JPS63154085A - 物理系システムにおける未知変動パラメ−タの検出装置 - Google Patents

物理系システムにおける未知変動パラメ−タの検出装置

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JPS63154085A
JPS63154085A JP61297617A JP29761786A JPS63154085A JP S63154085 A JPS63154085 A JP S63154085A JP 61297617 A JP61297617 A JP 61297617A JP 29761786 A JP29761786 A JP 29761786A JP S63154085 A JPS63154085 A JP S63154085A
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JP
Japan
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matrix
physical system
error
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unknown
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JP61297617A
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English (en)
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Toshio Jinguji
神宮寺 俊夫
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、計装システムや駆動系システム等の各種未知
変数パラメータを検出する装置に係わり、特にシステム
の稼働中でも未知変動パラメータを検出し得る物理系シ
ステムにおける未知変数パラメータの検出装置に関する
(従来の技術) この種の物理系システムとしては各種のものがあるが、
そのうち駆動系システムの1つとして例えば他励直流電
動機系を上げることができる。
従来、この種の電動機におけるオンライン時の負荷トル
クTLは、 なる式に基づき、V、I、Nを測定することによって求
めている。但し、■は電動機の端子電圧。
Iは電機子電流、Raは電機子回路抵抗値、Nは回転速
度、に工〜に3は定数または既知なる関数である。なお
、定数に1〜に3は事前に測定して得るものとする。
また、従来の一般的なプロセス計装においては、物理系
システムとなるプロセスとは別に当該プロセスを計算機
等で模擬化した状態観測モデルを用意し、これらプロセ
スと状態観測モデルとに同一の入力を与えて両系の出力
差つまり偏差を零とすべく状態フィードし、この状態観
測モデルの状態変数に基づいて調節演算を行ってプロセ
スを制御するものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前者の電動機の負荷トルク検出手段。
つまり上式の計算式に基づいてV、I、Nを測定して負
荷トルクTLを求める方法は事前に定数に1〜に3およ
び電機子回路抵抗値Raを正確に求めていないと、上記
計算式より求めた負荷トルクTLに大きな誤差が生じ、
また電動機の使用条件によって電機子回路抵抗値Raが
時々刻々変化する場合にも同様に負荷トルクTLに大き
な誤差が生じ、このため電動機の負荷トルクの測定上。
上記要因による影響は無視し難いものがある。そこで、
定数等を正確に検出する必要があるが、オンライン時ま
たは外乱が生じているときにはそれらの定数等を測定す
ることは難しい。また、上記計算式の中に微分形が入っ
ていることも負荷トルクの測定精度を低下させて好まし
くないと考えられている。
一方、後者の状態観測モデルを用いたものは、状態観測
モデルのパラメータが正確であると考えて制御を実行し
ているが、実際のプロセスと全く同一のパラメータを持
った状態観測モデルを実現することが難しい。しかも、
稼働中にプロセスの各種パラメータが変化することもあ
り、またプロセスに加わる外乱によっても制御パラメー
タが異なってくる。従って、プロセスを模擬化すること
は可能であるが、そのプロセスの各種状態量を正確に検
出することは難かしい。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、物理系シス
テムの未知変動パラメータを容易に検出し得、かつ、オ
ンライン中でも確実に検出でき、また未知変動パラメー
タを求めることにより状態変数を求め得る物理系システ
ムにおける未知変動パラメータ検出装置を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明による物理系システムにおける未知変動パラメー
