JPH0432727B2 - - Google Patents

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JPH0432727B2
JPH0432727B2 JP59009372A JP937284A JPH0432727B2 JP H0432727 B2 JPH0432727 B2 JP H0432727B2 JP 59009372 A JP59009372 A JP 59009372A JP 937284 A JP937284 A JP 937284A JP H0432727 B2 JPH0432727 B2 JP H0432727B2
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JP
Japan
Prior art keywords
foam
web
foamed
expansion chamber
molding material
Prior art date
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Application number
JP59009372A
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English (en)
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JPS59138424A (ja
Inventor
Chaaruzu Marei Gurifuisu Ansonii
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HAIMAN INTERN Ltd
Original Assignee
HAIMAN INTERN Ltd
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Publication date
Application filed by HAIMAN INTERN Ltd filed Critical HAIMAN INTERN Ltd
Publication of JPS59138424A publication Critical patent/JPS59138424A/ja
Publication of JPH0432727B2 publication Critical patent/JPH0432727B2/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は発泡体の製造、特に広く説明される
用語のポリウレタンや他のポリマー発泡体の製造
に関するものである。
従来技法 発泡体、特にポリウレタンホームはバツチおよ
び連続装置にてつくられる。
バツチ製造は続いての転換に適合するよう所要
の量にできるが、本来仕事が激しく、ブロツクか
らブロツクに変化を与え、6面全部が皮で覆われ
て整備が必要とされるブロツクを生じる無駄があ
る。型内にて発泡されるブロツクは隅部が不都合
な密度になり、発泡する安定した粘性の材料が重
い浮カバーや他の手段によつて占められるよう押
される。
水平な装置にて今日実施される連続製造は大き
な欠点がある。従来の装置は、発泡反応の特性お
よび新しく形成される発泡体から持ち上がる大き
な寸法で少ない製造量と材料を取扱いできる前に
必要な硬化時間等の固有の特徴をもつている。ポ
リウレタンでの主に5〜15分のこの硬化時間は、
発泡材料を支持するコンベヤの搬送速度が決めら
れるとプラントの長さを設定する。また、搬送速
度は必要とされるブロツクの高さにもとづいてお
り、或る傾斜の外形だけが初期の段階の発泡と設
定のときの材料によつて支持できる。過大傾斜の
外形は密度による下流れや発泡しない材料や支持
されない新しく発泡した材料の激減等の問題があ
る。コンベヤは、1m高さのポリウレタンブロツ
クのために例えば100〜200Kg/分の最小製造量を
与えるよう適宜な外形を維持すべく十分早く作動
されねばならず、従つて装置長さが40〜50mにな
る。少ない製造量、従つて原則として短い機械を
与えるようコンベヤの速度を落す試みは外形が傾
斜して、下流れや暴落を生じたり、均一なブロツ
クの製造を不可能にする。従つて、大きな装置は
