JPH04323655A - 検版作成装置 - Google Patents

検版作成装置

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JPH04323655A
JPH04323655A JP3093905A JP9390591A JPH04323655A JP H04323655 A JPH04323655 A JP H04323655A JP 3093905 A JP3093905 A JP 3093905A JP 9390591 A JP9390591 A JP 9390591A JP H04323655 A JPH04323655 A JP H04323655A
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JP
Japan
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plate
filter
photosensitive material
light source
light
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Mineo Ota
太田 峯男
Koichi Okutsu
浩一 奥津
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検版作成装置に係り、
特にカラー印刷物の品質のチエツクの際に用いられる検
版を紫外光と紫外感光性の感光材料により作成する検版
作成装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、検版作成装置には様々な方式がある
が、夫々欠点を有している。
【0003】検版作成装置の代表的な方法の一つとして
は、オーバレイ方式がある。この方式は、各色色材フィ
ルムを重ね合わせて画像を再現させる方式で、フィルム
を通して画像を見ることが不可避で、画像が悪くなる。
【0004】他に、一枚のシート上に画像を得る方式と
してサープリント方式と呼ばれる方式がある。この方式
は、一枚の支持耐上に4色の感光フイルムを順次重ね合
わせて画像を得る方式である。この方式としては、クロ
マリン(Duopont社)、マッチプリント(3M社
)、カラーアート(富士写真フィルム)等が知られてい
るが、何れも4枚の感光フィルムが必要で、廃棄物が発
生する。
【0005】他に、一枚の感光シート上にカラー画像を
形成する方法としてカラーペーパー方式が知られている
。この方式は、カラーペーパーにフィルム原稿を密着し
各色フィルターを使用して露光し、ウエット現像をして
カラー画像を得る方式であり、ファインチェッカー(富
士写真フィルム)、コンセンサス(コニカ)が知られて
いる。この方式では、カラーペーパーの感度域が可視域
であるため、取扱いに暗室もしくは暗室を備えた露光器
が必要であり、また、現像液の保守管理が必要である。
【0006】これらの方法は、複数のシートが必要、転
写シート、トナー等の廃棄物が発生する、明室での取扱
いが困難である、現像液を使う現像システムが必要であ
る等の何れかの欠点があり改善が求められている。
【0007】一方、紫外光によって光硬化性組成物に潜
像が形成され、加熱により発色もしくは消色に関わる成
分がその潜像の応じて感材内で拡散して色画像を形成す
ることを特徴とする熱現像型感光記録媒体が提案されて
いるが、この方式を用いて検版を作成するには、画像原
稿を通し、前記感光記録媒体に紫外光を照射し、露光部
において光硬化をおこさせて潜像を形成させ、その後、
前記感光記録媒体を加熱することにより、未硬化部分の
発色もしくは消色に関わる部分を拡散させ、可視画像を
形成させ、これを検版として用いることが考えられる。
【0008】この熱現像により発色する紫外感光性の感
光材料としては、露光により光硬化性組成物の露光部分
が光硬化した潜像が形成され、加熱により未硬化部分の
発色に関わる成分がその潜像に応じてマイクロカプセル
外からマイクロカプセル中に移動してマイクロカプセル
中の無色染料を発色させて画像を形成する熱現像型感光
材料、もしくは、露光により光硬化性組成物の露光部分
が光硬化した潜像が形成され、加熱により未硬化部分の
消色に関わる成分がその潜像に応じてマイクロカプセル
外からマイクロカプセル中に移動してマイクロカプセル
中の染料を消色させて画像を形成する熱現像型感光材料
が好ましい。本発明に好ましく使用できる感光材料の具