タの検出装置は、物理系システムの既知パラメータと可
変パラメータとで数学モデルを作成し、かつ、この数学
モデルの各マトリクスを可調整な構成とし、この数学モ
デル系の内部状態ゆ数と前記物理系システムの状態変数
との誤差に応じて前記数学モデル系の各マトリクスを可
変して前記誤差が零となる様に制御するマトリクス可変
制御手段とを備え、この誤差零の時の前記マトリクス可
変制御手段の出力をもって前記物理系システムの未知変
動パラメータとするものである。
(作用) 従って、以上のような手段とすることにより、物理系シ
ステムの状態変数と数学モデル系の状態変数との誤差を
求め、この偏差をマトリクス可変制御手段により零にな
る様に数学モデル系の各マトリクスを可変する。そして
、両系の出力差が零つまり誤差が零となった時のマトリ
クス可変制御手段の出力値を読み取ることにより、前記
物理系システムの未知変動パラメータとして特定するも
のである。
(実施例) 以下、本発明装置の一実施・例について説明するに先立
ってその基本的な構成について第1図を参照して説明す
る。同図において10は物理系システムであって、これ
は例えば流量制御、圧力制御。
温度制御等の一般的なプロセス計装の外、鋼板圧延制御
等の駆動系システム等を対象とする。従っ・て、この物
理系システム10への外乱はその対象によって異なるも
のである。20は前記物理系システム10を電子計算機
等で模擬化した数学モデル系であって、前記物理系シス
テム10の既知パラメータと可変パラメータとを用いた
状態方程式に基づいて数学モデルを構成したものである
。なお、数学モデル系20には物理系システム10の1
次または2次の関数で変動する未知変動パラメータに相
当する部分として可調整なマトリクスを用いる。そして
、これらの物理系システム10および数学モデル系20
には物理系システム10と同一の信号が入力される様に
なっている。31は両系10,20の出力差つまり誤差
を求める誤差演算手段であって、この誤差信号はマトリ
クス可変制御手段32に送出される。このマトリクス可
変制御手段32は、積分要素を有し、かつ、ゲイン修正
要素等を持っており、その出力はモデル系20のマトリ
クス調整用制御信号として出力される。従って、モデル
系10のマトリクスはマトリクス可変制御手段32から
の制御信号によって制御され、前記誤差演算手段31の
出力が零になるまで行われることになる。そして、誤差
演算手段31の出力零の時のマトリクス調整制御手段3
2の出力値をもって物理系システム10の未知変動パラ
メータであると特定するものである。
次に、本発明装置の一実施例として例えば他励直流電動
機の負荷トルクを未知変動パラメータとみなして検出す
る場合についてta2図を参照して説明する。同図にお
いて10′は伝達関数形で表わした物理系システム10
としての他励直流電動機系であって、この電動機系10
′には電機子電圧Valが入力される。11は電動機の
伝達関数。
TL/に丁はトルク外乱、kTはトルク定数。
1/J−8は慣性能率による伝達関数、kEは逆起電力
定数を示す。従って、以上のような電動機系10′の伝
達関数形から下記に示すような関係式が成立する。
J・ (dω/dt)+τL″″τ賛 r14−に711ia La* Φ  (d  ia  /d  t)  +R
am 111a−Val−eal e am−k g  ・ω 但し、上式においてJは慣性能率、ωは角速度。
τルは電動機負荷トルク、τ關は電動機トルク。
iaは電機子電流、  Va鱈よ電機子端子電圧、ea
lは逆起電力を示す。また、kT+kE、電機子回路イ
ンダクタンスL am、電機子回路抵抗’Ramは定数
ま勺は変数を意味する。
ところで、電動機系10′を線形微分方程式で表わすこ
とが可能であれば、当該電動機系10′は上記式を次の
ような状態方程式で表わすことができる。
X繍Ax+Bu     ・・・・・・・・・(1)但
し、x −[ω、  ial ”+  u −[1,y
awl r。
Xは状態ベクトル、Aは係数マトリクス、Bは駆動マト
リクス、Uは人力ベクトルである。従って、上記状態方
程式から電動機系10′の負荷トルクはマトリクスBの
中の要素として表現できる。そして、マトリクスAとB
の変動する要素をオンラインで検出することができれば
、電動機系10′の負荷トルクのみならず、電動機系1
0′のRa11等の各種パラメータも検出することが可
能となる。
そこで、本発明装置の実施例では二前記A、  Bを検
出するために既知なるパラメータと可変パラメータによ
り xm mAi xll+B+g u  =−・−= (
2)なる状態方程式の数学モデルを作り、これをモデル
系20として構成する。即ち、このモデル系20は、可
変マトリクス21.22と、電動機系10′の積分形に
対応させた積分器23とで構成され、マトリクス22に
電動機系10′と同一の電機子電圧Va1つまり入力ベ
クトルu−(]an が人力される様になっている。これらマトリクス21.
