JPH04322839A - ワックス模型製造方法およびこれに用いる注湯カップ保持用弾性材 - Google Patents
ワックス模型製造方法およびこれに用いる注湯カップ保持用弾性材Info
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- JPH04322839A JPH04322839A JP3118093A JP11809391A JPH04322839A JP H04322839 A JPH04322839 A JP H04322839A JP 3118093 A JP3118093 A JP 3118093A JP 11809391 A JP11809391 A JP 11809391A JP H04322839 A JPH04322839 A JP H04322839A
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- pouring cup
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- wax
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は精密鋳造法の１つとして
知られているロストワックス法などに使用するワックス
模型を製造する方法に関するものである。
知られているロストワックス法などに使用するワックス
模型を製造する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】精密鋳造用鋳型の注湯口は一般に漏斗状
部（ポアリングカップ）を設けることが必要とされるが
、この漏斗状部を精密鋳型造型用のスラリーおよびスタ
ツコ（耐火粒子）で鋳型に一体に成形したものでは注湯
時に該漏斗状部が割れを起こした場合、微細な耐火物が
鋳物製品に混入するおそれがあると共に、製造上の制約
（大きくできない）が生じるという問題があった。そこ
で図３に示したようにセラミックス製で漏斗状に注湯カ
ップａを成形しこれを精密鋳造鋳型ｂの注湯口に固着し
ている。
部（ポアリングカップ）を設けることが必要とされるが
、この漏斗状部を精密鋳型造型用のスラリーおよびスタ
ツコ（耐火粒子）で鋳型に一体に成形したものでは注湯
時に該漏斗状部が割れを起こした場合、微細な耐火物が
鋳物製品に混入するおそれがあると共に、製造上の制約
（大きくできない）が生じるという問題があった。そこ
で図３に示したようにセラミックス製で漏斗状に注湯カ
ップａを成形しこれを精密鋳造鋳型ｂの注湯口に固着し
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来この注湯カップａ
は所要形状に成形されたワックス模型（図示せず）の注
湯口に該注湯カップａを当接させ該注湯カップａ内に溶
融ワックスを流し込むことにより接合（後付け）するこ
とで鋳型に固着できるようにしていたが、このようにワ
ックス模型を成形した後にこれにカップを後付けするこ
とでは接合の手間が掛かるために鋳造全体としての生産
性がよくならない欠点があった。
は所要形状に成形されたワックス模型（図示せず）の注
湯口に該注湯カップａを当接させ該注湯カップａ内に溶
融ワックスを流し込むことにより接合（後付け）するこ
とで鋳型に固着できるようにしていたが、このようにワ
ックス模型を成形した後にこれにカップを後付けするこ
とでは接合の手間が掛かるために鋳造全体としての生産
性がよくならない欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のワックス模型製
造方法は上記課題を解決しようとするもので、弾性材が
内装された金型内にセラミックス製の注湯カップをセッ
トし溶融ワックスを該金型内に注入することにより、注
湯カップが一体的に融着してなるワックス模型を成形す
ることを特徴とするものである。
造方法は上記課題を解決しようとするもので、弾性材が
内装された金型内にセラミックス製の注湯カップをセッ
トし溶融ワックスを該金型内に注入することにより、注
湯カップが一体的に融着してなるワックス模型を成形す
ることを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】弾性材は金型内にセツトされた注湯カップの割
れを防止する。当初から注湯カップ一体のワックス模型
が成形できる。
れを防止する。当初から注湯カップ一体のワックス模型
が成形できる。
【０００６】
【実施例】次に図１および図２に従い本発明の一実施例
を説明する。図１に本発明に係るワックス模型を成形す
るための金型を示す。この金型１は開閉動する一対の金
型材１ａ，１ｂにより製品形状または湯道形状のキヤビ
ティ−２が形成される。該キヤビティ−２の一端部には
ウレタンゴム等の弾性材料により半円弧状に形成された