体的な製造方法や感光材料の形態については、特開平3
−72358号もしくは欧州公開特許第0412570
A2号の記述を参考にできる。
【0009】この場合に、紫外光を発光する光源として
、無電極光源等を用いて、この無電極光源によって発生
された紫外光を色素フィルタによって、各々シアン(C
)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)に対応する前記感
光記録媒体の感光波長領域に分解し、この紫外光を各色
に対応する画像原稿を介して前記感光記録媒体へ照射す
ることにより検版を作成する検版作成装置が考えられる
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この色
素フィルタは、比較的製造が容易で、大型のものが製造
できる反面、退色が激しく耐久性が低いという不具合が
あった。このため、前記色素フィルタに代えて干渉フィ
ルタを使用する検版作成装置が考えられる。
【0011】しかしながら、干渉フィルタは色素フィル
タと比べて製造が難しく、大型のものが製造できない。 従って、小型の干渉フィルタを無電極光源の近傍に配置
する構造となるため、干渉フィルタの組付作業性及び位
置調整作業性が良くないという不具合がある。また、上
記の紫外感光材料に露光を行う場合、各色分解原稿に応
じて干渉フィルタを交換する必要があるが、このフィル
タの交換作業が繁雑であり作業性が悪いという問題があ
る。
【0012】本発明は上記事実を考慮し、干渉フィルタ
の組付作業性を向上することができる検版作成装置を得
ることが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は
、紫外波長域の光を照射して加熱することにより色画像
を形成する紫外感光性の感光材料に紫外光を照射するた
めの光源を備え、前記光源からの紫外光を画像原稿を介
して前記感光材料に照射して検版を作成する検版作成装
置であって、前記各感光材料の少なくとも3つの感光波
長域に対応する波長領域の紫外光を通過させるための少
なくとも3個のフィルタを前記光源と前記画像原稿との
間の光路上に夫々出入り可能に設けられたフィルタユニ
ットを有することを特徴としている。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、前記フィ
ルタユニットに前記光源の光量を減らすための減光フィ
ルタを設けたことを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明では、感光材料の感光波
長域に対応する波長領域の紫外光のみを通過させるため
の少なくとも3個以上のフィルタが、フィルタユニット
に設けられている。従って、少なくとも3個以上のフィ
ルタを同時に検版作成装置に組付けることができる。こ
のため、干渉フィルタの組付作業性や交換作業性を向上
させることができる。
【0016】また、請求項2に記載の発明では、フィル
タユニットに光源の光量を減らすための減光フィルタを
設けたので、検版作業以外の目的で使用する高感度の感
光材料も使用することができる。
【0017】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図5に従って説
明する。
【0018】図1に示される検版作成装置10は、Y版
、M版、C版及びBK(スミ)版に色分解された各原稿
フィルムを使って本番の印刷を行う前に原稿フィルムの
レイアウトに間違いがないか、色違いがないか、文字の
誤りがないか等を検査するためのカラープルーフを作成
するための検版作成装置であり、各原稿フィルムを1枚
づつ位置決めして紫外感光材料に順次重ねて多重密着露
光した後、熱現像してカラープルーフを作成する。
【0019】検版作成装置10のケーシング12の図1
の左側上部には、感材ロール収容部14が設けられてお
り、この感材ロール収容箱14には、感光材料16が収
容されたマガジン18が装填されている。また、感材ロ
ール収容部14の上面には、開口部14Aが設けられて
いる。
【0020】感材ロール収容部14の前面には、回転ノ
ブ20が設けられており、この回転ノブ20を時計方向
へ回転することによって、感光材料16が開口部14A
から搬出されるようになっている。感材ロール収容部1
4の開口部14Aには、カッタ22が設けられている。 このカッタ22は、感材ロール収容部14の前面上部に
設けられたスライドノブ24に連動しており、スライド
