JPH04328066A - 車両用ブレーキの液圧倍力装置 - Google Patents
車両用ブレーキの液圧倍力装置Info
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- JPH04328066A JPH04328066A JP3098514A JP9851491A JPH04328066A JP H04328066 A JPH04328066 A JP H04328066A JP 3098514 A JP3098514 A JP 3098514A JP 9851491 A JP9851491 A JP 9851491A JP H04328066 A JPH04328066 A JP H04328066A
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- hydraulic pressure
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 title abstract description 7
- XDDAORKBJWWYJS-UHFFFAOYSA-N glyphosate Chemical compound OC(=O)CNCP(O)(O)=O XDDAORKBJWWYJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキペダルの踏力
を液圧によるピストン駆動で倍力してマスタシリンダに
伝える車両用ブレーキの液圧倍力装置に関する。
を液圧によるピストン駆動で倍力してマスタシリンダに
伝える車両用ブレーキの液圧倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ブレーキの液圧倍力装置と
しては、例えば特開昭60−52015号公報或いは特
開昭62−244750号公報等のものが知られている
。即ち、従来の液圧倍力装置は、マスタシリンダとプレ
ーキペダルの間に同軸に制御バルブを一体に備えた倍力
ピストン機構を配置し、ブレーキペダルの押し込みによ
る制御バルブの動作で倍力ピストンを液圧駆動し、ペダ
ル踏力を倍力してマスタシリンダに伝えている。
しては、例えば特開昭60−52015号公報或いは特
開昭62−244750号公報等のものが知られている
。即ち、従来の液圧倍力装置は、マスタシリンダとプレ
ーキペダルの間に同軸に制御バルブを一体に備えた倍力
ピストン機構を配置し、ブレーキペダルの押し込みによ
る制御バルブの動作で倍力ピストンを液圧駆動し、ペダ
ル踏力を倍力してマスタシリンダに伝えている。
【0003】しかし、このような従来の液圧倍力装置に
あっては、次のような問題点がある。第1に、液圧倍力
装置の車体への取付け面とマスタシリンダへの取付け面
との間の距離が長く、マスタシリンダも含めた全長が長
い。第2に、倍力制御において液圧シール類の摩擦抵抗
が大きく影響し、出力のヒステリシスが大きく、入力に
対する出力の精度が低く、比例的な倍力制御ができにく
い。
あっては、次のような問題点がある。第1に、液圧倍力
装置の車体への取付け面とマスタシリンダへの取付け面
との間の距離が長く、マスタシリンダも含めた全長が長
い。第2に、倍力制御において液圧シール類の摩擦抵抗
が大きく影響し、出力のヒステリシスが大きく、入力に
対する出力の精度が低く、比例的な倍力制御ができにく
い。
【0004】第3に、入力ストロークを出力ストローク
より小さくすることが困難である。そこで本願発明者等
にあっては、倍力ピストンをマスタシリンダ中心線上と
離れた位置に配置すると共に両者を入力レバーと出力レ
バーでなるリンク機構で連結した液圧倍力装置を提案し
ている。即ち、液圧倍力装置のケースに中間部Aを支持
された出力レバーを設け、出力レバーの一端を出力部材
を介してマスタシリンダと連結すると共に、他の一端を
入力レバーは他の一端を入力部材と連結すると共に中間
部を倍力ピストンと連結する。更に入力レバーの他の中
間部と液圧制御バルブとを連結した構造としている。
より小さくすることが困難である。そこで本願発明者等
にあっては、倍力ピストンをマスタシリンダ中心線上と
離れた位置に配置すると共に両者を入力レバーと出力レ
バーでなるリンク機構で連結した液圧倍力装置を提案し
ている。即ち、液圧倍力装置のケースに中間部Aを支持
された出力レバーを設け、出力レバーの一端を出力部材
を介してマスタシリンダと連結すると共に、他の一端を
入力レバーは他の一端を入力部材と連結すると共に中間
部を倍力ピストンと連結する。更に入力レバーの他の中
間部と液圧制御バルブとを連結した構造としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリンク機構と倍力ピストンを組合せた液圧倍力装置
によれば、液圧シール部材の摺動抵抗によってブレーキ
