JPH04328065A - 車両用ブレーキの液圧倍力装置 - Google Patents

車両用ブレーキの液圧倍力装置

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JPH04328065A
JPH04328065A JP3098513A JP9851391A JPH04328065A JP H04328065 A JPH04328065 A JP H04328065A JP 3098513 A JP3098513 A JP 3098513A JP 9851391 A JP9851391 A JP 9851391A JP H04328065 A JPH04328065 A JP H04328065A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキペダルの踏力
を液圧によるピストン駆動で倍力してマスタシリンダに
伝える車両用ブレーキの液圧倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ブレーキの液圧倍力装置と
しては、例えば特開昭60−52015号公報或いは特
開昭62−244750号公報等のものが知られている
。即ち、従来の液圧倍力装置は、マスタシリンダとプレ
ーキペダルの間に同軸に制御バルブを一体に備えた倍力
ピストン機構を配置し、ブレーキペダルの押し込みによ
る制御バルブの動作で倍力ピストンを液圧駆動し、ペダ
ル踏力を倍力してマスタシリンダに伝えている。
【0003】しかし、このような従来の液圧倍力装置に
あっては、次のような問題点がある。第1に、液圧倍力
装置の車体への取付け面とマスタシリンダへの取付け面
との間の距離が長く、マスタシリンダも含めた全長が長
い。第2に、倍力制御において液圧シール類の摩擦抵抗
が大きく影響し、出力のヒステリシスが大きく、入力に
対する出力の精度が低く、比例的な倍力制御ができにく
い。
【0004】第3に、入力ストロークを出力ストローク
より小さくすることが困難である。そこで本願発明者等
にあっては、倍力ピストンをマスタシリンダ中心線上と
離れた位置に配置すると共に両者を入力レバーと出力レ
バーでなるリンク機構で連結した液圧倍力装置を提案し
ている。即ち、液圧倍力装置のケースに中間部を支持さ
れた出力レバーを設け、出力レバーの一端を出力部材を
介してマスタシリンダと連結すると共に、他の一端を入
力レバーは他の一端を入力部材と連結すると共に中間部
を倍力ピストンと連結する。更に入力レバーの他の中間
部と液圧制御バルブとを連結した構造としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリンク機構と倍力ピストンを組合せた液圧倍力装置
にあっては、出力部材の揺動回転で比較的短い出力部材
を動かしてマスタシリンダを押すため、マスタシリンダ
に出力レバーの揺動回転に伴う上下方向(中心軸線に直
交する方向)のサイドフォースが作用する。そのためマ
スタシリンダ内のピストンが横方向の力を受けてこじり
を起こしたり磨耗の片寄りを起こし、耐久性に悪影響を
及ぼす恐れがあった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、出力レバーの揺動回転に対し出力部
材をマスタシリンダの軸心線方向に移動させてマスタシ
リンダに加わる上下方向の力が最小限に抑えるようにし
た車両用ブレーキの液圧倍力装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。まず本発明は、マスタシリンダとブレー
キペダルの間に設けられ、ペダル踏力を倍力してマスタ
シリンダに伝達する車両用ブレーキの液圧倍力装置を対
象とする。
【0008】このような車両用ブレーキの液圧倍力装置
として本発明にあっては、一端を出力部材3と連結した
出力レバー2と一端を入力部材5と連結した入力レバー
4とを設け、出力レバー2の他端と入力レバー4の他端
とを揺動可能に連結し、出力レバー2の中間部Aをケー
ス1に回動自在に支持し、入力レバー4の中間部Eと倍
