JPH04324029A - ガスタービンエンジンの燃焼器構造 - Google Patents

ガスタービンエンジンの燃焼器構造

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Publication number
JPH04324029A
JPH04324029A JP9417891A JP9417891A JPH04324029A JP H04324029 A JPH04324029 A JP H04324029A JP 9417891 A JP9417891 A JP 9417891A JP 9417891 A JP9417891 A JP 9417891A JP H04324029 A JPH04324029 A JP H04324029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
nozzle
flange
gas turbine
turbine engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP9417891A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Watanabe
智 渡辺
Yoshihisa Gunji
郡司 善壽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP9417891A priority Critical patent/JPH04324029A/ja
Publication of JPH04324029A publication Critical patent/JPH04324029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンエンジンの
燃焼器構造に関し、特に燃焼器のメインハウジング内に
燃焼室を形成する内筒ハウジングを配置した燃焼器構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンの燃焼器メインハ
ウジング内に燃焼室を形成する内筒ハウジングを配置し
た燃焼器は、図3に示すようにその内筒ハウジング31
の端部に内筒フランジ32を備えており、この内筒フラ
ンジ32を介してメインハウジング33に固定されるよ
うになっている。
【0003】この内筒フランジ32の中央には、メイン
ハウジング33の外部から燃料噴射ノズル34を挿入す
るためのノズル挿入穴35が形成されており、燃料噴射
ノズル34のメインハウジング33への装着にあたって
は、ガスケット36を介してノズルフランジ37をメイ
ンハウジング33の外筒フランジ38に突き当て、更に
この外筒フランジ38の裏側では別のガスケット39を
介して内筒フランジ32に突き当て、これら総ての部品
を外部からボルト40で締め付けることにより、燃料噴
射ノズル34をメインハウジング33と内筒ハウジング
31に一体的に固定するようになっている。
【0004】ところで上記燃焼器において、その燃焼は
当然ながら、この内筒ハウジング31内で行われること
になるために、この内部はかなりの温度となり、内筒フ
ランジ32や、燃料噴射ノズル34の先端部41やノズ
ルシュラウド42もこれに対応してかなりの高温となる
。従って、図示するように、内筒フランジ32に、その
円周方向等間隔でかつ半径方向内方に延びる空気通路4
3(図3では1つのみ示されている)を形成したり、或
はメインハウジングに同様の空気通路を形成し、冷却用
空気を燃料噴射ノズル先端部41やノズルシュラウド4
2に向けて冷却用空気を供給して、これらを冷却しよう
としたものがある(実開平1−111148号公報参照
)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
な従来の燃焼器構造において、空気通路43を形成する
内筒フランジ32の温度に着目すると、空気通路43内
の冷却風の通過によって多少は冷却されるものの、高温
となる燃焼室に隣接するために、その放射熱によってか
なりの高温となる。この結果、フランジの熱はガスケッ
ト39、外筒フランジ38、ガスケット36の順に伝達
され、燃料噴射ノズル34のノズルフランジ37へと伝
達されていく。
【0006】即ち、ガスタービンエンジンの燃料噴射ノ
ズル装着部に設けられるガスケット39,36は上述し
た理由により、かなり高い温度環境下に置かれるため、
使用に伴って次第に劣化し、シール性能が低下して最終
的には外筒フランジ38とノズルフランジ37との間か
ら外部に冷却用空気が漏れたり、ノズル上部のワッシャ
合わせ面44より燃料が漏れ出したりすることがある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑み提供されるも
のであって、燃料噴射ノズルのノズルフランジやその上
部から冷却用空気や燃料が漏出しないようなガスタービ
ンエンジンの燃焼器構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によれば、ガスタービンエンジンの燃焼器メイン
ハウジング内に収納されて燃焼室を形成する内筒ハウジ
ングにおいて、その内筒ハウジングの端部に設けられか
つ中央に燃料噴射ノズル先端部挿入のためのノズル挿入
穴を形成した内筒フランジを空洞化し、この空洞を介し
て冷却用空気を上記ノズル先端部に供給する、ガスター
ビンエンジンの燃焼器構造が提供される。
【0009】
【作用】内筒フランジを空洞化することにより、フラン
ジ自体の熱容量が小さくなると共に、空洞の存在により
、内筒フランジを介した燃料噴射ノズルへの熱伝導が空
洞部分では遮断されるため、ガスケットや外筒フランジ
への伝達される熱量が小さくなる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1及び図2は本発明の一実施例としてのガスタ
ービンエンジンの燃焼器の上部縦断面と、その横断面を
示しており、1は燃焼器を構成するメインハウジング(
燃焼室外筒)、2は内筒ハウジング、3は燃料噴射ノズ
ルである。
【0011】燃料噴射ノズル3には燃焼器装着のための
補助部材としてノズルフランジ4が設けられており、メ
インハウジング1に設けられる外筒フランジ5に対して
ガスケット6を介して突き当てられる。
【0012】また、外筒フランジ5の燃焼室側には円形
の凹部が形成され、この中には内筒ハウジング2の端部
に設けられる内筒フランジ7がリング状ガスケット8を
介して挿入される。
【0013】ガスケット8の他、上述した外筒フランジ
