JPH04322708A - 濾過機 - Google Patents
濾過機Info
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- JPH04322708A JPH04322708A JP3119185A JP11918591A JPH04322708A JP H04322708 A JPH04322708 A JP H04322708A JP 3119185 A JP3119185 A JP 3119185A JP 11918591 A JP11918591 A JP 11918591A JP H04322708 A JPH04322708 A JP H04322708A
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、外側に濾布が被せら
れるフィルタエレメントを濾過機本体下部に配置した複
数本の集合管に取付けた濾過機の改良に関し、濾布の外
側に付着したケーキなどの固形物を効率良く濾過機外に
排出することができるようにしたものである。
れるフィルタエレメントを濾過機本体下部に配置した複
数本の集合管に取付けた濾過機の改良に関し、濾布の外
側に付着したケーキなどの固形物を効率良く濾過機外に
排出することができるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】各種液体中の固形物の分離方法の一つと
して濾過が行われることも多く、種々の濾過機が使用さ
れている。この濾過機の一つに、例えば図５に示すよう
な構造の濾過機１があり、濾過機本体２内の上部に複数
本のレジスターパイプ（集合管）３を配置し、各レジス
ターパイプ３に上下方向に配置された複数本を１組（図
中は１本で示してある）としたスリット管４の上端部を
取付け、各組のスリット管４の外側に濾布５を被せて１
つのフィルタエレメント６とするようになっている。そ
して、濾過に当たっては、濾過機本体２内に下部の原液
入口７から原液Ａを加圧供給し、濾布５で固形物Ｂを除
去し、清澄な濾液Ｃをフィルタエレメント６を介してレ
ジスターパイプ３の濾液出口８から取り出すようにして
いる。
して濾過が行われることも多く、種々の濾過機が使用さ
れている。この濾過機の一つに、例えば図５に示すよう
な構造の濾過機１があり、濾過機本体２内の上部に複数
本のレジスターパイプ（集合管）３を配置し、各レジス
ターパイプ３に上下方向に配置された複数本を１組（図
中は１本で示してある）としたスリット管４の上端部を
取付け、各組のスリット管４の外側に濾布５を被せて１
つのフィルタエレメント６とするようになっている。そ
して、濾過に当たっては、濾過機本体２内に下部の原液
入口７から原液Ａを加圧供給し、濾布５で固形物Ｂを除
去し、清澄な濾液Ｃをフィルタエレメント６を介してレ
ジスターパイプ３の濾液出口８から取り出すようにして
いる。
【０００３】このような濾過機１では、ある時間運転が
行われると、濾布５の外側に付着する固形物Ｂが厚くな
り、濾過効率が低下することから固形物Ｂを除去する必
要があり、フィルタエレメント６の内側から圧縮空気に
よるバックブローを行ったり、加圧水による逆洗浄など
を行い、フィルタエレメント６に密着している濾布５を
外側に膨らませるようにして固形物Ｂを剥離させて濾過
機本体２の底部のケーキ出口９から排出する。
行われると、濾布５の外側に付着する固形物Ｂが厚くな
り、濾過効率が低下することから固形物Ｂを除去する必
要があり、フィルタエレメント６の内側から圧縮空気に
よるバックブローを行ったり、加圧水による逆洗浄など
を行い、フィルタエレメント６に密着している濾布５を
外側に膨らませるようにして固形物Ｂを剥離させて濾過
機本体２の底部のケーキ出口９から排出する。
【０００４】この固形物Ｂの剥離・排出を行う場合、濾
過機本体２内の原液Ａ及びスリット管４内の清澄な濾液
Ｃを抜いた後、フィルタエレメント６の内側に圧縮空気
を送るようにしなければならないが、スリット管４内の
濾液Ｃを抜く場合に固形物Ｂを剥離させてしまうと、原
液Ａ中に混入し、濾過した意味がなくなってしまう。
過機本体２内の原液Ａ及びスリット管４内の清澄な濾液