弾性材３ａ，３ｂが内張状に装着される。４はアルミナ
，シャモット，シリカ等のセラミックス材料により漏斗
状に形成された注湯カップで、該注湯カップ４を該弾性
材３ａ，３ｂの内側にセットする。この場合、該注湯カ
ップ４のテーパ状外周面が弾性材３ａ，３ｂの内周面に
密着する。そして該注湯カップ４は軸方向には金型材１
ａ，１ｂ内の段部８，８と弾性材３ａ，３ｂに一体に形
成され内向フランジ９，９に挟まれ位置決めされる。 ５はキヤビティ−２の中心に支持された芯棒である。こ
うして注湯カップ４および芯棒５を該金型内にセツトし
て該キヤビティ−２に溶融ワックスを所定の圧力で注入
し固化させることにより注湯カップ４を一体的に融着す
る。
を説明する。図１に本発明に係るワックス模型を成形す
るための金型を示す。この金型１は開閉動する一対の金
型材１ａ，１ｂにより製品形状または湯道形状のキヤビ
ティ−２が形成される。該キヤビティ−２の一端部には
ウレタンゴム等の弾性材料により半円弧状に形成された
弾性材３ａ，３ｂが内張状に装着される。４はアルミナ
，シャモット，シリカ等のセラミックス材料により漏斗
状に形成された注湯カップで、該注湯カップ４を該弾性
材３ａ，３ｂの内側にセットする。この場合、該注湯カ
ップ４のテーパ状外周面が弾性材３ａ，３ｂの内周面に
密着する。そして該注湯カップ４は軸方向には金型材１
ａ，１ｂ内の段部８，８と弾性材３ａ，３ｂに一体に形
成され内向フランジ９，９に挟まれ位置決めされる。 ５はキヤビティ−２の中心に支持された芯棒である。こ
うして注湯カップ４および芯棒５を該金型内にセツトし
て該キヤビティ−２に溶融ワックスを所定の圧力で注入
し固化させることにより注湯カップ４を一体的に融着す
る。
【０００７】なお、セラミックス製の注湯カップ４はそ
のセラミックス材料の混合比率や焼結温度等の成形条件
により外径寸法に大きなばらつきができるが、上記のよ
うに金型内に弾性材３ａ，３ｂを敷いてセットすること
により、多少のばらつきは該弾性材３ａ，３ｂの収縮に
より吸収されるので金型材１ａ，１ｂを閉じたときに該
注湯カップ４が割れたり、或いは注湯カップ４の周囲に
ワックスが流れ込むような無用な隙間を生じさせるおそ
れがなく成形が良好にできる。また、注湯カップ４の全
長のばらつきは内向フランジ９，９により吸収できる。
のセラミックス材料の混合比率や焼結温度等の成形条件
により外径寸法に大きなばらつきができるが、上記のよ
うに金型内に弾性材３ａ，３ｂを敷いてセットすること
により、多少のばらつきは該弾性材３ａ，３ｂの収縮に
より吸収されるので金型材１ａ，１ｂを閉じたときに該
注湯カップ４が割れたり、或いは注湯カップ４の周囲に
ワックスが流れ込むような無用な隙間を生じさせるおそ
れがなく成形が良好にできる。また、注湯カップ４の全
長のばらつきは内向フランジ９，９により吸収できる。
【０００８】図２にこうして成形されたワックス模型を
示し、６は上記キヤビティ−２により成形された周囲の
模型群（図示せず）に溶湯を供給する湯道（スプール）
である。このように注湯カップ４が一体的に融着された
ワックス模型には、このままその表面にスラリーおよび
スタッコを多層に吹付け固結させた後、その内部のワッ
クスを溶解し該ワックスおよび芯棒５を排出することに
より所要の精密鋳型に製作される。なお注湯カップ４の
外周に形成された円弧状断面の凹溝７は次工程で吹付け
られる上記鋳型材との密着性を増大するために形成され
ている。また芯棒５は上記鋳型製作時における取扱性を
向上するために設けられる。
示し、６は上記キヤビティ−２により成形された周囲の
模型群（図示せず）に溶湯を供給する湯道（スプール）
である。このように注湯カップ４が一体的に融着された
ワックス模型には、このままその表面にスラリーおよび
スタッコを多層に吹付け固結させた後、その内部のワッ
クスを溶解し該ワックスおよび芯棒５を排出することに
より所要の精密鋳型に製作される。なお注湯カップ４の
外周に形成された円弧状断面の凹溝７は次工程で吹付け
られる上記鋳型材との密着性を増大するために形成され
ている。また芯棒５は上記鋳型製作時における取扱性を
向上するために設けられる。
【０００９】この実施例は図３に示したような注湯を鋳
型の上部から行い、溶融金属をその自重により鋳型内に
行きわたらせる通常の上注ぎ鋳造法に使用する鋳型につ
いて説明したが、通気性の鋳型を気密室（図示せず）内
にセツトし、該気密室の下壁より垂下した該鋳型の注湯
口を溶融金属ポット中の溶融金属に浸漬させて、該気密
室を減圧することにより該溶融金属を鋳型中に吸い込ん
で鋳込できるようにしたいわゆる減圧吸上鋳造法に使用
する鋳型についても本発明の製造法を適用できる。その
場合上記注湯口に接合する注湯カップは上記実施例のよ
うに漏斗状の形態でなくとも直筒状、その他の形態であ
ってもよく、このカップをセットするための弾性材も上
