JPH0432602Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432602Y2 JPH0432602Y2 JP1983079099U JP7909983U JPH0432602Y2 JP H0432602 Y2 JPH0432602 Y2 JP H0432602Y2 JP 1983079099 U JP1983079099 U JP 1983079099U JP 7909983 U JP7909983 U JP 7909983U JP H0432602 Y2 JPH0432602 Y2 JP H0432602Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- dust
- reel
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- collected
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 17
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 230000005250 beta ray Effects 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920006303 teflon fiber Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は捕集された粉塵の質量をβ線によつて
測定するβ線吸収式浮遊粉塵計に関する。
測定するβ線吸収式浮遊粉塵計に関する。
β線吸収式浮遊粉塵計は低いエネルギーのβ線
を物質に照射した場合、その物質の質量に比例し
てβ線の吸収量が増加することを利用して大気中
の浮遊粉塵量を測定する計測器である。。一般に
この計測器は長期に亘つて大気の経時汚染を測定
する必要があるところから、長尺のテープ状の
紙がリールに巻回されており、このリールから引
き出された紙に一定時間、例えば1時間、試料
大気を噴射過して粉塵を捕集して測定を行な
い、次いで、リールを回転せしめて所定量、紙
を引き出し、再び試料大気を過して測定すると
いうことが繰り返されて行なわれる。このような
測定にあつては、1本のテープ状の紙2は通常
1箇月使用されるようになつており、使用後には
捕集された粉塵のスポツト1,1…が、第1図に
示すように、規則正しく数多く並んで形成され
る。従つて、このスポツトの中から別途分析の必
要がある特定の日の特定の時間のサンプルを選び
出すことは難しく、その判別作業がしにくいもの
であつた。又、このため、テープ状の紙2上に
所定時間、例えば24時間ごとにインキ等で印をつ
けたり、穿孔したりして識別を容易にする工夫も
可能であるが、この場合には別途、ペンやパンチ
等の付加装置が必要となり、機器の構造が複雑化
してメンテナンス等が面倒となつていたばかりで
なく、紙が切断される原因ともなつていた。
を物質に照射した場合、その物質の質量に比例し
てβ線の吸収量が増加することを利用して大気中
の浮遊粉塵量を測定する計測器である。。一般に
この計測器は長期に亘つて大気の経時汚染を測定
する必要があるところから、長尺のテープ状の
紙がリールに巻回されており、このリールから引
き出された紙に一定時間、例えば1時間、試料
大気を噴射過して粉塵を捕集して測定を行な
い、次いで、リールを回転せしめて所定量、紙
を引き出し、再び試料大気を過して測定すると
いうことが繰り返されて行なわれる。このような
測定にあつては、1本のテープ状の紙2は通常
1箇月使用されるようになつており、使用後には
捕集された粉塵のスポツト1,1…が、第1図に
示すように、規則正しく数多く並んで形成され
る。従つて、このスポツトの中から別途分析の必
要がある特定の日の特定の時間のサンプルを選び
出すことは難しく、その判別作業がしにくいもの
であつた。又、このため、テープ状の紙2上に
所定時間、例えば24時間ごとにインキ等で印をつ
けたり、穿孔したりして識別を容易にする工夫も
可能であるが、この場合には別途、ペンやパンチ
等の付加装置が必要となり、機器の構造が複雑化
してメンテナンス等が面倒となつていたばかりで
なく、紙が切断される原因ともなつていた。
本考案は、このような紙上のスポツトから特
定のサンプルを選び出すことを容易にしたもので
あり、間欠的に回転せしめられるリールにテープ
状の紙が巻回され、このリールから引き出され
た紙で吸引された試料大気を一定時間過し、
かつ紙を移動させることなく紙上に捕集され
た粉塵にβ線を照射して粉塵の質量を測定する装
置において、前記紙の引き出し量が、基本引き
出し量と、基本引き出し量と引き出し量が異なる
識別引き出し量とから成り、複数の基本引き出し
量を引き出した後識別引き出し量を引き出すこと
を特徴としている。
定のサンプルを選び出すことを容易にしたもので
あり、間欠的に回転せしめられるリールにテープ
状の紙が巻回され、このリールから引き出され
た紙で吸引された試料大気を一定時間過し、
かつ紙を移動させることなく紙上に捕集され
た粉塵にβ線を照射して粉塵の質量を測定する装
置において、前記紙の引き出し量が、基本引き
出し量と、基本引き出し量と引き出し量が異なる
識別引き出し量とから成り、複数の基本引き出し
量を引き出した後識別引き出し量を引き出すこと
を特徴としている。
以下、本考案の一実施例を第2図ないし第4図
を参照して具体的に説明する。
を参照して具体的に説明する。
β線吸収式浮遊粉塵計の要部を示す第2図にお
いて、テープ状の紙2は左右一対のリール3,
3′に夫々、巻回され、これらのリール間3,
