JPH044806Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044806Y2 JPH044806Y2 JP14274186U JP14274186U JPH044806Y2 JP H044806 Y2 JPH044806 Y2 JP H044806Y2 JP 14274186 U JP14274186 U JP 14274186U JP 14274186 U JP14274186 U JP 14274186U JP H044806 Y2 JPH044806 Y2 JP H044806Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- gas
- discharge pipe
- liquid mixture
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 33
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 14
- 238000011001 backwashing Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
産業上の利用分野
本考案は、気液混合物を流送する配管から、気
体と液体を分離する受槽へ連絡する部分に設ける
気液混合物排出口に関するものである。
体と液体を分離する受槽へ連絡する部分に設ける
気液混合物排出口に関するものである。
従来の技術
固形懸濁物を含有する液を濾過して清澄液を得
るに当つて濾過機内に残留する濾滓を逆洗除去
し、更に濾過を反覆実施することが行われてい
る。
るに当つて濾過機内に残留する濾滓を逆洗除去
し、更に濾過を反覆実施することが行われてい
る。
濾材面上に堆積した濾滓を濾液によつて逆洗す
ることは、折角収得した濾液を大量に消費するか
ら、少量の濾液を加圧空気によつて濾材の裏側か
ら急速に通過させることにより濾滓の除去を行な
う加圧空気逆洗法が利用されることが多くなつて
いる。このような逆洗法を用いると、濾材上から
分離された濾滓はドレン排出管を通じて気液混合
物の状態で排出されるが、その際に排出管の末端
から噴出する勢が強くて液が飛散し易い。そこ
で、従来はドレン受槽を充分に深く形成し、ドレ
ン排出管の末端をその底面に近づけて底面に垂直
にドレンを噴出させるなどして液の飛散を軽減し
ていた。
ることは、折角収得した濾液を大量に消費するか
ら、少量の濾液を加圧空気によつて濾材の裏側か
ら急速に通過させることにより濾滓の除去を行な
う加圧空気逆洗法が利用されることが多くなつて
いる。このような逆洗法を用いると、濾材上から
分離された濾滓はドレン排出管を通じて気液混合
物の状態で排出されるが、その際に排出管の末端
から噴出する勢が強くて液が飛散し易い。そこ
で、従来はドレン受槽を充分に深く形成し、ドレ
ン排出管の末端をその底面に近づけて底面に垂直
にドレンを噴出させるなどして液の飛散を軽減し
ていた。
しかし、このようにするには濾過機を高い位置
に設ける必要があり、従つて設備費が大きくなる
が、一方、濾過機を低い位置に据付けて、ドレン
排出管を一旦立上らせたのちドレン受槽内に導く
ようにすると、排出管中にドレンが残留し易くて
一層飛沫の発生が著しくなるという問題があつ
た。
に設ける必要があり、従つて設備費が大きくなる
が、一方、濾過機を低い位置に据付けて、ドレン
排出管を一旦立上らせたのちドレン受槽内に導く
ようにすると、排出管中にドレンが残留し易くて
一層飛沫の発生が著しくなるという問題があつ
た。
解決しようとする問題点
上述のように、気液混合物を急激に受槽内に排
出するときの液の飛散が種々の不利を招いている
ところから、本考案は、簡単で有効に液の飛散を
抑制することができる気液混合物排出口の構造を
提供することを目的としたものである。
出するときの液の飛散が種々の不利を招いている
ところから、本考案は、簡単で有効に液の飛散を
抑制することができる気液混合物排出口の構造を
提供することを目的としたものである。
問題点を解決するための手段
前述のような本考案の目的は、気液混合物排出
管の末端に対して垂直方向の開口部を複数個放射
状に設けた分散器と、該分散器を含む該排出管の
端部を包囲するように吊設した釣鐘状の幕体とを
備えた構造となるように、気液混合物の排出口を
構成することによつて達成される。
管の末端に対して垂直方向の開口部を複数個放射
状に設けた分散器と、該分散器を含む該排出管の
端部を包囲するように吊設した釣鐘状の幕体とを
備えた構造となるように、気液混合物の排出口を
構成することによつて達成される。
作 用
このような構造を有する気液混合物の排出口で
は、強い勢で気液混合物たとえば濾過機の洗浄廃
液が噴出しても、液は分散器によつて勢力を殺が
れて複数の方向に分散し、さらにその開口部から
噴出する液や飛沫はこの部分全体を包囲する釣鐘
状の幕体に柔く受け止められ、幕体の内面に添つ
て流下するようになる。この過程で液を分離した
気体たとえば空気は、幕体の下端に形成された開
口部から逸出するが、微細な液滴を殆んど含まな
いものとなつているから、幕体の下端が受槽の内
部に収容されていれば、受槽の外に液が飛散する
ことは起らない。
は、強い勢で気液混合物たとえば濾過機の洗浄廃
液が噴出しても、液は分散器によつて勢力を殺が
