JPH04329740A - 自動車電話装置 - Google Patents

自動車電話装置

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JPH04329740A
JPH04329740A JP3100166A JP10016691A JPH04329740A JP H04329740 A JPH04329740 A JP H04329740A JP 3100166 A JP3100166 A JP 3100166A JP 10016691 A JP10016691 A JP 10016691A JP H04329740 A JPH04329740 A JP H04329740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
filter
voice recognition
input
speaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP3100166A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Akaha
俊夫 赤羽
Koichi Yamaguchi
耕市 山口
Satoru Nakamura
哲 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声認識機能を有する
自動車電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車電話を安全に使用するため
、運転者がハンドセットを手に持ってダイヤルやプッシ
ュボタンの操作をしなくてもよいように、発信先の名前
又は電話番号を音声によって入力することにより発信先
を選択できるハンズフリ−音声認識電話装置が提案され
ている。
【0003】図5に従来のこの種の自動車電話装置の構
成を示している。同図において、音声で発信先を指定す
る時は、スイッチ14を音声認識回路11側へ接続し、
マイクロホン13からの入力音声を音声認識回路11に
て認識する。制御回路12はその結果を用いて電話機1
0に発信を指令する。電話が通話状態になったら、スイ
ッチ14を電話機10側に切換えてマイクロホン13を
電話機10に接続し、マイクロホン13とスピ−カ15
とを用いたスピ−カ−ホンとして機能するようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンズフリ−音
声認識自動車電話装置は、特定のマイクロホンをハンド
ルの中心等車内の特定の位置に固定することを前提とし
て音声認識回路を調整していた。そのため、当初から自
動車電話取り付けを考慮した特定の車種でしか自動車電
話を利用できなかったり、後付けの自動車電話ではマイ
クロホン特性が装置と合わないため、認識結果に性能劣
化が生じる等の問題があった。
【0005】従って本発明は、マイクロホンの特性及び
取り付け位置等の違いによる周波数特性及び反響特性の
ばらつきを補償することのできる自動車電話装置を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、マイク
ロホン及び音声認識回路の間に接続されておりこのマイ
クロホンからの音声入力特性を補正するフィルタと、基
準音発生用の発振器及びスピ−カとを備えており、音声
認識回路はスピ−カから出力される基準音をマイクロホ
ンを介して受信してフィルタの入出力特性パラメ−タを
計算するように構成されており、この計算されたパラメ
−タに応じてフィルタの入出力特性が調整される自動車
電話装置が提供される。
【0007】
【作用】音声認識時は、マイクロホンから入った音声信
号が補正用フィルタにより補正された後音声認識回路へ
入力される。フィルタ調整時は、基準発生用の発振器の
信号をスピ−カから出力し、それと同期してマイクロホ
ンから入力された信号が分析され、望ましい特性になる
ように補正用フィルタが調整される。
【0008】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。
【0009】図1は本発明の第1の実施例の構成を概略
的に説明するブロック図である。
【0010】同図において、20は通信装置が基本部分
となる電話機、21は音声認識回路、22は制御回路、
23はマイクロホン、24はマイクロホン切換えスイッ
チ、25は電話用スピ−カ、26は補正用フィルタ、2
7は基準音発生用の発振器、28は基準音発生用スピ−
カである。マイクロホン切換えスイッチ24は音声認識
時とフィルタ調整時にはマイクロホン23をフィルタ2
6に接続し、通話中はマイクロホン23を電話機20に
接続する。従って音声認識時及びフィルタ調整時は、マ
イクロホン23と音声認識回路21との間にフィルタ2
6が接続されることとなる。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。
