JPH04328055A - エアバッグ装置用パッド - Google Patents
エアバッグ装置用パッドInfo
- Publication number
- JPH04328055A JPH04328055A JP3098491A JP9849191A JPH04328055A JP H04328055 A JPH04328055 A JP H04328055A JP 3098491 A JP3098491 A JP 3098491A JP 9849191 A JP9849191 A JP 9849191A JP H04328055 A JPH04328055 A JP H04328055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- airbag
- insert
- air bag
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000004744 fabric Substances 0.000 abstract description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 229920006231 aramid fiber Polymers 0.000 description 5
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- PXIPVTKHYLBLMZ-UHFFFAOYSA-N Sodium azide Chemical compound [Na+].[N-]=[N+]=[N-] PXIPVTKHYLBLMZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグ装置用パッ
ド、特にエアバッグの上方を覆うように配置されてエア
バッグの膨張により破断されるパッド本体と、そのパッ
ド本体に取着されてパッド本体を補強するインサートと
を有するエアバッグ装置用パッドに関するものである。
ド、特にエアバッグの上方を覆うように配置されてエア
バッグの膨張により破断されるパッド本体と、そのパッ
ド本体に取着されてパッド本体を補強するインサートと
を有するエアバッグ装置用パッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エアバッグ装置用パッドにおいて
は、エアバッグ膨張時にエアバッグが外方へ突出できる
ように、パッド本体の破断を許容するとともに、パッド
本体を補強するために、パッド本体に添着されたインサ
ートがパッド本体を保持した状態で一定方向へ湾曲拡開
されるようになっている。そして、従来は、例えば図3
に示すように、前記インサート31がパッド本体32内
に埋設されている(特開平2−144856号公報)。 そして、前記インサート31は、エアバッグ33の周囲
においてバッグホルダ34に固定された剛性を有する金
属製の環状基部35と、エアバッグ33の上方に位置す
るように前記基部35に連結された補強用ネット36と
により構成され、その補強用ネット36がパッド本体3
2を保持するとともに、その保持状態で拡開されるよう
になっていた。
は、エアバッグ膨張時にエアバッグが外方へ突出できる
ように、パッド本体の破断を許容するとともに、パッド
本体を補強するために、パッド本体に添着されたインサ
ートがパッド本体を保持した状態で一定方向へ湾曲拡開
されるようになっている。そして、従来は、例えば図3
に示すように、前記インサート31がパッド本体32内
に埋設されている(特開平2−144856号公報)。 そして、前記インサート31は、エアバッグ33の周囲
においてバッグホルダ34に固定された剛性を有する金
属製の環状基部35と、エアバッグ33の上方に位置す
るように前記基部35に連結された補強用ネット36と
により構成され、その補強用ネット36がパッド本体3
2を保持するとともに、その保持状態で拡開されるよう
になっていた。
【0003】ところが、前記補強用ネット36を有する
インサート31は、パッド成形用の金型内にセットする
場合に、補強用ネット36が形状保持性を有しないため
、その位置や形状が金型で定まらない。従って、従来の
パッドは製造に手間がかかり、しかも基部35には金属
が使用されているために重量が大きくなるものであった
。
インサート31は、パッド成形用の金型内にセットする
場合に、補強用ネット36が形状保持性を有しないため
、その位置や形状が金型で定まらない。従って、従来の
パッドは製造に手間がかかり、しかも基部35には金属
が使用されているために重量が大きくなるものであった
。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図4に示すよ
うに、硬質の合成樹脂により開放部41と基材42とが
一体成形されたインサート43を適用することが考えら
れる。このインサート43は形状保持性を有し、かつ、
軽量性を有するので、前記の問題はある程度解消される
。
うに、硬質の合成樹脂により開放部41と基材42とが
一体成形されたインサート43を適用することが考えら
れる。このインサート43は形状保持性を有し、かつ、
軽量性を有するので、前記の問題はある程度解消される
。
【0005】しかしながら、前記インサート43には次
に記すような問題があった。すなわち、前記インサート
43は硬質の合成樹脂により開放部41と基材42とが
一体成形されたものであった。従って、エアバッグが膨
