JPH04322559A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH04322559A
JPH04322559A JP3119461A JP11946191A JPH04322559A JP H04322559 A JPH04322559 A JP H04322559A JP 3119461 A JP3119461 A JP 3119461A JP 11946191 A JP11946191 A JP 11946191A JP H04322559 A JPH04322559 A JP H04322559A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,印刷製版などのため
の画像処理を行なう方法に関し,特に,2つの画像部分
を合成する画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷用の画像を部分的に修正する処理の
一種として,ブラシワークと呼ばれる画像処理が行なわ
れている。「ブラシワーク」とは,モニタに表示された
画像上の1点をマウスなどで指定し,指定した点の周囲
にある所定の形状(ブラシ形状と呼ぶ。)の画像部分に
対して画像データの修正を行なう処理のことを言う。
【0003】ブラシワークの一種として,移植ブラシと
呼ばれる画像処理がある。移植ブラシは,第1の画像部
分の画像データを第2の画像部分に移植することによっ
て,第2の画像部分の画像データを第1の画像部分の画
像データに変更する処理である。すなわち,移植ブラシ
は,第2の画像部分の元の画像データが失われてしまう
処理であった。なお,ここで言う「画像データ」とは,
画像内の各画素の色情報(例えば,色相,明度,および
彩度)を表わすデータである。
【0004】2つの画像部分の色情報を合成する処理と
しては,一般に画像合成と呼ばれる処理もしばしば利用
されている。通常「画像合成」と呼ばれる処理は,2つ
の画像部分の画像データを指定した比率で足し合わす処
理である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで,2つの画像
部分の画像データに基づく処理の一つとして,例えば,
第1と第2の物体の写真がある時に,第2の物体の表面
を,あたかも第1の物体の表面であるかのように見せる
ことを要求されることがある。このような画像を得るた
めには,第1の物体(第1の画像部分)の質感やざらつ
き感を,第2の物体(第2の画像部分)の画像に反映す
る必要がある。しかし,上述した移植ブラシや従来の画
像合成では,このような画像処理を行なうことができな
いという問題があった。
【0006】この発明は,従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり,第1の画像部分
の質感やざらつき感を,第2の画像部分の画像に反映し
た第3の画像部分(合成画像部分)を得ることのできる
画像処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め,この発明の請求項1に記載した画像処理方法は,(
a)前記第1の画像部分の明度分布を表わす第1の明度
成分データから高周波成分を抽出する工程と,(b)前
記第2の画像部分の明度分布を表わす第2の明度成分デ
ータから低周波成分を抽出する工程と,(c)前記高周
波成分と前記低周波成分とを合成することにより,前記
第3の画像部分の明度成分を表わす第3の明度成分デー
タを作成する工程と,を備える。
【0008】請求項2に記載した画像処理方法は,前記
工程(c)において,第1の画像部分の高周波成分が分
布する高周波成分領域を,第2の画像部分を含む画像面
上に隙間なく繰り返して仮想的に配列し,前記第2の画
像部分の低周波成分が分布する低周波成分領域内の各画
素に関して,当該画素の低周波成分の値を,前記高周波
成分領域における当該画素の位置に応じた高周波成分の
値と合成することによって,前記高周波成分と前記低周
波成分とを合成する。
【0009】また,請求項3に記載した画像処理方法は
,前記第1と第2の画像部分がカラー画像である場合に
,工程(a)に先だって,第1の画像部分のカラー画像
を複数の色分解成分データで表わす第1の色分解画像デ
ータを,少なくとも第1の明度成分データを含む第1の
変換画像データに変換するとともに,第2の画像部分の
カラー画像を複数の色分解成分データで表わす第2の色