大変な費用をもつて設置され、不要な多くの時間
を残すだけである。
この様な装置による困難は例えばデイ・ジエ
イ・ブーンの米国特許第3325823号や、エル・バ
ーグの米国特許第3786122号明細書に幾分詳しく
説明されており、100〜200Kg/分以下の製造量で
全寸法の発泡ブロツクが必要とされるときにだけ
困難が感じられるが、実際にはこの値の容量を使
用できる非常に大きな製造者だけがいる。大半の
機械は1日に1時間か2時間だけ運転され、使用
者は残りの時間を出来た発泡体の取扱いに費して
いる。2000トンかそれ以下の最終発泡体を製造す
る主な小発泡者は経済運転のために上記製造量の
10%の製造を年々所望し、多量の発泡体の貯蔵と
取扱いの問題と、大型機械の費用と設置場所の要
件とを認めることができない。大型機械を認める
ことができる中程度の製造者でもこの様な不都合
をもつて小製造量の機械によつて良好に働くこと
ができる。
発明の起源 本発明者は、現存の機械の原理が放棄されゝ
ば、小製造量機械が製作できることを見出した。
この発明は、水平製造が不必要で、適宜に設計さ
れた機械において発泡作用との干渉なく水平方向
よりも上方向に発泡体を引き出しできることから
生じる。この様な機械は欧州特許願第823007489
号(公告明細書第A0058553号)に記載されてい
る。この機械において、発泡は末広りの膨脹室内
で行われ、この膨脹室は壁が発泡材料と一緒に移
動する面を有し、またこの膨脹室は上部が既に発
泡した発泡体により形成されて側部が壁により形
成されて下部が発泡成形材料の供給部によつて形
成されている。
その他の従来の提案 その他の提案は連続上方発泡がドイツ国特許第
1169648号(マンネケ)、第1504091号(コンチネ
ンタル・グミーウエルケ)、第61613号(ベルビツ
ヒ)、イタリヤ特許第851709号(トマソニ)にあ
る。しかし、本発明者はこれらの提案が実際に利
用できないことを知つている。反応の制御と均一
な製品の製造との問題が説明したこの様な提案に
より解決されてなく、従つて大型の水平な機械の
全ての欠点として高価な使用が残つていることが
明らかである。
この発明 この発明において、本発明者は、以下の発泡体
の連続製造方法とこの方法を実施する装置とに成
功した。
1 発泡成形材料が制御された量で下から供給さ
れ、成形された発泡体が対応する量にて上から
引出され、 2 移動量に対応する量にて上方を向いた放出通
路内の発泡する材料と一緒に移動するように末
広りの通路に従い且つ上方から引き出されるシ
ート材を動かすことによつて区画された末広り
の膨脹室内にて発泡が行われ、 3 膨脹室は上部が既に発泡した発泡体により、
側部がシート材により、発泡成形材料を含むよ
う封止された供給区分によつて下部が夫々区画
されており、 4 膨脹室と供給区分は、管の内部を通る発泡成
形材料と一緒に畳んだ形で送られて発泡成形材
料が中で発泡されたときに円形または他の断面
形状をとるべく外部案内されるよう供給量と一
致した量で引き出される可撓性の管状ウエブに
より形成されている。
最も簡単には、管状ウエブは並んだ供給ローラ
の間を平らに供給されるが、畳んだ形で管を供給
して発泡成形材料が中で発泡されるときに必要断
面形状をとるようなる概念から逸脱することなく
他の供給形態も可能であることが明らかであろ
う。例えば、一方の側が他方の側に重なるよう簡
単に平らに重ねるよりもひだ折りに畳んだウエブ
を使用できるし、反応材料の供給樋をローラ間に
配置してローラと樋の側部の間をウエブが通るよ
うにできる。更に、ローラは単にウエブを供給す
る通常の1つの手段である。
膨脹室 膨脹室は、容積の全体に必要でないが大部分に
亘つて末広りで、断面積が大きくなつていく。従
つて、初めと終りで、好適には少なくとも終りで
は末広りでない断面にできる。特に、後者は運転
中の制御が許容できるのが便宜で、従つて発泡の
完了が断面積に正確に合致せず、発泡した質量と
膨脹室壁の間に変化する幅の隙間を残す不十分な
発泡の恐れがない。膨脹室内の発泡材の全ての形
成は勿論必要なときに容易にでき、発泡体はまだ
構成を損傷することなく形成されるに十分な流体
である。
移送面 初期段階において、管状ウエブにより形成され
る移送面速度は、2段速度が大体好適であるが、
これらに近い発泡混合の変換速度と正確に同じで
