JPH0432560Y2 - - Google Patents

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JPH0432560Y2
JPH0432560Y2 JP1984196382U JP19638284U JPH0432560Y2 JP H0432560 Y2 JPH0432560 Y2 JP H0432560Y2 JP 1984196382 U JP1984196382 U JP 1984196382U JP 19638284 U JP19638284 U JP 19638284U JP H0432560 Y2 JPH0432560 Y2 JP H0432560Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種のガスが充填された高圧ガスボ
ンベを交換し、高圧ガスボンベに充填された高圧
のガスを減圧弁によつて減圧し、所望の使途に供
する場合における高圧ガスボンベと減圧弁との間
に装着する不純物混入防止用弁に関するものであ
る。
(従来の技術) この種の不純物混入防止用弁として、最近開発
せられたものの特許第1217419号(特公昭58−
48799号)の如く、不純物として水分を含む空気
が最も一般的なところから、この空気遮断排出弁
と称している不純物混入防止用弁は、弁本体に形
成せられた螺糸付き下部開口部をオリフイスとこ
のオリフイス開閉用のポペツト付き螺子螺入孔を
備えたプラグにて閉塞して弁室となし、この弁室
には高圧ガスボンベに接続される入口を備えた流
入流路と、減圧弁に接続される出口を備えた流出
流路と、前記オリフイスを介して外気に連通せし
められる排出流路等を連通せしめると共に、この
弁室内には前記の流入流路と流出流路とオリフイ
スとに連通させる3ポートロータリ弁体をレバー
付き切換操作軸にて操作可能に配置し、前記プラ
グにはオリフイスを開閉するポペツト付き螺子を
螺入したものであつて、これが使用にあたつて
は、流入流路を高圧ガスボンベに接続し、流出流
路を減圧弁の一次側に接続して使用し、高圧ガス
ボンベが空になつたときには、高圧ガスボンベと
減圧弁の弁を閉じると共に、オリフイスはポペツ
トにて閉じ、流入流路と流出流路との連通を3ポ
ートロータリ弁体によつて遮断してより高圧ガス
ボンベの交換を行なうので、減圧弁の一次側に流
入しようとする空気等の不純物は遮断されている
も、不純物混入防止用弁の流入流路側に新たに連
結した高圧ガスボンベの弁と前記不純物混入防止
用弁の流入流路を経てオリフイスまでとの間に
は、空気等の不純物が閉じ込められることとな
る。
よつて、次の使用時には、まずポペツト付きね
じを操作してオリフイスを開いて流入流路を排出
流路に連通せしめ、新たに連結した高圧ガスボン
ベの弁を開き、上記閉じ込められていた空気等の
不純物を新たに装着した高圧ガスボンベの高圧ガ
スによつて外気中に排出させ、その後でオリフイ
スをポペツトで閉じて流入流路と排出流路との連
通を遮断し、流入流路と流出流路とを連通させる
ことによつて、空気等の不純物が全く混入してい
ないガスを各種のガス使用機器に供給するように
なつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記の如き不純物混入防止用弁とし
ての空気遮断排出弁における3ポートロータリ弁
体とポペツトとで空気等の不純物を完全に遮断で
きるように、これらを加工成形するには高度の加
工成形技術を要し、困難で相当の熟練度が要求さ
れ、高価なものとなるばかりでなく、摺り合わせ
面が摩耗し易く、短期間のうちに完全なる遮断不
可能な状態になるという避け難い欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の如き欠点に鑑み、成形加工が
極めて容易であつて、安価なものとすることがで
きると同時に、長期間にわたる使用にあつても、
ガス中に空気等の不純物を混入させることなく使
用し得る不純物混入防止用弁の提供を可能にした
ものであつて、弁本体形成用母体に各別の弁室形
成用のダイヤフラムの周縁部挾着保持用部と該周
縁部挾着保持用部に達する螺孔付きグランドナツ
ト螺入用螺糸とを備えた各別の弁室形成用穴を穿
設し、各穴底には弁座を形成し、各穴底に形成さ