分解画像データを,少なくとも第2の明度成分データを
含む第2の変換画像データに変換する工程を備え,工程
(c)において,第3の明度成分データを含み,第3の
画像部分のカラー画像を表わす第3の変換画像データを
生成し,さらに,前記工程(c)に引き続いて,前記第
3の変換画像データを,複数の色分解成分データで構成
される第3の色分解画像データに逆変換する工程を備え
る。
【0010】さらに,請求項4に記載した画像処理方法
は,前記工程(c)における第3の変換画像データは,
低周波成分領域における第2の変換画像データの成分の
うちの明度成分データ以外の成分データと,第3の明度
成分データとで構成する。
【0011】
【作用】明度成分データの高周波成分は,質感やざらつ
き感を表わす成分である。従って,第1の画像部分の明
度成分データの高周波成分と,第2の画像部分の明度成
分データの低周波成分とを合成すれば,第1の画像部分
の質感やざらつき感を反映した第3の画像部分を得るこ
とができる。
【0012】請求項2に記載したように,高周波成分領
域を第2の画像部分を含む画像面上に配列し,配列され
た高周波成分領域における画素の位置に応じた高周波成
分の値と,低周波成分領域内の当該画素の低周波成分の
値とを合成すれば,第2の画像部分を含む画像面の上に
おいて第2の画像部分を複数回に亘って互いに重なりあ
うように指定した場合にも,重なりあう部分における高
周波成分の分布が変化しない。従って,第1の画像部分
の質感やざらつき感を第3の画像部分に正しく反映する
ことができる。
【0013】また,請求項3に記載したように,第1と
第2の画像部分がカラー画像であり,それぞれ複数の色
分解成分データで構成される第1と第2の色分解画像デ
ータによって表わされている場合がある。この場合には
,色分解画像データを変換することによって明度成分デ
ータを含む変換画像データを生成し,明度成分データに
ついて高周波成分と低周波成分との合成を行なえば,第
1の画像部分の質感やざらつき感を第3の画像部分に反
映することができる。
【0014】さらに,カラー画像の場合には,請求項4
に記載したように,低周波成分領域における第2の変換
画像データの成分のうちの明度成分データ以外の成分デ
ータを用いて合成後の第3の画像部分の変換画像データ
を構成するようにすれば,第2の画像部分における質感
やざらつき感以外の色情報を第3の画像部分に反映する
ことができる。
【0015】
【実施例】図1は,本発明の一実施例としての画像処理
装置を示すブロック図である。この画像処理装置は,C
PU10と,高周波成分メモリ20と,低周波成分メモ
リ30と,合成画像メモリ40と,カラーモニタ50と
,キーボード60と,マウス70と,入力スキャナ80
と,画像ディスク90と,出力スキャナ100と,定形
パターンメモリ110とを備えている。また,これらの
構成要素10〜110は,バスライン120によって互
いに接続されている。なお,3つのメモリ20,30,
40は,RAMであり,画像ディスク90と定形パター
ンメモリ110は,磁気ディスクである。
【0016】CPU10は,画像データ変換手段11と
,高周波成分抽出手段12と,低周波成分抽出手段13
と,合成手段14と,画像データ逆変換手段15とを有
している。なお,これらの手段は,所定のプログラムに
従ってCPU10が実行する処理の内容を表わしたもの
である。
【0017】図2は,この実施例における処理手順を示
すフローチャートである。ステップT1では,2枚の原
稿を入力スキャナ80によって光電走査し,それらの画
像データを読取る。図3の(a)と(b)は,それぞれ
第1の原稿の画像M1と第2の原稿の画像M2の例を示
す概念図である。この例では,第2の画像の人物の肌を
,第1の画像の林檎の質感を持たせて再現しようとして
いるが,例えば,第1の画像は,よりきれいな肌の人物
であってもよい。これらの画像M1,M2を走査するこ
とにより,第1の画像データD1と第2の画像データD
2とがそれぞれ作成される。第1と第2の画像データD
1,D2は,画像ディスク90に一旦収納される。なお
,この実施例において,各画像データD1,D2は,Y
(イエロー),M(シアン),C(シアン),K(ブラ
ック)の各色の濃度をそれぞれ表わす4つの色分解成分
を有している。
【0018】以下のステップT2〜T10における画像
処理では,第1の画像M1の一部の画像部分から質感や
ざらつき感の色情報を表わす画像データ成分(高周波成
