JPH04327829A - 角膜径測定装置 - Google Patents
角膜径測定装置Info
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- JPH04327829A JPH04327829A JP3124843A JP12484391A JPH04327829A JP H04327829 A JPH04327829 A JP H04327829A JP 3124843 A JP3124843 A JP 3124843A JP 12484391 A JP12484391 A JP 12484391A JP H04327829 A JPH04327829 A JP H04327829A
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Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は角膜径を測定する装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最も簡単に角膜径を測定する方法として
は、検者が被検者の角膜に物差しを当て目盛りを読み取
る方法が知られている。また、撮影された被検眼の前眼
部像と複数のマ−クを重ねて映出し、前眼部表示モニタ
の中心を中心として複数のマ−クを左右に対称に移動さ
せ、その移動量から角膜径を測定する装置も知られてい
る。
は、検者が被検者の角膜に物差しを当て目盛りを読み取
る方法が知られている。また、撮影された被検眼の前眼
部像と複数のマ−クを重ねて映出し、前眼部表示モニタ
の中心を中心として複数のマ−クを左右に対称に移動さ
せ、その移動量から角膜径を測定する装置も知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の方法には被検者
に無用な圧迫感を与える他、得られる測定結果は客観性
に乏しいという問題がある。また、後者の装置は、被検
眼と装置との厳密な位置合わせが必要である等、測定に
手間がかかるという問題がある。上記従来技術の問題点
に鑑み、本発明の目的は正確な角膜径が簡単に測定でき
る装置を提供することにある。
に無用な圧迫感を与える他、得られる測定結果は客観性
に乏しいという問題がある。また、後者の装置は、被検
眼と装置との厳密な位置合わせが必要である等、測定に
手間がかかるという問題がある。上記従来技術の問題点
に鑑み、本発明の目的は正確な角膜径が簡単に測定でき
る装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の構成を有することを特徴とする。 (1) 被検眼の前眼部を撮影する撮影手段と、該撮
影手段による前眼部像を表示する前眼部表示手段と、該
前眼部表示手段上に所定の位置を示す基準マ−クを表示
する基準マ−ク表示手段と、該基準マ−クを被検眼の角
膜の一端に位置合わせする基準マ−ク位置合わせ手段と
、該基準マ−クからの距離を可変の指示マ−クを表示す
る指示マ−ク表示手段と、前記基準マ−クと指示マ−ク
の間隔から角膜径を演算する演算手段と、を具備したこ
とを特徴としている。
するために以下の構成を有することを特徴とする。 (1) 被検眼の前眼部を撮影する撮影手段と、該撮
影手段による前眼部像を表示する前眼部表示手段と、該
前眼部表示手段上に所定の位置を示す基準マ−クを表示
する基準マ−ク表示手段と、該基準マ−クを被検眼の角
膜の一端に位置合わせする基準マ−ク位置合わせ手段と
、該基準マ−クからの距離を可変の指示マ−クを表示す
る指示マ−ク表示手段と、前記基準マ−クと指示マ−ク
の間隔から角膜径を演算する演算手段と、を具備したこ
とを特徴としている。
【0005】(2) (1)の角膜径測定装置は被検
眼の屈折力測定系と被検眼の角膜形状測定系とを具備す
ることを特徴としている。
眼の屈折力測定系と被検眼の角膜形状測定系とを具備す
ることを特徴としている。
【0006】(3) (1)の角膜径測定装置は入手
可能なコンタクトレンズの材質・半径等の種別及び内側
曲率半径を記憶する記憶手段を含むコンタクトレンズ選
定手段を具備することを特徴としている。
可能なコンタクトレンズの材質・半径等の種別及び内側
曲率半径を記憶する記憶手段を含むコンタクトレンズ選
定手段を具備することを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て説明する。装置は大別すると、眼屈折力測定系、角膜
