja
Publication of JPH04329952A publication Critical patent/JPH04329952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗り心地、操作性等を
良くするようにサスペンションを有した電動車椅子に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車椅子や老人用の電動車両、また
運搬のための台車には4輪構造のものがあり、モータ駆
動をする場合には後輪にモータユニットを取付けている
。以下、共通なものの1つとして電動車椅子について説
明する。なお、実開昭61−45922号公報には後輪
駆動の電動車椅子が開示されている。
【0003】電動車椅子の後輪には、図12に示すよう
に、構造が簡単で乗り越え特性がよいトレーリングアー
ム式の独立サスペンションが設けられることが多く、後
輪1の軸受を支持するアーム2の途中にサスペンション
3の一端が取付けられ、その他端は車体フレーム4に固
着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものは各車輪に独立してサスペンション3が取付けられ
ているので、車輪間の連係がなく悪路での揺れがスムー
ズでなく乗り心地を悪くしている。また、傾斜面を走行
するときには車体が傾いており、さらに地面の凹凸があ
る場合には、この揺れを生じると不安定性が大きくなる
可能性がある。
【0005】本発明は、乗り心地の良いクッション性の
ある電動車椅子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、車体の対角線上の前輪と後輪とを一対の屈
曲したリンク部材でそれぞれ連結し、該リンク部材を互
いの交差位置で車体フレームに回動自在に支持し、前記
リンク部材の後輪軸近傍にサスペンションユニットの一
端を取付け、該ユニットの他端を車体フレームに装備し
たアクチュエータに連結して変位可能としたことを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成とすることによって、前輪
の振動がその対角線上の後輪に伝達され、前輪と後輪と
の相対的な振動がサスペンションユニットによって減衰
される。したがって、凹凸のある道路であっても4つの
車輪は地面に接触することが可能である。また、傾斜面
では、アクチュエータを作動させてサスペンションユニ
ットの位置を変え、車体と後輪との間隔を変化させた状
態でサスペンションユニットを働かすことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図7は電動車椅子5を示すものであり、シー
ト6には手押し用把手7、肘掛け8、折畳み式足載せ台
9が設けられ、肘掛け8の片側には運転操作装置10が
取付けられている。また、シート6の後ろ側にはバッテ
リ11等が積載され、後輪12をモータ駆動で回転させ
るようになっている。
【0009】図1,2,3および図6に示すように、車
体フレーム13には一対の矩形状のブラケット14が間
隔を開けて溶着され(溶接代a)、低位置の回動軸15
がこれに架設されている。また、一対のU字形状のブラ
ケット16が間隔を開けて低位置の回動軸15の両側に
開口側を車体フレーム13に溶着し(溶接代b)低位置
の回動軸15より離れた位置に同様の高位置の回動軸1
7が架設されている。車体に対し対角線上のタイヤ、す
なわち、右側の前輪18と左側の後輪12、左側の前輪
18と右側の後輪12とは、湾曲したリンク部材19を
2つ使用してこれらの軸受を連結している。そして、一
方のリンク部材19は低位置の回動軸15を貫通させ、
U字形状のブラケット16内を通り、回動自在に設けら
れている。他方のリンク部材19は高位置の回動軸17
を貫通させ、一方のリンク部材19の下方に回動自在に
設けられている。なお、一方のリンク部材19の回動動
作の支障にならなければ図6に示すように、高位置の回
動軸17をU字形状のブラケット16内に取付けても良
いものである。また、図1に示すように、後輪12には
モータユニット20が装着され、一方のリンク部材19
はモータユニット20のケースに固着されている。
【0010】また、図1,4および図5に示すように、
車体フレーム13に螺着されたブラケット21にアクチ
ュエータ22が配設されている(片側を図示)。アクチ
ュエータ22はモータ23とウォームギヤ24およびク
ランク25付き平ギヤ26で構成され、ウォームギヤ2
4と平ギヤ26がかみ合わされている。そして、このク
ランク25のピン27とリンク部材19の後輪12の軸
近傍のブラケット28にサスペンションユニット29の
両端部が軸支されている。
【0011】このように、リンク部材19の交差位置c
(図8参照)をピポット構造とし、4つの車輪をリンク
させ、しかも、アクチュエータ22によりサスペンショ
ンユニット29の位置決めがなされ、車体フレーム13
と後輪12との高さ位置を変えて4つの車輪を地面に接
触させ安定性が得られることになる。また、路面の凹凸
はタイヤの変形とリンクの変形によって吸収され、かつ
、サスペンションが作動することで衝撃が弱まり乗り心
地を良くすることができる。さらに、車体を状況に合わ
せて傾斜させることもできるので、傾斜面においても安
定性が得られることは勿論である。また、前輪18とリ
ンク部材19の交差位置cと後輪12の位置を変化させ
ることによって段差乗り越え性能を向上させることも可
能である。なお、従来のトレーリングアーム式のものに
サスペンションユニット29のアクチュエータ22を取
付けても良い。
【0012】図11は制御系を示すものである。車体■
には傾斜計■とジャイロ■とが装備されており、車体■
の姿勢が監視され、アクチュエータ22によって補正す
るようになっている。傾斜計■の出力はローパスフィル
タ■を通して制御端■に加えられ、ある限度以下の傾斜
に対して制御できるようにし、ジャイロ■の出力はハイ
パスフィルタ■を通して制御端■に加えられ、ある限度
以上の傾斜によって制御するようになっている。制御端
■に加えられた信号によりアクチュエータ22が作動し
て、サスペンションユニット29の位置決めをし、車体
■の姿勢を直すように作用する。この段階で制御端■に
外乱Fが入ることにより車体■が振動したときにも、傾
斜計■とジャイロ■がこれを計測し、車体■を立て直す
ことで斜面での安定性を得ることになる。なお、モータ
23の回転力の伝達にウォームギヤ24を使用している
ので、衝撃力が回転力に影響しないで済み、また、回転
比を大きく取れるので電力がわずかで済む。
【0013】次に、ピポット構造の異なる実施例を図9
、図10を参照して説明する。図9に示す一方のリンク
部材30は交差位置Cにおいて車体幅方向に延びたパイ
プ30a に形成され、ホルダ31によって車体フレー
ム13に回動自在に取付けられている。他方のリンク部
材32はパイプ30a の内部を貫通して対角線上の前
輪18と後輪12を連結させている。この構造は車体フ
レーム13への取付け箇所が少ないので作業が容易にな
る。
【0014】図10に示すピポット構造はその交差位置
cにおいて両方のリンク部材33を車体幅方向に平行に