分,図3(c))を抽出し,また,第2の画像M2の一
部の画像部分からは質感やざらつき感以外の色情報を表
わす画像データ成分(低周波成分,図3(d))を抽出
してこれらの画像データ成分を合成する(図3(e))
。以下では,画像データ成分の抽出と合成の詳細な方法
について説明する。
【0019】まず,図2のステップT2では,第1の画
像M1と第2の画像M2がカラーモニタ50上に表示さ
れ,オペレータが第1の画像M1内において第1画像部
分R1(図3(a)参照)を指定する。この指定は,マ
ウス70を用いて第1画像部分R1の中心点P1の位置
を指定することによって行なわれる。
【0020】ステップT3では,画像データ変換手段1
1が,第1画像部分R1の画像データD1を明度,彩度
,色相のそれぞれを表わすデータに変換する。この変換
では,まず,YMCKのそれぞれのデータY0,M0,
C0,K0を次の数式1によって変換し,K成分をYM
Cの各成分に上乗せする。
【数1】 数式1の変換によって,たとえば図4(a)のデータが
図4(b)に示すように変換される。
【0021】次に,数式1で得られたデータY1,M1
,C1を数式2および数式3によって明度V1,彩度S
1,色相H1のデータに変換する。
【数2】
【数3】
【0022】図5は,数式2と3とによる変換の内容を
示す説明図である。図5(a)は,数式1で得られるデ
ータY1,M1,C1を直交軸とする色立体である。こ
の色立体は,白色の点PWを原点としており,点PWに
対向する頂点PKは黒色を表わす点である。図5(b)
は,頂点PKと頂点PWとを結ぶ軸に垂直な平面上にY
1軸,M1軸,C1軸を投影した軸Yv,Mv,Cvを
示す。すなわち,Yv軸,Mv軸,Cv軸は,3つの頂
点PY,PM,PCを通る平面と平行な平面上に投影さ
れたY1軸,M1軸,C1軸の像である。
【0023】図5(a)の色立体において,任意の点P
Pの明度Vは頂点PWから頂点PKに至る対角線(以下
,PW/PK軸と呼ぶ)を座標軸としたときの座標値で
定義される。また,彩度SはPW/PK軸からの距離,
色相HはPW/PK軸まわりの角度として定義される。 ただし,色相Hは,Y1軸の方向を0°としている。数
式3で与えられる明度V1,彩度S1,色相H1は,上
述のように定義されたデータである。
【0024】図2に戻り,ステップT4では,高周波成
分抽出手段12によって,第1画像部分R1の明度デー
タV1の高周波成分V1hが抽出される。図6は,第1
画像部分R1を拡大して示す概念図である。この第1画
像部分R1は63×63画素の大きさを有している。明
度データV1の高周波成分の抽出は,次の数式4の最初
の式に従って行なわれる。
【数4】 ここで,x,yは第1画像部分R1内の座標である。
【0025】数式4による演算は,図7(a)に示す3
×3画素のハイパスフィルタHFの中心画素を第1画像
部分R1内の各画素に位置決めし,ハイパスフィルタH
Fによって当該中心画素の画像データを変換することと
等価である。なお,ハイパスフィルタHFや後述するロ
ーパスフィルタを用いたフィルタリング処理については
,例えば梶光雄著,「印刷・電気系技術者のための印刷
画像工学」,昭和63年6月15日,印刷学会出版部発
行,第251頁〜第255頁に記載されている。
【0026】図6は,第1画像部分R1の初期位置にハ
イパスフィルタHFを位置決めした状態を示す概念図で
ある。図6において破線で示されている領域は,ハイパ
スフィルタHFによって第1画像部分R1の各画素の画
像データを変換した後に得られる高周波成分が分布する
領域R1a(以下,「高周波成分領域」と呼ぶ。)を示
す概念図である。高周波成分領域R1aは,第1画像部
分R1から最外周1画素の層が除去された領域であり,
61×61画素の大きさを有している。また,高周波成
分領域R1aの明度データV1hは,上記の数式4で得
られたデータである。
【0027】ステップT5では第1画像部分R1の彩度
データS1と色相データH1の高周波成分をそれぞれ抽
出する。彩度データS1と色相データH1の高周波成分
S1h,H1hの抽出も上記の数式4に従って行なわれ
る。
【0028】ステップT6では,オペレータが第2の画
像M2内において第2画像部分R2を指定する(図3(
b)参照)。この指定は,マウス70を用いて第2画像
部分R2の中心点P2の位置を指定することによって行
なわれる。
【0029】ステップT7では,低周波成分抽出手段1