3′では水平に張設せしめられている。この紙
2は例えばガラス繊維、テフロン繊維等によつて
形成される。左側のリール3はモータ4に接続さ
れ、コンピユータ等の制御機構5からのタイミン
グパルスによつてモータ4が一定時間ごとに駆動
してリール3が間欠的に回転し、紙2をリール
3′から通常は基本引き出し量づつ引き出し、特
定時点で識別引き出し量引き出すようになつてい
る。このリール3,3′間にはβ線を照射する線
源6と透過されたβ線の強度を測定する検出器7
とが配設され、紙2は線源6と検出器7との間
を走行するようになつている。試料大気は制御機
構5によつてコントロールされたガス吸引用ポン
プモータ8によつて矢印方向から吸引され、紙
2上に噴射されて過され、これにより、粉塵は
紙上に捕集されるようになつている。
いて、テープ状の紙2は左右一対のリール3,
3′に夫々、巻回され、これらのリール間3,
3′では水平に張設せしめられている。この紙
2は例えばガラス繊維、テフロン繊維等によつて
形成される。左側のリール3はモータ4に接続さ
れ、コンピユータ等の制御機構5からのタイミン
グパルスによつてモータ4が一定時間ごとに駆動
してリール3が間欠的に回転し、紙2をリール
3′から通常は基本引き出し量づつ引き出し、特
定時点で識別引き出し量引き出すようになつてい
る。このリール3,3′間にはβ線を照射する線
源6と透過されたβ線の強度を測定する検出器7
とが配設され、紙2は線源6と検出器7との間
を走行するようになつている。試料大気は制御機
構5によつてコントロールされたガス吸引用ポン
プモータ8によつて矢印方向から吸引され、紙
2上に噴射されて過され、これにより、粉塵は
紙上に捕集されるようになつている。
このような浮遊粉塵計において、リール3を回
転せしめる前記モータ4は第3図のようなロジツ
クシーケンスによつて制御されている。第3図に
おいて、11は基本引き出し量用のタイマー、1
2は識別引き出し用のタイマーであり、モータ4
を駆動せしめる時間が異なるようにセツトされて
いる。これらのタイマ11,12間の切り換えは
ゲート13によつて行なわれ、ゲート13はデコ
ーダ14によつて制御されるようになつている。
15はカウンタであり、タイミングパルスが入る
たびに1カウントずつ上がるようになつており、
設定された最高のカウント数になつた場合には
「0」にリセツトされるようになつている。この
ようなロジツクシーケンスにおいて、前記デコー
ダ14を例えば「24」に設定しておくと、1時間
ごとに発生するタイミングパルスはカウンタ15
及びゲート13にら入り、カウンタ15でカウン
ト数が計測され、タイマ11によりモータ4が駆
動される。タイミングパルスのカウント数が
「0」となると、デコーダ14によつてゲート1
3が切り換えられ、これにより、モータ4はタイ
マ12によつて駆動せしめられる。このタイマ1
2の駆動時間を例えば、タイマ11の2倍に設定
しておくことにより、紙の引き出し量は2倍と
なり、捕集された粉塵によるスポツトの間隔は、
第4図に示すように所定数(例えば24個)ごとに
離れて配列される。従つて、長尺の紙上に捕集
された粉塵は一群ごと(例えば、24時間ごとに間
隔を有するため、群の識別が容易となり、特定の
サンプルのみを判別するのが容易となる。又、
紙の引き出し量を変化せしめるだけであり、イン
キによる着色や穿孔にためのペンやパンチ等の付
加装置も必要ないから、機器全体の構造が複雑化
することなく、メンテナンスも簡略化され、外力
も加わらない紙が途中で切断されることもな
い。
転せしめる前記モータ4は第3図のようなロジツ
クシーケンスによつて制御されている。第3図に
おいて、11は基本引き出し量用のタイマー、1
2は識別引き出し用のタイマーであり、モータ4
を駆動せしめる時間が異なるようにセツトされて
いる。これらのタイマ11,12間の切り換えは
ゲート13によつて行なわれ、ゲート13はデコ
ーダ14によつて制御されるようになつている。
15はカウンタであり、タイミングパルスが入る
たびに1カウントずつ上がるようになつており、
設定された最高のカウント数になつた場合には
「0」にリセツトされるようになつている。この
ようなロジツクシーケンスにおいて、前記デコー
ダ14を例えば「24」に設定しておくと、1時間
ごとに発生するタイミングパルスはカウンタ15
及びゲート13にら入り、カウンタ15でカウン
ト数が計測され、タイマ11によりモータ4が駆
動される。タイミングパルスのカウント数が
「0」となると、デコーダ14によつてゲート1
3が切り換えられ、これにより、モータ4はタイ
マ12によつて駆動せしめられる。このタイマ1
2の駆動時間を例えば、タイマ11の2倍に設定
しておくことにより、紙の引き出し量は2倍と
なり、捕集された粉塵によるスポツトの間隔は、
第4図に示すように所定数(例えば24個)ごとに
離れて配列される。従つて、長尺の紙上に捕集
された粉塵は一群ごと(例えば、24時間ごとに間
隔を有するため、群の識別が容易となり、特定の
サンプルのみを判別するのが容易となる。又、
紙の引き出し量を変化せしめるだけであり、イン
キによる着色や穿孔にためのペンやパンチ等の付
加装置も必要ないから、機器全体の構造が複雑化
することなく、メンテナンスも簡略化され、外力
も加わらない紙が途中で切断されることもな
い。
なお、この紙の引き出し量を変化せめるには
前記したロジツクシーケンスを使用することな
く、マイクロピユータ等を使用して、該コンピユ
ータにプログラミングして行なうことも可能であ
る。又、紙の引き出し量を多くしないで、少な
くするように変化せしめてもよく、24時間ごとに
限らず、10時間、48時間等、その時間を変更せし
めてもよい。
前記したロジツクシーケンスを使用することな