れた各別の弁座に開口せしめた連通路には、高圧
ガスボンベの弁に接続連通せしめる流入流路の一
端を開口せしめると共に、前記弁室形成用穴の一
方の弁座近くには減圧弁に接続連通せしめる送出
流路の一端を、また他方の弁座近くには外気に接
続連通せしめる排出流路の一端をそれぞれ開口せ
しめたうえ、前記各別の弁室形成用穴における弁
室形成用のダイヤフラムの周縁部挾着保持用部と
螺孔付きグランドナツト螺入用螺糸に螺入した螺
孔付きグランドナツトとで前記ダイヤフラムを気
密に挾着保持せしめて弁室となされた弁本体と、
前記弁本体における各別の弁室内にそれぞれ配装
され、前端面が前記弁座に気密に当接せしめられ
る弁面となされ、かつ前記弁面がばねによつて常
時弁座から離間する方向に付勢せしめられた各別
の弁体と、前記各別の螺孔付きグランドナツトの
それぞれの螺孔に螺入され、先端部が前記ダイヤ
フラムを介して前記弁体の後端面に当接し、前記
弁体を付勢せしめているばねと共同してそれぞれ
の弁体を直線状に移動せしめて弁体を弁座に接離
せしめる各別の弁体操作用部材とで構成したこと
を特徴とするものである。
(作用) 各種のガスが充填された高圧ガスボンベを交換
し、高圧ガスボンベに充填された高圧のガスを減
圧弁によつて減圧し、所望の使途に供する場合に
おける高圧ガスボンベと減圧弁との間に装着せら
れる本考案に係る不純物混入防止用弁は、上述の
如き構成なるをもつて、高圧ガスボンベの交換に
あたつては、まずこれまでの高圧ガスボンベの弁
と減圧弁を閉じると共に、本考案に係る不純物混
入防止用弁における両方の弁体操作用部材を操作
して両方の弁室内の弁体を弁座に密接せしめて連
通路と両方の弁室との連通状態を断つてから、こ
れまで使用していた高圧ガスボンベを本考案に係
る不純物混入防止用弁から離し、新しい高圧ガス
ボンベを連結する。
この交換時、本考案に係る不純物混入防止用弁
におけるガスの送出流路とこれに連通している減
圧弁の一次側への空気等の不純物の流入は阻止さ
れるも、ガスの流入流路と連通路のガスの通路内
には空気等の不純物が流入し、この流入した空気
等の不純物は、高圧ガスボンベの交換後には、こ
の新たな高圧ガスボンベの弁から本考案に係る不
純物混入防止用弁における流入流路を経て連通路
に達するガスの通路内に閉じ込められることとな
る。
故に、このままの状態でガスを使用するとき
は、上記閉じ込められた空気等の不純物がガス中
に混入し、不測の事態を招きかねないので、今後
は、本考案に係る不純物混入防止用弁における排
出流路の一端が開口せしめられた方の弁室内の弁
体を、この弁体を操作する方の弁体操作用部材を
操作して弁座より離間させ、連通路と排出流路を
連通状態となしてから、交換した新しい高圧ガス
ボンベの弁を操作し、この新しい高圧ガスボンベ
の高圧のガスによつて、前記の如く、この新しい
高圧ガスボンベの弁から流入流路を経て連通路の
ガス通路内に閉じ込められていた空気等の不純物
を排出流路から外気中に排出させ、前記ガス通路
内に閉じ込められていた空気等の不純物を混入し
た気体を高圧のガスと置換してから、排出流路の
一端が開口せしめられた方の弁室内の弁体を弁座
に当接せしめて連通路と排出流路との連通状態を
断ち、新しく連結した高圧ガスボンベのガスを送
出流路を経て減圧弁の一次側に送り、このガスを
所望の使用に供するのである。
要するに、上記の作用、すなわち気密保持用の
グランドパツキング等を不用ならしめるダイヤフ
ラムにて気密に形成された各弁室内に配装され、
それぞればねによつて弁座から離間せしめられる
方向に付勢せしめられている各弁体とその弁座と
の接離、換言すれば弁の開閉は、各弁体とその弁
座との間に精密な加工を要する摺り合わせ面がな
く、設計製作が極めて容易なうえ、各弁体操作用
部材のねじ込み、ねじ戻し操作による摩耗が生じ
難く、長期間にわたつて作動確実な各弁体の直線
状の移動によつて行なわれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面によつて詳細に説
明することとする。
図において、Aは本考案になる不純物混入防止
用弁で、これは高圧ガスボンベに充填せられる各
種のガスに混入が嫌われ、また最も混入し易い気
体として、最も普通の気体は各種の夾雑物が混入
混合している空気であるところから、空気遮断排
出弁等とも称せられているものであり、BとC
