JPH04322943A - 圧延ロールの旋削方法 - Google Patents

圧延ロールの旋削方法

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Publication number
JPH04322943A
JPH04322943A JP8857591A JP8857591A JPH04322943A JP H04322943 A JPH04322943 A JP H04322943A JP 8857591 A JP8857591 A JP 8857591A JP 8857591 A JP8857591 A JP 8857591A JP H04322943 A JPH04322943 A JP H04322943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turning
air
cutting
cutting oil
mill roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8857591A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Watanabe
誠 渡辺
Shigemitsu Imai
重光 今井
Toshiro Sakai
利郎 坂井
Shozo Abe
阿部 昭三
Yasuhito Takeno
竹野 安人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH04322943A publication Critical patent/JPH04322943A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】圧延ロールを旋削する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術、課題】圧延ロールは圧延を重ねるににし
たがって、磨耗、ヒートクラック、疵、ひび割れによっ
て損耗し、圧延材の表面性状または寸法精度が劣化する
。このため、圧延ロールは劣化の程度により旋削を行っ
て、表面の平滑化、寸法精度の再現を図る必要がある。
【0003】圧延ロールの旋削は従来、乾式でバイトの
チップにセラミック等を使用していて、特に問題はなか
ったが、近年、ロールの焼付き防止のため、ロールの材
質が向上されてきたがロールの硬度が高いので旋削能率
が低下している。そこで、バイトとして硬質材料の切削
に適用されるCBN(Cubic Boron Nit
ride )焼結体を使用したが、寿命が短く、切削工
具も高価であるという問題がある。また、湿式旋盤は設
備投資が高価であるので、簡便で安価な方法が要求され
ていた。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、硬度の高いロールの旋削に対しても能率が低下せず
、かつ経済的な圧延ロールの旋削方法を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用】本発明の圧延ロー
ルの旋削方法は、断熱膨張により冷却された空気を用い
、切削油または水をエアーミストとしてノズルから旋削
しているバイトまたはバイトの付近に吹きつけることを
特徴とする。
【0006】断熱膨張された空気により切削油をエアー
ミストとして、切削中のバイトまたはバイト付近にふき
つけるので、切削油の潤滑作用とともに空気の断熱膨張
による冷却作用が伴うので、切削効率が向上し、かつバ
イトの寿命が延長される。切削油に代えて水を用いても
効果が認められる。
【0007】
【実施例】添付の図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図2は本実施例の旋削方法を説明する
シ斜視図である。図中、11は被切削物である圧延ロー
ルである。12はバイトで、ここでは従来法と同様にア
ルミナを主体とした42φセラミックを使用してしてい
る。図3にセラミックの部分を拡大して示した斜視図を
示す。13はバイトホルダー、14は切削装置に付属す
る支持台で、21はエアーミスト供給器である。エアー
ミスト供給器21には、切削油のタンク22から切削油
が供給され、またエアーホース23により圧縮空気が供
給される。22は切削油ホースである。
【0008】図1はエアーミスト供給器21を拡大して
示した正面図である。24は圧縮空気と切削油が混合さ
れてミストとなって噴射されるノズル、25は消音器で
ある。26は温風が排出される排出口、26は温風の流
量を調整する調整バルブである。切削油の供給部分を除
いたものは、冷風供給器(たとえば商品名ボルテックス
チューブ、ボルテックス社)を使用することができる。
【0009】以上のように構成されたエアーミスト供給
器21の作用について説明する。図1で、エアーホース
23から供給された圧縮空気は、消音器25の内側に設
けられたジェネレータによって、断熱膨張により冷風と
なってノズル24方向に向かう空気と、排出口27に向
かう温風となる。温風と冷風との割合は調整バルブ27
によって調整される。供給される圧縮空気の圧力は2乃
至5kg/cm2、流量は100 乃至 400Nm3
/Hr程度である。供給空気に対する冷風比率、冷風温
度は供給される空気の圧力および温度によって異なる。 上記圧力、流量エアーミスト供給器の仕様によるが、被
切削物の材質、切削量、バイトによって適宜選択するこ
とができる。
【0010】上記ジェネレータとノズル24の間に切削
油が切削油タンク15(図1参照)からホース22によ
って供給される。供給された切削油はノズル24に向か
う冷風によって噴霧状態で噴射される。ノズル24の位
置および噴射方向は切削中のチップに向かうように設け
られている。
【0011】次に具体例について説明する。圧延ロール
11はNi−Crロールで、本実施例ではH形鋼を圧延
するユニバーサル圧延機の水平ロールである。本実施例
は切削する圧延ロールはNi−Crロールに限るもので
はなく、ハイスロールでも旋削に支障はない。図1はそ
の側面を旋削する場合を示す。セラミックであるチップ
12は円柱形でこの直径が42mmで、直径を大きくす
ることによって切削角が小さくなり、切削抵抗が少なく
なる。切削速度は100 乃至120m/min、切込
み深さは 3.5 mm である。供給される切削油は
通常水と混合してもちいられるが、水との混合比を1:
50(水)として、供給量を800 CC/Hr とし
、供給空気の圧力は3kg/cm2 、流量は200N
m3/Hr とした。
【0012】上記に示した具体例にについて、切削油を
供給しない乾式である従来例とを比較したところ切削能
率は約3倍に向上した。これは、切削抵抗が小さくなり
、切り込み深さが3倍程度深くすることができるためで
ある。従来例ではバイトのビビリ等が発生して、現状よ
り切り込み深さを大きくすることは困難である。従来例
は乾式であることの他は実施例と同様の条件である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、冷風と切削油または水
によるエアーミストによって切削部分に潤滑および冷却
を行うので、高価な切削機械を使用せずに切削能率を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアーミスト供給器の側面図である。
【図2】圧延ロールの旋削を示す斜視図である。
【図3】セラミックバイトの部分を拡大した正面図であ
る。
【符号の説明】
11  圧延ロール 12  バイト 21  エアーミスト供給器 22  切削油ホース 23  エアーホース 24  ノズル 25  消音器 26  調整バルブ 27  排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧延ロールを旋削する方法において、
    断熱膨張により冷却された空気を用い、切削油または水
    をエアーミストとしてノズルから旋削しているバイトま
    たはバイトの付近に吹きつけることを特徴とする圧延ロ
    ールの旋削方法。
JP8857591A 1991-04-19 1991-04-19 圧延ロールの旋削方法 Pending JPH04322943A (ja)

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JP8857591A JPH04322943A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 圧延ロールの旋削方法

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JP8857591A JPH04322943A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 圧延ロールの旋削方法

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JPH04322943A true JPH04322943A (ja) 1992-11-12

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JP8857591A Pending JPH04322943A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 圧延ロールの旋削方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102676760B1 (ko) * 2023-09-01 2024-06-18 이태진 가공 미스트 분사장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224040A (ja) * 1988-07-08 1990-01-26 Suzuki Tekkosho:Kk ボルテックスチューブの冷気温度降下装置

Patent Citations (1)

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JPH0224040A (ja) * 1988-07-08 1990-01-26 Suzuki Tekkosho:Kk ボルテックスチューブの冷気温度降下装置

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