22の再出力は加算演算手段24で加算して積分するこ
とにより、モデルとしての状態変数xm−[九〕を得て
いる。
そして、電動機系10′の状態変数Xとモデル系20の
状態変数x111とを誤差演算手段31に入力し、ここ
で再出力の誤差X□を求めてマトリクス調整制御手段3
2に供給するものである。このマトリクス調整制御手段
32は、人力ベクトルUと誤差演算手段31の出力を受
けて演算するマトリックス演算器32a、積分要素32
bおよび比例ゲイン要素32c等で構成され、各積分要
素32bおよび比例ゲイン要素32cの再出力を加算演
算手段32dで加算しこの加算出力を各可調整マトリク
ス21.22へ導入して可変しながらモデル系20の内
部状態変数を変えるとともに、前記誤差出力x1の零時
の前記加算演算手段32dの出力を未知なる変動パラメ
ータつまり負荷トルクとして検出する。
しかして、以上のようなモデル系20.誤差演算子段3
1およびマトリクス可変制御手段32等により未知なる
変動パラメータを検知できる根拠を説明する。即ち、モ
デル系20は上記(2)式で示すような数学モデルで構
成している。ここで、モデル系20の内部状態変数x1
1と電動機系10′の状態変数Xが誤差演算手段31に
より、X  1  ””XI  −X なる誤差として取り出される。今、xlがAm −Aと
Bm −Bの要素であって零以外の要素を並べたベクト
ルとすれば、(1)式と(2)式とから、Xl = f
l  (XI 、X2 、XIl、u)となり、f□を
決めることができる。そこで、xlとxlからできる正
定値二次形式の関数V(xl、xl)に対しV≦0とな
るようにX2を選べば、t−(1)の時、xl−0とな
る。すなわち、を−美の時、Am =A、Bs−Bとな
り、数学モデルのAffi、BfflよりAとBを検出
することが可能となる。この時、■はリアブノフ関数と
なっている。そこで、xlを得る具体的な回路としては
、x2鴫−g−αg なる(比例+積分)型つまり誤差値X□を比例ゲイン要
素32bと積分要素32cとを通して得る。
但し、g−’2  (X、*  ur  P)であり、
α≧0かつPは任意な正定値対称行列である。ここで、
AzO,BzO−−−(3) の時、未知なる変動パラメータA+aとBlが、−fg
dt−αg   Ca≧0) なるベクトル要素で得ることができる。このことは誤差
x1が零の時に加算演算手段32dの出力を検出すれば
、電動機系10′の未知なる変動パラメータを検出する
ことができる。
なお、上記実施例は直流電動機系の未知なる変動パラメ
ータの検出例について述べたが、物理系システム10が
線形微分方程式で記述できるものであれば、他の各種の
対称の未知なる変動バラルメータを検出できることは言
うまでもない。その他、本発明はその要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
(発明の効果) 以上詳記したように本発明によれば、物理系システムの
状態変数とモデル系の状態変数との誤差量を零とする様
にモデル系のマトリクスをマトリクス可変制御手段によ
り可変しながら、このマトリクス可変制御手段の出力か
ら物理系システムの未知なる変動パラメータを検出する
様にしたので、物理系システムの未知変動パラメータを
容易に検出し得、かつ、オンライン中でも確実に検出で
き゛る物理系システムにおける未知変動パラメータ検出
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる物理系システムにおける未知変
動パラメータ検出装置の基本的な構成図、第2図は本発
明装置を直流電動機に適用した一実施例としての構成図
である。 10・・・物理系システム、20・・・数学モデル系、
21.22・・・可調整マトリクス、23・・・積分器
、31・・・誤差演算手段、32・・・マトリクス可変
制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力信号を受けて所定の動作を行う物理系システムの未
    知変動パラメータを検出する装置において、前記物理系
    システムの既知パラメータと可変パラメータとで数学モ
    デルを作成し、かつ、この数学モデルの各マトリクスを
    可調整な構成とし、この数学モデル系の内部状態変数と
    前記物理系システムの状態変数との誤差に応じて前記数
    学モデル系の各マトリクスを可変して前記誤差が零とな
    る様に制御するマトリクス可変制御手段とを備え、この
    誤差零の時の前記マトリクス可変制御手段の出力をもっ
    て前記物理系システムの未知変動パラメータとすること
    を特徴とする物理系システムにおける未知変動パラメー
    タの検出装置。
JP61297617A 1986-12-16 1986-12-16 物理系システムにおける未知変動パラメ−タの検出装置 Pending JPS63154085A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02228284A (ja) * 1989-02-28 1990-09-11 Fuji Electric Co Ltd 電動機の機械定数同定方法
WO1994002989A1 (en) * 1992-07-17 1994-02-03 Fanuc Ltd Adaptive pi control method
US7135073B2 (en) * 1998-12-02 2006-11-14 Aixtron Ag Method and system for semiconductor crystal production with temperature management

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WO1994002989A1 (en) * 1992-07-17 1994-02-03 Fanuc Ltd Adaptive pi control method
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