張した際に、前記合成樹脂の強度が弱い場合には、前記
開放部41と基材42とが破断される可能性があった。
に記すような問題があった。すなわち、前記インサート
43は硬質の合成樹脂により開放部41と基材42とが
一体成形されたものであった。従って、エアバッグが膨
張した際に、前記合成樹脂の強度が弱い場合には、前記
開放部41と基材42とが破断される可能性があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は製造が簡単で、形状保持
性に優れ、軽量化を図ることができるとともに、エアバ
ッグが膨張した際にパッド本体をインサートと一体とな
って拡開させることができるエアバッグ装置用パッドを
提供することにある。
れたものであって、その目的は製造が簡単で、形状保持
性に優れ、軽量化を図ることができるとともに、エアバ
ッグが膨張した際にパッド本体をインサートと一体とな
って拡開させることができるエアバッグ装置用パッドを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、エアバッグの上方を覆うように配置され、
同エアバッグの膨張により破断されるパッド本体と、前
記パッド本体に取着され、パッド本体を補強するインサ
ートとを有するエアバッグ装置用パッドにおいて、前記
インサートを合成樹脂により形成するとともに、同イン
サートを、エアバッグの周囲において同エアバッグを支
持するための装置フレームに固定される基部と、エアバ
ッグの上方に位置するように前記基部にヒンジ部を介し
て一体に連結された開放部とにより構成し、前記ヒンジ
部の少なくとも一部に補強部材を取着した。
、本発明は、エアバッグの上方を覆うように配置され、
同エアバッグの膨張により破断されるパッド本体と、前
記パッド本体に取着され、パッド本体を補強するインサ
ートとを有するエアバッグ装置用パッドにおいて、前記
インサートを合成樹脂により形成するとともに、同イン
サートを、エアバッグの周囲において同エアバッグを支
持するための装置フレームに固定される基部と、エアバ
ッグの上方に位置するように前記基部にヒンジ部を介し
て一体に連結された開放部とにより構成し、前記ヒンジ
部の少なくとも一部に補強部材を取着した。
【0008】
【作用】インサートは合成樹脂により形成されているの
で軽量性を有し、かつ、形状が保持される。また、エア
バッグ装置用パッドが破断され、エアバッグが膨張する
際には、ヒンジ部の少なくとも一部に補強部材が取着さ
れているので、基部と開放部とは破断されない。
で軽量性を有し、かつ、形状が保持される。また、エア
バッグ装置用パッドが破断され、エアバッグが膨張する
際には、ヒンジ部の少なくとも一部に補強部材が取着さ
れているので、基部と開放部とは破断されない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
2に基づいて説明する。図2に示すように、図示しない
ステアリングホイールの芯金1には、ホーンスイッチ機
構等(図示しない)を介して装置フレームとしての金属
製のバッグホルダ2が支持されている。このバッグホル
ダ2は中央に挿入孔2aを備えたほぼ四角環状の上板3
と、同上板3の外周縁から下方へ延びる側板4とから構
成されている。
2に基づいて説明する。図2に示すように、図示しない
ステアリングホイールの芯金1には、ホーンスイッチ機
構等(図示しない)を介して装置フレームとしての金属
製のバッグホルダ2が支持されている。このバッグホル
ダ2は中央に挿入孔2aを備えたほぼ四角環状の上板3
と、同上板3の外周縁から下方へ延びる側板4とから構
成されている。
【0010】アジ化ナトリウム等のガス発生剤が内包さ
れたインフレータ5は前記バッグホルダ2の挿入孔2a
に下方から挿入され、インフレータ5の外周に形成され
たフランジ部6の上面がバッグホルダ2の上板3下面に
当接されている。エアバッグ7は前記インフレータ5の
上部を覆うように配設され、その下端部は前記インフレ
ータ5の外周方向に延びる環状のリテーナ8により、バ
ッグホルダ2の上板3上面にて保持されており、このリ
テーナ8及びエアバッグ7の下端部が前記フランジ部6
とともにボルト9により上板3に固定されている。なお
、エアバッグ7は通常時には折畳まれて収容されており
、衝撃が発生した際に、前記インフレータ5から発生す
るガスによって上方へ膨張されるようになっている。
れたインフレータ5は前記バッグホルダ2の挿入孔2a
に下方から挿入され、インフレータ5の外周に形成され
たフランジ部6の上面がバッグホルダ2の上板3下面に
当接されている。エアバッグ7は前記インフレータ5の
上部を覆うように配設され、その下端部は前記インフレ
ータ5の外周方向に延びる環状のリテーナ8により、バ
ッグホルダ2の上板3上面にて保持されており、このリ
テーナ8及びエアバッグ7の下端部が前記フランジ部6
とともにボルト9により上板3に固定されている。なお
、エアバッグ7は通常時には折畳まれて収容されており
、衝撃が発生した際に、前記インフレータ5から発生す
るガスによって上方へ膨張されるようになっている。
【0011】ロアカバー11は前記芯金1を覆うように
配設され、その上面は開口されている。エアバッグ装置
用パッドとしてのパッド12は前記エアバッグ7を覆う
ようにロアカバー11の上方に配置され、ほぼ四角形状
の上壁13と、その上壁13周縁から下方へ延びる側壁
14とを有する下面が開放されたほぼ箱型形状をなして
いる。前記パッド12は射出成形により形成されたウレ