力ピストン6とを連結し、入力レバー4の他の中間部を
液圧制御バルブ7とを連結し、更に出力部材3と出力レ
バー2の間に出力部材3の後端が入力部材5に沿って動
くように規制する案内機構40を設けたことを特徴とす
る。
【0009】この案内機構40としては、先端に出力部
材3を連結したガイド部材41の後端に形成したガイド
穴42を上下運動の少ない入力部材5の中間部に嵌め入
れ、ガイド部材42をリンク部材43を介して出力レバ
ー2に連結する。また案内機構40としては、先端に出
力部材3を連結したガイド部材41の後端に形成したガ
イド穴42を上下運動の少ない入力部材5の中間部に嵌
め入れ、出力レバー2の端部をローラ45を介して出力
部材3の後端に当接させるようにしてもよい。
【0010】
【作用】このような構成を備えた本発明の液圧倍力装置
によれば次の作用が得られる。まず入力部材5は入力レ
バー4と車体側のブレーキペダルとを連結しているが、
一般にブレーキペダルは入力部材5との連結部より上方
で車体に支持され揺動する。一方、入力レバー4は入力
部材5との連結部より下方に揺動中心があるので、入力
部材5は両端部がそれぞれ揺動運動するが、入力部材5
の中間部には上下運動しない部分が存在する。
【0011】そこで出力部材2の一端を入力部材5の上
下運動しない中間部の近傍でガイドすれば出力部材3は
殆ど上下動無しに動くことが可能になるので、出力レバ
ー2の揺動の影響は無くなり、マスタシリンダの耐久性
への悪影響の心配は解消することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示した断面説明図
である。図1において、1は液圧倍力装置のケースであ
り、右側に車体への取付面8を有し、左側にマスタシリ
ンダ9への取付面10を有する。ケース1内にはリンク
機構として出力レバー2と入力レバー4が設けられる。 出力レバー2は軸12で回動自在に支持され、軸12は
ボルト13でケース1に支持された支持部材14に装着
されている。
【0013】出力レバー2の下端は軸16により入力レ
バー4と揺動自在に連結される。入力レバー4は上部に
受け部17を形成しており、受け部17に入力部材5の
先端を当接している。入力部材5の後ろ側はブレーキペ
ダルを備えたブレーキレバー44に軸46をもって連結
される。ブレーキレバー44は軸47で車体に対し回動
自在に支持される。このためブレーキペダルを踏み込む
とブレーキレバー44と入力部材5の連結部となる軸4
6の中心点Gは軸47のP点を中心に回動するようにな
る。
【0014】入力レバー4の軸16の上部には受け部1
6が設けられ、受け部16には倍力ピストン6のピスト
ンロッド19の一端が当接している。倍力ピストン6は
ケース1内に設けられた倍力シリンダ20内に摺動自在
に組み込まれ、先端側に液圧室22を形成し、液圧室2
2を倍力ピストン6に装着した液圧シール21によりシ
ールしている。倍力ピストン6は後の説明で明らかにす
る制御バルブ7からの制御液圧を受けて駆動される。
【0015】出力レバー2の上端は軸11により破線で
示すリンク部材43に連結される。リンク部材43の他
端は出力部材3と入力部材5の間に設けたガイド部材4
1に軸48をもって連結されている。ガイド部材41は
先端にマスタシリンダ9を押圧する出力部材3を連結す
ると共に後端にガイド穴42を形成しており、ガイド穴
42を入力部材5の終端部に嵌め入れている。このガイ
ド部材41のガイド穴42が位置する入力部材5の中間
部は、ブレーキペダルの踏込みによる入力部材5の上下
方向の動きが最も少ない部分となる。
【0016】即ち、ブレーキペダルの踏込みに対し入力
部材5の後端のG点はブレーキペダル44の軸47のP
点を中心に回動することから、後端はG点の回転に伴い
上下に揺動する。一方、入力部材5の先端は入力レバー
4がA点を中心とした出力レバー2の揺動回転に追従し
た動きを起こすことからA点を中心に回動し、G点とは
逆に上下方向に移動する。このような入力部材5の前後
の動きに対しガイド穴42が位置する入力部材5の中間
部は上下方向に殆ど動かない位置となり、出力部材3を