ノブ24の操作によって、感光材料16を切断するよう
になっている。従って、作業者は感材ロール収容部14
から引き出した感光材料16を、カッタ22によって所
定の長さに切断することができる。
【0021】ケーシング12の上面の略中央部は、露光
部26とされている。この露光部26には、矩形状の切
欠部が形成されており、この切欠部には、透明のガラス
板28が挿入されている。ケーシング12の露光部26
の手前側には、一対の位置決めピン30が立設されてお
り、この位置決めピン30を、Y版、M版、C版及びB
K(スミ)版に色分解された各原稿フィルム32の縁部
に穿設された位置決め孔に挿入することによって、各原
稿フィルム32の位置決めが容易で且つ正確に行えるよ
うになっている。
【0022】露光部26は、上蓋34によって被覆され
るようになっている。この上蓋34はヒンジ36を介し
てケーシング12に取付けられており、上蓋34はヒン
ジ36を回転中心として揺動可能とされている。
【0023】図2に示される如く、上蓋34は、内部空
間37を有する箱状体とされており、吸引パイプ38が
連結されている。この吸引パイプ38は、ケーシング1
2内に配置されたブロア40に連結されている。このブ
ロア40は、ケーシング12内に設けられた制御装置4
2に接続されており、ブロア40は、制御装置42によ
ってオンオフ制御されるようになっている。従って、ブ
ロア40が作動すると、吸引パイプ38を介して上蓋3
4の内部空間37内が吸引され減圧されるようになって
いる。
【0024】上蓋34の感光材料16を押さえつける面
(押圧面)34Aには、複数の小孔35が穿設されてお
り、上蓋34の内部空間37内が減圧されている場合に
は、押圧面34Aに感光材料16が吸着されるようにな
っている。
【0025】図3に示される如く、ケーシング12内の
ガラス板28の下部には、フレネルレンズ29が密着さ
れており、各原稿フィルム32を介して感光材料16に
平行光が照射されるようになっている。また、フレネル
レンズ29の下方には、光源である無電極光源44が配
設されている。この無電極光源44は略半球状とされた
反射板46を備えており、反射板46の焦点から、ガラ
ス板28の反対側(図3の下側)へ若干ずれた位置が無
電極光源44の発光点48とされている。従って、発光
点48から照射された光の一部は、直接光としてガラス
板28方向へ照射されると共に、発光点48から照射さ
れた光の一部は、反射板46によって反射された反射光
として、ガラス板28方向へ照射されるようになってい
る。
【0026】無電極光源44とフレネルレンズ29との
間の無電極光源44近傍には、検版作成装置10のケー
シング12に容易にフィルタユニット49が配置されて
いる。このフィルタユニット49は、円盤状のターレッ
ト50と、このターレット50の軸心に駆動軸が連結さ
れた駆動モータ52とで構成されている。ターレット5
0には、軸心廻り略等間隔に、円孔54が4個穿設され
ており、これらの円孔54には、Y版、M版、C版、B
K(スミ)版の色分解原稿フイルム32に対応する露光
を行なうための3枚の干渉フィルタ56と透明ガラス5
7とが取付られている。
【0027】なお、本実施例では、ポジ型感光材料の場
合は、原稿フイルム32としてY版にBK(スミ)版、
M版にBK(スミ)版、C版にBK(スミ)版をそれぞ
れ重ねて感光材料に順次密着させ、無電極光源44によ
って発生された紫外光を、各々シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)に対応する感光材料の感光波長
領域(C=400〜435nm、M=365〜400n
m、Y=330〜365nm)に、干渉フィルタ56に
よって分解して3回露光を行う(図3の状態)。また、
ネガ型感光材料の場合は、原稿フィルム32としてY版
、M版、C版、BK(スミ)版を感光材料14に順次密
着させ、無電極光源44によって発生された紫外光を、
各々シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)に
対応する感光材料の感光波長領域に、干渉フィルタ56
によって分解すると共に、BK(スミ)に対応して感光
材料の感光全波長領域の紫外光を通過させる透明ガラス
57によって露光を行う。また、透明ガラスを用いずフ
ィルタ挿入孔のみでもよく、また、中性灰色フィルタを
用いてもよい。なお、このBKに対応する露光に際して