形状測定系、アライメント観察系、及び角膜径測定系か
ら構成される。実施例の構成を図1の光学系配置図及び
図2のブロック図に基づいて説明する。
て説明する。装置は大別すると、眼屈折力測定系、角膜
形状測定系、アライメント観察系、及び角膜径測定系か
ら構成される。実施例の構成を図1の光学系配置図及び
図2のブロック図に基づいて説明する。
【0008】眼屈折力測定系
[他覚測定系]1は赤外領域に波長を持つ屈折力測定の
ための測定用光源であり、2、3は集光レンズである。 4は測定用視標(スポット開口)を有し、被検眼Eの眼
底と共役な位置に配置されるべく移動可能な測定用タ−
ゲット板である。5は対物レンズであり、対物レンズ5
は測定用タ−ゲット板4の位置では眼底像に対して拡大
光学系となるように選択している。6はビ−ムスプリッ
タである。
ための測定用光源であり、2、3は集光レンズである。 4は測定用視標(スポット開口)を有し、被検眼Eの眼
底と共役な位置に配置されるべく移動可能な測定用タ−
ゲット板である。5は対物レンズであり、対物レンズ5
は測定用タ−ゲット板4の位置では眼底像に対して拡大
光学系となるように選択している。6はビ−ムスプリッ
タである。
【0009】7は対物レンズ、8はビ−ムスプリッタ、
9はミラ−である。10、11はリレ−レンズ、12は
被検眼Eの角膜と共役な位置に配置されている帯状の角
膜反射除去マスク、13は測定用タ−ゲット板4ととも
に移動する移動レンズ、14は結像レンズである。15
は測定用受光素子であり、測定用受光素子15は測定用
光源1、集光レンズ2及び角膜反射除去マスク12と同
期して光軸を中心に回転する。
9はミラ−である。10、11はリレ−レンズ、12は
被検眼Eの角膜と共役な位置に配置されている帯状の角
膜反射除去マスク、13は測定用タ−ゲット板4ととも
に移動する移動レンズ、14は結像レンズである。15
は測定用受光素子であり、測定用受光素子15は測定用
光源1、集光レンズ2及び角膜反射除去マスク12と同
期して光軸を中心に回転する。
【0010】[自覚測定系]自覚測定系は照準光学系、
固視標光学系と光学素子の大部分を共用する。20はダ
イクロイックミラ−であり、照準光として使用する発光
ダイオ−ド21の光路を分岐している。22は光軸上を
移動可能な第1リレ−レンズで、その移動量は被検眼の
球面屈折力と比例関係にある。23A、Bは焦点距離の
等しい正の円柱レンズであり、両者は同一方向又は反対
方向に同量だけ光軸を中心に回転可能となっている。な
お、2枚の円柱レンズで円柱成分を作り出すには球面効
果を考慮して補正する必要がある。24は第2リレ−レ
ンズである。25は第2リレ−レンズ24の焦点位置に
あるタ−レット盤であり、他覚測定用固視標、視力測定
用視標が切換え自在に配されたものである。26は集光
レンズ、27は照明ランプである。
固視標光学系と光学素子の大部分を共用する。20はダ
イクロイックミラ−であり、照準光として使用する発光
ダイオ−ド21の光路を分岐している。22は光軸上を
移動可能な第1リレ−レンズで、その移動量は被検眼の
球面屈折力と比例関係にある。23A、Bは焦点距離の
等しい正の円柱レンズであり、両者は同一方向又は反対
方向に同量だけ光軸を中心に回転可能となっている。な
お、2枚の円柱レンズで円柱成分を作り出すには球面効
果を考慮して補正する必要がある。24は第2リレ−レ
ンズである。25は第2リレ−レンズ24の焦点位置に
あるタ−レット盤であり、他覚測定用固視標、視力測定
用視標が切換え自在に配されたものである。26は集光
レンズ、27は照明ランプである。
【0011】角膜形状測定系
30a,30bは点光源であり、この点光源30a
,30b(点光源は90度間隔で配置されているが、点
光源30c,30dは省略する)より出射した光はコリ
メ−ティグレンズ31a,31bにより平行光束となり
、ミラ−32a,32bで反射した後、被検眼Eの角膜
に所定の角度をもって投影される。33はダイクロイッ
クミラ−、34はミラ−、35は結像レンズである。3
6は光路を2分割するビ−ムスプリッタであり、37は
光束を90度回転させるイメ−ジロ−テ−タである。3
8はプリズムを接合した円筒レンズ、39は一次元位置
検出素子である。
,30b(点光源は90度間隔で配置されているが、点
光源30c,30dは省略する)より出射した光はコリ
メ−ティグレンズ31a,31bにより平行光束となり
、ミラ−32a,32bで反射した後、被検眼Eの角膜
