JPH0432611Y2 - - Google Patents

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JPH0432611Y2
JPH0432611Y2 JP1983116071U JP11607183U JPH0432611Y2 JP H0432611 Y2 JPH0432611 Y2 JP H0432611Y2 JP 1983116071 U JP1983116071 U JP 1983116071U JP 11607183 U JP11607183 U JP 11607183U JP H0432611 Y2 JPH0432611 Y2 JP H0432611Y2
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emat
magnets
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same
wave
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JP1983116071U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁音響トランスデユーサを用いた電
磁超音波探傷装置に係る。
出願人はさきに伝熱管探傷用電磁超音波トラン
デユーサとして、第1図〜第3図の構造を備え、
第4図の動作をなす装置を提案したが、(特願昭
56−149792号)、これを図について説明すると、
図中の11は電磁音響トランスデユーサ(以下
EMATと略称する)であり、このEMATは第3
図に示す如く、円柱状の支持体12a,12b
と、これら支持体12a,12b間に交互に配列
して挟持された円盤状のフエライトコア13…、
磁軸と円柱軸方向が等しい円柱状磁石14…とを
備えている。前記磁石14…はフエライトコア1
3…を挟んで互に極性が同じになるように配列さ
れている。またフエライトコア13,13と磁石
14,14との配列周期T0は発生超音波の波長
λに等しい。そしてフエライトコア13…と磁石
14…の外周には第1図及び第2図に示す如くコ
イル15が軸線方向に巻装されている。なお、互
に隣り合うコイル巻部の中心の間隔t0はT0/4
(=λ/4)であり、各コイルは直列に接続され
ている。
次に上述した構造のEMAT11を細管4内に
挿入した場合の動作を第4図を参照して説明す
る。EMAT11を細管4に挿入すると、フエラ
イトコア13…の部分では細管4内面に対して垂
直方向の磁束B1が生じ、永久磁石14…の中央
部分では細管4の軸に平行な磁束B2が生じる。
この時、コア13…と永久磁石14…の外周に巻
装したコイル15に高周波電流を流すと、電磁誘
導により細管4内にその接続方向と平行な渦電流
Iが発生する。しかるにこの渦電流Iと上記の如
く分布した磁束B1,B2の相互作用によりローレ
ンツ力Fが発生する。このローレンツ力Fは磁束
分布の周期T0と同じ周期で方向が回転している。
この結果上記ローレンツ力Fにより細管4内面に
対して垂直な横波成分をもつラム波と呼ばれる板
波を伝播する超音波が、細管4円周上で発生され
る。この超音波は細管4を伝播し、その細管4の
欠陥等で反射して帰つてくる。しかしてこれを上
記と逆プロセスで電気信号に変換することによ
り、細管4の欠陥箇所を検出できる。
しかして、このEMATを駆動する装置として
は、第5図の回路の装置を用い、抵抗35を通し
て高圧電源34からコンデンサ31に高電圧で電
荷を蓄積し、スパークギヤツプ32を通して放電
し、瞬時に大電流をEMATのコイル33に流し
ていた。この時の電流波形は第6図のような減衰
振動波形となり、従つて第7図でEMATに即し
て伝播波形を考えると、第6図のaの時間に第7
図のA点で発生した超音波は管壁を伝播し右方向
に伝播した波は、第6図,c時点では第7図C点
に達し、この時点でC点に発生した超音波と加算
される。同様なことがB点でも生じる。従つて発
生した超音波のピーク値はa,b,c時点での電
流値の加算値に比例した値となる。このため減衰
の大きな振動はこの加算効果が少ない。他方減衰
が少なく長く続く波形は加算効果が大きいもの
の、EMATの周期分より長い部分の波形は無駄
な信号となるだけでなく、受信用EMATに電気
信号を誘起し、不感帯を長くすることになる。こ
のように第5図の回路では、効率が悪くなる欠点
があり、さらに第6図の振動の周波数はコンデン
サ31とEMATのコイル定数により決まるため、
定数の調整が必要である。また大きな超音波を発
生させるためには、第6図でa点の値を大きくす
る必要があり、従つて電圧も高くなつてEMAT
のコイル、ケーブルの絶縁の充分な対策が必要と
なつてくる等の問題がある。
本考案は上記事情に鑑み、円柱状支持体の間に
磁軸と円柱軸方向が等しい複数個の円柱状磁石
を、円盤状フエライトコアを介してそれぞれの磁
軸が対向しかつ隣設する磁石の対向する磁極が同
極であるように、順次配列することによつて形成
した組立体と、該組立体の側面軸線方向に巻装さ
れたコイルとからなる電磁音響トランスデユーサ
と、トーンバースト信号を発生する回路と、その
信号を増幅した上記電磁音響トランスデユーサに
送る電流増幅回路とを備えてなることを特徴とす
る電磁超音波探傷装置を提案するものである。
したがつて本考案によれば、最も効率よく送信
用EMATを励振することができ、特定の周波数
の電流を必要な周期だけ効率よく送信する電磁超
音波探傷装置が提供される。
本考案装置の一実施例を第8図〜第10図につ
いて説明する。