延ばし、湾曲部が2か所にあるホルダ34によって車体
フレーム13に回動自在に取付けたものである。この平
行部分は片方が短くされ互いの動きが邪魔にならないよ
うにされており、リンク部材33どうしの整合は簡単で
ある。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるから、前輪から伝わる振動はリンク部材を介してサ
スペンションユニットに伝達される。したがって、凹凸
のある道路であっても4つの車輪で衝撃力を受けサスペ
ンションユニットが働き、ここで振動が減衰されて乗り
心地を良くすることができる。また、傾斜面では、アク
チュエータを作動させるので、同様に、乗り心地を良く
し、安定性も得られる。また、乗り降りのときにアクチ
ュエータを操作すればフロントを低くすることも出来る
。なお、アクチュエータをゆっくり動かせばロッキング
チェアとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の後部車輪側の構成図であ
る。
【図2】実施例のリンク部材のピポット部の斜視図であ
る。
【図3】実施例のリンク部材のピポット部の上面図であ
る。
【図4】実施例の位置決め機構の斜視図である。
【図5】実施例の位置決め機構の側面図である。
【図6】実施例のリンク部材のピポット部の展開図であ
る。
【図7】実施例の電動車椅子の斜視図である。
【図8】本発明による実施例のリンク部材の模式図であ
る。
【図9】他の実施例の、ピポット部を同心円としたリン
ク部材の斜視図である。
【図10】他の実施例の、ピポット部を平行軸にしたリ
ンク部材の斜視図である。
【図11】本発明による実施例のサスペンションの動作
回路を示すブロック図である。
【図12】従来の電動車椅子の後輪のサスペンション構
造を示す構成図である。
【符号の説明】
12  後輪 13  車体フレーム 18  前輪 19  リンク部材 22  アクチュエータ 29  サスペンションユニット 30  リンク部材 32  リンク部材 33  リンク部材 c  交差位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体の対角線上の前輪と後輪とを一対
    の屈曲したリンク部材でそれぞれ連結し、該リンク部材
    を互いの交差位置で車体フレームに回動自在に支持し、
    前記リンク部材の後輪軸近傍にサスペンションユニット
    の一端を取付け、該サスペンションユニットの他端を車
    体フレームに装備したアクチュエータに連結して変位可
    能としたことを特徴とする電動車椅子。
JP3126821A 1991-04-30 1991-04-30 電動車椅子 Pending JPH04329952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3126821A JPH04329952A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 電動車椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3126821A JPH04329952A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 電動車椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04329952A true JPH04329952A (ja) 1992-11-18

Family

ID=14944779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3126821A Pending JPH04329952A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 電動車椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04329952A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6672606B1 (en) * 2000-10-05 2004-01-06 Electric Mobility Corporation Suspension for personal mobility vehicle
JP2007061342A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Enax Inc 電動6輪車椅子
JPWO2018190388A1 (ja) * 2017-04-12 2020-02-27 Whill株式会社 電動モビリティ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6672606B1 (en) * 2000-10-05 2004-01-06 Electric Mobility Corporation Suspension for personal mobility vehicle
JP2007061342A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Enax Inc 電動6輪車椅子
JPWO2018190388A1 (ja) * 2017-04-12 2020-02-27 Whill株式会社 電動モビリティ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6380485B2 (ja) 走行装置
JP2001112821A (ja) 走行装置
JP4333398B2 (ja) ホイールベース可変式車輌
JP2002052915A (ja) キャンバが可変なサスペンション運動と車輪面内の垂直サスペンション運動とを有する車両
JPS5810264B2 (ja) 架空索道システムにおける車両の走行安定機構
JPH0569712A (ja) 独立懸架式サスペンシヨン
EP1188656B1 (en) Rear wheel suspension system in vehicle
JPH04329952A (ja) 電動車椅子
JPH0329276Y2 (ja)
JP3464684B2 (ja) 操舵輪懸架装置
JPH04317882A (ja) 走行車両
JPH03109191A (ja) 前部フレーム傾斜型電動三輪車
WO2020075404A1 (ja) 不整地走行車両
JP3541587B2 (ja) 電動車椅子の後輪懸架装置
JP3937288B2 (ja) 単座小型電動四輪車の前部構成
JPS6210841B2 (ja)
JPH0550817A (ja) サスペンシヨン装置
WO2021125302A1 (ja) 車両
JP2000024045A (ja) 折り畳み式車椅子
JP2003052759A (ja) 補助駆動装置
JP3721807B2 (ja) 車椅子用キャリヤ
JP2887533B2 (ja) 前輪駆動式車両
JPH1024068A (ja) 電動車椅子のサスペンションユニット
JPH0355444Y2 (ja)
JPH068150Y2 (ja) リーチフォークリフト