Ｃを抜いた後、フィルタエレメント６の内側に圧縮空気
を送るようにしなければならないが、スリット管４内の
濾液Ｃを抜く場合に固形物Ｂを剥離させてしまうと、原
液Ａ中に混入し、濾過した意味がなくなってしまう。
【０００５】そこで、濾過機本体２上部から圧縮空気を
供給し、原液Ａを加圧排出すると同時に、固形物Ｂの外
側から内側に向かって圧縮空気の圧力を加えてレジスタ
ーパイプ３から濾液Ｃを排出するようにしている。
供給し、原液Ａを加圧排出すると同時に、固形物Ｂの外
側から内側に向かって圧縮空気の圧力を加えてレジスタ
ーパイプ３から濾液Ｃを排出するようにしている。
【０００６】このため大量の圧縮空気を必要とするとい
う問題があり、これを解決してフィルタエレメント６内
の濾液Ｃを抜き取ることが容易となるように、図６に示
すように、フィルタエレメント６とレジスターパイプ３
の配置を上下逆にした濾過機１０があり、濾液Ｃのヘッ
ドを利用して抜き出すことができるようにしている。
う問題があり、これを解決してフィルタエレメント６内
の濾液Ｃを抜き取ることが容易となるように、図６に示
すように、フィルタエレメント６とレジスターパイプ３
の配置を上下逆にした濾過機１０があり、濾液Ｃのヘッ
ドを利用して抜き出すことができるようにしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フィルタエ
レメント６が取付けられるレジスターパイプ３を濾過機
本体２の下部に設置すると、フィルタエレメント６から
剥離させた固形物Ｂがレジスターパイプ３の間に詰まり
、濾過機本体２の外部に取出すことができないという新
たな問題が生じる。このため、レジスターパイプ３を下
部に設置した濾過機１０の場合には、フィルタエレメン
ト６から固形物Ｂを剥離させる場合に加圧水などを用い
てスラリー状にし、流動性を高めてケーキ出口９から取
出す場合にのみ使用でき、固形物Ｂのまま取出す必要が
ある濾過機として使用することができない。
レメント６が取付けられるレジスターパイプ３を濾過機
本体２の下部に設置すると、フィルタエレメント６から
剥離させた固形物Ｂがレジスターパイプ３の間に詰まり
、濾過機本体２の外部に取出すことができないという新
たな問題が生じる。このため、レジスターパイプ３を下
部に設置した濾過機１０の場合には、フィルタエレメン
ト６から固形物Ｂを剥離させる場合に加圧水などを用い
てスラリー状にし、流動性を高めてケーキ出口９から取
出す場合にのみ使用でき、固形物Ｂのまま取出す必要が
ある濾過機として使用することができない。
【０００８】この発明は、かかる従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、フィルタエレメントが取付けられる
集合管が下部に設置され、濾液の抜き取りを容易にでき
るようにした濾過機にあっても、濾過された固形物をス
ラリー状にすること無く円滑に外部に取出すことができ
る濾過機を提供しようとするものである。
てなされたもので、フィルタエレメントが取付けられる
集合管が下部に設置され、濾液の抜き取りを容易にでき
るようにした濾過機にあっても、濾過された固形物をス
ラリー状にすること無く円滑に外部に取出すことができ
る濾過機を提供しようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するため、この発明の濾過機は、濾過機本体の
下部に複数本の集合管を配置し、各集合管に外側に濾布
が取付けられるフィルタエレメントを立設した濾過機に
おいて、前記集合管を上下に段差を持たせて濾過機本体
内に配置したことを特徴とするものである。
題を解決するため、この発明の濾過機は、濾過機本体の
下部に複数本の集合管を配置し、各集合管に外側に濾布
が取付けられるフィルタエレメントを立設した濾過機に
おいて、前記集合管を上下に段差を持たせて濾過機本体
内に配置したことを特徴とするものである。
【００１０】また、この発明の濾過機は、濾過機本体の
下部に複数本の集合管を配置し、各集合管に外側に濾布
が取付けられるフィルタエレメントを立設した濾過機に
おいて、前記集合管の外形を上下に長い楕円または長方
形にしたことを特徴とするものである。
下部に複数本の集合管を配置し、各集合管に外側に濾布