に所定の角度をもって投影される。33はダイクロイッ
クミラ−、34はミラ−、35は結像レンズである。3
6は光路を2分割するビ−ムスプリッタであり、37は
光束を90度回転させるイメ−ジロ−テ−タである。3
8はプリズムを接合した円筒レンズ、39は一次元位置
検出素子である。
【0012】観察系
40は撮影レンズであり、41はミラ−である。4
2はダイクロイックミラ−である。43は結像レンズ、
44は撮像素子である。45はリレ−レンズ、46は位
置合わせ用レチクル板、47はレチクル板46を投影す
るためのレチクル投影光源である。48はテレビモニタ
である。
2はダイクロイックミラ−である。43は結像レンズ、
44は撮像素子である。45はリレ−レンズ、46は位
置合わせ用レチクル板、47はレチクル板46を投影す
るためのレチクル投影光源である。48はテレビモニタ
である。
【0013】角膜径測定系
角膜径測定系は図2のブロック図に基づいて説明す
る。観察系により撮影された位置合わせ用レチクル像6
0及び前眼部像61は画像信号合成装置50を介してテ
レビモニタ48に映し出される(図3参照)。51は測
定用マ−クをテレビモニタ48に映出するためのマ−ク
呈示スイッチである。測定用マ−クは第3図に示すよう
固定マ−ク62と可動マ−ク63から構成される。測定
用マ−クの形状は特に制限されるものではなく、要は特
定の2点を指定できるものであれば足りる。マ−ク呈示
スイッチからの信号はマイクロコンピュ−タ等から構成
される制御回路52に入力される(制御回路52は角膜
径測定系のみではなく、本装置全体の動作を制御すると
ともに各種の演算を実行する)。制御回路52はマ−ク
信号発生装置53に、テレビモニタ48の所定の位置に
固定マ−ク62と可動マ−ク63を発生すべく指令する
。マ−ク信号発生装置53は、画像信号合成装置50に
より観察系の像と同期させ、測定用マ−クをテレビモニ
タ48に映出する。54は可動マ−ク63を移動するた
めのマ−ク移動スイッチであり、マ−ク移動スイッチ5
4の操作により制御回路52等を介してテレビモニタ4
8上の可動マ−ク63を移動する。本実施例では、マ−
ク移動スイッチ54は左右方向に移動させる2個のスイ
ッチからなっているが、二次元的に移動させてもよい。 固定マ−ク62と可動マ−ク63の距離は、投影倍率や
表示倍率等に基づいて逐次算出され、文字信号発生装置
55を介しテレビモニタ48上に表示される。56はプ
リントスイッチであり、57はプリンタである。
る。観察系により撮影された位置合わせ用レチクル像6
0及び前眼部像61は画像信号合成装置50を介してテ
レビモニタ48に映し出される(図3参照)。51は測
定用マ−クをテレビモニタ48に映出するためのマ−ク
呈示スイッチである。測定用マ−クは第3図に示すよう
固定マ−ク62と可動マ−ク63から構成される。測定
用マ−クの形状は特に制限されるものではなく、要は特
定の2点を指定できるものであれば足りる。マ−ク呈示
スイッチからの信号はマイクロコンピュ−タ等から構成
される制御回路52に入力される(制御回路52は角膜
径測定系のみではなく、本装置全体の動作を制御すると
ともに各種の演算を実行する)。制御回路52はマ−ク
信号発生装置53に、テレビモニタ48の所定の位置に
固定マ−ク62と可動マ−ク63を発生すべく指令する
。マ−ク信号発生装置53は、画像信号合成装置50に
より観察系の像と同期させ、測定用マ−クをテレビモニ
タ48に映出する。54は可動マ−ク63を移動するた
めのマ−ク移動スイッチであり、マ−ク移動スイッチ5
4の操作により制御回路52等を介してテレビモニタ4
8上の可動マ−ク63を移動する。本実施例では、マ−
ク移動スイッチ54は左右方向に移動させる2個のスイ
ッチからなっているが、二次元的に移動させてもよい。 固定マ−ク62と可動マ−ク63の距離は、投影倍率や
表示倍率等に基づいて逐次算出され、文字信号発生装置
55を介しテレビモニタ48上に表示される。56はプ
リントスイッチであり、57はプリンタである。
【0014】以上のような構成の装置の動作について説
明する。 眼屈折力測定 タ−レット盤25の視標を固視用視標に切換え、こ
れをを被検者に固視させる。図示しない照明光により照
明された前眼部をテレビモニタ48で観察しながら、光
学系本体と固定台とを相対移動させる周知の機構により
光学系本体を移動させて、発光ダイオ−ド21の光束で
形成される輝点とレチクル板46のレチクル像とを所定