タン等の軟質合成樹脂製のパッド本体15と、そのパッ
ド本体15内に埋設された合成樹脂(ポリエチレンテレ
フタレート)製のインサート16とから構成されている
。
配設され、その上面は開口されている。エアバッグ装置
用パッドとしてのパッド12は前記エアバッグ7を覆う
ようにロアカバー11の上方に配置され、ほぼ四角形状
の上壁13と、その上壁13周縁から下方へ延びる側壁
14とを有する下面が開放されたほぼ箱型形状をなして
いる。前記パッド12は射出成形により形成されたウレ
タン等の軟質合成樹脂製のパッド本体15と、そのパッ
ド本体15内に埋設された合成樹脂(ポリエチレンテレ
フタレート)製のインサート16とから構成されている
。
【0012】前記上壁13には、平面ほぼH字型の凹溝
17が形成されており、その部分におけるパッド本体1
5の肉厚が薄くなっている。そして、エアバッグ7が膨
張した際には、前記上壁13は凹溝17に沿って容易に
破断されるようになっている。一方、前記インサート1
6は、図1,2に示すように、パッド12の側壁14に
配置されるほぼ四角筒形状の基部18と、パッド12の
上壁13に配置され、基部18の対向する上端縁にヒン
ジ部19A,19Bを介して一体に連結された2枚の開
放部20A,20Bとにより構成されている。各開放部
20A,20Bはそれぞれその外周縁が前記上壁13の
凹溝17に対応するように形成され、相対向するように
配置されている。そして、前記開放部20A,20Bは
エアバッグ7の膨張によるパッド12の上壁13が破断
する際に、前記ヒンジ部19A,19Bの部分から上方
へ湾曲拡開してエアバッグ7の上方への突出を許容する
とともに、上壁13が側壁14から分離せず、かつ、小
片状となって飛散しないように、パッド本体15を保持
するようになっている。
17が形成されており、その部分におけるパッド本体1
5の肉厚が薄くなっている。そして、エアバッグ7が膨
張した際には、前記上壁13は凹溝17に沿って容易に
破断されるようになっている。一方、前記インサート1
6は、図1,2に示すように、パッド12の側壁14に
配置されるほぼ四角筒形状の基部18と、パッド12の
上壁13に配置され、基部18の対向する上端縁にヒン
ジ部19A,19Bを介して一体に連結された2枚の開
放部20A,20Bとにより構成されている。各開放部
20A,20Bはそれぞれその外周縁が前記上壁13の
凹溝17に対応するように形成され、相対向するように
配置されている。そして、前記開放部20A,20Bは
エアバッグ7の膨張によるパッド12の上壁13が破断
する際に、前記ヒンジ部19A,19Bの部分から上方
へ湾曲拡開してエアバッグ7の上方への突出を許容する
とともに、上壁13が側壁14から分離せず、かつ、小
片状となって飛散しないように、パッド本体15を保持
するようになっている。
【0013】また、前記ヒンジ部19A,19Bの内側
には、前記基部18と開放部20A,20Bとを連結す
るように補強部材25がそれぞれ2箇所において、高強
度アラミド繊維製の縫合糸にて縫合されることにより取
着されている。この補強部材25は高強度アラミド繊維
の布帛により形成されたものである。さらに、前記両開
放部20A,20Bには多数の透孔21が形成されてお
り、前記開放部20A,20Bの表裏にあるパッド本体
15がこれら透孔21を介して一体となっている。
には、前記基部18と開放部20A,20Bとを連結す
るように補強部材25がそれぞれ2箇所において、高強
度アラミド繊維製の縫合糸にて縫合されることにより取
着されている。この補強部材25は高強度アラミド繊維
の布帛により形成されたものである。さらに、前記両開
放部20A,20Bには多数の透孔21が形成されてお
り、前記開放部20A,20Bの表裏にあるパッド本体
15がこれら透孔21を介して一体となっている。
【0014】前記基部18の下端には、前記パッド本体
15から突出して下方へ延びる取付片22が一体形成さ
れ、同取付片22は前記バッグホルダ2の側板4の周囲
に位置している。そして、同取付片22と側板4とはリ
ベット23が固着され、パッド12がバッグホルダ2に
対して固定されている。又、パッド12の側壁14には
リベット24が埋設され、このリベット24により前記
エアバッグ7の下部がパッド12に対して固定されてい
る。
15から突出して下方へ延びる取付片22が一体形成さ
れ、同取付片22は前記バッグホルダ2の側板4の周囲
に位置している。そして、同取付片22と側板4とはリ
ベット23が固着され、パッド12がバッグホルダ2に
対して固定されている。又、パッド12の側壁14には
リベット24が埋設され、このリベット24により前記
エアバッグ7の下部がパッド12に対して固定されてい
る。
【0015】次に、前記パッド12の作用について説明
する。衝撃発生時には、インフレータ5からガスが発生
し、エアバッグ7が膨張される。そして、パッド本体1
5が前記凹溝17の部分で破断され、インサート16の
開放部20A,20Bとともに上方へ湾曲開放される。 前記エアバッグ7の膨張に伴って、開放部20A,20
Bはヒンジ部19A,19Bの部分で上方に湾曲される
とともに、ヒンジ部19A,19Bの部分には上方への
引張力が働く。このとき、ヒンジ部19A,19Bには
高強度アラミド繊維の布帛により形成された補強部材2
5が取着されているので、インサート16がこれらヒン
ジ部19A,19Bにおいて破断されることはない。
する。衝撃発生時には、インフレータ5からガスが発生