が取付けられるフィルタエレメントを立設した濾過機に
おいて、前記集合管の外形を上下に長い楕円または長方
形にしたことを特徴とするものである。
【００１１】さらに、この発明の濾過機は、濾過機本体
の下部に複数本の集合管を配置し、各集合管に外側に濾
布が取付けられるフィルタエレメントを立設した濾過機
において、前記集合管を上下に段差を持たせて濾過機本
体内に配置するとともに、当該集合管の外形を上下に長
い楕円または長方形にしたことを特徴とするものである
。
の下部に複数本の集合管を配置し、各集合管に外側に濾
布が取付けられるフィルタエレメントを立設した濾過機
において、前記集合管を上下に段差を持たせて濾過機本
体内に配置するとともに、当該集合管の外形を上下に長
い楕円または長方形にしたことを特徴とするものである
。
【００１２】
【作用】この濾過機によれば、フィルタエレメントが取
付けられる集合管を下部に配置し、その配置を千鳥状な
ど上下に段差をつけるようにしており、隣接する集合管
同志の隙間を大きくして、フィルタエレメントから剥離
し落下する固形物を円滑に外部に排出することができる
ようにしている。
付けられる集合管を下部に配置し、その配置を千鳥状な
ど上下に段差をつけるようにしており、隣接する集合管
同志の隙間を大きくして、フィルタエレメントから剥離
し落下する固形物を円滑に外部に排出することができる
ようにしている。
【００１３】また、この濾過機によれば、フィルタエレ
メントが取付けられる集合管を下部に配置し、この集合
管の外形を縦に長い楕円形や長方形とするようにしてお
り、円形の場合に比べ、隣接する集合管同志の隙間を大
きくして、フィルタエレメントから剥離し落下する固形
物を円滑に外部に排出することができるようにしている
。
メントが取付けられる集合管を下部に配置し、この集合
管の外形を縦に長い楕円形や長方形とするようにしてお
り、円形の場合に比べ、隣接する集合管同志の隙間を大
きくして、フィルタエレメントから剥離し落下する固形
物を円滑に外部に排出することができるようにしている
。
【００１４】さらに、この濾過機によれば、フィルタエ
レメントが取付けられる集合管を下部に配置し、その配
置を千鳥状など上下に段差をつけるとともに、この集合
管の外形を縦に長い楕円形や長方形とするようにしてお
り、隣接する集合管同志の隙間を一層大きくして、フィ
ルタエレメントから剥離し落下する固形物を円滑に外部
に排出することができるようにしている。
レメントが取付けられる集合管を下部に配置し、その配
置を千鳥状など上下に段差をつけるとともに、この集合
管の外形を縦に長い楕円形や長方形とするようにしてお
り、隣接する集合管同志の隙間を一層大きくして、フィ
ルタエレメントから剥離し落下する固形物を円滑に外部
に排出することができるようにしている。
【００１５】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図１〜図４はこの発明の濾過機の一実施
例にかかり、図１は全体の概略構成図、図２は濾過機下
部の拡大縦断面図、図３は集合管の横断面図、図４は濾
過機下部の平面図である。
細に説明する。図１〜図４はこの発明の濾過機の一実施
例にかかり、図１は全体の概略構成図、図２は濾過機下
部の拡大縦断面図、図３は集合管の横断面図、図４は濾
過機下部の平面図である。
【００１６】この濾過機２０は、図６で説明した濾過機
１０と基本構造が同一となっており、レジスターパイプ
（集合管）２１を濾過機本体２の下部に配置し、これら
レジスターパイプ２１上にスリット管４の外側を濾布５
で覆ったフィルタエレメント６が縦に取付けられる構造
は同一である。
１０と基本構造が同一となっており、レジスターパイプ
（集合管）２１を濾過機本体２の下部に配置し、これら
レジスターパイプ２１上にスリット管４の外側を濾布５
で覆ったフィルタエレメント６が縦に取付けられる構造
は同一である。
【００１７】しかし、レジスターパイプ２１の濾過機本
体２下部での配置自体が異なっており、図１及び図２に
示すように、４本のレジスターパイプ２１が交互に上下
方向位置が変えてあり、側面から見たときに千鳥状とな
るようにしてある。そして、各レジスターパイプ２１の