マスタシリンダ9のピストン軸心線50に平行となるよ
うに案内する最適位置となる。
【0017】尚、図1に示すように、軸12にはコイル
状に巻かれたリターンスプリング15が装着されており
、一端を支持部材14に係着すると共に他端を出力レバ
ー2に係着して出力レバー2を左回りに付勢し、ブレー
キレバー44側からの力が無いときに図示の初期位置に
戻すようにしている。図2は図1のケース1の右側の車
体への取付面8側から見た各レバーの断面説明図である
【0018】図2において、支持部材14の軸12には
2枚構成の出力レバー2が回動自在に装着されている。 出力レバー2の下端には軸16が装着され、中央に入力
レバー4を揺動自在に装着している。入力レバー4の上
端の受け部17には入力部材5の先端が当接している。 尚、出力レバー2の上端側のガイド機構40に対する部
分は省略している。
【0019】軸16で出力レバー2に連結された入力レ
バー4のケース1側には倍力ピストン6が組み込まれ、
倍力ピストン6の左側に制御バルブ7が組み込まれてい
る。制御バルブ7の詳細は図3に示す。図3において、
ケース1に設けたスプール穴28にはスプール27が摺
動自在に組み込まれている。スプール27の先端にはバ
ルブレバー25が係着され、バルブレバー25はケース
1と一体に形成した支持部24に対し軸23をもって回
動自在に装着されている。バルブレバー25の中間部に
は長穴26が形成される。長穴26の中には入力レバー
4より延在したバルブ作動部4aが嵌め込まれている。
【0020】制御バルブ7のスプール穴28に対しては
ポンプより液圧を加えるポンプポートPと、倍力シリン
ダ6に制御液圧を供給するコントロールポートCと、タ
ンクに連通するタンクポートTが開口している。ブレー
キペダルを踏み込まない初期位置で制御バルブ7のスプ
ール27は図示の位置にあり、ポンプポートPは閉鎖さ
れ、コントロールポートCはタンクポートTに連通し、
倍力シリンダ6の液圧室22に対する液圧を零としてい
る。
【0021】ブレーキペダルを踏み込むと、入力レバー
の動きに伴いバルブレバー25を介してスプール27が
押し込まれ、コントロールポートCがポンプポートPに
対し開き、倍力シリンダ20に液圧を供給し、倍力ピス
トン6を駆動する。図4は図1の実施例における案内機
構40を取り出して示した平面断面図である。
【0022】図4において、案内機構40のガイド部材
41は下側に開いた箱型の部材であり、先端側に出力部
材3を連結し、後端側に設けたガイド穴42を入力部材
5の中間部に嵌め入れている。入力部材5の先端はガイ
ド部材41内に位置する入力レバー4の先端の受け部1
7に嵌め込まれている。更に、ガイド部材41の両側に
は出力レバー2が位置し、出力レバー2の先端を軸11
によってリンク部材43に嵌め入れており、リンク部材
43の他端を軸48によってガイド部材41に連結して
いる。
【0023】図5は図1の実施例をリンク構成で示した
説明図である。図5において、出力レバー2はケース1
に中間部のA点で回動自在に支持されており、出力レバ
ー2の下端のC点に入力レバー4を揺動自在に連結して
いる。入力レバー4は他端のD点を入力部材5に連結す
ると共にC点近傍の中間部E点に倍力ピストン6を更に
連結している。更に入力レバー4の出力レバー2のA点
近傍のF点に制御バルブ7を連結している。
【0024】即ち、入力レバー4と出力レバー2が図示
のようにほぼ重なった状態、即ちF点とA点がほぼ重な
った状態で制御バルブ7は中立位置にあり、入力レバー
4が出力レバー2のA点より左側に行った場合には倍力
ピストン6に対する液圧を増圧するようになる。出力レ
バー2の上端のB点はリンク部材43を介してガイド部
材41に連結され、ガイド部材41は先端に出力部材3
を連結すると共に後端を入力部材5の中間部にガイド穴
42を嵌め入れている。
【0025】更に、制御バルブ7のポンプポートPに対
してはポンプ30より液圧が供給され、この液圧供給ラ
インにはアキュームレータ31が設けられている。また
、タンクポートTはタンク32に連通し、更にコントロ
ールポートCは倍力シリンダ20の液圧室22に接続さ