ある必要はない。移送面を設けるよう末広である
管状ウエブが材料の通路の末広部分と続く平行部
分との両方の包含材料の速度と一致できないこと
が明らかである。
材料の全体が発泡減少渦巻効果や河岸効果のと
きに移動保持されても、膨脹室壁上にゲル化また
は固結化する材料の増えるのを防止し、与えられ
た段階の膨脹における材料が全体に亘つて同一水
平面内にあつて且つ均一な発泡体がつくられるこ
とを確実にしている。ポリウレタン発泡体製造に
おいては、例えば液状およびゲル化材料間の境界
は水平で、重力によつて実際に影響されないよう
になる。先に検討した様に、下流れや暴落は起る
ことができず、適宜な製造量が材料通路の長さに
もとづいて最大に適合でき、従つて休止時間が与
えられる。固有の均一特性が発泡体につくられ、
ブロツクの全ての部分の重力の経過は同じであ
る。
管状ウエブ 管状ウエブはプラスチツクが好適で、種々の形
にできる。例えば、横置きの平らな管に発泡成形
材料の供給の入口のための割れを設けて再封止す
ることができるし、コンチエルテイーナ状のひだ
折りしたパツクも使用できる。しかし、この発明
では構成の便宜のために個別のウエブを供給し
て、これらウエブの縁辺を熱や接着剤或は接着テ
ープによつて互いに封止することを選んでいる。
膨脹室を形成する管状ウエブの供給は、ウエブ
の送り速度が発泡した発泡体の引出される速度に
容易に一致し且つウエブの緊張を許すようにピン
チローラや並列したコンベヤを介するのが好適で
ある。初期段階から最終部分を受けるよう案内さ
れるときにウエブに小さな引張だけがあつて、一
定の反応状態が周知の予定された形状の膨脹室内
に維持できる。また、ピンチローラは、特に弾性
面をもつていれば、発泡成形材料の漏洩なく例え
ば丸い管や或は長い樋でも発泡成形材料の1つ以
上の供給通路を許すよう容易に形成できる。これ
は少なくともポリウレタン発泡体の場合に制限す
るよう困難な薄い探索液体である。
案内は並列した組の平ローラ或は形状ローラが
好適であるが、要求される最終形状や案内が使用
される位置に従つて種々の形の固定または可動案
内を使用できる。特に、膨脹室を形成するようウ
エブが畳んだ状態から供給されるときにウエブが
側部にてベル形に引き出されることを助ける案内
は、吸込箱により任意に助けられるウエブ材料の
摩擦駆動、たとえ粘着面であつても、によつてウ
エブが前方に供給される駆動ローラやベルトが好
適である。従つて、ベル形の引出しは膨脹室の正
常な末広りを与えるよう制御抑制される。比較す
るに、両端の簡単な固定の案内や中間ローラが十
分である。これら案内は、ウエブが内部通路をと
るようウエブが簡単に抑制されてウエブが供給さ
れる通路を横切つて位置している。異つた最終ブ
ロツク形状のための交換可能な組の案内と任意な
ウエブ供給を例えばこの発明の特別な利点をなす
底部分に設けることができる。
加 熱 この発明の別の形態においては、十分発泡され
たならばブロツクからの熱の損失を防止するよう
例えばピンが握持できる硬化を出来るだけ早く達
成すべく発泡ブロツクの表面に垂直または水平作
動加熱面が適用される機械や最小寸法の機械に適
用できる。また、均一な硬化率がブロツクに亘つ
て確保される。今日つくられるような発泡ブロツ
クにおいては、全発泡段階が達成された後に短時
間で内部が十分硬化され、周囲にて冷却される外
部は一層長くなつて不必要な大型機械や粗雑なブ
ロツク表面に近づく。ポリウレタンブロツクにお
いては、例えば100°〜120℃の内部温度は熱の反
応と硬化手段によつて容易且つ迅速に達成維持さ
れる。しかし、温度は保護されないならばブロツ
ク表面において一層低い。
好適な加熱がブロツク表面全体に亘つて作用さ
れる。また、ブロツクに対して熱を実際に供給す
る以外に加熱された環境を設けることによつて周
囲に対してブロツクが熱を損失しないことを確実
にする目的を与えるべく熱絶縁体により裏当てさ
れた低出力加熱器によつて好適に作用される。自
動車窓のくもり止めに用いられる様な金属フイル
ム加熱や、炭素入りポリマーフイルムからの加熱
が例えば好適である。低くて安全な電圧が使用で
き、例えば50〜100ワツト/m2の好適な低出力に
おいては、接触により損傷を生じるような温度
が、保護絶縁体により覆われない加熱面部分に生
じることがない。
垂直な機械でのポリウレタン発泡体の製造で