は、いずれもこの種これまでのものと全く同等の
高圧ガスボンベと減圧弁であり、かつ高圧ガスボ
ンベBが高圧ガスの充填と送出用に共用される弁
1を備えていることも周知のことであるから、こ
の高圧ガスボンベBと減圧弁Cについての説明は
省略する。
さて、本考案になるAなる不純物混入防止用弁
は、弁本体10と弁体50,60と、それに弁体
操作用部材70,80等を主体として構成せられ
ている。
すなわち、この実施例における弁本体10は、
所謂クロス型をなした弁本体形成用母体の上端面
からは、螺糸13が設けられた大径部12に続い
て、ダイヤフラム挾着用の段部14を介して小径
部15となつた穴を穿ち、その底面部の穴底に弁
座16を設けて弁室形成用穴となし、段部14と
大径部12に螺入した螺孔18付きのグランドナ
ツト17との間でダイヤフラム19を気密に挾着
保持せしめて弁室11を形成すると共に、下端面
からは、螺糸23が設けられた大径部22に続い
て、ダイヤフラム挾着用の段部24を介して小径
部25となつた穴を穿ち、その頂面部の穴底に弁
座26を設けて弁座形成用穴となし、段部24と
大径部22に螺入した螺孔28付きのグランドナ
ツト27との間でダイヤフラム29を気密に挾着
保持せしめて弁室21を形成する一方、両端部を
弁座16,26に開口せしめた連通路31には、
高圧ガスボンベBの弁1に接続連通せしめる流入
流路32の一端を開口せしめ、また弁室11の弁
座16の近くには減圧弁Cに接続連通せしめる送
出流路33の一端を開口せしめ、さらに弁室21
の弁座26の近くには外気に接続連通せしめる排
出流路34の一端を開口せしめるうえ、前記流入
流路32、送出流路33、それに排出流路34の
母体外への開口部は流入口座35、送出口座3
6、排出口座37となし、流入口座35には、高
圧ガスボンベBの弁1のガス送出口に螺合して接
続連通用に供するための袋ナツト状の継手用ナツ
ト43を備えた鍔42付き中空連結用管41が溶
接等の手段により接続せしめられ、送出口座36
には、減圧弁Cの一次側に回動可能に装着せられ
た袋ナツト状の継手用ナツト5を螺合せしめるた
めの螺子44が刻設せしめられ、排出口座37に
は、不純物を混入した空気等の排出ノズル45が
螺入せしめられるなどによつて構成せしめられて
いる。
また、弁体50,60は、前記弁室11,21
内の弁座16,26と可撓性あるいは弾性材製等
であるダイヤフラム19,29との間に装着せら
れるものにして、弁座16,26に接離せしめら
れる弁面としての弁シート52,62を前端面に
備え、後端部の鍔部53,63と弁座16,26
の外方に設けられた段部との間に介装せしめられ
たばね54,64によつて、前記弁シート52,
62が弁座16,26から常時離間せしめられる
方向に付勢せしめられ、それぞれの後端面がダイ
ヤフラム19,29を接触せしめられるようにな
された弁杆51,61を主体として構成せられて
いる。
また、弁体操作用部材70,80は、前記の螺
孔18付きのグランドナツト17、螺孔28付き
のグランドナツト27の螺孔18,28に螺入せ
しめる螺子72,82が施され、先端部が前記ダ
イヤフラム19,29を介して前記弁体50,6
0の後端面に当接し、前記ばね54,64に抗し
て弁体50,60の弁シート52,62を弁座1
6,26への接離用に供せられるスピンドル7
1,81と、各スピンドル71,81の後端部に
装着したハンドル73,83とで構成せられてい
る。
本考案になる不純物混入防止用弁Aは、上述の
如き構成なるをもつて、これが使用にあたつて
は、第1図に示したように、流入口座35に接続
せしめられた鍔42付き中空連結用管41を継手
用ナツト43によつて高圧ガスボンベBの弁1に
接続し、送出口座36の螺子44に減圧弁Cの継
手用ナツト5を螺合して送出流路33を減圧弁C
に接続してから、第3図に示したように、弁体操
作用部材70のハンドル73にてスピンドル71
をねじ戻し方向に回転させ、弁体50をばね54
によつて移動させて弁座16を開く一方、弁体操
作用部材80では弁体60で弁座26を閉じたま
まとしておいて弁1と減圧弁Cを開くと、高圧ガ
スボンベB内のガスは弁1、流入流路32、弁座
16、送出流路36、減圧弁Cを経て、減圧弁C
の二次側に接続してあるガス使用機器に供給され
る。