端部が濾過機本体２の外部に導出され、それぞれに濾液
出口８が形成され、フランジを介して配管と接続できる
ようになっている。
体２下部での配置自体が異なっており、図１及び図２に
示すように、４本のレジスターパイプ２１が交互に上下
方向位置が変えてあり、側面から見たときに千鳥状とな
るようにしてある。そして、各レジスターパイプ２１の
端部が濾過機本体２の外部に導出され、それぞれに濾液
出口８が形成され、フランジを介して配管と接続できる
ようになっている。
【００１８】また、このレジスターパイプ２１自体の外
形が、図１及び図３で明らかなように、縦に長い楕円形
とされており、例えば円形断面の管をプレスなどで押し
潰すようにして作られる。なお、この楕円形の断面積は
従来の円形の場合の断面積と同じにして流路抵抗が変化
しないようにする。
形が、図１及び図３で明らかなように、縦に長い楕円形
とされており、例えば円形断面の管をプレスなどで押し
潰すようにして作られる。なお、この楕円形の断面積は
従来の円形の場合の断面積と同じにして流路抵抗が変化
しないようにする。
【００１９】こうして上下に段差を持たせ、外形が縦長
な楕円形とされた各レジスターパイプ２１には、図３に
詳細な構造を示すように、連結パイプ２２を介してフィ
ルタエレメント取付座２３が複数設けられており、この
フィルタエレメント取付座２３に複数本１組（例えば中
心管と外周に配置される６本の管を１組）としたスリッ
ト管（図中は１本で示してある）４が装着され、外側に
濾布５が被せられてフィルタエレメント６が構成される
。
な楕円形とされた各レジスターパイプ２１には、図３に
詳細な構造を示すように、連結パイプ２２を介してフィ
ルタエレメント取付座２３が複数設けられており、この
フィルタエレメント取付座２３に複数本１組（例えば中
心管と外周に配置される６本の管を１組）としたスリッ
ト管（図中は１本で示してある）４が装着され、外側に
濾布５が被せられてフィルタエレメント６が構成される
。
【００２０】この実施例の濾過機２０では、フィルタエ
レメント６の取付本数に応じて形成されたフィルタエレ
メント取付座２３にピン孔２３ａが形成され、各組のス
リット管４の下部に形成した長孔４ａとの間にピン２４
を挿入してフィルタエレメント６が上下方向に長孔４ａ
の長さ分だけが移動できるようになっている。そして、
通常時には、フィルタエレメント６の自重によってフィ
ルタエレメント６が下側に降りた状態となっている。
レメント６の取付本数に応じて形成されたフィルタエレ
メント取付座２３にピン孔２３ａが形成され、各組のス
リット管４の下部に形成した長孔４ａとの間にピン２４
を挿入してフィルタエレメント６が上下方向に長孔４ａ
の長さ分だけが移動できるようになっている。そして、
通常時には、フィルタエレメント６の自重によってフィ
ルタエレメント６が下側に降りた状態となっている。
【００２１】このようなフィルタエレメント６には、ポ
リエステル、ポリプロピレン、ナイロン、テフロンなど
の合成繊維で筒状にされた濾布５が被せられ、フィルタ
エレメント取付座２３とスリット管４にフィルタエレメ
ント６の移動量に応じた弛みを下部に持たせて上下両端
部がホースバンド２５などでクランプされている。
リエステル、ポリプロピレン、ナイロン、テフロンなど
の合成繊維で筒状にされた濾布５が被せられ、フィルタ
エレメント取付座２３とスリット管４にフィルタエレメ
ント６の移動量に応じた弛みを下部に持たせて上下両端
部がホースバンド２５などでクランプされている。
【００２２】このように構成された濾過機２０では、原
液Ａの濾過は、次のようにして行われる。濾過機２０の
濾過機本体２の下部の原液入口７から原液Ａを図示しな
い濾過ポンプで圧入する。すると、濾布５がフィルタエ
レメント６の外形に沿って濾過圧力で星形状に密着し、
この濾布５によって原液Ａが濾過され、固形物Ｂが濾布
５の外側に付着する一方、清澄な濾液Ｃは６本のスリッ
ト管４のスリットから内部に入って下方に流れ、フィル
タエレメント取付座２３で集められ、レジスターパイプ
２１から濾過機２０の外部に回収される。そして、この
濾過の進行にともなって濾布５の外側に次第に固形物（
ケーキ）Ｂが厚く付着していく。