は、例えば長さ1.5〜2mの加熱区分は2〜2.5m長
さのコンベヤによつて行うことができ、膨脹室は
例えば1m高さとなる。化学的に、発泡体が主に
ポリウレアで且つ非常に弱い雪状段階の反応は従
つて加熱区分内にて適合される。続くウレタン反
応が変換されると、弾性特性のピンに対する構成
が継ぐようできる。
供給および放出量による反応の制御 発泡反応の制御は与えられた密度の発泡体容積
の放出量と、最終発泡体には見られない材料の反
応損失を許すよう与えられた密度の反応材容積の
供給量との一致によつて与えられる。先に注意し
た様に、発泡した材料が通路の末広り部分を出る
前に発泡が完了しないことが重要である。もしこ
の様になる傾向を示すのであれば、全生産量を増
加できるし、便宜ではないが例えば温度や触媒濃
度を下げることによつて与えられた生産量におけ
る反応量を下げることができる。速く反応する発
泡体にて明らかな様に、材料の導入と完全発泡の
間を占める時間が少なくてこの時間に放出される
最終発泡体の量が少ないときに、小さな膨脹室は
ゆつくり反応するよりも最終発泡体を除去する与
えられた速度に必要である。実際に、与えられた
膨脹室容積は選択でき、生産量は選ばれ、簡単に
言つて反応材の重量と発泡した容積による重量と
を考慮し、全ての反応材供給ポンプにて経験され
る10%ほどの範囲の生産量の変化によつて経験さ
れる最終制御が一緒に行われ、完全発泡形状の位
置は従つて上か下に移動する。
ピンコンベヤ ピンコンベヤは最終発泡体を引き出すよう放出
通路内に好適に設けられる。これらピンコンベヤ
は管状ウエブに孔をあけ、コンベヤがブロツク通
路から徐々に末広りなるようコンベヤを角度をも
つて離して、放出通路の頂部において容易に引き
出される。そこで、最終発泡体は全周にてウエブ
を支持し、切断のこで切断して引き離す。ポリウ
レタン発泡体のためのピンの適宜な長さは例えば
約1.5cmで、横に5cm間隔を置き、上下に5cm離
れているが、ピンの間隔や長さや配分に特に制限
されるものでない。この様な長さのピンは、表面
をきれいにするよう表皮がはがされたブロツクに
だけ突き刺さるが、いずれの場合にもピンによる
ブロツクに対する損傷がない。
ピンは便宜であるが、ブロツクの移送を行うよ
う働く単一手段ではない。例えば、背後の真空作
用によつて助けられる摩擦や有孔コンベヤベルト
は、少なくともHRポリウレタン発泡体と一緒に
行うよう発泡ブロツクに十分にウエブが接着され
るのに適している。
ブロツクの寸法と形状の変更 ブロツク寸法は水平な機械におけるときの発泡
によつて制御されないことが明らかである。膨脹
室と放出通路によつてきめられる寸法の制限内の
ブロツクが製造できる。この寸法は、もし構成が
放出通路の対向部分の分離を変えたり或はブロツ
ク断面を同様に変えるべくつくられゝば、寸法自
体変更できる。例えば、個々のコンベヤやコンベ
ヤの組をどの様なブロツク断面においても発泡体
通路の中心線に対して動かすことができ、1つの
断面から他の断面、例えば丸ブロツクから矩形ブ
ロツクに機械を転換できる。例えば、個々に駆動
されるコンベヤは1つの位置から他の位置に動か
すことができるし、或は2組または3組以上のコ
ンベヤが互にヒンジ止めした支持体を有して、組
の1つのコンベヤが駆動力を好適に受けてヒンジ
止めできる自在連結された軸によつて他のコンベ
ヤに駆動力を伝えるようにできる。
この発明に従つた装置が添付図面により示され
ている。
この発明の装置において、膨脹室と次の発泡通
路の垂直な配置が示され、第1図は車体フレーム
に取付けられた送りローラ7,8をもつたウエー
ブ通路を概略的に示している。膨脹室1は円筒状
の加熱される壁3によつて形成される放出通路2
に続いており、通路を取囲んで牽引を行うよう十
分強くなつた発泡体を握持する一連の12個のスパ
イク付バンドコンベヤ4が上方に設けられてい
る。
鎖により支持されたスパイク付条片でつくられ
たコンベヤ4はこゝに説明しないがそれ自体通常
の様に駆動車5と中間車6により駆動される。こ
れらコンベヤ4は第6図に示される如く3つのユ
ニツトに組にされ、中央のコンベヤ4が駆動され
て他の2つのコンベヤ4は、傘歯車箱5cに連結
されていて共通の電動機5dにより駆動される装
置の側部の軸5bから第1図に示される如く順に
駆動される自在連結された軸5aによつて駆動さ