の効き始めの踏力が大きくなってしまう問題は解消でき
るが、効き始め踏力を大きくする要因は液圧シールの摺
動抵抗以外にマスタシリンダ以降のホイールシリンダに
至る各部の内部摺動抵抗や各部リターンスプリングの荷
重等があり、依然としてブレーキが効き始める際のペダ
ル踏力が大きいという問題があった。
うなリンク機構と倍力ピストンを組合せた液圧倍力装置
によれば、液圧シール部材の摺動抵抗によってブレーキ
の効き始めの踏力が大きくなってしまう問題は解消でき
るが、効き始め踏力を大きくする要因は液圧シールの摺
動抵抗以外にマスタシリンダ以降のホイールシリンダに
至る各部の内部摺動抵抗や各部リターンスプリングの荷
重等があり、依然としてブレーキが効き始める際のペダ
ル踏力が大きいという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、ブレーキ効き始めのペダル踏力を極
めて小さくできるようにした車両用ブレーキの液圧倍力
装置を提供することを目的とする。
てなされたもので、ブレーキ効き始めのペダル踏力を極
めて小さくできるようにした車両用ブレーキの液圧倍力
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。まず本発明は、マスタシリンダとブレー
キペダルの間に設けられ、ペダル踏力を倍力してマスタ
シリンダに伝達する車両用ブレーキの液圧倍力装置を対
象とする。
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。まず本発明は、マスタシリンダとブレー
キペダルの間に設けられ、ペダル踏力を倍力してマスタ
シリンダに伝達する車両用ブレーキの液圧倍力装置を対
象とする。
【0008】このような車両用ブレーキの液圧倍力装置
として本発明にあっては、一端を出力部材3と連結した
出力レバー2と一端を入力部材5と連結した入力レバー
4とを設け、出力レバー2の他端と入力レバー4の他端
とを揺動可能に連結し、出力レバー2の中間部Aをケー
ス1に回動自在に支持し、入力レバー4の中間部Eと倍
力ピストン6とを連結し、入力レバー4の他の中間部を
液圧制御バルブ7とを連結する。
として本発明にあっては、一端を出力部材3と連結した
出力レバー2と一端を入力部材5と連結した入力レバー
4とを設け、出力レバー2の他端と入力レバー4の他端
とを揺動可能に連結し、出力レバー2の中間部Aをケー
ス1に回動自在に支持し、入力レバー4の中間部Eと倍
力ピストン6とを連結し、入力レバー4の他の中間部を
液圧制御バルブ7とを連結する。
【0009】更にブレーキ効き始めのペダル踏力を低減
するために、液圧供給による倍力ピストン6の移動で弾
性体(リターンスプリング)34により予め設定した初
期荷重Fo を出力レバー2の中間部に加えるジャンプ
アップ部材37を設けたことを特徴とする。ここで倍力
ピストン6のピストンロッド19と入力レバー4の受け
部18が当接する部分に、制御バルブ7が倍力シリンダ
6に液圧供給を始めるまでの入力レバー4の遊びを設定
する隙間Lを設ける。
するために、液圧供給による倍力ピストン6の移動で弾
性体(リターンスプリング)34により予め設定した初
期荷重Fo を出力レバー2の中間部に加えるジャンプ
アップ部材37を設けたことを特徴とする。ここで倍力
ピストン6のピストンロッド19と入力レバー4の受け
部18が当接する部分に、制御バルブ7が倍力シリンダ
6に液圧供給を始めるまでの入力レバー4の遊びを設定
する隙間Lを設ける。
【0010】
【作用】このような構成を備えた本発明の液圧倍力装置
によれば次の作用が得られる。ブレーキペダルの踏み込
みに応じて入力レバー4が動くと、まず制御バルブ7が
作動して倍力シリンダ20に液圧を供給し倍力ピストン
6が動きはじめる。倍力ピストン6はまずスプリング3
4を介して出力レバー2を押圧する。更に液圧が供給さ
れるとピストンロッド19が入力レバー2を押すことに
なる。
によれば次の作用が得られる。ブレーキペダルの踏み込
みに応じて入力レバー4が動くと、まず制御バルブ7が
作動して倍力シリンダ20に液圧を供給し倍力ピストン
6が動きはじめる。倍力ピストン6はまずスプリング3
4を介して出力レバー2を押圧する。更に液圧が供給さ
れるとピストンロッド19が入力レバー2を押すことに
なる。
【0011】最初のスプリング34を介して出力レバー
2を押す力は単純に出力部材3に伝達され、倍力比には
関係せず、ブレーキの効き始めに必要なジャンプアップ
値としての初期荷重Fo を加える。つまり、マスタシ
リンダを押す出力値は制御バルブ7が開くとただちにス
プリング34の荷重に相当する力が出力され、更に入力
値にレバー比で決まる倍力比を乗じた値が上乗せされる
ことになる。
2を押す力は単純に出力部材3に伝達され、倍力比には
関係せず、ブレーキの効き始めに必要なジャンプアップ