は、透明ガラス57または中性灰色フィルタの代わりに
、紫外感光域に分光感度を補正するために紫外部に吸収
を有する補正フィルタを用いてもよい。
【0028】なお、干渉フィルタ56としては、各透過
波長域に対して1枚でもよいが、2枚以上組合わせて半
値幅を狭くすることが好ましい。
【0029】駆動モータ52は、夫々ステッピングモー
タで構成されており、駆動モータ52は、制御装置42
からの信号によって、ターレット50を所定角度回転し
、無電極光源44とフレネルレンズ29との間の光路上
に、各干渉フィルタ56と透明ガラス57とを選択的に
出し入れするようになっている。また、制御装置42に
は、ケーシング12の露光部26の手前側に設けられた
フィルタ選択ボタン62に接続されており、制御装置4
2は、フィルタ選択ボタン62によって選択された、干
渉フィルタが無電極光源44とフレネルレンズ29との
間の光路上に挿入されるように、駆動モータ52を回転
制御するようになっている。
【0030】また、フィルタ選択ボタン62は、原稿フ
ィルムの種類であるC版、M版、Y版原稿フィルム32
の各々に対応するフィルタ選択ボタン62A、62B、
62C及びネガ型感光材料の場合の、BK(スミ)版原
稿フィルム32用のフィルタ選択ボタン62Dから構成
されている。
【0031】フィルタ選択ボタン62の近傍には、露光
スタートボタン63と露光ストップボタン65とが設け
られており、この露光スタートボタン63と露光ストッ
プボタン65とは、夫々制御装置42に接続されている
【0032】干渉フィルタ56と光源44との間には防
熱フィルタ45が配置されており、これにより干渉フィ
ルタ56の昇温を防止している。また、干渉フィルタ5
6の近傍には送風機55の送風口が開口しており、送風
機55からの送風によって干渉フィルタ56の温度上昇
を防止している。
【0033】また、各干渉フィルタ56には、温度セン
サ58が取付られている。これらの温度センサ58は制
御装置42に接続されており、干渉フィルタ56の温度
が所定値を超えた場合には、制御装置42によって、露
光処理の開始が禁止されると共に、干渉フィルタ56の
温度が所定温度以下となった場合には、制御装置42に
よって、露光処理の開始が可能とされるようになってい
る。また、ケーシング12の露光部26の手前側には、
温度上昇を警告するためのランプ60が設けられており
、制御装置42の出力によって、点滅するようになって
いる。
【0034】図3に示される如く、光路に沿った干渉フ
ィルタ56の無電極光源44側には、ルーバ64が配置
されている。
【0035】図4に示される如く、ルーバ64は、同軸
的に配置された複数枚(7枚〜8枚)のリング状のフィ
ン66A、66B、・・・で構成されており、各フィン
66A、66B、・・・は、軸心を通る略直角に交差し
た2枚の梁によって互いに連結されている。また、各フ
ィン66A、66B・・・は、夫々無電極光源44側(
図4の下側)から、干渉フィルタ56側へ向けて拡径さ
れており、外側に配置されたフィン程、拡径率が大きく
されている。また、最外部のフィン66A(ルーバ64
)の最大径Dは略160mmとされており、ルーバ64
の光路方向の長さMは40mmとされている。従って、
ルーバ64は、無電極光源44から照射された光の内の
所定範囲の入射角度で入射する光のみを通過させるよう
になっている。即ち、発光点48から照射された直接光
と、反射板46によって反射され反射光の内の直接光と
略同一方向からルーバ64に入射された光のみが、ルー
バ64を通過できるようになっている。
【0036】図3に示される如く、ルーバ64の無電極
光源44側には、光量積算手段としての積算光量計68
が配置されており、この積算光量計68の受光部68A
は、干渉フィルタ56と無電極光源44との間の光路内
に挿入されている。この積算光量計68は、制御装置4
2に接続されており、制御装置42は、積算光量計68
の入力に基づいて露光量を算出し、この露光量が所定値
になった場合に、無電極光源44を消灯するようになっ
ている。
【0037】図5に示される如く、制御装置42は、マ
イクロコンピユータ70を含んで構成されている。マイ
クロコンピユータ70は、CPU72、RAM74、R
OM76、入出力ポート78及びこれらを接続するデー
タバスやコントロールバス等のバス80で構成されてい
る。
【0038】マイクロコンピユータ70の入出力ポート
78には、ステッピンモータ52、無電極光源44、ブ