れる。頂部近くでコンベヤ4はブロツクに対して
角度をもつて離れ、支持鎖が図示しない両側の案
内車の上を走る。これはプラスチツクウエブが引
つかゝることなくピンがブロツクからしつかり離
れることを確実にする。
第6b図に示めされる変形コンベヤの構成にお
いて、矩形形状を与えるよう第1図のフレーム部
材5e,5fに支持された図示しないヒンジ取付
部にて揺動するよう各組の外側コンベヤのために
コンベヤがどの様に配置できるかが示されてい
る。フレーム部材5fは矩形形状のブロツクの寸
法変化のために横方向に動くよう取付けられてい
る(第6b図)。
壁3の加熱は詳しく図示されない給電および絶
縁裏当てを有した伝導炭素装入ポリマーフイルム
によつて行われる。膨脹耐熱ポリウレタンスラブ
熱絶縁体はフイルムにより形成された加熱部材を
取囲んでおり、装置の作動において膨脹室1とス
パイク付コンベヤ4の端との間の比較的短い距離
での有効な硬化を可能にしている。ポリウレタン
ホームは例えば材料の本体によつて損傷する恐れ
なく牽引損失とブロツクの表面に対する損傷とを
もつてコンベヤピンをとることができる。
膨脹室1の下には、必要な強さを損うことなく
発泡体の形成と硬化のときに受ける100℃〜120℃
の作動温度に適した高密度のポリエチレンフイル
ムのための送りローラ7,8がある。ポリエチレ
ンフイルム10は、1つだけが示されているリール
9からの接着テープと一緒にピンチローラ11の
間に入る。図示されていないが、フラツプをひつ
くり返す折曲案内があつて、1つが1つのウエブ
の一端に、別の1つがウエブの他端にあるので、
1つのウエブのフラツプから他のウエブの折曲さ
れない面に接着テープが重なるよう送られる。こ
れは膨脹室の形成中に形成される管状ウエブが開
きだすときに、はがして開かないようにテープに
せん断力を作用して接合する。
材料が内部で膨脹するときに管状形をとるウエ
ブの自然的傾向を助ける膨脹室の形成は幾つかの
形が可能な案内によつて達成される。第2,3図
には例えば簡単な中間ローラ12と駆動ローラ1
4が示されており、駆動ローラ14はウエブとの
駆動摩擦係合を与えるゴム面を有している。ピン
チローラ11と駆動ローラ14の間には固定の案
内15があつて、ウエブが案内15の上を滑動
し、この位置でのウエブの不都合なベル形に引出
すことを防止している。別の例では幅に対して搬
送長さが非常に短い一対のベルトコンベヤを駆動
ローラ14や案内15の処か、これら駆動ローラ
14や案内15とピンチローラ11を取換えてこ
れらと同一作用を作用するかしている。第3図か
ら、管状ウエブが横方向に開いて滑らかに形成さ
れた膨脹室を形成し、ピンチローラ11と駆動ロ
ーラ14の送り速度が一致してコンベヤ4により
形成された発泡体に作用されるので、ウエブは緊
張されないことが理解できる。従つて、ウエブは
膨脹室の両側の自由部分か、成形されていても発
泡体がまだ非常に弱い円筒壁内の放出通路の下部
内のいずれかにてくびれる傾向がない。コンベヤ
速度に対するピンチローラ11と駆動ローラ14
の正確な速度は小さいが無視できない例えば10%
までウエブに緊張を許すようコンベヤと別個に制
御される。
下から送られるウエブが明示のために省略され
た第2図に示される如くピンチローラに対する立
面図にて、ウエブがピンチローラ11の出口から
中間ローラ12に送られて円筒状の放出通路2に
如何に入るかが理解できる。こゝでは他の面にて
ベル形引出しの膨脹室形状を形成するよう必要と
される如き余分な材料がなく、ウエブの制御を容
易にしている。形成が第4図に示されており、ニ
ツプは符号が付けられ、ウエブが送られるときに
平らな形から円筒形に変わるのが良く示されてい
る。第10b図には送り管17の入る具合が示さ
れており、送り管17の通過を許すよう溝18が
ピンチローラ11に設けられている。必要とされ
る低速の送りにて、ニツプにおける送り管の封止
は、制御された状態に送り管を送るためにウエブ
との積極的な摩擦係合を与える場合に好適にピン
チローラの表面が例えばゴムの様な可撓性であれ
ば十分である。
第9b図には丸ブロツク機のウエブ案内の他の
形が示される。ピンチローラ11が前の様に用い
られている。側部においてベル型にすることはウ
エブ材料に摩擦駆動を与えて制御するベルト19
により制御され、吸込よりもベルトに対して材料