の関係に位置合わせする。
明する。 眼屈折力測定 タ−レット盤25の視標を固視用視標に切換え、こ
れをを被検者に固視させる。図示しない照明光により照
明された前眼部をテレビモニタ48で観察しながら、光
学系本体と固定台とを相対移動させる周知の機構により
光学系本体を移動させて、発光ダイオ−ド21の光束で
形成される輝点とレチクル板46のレチクル像とを所定
の関係に位置合わせする。
【0015】被検眼Eに対する位置合わせ完了後、測定
ボタン(図示せず)を押す。測定用光源1から発光され
た赤外光は、集光レンズ2及び3、測定用タ−ゲット板
4、対物レンズ5を経て、被検眼Eの角膜近傍に集光し
た後、眼底に到達する。正常眼の場合は、眼底で反射し
たタ−ゲット像はビ−ムスプリッタ6を通り、ミラ−1
0で反射し、リレ−レンズ10、11を通過後、結像レ
ンズ14によって測定用受光素子15上で結像する。被
検眼に屈折異常がある場合は、測定用受光素子15で受
光した眼底反射光の受光信号に基づいて、移動レンズ1
3とともに、マイクロコンピュ−タ52は測定用タ−ゲ
ット板4を被検眼Eの眼底と共役な位置にくるよう移動
させる。次に、第1リレ−レンズ22を移動して固視用
視標と被検眼Eの眼底が共役な位置においた後、さらに
これを適当なディオプタ分だけ雲霧がかかるように移動
させる。被検眼Eに雲霧がかかった状態で、測定用光源
1、角膜反射除去マスク12及び測定用受光素子15を
光軸の回りに180度回転させる。回転中、測定用受光
素子15からの信号により測定用タ−ゲット板4及び移
動レンズ12が移動し、その移動量により各経線におけ
る屈折力値を知ることができ、各経線の屈折力値に所定
の処理を施すことによって、被検眼の屈折力を得る。
ボタン(図示せず)を押す。測定用光源1から発光され
た赤外光は、集光レンズ2及び3、測定用タ−ゲット板
4、対物レンズ5を経て、被検眼Eの角膜近傍に集光し
た後、眼底に到達する。正常眼の場合は、眼底で反射し
たタ−ゲット像はビ−ムスプリッタ6を通り、ミラ−1
0で反射し、リレ−レンズ10、11を通過後、結像レ
ンズ14によって測定用受光素子15上で結像する。被
検眼に屈折異常がある場合は、測定用受光素子15で受
光した眼底反射光の受光信号に基づいて、移動レンズ1
3とともに、マイクロコンピュ−タ52は測定用タ−ゲ
ット板4を被検眼Eの眼底と共役な位置にくるよう移動
させる。次に、第1リレ−レンズ22を移動して固視用
視標と被検眼Eの眼底が共役な位置においた後、さらに
これを適当なディオプタ分だけ雲霧がかかるように移動
させる。被検眼Eに雲霧がかかった状態で、測定用光源
1、角膜反射除去マスク12及び測定用受光素子15を
光軸の回りに180度回転させる。回転中、測定用受光
素子15からの信号により測定用タ−ゲット板4及び移
動レンズ12が移動し、その移動量により各経線におけ
る屈折力値を知ることができ、各経線の屈折力値に所定
の処理を施すことによって、被検眼の屈折力を得る。
【0016】以上のような他覚的な測定が終わった後、
自覚測定用切換えスイッチ(図示せず)を押すとマイク
ロコンピュータ52の制御により、他覚測定で得た値に
相当するように、第1リレーレンズ22の移動とともに
、円柱レンズ23A、23Bがそれぞれ回転する。した
がって、被検眼Eは他覚測定で得られた屈折力を補正し
た状態で自覚測定用視標を見ることになる。第1リレー
レンズ22、円柱レンズ23A、23B、タ−レット盤
25等を操作して、各種の自覚的な測定を行う。
自覚測定用切換えスイッチ(図示せず)を押すとマイク
ロコンピュータ52の制御により、他覚測定で得た値に
相当するように、第1リレーレンズ22の移動とともに
、円柱レンズ23A、23Bがそれぞれ回転する。した
がって、被検眼Eは他覚測定で得られた屈折力を補正し
た状態で自覚測定用視標を見ることになる。第1リレー
レンズ22、円柱レンズ23A、23B、タ−レット盤
25等を操作して、各種の自覚的な測定を行う。
【0017】角膜形状測定
角膜形状を測定する場合には図示しない測定スイッ
チを押して点光源30a〜30dを点灯させる。点光源
30から出射した測定光は被検眼Eの角膜に所定の角度
をもって投影される。この点光源像の反射光はダイクロ
イックミラ−33、ミラ−34で反射した後結像レンズ
35に至る。結像レンズ35を透過した光はビ−ムスプ
リッタ37で2つの光路に分割され、2つの光路は平行
に射出される。一方の光路にはイメ−ジロ−テ−タ37
により像は90度回転させられる。円筒レンズ38は、