し、エアバッグ7が膨張される。そして、パッド本体1
5が前記凹溝17の部分で破断され、インサート16の
開放部20A,20Bとともに上方へ湾曲開放される。 前記エアバッグ7の膨張に伴って、開放部20A,20
Bはヒンジ部19A,19Bの部分で上方に湾曲される
とともに、ヒンジ部19A,19Bの部分には上方への
引張力が働く。このとき、ヒンジ部19A,19Bには
高強度アラミド繊維の布帛により形成された補強部材2
5が取着されているので、インサート16がこれらヒン
ジ部19A,19Bにおいて破断されることはない。
【0016】このように、本実施例のエアバッグ装置用
パッド12は、インサート16を合成樹脂により一体形
成したので、軽量化を図ることができるとともに、優れ
た形状保持性を有する。従って、金型内における位置決
めが容易になるとともに、ひいてはパッド12の成形を
容易に行うことができる。また、前記ヒンジ部19A,
19Bに高強度アラミド繊維の布帛により形成された補
強部材25を取着したので、エアバッグ7が膨張した際
に相当の衝撃力を受けたとしても前記ヒンジ部19A,
19Bが破断されるおそれがなく、基部18から開放部
20A,20Bが破断されてパッド12の上壁13がイ
ンサート16から剥離されない。
パッド12は、インサート16を合成樹脂により一体形
成したので、軽量化を図ることができるとともに、優れ
た形状保持性を有する。従って、金型内における位置決
めが容易になるとともに、ひいてはパッド12の成形を
容易に行うことができる。また、前記ヒンジ部19A,
19Bに高強度アラミド繊維の布帛により形成された補
強部材25を取着したので、エアバッグ7が膨張した際
に相当の衝撃力を受けたとしても前記ヒンジ部19A,
19Bが破断されるおそれがなく、基部18から開放部
20A,20Bが破断されてパッド12の上壁13がイ
ンサート16から剥離されない。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下
のように構成してもよい。 (1)前記実施例においては、補強部材25は部分的に
取着したが、前記ヒンジ部19A,19Bのほぼ全域に
取着してもよい。また、その取着方法も縫合以外に接着
剤やリベット止め等により取着してもよい。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下
のように構成してもよい。 (1)前記実施例においては、補強部材25は部分的に
取着したが、前記ヒンジ部19A,19Bのほぼ全域に
取着してもよい。また、その取着方法も縫合以外に接着
剤やリベット止め等により取着してもよい。
【0018】(2)前記実施例においては、前記補強部
材25の素材を高強度アラミド繊維の布帛としたが、高
強度ナイロン繊維の布帛やテトラフルオロエチレン性の
テープ、あるいは金属板等であってもよい。 (3)前記実施例においては、前記補強部材25をイン
サート16の内側(エアバッグ7側)に取着したが外側
であってもよい。
材25の素材を高強度アラミド繊維の布帛としたが、高
強度ナイロン繊維の布帛やテトラフルオロエチレン性の
テープ、あるいは金属板等であってもよい。 (3)前記実施例においては、前記補強部材25をイン
サート16の内側(エアバッグ7側)に取着したが外側
であってもよい。
【0019】(4)前記パッド12は運転者席だけにと
どまらず、助手席、後部座席、ドア等にも適用すること
が可能である。
どまらず、助手席、後部座席、ドア等にも適用すること
が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明のエアバッグ装置用パッドによれ
ば、製造が簡単で、形状保持性に優れ、軽量化を図るこ
とができるとともに、エアバッグが膨張した際にパッド
本体をインサートと一体となって拡開させることができ
るという効果を奏する。
ば、製造が簡単で、形状保持性に優れ、軽量化を図るこ
とができるとともに、エアバッグが膨張した際にパッド
本体をインサートと一体となって拡開させることができ
るという効果を奏する。
【図1】本発明の実施例におけるエアバッグ装置用パッ
ドを示す断面図である。
ドを示す断面図である。
【図2】エアバッグ装置用パッド内のインサートを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】従来のエアバッグ装置用パッドを示す断面図で
ある。
ある。
【図4】エアバッグ装置用パッド内の図3とは別のイン
サートを示す斜視図である。
サートを示す斜視図である。
2…装置フレームとしてのバッグホルダ、7…エアバッ
グ、12…エアバッグ装置用パッドとしてのパッド、1
5…パッド本体、16…インサート、18…基部、19
A,19B…ヒンジ部、20A,20B…開放部、25
…補強部材。
グ、12…エアバッグ装置用パッドとしてのパッド、1
5…パッド本体、16…インサート、18…基部、19
A,19B…ヒンジ部、20A,20B…開放部、25
…補強部材。
Claims (1)
- 【請求項1】 エアバッグ(7)の上方を覆うように
配置され、同エアバッグ(7)の膨張により破断される
パッド本体(15)と、前記パッド本体(15)に取着
され、パッド本体(15)を補強するインサート(16
)とを有するエアバッグ装置用パッド(12)において
、前記インサート(16)を合成樹脂により形成すると
ともに、同インサート(16)を、エアバッグ(7)の
周囲において同エアバッグ(7)を支持するための装置