を保持する膨脹発泡が必要であれば良好に使用で
きる。送りローラの端近くには小さな中間ローラ
20bと固定の案内20aがある。更に、固定の
案内20cはウエブが加熱された壁3内に入る前
にウエブを抑制し案内する。成形された膨脹室は
符号1が付けられ、ウエブ10の見える部分に続
いている。
第7図は、第2,3図の底部に対応する第4,
8,9a図のものと同様な図の矩形ブロツクの装
置である。この実施例では交換可能な底部分の代
りとして、形状案内はベルトコンベヤ19,1
9,20,20の組で、ウエブを必要な形状に案
内する。両組のベルトコンベヤとも図示の様に配
置したり頂部が傾くように取付けられ、その効果
は第4図のローラと同じである。装置は矩形ブロ
ツクや丸ブロツクのいずれをもつくることができ
る。矩形ブロツクの成形にては全体形状の案内が
必要で、丸ブロツクにおいてはウエブは必要な形
にできることが注意されよう。全ての場合に、支
持されない露出したウエブ部分は、ウエブが緊張
されたり余分に送られたりすると膨らむようにな
る不都合がある。
特に矩形ブロツクがつくられるときに、多数の
別個の段階、例えば先に説明した2段より多い4
段にてウエブを装置に供給して十分な周囲を容易
にできる。また、過大に長いピンチローラ11を
避けるために、ウエブをひだ折りできる。例え
ば、2つのウエブを平らに送つて送りローラの端
部にて、幾分開かれたときに、中央の先端が成形
される管の内部を指すひだを形成する文字Wをな
す形に2つ以上折り曲げてひだ折りできる。ひだ
折りされたウエブは例えば縁部にて2つの平らな
ウエブがあつて、先に説明した様に接着によつて
ウエブを接合できる。ひだ折りは他の数のウエブ
に等しく適用できるし、平らな管溝を配置した再
封止できる。必要な最終の周辺ではπdで、dが
ブロツク直径で、ブロツク直径と同じ長さのニツ
プローラはローラ中心に延びる2つのひだが使用
されるならば4dまでの円周を与えるようウエブ
をとることができる。
ひだ折りに代つて、ローラ長さよりも幅広いウ
エブに問題があるならば、幾分開いたV字を形成
してV字の先端が成形される管より外方を指して
いる長手方向に折り曲げられたウエブとなす前に
2つの平らなウエブが供給されて両側の平らなウ
エブ間に置かれて前の様にウエブを封止するよう
なす。この可能性は図面に示されていないが、こ
の様な構成は容易に明らかである。
円筒状壁3の単位メートル当り50または100ワ
ツトで、5cm厚さの強固なポリウレタン絶縁板で
裏打ちされた加熱器はブロツクに均一な硬化を与
える。高密度のポリエチレンウエブは達成される
温度で十分な強度を保つ。
第10a,10b図は送り管17の前のピンチ
ローラを示している。第10a図にて、ひだ付パ
ツクのプラスチツク管21が示されていて、ピン
チロール11に入るために必要とされるべく平ら
に押し拡げられるようローラ23を通つて22の
処でプラスチツク管21が引出される。第10b
図にて、図示しない刃物に一方の側が切り裂かれ
た平らな管は送り管17を受けて、案内25を通
つて引き出されるリール24からのテープによつ
て再封止される。同様に、構成は前と同じであ
る。第10b図のピンチローラから出る管状のウ
エブは明示のために省略されている。
この発明の装置を使う2つの実施例が以下に示
される。
実施例 1 この実施例では単位立方メートル当り22キログ
ラムの発泡弾性ポリエタルがつくられる。成分は
次の通りである。
重量比 ポリエタルポリオール3500分子重量48ヒドロキシ
ル価 100 水 4.3 シリコン界面活性剤 0.9 アミンカタリスト−ダブコ33LV:ニアツクス
A/(商品名) 割合3:1重量 0.2〜0.35 すず触媒−オクタン酸第1すず トリクロロフルオロメタン−ア−クトン11 1.5 トルエンデイイソシアネート(80:20TDA)
53.6 上記材料は通常のラインおよび混合ヘツドによ
り供給され、次のブロツク特性を示した。
最終ブロツク直径 1.2m 断面積 1.13m2 膨脹室容積 0.85m3 発泡時間(ニツプルにおける発泡開始と、円筒壁
3が始まる位置に おける全膨脹時間の発泡時間) 110秒 最終発泡体密度 220Kg/m3 膨脹室内の材料の平均密度 44Kg/m3 膨脹室内の発泡体質量 37.4Kg 発泡体正味生産量=37.4/100×60 =20.4Kg/分 垂直速度=20.4/22×1.13 =0.82m/分 正常特性の発泡体がつくられた。