第8図は装置構成を示し、第9図のような数波
の正弦波(トーンバースト波と呼ぶ)をくり返し
発生するトーンバースト波発生器41と、電流増
幅回路42と、送信用EMAT43よりなつてい
る。なおトーンバースト波発生器41はパルス発
生器44とゲート付フアンクシヨンジエネレータ
45により構成される。又電流増幅回路42は通
常の増巾回路でもよいがB級増幅回路にすること
によりさらに効率が良くなる。
このような装置において、第10図で第8図回
路各部の信号波形をみると、フアンクシヨンジエ
ネレータ45により発生した必要周波数の正弦波
はパルス発生器44のパルスイをゲート信号とす
ることにより、必要な長さだけを出力される。こ
の出力信号ロは電流増幅器42により増幅されて
ハとなり、EMAT43のコイル中を大電流とな
つて流れる。
かくしてEMAT43コイル中にトーンバース
ト波大電流が流れることにより、一定振幅の渦電
流が被検体を流れ、板波を発生する。したがつて
減衰振動と異なり、各点で発生した超音波が一定
振幅で加算され効率がよい。又電流はEMATの
周期nに等しい波数のトーンバースト波であれば
よく、このような波形はフアンクシヨンジエネレ
ータを調整することにより簡単に制御できる。
さらに、同じ出力レベルの超音波を発生する場
合には、従来の方法に比べ効率が良いため、電流
増巾回路の容量は少なくなり、電圧も低くなつて
コイルの絶縁設計が容易になるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は電磁音響トランスデユーサの
正面図、側面図、およびコイルを巻装する前の正
面図、第4図は電磁音響トランスデユーサの動作
説明図、第5図は従来の電磁音響テランスデユー
サ駆動装置の回路図、第6図および第7図はその
電流波形の説明図、第8図は本考案装置の一実施
例の回路系統図、第9図、第10図はその電流波
形の説明図である。 41……トーンバースト波発生器、42……電
流増幅回路、43……送信用EMAT。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円柱状支持体の間に磁軸と円柱軸方向が等しい
    複数個の円柱状磁石を、円盤上フエライトコアを
    介してそれぞれの磁軸が対向しかつ隣設する磁石
    の対向する磁極が同極であるように、順次配列す
    ることによつて形成した組立体と、該組立体の側
    面軸線方向に巻装されたコイルとからなる電磁音
    響トランスデユーサと、トーンバースト信号を発
    生する回路と、その信号を増幅して上記電磁音響
    トランスデユーサに送る電流増幅回路とを備えて
    なることを特徴とする電磁超音波探傷装置。
JP11607183U 1983-07-26 1983-07-26 電磁超音波探傷装置 Granted JPS6023755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11607183U JPS6023755U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 電磁超音波探傷装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11607183U JPS6023755U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 電磁超音波探傷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6023755U JPS6023755U (ja) 1985-02-18
JPH0432611Y2 true JPH0432611Y2 (ja) 1992-08-05

Family

ID=30267719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11607183U Granted JPS6023755U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 電磁超音波探傷装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6023755U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850891A (ja) * 1981-09-22 1983-03-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電磁音響トランスデユ−サ
JPS58109040A (ja) * 1981-12-22 1983-06-29 株式会社島津製作所 超音波診断装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850891A (ja) * 1981-09-22 1983-03-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電磁音響トランスデユ−サ
JPS58109040A (ja) * 1981-12-22 1983-06-29 株式会社島津製作所 超音波診断装置

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Publication number Publication date
JPS6023755U (ja) 1985-02-18

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