3によって,第2画像部分R2の画像データD2が明度
,彩度,色相のそれぞれを表わすデータに変換される。 これは,ステップT3における処理と同様である。
【0030】ステップT8では,第2画像部分R2の明
度データV2の低周波成分を抽出する。図8は,第2画
像部分R2を拡大して示す概念図である。この第2画像
部分R2も,第1画像部分R1と同様に63x63画素
の大きさを有している。明度データV2の低周波成分V
2wの抽出は,次の数式5に従って行なわれる。
【数5】
【0031】数式5による演算は,図7(b)に示す3
x3画素のローパスフィルタLFの中心画素を第2画像
部分R2内の各画素に位置決めし,ローパスフィルタL
Fによって当該中心画素の画像データを変換することと
等価である。
【0032】図8には,第2画像部分R2の初期位置に
ローパスフィルタLFを位置決めした状態を示している
。図8において破線で示される領域は,ローパスフィル
タLFによって第2画像部分R2の各画素の画像データ
を変換した後に得られる低周波成分が分布する領域R2
a(以下,「低周波成分領域」と呼ぶ。)を示す概念図
である。低周波成分領域R2aは,第2画像部分R2か
ら最外周1画素の層が除去された領域であり,61×6
1画素の大きさを有している。
【0033】ステップT9では第2画像部分R2の彩度
データS2と色相データH2の低周波成分S2w,H2
wをそれぞれ抽出する。これらの低周波成分S2w,H
2wの抽出も上記の数式5に従って行なわれる。
【0034】ステップT10では,低周波成分と高周波
成分とを合成して合成画像データを作成する。この合成
画像データの作成では,まず高周波成分の明度データV
1h,彩度データS1h,色相データH1hを低周波成
分の明度データV2w,彩度データS2w,色相データ
H2wとそれぞれ合成し,その後,合成して得られた明
度,彩度,色相の各データに基づいてYMCKの画像デ
ータに逆変換する。
【0035】高周波成分データV1h,S1h,H1h
と低周波成分データV2w,S2w,H2wとの合成は
,次の数式6に従って行なわれる。
【数6】 ここで,AX,AYは,次の数式7で与えられる値であ
り,X,Yは第2の画像M2内における画素の座標,x
,yは低周波成分領域R2a内における画素の座標であ
る。
【数7】 ここで,dx,dyは高周波成分領域R1aのx方向お
よびy方向の辺の長さであり,この実施例では,dx=
dy=61である。また,演算子Intは,括弧内の数
値を整数化する演算を示している。例えば,Int(X
/dx)は,座標Xを値dxで割った結果の整数部分で
ある。
【0036】図9は,数式6で示される演算の内容を示
す説明図である。図9の(a)は,第2の画像M2内の
第2画像部分R2の位置と,第2の画像M2の画像面上
に隙間なく割り当てられたブラシ領域BR(破線でブラ
シ領域間の境界を示す。)を示している。ブラシ領域B
Rは,高周波成分領域R1aと同じ大きさの仮想的な領
域であり,第2の画像M2の画面上を隙間なく覆うよう
に,第2の画像M2上に繰り返し配列されている。
【0037】数式6の値AX,AYは,図9(a)に示
すように,画素PXが属するブラシ領域BRの原点OB
の画像M2上における座標である。従って(X−AX)
,(Y−AY)は,ブラシ領域BR内における画素PX
の座標値にそれぞれ等しい。
【0038】図9(b)は,低周波成分領域R2aと,
その中の画素PXが属するブラシ領域BRを拡大して示
す説明図である。画素PXのブラシ領域BR内における
座標は(X−AX,Y−AY)なので,この画素PXに
対する高周波成分データとして,V1h(X−AX,Y
−AY),S1h(X−AX,Y−AY),H1h(X
−AX,Y−AY)がそれぞれ適用される。これが数式
6の右辺第1項である。
【0039】一方,低周波成分データV2w,S2w,
H2wは,低周波成分領域R2aの内部座標(x,y)
に従って各画素に割り当てられる。これが数式6の右辺
第2項である。
【0040】以上のように,画像データの合成において
,低周波成分データは,低周波成分領域R2a内の各画
素の「画像M2内のおける座標」に応じて割当られてお
り,一方,高周波成分データは,第2の画像M2上に隙
間なく繰り返し配列された各ブラシ領域BRの内部座標
に応じて割当てられている。そして,低周波成分領域R
2aの各画素についての高周波成分データとして,ブラ
シ領域BR内部における当該画素の座標に対する高周波
