JPH04326055A - 化学量センサの温度補正方法 - Google Patents
化学量センサの温度補正方法Info
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- JPH04326055A JPH04326055A JP3121820A JP12182091A JPH04326055A JP H04326055 A JPH04326055 A JP H04326055A JP 3121820 A JP3121820 A JP 3121820A JP 12182091 A JP12182091 A JP 12182091A JP H04326055 A JPH04326055 A JP H04326055A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学変化量を電圧変化
量に変換する化学量センサで、特に温度変化による当該
センサの出力値の変化を特定温度での測定に相当する値
に補正する方法に関するものである。
量に変換する化学量センサで、特に温度変化による当該
センサの出力値の変化を特定温度での測定に相当する値
に補正する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記化学量センサにあっては、化
学量を電圧に変化する場合、測定系を特定温度に常時保
ち温度変化がゼロの状態で計測が行なわれていた。
学量を電圧に変化する場合、測定系を特定温度に常時保
ち温度変化がゼロの状態で計測が行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】被検出系が温度変化し
ている場合、化学量センサの電圧出力は、温度上昇また
は下降による化学変化に対する出力電圧変化が生じる。 また化学変化に特有の遅れが生じ、この遅れ量は温度の
変化割合により全くまちまちである。
ている場合、化学量センサの電圧出力は、温度上昇また
は下降による化学変化に対する出力電圧変化が生じる。 また化学変化に特有の遅れが生じ、この遅れ量は温度の
変化割合により全くまちまちである。
【0004】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、当該化学量センサの出力値を常に一定温度で測定
が行なわれているが如く補正することができる化学量セ
ンサの温度補正方法を提供することを目的とするもので
ある。
ので、当該化学量センサの出力値を常に一定温度で測定
が行なわれているが如く補正することができる化学量セ
ンサの温度補正方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る化学量センサの温度補正方法は、化学
変化量を電圧変化量に変換する化学量センサにおいて、
化学量センサに温度をリアルタイム検出できる温度検出
器を設け、化学量センサの温度に対する出力変化をデー
タ化し、化学量センサの電圧出力と、温度検出器の電圧
出力を一定時間間隔でメモリに入力し、単位時間間隔で
上記化学量センサの電圧出力差と、温度検出器の電圧出
力差が一致するように上記化学量センサの電圧出力値を
補正し、上記化学量センサの温度に対する出力値変化の
データと、上記補正電圧を加算して真の化学変化量とす
る。
に、本発明に係る化学量センサの温度補正方法は、化学
変化量を電圧変化量に変換する化学量センサにおいて、
化学量センサに温度をリアルタイム検出できる温度検出
器を設け、化学量センサの温度に対する出力変化をデー
タ化し、化学量センサの電圧出力と、温度検出器の電圧
出力を一定時間間隔でメモリに入力し、単位時間間隔で
上記化学量センサの電圧出力差と、温度検出器の電圧出
力差が一致するように上記化学量センサの電圧出力値を
補正し、上記化学量センサの温度に対する出力値変化の
データと、上記補正電圧を加算して真の化学変化量とす
る。
【0006】
【作 用】被検出系が温度変化している状態にあ
っても、その被検出系の化学的状態を定められた温度に
おける電圧値にて変換される。
っても、その被検出系の化学的状態を定められた温度に
おける電圧値にて変換される。
【0007】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図中1は化学変化量を一位的に電圧に変換する
化学量センサであり、これは、2本の検出プローブ2a
,2bを有しており、この2本の検出プローブ2a,2
bを、例えば潤滑油中に浸漬したときに、この潤滑油の
化学反応、例えば全酸価に応じた電圧が検出出口端子3
に出力されるようになっているもので、このような構成
及び作用の化学量センサは広く知られている。上記化学
センサ1の2本の検出プローブ2a,2bの近傍に温度
を一位的に電圧に変換する感温センサ4が設けてある。 5は温度出力端子である。上記化学量センサ1は被検出
系の状態を電圧に変換させるものであるが、上記被検出
系の状態に変化がない場合において、温度の変化が被検
出系に発生すると、化学量センサ1の化学反応に影響し
電圧の変化が生じる。この温度変化に対する電圧の変化
量を温度に対するテーブル化、または関数化して参照デ
ータとしてメモリに保存する。一方上記化学量センサ1
は化学反応が電圧発生源であるため、温度上昇率、また
は下降率によって電圧変換時間に遅延(デレー)が生じ
、しかも、その遅延タイムが一定でない。そこで、この
実施例では感温センサ4の変化の割合を基準とし、化学
量センサ1の応答遅れをこの化学量センサ1の変化の割
合と比較してこの化学量センサ1の電圧変換遅れを補正
する。すなわち、上記温度テーブルと上記遅れ補正を加
算し真の値とする。図2は化学量センサ1の温度変化に
対する電圧の変化を示すデータを示す。このときの化学
量センサの検出プローブ2a,2bにイリジウムと白金
を用いた。上記データは化学量センサの電圧変化が感温
センサの電圧変化と一致できるほどゆっくりと30℃か
ら80℃間を往復変化させた場合である。上記データの
化学量センサ1と感温センサ4の時間変化の割合を10
0%とし、検出系でおこる化学量センサ1の変化割合と
、感温センサ4の変化割合を比較し、両センサの割合の
