JPH0432236Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0432236Y2
JPH0432236Y2 JP1987015563U JP1556387U JPH0432236Y2 JP H0432236 Y2 JPH0432236 Y2 JP H0432236Y2 JP 1987015563 U JP1987015563 U JP 1987015563U JP 1556387 U JP1556387 U JP 1556387U JP H0432236 Y2 JPH0432236 Y2 JP H0432236Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
pedestal
tool
locking pin
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987015563U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63124487U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987015563U priority Critical patent/JPH0432236Y2/ja
Publication of JPS63124487U publication Critical patent/JPS63124487U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0432236Y2 publication Critical patent/JPH0432236Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は受台に支承されるツールをロボツトと
受台との間で着脱自在に交換できるようにしたロ
ボツトにおけるツール交換装置に関する。
(従来の技術) この種装置においてはロボツトと受台との間で
のツールの交換は人手を介して行なうのを一般と
する。
(考案が解決しようとする問題点) これがため、その交換が面倒であると共にその
交換に時間がかゝる等の問題点があつた。本考案
はかゝる問題点を解決するため受台上でツールを
自動的にロボツトに着脱できるようにした装置を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を実
施例に対応する第1図〜5図を用いて説明すると
本考案は、ロボツト1と該ロボツト1に着脱自在
に装着されるツール5と該ツール5を夫々支承す
る1対の受台12,12とからなり、前記ツール
5に、ばね6を介して出没自在に突設する係止ピ
ン7と、ひつかけ部8とを設けると共に前記ロボ
ツト1に、前記係止ピン7に係合する係止孔2
と、前記ひつかけ部8に弾着係止される把持爪4
とを設け、更に前記受台12に、前記把持爪4に
当接して前記ひつかけ部8との係合を解く解除部
17と、前記係止ピン7に係合するガイド溝13
を有し、該ガイド溝13を介して係止ピン7をば
ね6に抗して没入する揺動自在なアーム14とを
設け、且つ一方の受台12に設けるアーム14と
他方の受台12に設けるアーム14とを、係止ピ
ン7を没入させる揺動方向が互に逆向きとなるよ
うに、両受台12,12の並設方向に関して対称
に配置し、該両アーム14,14の揺動駆動源た
る単一のシリンダ19を該両アーム14,14に
跨らせて設けたことを特徴とする。
(作用) シリンダ19の伸縮作動によれば両アーム1
4,14が離間又は接近するように互に逆向きに
揺動され、一方の受台12のアーム14が該受台
12上のツール5の係止ピン7を没入させる方向
に揺動されるとき他方の受台12のアーム14も
該受台12上のツール5の係止ピン7を没入させ
る方向に揺動される。
ツール5の交換に際しては、先ずロボツト1を
空になつている一方の受台12上に移動させて下
降させ、ロボツト1に装着されているツール5を
該一方の受台12に載置する。この際、ロボツト
1の把持爪4が該受台12の解除部17に当接し
て、把持爪4がツール5のひつかけ部8から外れ
る。次に該一方の受台12に設けたアーム14を
シリンダ19の作動で揺動させるが、これによれ
ば該アーム14のガイド溝13を介してツール5
の係止ピン7がばね6に抗して没入されてロボツ
ト1の係止孔2から引抜かれ、ツール5はロボツ
ト1から切離されて該一方の受台12に支承され
る。このようにしてツール5を一方の受台12に
受渡した後、ロボツト1を他方の受台12上に移
動して下降させるが、上記した一方の受台12の
アーム14の揺動に際し他方の受台12のアーム
14も揺動させて、該他方の受台12に支承され
ているツール5の係止ピン7が没入されているた
め、ロボツト1の係止孔2が係止ピン7に正対す
る受取位置にロボツト1を該係止ピン7との干渉
を生じることなく移動できる。そして、受取位置
への移動後アーム14を上記とは反対側に揺動さ
せ、係止ピン7を突出させて係止孔2に係合さ
せ、次いでロボツト1を上昇させる。これによれ
ば把持爪4が解除部17から離脱してひつかけ部
8に係合し、ツール5がロボツト1に装着され
る。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、1はロボツトを示し、該ロボツト1には、