値としての初期荷重Fo を加える。つまり、マスタシ
リンダを押す出力値は制御バルブ7が開くとただちにス
プリング34の荷重に相当する力が出力され、更に入力
値にレバー比で決まる倍力比を乗じた値が上乗せされる
ことになる。
【0012】このジャンプアップ値をマスターシリンダ
以降のホイールシリンダに至る各部の内部摺動抵抗や各
部リターンスプリングの荷重等にほぼ等しくなるように
設定すれば、ブレーキが効き始めるペダル踏力を極めて
小さな値にすることができる。
以降のホイールシリンダに至る各部の内部摺動抵抗や各
部リターンスプリングの荷重等にほぼ等しくなるように
設定すれば、ブレーキが効き始めるペダル踏力を極めて
小さな値にすることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示した断面説明図
である。図1において、1は本発明の液圧倍力装置のケ
ースであり、右側に車体への取付面8を形成し、左側に
マスタシリンダ9への取付面10を形成している。ケー
ス1内には出力レバー2が設けられ、出力レバー2は軸
12によりケース1の支持部材14に対し回転自在に装
着されている。支持部材14はボルト13によりケース
1に固定される。軸12にはコイル状に巻かれたリター
ンスプリング15が装着され、一端を支持部材14に係
着し、他端を出力レバー2に係着し、出力レバー2を右
回りに付勢して図示の初期位置に保持している。
である。図1において、1は本発明の液圧倍力装置のケ
ースであり、右側に車体への取付面8を形成し、左側に
マスタシリンダ9への取付面10を形成している。ケー
ス1内には出力レバー2が設けられ、出力レバー2は軸
12によりケース1の支持部材14に対し回転自在に装
着されている。支持部材14はボルト13によりケース
1に固定される。軸12にはコイル状に巻かれたリター
ンスプリング15が装着され、一端を支持部材14に係
着し、他端を出力レバー2に係着し、出力レバー2を右
回りに付勢して図示の初期位置に保持している。
【0014】出力レバー2の下端には軸16によって入
力レバー4が回動自在に装着される。入力レバー4は上
端に受け部17を形成しており、受け部17に入力部材
5の先端を当接している。入力部材5の後端は軸47に
よりブレーキレバー45に連結される。ブレーキレバー
45は下側にブレーキペダル(図示せず)を備え、上端
を軸46により車体側に回動自在に支持している。この
ため、ブレーキペダルを踏み込むと軸46を中心にブレ
ーキレバー45は回動し、入力部材5を前進させるよう
になる。
力レバー4が回動自在に装着される。入力レバー4は上
端に受け部17を形成しており、受け部17に入力部材
5の先端を当接している。入力部材5の後端は軸47に
よりブレーキレバー45に連結される。ブレーキレバー
45は下側にブレーキペダル(図示せず)を備え、上端
を軸46により車体側に回動自在に支持している。この
ため、ブレーキペダルを踏み込むと軸46を中心にブレ
ーキレバー45は回動し、入力部材5を前進させるよう
になる。
【0015】出力部材2の上端は軸11により破線で示
すリンク部材43に連結され、リンク部材43は軸44
によりガイド部材41に連結され、ガイド部材41の先
端にマスタシリンダ9のピストンを押圧する出力部材3
を装着している。ガイド部材41は後ろ側にガイド穴4
2を設けており、ガイド穴42を入力部材5の中間部に
嵌め入れている。
すリンク部材43に連結され、リンク部材43は軸44
によりガイド部材41に連結され、ガイド部材41の先
端にマスタシリンダ9のピストンを押圧する出力部材3
を装着している。ガイド部材41は後ろ側にガイド穴4
2を設けており、ガイド穴42を入力部材5の中間部に
嵌め入れている。
【0016】図2は図1のガイド部材41の部分を取り
出して示した平面断面図であり、出力レバー2の左右(
図示では上下)に2枚に分かれており、軸11によって
リンク部材43の一端に連結され、リンク部材43の他
端は軸44により下側に開口した箱型のガイド部材41
の側面に連結されている。従って出力レバー2の動きは
リンク部材43、ガイド部材41を介して出力部材3に
伝達される。
出して示した平面断面図であり、出力レバー2の左右(
図示では上下)に2枚に分かれており、軸11によって
リンク部材43の一端に連結され、リンク部材43の他
端は軸44により下側に開口した箱型のガイド部材41
の側面に連結されている。従って出力レバー2の動きは
リンク部材43、ガイド部材41を介して出力部材3に
伝達される。
【0017】ガイド部材41の後ろ側のガイド穴42は
ブレーキレバー45による入力部材5の動きに対し上下
方向の動きが最も少ない中間部に嵌め入れている。従っ
て、ガイド部材41が後ろ側のガイド穴42の部分で上
下方向の動きが少なく、且つ出力部材3の先端のマスタ