比較でその差がゼロとなるように化学量センサ1の出力
電圧を補正し、そのときの値に定められた温度における
温度補正値を加算して真の被検出系の値とする。上記作
用をフローチャートで示すと図3のようになる。なおこ
のフローチャートにおいて、2回微分及びその後の割合
計算は補正値に近づいているか、いきすぎているかを判
定する部分である。
明する。図中1は化学変化量を一位的に電圧に変換する
化学量センサであり、これは、2本の検出プローブ2a
,2bを有しており、この2本の検出プローブ2a,2
bを、例えば潤滑油中に浸漬したときに、この潤滑油の
化学反応、例えば全酸価に応じた電圧が検出出口端子3
に出力されるようになっているもので、このような構成
及び作用の化学量センサは広く知られている。上記化学
センサ1の2本の検出プローブ2a,2bの近傍に温度
を一位的に電圧に変換する感温センサ4が設けてある。 5は温度出力端子である。上記化学量センサ1は被検出
系の状態を電圧に変換させるものであるが、上記被検出
系の状態に変化がない場合において、温度の変化が被検
出系に発生すると、化学量センサ1の化学反応に影響し
電圧の変化が生じる。この温度変化に対する電圧の変化
量を温度に対するテーブル化、または関数化して参照デ
ータとしてメモリに保存する。一方上記化学量センサ1
は化学反応が電圧発生源であるため、温度上昇率、また
は下降率によって電圧変換時間に遅延(デレー)が生じ
、しかも、その遅延タイムが一定でない。そこで、この
実施例では感温センサ4の変化の割合を基準とし、化学
量センサ1の応答遅れをこの化学量センサ1の変化の割
合と比較してこの化学量センサ1の電圧変換遅れを補正
する。すなわち、上記温度テーブルと上記遅れ補正を加
算し真の値とする。図2は化学量センサ1の温度変化に
対する電圧の変化を示すデータを示す。このときの化学
量センサの検出プローブ2a,2bにイリジウムと白金
を用いた。上記データは化学量センサの電圧変化が感温
センサの電圧変化と一致できるほどゆっくりと30℃か
ら80℃間を往復変化させた場合である。上記データの
化学量センサ1と感温センサ4の時間変化の割合を10
0%とし、検出系でおこる化学量センサ1の変化割合と
、感温センサ4の変化割合を比較し、両センサの割合の
比較でその差がゼロとなるように化学量センサ1の出力
電圧を補正し、そのときの値に定められた温度における
温度補正値を加算して真の被検出系の値とする。上記作
用をフローチャートで示すと図3のようになる。なおこ
のフローチャートにおいて、2回微分及びその後の割合
計算は補正値に近づいているか、いきすぎているかを判
定する部分である。
【0008】上記実施例において、感温センサ4の変化
の割合を基準とし、化学量センサ1の応答遅れをこの化
学量センサの変化の割合と比較して化学量センサ1の電
圧変換遅れを補正する際に、ファジィ演算にて補正して
もよい。以下に、上記ファジィ演算による補正プログラ
ムを示す。 (1)入力量 TEMP=温度 CMS=化学量センサ出力 (2)演算子 EMV=化学量センサ出力 EMV+R=EMVR なおEMVは初めの入力、R=0、EMVRは出力の微
調量 (3)化学量センサに時間遅れがないときの補正電圧を
数式化する。 EMVR=0.5(mV)・(TEMR−50°)
+4.01(mV)ただし、4.01(mV)は実験値 (4)ファジィによって遅れによるEMVRの微調を行
なう。 (4−1)温度の変化とその変化率を求めるために、温
度入力を次つぎに入れかえる。
の割合を基準とし、化学量センサ1の応答遅れをこの化
学量センサの変化の割合と比較して化学量センサ1の電
圧変換遅れを補正する際に、ファジィ演算にて補正して
もよい。以下に、上記ファジィ演算による補正プログラ
ムを示す。 (1)入力量 TEMP=温度 CMS=化学量センサ出力 (2)演算子 EMV=化学量センサ出力 EMV+R=EMVR なおEMVは初めの入力、R=0、EMVRは出力の微
調量 (3)化学量センサに時間遅れがないときの補正電圧を
数式化する。 EMVR=0.5(mV)・(TEMR−50°)
+4.01(mV)ただし、4.01(mV)は実験値 (4)ファジィによって遅れによるEMVRの微調を行
なう。 (4−1)温度の変化とその変化率を求めるために、温
度入力を次つぎに入れかえる。
【0009】
【数1】
【0010】(4−2)一方化学量センサも同様に
【0
011】
011】
【数2】
【0012】(4−3)前件条件(X)の算出X=△T
−△V =TEMA−EMVA 同様に(くりかえし演算) =TEMPB−EMVB このときのメンバシップ関数の形状は図4のようになる
。 (4−4)前件条件(Y)の算出
−△V =TEMA−EMVA 同様に(くりかえし演算) =TEMPB−EMVB このときのメンバシップ関数の形状は図4のようになる
。 (4−4)前件条件(Y)の算出
【0013】
【数3】
【0014】このときのメンバシップ関数の形状は図5
のようになる。 (4−5)ファジィ演算 X1・Y1=R1 X1・Y2=R2 X2・Y1=R3 X2・Y2=R4 ただしX1・X2、Y1・Y2はクラス・グレードであ
る。 (4−6)フィジィ演算ルール ifX=Z0 and Y=NB then
R=NBifX=Z0 and Y=NM th
en R=NMifX=Z0 and Y=NS
then R=NSifX=Z0 and
Y=ZO then R=ZOifX=Z0 a
nd Y=PS then R=PSifX=Z
0 and Y=PM then R=PMi
fX=Z0 and Y=PB then R
=PBifX=NB and Y=ZO the
n R=NBifX=NM and Y=ZO
then R=NMifX=NS and Y
=ZO then R=NSifX=PS an
d Y=ZO then R=PSifX=PM
and Y=ZO then R=PMif
X=PB and Y=ZO then R=
PBまたルールテーブルは図 に示すようになる。さ
らにこのときのメンバシップ関数の形状は図6に示すよ
うになる。(4−7)補正量の演算、重心をとる。