そして、上記の高圧ガスボンベBを、他の高圧
ガスボンベBと交換する場合には、上記高圧ガス
ボンベBの弁1と減圧弁Cを閉じ、弁座26は閉
じたままとおき、弁体操作用部材70を前回とは
逆の方向に操作し、ばね54に抗して弁杆51の
弁シート52を弁座16に当接せしめ、弁体50
にて弁座16を閉じておいてから継手用ナツト4
3を回動し、これまでの高圧ガスボンベBを外
し、新しい高圧ガスボンベBと交換し、使用可能
となすのであるが、この時、減圧弁Cの一次側に
流入しようとする空気等の不純物は、弁室11の
弁座16に当接し、これを閉じている弁体50に
よつて遮断されているも、交換の際に、流入口座
35側は外気に開放されるので、交換した新しい
高圧ガスボンベBの弁1から鍔42付き中空連結
用管41と流入流路32、それにこの流入流路3
2の一端が開口せしめられている連通路31等内
には、空気等の不純物が流入し、交換後はこれが
閉じ込められることとなる。
よつて、新しく交換した高圧ガスボンベBのガ
スを減圧弁Cを経てガス使用機器に供給する前
に、まず第4図に示したように、弁体操作用部材
80のハンドル83を操作して、スピンドル81
をねじ戻し方向に回転し、ばね64によつて弁杆
61の端面の弁シート62を弁座26から離間、
すなわち弁体60を弁座26から離間し、弁座2
6を開いてから新しく連結した高圧ガスボンベB
の弁1を開くと、前記交換した新しい高圧ガスボ
ンベBの弁1から鍔42付き中空連結用管41と
流入流路32、それに連通路31等の内部に閉じ
込められていた空気等の不純物は、新しく連結し
た高圧ガスボンベBのガスにより弁座26、排出
流路34を経て排出ノズル45から外気中に排出
される。そして、この排出後、弁体操作用部材7
0,80の操作によつて、第3図に示したよう
に、弁座26を閉じ、弁座16を開き、減圧弁C
を開けば、空気等の不純物が全く混入していない
ガスがガス使用機器に供給されることになる。
すなわち、本考案になる不純物混入防止用弁A
においては、螺子72,82の施されたスピンド
ル71,81とハンドル73,83とで構成せら
れ、グランドナツト17,27によつて直線状に
移動せしめられる弁体操作用部材70,80やダ
イヤフラム19,29、それにばね54,64に
よつて直線状に移動せしめられる弁体50,60
のそれぞれの前端面に取付けられた弁シート5
2,62がそれぞれの弁座16,26に接離せし
めることによつて、弁座16,26の開閉を行な
うようになされているので、各弁座16,26と
これに接離せしめられる弁体50,60とには摩
耗が生じないが故に、長期間にわたる使用に耐え
得ることとなると同時に、精密な摺り合わせ加工
等は全く不用となつた。
また、弁本体10におけるグランドナツト1
7,27と弁体操作用部材70,80におけるス
ピンドル71,81との間隙から流入した空気等
の不純物はダイヤフラム19,29によつて完全
に遮断され、弁室11,21内に流入し、ガスに
混入せしめられることがなくなるので、グランド
パツキング等は全く不用となつた。
換言すれば、弁座16,26と弁体50,60
とには、気密保持用の摺接面がないので、精密な
摺り合わせ加工等が不用になり、かつグランドパ
ツキング等の気密用部材等も不用となるところか
ら、本考案になる不純物混入防止用弁Aの製作加
工技術は、この種従来よりのものに比べて極めて
簡易、容易となるばかりでなく、弁座16,26
と弁体50,60との接離は、弁体50,60の
直線状の移動によつて行なわれるので、摩耗の生
じ難い構成であり、かつ摩耗が生じた場合には、
弁体操作用部材70,80による機能低下阻止が
可能なところから、長期間にわたつて空気等の不
純物の混入しないガスの供給が可能な不純物混入
防止用弁となし得たのである。
(考案の効果) 以上の説明によつて明らかなように、本考案に
係る不純物混入防止用弁における各弁室は、前述
の解く、ダイヤフラムによつて気密性が保持され
るので、この種従来の弁の如く、グランドパツキ
ングを使用して行なう気密保持手段を不用ならし
めているばかりでなく、これに加えて、それぞれ
ばねによつて各弁室の弁座から離れる方向に付勢
せしめられている各弁室内の各弁体と各弁室の弁
座との接離、すなわち弁の開閉は、それぞれダイ
ヤフラムを介して伝達される各弁体操作用部材の
グランドナツトへのねじ込み、ねじ戻し操作に伴