液Ａの濾過は、次のようにして行われる。濾過機２０の
濾過機本体２の下部の原液入口７から原液Ａを図示しな
い濾過ポンプで圧入する。すると、濾布５がフィルタエ
レメント６の外形に沿って濾過圧力で星形状に密着し、
この濾布５によって原液Ａが濾過され、固形物Ｂが濾布
５の外側に付着する一方、清澄な濾液Ｃは６本のスリッ
ト管４のスリットから内部に入って下方に流れ、フィル
タエレメント取付座２３で集められ、レジスターパイプ
２１から濾過機２０の外部に回収される。そして、この
濾過の進行にともなって濾布５の外側に次第に固形物（
ケーキ）Ｂが厚く付着していく。
【００２３】次に、濾布５に付着した固形物Ｂの排出に
ついて説明する。この固形物Ｂの排出に先だってまず、
濾過機本体２内の原液Ａとフィルタエレメント６内の清
澄な濾液Ｃを排出する必要がある。この場合、原液Ａは
従来と同様に濾過機本体２の下部から排出するようにす
れば良く、濾液Ｃについても濾液出口８から濾液Ｃのヘ
ッドを利用して排出することができる。したがって、大
量の圧縮空気を送り込むこと無く、フィルタエレメント
６内の濾液Ｃを濾過機本体２外に排出することができる
。
ついて説明する。この固形物Ｂの排出に先だってまず、
濾過機本体２内の原液Ａとフィルタエレメント６内の清
澄な濾液Ｃを排出する必要がある。この場合、原液Ａは
従来と同様に濾過機本体２の下部から排出するようにす
れば良く、濾液Ｃについても濾液出口８から濾液Ｃのヘ
ッドを利用して排出することができる。したがって、大
量の圧縮空気を送り込むこと無く、フィルタエレメント
６内の濾液Ｃを濾過機本体２外に排出することができる
。
【００２４】こうして原液Ａと濾液Ｃを排出した後、各
レジスターパイプ２１を介して圧縮空気を各フィルタエ
レメント６の内側に供給してバックブローを行う。する
と、フィルタエレメント６の外側に被せてある濾布５が
外側に膨らむと同時に、フィルタエレメント６が上下方
向に移動可能に支持され、しかも濾布１５に弛みが持た
せてあるので、フィルタエレメント６のスリット管４の
上端部に加わる圧力によってフィルタエレメント６が上
方に押し上げられる。
レジスターパイプ２１を介して圧縮空気を各フィルタエ
レメント６の内側に供給してバックブローを行う。する
と、フィルタエレメント６の外側に被せてある濾布５が
外側に膨らむと同時に、フィルタエレメント６が上下方
向に移動可能に支持され、しかも濾布１５に弛みが持た
せてあるので、フィルタエレメント６のスリット管４の
上端部に加わる圧力によってフィルタエレメント６が上
方に押し上げられる。
【００２５】この後、バックブロー用の圧縮空気の供給
が停止されると、フィルタエレメント６が自重で落下す
ることになり、これを繰り返すことによってフィルタエ
レメント６に振動が加わる。その結果、濾布５の外側に
付着している固形物（ケーキ）Ｂが強制的に剥離され落
下する。この濾布５から剥離された固形物（ケーキ）Ｂ
は、レジスターパイプ２１部分を経て濾過機本体２のホ
ッパー状に窄まった底部を通ってケーキ出口９から排出
される。
が停止されると、フィルタエレメント６が自重で落下す
ることになり、これを繰り返すことによってフィルタエ
レメント６に振動が加わる。その結果、濾布５の外側に
付着している固形物（ケーキ）Ｂが強制的に剥離され落
下する。この濾布５から剥離された固形物（ケーキ）Ｂ
は、レジスターパイプ２１部分を経て濾過機本体２のホ
ッパー状に窄まった底部を通ってケーキ出口９から排出
される。
【００２６】この固形物Ｂがレジスターパイプ２１部分
を通過する際、レジスターパイプ２１が上下方向に段差
を持たせて千鳥状に配置され、しかも各レジスターパイ
プ２１の外形（横断面形状）が縦に長い楕円形にしてあ
るので、ここに引っ掛かって滞留すること無く円滑に通
過させることができ、ケーキ出口９から排出することが
できる。
を通過する際、レジスターパイプ２１が上下方向に段差
を持たせて千鳥状に配置され、しかも各レジスターパイ
プ２１の外形（横断面形状）が縦に長い楕円形にしてあ
るので、ここに引っ掛かって滞留すること無く円滑に通
過させることができ、ケーキ出口９から排出することが
できる。
【００２７】このようにレジスターパイプ２１が上下方