実施例 2 矩形ブロツク形の高弾性ポリウレタンホームの
製造(HR30)。
通常のHRポリウレタン混合物が用いられて有
効発泡体がつくられ、実施例1に対応する計算は
次の通りである。
断面 1.8×1m 断面積 1.8m2 膨脹室容積 1.0m3 発泡時間 110秒 最終発泡体密度 31Kg/m3 膨脹室内の見掛平均密度 62Kg/m3 膨脹室内の発泡体質量 62Kg 正味生産量=62/110×60 =33.8Kg/分 垂直速度=33.8/31×1.8 =0.61m/分 使用において、全ての機械は所要の特長を示し
た。
1 液体反応剤の導入、 2 ローラ/コンベヤによる様なフイルム/ウエ
ブの正の供給制御、 3 ピン付コンベヤによる様な発泡ブロツクの正
の上方制御、 4 ローラ/固定面/コンベヤ、特に膨脹室の形
成が流体圧力による簡便さよりも積極的である
ことを確実にするウエブによる摩擦/接着接合
による様な膨脹室形状の正の制御、 5 必要断面の到達および展開された接着構造に
損傷を与えることなく発泡体がまだ流体であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はフレームと通路と、膨脹室、加熱部、
コンベヤ、頂部の切断部を含む作動部分とを有す
るこの発明の装置の立面図、第2,3図は丸ブロ
ツクの製造のために配置されたこの発明の装置の
概要部分断面図で第3図は第1図と同じ方向の
図、第4図は膨脹室を示す第2図のA−A線にお
ける装置の平面図、第5図は加熱部を示す第2図
のB−B線における装置の断面図、第6a図はコ
ンベヤの組を示す第2図のC−C線における断面
図、第6b図は変形コンベヤを示す図、第7図乃
至第9a図は第4図に対応する矩形ブロツク装置
の部分と第2,3図の底部の図、第9b図はウエ
ブ案内を示す丸ブロツク装置の下部の図、第10
a図は管状ウエブの様なひだ付パツクの管を使用
する図、第10b図は管状ウエブの様な平らな管
を使用する図である。図中、1……膨脹室、2…
…放出通路、3……壁、4……コンベヤ、6……
駆動車、5a,5b……軸、5c……傘歯車箱、
5d……電動機、7,8……送りローラ、9……
リール、10……ポリエチレンフイルム、11…
…ピンチローラ、12……中間ローラ、14……
駆動ローラ、15……案内、16……ニツプ、1
7……送り管、18……溝、19,20……コン
ベヤ、21……プラスチツク管、22……ロー
ラ、24……リール、25……案内。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発泡成形材料が制御された割合で下方入口か
    ら供給されると共に成形された発泡体が対応する
    割合で上方から引出され、末広がり通路に続くシ
    ート材を動かすと共に移動速度に対応する速度で
    上方を向いた放出通路内を発泡材料と一緒に移動
    するよう上方から引出すことによつて区画される
    末広がりの膨脹室内にて発泡を行い、膨脹室の上
    部を既に発泡した発泡体で区画して側部をシート
    材で区画すると共に下部を発泡成形材料を包含す
    るよう封止された供給区分によつて区画し、膨脹
    室と供給区分が該シート材から成る可撓性の管状
    ウエブによつて形成され、該シート材は、管状ウ
    エブの中を通り且つ供給速度と一致する速度で引
    出される発泡成形材料と一緒に折畳んだ形で供給
    され且つ発泡成形材料が中で発泡される時に予定
    断面を成すように外部案内される、発泡体の連続
    製造方法。 2 管状ウエブは、発泡成形材料の供給用の入口
    のための割り溝付の平らに置いた管として供給さ
    れて後で再封止されたり、或はパツクの中心を通
    つて供給されるひだ折りパツクから供給されたり
    或は供給物が間を通つて縁部にて互いに封止され
    る別個のウエブとして供給されるプラスチツクで
    ある特許請求の範囲第1項記載の発泡体の連続製
    造方法。 3 管状ウエブが供給区分や膨脹室の最下点にて
    ローラや並置されたコンベヤにより供給される特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の発泡体の