シリンダのピストン当接部の軸支面50上で上下の動き
がないことから、出力レバー2の軸12を中心に揺動回
転しても、出力部材3を中心軸線50に沿って移動させ
ることができ、上下方向の動きを抑えることでマスタシ
リンダ9のピストンに加わるサイドフォースを最小限に
抑えている。
ブレーキレバー45による入力部材5の動きに対し上下
方向の動きが最も少ない中間部に嵌め入れている。従っ
て、ガイド部材41が後ろ側のガイド穴42の部分で上
下方向の動きが少なく、且つ出力部材3の先端のマスタ
シリンダのピストン当接部の軸支面50上で上下の動き
がないことから、出力レバー2の軸12を中心に揺動回
転しても、出力部材3を中心軸線50に沿って移動させ
ることができ、上下方向の動きを抑えることでマスタシ
リンダ9のピストンに加わるサイドフォースを最小限に
抑えている。
【0018】再び図1を参照するに、ケース1の下側に
は倍力シリンダ20が形成され、倍力シリンダ20の中
に倍力ピストン6を摺動自在に組み込んでいる。倍力ピ
ストン6の先端側には液圧シール21が設けられ、液圧
シール21の内側に液圧室22を形成している。倍力ピ
ストン6の内部にはピストンロッド19が収納される。
は倍力シリンダ20が形成され、倍力シリンダ20の中
に倍力ピストン6を摺動自在に組み込んでいる。倍力ピ
ストン6の先端側には液圧シール21が設けられ、液圧
シール21の内側に液圧室22を形成している。倍力ピ
ストン6の内部にはピストンロッド19が収納される。
【0019】ピストンロッド19の先端は入力レバー4
に形成した受け部18の中に位置しているが、図示の初
期状態ではロッド先端と受け部18の間には隙間が形成
されている。また、ピストンロッド19の両側の鍔部に
はリテーナ35と36が組み込まれ、リテーナ35と3
6の間にジャンプアップ特性の初期荷重を与えるための
スプリング34を組み込んでいる。右側のリテーナ36
は一体にジャンプアップ部材37を備えており、ジャン
プアップ部材37は出力レバー2の軸部12と16の間
に連結されている。
に形成した受け部18の中に位置しているが、図示の初
期状態ではロッド先端と受け部18の間には隙間が形成
されている。また、ピストンロッド19の両側の鍔部に
はリテーナ35と36が組み込まれ、リテーナ35と3
6の間にジャンプアップ特性の初期荷重を与えるための
スプリング34を組み込んでいる。右側のリテーナ36
は一体にジャンプアップ部材37を備えており、ジャン
プアップ部材37は出力レバー2の軸部12と16の間
に連結されている。
【0020】即ち、図3に取り出して示すようにリテー
ナ36を一体に備えたジャンプアップ部材37は2枚構
成の出力レバー2に軸部38により連結されており、図
示の初期位置で入力レバー4の受け部18とピストンロ
ッド19の先端の間に遊びを設定する隙間Lを設けてい
る。このため、入力レバー4の遊びL内での初期的な動
きで後の説明で明らかにする制御バルブ7より倍力シリ
ンダ20の液圧室22に作動液圧が供給されて倍力ピス
トン20がストロークすると、まずスプリング34を圧
縮し、スプリング34のセット荷重で決まる初期荷重F
o を出力レバー2に加え、リンク部材43、ガイド部
材41及び出力部材3を介してマスタシリンダ9のピス
トンロッドに加える。
ナ36を一体に備えたジャンプアップ部材37は2枚構
成の出力レバー2に軸部38により連結されており、図
示の初期位置で入力レバー4の受け部18とピストンロ
ッド19の先端の間に遊びを設定する隙間Lを設けてい
る。このため、入力レバー4の遊びL内での初期的な動
きで後の説明で明らかにする制御バルブ7より倍力シリ
ンダ20の液圧室22に作動液圧が供給されて倍力ピス
トン20がストロークすると、まずスプリング34を圧
縮し、スプリング34のセット荷重で決まる初期荷重F
o を出力レバー2に加え、リンク部材43、ガイド部
材41及び出力部材3を介してマスタシリンダ9のピス
トンロッドに加える。
【0021】この倍力シリンダ9の液圧供給による初期
的な移動でスプリング34を介して出力レバー2を押す
力は、倍力比に関係なく単純に出力部材3に伝達される
。即ち、マスタシリンダ9を押す出力値は、後の説明で
明らかにする制御バルブ7が開いて倍力シリンダ20に
液圧が供給されると、倍力ピストン6の作動で直ちにス
プリング34のセット荷重に相当する力Fo が出力さ
れ、その後の入力値の増加に伴い入出力レバー2,4の
レバー比で決まる入力値に倍力比を乗じた値が上乗せさ
れて出力されることになる。
的な移動でスプリング34を介して出力レバー2を押す
力は、倍力比に関係なく単純に出力部材3に伝達される
。即ち、マスタシリンダ9を押す出力値は、後の説明で
明らかにする制御バルブ7が開いて倍力シリンダ20に
液圧が供給されると、倍力ピストン6の作動で直ちにス
プリング34のセット荷重に相当する力Fo が出力さ