れて複数の方向に分散し、さらにその開口部から
噴出する液や飛沫はこの部分全体を包囲する釣鐘
状の幕体に柔く受け止められ、幕体の内面に添つ
て流下するようになる。この過程で液を分離した
気体たとえば空気は、幕体の下端に形成された開
口部から逸出するが、微細な液滴を殆んど含まな
いものとなつているから、幕体の下端が受槽の内
部に収容されていれば、受槽の外に液が飛散する
ことは起らない。
実施例
本考案の実施例を図によつて説明する。
1は濾過機(図示せず)のドレン排出管であ
り、加圧空気を用いて濾材を逆洗したときに生ず
る気液混合ドレンがこの内部を通るものである。
2はドレン排出管1の末端にT形を構成するよう
に設けた分散器であつて、両端2a,2aは開放
されている。3は釣鐘状の幕体であつて上部には
小さい開口部3aが設けられ、ここにドレン排出
管1を挿通してバンド4などによつて締付けるよ
うにして取付けられている。また、幕体3の下端
3bは開口縁を形成しているが、その内側には展
張棒5がはめ込んで取りつけてあり、これによつ
て下部開口部3bに直線状のスリツトを形成して
いる。
り、加圧空気を用いて濾材を逆洗したときに生ず
る気液混合ドレンがこの内部を通るものである。
2はドレン排出管1の末端にT形を構成するよう
に設けた分散器であつて、両端2a,2aは開放
されている。3は釣鐘状の幕体であつて上部には
小さい開口部3aが設けられ、ここにドレン排出
管1を挿通してバンド4などによつて締付けるよ
うにして取付けられている。また、幕体3の下端
3bは開口縁を形成しているが、その内側には展
張棒5がはめ込んで取りつけてあり、これによつ
て下部開口部3bに直線状のスリツトを形成して
いる。
このような分散器の開口部は2方向に限らず、
3方向又は4方向に放射状に向けて設けられてい
てもよく、その形状は適宜選定することができ
る。
3方向又は4方向に放射状に向けて設けられてい
てもよく、その形状は適宜選定することができ
る。
更に、このような釣鐘状の幕体3は織布などで
形成されていてもよいが、合成樹脂製のフイルム
などでもよく、排出管から噴出する混合液の衝撃
力に耐えると共に液の飛沫等を通過させないもの
であればよい。また展張棒5は必ずしも幕体3に
取付けられる必要はなく、幕体3がめくれること
がなければよい。
形成されていてもよいが、合成樹脂製のフイルム
などでもよく、排出管から噴出する混合液の衝撃
力に耐えると共に液の飛沫等を通過させないもの
であればよい。また展張棒5は必ずしも幕体3に
取付けられる必要はなく、幕体3がめくれること
がなければよい。
このような排出口の構造は、気液混合物の排出
管1が上方から立ち下る場合に限らず下方から立
ち上る場合であつても利用することが可能であ
る。
管1が上方から立ち下る場合に限らず下方から立
ち上る場合であつても利用することが可能であ
る。
本考案の気液混合物排出口の構造は、簡単であ
るが極めて優れた気液分離能力を発揮し、液の飛
散を防止できるから、濾過機等の機器や受槽など
の設置位置の選定が自由にでき、経済的な設備を
実現できる利点を有する。
るが極めて優れた気液分離能力を発揮し、液の飛
散を防止できるから、濾過機等の機器や受槽など
の設置位置の選定が自由にでき、経済的な設備を
実現できる利点を有する。
第1図は、本考案の気液混合物排出口の構造の
例の外観斜視図である。 1……ドレン排水管、2……分散器、3……釣
鐘状幕体、4……バンド、5……展張棒。
例の外観斜視図である。 1……ドレン排水管、2……分散器、3……釣
鐘状幕体、4……バンド、5……展張棒。
Claims (1)
- 気液混合物排出管の末端に対して垂直方向の開
口部を複数個放射状に設けた分散器と、該分散器
を含む該排出管の端部を包囲するように吊設した
釣鐘状の幕体とを備えてなる気液混合物排出口の
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14274186U JPH044806Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14274186U JPH044806Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6351617U JPS6351617U (ja) | 1988-04-07 |
JPH044806Y2 true JPH044806Y2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=31051754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14274186U Expired JPH044806Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044806Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP14274186U patent/JPH044806Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6351617U (ja) | 1988-04-07 |
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