成分データが利用される。
【0041】なお,この合成処理は,図1において,低
周波成分メモリ30に記憶されている低周波成分データ
に高周波成分データが合成手段14によって加算される
ことによって実行される。こうして合成された画像デー
タは,合成画像メモリ40に記憶される。
【0042】ステップT11では,画像データ逆変換手
段15により,以上のようにして得られた合成画像デー
タVc,Sc,HcをYMCKの色分解画像データに逆
変換する。この逆変換に際しては,まず明度,彩度,色
相をそれぞれ表わす合成画像データVc,Sc,Hcが
数式8に従って図5(b)のYv,Mv,Cv成分に変
換される。
【数8】 ただし,Yv<0のときにはYv=0である。同様に,
Mv<0のときにはMv=0,Cv<0のときにはCv
=0である。
【0043】次に,数式9に従ってYv,Mv,Cv成
分をYMCの各色分解成分Yc,Mc,Ccに変換する
【数9】 さらに,数式10に従ってYMCの各色分解成分Yc,
Mc,Ccから墨成分(K成分)を抽出し,YMCKの
各色分解成分Ye,Me,Ce,Keを生成する。
【数10】 ここで,演算子Minは最小値を選択する演算を示す。
【0044】数式10の処理は,YMCの各色分解成分
が図4(b)に示すYc,Mc,Ccになっていると仮
定したときに,これらの成分を,図4(c)に示すよう
に変換する処理である。これは,一般に下色除去(UC
R)と呼ばれる処理と同一である。なお,下色除去の割
合(すなわち,Min(Y,M,C)の内でK成分に置
き換える割合)は,適宜設定するようにしてもよい。
【0045】以上のようにして得られた色分解画像デー
タYe,Me,Ce,Keは,第2の画像M2内の低周
波成分領域R2a内のカラー画像を表わす画像データで
ある。この画像データYe,Me,Ce,Keは,ステ
ップT12において合成画像メモリ40から画像ディス
ク90に転送され,第2の画像M2の画像データD2の
うちで,低周波成分領域R2aの部分の画像データが,
この画像データYe,Me,Ce,Keに置き換えられ
る。こうして,図3(e)に示す合成後画像が得られる
【0046】以上の説明では,第2の画像M2内に第2
画像部分R2を1箇所指定しただけであった。しかし,
第2の画像M2内において上述した画像合成処理を広い
領域に渡って行ないたい場合がある。この場合には,マ
ウス70で規定されるカーソルを第2の画像M2上にお
いて移動させればよい。
【0047】図10は,第2の画像M2上においてカー
ソルを移動させる様子を示す概念図である。例えば,オ
ペレータがマウス70のボタンを押し続けたままカーソ
ルを矢印の方向に移動させたとき,CPU10が一定の
周期でマウス70の状態を監視して点P21とP22の
位置を指定点と認識したものとする。この場合には,点
P21,P22を中心とする2つの第2画像部分R21
,R22がそれぞれ設定される。2つの第2画像部分R
21,R22の両方に含まれる画素PXaの画像データ
については,以下に説明するように,図2のステップT
7〜T10の合成処理がそれぞれ行なわれる。しかし,
第2画像部分R22についての合成処理が終了した時点
における画素PXaの最終的な合成画像データは,以下
に説明するように,最初の第2画像部分R21で作成さ
れたデータから変化しない。
【0048】2つの第2画像部分R21,R22の両方
に含まれる画素PXaの画像データは,次のようにして
合成される。まず,最初の第2画像部分R21が指定さ
れた時点において,上述のステップT7〜T10の処理
が行なわれ,画素PXaの合成画像データが生成されて
合成画像メモリ40に記憶される。そして,次の第2画
像部分R22が指定された時点においてもステップT7
〜T10の処理が繰り返され,画素PXaの画像データ
が合成されて合成画像メモリ40に記憶される。この時
,第2画像部分R22に対する合成画像データは,最初
の第2画像部分R21に対する合成画像データに上書き
される。
【0049】最初の第2画像部分R21に対する合成処
理によって作成された合成画像データ(明度,彩度,色
相のデータ)は合成画像メモリ40に記憶されるので,
第2の画像M2の画像データD2は変更されない。従っ
て,第2画像部分R22に対する合成処理において抽出
される画素PXaの低周波成分は,最初の第2画像部分
R21に対する合成処理において抽出される画素PXa
の低周波成分と同一である。
【0050】また,高周波成分データは,図9(a)に