れ、その後の入力値の増加に伴い入出力レバー2,4の
レバー比で決まる入力値に倍力比を乗じた値が上乗せさ
れて出力されることになる。
【0022】この入出力関係は図7に示すように、横軸
に入力、縦軸に出力とブレーキ力をとってグラフで表わ
すと、入力が制御バルブ7を動かすのに要する値に達し
たところで出力が実線の特性に示すようにFo 分だけ
ジャンプアップすることになる。そこで、このジャンプ
アップ値Fo をマスタシリンダ以降のホイールシリン
ダに至る各部の内部摺動抵抗や各部リターンスプリング
の荷重等にほぼ等しくなるように設定すれば、図7に破
線で示すブレーキ特性から明らかなように、ブレーキが
効き始める際のペダル踏力、即ち入力は極めて小さな値
とすることができる。
に入力、縦軸に出力とブレーキ力をとってグラフで表わ
すと、入力が制御バルブ7を動かすのに要する値に達し
たところで出力が実線の特性に示すようにFo 分だけ
ジャンプアップすることになる。そこで、このジャンプ
アップ値Fo をマスタシリンダ以降のホイールシリン
ダに至る各部の内部摺動抵抗や各部リターンスプリング
の荷重等にほぼ等しくなるように設定すれば、図7に破
線で示すブレーキ特性から明らかなように、ブレーキが
効き始める際のペダル踏力、即ち入力は極めて小さな値
とすることができる。
【0023】図4は図1のケース1内を入力部材5側か
ら見て示した断面説明図である。図4において、ケース
1の支持部14に装着された軸12には左右2枚に分か
れた出力レバー2が回動自在に連結され、出力レバー2
の下端に軸16によって入力レバー4が連結されている
。入力レバー4の上端には受け部17が形成され、受け
部17の中に入力部材5の先端が当接している。尚、出
力レバー2の出力部材3側への連結は省略している。 軸16による入力レバー4と出力レバー2の連結部分の
ケース1側には液圧シリンダ20が形成され、液圧シリ
ンダ20の中に倍力ピストン6を組み込んでいる。
ら見て示した断面説明図である。図4において、ケース
1の支持部14に装着された軸12には左右2枚に分か
れた出力レバー2が回動自在に連結され、出力レバー2
の下端に軸16によって入力レバー4が連結されている
。入力レバー4の上端には受け部17が形成され、受け
部17の中に入力部材5の先端が当接している。尚、出
力レバー2の出力部材3側への連結は省略している。 軸16による入力レバー4と出力レバー2の連結部分の
ケース1側には液圧シリンダ20が形成され、液圧シリ
ンダ20の中に倍力ピストン6を組み込んでいる。
【0024】更に、液圧シリンダ20の左側のケース1
内には制御バルブ7が組み込まれている。図5は図4の
制御バルブ7を取り出して示した側面断面図である。図
5において、制御バルブ7はケース1内にスプール穴2
8を形成し、スプール穴28の中にスプール27を摺動
自在に組み込んでいる。スプール穴28にはポンプより
液圧を供給するポンプポートP、倍力シリンダ20に液
圧を供給するコントロールポートC及びタンクに連通す
るタンクポートTが開口している。
内には制御バルブ7が組み込まれている。図5は図4の
制御バルブ7を取り出して示した側面断面図である。図
5において、制御バルブ7はケース1内にスプール穴2
8を形成し、スプール穴28の中にスプール27を摺動
自在に組み込んでいる。スプール穴28にはポンプより
液圧を供給するポンプポートP、倍力シリンダ20に液
圧を供給するコントロールポートC及びタンクに連通す
るタンクポートTが開口している。
【0025】スプール27の右側にはケース1に一体に
形成された支持部24に軸23をもって支持したバルブ
レバー25の先端が係合される。バルブレバー25は中
間部に長穴26を有し、長穴26の中に入力レバー4よ
り延在したバルブ作動部材4aを嵌め入れている。初期
状態でスプール27は図示の位置にあり、コントロール
ポートCをタンクポートTに連通している。ペダル踏込
みにより入力レバー4が押し込まれるとバルブレバー2
5を介してスプール27が押し込まれ、タンクポートT
に対するコントロールポートCの連通を遮断すると同時
にコントロールポートCをポンプポートPに連通し、倍
力シリンダ20の液圧室に作動液圧を供給する。この作
動液圧の供給により倍力ピストンが移動すると入力レバ
ー4を介してバルブレバー25が初期位置に戻り、入力
移動量と出力移動量がほぼ一致した時点で再び図示の初
期位置に戻る。
形成された支持部24に軸23をもって支持したバルブ
レバー25の先端が係合される。バルブレバー25は中
間部に長穴26を有し、長穴26の中に入力レバー4よ
り延在したバルブ作動部材4aを嵌め入れている。初期
状態でスプール27は図示の位置にあり、コントロール
ポートCをタンクポートTに連通している。ペダル踏込
みにより入力レバー4が押し込まれるとバルブレバー2