ロア40、温度センサ58等がドライバー82を介して
接続されている。
【0039】図1に示される如く、検版作成装置10の
ケーシング12の右側には、熱現像部84が設けられて
おり、この熱現像部84の上部には、感光材料挿入孔8
4Aが穿設されている。また、この熱現像部84内には
、一本のヒートローラ86とベルト87とが内蔵されて
いる。ヒートローラ86のヒータ(図示省略)及び温度
センサ(図示省略)は、夫々制御装置42に接続されて
おり、制御装置42によって、ヒートローラ86は所定
温度に加熱制御されるようになっている。従って、感光
材料挿入孔84Aから挿入された露光済の感光材料16
は、ベルト87に沿って搬送され、ヒートローラ86の
周囲約3/4回転の間を感光材料16が接しながら搬送
され、これにより、熱現像されるようになっている。 また、熱現像部84の右側面には、感光材料搬出孔84
Bが穿設されており、この感光材料搬出孔84Bからは
、熱現像された感光材料88が排出され、感光材料搬出
孔84Bの下部に配設されたトレイ90に収容されるよ
うになっている。
【0040】以下に本実施例の作用を図6の制御フロー
チヤートに従い説明する。先ず、作業者は、検版作成装
置10の露光部26に、原稿フィルム32、例えば、Y
版にBK(スミ)版を重ねてをセットする。この場合、
作業者は露光部26の手前側の位置決めピン30を各原
稿フイルム32の縁部に穿設された位置決め孔に挿入す
る。これによって、各原稿フィルム32の位置決めが容
易で且つ正確に行える。
【0041】次に、作業者は感材ロール収容部14から
引き出した感光材料16を、カッタ22によって所定の
長さに切断し、原稿フイルム32の上に密着させて上蓋
34を閉じる。
【0042】一方、検版作成装置10の電源スイツチが
オンされると、制御装置42が作動して熱現像部84の
ヒートローラ86の温度制御が開始され、熱現像に最適
な温度になると検版作成準備状態になり、図6の制御ル
ーチンが開始される。
【0043】制御ルーチンが開始されると、ステップ1
02においてブロア40がオンされ、ステップ104で
フィルタ選択ボタン62A、62B、62C、62Dの
うちの何れのフィルタ選択ボタンが押されたかを判断す
る。
【0044】ステップ104では、露光する原稿フイル
ム32をY版として選択すれば、露光する原稿フイルム
32に対応する干渉フィルタAが所定の位置に配置され
るように、ステップ106で駆動モータ52の回転角度
が制御され、光路へ挿入される。露光する原稿フイルム
32をM版として選択すれば、露光する原稿フイルム3
2に対応する干渉フィルタBが所定の位置に配置される
ように、ステップ106で駆動モータ52の回転角度が
制御され、光路へ挿入される。露光する原稿フイルム3
2をC版として選択すれば、露光する原稿フイルム32
に対応する干渉フィルタCが所定の位置に配置されるよ
うに、ステップ106で駆動モータ52の回転角度が制
御され、光路へ挿入される。
【0045】なお、ネガ型の場合には、上記の干渉フィ
ルタA、B、Cの他に、BK(スミ)版原稿フィルムと
してフィルタ選択ボタン62Dがおされるので、透明ガ
ラス(又は中灰色フィルタ)57を挿入するようにする
【0046】このように、原稿フィルム32に対応する
感光材料の感光波長域の干渉フィルタ56が選択され光
路上に挿入されるため、感光材料には原稿フィルムの種
類に応じた感光材料の各々の感光波長域の紫外光で露光
することができる。
【0047】このようにして、露光する最初の原稿フイ
ルム32に対応する最初の干渉フィルタが選択される(
ステップ106)。
【0048】ステップ108では、露光スタートボタン
63が押されたか否かを判断する。露光スタートボタン
63が押された場合には、ステップ112において、光
路に挿入された干渉フィルタ57の温度Tを温度センサ
58によって検出すると共に温度センサ58によって検
出された干渉フィルタ57の温度Tが、所定値T0を超
えているか否かを判断する。干渉フィルタの温度が所定
値を越えた場合には、ステツプ116へ進み、無電極光
源44の点灯を行わず、干渉フィルタの温度が所定値以
下になるまで警告としてランプ60を点滅させ、ステッ
プ108へ戻る。干渉フィルタの温度が所定値以下の場
合にはステップ114へ進む。ステップ114では、原
稿フィルム32の種類に対応した露光量Pi(i=Y、
M、C、BK版の何れか1つに対応する)が読み込まれ
、ステップ118へ進む。ステップ118では無電極光