【0012】まず、音声ダイヤルによって電話の発信を
始める場合、マイクロホン切換えスイッチ24を補正用
フィルタ26側に切り換え、マイクロホン23からの音
声信号の周波数特性及び反響特性を補正用のフィルタ2
6によって補正し、その後音声認識回路21によって音
声認識を行ない、その結果を制御回路22へ送信する。 制御回路22はこの認識結果に基づいて発信先を選択、
決定し、電話機20を介して発信を行なう。
【0013】このとき、フィルタ26による補正はアナ
ログの入力音声に対するアナログ処理でも良いし、一旦
ディジタル値に変換してディジタル処理を施すようにし
ても良い。具体的には、周波数特性を補正するフィルタ
26には多チャンネルのイコライザ等を用い、反響特性
の補正には櫛形のFIRフィルタ(Finite Im
pulse Response フィルタ、有限インパ
ルスレスポンス形ディジタルフィルタ)等を直列又は並
列に接続して用いる。また、基準音出力用スピ−カ28
は可動とし、普段は格納または取り外しておいても良く
、電話用スピ−カと共用するようにしても良い。フィル
タ調整時に利用者が実際に発話する姿勢の口の前にスピ
−カを位置させて発信音を出すようにすればなお良い。 基準音には周波数特性や反響特性を検出し得るものとし
て、例えば純音を周波数を変化させて断続的に順次出力
するか、周波数を掃引して出力する。また、ホワイトノ
イズやインパルス等を出力しても良い。
【0014】図2にフィルタ調整時のアルゴリズムを示
す。なお、ここでは音響分析を認識回路で行なうことを
想定している。これは認識回路が汎用のプロセッサとソ
フトウエアで構成されている場合であり、必要ならば音
響分析のためのハ−ドウエアを特別に設けるようにして
も良いのは勿論である。
【0015】まず、ステップS1においてフィルタ26
を通さない状態に設定する。これは、フィルタ26の入
出力を直結するように制御すればよい。そしてステップ
S2で音響分析を開始する。次に、ステップS3におい
てスピ−カ28より基準音を発生し、マイクロホン23
を通して基準音を音声認識回路21に取り込む。次のス
テップS4では、音声認識回路21にてマイクロホン2
3から入った基準音の周波数特性を分析し、あらかじめ
内部に記憶している理想的な周波数特性との差からマイ
クロホン特性を求め、ステップS5でマイクロホン特性
をフラットにするフィルタの調整量を算出する。例えば
、周波数特性の山の部分は低くし、谷の部分は持ち上げ
るようにする。また、インパルス性の基準音を出力して
自動車内の残響特性を測定した後、これを打ち消すよう
にフィルタ定数を計算する。例えば、FIRフィルタを
用いる場合、車内の反響により或る時間差だけ遅れた信
号が混ざるようなときは、この反響成分をキャンセルす
るようにFIRフィルタのパラメ−タを調整する。この
結果をもとに、ステップS6で実際にフィルタ26を調
整する。この調整は、制御回路22によって自動的にフ
ィルタ26の入出力特性を制御するようにしてもよいし
、手動で行ってもよい。
【0016】以上の説明は、入力の音声信号に対してフ
ィルタするようにした例であるが、音声認識回路21が
バンドパスフィルタ群やフ−リエ変換等を用いて音声の
スペクトルをもとに音声認識している場合は、入力の音
声信号に対してフィルタをかけるのではなく、バンドパ
スフィルタ群の出力に対してアッテネ−タを設けるか、
フ−リエ変換結果に所定の係数を掛ける等することによ
り、周波数特性を容易に補正することもできる。
【0017】図3に第2の実施例を示す。同図において
、120 は通信装置が基本部分となる電話機、121
 は音声認識回路、122 は制御回路、123 はマ
イクロホン、124 はマイクロホン切換えスイッチ、
125 は電話用スピ−カ、126 は補正用フィルタ
、127 は基準音発生用の発振器、128 は基準音
発生用スピ−カであり、これらは図1の実施例のものと
同じである。本実施例ではさらに、フィルタ126 の
パラメ−タ記憶回路30がこのフィルタ126 及び制
御回路122 に接続されており、センサ/スイッチ3
1が制御回路122に接続されている。
【0018】即ち、フィルタ126 の設定値を記憶す
るパラメ−タ記憶回路30を設けることにより、同乗者
の数や窓の開閉等、幾つかの異なる状況に対して毎回、
スピ−カ128 から基準音を出さなくても、初めに一
度パラメ−タの設定値を記憶しておくことにより、それ
らの設定値を読み出すだけでフィルタ126 の補正量
の設定が可能となる。この場合、同乗者の数や窓の開閉
等をセンサ31で検知するか、ユ−ザのスイッチ操作を
制御回路122 で検出し、制御回路122 にて対応
する番号を選択して記憶回路30に与え、これから対応
するパラメ−タを読み出してフィルタ126 の設定を
行なう。また、発振器127 から基準音を出して補正
用フィルタ126 の調整を行なう動作を、電話機12
0 の電源投入時に自動的に行なうことも可能である。 このとき、基準音を出すスピ−カ127 は使用者の頭