5を介してスプール27が押し込まれ、タンクポートT
に対するコントロールポートCの連通を遮断すると同時
にコントロールポートCをポンプポートPに連通し、倍
力シリンダ20の液圧室に作動液圧を供給する。この作
動液圧の供給により倍力ピストンが移動すると入力レバ
ー4を介してバルブレバー25が初期位置に戻り、入力
移動量と出力移動量がほぼ一致した時点で再び図示の初
期位置に戻る。
【0026】図6は図1の実施例をリンク構成にて示し
た説明図である。尚、出力部材3については直接出力リ
ンクに連結しているが、実際にはリンク部材43及びガ
イド部材41を介して連結される。図6において、出力
レバー2はケース1に対しA点により揺動回転自在に支
持される。出力レバー2の下端はC点により入力レバー
4に連結される。入力レバー4の上端は入力部材5にD
点で連結される。入力部材5の中間のF点には制御バル
ブ7が連結される。入力レバー4のF点は出力レバー2
のA点に初期状態で重なっており、このとき制御バルブ
7が中立位置にある。入力部材5の押圧を受けて入力レ
バー4のF点が出力レバー2のA点の左側にくると、制
御バルブ7が開いて液圧シリンダ20の液圧室22に作
動液圧を供給するようになる。
た説明図である。尚、出力部材3については直接出力リ
ンクに連結しているが、実際にはリンク部材43及びガ
イド部材41を介して連結される。図6において、出力
レバー2はケース1に対しA点により揺動回転自在に支
持される。出力レバー2の下端はC点により入力レバー
4に連結される。入力レバー4の上端は入力部材5にD
点で連結される。入力部材5の中間のF点には制御バル
ブ7が連結される。入力レバー4のF点は出力レバー2
のA点に初期状態で重なっており、このとき制御バルブ
7が中立位置にある。入力部材5の押圧を受けて入力レ
バー4のF点が出力レバー2のA点の左側にくると、制
御バルブ7が開いて液圧シリンダ20の液圧室22に作
動液圧を供給するようになる。
【0027】倍力ピストン6は入力レバー4のC点側の
他の中間点Eに連結される。更に図6にあっては、制御
バルブ7に対する油圧回路を示しており、ポンプ30か
らの液圧はポンプポートPに接続され、このラインには
アキュームレータ31が設けられている。またタンクポ
ートTはタンク32に接続され、更にコントロールポー
トCは倍力シリンダ20の液圧室22に接続されている
。
他の中間点Eに連結される。更に図6にあっては、制御
バルブ7に対する油圧回路を示しており、ポンプ30か
らの液圧はポンプポートPに接続され、このラインには
アキュームレータ31が設けられている。またタンクポ
ートTはタンク32に接続され、更にコントロールポー
トCは倍力シリンダ20の液圧室22に接続されている
。
【0028】次に動作を説明する。図示の状態からブレ
ーキペダルの踏込みにより入力部材5を左側に押圧する
と、入力レバー4は、このとき倍力ピストン20は動か
ないことからE点を中心に揺動回転し、C点が右側に動
く。C点が右側に動くと出力レバー2はE点を中心に揺
動回転し、出力部材3が左側に若干動く。ここで入出力
レバー2,4のレバー比の関係で入力レバー2の移動量
より出力部材3の移動量が少ないため、入力部材のF点
が出力部材3のA点より左側に移動し、制御バルブ7が
作動してポンプポートPに対するポンプ30からの液圧
をコントロールポートCに与えて、倍力シリンダ20の
液圧室22に供給する。
ーキペダルの踏込みにより入力部材5を左側に押圧する
と、入力レバー4は、このとき倍力ピストン20は動か
ないことからE点を中心に揺動回転し、C点が右側に動
く。C点が右側に動くと出力レバー2はE点を中心に揺
動回転し、出力部材3が左側に若干動く。ここで入出力
レバー2,4のレバー比の関係で入力レバー2の移動量
より出力部材3の移動量が少ないため、入力部材のF点
が出力部材3のA点より左側に移動し、制御バルブ7が
作動してポンプポートPに対するポンプ30からの液圧
をコントロールポートCに与えて、倍力シリンダ20の
液圧室22に供給する。
【0029】このため、倍力ピストン6が右側に移動し
て入力レバー4のE点を押圧し、このため入力レバー4
はD点を中心に揺動回転し、C点は更に右側に動き、こ
のため出力部材3のB点も左側に動く。そして当初の入
力部材5の移動量と出力部材3の移動量がほぼ同じ値に
なったときに入力レバー4のF点が出力レバー2のA点
に重なる位置に戻り、制御バルブ7は中立位置となるこ
とで液圧供給が停止し、倍力ピストン6の動きも止まる
。
て入力レバー4のE点を押圧し、このため入力レバー4
はD点を中心に揺動回転し、C点は更に右側に動き、こ
のため出力部材3のB点も左側に動く。そして当初の入
力部材5の移動量と出力部材3の移動量がほぼ同じ値に
なったときに入力レバー4のF点が出力レバー2のA点
に重なる位置に戻り、制御バルブ7は中立位置となるこ