源44が点灯して、露光を開始する。
【0049】従って、加熱によって干渉フィルタのフィ
ルタ特性が変化した状態で露光が行われることを自動的
に防止することができるため、加熱による干渉フィルタ
のフィルタの吸収特性の変化による混色等の画像の品質
低下を防止することができる。また、ランプ60を点滅
させることによって、作業者に干渉フィルタの温度が上
昇したことを知らせることができる。
【0050】そして、無電極光源44が点灯すると、ス
テップ120において積算光量計68からの出力に基づ
いて、露光量の測定を開始してステップ122へ進む。 ステップ122では、露光量Pが所定の露光量Piにな
ったか否かを判断し、露光量Pが原稿フイルム32に対
応する露光量Piに達した場合には、ステップ124へ
進み、無電極光源44を消灯する。
【0051】このように、原稿フィルム32の種類に応
じた露光量で感光材料が照射されるため、原稿フィルム
32が交換されても、原稿フィルム32の種類に応じた
適正な露光量で照射される。これにより、作業者は原稿
フィルム32の種類により露光量を変化させることなく
作業を行なうことができる。また、積算光量計68の受
光部68Aが干渉フィルタ56と無電極光源44との間
の光路内に挿入されている。従って、無電極光源44か
ら照射され干渉フィルタ56に入射される前の光の光量
を確実に積算することができる。このため、無電極光源
44が劣化して光量が低下した場合にも、必要な光量を
感光材料16に照射することができ、露光不足による露
光画像の品質低下を防止することができる。
【0052】なお、上記ブロア40は、各々の原稿フィ
ルムの露光中には作動状態のままとなっており、作業者
が上蓋34を開放した場合には、感光材料16が上蓋3
6に貼り付いている。このため、作業者は、感光材料1
6の位置合わせを行う必要がなく、容易に原稿フイルム
32の交換が行える。原稿フイルム32の交換が完了し
、上蓋34が閉じられると、ステップ102に戻って、
フィルタ選択ボタン62によって、次のフィルタが選択
されるのを待って、次の原稿フイルム32の露光が開始
される。このようにして、最初の原稿フィルムの露光が
終了するとステップ104に戻り、同様の露光操作が、
ネガ型の感光材料の場合には計4回、ポジ型の感光材料
の場合には計3回行なわれる。
【0053】一方、各原稿フイルム32の露光が全て完
了し、作業者によって露光ストップボタン65が押圧さ
れた場合には、ステップ110において、露光作業は終
了と判断され、ステップ126へ進みブロア40が停止
され、本制御ルーチンは終了する。
【0054】その後、作業者によって、露光済の感光材
料16が感光材料挿入孔84Aから熱現像部84に挿入
されると、熱現像部84に挿入された感光材料16は、
一対のヒートローラ86によって挟持搬送され、熱現像
されて感光材料搬出孔84Bから、トレイ90に排出さ
れる。
【0055】また、本実施例においては、各原稿フイル
ム32に夫々対応する波長領域の紫外光のみを通過させ
るための3枚の干渉フィルタ56と透明ガラス57とが
フィルタユニット49に設けられている。従って、3枚
の干渉フィルタ56と透明ガラス57とを組付ける場合
には、フィルタユニット49を組付けることによって、
極めて簡単に、3枚の干渉フィルタ56と透明ガラス5
7とを組付けることができる。このため、干渉フィルタ
の組付作業性やフィルタの交換作業の作業性を向上させ
ることができる。
【0056】次に、本発明の第2実施例を図7に従って
説明する。なお、第1実施例と同一部材については、同
一符号を付してその説明を省略する。
【0057】図7に示される如く、本実施例のフィルタ
ユニット49は、円盤状のターレット50、51と、こ
のターレット50、51の夫々の軸心に駆動軸が連結さ
れた駆動モータ52、53とで構成されている。ターレ
ット51には、軸心挟んで略対称に位置に、円孔55が
2個穿設されており、これらの円孔55の一方には、原
稿フィルム32の感度に応じて無電極光源44の光量を
減らすための減光フィルタ59が取付られ、他方の円孔
55は貫通孔とされている。
【0058】また、駆動モータ53は、ステッピングモ
ータで構成されており、駆動モータ53は、制御装置4
2からの信号によって、ターレット51を所定角度回転
し、無電極光源44とフレネルレンズ29との間の光路
上に、減光フィタ59と貫通孔との何方か一方を挿入す
るようになっている。また、制御装置42には、ケーシ