フレーム(2)に固定される基部(18)と、エアバッ
グ(7)の上方に位置するように前記基部(18)にヒ
ンジ部(19A,19B)を介して一体に連結された開
放部(20A,20B)とにより構成し、前記ヒンジ部
(19A,19B)の少なくとも一部に補強部材(25
)を取着したことを特徴とするエアバッグ装置用パッド
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3098491A JPH04328055A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | エアバッグ装置用パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3098491A JPH04328055A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | エアバッグ装置用パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04328055A true JPH04328055A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14221122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3098491A Pending JPH04328055A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | エアバッグ装置用パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04328055A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5470097A (en) * | 1993-09-03 | 1995-11-28 | Morton International, Inc. | Closure for air bag installation |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3098491A patent/JPH04328055A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5470097A (en) * | 1993-09-03 | 1995-11-28 | Morton International, Inc. | Closure for air bag installation |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5762363A (en) | Seamless side inflatable restraint deployment system | |
US9120411B2 (en) | Automotive seat foam pad assembly | |
US5335939A (en) | Air bag device | |
JP4132259B2 (ja) | エアバッグ内蔵シート | |
EP0856439A1 (en) | Side air bag-carrying seat structure | |
JPH1059107A (ja) | エアバッグドアを有するインストルメントパネル | |
EP1193136A2 (en) | Aig bag apparatus of motor vehicle | |
GB2410011A (en) | An air bag assembly for a vehicle seat comprising a deployment member | |
JPH09132102A (ja) | 車両用シートのエアバッグ装置 | |
JP2000142307A (ja) | 車両用エアバッグ装置 | |
JPH04201755A (ja) | 助手席用エアバッグ及び助手席用エアバッグ装置 | |
JPH06107102A (ja) | エアバッグ装置のパッド | |
JP3019069U (ja) | 乗員用エアバッグモジュールカバーに対する可撓性ストラップ装着装置 | |
JPH09142243A (ja) | 乗員保護用エアバッグ装置 | |
JPH04328055A (ja) | エアバッグ装置用パッド | |
JP2001018731A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置搭載車両におけるピラーガーニッシュ取付構造 | |
JPH0761310A (ja) | エアバッグ装置の蓋材 | |
JPH10129393A (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH09132101A (ja) | 車両用シートのエアバッグ装置 | |
JP2541029B2 (ja) | エアバッグ装置用パッド | |
JPH1071916A (ja) | 側突用エアバッグ組込みシート | |
KR960007328B1 (ko) | 에어백의 카바체 | |
JP2785673B2 (ja) | エアバッグ装置のエアバッグカバー及びエアバッグカバーの取付方法 | |
JPH04328056A (ja) | エアバッグ装置用パッド | |
JP7203501B2 (ja) | サイドエアバッグ装置 |