とで液圧供給が停止し、倍力ピストン6の動きも止まる
。
【0030】ここで力の関係を説明すると、倍力ピスト
ン6に作用する倍力液圧力は入力レバー4のE点に作用
し、E点に作用した力は入力部材5のD点と出力レバー
2のC点に分配される。C点に加えられた力は出力レバ
ー2を介して最終的に出力部材3に伝えられ、マスタシ
リンダ9のピストンを押圧する。一方、D点に加えられ
た力は反力として入力部材5を介してブレーキペダルに
作用する。即ち、入力部材5に対する反力と入力が一致
したところが平衡点となり、制御バルブ7が中立状態と
なる。
ン6に作用する倍力液圧力は入力レバー4のE点に作用
し、E点に作用した力は入力部材5のD点と出力レバー
2のC点に分配される。C点に加えられた力は出力レバ
ー2を介して最終的に出力部材3に伝えられ、マスタシ
リンダ9のピストンを押圧する。一方、D点に加えられ
た力は反力として入力部材5を介してブレーキペダルに
作用する。即ち、入力部材5に対する反力と入力が一致
したところが平衡点となり、制御バルブ7が中立状態と
なる。
【0031】ここで、倍力比=(出力)/(入力)をN
とすると、 N=(b・d)/(a・c) 但し、a:A〜B間の距離 b:A〜C間の距離 c:C〜E間の距離 d:D〜E間の距離 となる。
とすると、 N=(b・d)/(a・c) 但し、a:A〜B間の距離 b:A〜C間の距離 c:C〜E間の距離 d:D〜E間の距離 となる。
【0032】このような基本的な液圧倍力装置の動きに
加え、本発明にあっては、図1及び図3に示した機構を
倍力ピストン6と入出力レバー2,4の間に設けること
で、図7の特性に示すように、図5の制御バルブ7が作
動して倍力シリンダ20へ液圧を供給する入力値に達す
ると、液圧供給による倍力ピストン6の動きでスプリン
グ34を圧縮してジャンプアップ値としてのセット荷重
Foを直接出力レバー2を介してマスタシリンダ側に加
える。
加え、本発明にあっては、図1及び図3に示した機構を
倍力ピストン6と入出力レバー2,4の間に設けること
で、図7の特性に示すように、図5の制御バルブ7が作
動して倍力シリンダ20へ液圧を供給する入力値に達す
ると、液圧供給による倍力ピストン6の動きでスプリン
グ34を圧縮してジャンプアップ値としてのセット荷重
Foを直接出力レバー2を介してマスタシリンダ側に加
える。
【0033】このジャンプアップ値Fo はホイールシ
リンダ以降のシール摩擦抵抗やリターンスプリング等に
よりブレーキ効き始めに必要な力とほぼ等しい値に設定
されている。従って、それ以後の入力値に対しては前記
レバー比Nと入力値を掛け合せた値をジャンプアップ値
Fo に加えた出力を発生する。このため、ブレーキ力
は図7の破線に示すように出力のジャンプアップ特性に
より制御バルブ7を作動させる僅かな踏力を起点として
変化する特性となる。即ち、ブレーキが効き始める際の
ブレーキ踏力を極めて小さい値に設定することができる
。
リンダ以降のシール摩擦抵抗やリターンスプリング等に
よりブレーキ効き始めに必要な力とほぼ等しい値に設定
されている。従って、それ以後の入力値に対しては前記
レバー比Nと入力値を掛け合せた値をジャンプアップ値
Fo に加えた出力を発生する。このため、ブレーキ力
は図7の破線に示すように出力のジャンプアップ特性に
より制御バルブ7を作動させる僅かな踏力を起点として
変化する特性となる。即ち、ブレーキが効き始める際の
ブレーキ踏力を極めて小さい値に設定することができる
。
【0034】更に、出力レバーの揺動回転を出力部材3
に連結する部分にはリンク部材43、ガイド部材41で
なる案内機構が設けられることで、出力部材3の上下方
向の動きを最小限に抑え、マスタシリンダ9のピストン
に加わるサイドフォースを抑えてピストンの抉りや摩耗
の偏りによる耐久性への悪影響を防止する。
に連結する部分にはリンク部材43、ガイド部材41で
なる案内機構が設けられることで、出力部材3の上下方
向の動きを最小限に抑え、マスタシリンダ9のピストン
に加わるサイドフォースを抑えてピストンの抉りや摩耗
の偏りによる耐久性への悪影響を防止する。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれば
、ブレーキペダルを軽く踏むと液圧ピストンによるスプ
リングの圧縮で予め定めたジャンプアップ特性を与える
力Foがマスタシリンダ側に加えられ、この力でマスタ
シリンダ以降のホイールシリンダに至る各部の内部摺動
抵抗や各部リターンスプリングの荷重等に打ち勝ってブ
レーキが効き始める初期的な力を作り出すことができ、
このため、ブレーキが効き始めるペダル踏力を極めて小
さな値にすることができ、ブレーキの操作フィーリング
を向上させることができる。
、ブレーキペダルを軽く踏むと液圧ピストンによるスプ
リングの圧縮で予め定めたジャンプアップ特性を与える