う弁体の直線状の移動によつて行なわれるが故
に、各弁体とその弁座との間に摩耗を生ずる摺動
面がないから、精密な加工を要する摺り合わせ加
工が不用となるため、設計製作が極めて容易とな
ると共に、長期間にわたる使用によつても、機能
が低下せず、性能の劣化を来さず、作動確実なる
をもつて、本考案は、この種高圧ガスボンベを交
換し、高圧ガスボンベに充填された高圧のガスを
減圧弁によつて減圧し、所望の使途に供する場合
における高圧ガスボンベと減圧弁との間に装着使
用するに最も適した不純物混入防止用弁の提供を
可能にしたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る不純物混入防止用弁の実施
例を示すものにして、第1図はその使用状態説明
用の正面図であり、第2図は第1図中の−線
に沿つて切断しその一部を切欠して示した平面
図、第3図は第2図中の−0−線に沿つて切
断した不純物混入防止用弁のみの縦断正面図、第
4図は第2図中の−0−線に沿つて切断した
不純物混入防止用弁のみの縦断正面図である。 A……本考案になる不純物混入防止用弁、10
……弁本体、11,21……弁室、12,22…
…大径部、13,23……螺糸、14,24……
段部、15,25……小径部、16,26……弁
座、17,27……グランドナツト、18,28
……螺孔、19,29……ダイヤフラム、31…
…連通路、32……流入流路、33……送出流
路、34……排出流路、35……流入口座、36
……送出口座、37……排出口座、41……鍔4
2付き連結管、43……継手用ナツト、44……
螺子、45……排出ノズル、50,60……弁
体、51,61……弁杆、52,62……弁シー
ト、53,63……鍔部、54,64……ばね、
70,80……弁体操作用部材、71,81……
スピンドル、72,82……螺子、73,83…
…ハンドル、B……高圧ガスボンベ、1……弁、
C……減圧弁、5……継手用ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体形成用母体に各別の弁室形成用のダイヤ
    フラムの周縁部挾着保持用部と該周縁部挾着保持
    用部に達する螺孔付きグランドナツト螺入用螺糸
    とを備えた各別の弁室形成用穴を穿設し、各穴底
    には弁座を形成し、各穴底に形成された各別の弁
    座に開口せしめた連通路には、高圧ガスボンベの
    弁に接続連通せしめる流入流路の一端を開口せし
    めると共に、前記弁室形成用穴の一方の弁座近く
    には減圧弁に接続連通せしめる送出流路の一端
    を、また他方の弁座近くには外気に接続連通せし
    める排出流路の一端をそれぞれ開口せしめたう
    え、前記各別の弁室形成用穴における弁室形成用
    のダイヤフラムの周縁部挾着保持用部と螺孔付き
    グランドナツト螺入用螺糸に螺入した螺孔付きグ
    ランドナツトとで前記ダイヤフラムを気密に挾着
    保持せしめて弁室となされた弁本体と、前記弁本
    体における各別の弁室内にそれぞれ配装され、前
    端面が前記弁座に気密に当接せしめられる弁面と
    なされ、かつ前記弁面がばねによつて常時弁座か
    ら離間する方向に付勢せしめられた各別の弁体
    と、前記各別の螺孔付きグランドナツトのそれぞ
    れの螺孔に螺入され、先端部が前記ダイヤフラム
    を介して前記弁体の後端面に当接し、前記弁体を
    付勢せしめているばねと共同してそれぞれの弁体
    を直線状に移動せしめて弁体を弁座に接離せしめ
    る各別の弁体操作用部材とで構成したことを特徴
    とする不純物混入防止用弁。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848799A (ja) * 1982-09-13 1983-03-22 Hitachi Ltd 羽根付ディフュ−ザ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848799A (ja) * 1982-09-13 1983-03-22 Hitachi Ltd 羽根付ディフュ−ザ

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