部近傍にあることが望ましく、設置場所としては使用者
の頭上の天井やドア、ピラ−等が考えられる。
【0019】図4に第3の実施例を示す。同図において
、220 は通信装置が基本部分となる電話機、221
 は音声認識回路、222 は制御回路、223 はマ
イクロホン、224 はマイクロホン切換えスイッチ、
225 は電話用スピ−カ、226 は補正用フィルタ
、227 は基準音発生用の発振器、228 は基準音
発生用スピ−カであり、これらは図1の実施例のものと
同じである。本実施例ではさらに、シ−ケンス発生回路
40が制御回路222 及び音声認識回路221 に接
続されており、シ−ケンスメモリ41がこのシ−ケンス
発生回路40に接続されている。
【0020】シ−ケンス発生回路40は、シ−ケンスメ
モリ41に記憶されている音の連鎖情報に従って発振器
227 を作動させるとともに、音声認識回路221 
にも基準音のタイプを与える。音声認識回路221 は
マイクロホン223 から入力される基準音のタイプを
知り、それに応じた分析を行なってフィルタ226 の
パラメ−タを計算する。このとき、基準音として純音、
ホワイトノイズ、インパルス等の組み合わせを用いてメ
ロディ−風のシ−ケンスを用いることにより、使用者に
対する不快感を和らげることができる。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、マイクロホン及び音声認識回路の間に接続されてお
りこのマイクロホンからの音声入力特性を補正するフィ
ルタと、基準音発生用の発振器及びスピ−カとを備えて
おり、音声認識回路はスピ−カから出力される基準音を
マイクロホンを介して受信してフィルタの入出力特性パ
ラメ−タを計算するように構成されており、この計算さ
れたパラメ−タに応じてフィルタの入出力特性が調整さ
れるので、マイクロホンを車内の任意の場所に取り付け
たりマイクロホンの種類を変えるた場合にも、音声認識
率の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図である
【図2】本発明における補正用フィルタの調整アルゴリ
ズムを示すフロ−チャ−トである。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図である
【図4】本発明の第3の実施例を示すブロック図である
【図5】自動車電話装置の従来例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
20、120 、220   電話機 21、121 、221   音声認識回路22、12
2 、222   制御回路23、123 、223 
  マイクロホン24、124 、224   マイク
ロホン切換えスイッチ25、125 、225   電
話用スピ−カ26、126 、226   補正用フィ
ルタ27、127 、227   基準音発振器28、
128 、228   基準音発生用スピ−カ30  
パラメ−タ記憶回路 31  センサ/スイッチ 40  シ−ケンス発生回路 41  シ−ケンスメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マイクロホンと、該マイクロホンを介
    して入力した音声を認識する音声認識回路と、該音声認
    識回路によって認識された入力音声に応じて少なくとも
    発信制御を行う制御回路とを有する自動車電話装置であ
    って、前記マイクロホン及び前記音声認識回路の間に接
    続されており該マイクロホンからの音声入力特性を補正
    するフィルタと、基準音発生用の発振器及びスピ−カと
    を備えており、前記音声認識回路は前記スピ−カから出
    力される基準音を前記マイクロホンを介して受信して前
    記フィルタの入出力特性パラメ−タを計算するように構
    成されており、該計算されたパラメ−タに応じて前記フ
    ィルタの入出力特性が調整されることを特徴とする自動
    車電話装置。
JP3100166A 1991-05-01 1991-05-01 自動車電話装置 Pending JPH04329740A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005164988A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Xanavi Informatics Corp 周波数切替装置および情報処理装置
JP2013531273A (ja) * 2010-06-03 2013-08-01 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー スピーカ及びマイクロホンを備える音声認識システムを調整する方法、及び音声認識システム
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