力Foがマスタシリンダ側に加えられ、この力でマスタ
シリンダ以降のホイールシリンダに至る各部の内部摺動
抵抗や各部リターンスプリングの荷重等に打ち勝ってブ
レーキが効き始める初期的な力を作り出すことができ、
このため、ブレーキが効き始めるペダル踏力を極めて小
さな値にすることができ、ブレーキの操作フィーリング
を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示した断面説明図
【図2】
図1の案内機構の平面断面図
図1の案内機構の平面断面図
【図3】図1の倍力ピストン部分を取出して示した断面
説明図
説明図
【図4】図1の入出力レバーをペダル側から見て示した
断面説明図
断面説明図
【図5】図4の制御バルブを取出して示した断面説明図
【図6】図1をリンク構成で示した説明図
【図7】本発
明の入力(ペダル踏力)に対する出力及びブレーキ液圧
の関係を示した特性グラフ図
明の入力(ペダル踏力)に対する出力及びブレーキ液圧
の関係を示した特性グラフ図
1:ケース
2:出力レバー
3:出力部材
4:入力レバー
5:入力部材
6:倍力ピストン
7:制御バルブ
8:車体への取付面
9:マスタシリンダ
10:マスタシリンダへの取付面
11,12,16,23,46,47:軸13:ボルト
14:支持部材
15:リターンスプリング
17,18:受け部
19:ピストンロッド
20:倍力シリンダ
21:液圧シール
22:液圧室
24:支持部
25:バルブレバー
26:長穴
27:スプール
28:スプール穴
30:ポンプ
31:アキュームレータ
32:タンク
34:スプリング(弾性体)
35,36:リテーナ
37:ジャンプアップ部材
38:軸
40:案内機構
41:ガイド部材
42:ガイド穴
43:リンク部材
44:ブレーキレバー
Claims (2)
- 【請求項1】マスタシリンダとブレーキペダルの間に設
けられ、ペダル踏力を倍力してマスタシリンダに伝達す
る車両用ブレーキの液圧倍力装置に於いて、一端を出力
部材(3)側と連結した出力レバー(2)と一端を入力
部材(5)と連結した入力レバー(4)とを設け、該出
力レバー(2)の他端と入力レバー(4)の他端とを揺
動可能に連結し、出力レバー(2)の中間部(A)をケ
ース(1)に回動自在に支持し、入力レバー(4)の中
間部(E)と倍力ピストン(6)とを連結し、入力レバ
ー(4)の他の中間部を液圧制御バルブ(7)とを連結
し、更に液圧供給による前記倍力ピストン(6)の移動
で弾性体(34)により予め設定した初期荷重(Fo)
を出力レバー(2)の中間部に加えるジャンプアップ部
材(37)を設けたことを特徴とする車両用ブレーキの
液圧倍力装置。 - 【請求項2】請求項1記載の車両用ブレーキの液圧倍力
装置に於いて、前記前記倍力ピストン(6)のピストン
ロッド(19)と入力レバー(4)の受け部(18)が
当接する部分に、前記制御バルブ(7)が倍力シリンダ
(6)に液圧供給を始めるまでの入力レバー(4)の遊
びを設定する隙間(L)を設けたことを特徴とする車両
用ブレーキの液圧倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3098514A JPH04328066A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 車両用ブレーキの液圧倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3098514A JPH04328066A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 車両用ブレーキの液圧倍力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04328066A true JPH04328066A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14221761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3098514A Pending JPH04328066A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 車両用ブレーキの液圧倍力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04328066A (ja) |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3098514A patent/JPH04328066A/ja active Pending
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