く、マイクロピユータ等を使用して、該コンピユ
ータにプログラミングして行なうことも可能であ
る。又、紙の引き出し量を多くしないで、少な
くするように変化せしめてもよく、24時間ごとに
限らず、10時間、48時間等、その時間を変更せし
めてもよい。
以上、詳細に説明したように、本考案によれ
ば、簡単な構成で紙の引き出し量を変化せしめ
ることができ、これにより、紙上の特定のサン
プルを識別することが容易となる。
ば、簡単な構成で紙の引き出し量を変化せしめ
ることができ、これにより、紙上の特定のサン
プルを識別することが容易となる。
第1図は従来例によりスポツトが形成された
紙の正面図、第2図はβ線吸収式浮遊粉塵計の要
部の説明図、第3図は本考案の一実施例のブロツ
クダイヤグラム図、第4図はその紙の正面図で
ある。 1……スポツト、2……紙、3,3′……リ
ール、4……モータ、5……制御機構、6……線
源、7……検出器、8……ポンプモータ、11,
12……タイマ、13……ゲート、14……デコ
ーダ、15……カウンタ。
紙の正面図、第2図はβ線吸収式浮遊粉塵計の要
部の説明図、第3図は本考案の一実施例のブロツ
クダイヤグラム図、第4図はその紙の正面図で
ある。 1……スポツト、2……紙、3,3′……リ
ール、4……モータ、5……制御機構、6……線
源、7……検出器、8……ポンプモータ、11,
12……タイマ、13……ゲート、14……デコ
ーダ、15……カウンタ。
Claims (1)
- 間欠的に回転せしめられるリールにテープ状の
紙が巻回され、このリールから引き出された
紙で吸引された試料大気を一定時間過し、かつ
紙を移動させることなく紙上に捕集された粉
塵にβ線を照射して粉塵の質量を測定する装置に
おいて、前記紙の引き出し量が、基本引き出し
量と、基本引き出し量と引き出し量が異なる識別
引き出し量とから成り、複数の基本引き出し量を
引き出した後識別引き出し量を引き出すことを特
徴とする紙捕集式粉塵計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7909983U JPS59185654U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 濾紙捕集式粉塵計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7909983U JPS59185654U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 濾紙捕集式粉塵計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185654U JPS59185654U (ja) | 1984-12-10 |
JPH0432602Y2 true JPH0432602Y2 (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=30209104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7909983U Granted JPS59185654U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 濾紙捕集式粉塵計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185654U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005189240A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-07-14 | Dkk Toa Corp | 浮遊粒子状物質測定装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432594Y2 (ja) * | 1985-10-03 | 1992-08-05 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317784A (en) * | 1976-07-31 | 1978-02-18 | Aloka Co Ltd | Continuous measuring apparatus for suspended dusts |
-
1983
- 1983-05-27 JP JP7909983U patent/JPS59185654U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317784A (en) * | 1976-07-31 | 1978-02-18 | Aloka Co Ltd | Continuous measuring apparatus for suspended dusts |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005189240A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-07-14 | Dkk Toa Corp | 浮遊粒子状物質測定装置 |
JP4617149B2 (ja) * | 2003-12-05 | 2011-01-19 | 東亜ディーケーケー株式会社 | 浮遊粒子状物質測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59185654U (ja) | 1984-12-10 |
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