記のようにカップの軸方向への位置決めをするフランジ
等を少なくとも一端縁に有したものとできる。
型の上部から行い、溶融金属をその自重により鋳型内に
行きわたらせる通常の上注ぎ鋳造法に使用する鋳型につ
いて説明したが、通気性の鋳型を気密室（図示せず）内
にセツトし、該気密室の下壁より垂下した該鋳型の注湯
口を溶融金属ポット中の溶融金属に浸漬させて、該気密
室を減圧することにより該溶融金属を鋳型中に吸い込ん
で鋳込できるようにしたいわゆる減圧吸上鋳造法に使用
する鋳型についても本発明の製造法を適用できる。その
場合上記注湯口に接合する注湯カップは上記実施例のよ
うに漏斗状の形態でなくとも直筒状、その他の形態であ
ってもよく、このカップをセットするための弾性材も上
記のようにカップの軸方向への位置決めをするフランジ
等を少なくとも一端縁に有したものとできる。
【００１０】
【発明の効果】このように本発明によれば、弾性材を介
在させて成形することによりセラミックス製の注湯カッ
プが一体的に融着されたワックス模型を製造できる。こ
のため従来必要であった注湯カップ接合工程が省略でき
生産性を向上させる有益な効果がある。
在させて成形することによりセラミックス製の注湯カッ
プが一体的に融着されたワックス模型を製造できる。こ
のため従来必要であった注湯カップ接合工程が省略でき
生産性を向上させる有益な効果がある。
【図１】本発明のワックス模型製造方法の一実施例を示
す金型の縦断面図。
す金型の縦断面図。
【図２】本発明により製造されたワックス模型の斜視図
。
。
【図３】精密鋳造鋳型の鋳込時の要部断面斜視図。
１ 金型
１ａ，１ｂ 金型材
２ キヤビティー３ａ，３ｂ
弾性材
弾性材
Claims (2)
- 【請求項１】 弾性材が内装された金型内にセラミッ
クス製の注湯カップをセットし溶融ワックスを該金型内
に注入することにより、注湯カップが一体的に融着して
なるワックス模型を成形することを特徴としたワックス
模型製造方法。 - 【請求項２】 開閉動する一対の金型材により形成さ
れるキヤビティーの一端部に内張状に装着される一対の
半円孤状の弾性材であって、内周面は注湯カップの外周
面に密着し、一端縁には注湯カップの開口端に当接する
内向フランジが一体に形成された請求項１に記載のワッ
クス模型製造方法にて使用する注湯カップ保持用弾性材
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3118093A JPH04322839A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | ワックス模型製造方法およびこれに用いる注湯カップ保持用弾性材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3118093A JPH04322839A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | ワックス模型製造方法およびこれに用いる注湯カップ保持用弾性材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04322839A true JPH04322839A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14727828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3118093A Pending JPH04322839A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | ワックス模型製造方法およびこれに用いる注湯カップ保持用弾性材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04322839A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111085662A (zh) * | 2019-10-21 | 2020-05-01 | 贵州安吉航空精密铸造有限责任公司 | 一种铸造模组表面耐火砂喷涂工艺 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP3118093A patent/JPH04322839A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111085662A (zh) * | 2019-10-21 | 2020-05-01 | 贵州安吉航空精密铸造有限责任公司 | 一种铸造模组表面耐火砂喷涂工艺 |
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