のようになる。 (4−5)ファジィ演算 X1・Y1=R1 X1・Y2=R2 X2・Y1=R3 X2・Y2=R4 ただしX1・X2、Y1・Y2はクラス・グレードであ
る。 (4−6)フィジィ演算ルール ifX=Z0 and Y=NB then
R=NBifX=Z0 and Y=NM th
en R=NMifX=Z0 and Y=NS
then R=NSifX=Z0 and
Y=ZO then R=ZOifX=Z0 a
nd Y=PS then R=PSifX=Z
0 and Y=PM then R=PMi
fX=Z0 and Y=PB then R
=PBifX=NB and Y=ZO the
n R=NBifX=NM and Y=ZO
then R=NMifX=NS and Y
=ZO then R=NSifX=PS an
d Y=ZO then R=PSifX=PM
and Y=ZO then R=PMif
X=PB and Y=ZO then R=
PBまたルールテーブルは図 に示すようになる。さ
らにこのときのメンバシップ関数の形状は図6に示すよ
うになる。(4−7)補正量の演算、重心をとる。
【0015】
【数4】
【0016】(4−8)センサ出力
EMVR=R+EMVR
EMVR+(R+EMVR)=(出力)
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、化学量を電圧に変換す
る化学量センサにおいて、被検出系が温度変化している
状態にあっても、その被検出系の化学的状態を定められ
た温度における電圧値に変換でき、被検出系の温度変化
による化学量センサの電圧変換遅れを補正することがで
きる。
る化学量センサにおいて、被検出系が温度変化している
状態にあっても、その被検出系の化学的状態を定められ
た温度における電圧値に変換でき、被検出系の温度変化
による化学量センサの電圧変換遅れを補正することがで
きる。
【図1】本発明に用いる化学量センサを示す斜視図であ
る。
る。
【図2】化学量センサの温度変化に対するデータを示す
線図である。
線図である。
【図3】本発明の実施例を示すフローチャートである。
【図4】第1のメンバシップ関数図である。
【図5】第2のメンバシップ関数図である。
【図6】第3のメンバシップ関数図である。
【図7】ルールテーブル図である。
1 化学量センサ、2a,2b 検出プローブ、3
検出出力端子、4 感温センサ、5 温度出力
端子。
検出出力端子、4 感温センサ、5 温度出力
端子。
Claims (1)
- 【請求項1】 化学変化量を電圧変化量に変換する化
学量センサにおいて、化学量センサに温度をリアルタイ
ム検出できる温度検出器を設け、化学量センサの温度に
対する出力変化をデータ化し、化学量センサの電圧出力
と、温度検出器の電圧出力を一定時間間隔でメモリに入
力し、単位時間間隔で上記化学量センサの電圧出力差と
、温度検出器の電圧出力差が一致するように上記化学量
センサの電圧出力値を補正し、上記化学量センサの温度
に対する出力値変化のデータと、上記補正電圧を加算し
て真の化学変化量とすることを特徴とする化学量センサ
の温度補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03121820A JP3097924B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 化学量センサの温度補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03121820A JP3097924B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 化学量センサの温度補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04326055A true JPH04326055A (ja) | 1992-11-16 |
JP3097924B2 JP3097924B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14820744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03121820A Expired - Fee Related JP3097924B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 化学量センサの温度補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097924B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008170433A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-24 | Mettler-Toledo Ag | 電気化学半電池を監視する方法 |
JP2011058971A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Denso Corp | 液体濃度検出装置 |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP03121820A patent/JP3097924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008170433A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-24 | Mettler-Toledo Ag | 電気化学半電池を監視する方法 |
JP2011058971A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Denso Corp | 液体濃度検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3097924B2 (ja) | 2000-10-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |