JPS63168316A - ポリウレタンフオ−ムの製造方法 - Google Patents

ポリウレタンフオ−ムの製造方法

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JPS63168316A
JPS63168316A JP76587A JP76587A JPS63168316A JP S63168316 A JPS63168316 A JP S63168316A JP 76587 A JP76587 A JP 76587A JP 76587 A JP76587 A JP 76587A JP S63168316 A JPS63168316 A JP S63168316A
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polyurethane foam
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pipe
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Kimiyuki Muto
武藤 公行
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上立札1分災 本発明は、ポリウレタンフォームの製造方法に関し、更
に詳述すると、発泡時に発生する反応ガスを大気中に放
散させることなく連続的にポリウレタンフォームを製造
することができる方法に関する。
従】四日11 従来、ポリウレタンフォームを連続的に製造する場合、
一般に次に示す方法が採用されている。
即ち、第4図は従来のポリウレタンフォームの連続製造
装置を示すもので、図中1は水平面に対して2〜3度傾
斜して設けられた回転式のコンベア、2はコンベア1の
後部上方に配設された吐出装置のミキシングヘッドであ
り、このミキシングヘッド2は原料配管3.内部に攪拌
捧4aが配備された攪拌室4及び吐出ノズル5を有する
。また、6はコンベア1の後端部側方に配設された離型
紙ロールで、この離型紙ロールから繰り出された離型紙
6aはコンベア1上に断面U字状に載置され、コンベア
1の移動と同調してコンベア1と一体に移動するように
なっている。ここで、コンベア1の上方には、第4図に
は示していないが、第5図に示すような機枠(図示せず
)にそれぞれ支持された複数本の円柱状支持棒7がコン
ベア1の進行方向に沿って互に所定間隔離間してコンベ
ア1の幅方向に配設されている。これら支持棒7にはそ
れぞれ一対のリング体8a、8aがスライド可能に嵌着
されていると共に、これらリング体8a。
8aの下端部にはそれぞれ板体8b、8bが固着されて
おり、リング体8a、8a及び板体8b。
8bにより一対の枠板押え体8,8が構成されている。
そして、これら押え体8,8の板体8b。
8b内面にはそれぞれ下端がコンベア1近傍に達する枠
板9,9の上部が固定され、コンベア1上に載置されて
コンベア1と一体に移動する離型紙が、第5図に示した
ように上記枠板9,9間を通過することにより幅方向両
側部がこれら枠板9゜9によって折曲され、支持されて
四角溝状となって進行するようになっている。
上記装置によって連続的にポリウレタンフォームを製造
する場合、コンベア1を第4図中矢印方向に送行させ、
コンベア1と一体に離型紙6aを進行させると共に、吐
出装置2のノズル5からポリオール、TDIなどのイン
シアネート、触媒、水、助剤、分散剤等を攪拌室4にお
いて高速で攪拌して製造したポリウレタンフォーム原料
10’を離型紙6a上に連続的に吐出させる。これによ
り第4図に示すように、フオーム原料はコンベア1の移
動と共にクリームタイム(X位置)、ライズタイム(Y
位!iりを経て、発泡を完了(Z位置)し、四角柱状の
ポリウレタンフォーム11が形成されるものである。な
お、フオーム11の幅は枠板押え体8,8の間隔を変更
することによって適宜調整することができる。
日が  しようと る4 上記ポリウレタンフォームの形成は化学反応であって、
その除虫として炭酸ガス及び未反応のTDIガス、更に
は発泡助剤のガスからなる大量のガスが発生するが、上
述した従来の方法によってポリウレタンフォームを製造
する場合、発泡が大気中で行われるので、ガスが大気中
に放出されるという問題がある。
即ち、上記ガスは一方ではフオーム原料を膨張させ、フ
オームを形成するという作用を奏するものであるが、こ
のようなガスが大気中に放散された場合、環境管理上好
ましいものではなく、従って、ガスを工場内に拡散させ
ることは好ましくなく、このため一般には屋外に排出し
、水分と反応させて無害化させている。
また、ガスが大気中に放出された場合、ポリウレタンフ
ォームの製造歩留まりが低下する。即ち、いわゆるガス
ロスというもので、投入原料に対するポリウレタンフォ
ームの生成量は理論的に計算されるが、従来の方法のよ
うに反応ガスが大気中に放出されると、ポリウレタンフ
ォームの生成量が理論生成量より大幅に低下し、原料の
ロスが多くなる。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので1発泡時に生成
するガスを大気中に放散させることなくポリウレタンフ
ォームを製造し得、従って発生するガスによってガスロ
スを生じさせることのないポリウレタンフォームの製造
方法を提供することを目的とする。
一°占を ゛するための   び・ 即ち1本発明は上記目的を達成するため、ポリヒドロキ
シル化合物、イソシアナート及び水を混合含有してなる
ポリウレタンフォーム原液を吐出装置より吐出させ、こ
のポリウレタンフォーム原液を発泡、硬化させてポリウ
レタンフォームを製造する方法において、上記ポリウレ
タンフォーム原液を大気と遮断された密閉雰囲気中に吐
出すると共に、この密閉雰囲気中で発泡を完了させるよ
うにしたものである。
本発明においては、ポリウレタンフォーム原液を大気と
遮断された密閉雰囲気中に吐出し、この雰囲気中で発泡
を完了させるようにしたので1発泡時に発生する多量の
ガスが密閉雰囲気中に閉じ込められ、大気中に流出する
ことがない。
次に、図面を参照して本発明を更に詳しく説明する。
第1図は本発明の実施に用いるポリウレタンフォームの
連続製造装置の一例を示す、なお、第1図において第4
図の装置と同一構成の部分には同一参照符号を付してそ
の説明を省略する。
本装置においては、ミキシングヘッド2のノズル5先端
部にコンベア1とほぼ平行にコンベア1の先端側に向け
て延出する長さ約11000aのパイプ12が連結され
、このパイプ12の先端開口部12aからフオーム原液
が吐出するようになっている。また、ノズル5の周壁に
は、上記パイプ12の上方にこのパイプ12と平行に配
設されたチューブ掛は台13の一端が固定されている。
なお、本装置においては、第4図の装置と異なり離型紙
は使用していないが、第5図に示したような支持棒7、
枠板押え体8.枠板9は第4図の装置と同様に配設され
ている。
上記装置を用いて例えば円柱状ポリウレタンフォームを
連続的に製造する場合、第1図に示すように、一端が開
口し、他端が閉塞した厚さ0.05−程度の可撓性を有
する円筒状ポリエチレンチューブ14を軸方向に圧縮し
て折りたたみ、このチューブ14の一端開口部内に上記
パイプ12及びチューブ掛は台13を挿入することによ
り、パイプ12にチューブ14を取付ける0次いで、パ
イプ12の開口部12aよりチューブ14内に空気が入
らないようにポリウレタンフォーム原液10を連続的に
吐出すると共に、コンベア1を送行させる。するとチュ
ーブ14は順次繰り出され、チューブ14のフオーム原
液10が吐出された部分はコンベア1と一体に移動し、
第2図に示すようにクリームタイムXを経てチューブ1
4内に円柱状ポリウレタンフォーム11が形成されるも
のである。この場合、第3図に示すようにチューブ14
の直径に応じて枠板9,9の間隔を適宜調節することに
より枠板9,9でチューブ14の両側部が押えられ、こ
れによりチューブ14が良好に円柱状に保持されるよう
になっている。なお、チューブ14の長さは原料のロッ
ト量に応じて適宜決定し、径についても製造するフオー
ムの径に応じて適宜決定する。
従って、上記方法によってポリウレタンフォームを製造
する場合、発泡時に発生するガスがチューブ14内に閉
じ込められたままの状態で発泡が完了し、ガスがチュー
ブ14外に流出しないので。
ガスロスが可及的に抑制され、理論生成量に近い量のポ
リウレタンフォームを得ることができる。
この場合、上記装置においてはノズル5の先端にパイプ
12をほぼ直角に取付け、このパイプ12の先端開口部
からフオーム原液を吐出させるようにしたので、フオー
ム原液がコンベア1上に落下することが防止され、フオ
ーム原液を確実に密閉雰囲気(チューブ内)に吐出させ
ることができる。
ここで1本発明においては、密閉雰囲気中に吐出するフ
オーム原液としてポリヒドロキシル化合物、インシアナ
ート及び水、更に必要により各種添加剤、整泡剤等を混
合したものを用いるものであるが、これらフオーム原液