    連続製造方法。 4 ローラまたはコンベヤは、発泡成形材料の1
    つ以上の供給通路を成すよう溝付または同様に形
    づくられた弾性面を有する特許請求の範囲第3項
    記載の発泡体の連続製造方法。 5 案内は管状ウエブが膨脹室を形成するよう供
    給される時に折畳んだ状態からベル形に引出され
    るのを助け、また案内は摩擦駆動をもつてウエブ
    が通過する駆動されるローラかベルトである特許
    請求の範囲第1乃至4項いずれか1項記載の発泡
    体の連続製造方法。 6 ウエブを介した孔あけにより発泡された材料
    と係合するスパイク付コンベヤが放出通路の側部
    の1つ以上の場所に設けられた特許請求の範囲第
    1乃5項いずれか1項記載の発泡体の連続製造方
    法。 7 コンベヤは長手方向の大部分にて放出通路軸
    心と平行であるが、ウエブからのピンの引抜きを
    容易にするよう長手方向の最終部分にて僅かな角
    度末広りに成つている特許請求の範囲第6項記載
    の発泡体の連続製造方法。 8 発泡体本体からの熱の損失を防止すると共に
    迅速な表面硬化を確実にするよう完全に発泡され
    たならば発泡体本体の表面に加熱面が作用される
    特許請求の範囲第1乃7項いずれか1項記載の発
    泡体の連続製造方法。 9 熱絶縁体により裏当てされた低出力電気フイ
    ルムヒーターにより熱が作用される特許請求の範
    囲第8項記載の発泡材料の連続製造方法。 10 管状ウエブは初めひだ折りされた形であ
    り、発泡成形材料がウエブ内で発泡された時にひ
    だ折りが開くように成つた特許請求の範囲第1乃
    至9項いずれか1項記載の発泡体の連続製造方
    法。 11 制御された割合で下方入口から発泡成形材
    料を供給する供給装置、対応する割合で上方から
    成形発泡された材料を引出す放出装置、末広り通
    路が続くよう抑制されて且つ移動速度に対応する
    速度で上方を向いた放出通路内の発泡する材料と
    一緒に移動するよう上方から引出されるシート材
    を動かすことにより区画される末広りの膨脹室を
    形成する装置を備え、末広りの膨脹室内で発泡が
    行われ、該膨脹室は上部が既に発泡された発泡体
    により区画されて側部がシート材により区画され
    て且つ下部が発泡成形材料を包含するよう封止さ
    れた供給区分により区画され、膨脹室と供給区分
    がシート材を構成する可撓性の管状ウエブによつ
    て形成され、シート材は、管状ウエブの中を通り
    且つ供給速度と一致する速度で引出される発泡成
    形材料と共に折畳んだ形で供給され且つ発泡成形
    材料が中で発泡される時に予定の断面を採るよう
    軸方向に案内される、発泡体の連続製造装置。 12 膨脹室案内の組と、異なつた断面の発泡体
    のブロツクを造る交換可能なユニツトとして取付
    けられるウエブ供給装置とを有する特許請求の範
    囲第11項記載の発泡体の連続製造装置。 13 多数のコンベヤが放出通路を取囲み且つ発
    泡体の断面の変化のために通路の中心線に対して
    内外方に動くべく取付けられている特許請求の範
    囲第11,12項いずれか記載の発泡体の連続製
    造装置。 14 コンベヤは、丸ブロツク発泡体製造用の円
    弧状配置や矩形ブロツク発泡体製造用の直線状配
    置に適合すべく各組毎に互いにヒンジ止めされた
    り或は同様に取付けられている特許請求の範囲第
    13項記載の発泡体の連続製造装置。
JP59009372A 1983-01-21 1984-01-21 発泡体の製造 Granted JPS59138424A (ja)

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GB8301733 1983-01-21
GB838301733A GB8301733D0 (en) 1983-01-21 1983-01-21 Foam production
US526494 1983-08-25

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