円筒軸方向断面では焦点距離が無限大で、円筒軸方向と
直交する方向の断面では図示なき絞りと一次元位置検出
素子39とがほぼ共役となる焦点距離を有するので、一
次元位置検出素子39上に図示なき点光源像からの像が
形成される。一次元位置検出素子39上の像はプリズム
により適当な間隔に分離される。こうして一次元位置検
出素子39の位置デ−タに基づいて、マイクロコンピュ
−タ52により特開昭61−85920号公報に開示さ
れた演算処理することによって角膜形状を知ることがで
きる。
チを押して点光源30a〜30dを点灯させる。点光源
30から出射した測定光は被検眼Eの角膜に所定の角度
をもって投影される。この点光源像の反射光はダイクロ
イックミラ−33、ミラ−34で反射した後結像レンズ
35に至る。結像レンズ35を透過した光はビ−ムスプ
リッタ37で2つの光路に分割され、2つの光路は平行
に射出される。一方の光路にはイメ−ジロ−テ−タ37
により像は90度回転させられる。円筒レンズ38は、
円筒軸方向断面では焦点距離が無限大で、円筒軸方向と
直交する方向の断面では図示なき絞りと一次元位置検出
素子39とがほぼ共役となる焦点距離を有するので、一
次元位置検出素子39上に図示なき点光源像からの像が
形成される。一次元位置検出素子39上の像はプリズム
により適当な間隔に分離される。こうして一次元位置検
出素子39の位置デ−タに基づいて、マイクロコンピュ
−タ52により特開昭61−85920号公報に開示さ
れた演算処理することによって角膜形状を知ることがで
きる。
【0018】角膜径測定
マ−ク呈示スイッチ51が押されると、マ−ク信号
発生装置53は画像信号合成装置50により前眼部像表
示信号と同期をとった後、固定マ−ク62と可動マ−ク
63をテレビモニタ48に発生させる。ジョイスティッ
クを操作して前記の光学系本体と固定台とを相対移動さ
せ、固定マ−ク62を前眼部の角膜の1端に合わせる。 角膜の1端を固定マ−ク62に合わせた後、マ−ク移動
スイッチ54を操作して可動マ−ク63を角膜の他端に
合わせる。この時のテレビモニタに表示された数値が被
検眼の角膜径となる。この測定結果は図示しないスイッ
チにより被検眼のデ−タとして記憶される。
発生装置53は画像信号合成装置50により前眼部像表
示信号と同期をとった後、固定マ−ク62と可動マ−ク
63をテレビモニタ48に発生させる。ジョイスティッ
クを操作して前記の光学系本体と固定台とを相対移動さ
せ、固定マ−ク62を前眼部の角膜の1端に合わせる。 角膜の1端を固定マ−ク62に合わせた後、マ−ク移動
スイッチ54を操作して可動マ−ク63を角膜の他端に
合わせる。この時のテレビモニタに表示された数値が被
検眼の角膜径となる。この測定結果は図示しないスイッ
チにより被検眼のデ−タとして記憶される。
【0019】コンタクトレンズの自動選択 本装置の
制御回路52中には、入手可能なコンタクトレンズの材
質・半径等の種別及び内側曲率半径が記憶されている。 これらのデ−タを屈折力測定系、角膜形状測定系及び角
膜径測定系のデ−タと合わせることにより、ハ−ドコン
タクトレンズのみならず最適なソフトコンタクトレンズ
の選択ができる。コンタクトレンズの選択は、本願の出
願人等による特公平2−32891号公報に記載された
方法、眼科Mook(金原出版株式会社発行)に記載さ
れた方法等に基づいて、制御回路52により実行される
。以上の実施例は種々の変容が可能であって、例えば、
実施例の測定用のマ−クの形成は電気的に形成したが、
これをマ−クが形成された透明体を光学的に写し込む方
法でもよいことは当業者には明らかであり、これらの変
容も技術思想を同一にする限りにおいて、本発明に含ま
れる。
制御回路52中には、入手可能なコンタクトレンズの材
質・半径等の種別及び内側曲率半径が記憶されている。 これらのデ−タを屈折力測定系、角膜形状測定系及び角
膜径測定系のデ−タと合わせることにより、ハ−ドコン
タクトレンズのみならず最適なソフトコンタクトレンズ
の選択ができる。コンタクトレンズの選択は、本願の出
願人等による特公平2−32891号公報に記載された
方法、眼科Mook(金原出版株式会社発行)に記載さ
れた方法等に基づいて、制御回路52により実行される
。以上の実施例は種々の変容が可能であって、例えば、
実施例の測定用のマ−クの形成は電気的に形成したが、
これをマ−クが形成された透明体を光学的に写し込む方
法でもよいことは当業者には明らかであり、これらの変