を構成する原料の種類、配合組成等に特に限定はなく、
公知の組成のフオーム原液を用いることにより軟質、半
硬質、硬質のポリウレタンフォームを製造することがで
きる。
なお、上記実施例においては他端を閉塞したポリエチレ
ンチューブによって密閉雰囲気を形成し。
この中にフオーム原液を吐出するようにしたが、密閉手
段を形成する手段はこれに限られず、その他の適宜手段
を採用することができる。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本
発明は下記の実施例に限定されるものではない。
ヌ」〔外 第1図に示した装置を使用し、下記組成のポリウレタン
フォーム原液を吐出して、下記製造条件により直径90
0m、長さ500mの円筒状ポリウレタンフォームを製
造した。
ポリウレタンフォーム原液組成 ポリエーテル         100部TDI80 
          54.6CCQ、F      
       4.0水              
         4.30シリコーン       
      1.60トリエチルジアミン      
   0.10スタツクドオクトエート      0
.35製造条件 Index           105クリームタイ
ム      85秒 チューブ(ポリエチレン) 内径900mm長さ500
m 発泡機         UBT−65/18このよう
にして製造したポリウレタンフォームの物性を第4図に
示した従来の方法で製造したポリウレタンフォームの物
性と比較した結果を下記表に示す。
表 表の結果より、本発明によるフオームは従来方法による
フオームと同等の物性を有することが認められる。また
、本発明法により投入原料に対する取得率が向上するこ
とが認められる。
即ち、従来の技術ではポリウレタンフォームの取得率は
原料投入量に対する実質発泡量の理論値100に対して
80程度であったが、本発明法による取得率は90程度
であり、取得率の大幅な向上が認められた。
又皿勿勉米 以上説明したように、本発明に係るポリウレタンフォー
ムの製造方法は、下記利点を有するものである。
■ 密閉されている雰囲気で発泡を完了するので、反応
ガスの外部への放散が全くない。
■ 反応ガスが外部に放散しないため、いわゆるガスロ
スが生じず、ポリウレタンフォームを収率良く得ること
ができる。
■ 製品の厚さが1.5〜3nnの薄い生地状のウレタ
ンフオーム製品を得る方法として、従来円柱状ウレタン
フオームの表面をすき取るピーリング方式が常用されて
いるが、本発明によればこのピーリング方式で加工する
のに適した円柱状のフオームを容易に製造することがで
きる。
■ ウレタンフオームをプラスチックチューブ内で発泡
させた場合、製造されたフオームがフィルムで完全に覆
われているので、輸送中等に汚れることがなく、加工面
においての取得率の向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いるポリウレタンフォーム連
続製造装置の一例を示す概略側面図、第2図は同装置で
ポリウレタンフォームを製造した状態を示す概略側面図
、第3図は第2図m−m線に沿った断面図、第4図は従
来のポリウレタンフォーム製造装置の一例を示す概略側
面図、第5図は第4図v−■線に沿った断面図である。 1・・・コンベア、 2・・・吐出装置のミキシングヘッド、5・・・吐出ノ
ズル、 9・・・枠板、10・・・ポリウレタンフォー
ム原液、11・・・発泡ポリウレタンフオーム、12・
・・パイプ、13・・・チューブ掛は台。 14・・・チューブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ポリヒドロキシル化合物、イソシアナート及び水を
    混合含有してなるポリウレタンフォーム原液を吐出装置
    より吐出させ、ポリウレタンフォーム原液を発泡、硬化
    させてポリウレタンフォームを製造する方法において、
    上記ポリウレタンフォーム原液を大気と遮断された密閉
    雰囲気中に吐出すると共に、この密閉雰囲気中で発泡を
    完了させるようにしたことを特徴とするポリウレタンフ
    ォームの製造方法。
JP76587A 1987-01-06 1987-01-06 ポリウレタンフオ−ムの製造方法 Expired - Lifetime JPH0675885B2 (ja)

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