れている。次に、動作を説明する。
【0026】まず、図示の状態からブレーキペダルの踏
込みにより入力部材5を左側に押圧すると、このとき倍
力ピストン6は固定位置にあるため、ピストンロッド1
9の当接を受けた受け部18、即ちE点を中心に左回り
に揺動回転する。この入力レバー4の左回りの揺動回転
により下端のC点が右側に動く。そのため出力レバー2
はA点を中心に揺動回転し、出力部材3の先端のB点が
左側に若干動く。ここで、レバー比の関係から入力レバ
ー4の移動量より出力レバー2のB点の移動量が少ない
ので、入力レバー4のF点が出力レバー2のA点より左
側に移動し、制御バルブ7が作動して倍力シリンダ2の
液圧室22に作動液圧を供給し、倍力ピストン6を押圧
する。
【0027】このため、倍力ピストン6は入力レバー4
のE点を右側に押圧し、入力レバー4はD点を中心に揺
動回転し、C点は更に右側に動き、同時に出力レバー2
の揺動回転でB点も左側に動く。そして、当初の入力部
材5の移動量と出力レバー2のB点の移動量がほほ同じ
値となったときに、入力レバー4のF点が出力レバー2
のA点に重なって制御バルブ7は中立位置に戻り、倍力
シリンダ20に対する液圧の供給が止まるので倍力ピス
トン6の動きも止まる。
【0028】このような入力部材5、入力レバー4、出
力レバー2及び倍力ピストン6による動きにおいて、A
点を中心とした揺動回転による出力レバー2の先端のB
点の動きは、リンク部材43を介してガイド部材41に
伝えられ、出力部材3がB点と同じ量だけ左側に移動す
る。このときB点はA点を中心に回転することで上下方
向に動きを生ずるが、ガイド部材41の後端のガイド穴
42を入力部材5の中間の上下の動きの少ない部分に嵌
め入れられているため、ガイド部材41と一体化された
出力部材3はマスタシリンダに当接する先端のH点とガ
イド穴42による入力部材5の中間部の上下方向の動き
がほとんどないため、出力部材3の揺動回転に対し上下
方向に動くことなくマスタシリンダの軸方向に移動させ
ることができる。
【0029】ここで力の関係を説明すると、倍力ピスト
ン6に作用する倍力液圧力は入力レバー4のE点に作用
し、E点に作用した力は入力部材5が当接したD点と出
力レバー2を連結したC点に分配される。C点に加えら
れた力は出力レバー2を介して最終的に出力部材3に伝
えられ、マスタシリンダを押す。一方、D点に加えられ
た力は反力として入力部材5に作用する。即ち、入力部
材5に対する反力と入力が一致した所が平衡点となり、
この平衡点で制御バルブ7が中立状態となる。
【0030】ここで倍力比=(出力)/(入力)=Nと
すると、N=(b・d)/(a・c)但し、a:A〜B
間の距離b:A〜C間の距離c:C〜E間の距離d:D
〜E間の距離となる。
【0031】図6は図1に示した案内機構40の他の実
施例を示した平面断面図であり、図7にその側面断面図
を示す。この実施例は出力レバー2と出力部材3との連
結に図1の実施例におけるリンク部材の代わりにローラ
ーを使用したことを特徴とする。図6,図7において、
箱型のガイド部材41の先端には出力部材3が装着され
、ガイド部材41の後端のガイド穴42は入力部材5の
上下方向の動きの少ない中間部に嵌め入れている。ガイ
ド部材41の先端に装着した出力部材3の後端面49の
背後には出力レバー2の先端が位置しており、出力レバ
ー2の先端に軸11によって一対のローラー45を装着
しており、ローラー45を出力部材3の後端面49に当
接させている。
【0032】この図6,図7の実施例にあっても、出力
レバー2の揺動回転に対しガイド部材41に一体化した
出力部材3は先端のH点によるマスタシリンダへの当接
とガイド穴42による入力部材5の嵌入れの2点で支持
され、入力部材5が前進してもガイド穴42が位置する
中間部の上下方向の動きはほとんどないため、ガイド部
材41及び出力部材3はマスタシリンダの中心軸線とほ
ぼ平行に移動する。
【0033】出力部材3は出力レバー2の揺動回転によ
り移動するが、両者の連結は出力部材3の後端面49に
対するローラー45の当接で行われることから、上下方
向の動きは伝達されず、出力部材3のマスタシリンダ中