ング12の露光部26の手前側に設けられた光量選択ボ
タン67に接続されており、制御装置42は、光量選択
ボタン67によって選択された、減光フィタ59と貫通
孔との何方か一方が無電極光源44とフレネルレンズ2
9との間の光路上に挿入されるように、駆動モータ53
を回転制御するようになっている。
【0059】従って、ステツプ102において、光量選
択ボタン67により、露光する原稿フイルム32に応じ
て減光フィタ59と貫通孔との何方か一方が選択される
と、選択された減光フィタ59と貫通孔との何方か一方
に応じて、駆動モータ53が回転制御され、光路上に選
択された減光フィタ59と貫通孔との何方か一方が挿入
される。また、本実施例においては、各色分解原稿フイ
ルム32に夫々対応する波長領域の紫外光を通過させる
ための3枚の干渉フィルタ56、透明ガラス57及び減
光フィルタ59がフィルタユニット49に設けられてい
る。従って、3枚の干渉フィルタ56、透明ガラス57
及び減光フィルタ59を組付ける場合には、フィルタユ
ニット49を組付けることによって、極めて簡単に、3
枚の干渉フィルタ56、透明ガラス57及び減光フィル
タ59を組付けることができる。このため、干渉フィル
タの組付作業性やフィルタの交換作業の作業性を向上さ
せることができる。
【0060】なお、上記第1実施例及び第2実施例にお
いては、夫々フィルタユニット49に駆動モータ52、
53を含めた構造としたが、これに代えてフィルタユニ
ット49には駆動モータ52、53を含まない構造とし
ても良い。また、上記第1実施例及び第2実施例におい
ては、各フィルタを円板状のターレット50、51に取
付たが、これに代えて、シート状とされた各フィルタを
、フィルタ収容部から取出し光路上に挿入し、露光終了
後、このフィルタを、フィルタ収容部に格納する構造と
しても良い。
【0061】また、1つのターレットに少なくとも3枚
の干渉フィルターと1枚の減光フィルター及び透明ガラ
スを設ける使い方としても良い。
【0062】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、干渉フィ
ルタの組付作業性を向上することができる、という優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の検版作成装置を示す斜め
前方から見た斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の検版作成装置の上蓋を示
す側断面図である。
【図3】本発明の第1実施例の検版作成装置の露光部を
示す概略断面図である。
【図4】本発明の第1実施例の検版作成装置のルーバを
示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例の検版作成装置の制御ブロ
ツク図である。
【図6】本発明の第1実施例の検版作成装置の制御フロ
ーチヤートである。
【図7】本発明の第2実施例の検版作成装置の露光部を
示す概略断面図である。
【符号の説明】
10    検版装置 16    感光材料 32    原稿フイルム(画像原稿)44    無
電極光源(光源) 49    フィルタユニット 50    ターレット 51    ターレット 52    駆動モータ 53    駆動モータ 56    干渉フィルタ 57    透明ガラス 59    減光フィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  紫外波長域の光を照射して加熱するこ
    とにより色画像を形成する紫外感光性の感光材料に紫外
    光を照射するための光源を備え、前記光源からの紫外光
    を画像原稿を介して前記感光材料に照射して検版を作成
    する検版作成装置であって、前記各感光材料の少なくと
    も3つの感光波長域に対応する波長領域の紫外光を通過
    させるための少なくとも3個のフィルタを前記光源と前
    記画像原稿との間の光路上に夫々出入り可能に設けられ
    たフィルタユニットを有することを特徴とする検版作成
    装置。
  2. 【請求項2】  前記フィルタユニットに前記光源の光
    量を減らすための減光フィルタを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の検版作成装置。
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