向に段差を持たせて千鳥状に配置され、しかも各レジス
ターパイプ２１の外形（横断面形状）が縦に長い楕円形
にしてあるので、各レジスターパイプ２１間の隙間を大
きくすることができ、固形物Ｂの排出を容易にすること
ができる。また、フィルタエレメント６を上下動可能に
してあるので、バックブローによりフィルタエレメント
６に振動を加えることができ、濾布５に付着した固形物
Ｂを効率良く剥離落下することができる。さらに、レジ
スターパイプ２１を濾過機本体２の下部に設置し、この
上にフィルタエレメント６を立設するようにしているの
で、濾過後の原液Ａや濾液Ｃの排出が容易であり、大量
の圧縮空気を必要としない。
向に段差を持たせて千鳥状に配置され、しかも各レジス
ターパイプ２１の外形（横断面形状）が縦に長い楕円形
にしてあるので、各レジスターパイプ２１間の隙間を大
きくすることができ、固形物Ｂの排出を容易にすること
ができる。また、フィルタエレメント６を上下動可能に
してあるので、バックブローによりフィルタエレメント
６に振動を加えることができ、濾布５に付着した固形物
Ｂを効率良く剥離落下することができる。さらに、レジ
スターパイプ２１を濾過機本体２の下部に設置し、この
上にフィルタエレメント６を立設するようにしているの
で、濾過後の原液Ａや濾液Ｃの排出が容易であり、大量
の圧縮空気を必要としない。
【００２８】なお、この実施例では、レジスターパイプ
２１を上下方向に段差を持たせて千鳥状に配置すると同
時に、各レジスターパイプ２１の外形（横断面形状）を
縦に長い楕円形にしたが、この発明はそれぞれの構成の
いずれか一方だけを採用する濾過機としても良く、いず
れの場合にも従来のレジスターパイプに比べて隣接する
レジスターパイプ間の隙間を大きくすることができ、固
形物Ｂの排出を円滑かつ容易とすることができる。
２１を上下方向に段差を持たせて千鳥状に配置すると同
時に、各レジスターパイプ２１の外形（横断面形状）を
縦に長い楕円形にしたが、この発明はそれぞれの構成の
いずれか一方だけを採用する濾過機としても良く、いず
れの場合にも従来のレジスターパイプに比べて隣接する
レジスターパイプ間の隙間を大きくすることができ、固
形物Ｂの排出を円滑かつ容易とすることができる。
【００２９】また、レジスターパイプ２１の外形（横断
面形状）は縦に長い楕円形にする場合に限らず、縦に長
い長方形にするようにしても、従来のレジスターパイプ
に比べて隣接するレジスターパイプ間の隙間を大きくす
ることができる。
面形状）は縦に長い楕円形にする場合に限らず、縦に長
い長方形にするようにしても、従来のレジスターパイプ
に比べて隣接するレジスターパイプ間の隙間を大きくす
ることができる。
【００３０】
【発明の効果】以上、一実施例とともに具体的に説明し
たようにこの発明の濾過機によれば、フィルタエレメン
トが取付けられる集合管を下部に配置し、その配置を千
鳥状など上下に段差をつけるようにしたので、隣接する
集合管同志の隙間を大きくして、フィルタエレメントか
ら剥離し落下する固形物を円滑に外部に排出することが
できる。
たようにこの発明の濾過機によれば、フィルタエレメン
トが取付けられる集合管を下部に配置し、その配置を千
鳥状など上下に段差をつけるようにしたので、隣接する
集合管同志の隙間を大きくして、フィルタエレメントか
ら剥離し落下する固形物を円滑に外部に排出することが
できる。
【００３１】また、この濾過機によれば、フィルタエレ
メントが取付けられる集合管を下部に配置し、この集合
管の外形を縦に長い楕円形や長方形とするようにしたの
で、円形の場合に比べ、隣接する集合管同志の隙間を大
きくして、フィルタエレメントから剥離し落下する固形
物を円滑に外部に排出することができる。
メントが取付けられる集合管を下部に配置し、この集合
管の外形を縦に長い楕円形や長方形とするようにしたの
で、円形の場合に比べ、隣接する集合管同志の隙間を大
きくして、フィルタエレメントから剥離し落下する固形
物を円滑に外部に排出することができる。
【００３２】さらに、この濾過機によれば、フィルタエ
レメントが取付けられる集合管を下部に配置し、その配
置を千鳥状など上下に段差をつけるとともに、この集合
管の外形を縦に長い楕円形や長方形とするようにしたの