示したように第2の画像M2上に隙間なく繰り返し配列
された各ブラシ領域BRの内部座標に応じて割当てられ
ている。従って,第2画像部分R22に対する合成画像
データのうちの画素PXaに関するデータは,最初の第
2画像部分R21に対する合成画像データと同じである
。従って,第2画像部分R22に対する合成画像データ
が,最初の第2画像部分R21に対する合成画像データ
に上書きされても,画素PXaのデータは変化しない。
【0051】以上のように,この実施例では,ブラシ領
域BRが仮想的に第2の画像M2上に隙間なく繰り返し
配列されており,各ブラシ領域BRの内部座標に応じて
高周波成分データを割当てているので,低周波成分を抽
出するための第2画像部分を複数回に亘って互いに重な
りあうように指定しても,第2の画像M2内の各画素の
合成画像データが変化することがなく,第1画像部分の
質感やざらつき感を反映した合成画像を得ることができ
るという利点がある。
【0052】なお,この発明は上記実施例に限られるも
のではなく,その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり,例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0053】(1)上記実施例では,YMCK成分を有
する色分解画像データを明度,彩度,色相のデータに変
換し,明度,彩度,色相の各成分について,高周波成分
と低周波成分とを加算するようにした。しかし,明度成
分のみについて高周波成分と低周波成分との加算をおこ
ない,彩度および色相については第2画像部分のデータ
をそのまま利用するようにしてもよい。これは,明度,
彩度,色相の3種類の高周波成分の内で,明度の高周波
成分が質感やざらつき感を特に顕著に示す成分だからで
ある。
【0054】なお,上記実施例のように彩度と色相の高
周波成分を抽出するようにすれば第1画像部分の質感や
ざらつき感を更によく反映することができるという利点
がある。
【0055】(2)高周波成分と低周波成分を抽出する
際の画像データは,明度,彩度および色相の各成分を有
するデータに限らず,少なくとも明度成分を有するデー
タであればよい。これは,質感やざらつき感を顕著に表
わす明度成分について高周波成分と低周波成分とを抽出
して加算すれば,第1画像部分の質感やざらつき感を第
2画像部分に移植することができるからである。
【0056】なお,明度成分を有する画像データとして
は,XYZ表色系の3刺激値を表わすデータや,NTS
C方式の画像データなど,種々の方式の画像データがあ
る。ここで言う「明度成分」とは,濃度や輝度を表わす
成分でもよい。ただし,輝度成分を有する方式の画像デ
ータの場合には,輝度成分を表わすデータを濃度レベル
のデータに変換した後,濃度レベルの高周波成分と低周
波成分とを加算し,最後に加算した濃度レベルのデータ
を輝度レベルのデータに逆変換する。これは,通常は,
輝度レベルのデータを直接加算することができないから
である。
【0057】(3)上記実施例では,高周波成分を抽出
する為に第1の画像M1内に第1画像部分R1を指定し
た。しかし,第1画像部分を第2の画像M2内で指定し
てもよい。この場合には,第1の画像M1が不要であり
,第2の画像M2のみを用いて上述の処理が可能である
【0058】第1の画像M1と第2の画像M2の2つの
画像を用いる場合には,マウス70を移動させたときに
,第1の画像M1と第2の画像M2の上のカーソルが連
動し,マウスボタンを押すと第1画像部分と第2画像部
分とが同時に指定されるようにしてもよい。このように
して,2つの画像M1,M2上で多数の指定領域を指定
するようにすれば,第1の画像M1上の広い領域の質感
やざらつき感を第2の画像M2の上に容易に反映するこ
とができるという利点がある。
【0059】(4)高周波成分を抽出する画像部分とし
て,典型的な画像の画像データを定形パターンメモリ1
10(図1参照)に予め格納しておき,ステップT2に
おいてその内の1つの画像データを選択して読出すよう
にしてもよい。典型的な画像としては,人肌,木目,金
属表面,綿,毛,網などの模様がある。このような典型
的な画像データを予め用意しておけば,これらの画像の
質感やざらつき感を用いたい場合に,改めてこれらの画
像を準備してスキャナで画像データを読取る必要がなく
,全体の処理工程を短縮できるという利点がある。
【0060】なお,典型的な画像の画像データそのもの