5、ガスケット6及び内筒フランジ7の中央には、燃料
噴射ノズル3を装着した際、そのノズル先端部9を通す
ノズル挿入穴5a,6a及び7aが形成される。又、ノ
ズルフランジ4の周囲には円周方向等間隔にボルト穴4
b(図では1つのみ示す)が形成され、このボルト穴4
bに対し、ガスケット6、外筒フランジ5、リング状フ
ランジ8及び内筒フランジ7の夫々対応した位置には、
同様にボルト穴6b,5b,8b及び7bが形成され、
この内、内筒フランジ7の各ボルト穴7bにはめねじが
形成される。
【0014】燃焼器への燃料噴射ノズル3装着にあたっ
ては、上述したこれら各部品のボルト穴に対して、ノズ
ルフランジ4上方からボルト10をねじ込み、締め付け
ることにより、燃料噴射ノズル3、メインハウジング1
及び内筒ハウジング2の一体化が達成される。
【0015】内筒フランジ7内部へと挿入される燃料噴
射ノズル3の先端は、ノズル先端部9と、環状間隙11
を介してこれを取り囲むノズルシュラウド12とが設け
られており、ノズルシュラウド12の側面は円周方向等
間隔に複数の空気穴12a(図では1個のみ示す)が形
成される。
【0016】以上のように構成される燃焼器構造におい
て、本実施例によれば、内筒フランジ7には外筒フラン
ジ5側が開口した凹部13が形成され、更にこの凹部1
3を取り囲むフランジの側壁には、メインハウジング1
と内筒ハウジング2とに挟まれた空間14からの冷却用
空気を取り込むための冷却用空気穴15が、円周方向等
間隔に複数個(本実施例では6個)形成される。
【0017】また、本実施例によれば、更にリング状ガ
スケット8の穴8aは、上述した内筒フランジ7の凹部
13の外周輪郭に一致するように形成され、この穴8a
と凹部13とで内筒フランジ7の内部は空洞化されるこ
とになる。
【0018】以上のように構成された燃焼器構造の作用
に関し、以下説明する。エンジン運転時、上述した空間
14を通る冷却用空気は、図1中矢印で示すように、複
数の冷却用空気穴15を介して内筒フランジ7の内部、
即ち凹部13に流入することとなり、その内方に位置す
るノズルシュラウド12に衝突し、これを冷却する。そ
してノズルシュラウド12を冷却した空気の一部は、内
筒フランジ7のノズル挿入穴7aとノズルシュラウド1
2との間の僅かな間隙を介して燃焼室16に、また残り
の空気はノズルシュラウド12に形成された空気穴12
aを介して燃焼室16に流入し、その際、ノズル先端部
9も冷却されることとなる。
【0019】このように本実施例によれば、内筒フラン
ジ7の内部を空洞化し、冷却用空気溜りとなる空間を形
成したため、ノズルシュラウド12をその全周から均等
に冷却することができ、ノズルシュラウド12全体の冷
却性が向上することになる。又、従来の燃焼室構造では
内筒フランジ7とノズルシュラウド12が接触するため
、高温化したフランジからの熱伝導によってノズルシュ
ラウド12も高温となっていたのに対し、本実施例は直
接、内筒フランジ7とノズルシュラウド12は接触して
いないため、フランジ7からの熱はこの空間の存在によ
り伝達されにくくなる。
【0020】この結果、ノズルシュラウド12及びノズ
ル先端部9の温度は従来のそれに比較して低温となり、
燃料噴射ノズル3の燃料通路内の燃料炭化傾向を低減で
き、例えば燃料噴射口9aの燃料詰まりを発生しにくく
することができる。
【0021】加えて本実施例によれば、内筒フランジ7
、リング状ガスケット8、外筒フランジ5へと続く熱伝
達の経路においても、空洞化による内筒フランジ7の熱
容量減少により、また空間(凹部13)が断熱層として
の作用により、外筒フランジ5に伝達される熱量は低減
され、この結果、ガスケット6や燃料噴射ノズル3本体
への熱負荷が軽減され、ガスケット劣化による冷却用空
気漏れやノズル本体での燃料漏れが発生しにくくなる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
筒フランジの空洞化により、フランジ自体の熱容量が小
さくなると共に、空洞の存在により、内筒フランジを介
した熱伝達がこの空洞形成部分で遮断されるため、ガス
ケットや燃料噴射ノズル本体への伝達される熱量が小さ
くなり、ガスケット劣化に伴う冷却用空気漏れや燃料漏
れは発生しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービンエンジンの燃焼器構造を
示し、図2のI−I線に沿う縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う内筒フランジの横断
面図である。
【図3】図1に対応した従来の燃焼器構造を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1…メインハウジング 2…内筒ハウジング 3…燃料噴射ノズル 5…外筒フランジ 7…内筒フランジ 7a…ノズル挿入穴 9…ノズル先端部 12…ノズルシュラウド 15…冷却用空気穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガスタービンエンジンの燃焼器メイン
    ハウジング内に収納されて燃焼室を形成する内筒ハウジ
    ングにおいて、その内筒ハウジングの端部に設けられか
    つ中央に燃料噴射ノズル先端部挿入のためのノズル挿入
    穴を形成した内筒フランジを空洞化し、この空洞を介し
    て冷却用空気を上記ノズル先端部に供給する、ガスター
    ビンエンジンの燃焼器構造。
JP9417891A 1991-04-24 1991-04-24 ガスタービンエンジンの燃焼器構造 Pending JPH04324029A (ja)

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JP9417891A JPH04324029A (ja) 1991-04-24 1991-04-24 ガスタービンエンジンの燃焼器構造

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JPH04324029A true JPH04324029A (ja) 1992-11-13

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JP9417891A Pending JPH04324029A (ja) 1991-04-24 1991-04-24 ガスタービンエンジンの燃焼器構造

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