心軸線に沿った動きは妨げられない。従って、出力レバ
ー2の揺動回転で出力部材3を動かしてもマスタシリン
ダのピストンに上下方向のサイドフォースは殆ど作用し
ない。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、出力レバーの揺動回転をマスタシリンダを押圧する
出力部材に伝達しても、出力部材は上下方向の動きを抑
えるように案内されるため、マスタシリンダに加わるサ
イドフォースを無視できる程度に少なくでき、マスタシ
リンダの耐久性に対する悪影響を解消することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した断面説明図
【図2】
図1の入出力レバーをペダル側から見て示した断面説明
【図3】本発明の倍力液圧を制御する制御バルブの実施
例断面図
【図4】図1の案内機構の平面断面図
【図5】図1のリンク構成を示した説明図
【図6】本発
明の案内機構の他の実施例を示した平面断面図
【図7】図6の案内機構の側面断面図
【符号の説明】
1:ケース2:出力レバー3:出力部材4:入力レバー
5:入力部材6:倍力ピストン7:制御バルブ8:車体
への取付面9:マスタシリンダ10:マスタシリンダへ
の取付面11,12,16,23,46,47:軸13
:ボルト14:支持部材15:リターンスプリング17
,18:受け部19:ピストンロッド20:倍力シリン
ダ21:液圧シール22:液圧室24:支持部25:バ
ルブレバー26:長穴27:スプール28:スプール穴
30:ポンプ31:アキュームレータ32:タンク40
:案内機構41:ガイド部材42:ガイド穴43:リン
ク部材44:ブレーキレバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタシリンダとブレーキペダルの間に設
    けられ、ペダル踏力を倍力してマスタシリンダに伝達す
    る車両用ブレーキの液圧倍力装置に於いて、一端を出力
    部材(3)側と連結した出力レバー(2)と一端を入力
    部材(5)と連結した入力レバー(4)とを設け、該出
    力レバー(2)の他端と入力レバー(4)の他端とを揺
    動可能に連結し、出力レバー(2)の中間部(A)をケ
    ース(1)に回動自在に支持し、入力レバー(4)の中
    間部(E)と倍力ピストン(6)とを連結し、入力レバ
    ー(4)の他の中間部を液圧制御バルブ(7)とを連結
    し、更に前記出力部材(3)と出力レバー(2)の間に
    出力部材(3)の後端が入力部材(5)に沿って動くよ
    うに規制する案内機構(40)を設けたことを特徴とす
    る車両用ブレーキの液圧倍力装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両用ブレーキの液圧倍力
    装置に於いて、前記案内機構(40)は、先端に出力部
    材(3)を連結したガイド部材(41)の後端に形成し
    たガイド穴(42)を上下運動の少ない入力部材(5)
    の中間部に嵌め入れ、該ガイド部材(42)をリンク部
    材(43)を介して前記出力レバー(2)に連結したこ
    とを特徴とする車両用ブレーキの液圧倍力装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の車両用ブレーキの液圧倍力
    装置に於いて、前記案内機構(40)は、先端に出力部
    材(3)を連結したガイド部材(41)の後端に形成し
    たガイド穴(42)を上下運動の少ない入力部材(5)
    の中間部に嵌め入れ、前記出力レバー(2)の端部をロ
    ーラ(45)を介して前記出力部材(3)の後端に当接
    させたことを特徴とする車両用ブレーキの液圧倍力装置
JP3098513A 1991-04-30 1991-04-30 車両用ブレーキの液圧倍力装置 Expired - Lifetime JP2898778B2 (ja)

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