を定形パターンメモリ110に格納するのでなく,その
高周波成分を格納しておけば,更に処理時間を短縮する
ことができる。この場合には,図2のステップT3〜T
5は不要である。
【0061】(5)上記実施例では,ブラシ領域BRが
第2の画像M2上に隙間なく繰り返し配列されていたが
,各ブラシ領域内の高周波成分の配列を図11のように
対称性を考慮したパターンとしてもよい。図11におい
て,各ブラシ領域の矢印はブラシ領域の方向を示すため
に便宜的に描かれた記号である。
【0062】図11には,互いの境界線に対して対称な
4つのブラシ領域BR1,BR2,BR3,BR4が存
在する。第2のブラシ領域BR2は,第1のブラシ領域
BR1と対称である。第3のブラシ領域BR3は,第1
のブラシ領域BR1と対称である。また,第4のブラシ
領域BR4は,第3のブラシ領域BR3と対称であり,
第2のブラシ領域BR2とも対称である。
【0063】このように,各ブラシ領域に割り当てる高
周波成分のパターンを,各ブラシ領域間の境界線に対し
て対称になるようにすれば,高周波成分の分布が第2の
画像の全体に亘って連続的に変化する分布となる。従っ
て,ブラシ領域の境界部で高周波成分の分布が急激に変
化するのを防止することができるので,合成後の画像品
質を高めることができるという利点がある。
【0064】(6)上記実施例では2つのカラー画像に
基づいて画像部分を合成したが,この発明は,2つの白
黒画像の画像部分を合成する場合にも適用することがで
きる。白黒画像に適用する場合には,画像データが明度
成分のみなので,上述の画像データの変換は不要である
。白黒画像においても,その明度成分の高周波成分が質
感やざらつき感を表わしているので,この発明を適用す
ることによって第1の画像部分の質感やざらつき感を第
2の画像部分に反映することができるという利点がある
【0065】(7)上記実施例では第1画像部分と第2
画像部分とをどちらも正方形としたが,円形や長方形な
どの他の図形形状を有するものとしてもよい。
【0066】(8)上記実施例ではハイパスフィルタH
FとローパスフィルタLFとをそれぞれ3×3画素のマ
スクで構成されるものとした。しかし,一般に,ハイパ
スフィルタをMa×Na画素(Ma,Naは3以上の整
数)で構成される第1の空間フィルタとし,ローパスフ
ィルタをMb×Nb(Mb,Nbは3以上の整数)画素
で構成される第2の空間フィルタとすればよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように,明度成分データの
高周波成分は,質感やざらつき感を表わす成分である。 従って,本発明の請求項1記載の画像処理方法によれば
,第1の画像部分の明度成分データの高周波成分と,第
2の画像部分の明度成分データの低周波成分とを合成す
るので,第1の画像部分の質感やざらつき感を反映した
第3の画像部分を得ることができるという効果がある。
【0068】請求項2に記載した画像処理方法によれば
,高周波成分領域を第2の画像部分を含む画像面上に配
列し,配列された高周波成分領域における画素の位置に
応じた高周波成分の値と,低周波成分領域内の当該画素
の低周波成分の値とを合成するので,第2の画像部分を
含む画像面の上において第2の画像部分を複数回に亘っ
て互いに重なりあうように指定した場合にも,重なりあ
う部分における高周波成分の分布が変化しない。従って
,第1の画像部分の質感やざらつき感を第3の画像部分
に正しく反映することができるという効果がある。
【0069】また,請求項3に記載した画像処理方法に
記載したように,第1と第2の画像部分がカラー画像で
あり,それぞれ複数の色分解成分データで構成される第
1と第2の色分解画像データによって表わされている場
合がある。この場合には,色分解画像データを変換する
ことによって明度成分データを含む変換画像データを生
成し,明度成分データについて高周波成分と低周波成分
との合成を行なえば,第1の画像部分の質感やざらつき
感を第3の画像部分に反映することができるという効果
がある。
【0070】さらに,請求項4に記載した画像処理方法
によれば,カラー画像の場合に,低周波成分領域におけ
る第2の変換画像データの成分のうちの明度成分データ
以外の成分データを用いて合成後の第3の画像部分の変
換画像データを構成するようにするので,第2の画像部
分における質感やざらつき感以外の色情報を第3の画像