容も技術思想を同一にする限りにおいて、本発明に含ま
れる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、被検眼の角膜径を極め
て容易にかつ正確に測定することができる。また、本発
明の装置によればコンタクトレンズの処方値、即ち、屈
折度数、角膜の曲率半径、角膜径をすべて1台で測定す
ることができる。
て容易にかつ正確に測定することができる。また、本発
明の装置によればコンタクトレンズの処方値、即ち、屈
折度数、角膜の曲率半径、角膜径をすべて1台で測定す
ることができる。
【図1】本実施例の装置の光学系配置図である。
【図2】本実施例の装置の制御方法を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】角膜径の測定方法を示すモニタの説明図である
。
。
48 テレビモニタ
50 画像信号合成装置
51 マ−ク呈示スイッチ
52 制御回路
53 マ−ク信号発生回路
54 マ−ク移動スイッチ
55 文字信号発生装置
62 固定マ−ク
63 可動マ−ク
Claims (3)
- 【請求項1】 被検眼の前眼部を撮影する撮影手段と
、該撮影手段による前眼部像を表示する前眼部表示手段
と、該前眼部表示手段上に所定の位置を示す基準マ−ク
を表示する基準マ−ク表示手段と、該基準マ−クを被検
眼の角膜の一端に位置合わせする基準マ−ク位置合わせ
手段と、該基準マ−クからの距離を可変の指示マ−クを
表示する指示マ−ク表示手段と、前記基準マ−クと指示
マ−クの間隔から角膜径を演算する演算手段と、を具備
したことを特徴とする角膜径測定装置。 - 【請求項2】 請求項1の角膜径測定装置は被検眼の
屈折力測定系と被検眼の角膜形状測定系とを具備するこ
とを特徴とする角膜径測定装置。 - 【請求項3】 請求項1の角膜径測定装置は入手可能
なコンタクトレンズの材質・半径等の種別及び内側曲率
半径を記憶する記憶手段を含むコンタクトレンズ選定手
段を具備することを特徴とする角膜径測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03124843A JP3107236B2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 角膜径測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03124843A JP3107236B2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 角膜径測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04327829A true JPH04327829A (ja) | 1992-11-17 |
JP3107236B2 JP3107236B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=14895474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03124843A Expired - Fee Related JP3107236B2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 角膜径測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3107236B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08112254A (ja) * | 1994-10-18 | 1996-05-07 | Canon Inc | 眼内観察装置 |
-
1991
- 1991-04-27 JP JP03124843A patent/JP3107236B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08112254A (ja) * | 1994-10-18 | 1996-05-07 | Canon Inc | 眼内観察装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3107236B2 (ja) | 2000-11-06 |
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