で、隣接する集合管同志の隙間を一層大きくして、フィ
ルタエレメントから剥離し落下する固形物を一層円滑に
外部に排出することができる。
レメントが取付けられる集合管を下部に配置し、その配
置を千鳥状など上下に段差をつけるとともに、この集合
管の外形を縦に長い楕円形や長方形とするようにしたの
で、隣接する集合管同志の隙間を一層大きくして、フィ
ルタエレメントから剥離し落下する固形物を一層円滑に
外部に排出することができる。
【図１】この発明の濾過機の一実施例にかかる全体の概
略構成図である。
略構成図である。
【図２】この発明の濾過機の一実施例にかかる濾過機下
部の拡大縦断面図である。
部の拡大縦断面図である。
【図３】この発明の濾過機の一実施例にかかる図２のＸ
−Ｘ断面図である。
−Ｘ断面図である。
【図４】この発明の濾過機の一実施例にかかる濾過機下
部の平面図である。
部の平面図である。
【図５】従来の濾過機の全体の概略構成図である。
【図６】従来の濾過機の全体の概略構成図である。
２ 濾過機本体
４ スリット管
５ 濾布
６ フィルタエレメント
７ 原液入口
８ 濾液出口
９ ケーキ出口
２０ 濾過機
２１ レジスターパイプ（集合管）
２２ 連結パイプ
２３ フィルタエレメント取付座
２３ａ ピン孔
２４ ピン
２５ ホースバンド
Ａ 原液
Ｂ 固形物（ケーキ）
Ｃ 濾液
Claims (3)
- 【請求項１】 濾過機本体の下部に複数本の集合管を
配置し、各集合管に外側に濾布が取付けられるフィルタ
エレメントを立設した濾過機において、前記集合管を上
下に段差を持たせて濾過機本体内に配置したことを特徴
とする濾過機。 - 【請求項２】 濾過機本体の下部に複数本の集合管を
配置し、各集合管に外側に濾布が取付けられるフィルタ
エレメントを立設した濾過機において、前記集合管の外
形を上下に長い楕円または長方形にしたことを特徴とす
る濾過機。 - 【請求項３】 濾過機本体の下部に複数本の集合管を
配置し、各集合管に外側に濾布が取付けられるフィルタ
エレメントを立設した濾過機において、前記集合管を上
下に段差を持たせて濾過機本体内に配置するとともに、
当該集合管の外形を上下に長い楕円または長方形にした
ことを特徴とする濾過機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03119185A JP3102060B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 濾過機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03119185A JP3102060B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 濾過機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04322708A true JPH04322708A (ja) | 1992-11-12 |
| JP3102060B2 JP3102060B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=14755018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03119185A Expired - Lifetime JP3102060B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 濾過機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3102060B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP03119185A patent/JP3102060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3102060B2 (ja) | 2000-10-23 |
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