部分に反映することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を適用する画像処理装置を示
すブロック図。
【図2】この発明の実施例の手順を示すフローチャート
【図3】実施例における画像合成処理の概略手順を示す
説明図。
【図4】YMCKの画像データの変換を示す説明図。
【図5】YMCK画像データからSVH画像データへの
変換を示す説明図。
【図6】高周波成分を抽出するための第1画像部分を示
す概念図。
【図7】ローパスフィルタとハイパスフィルタとを示す
説明図。
【図8】低周波成分を抽出するための第2画像部分を示
す概念図。
【図9】第2の画像内に配列されたブラシ領域と,第2
画像部分とを示す説明図。
【図10】2つの第2画像部分を指定した場合を示す説
明図。
【図11】対称性を有すブラシ領域配列を示す概念図。
【符号の説明】
11    画像データ変換手段 12    高周波成分抽出手段 13    低周波成分抽出手段 14    合成手段 15    画像データ逆変換手段 BR    ブラシ領域 R1    第1画像部分 R1a  高周波成分領域 R2    第2画像部分 R2a  低周波成分領域 V1    明度データ S1    彩度データ H1    色相データ V1h  高周波成分 S1h  高周波成分 H1h  高周波成分 V2w  低周波成分 S2w  低周波成分 H2w  低周波成分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1と第2の画像部分を合成すること
    により,合成後の第3の画像部分を形成する画像処理方
    法であって,(a)前記第1の画像部分の明度分布を表
    わす第1の明度成分データから高周波成分を抽出する工
    程と,(b)前記第2の画像部分の明度分布を表わす第
    2の明度成分データから低周波成分を抽出する工程と,
    (c)前記高周波成分と前記低周波成分とを合成するこ
    とにより,前記第3の画像部分の明度成分を表わす第3
    の明度成分データを作成する工程と,を備えることを特
    徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の画像処理方法であって
    ,工程(c)において,第1の画像部分の高周波成分が
    分布する高周波成分領域を,第2の画像部分を含む画像
    面上に隙間なく繰り返して仮想的に配列し,前記第2の
    画像部分の低周波成分が分布する低周波成分領域内の各
    画素に関して,当該画素の低周波成分の値を,前記高周
    波成分領域における当該画素の位置に応じた高周波成分
    の値と合成することによって,前記高周波成分と前記低
    周波成分とを合成する画像処理方法。
  3. 【請求項3】  請求項2記載の画像処理方法であって
    ,第1と第2の画像部分はカラー画像であり,工程(a
    )に先だって,第1の画像部分のカラー画像を複数の色
    分解成分データで表わす第1の色分解画像データを,少
    なくとも第1の明度成分データを含む第1の変換画像デ
    ータに変換するとともに,第2の画像部分のカラー画像
    を複数の色分解成分データで表わす第2の色分解画像デ
    ータを,少なくとも第2の明度成分データを含む第2の
    変換画像データに変換する工程を備え,工程(c)にお
    いて,第3の明度成分データを含み,第3の画像部分の
    カラー画像を表わす第3の変換画像データを生成し,さ
    らに,前記工程(c)に引き続いて,前記第3の変換画
    像データを,複数の色分解成分データで構成される第3
    の色分解画像データに逆変換する工程を備える画像処理
    方法。
  4. 【請求項4】  請求項3記載の画像処理方法であって
    ,工程(c)における第3の変換画像データは,低周波
    成分領域における第2の変換画像データの成分のうちの
    明度成分データ以外の成分データと,第3の明度成分デ
    ータとで構成する画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1028221A (ja) * 1996-07-12 1998-01-27 Canon Inc 画像処理装置及びその方法

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