後述するツール5に設けた係止ピン7を嵌合係止
する係止孔2と、同じく後述するツール5に設け
たひつかけ部8,8に自動的に引掛けられるよう
にばね3で弾発されて軸支される1対の把持爪
4,4とが設けられている。
5はツールを示し、該ツール5は、中間上部に
位置して前記係止孔2に嵌合係止すべくばね6を
介して突設する係止ピン7と、中間下部に位置し
て前記把持爪4,4にひつかけられるひつかけ部
8,8と、該ひつかけ部8,8に一対の位置決め
孔9,9と、該ひつかけ部8,8間から前方の延
びる軸部10とが設けられ、前記係止ピン7の他
端にはガイドローラ11が設けられている。
12は受台を示し、該受台12には、前記ガイ
ドローラ11を介して係止ピン7に係合するガイ
ド溝13を有するアーム14と、前記位置決め孔
9,9に嵌合する位置決めピン15,15と、前
記軸部10を保持する保持部16と、前記把持爪
4,4に当接して、該把持爪4,4と前記ひつか
け部8,8との係止を解く解除部17,17とが
設けられる。図示のもので該受台12は第4〜5
図に示すように基台18上に左右1対に設けられ
るものとし、一方の受台12に設けるアーム14
と他方の受台12に設けるアーム14とを両受台
12,12の並設方向に関して対称に配置し、該
両アーム14,14の揺動駆動源たる単一のシリ
ンダ19を該両アーム14,14に跨らせて設
け、該シリンダ19の伸縮動作により該両アーム
14,14が第5図に仮想戦で示す互に離間した
ロツク位置と同図に実践で示す互に接近した解除
位置とに同期して揺動されるようにし、解除位置
への揺動により各受台12上のツール5の係止ピ
ン7が各アーム14のガイド溝13を介してばね
6に抗して没入されるようにした。
ツール交換時は、両アーム14,14をロツク
位置に揺動させた状態で一方の空の受台12にロ
ボツト1の作動により用済みのツール5を載置す
る。かくするときは、該ツール5の係止ピン7に
連結されるガイドローラ11が該一方の受台12
のアーム14のガイド溝13に上方から挿入され
ると共に、該ロボツト1の各把持爪4が該一方の
受台12の各解除部17への当接で外方に揺動さ
れて該ツール5の各ひつかけ部8から離脱し、次
いで該アーム14を解除位置に揺動させて、該ガ
イドローラ11の該ガイド13による外方への動
きで該係止ピン7をロボツト1の係止孔2から引
抜く。この状態でロボツト1を上昇させれば、ツ
ール5はロボツト1から分離されて一方の受台1
2上に残り、次いで該ロボツト1を他方の受台1
2の上方位置に横動させて下降させる。
この場合、一方の受台12のアーム14の解除
位置への揺動で他方の受台12のアーム14も解
除位置に揺動されているから、該他方の受台12
に載置されるツール5の係止ピン7は外方の引抜
き位置に退去されており、ロボツト1は該係止ピ
ン7との干渉を生ずることなく、該ピン7に係止
孔2が合致する所定の受取位置まで下降され、次
いで該アーム14をロツク位置に揺動させれば、
該ピン7が該係止孔2に挿入係止され、その後ロ
ボツト1の上昇で該ツール5は該他方の受台12
から持上げられ、又各把持爪4が該他方の受台1
2の解除部17の上方に離脱して内方に揺動し、
該ツール5の各ひつかけ部8に該各把持爪4が係
合して、該ツール5はロボツト1に確実に保持さ
れる。
(考案の効果) このように本考案によるときはロボツト1を受
台12上に接離させることによりツール5をロボ
ツト1と受台12とに交換できるようにしたもの
であるからその交換が容易となり、而もその交換
はツール5に設けた出没自在の係止ピン7とひつ
かけ部8とをロボツト1に設けた係止孔2と把持
爪4とに係脱させることに行なわせたものである
から構成が簡単となると共にその係脱が確実に行
なわれる。
また、1対の受台12,12に設けた係止ピン
操作用のアーム14,14に跨る単一のシリンダ
19の1回の作動で該両受台12,12上の夫々
のツール5の係止ピン7を共に没入させて、一方
の受台12へのツール5の受渡しと他方の受台1
2上のツール5のロボツト1への装着準備とを行
ない得られ、そのためアーク14の駆動機構及び
その制御機構が簡素化されて装置コストが安くな
り、而もアーム14の揺動駆動源の配置スぺース
として本来デツトスペースとなる両受台12,1
2の並設間隙を活用して装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので第1図は
1部欠截側面図、第2図はツールをロボツトに取
付けた状態を示す1部欠截側面図、第3図はツー
ルを受台に支承させた状態を示す1部欠截側面
図、第4図は受台の1対を並設させた平面図、第
5図は第4図の正面図である。 1……ロボツト、2……係止孔、4……把持
爪、5……ツール、6……ばね、7……係止ピ
ン、8……ひつかけ部、12……受台、13……
ガイド溝、14……アーム、17……解除部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロボツトと該ロボツトに着脱自在に装着される
    ツールと該ツールを夫々支承する1対の受台とか
    らなり、前記ツールに、ひつかけ部と、ばねを介
    して出没自在に突設する係止ピンとを設けると共
    に前記ロボツトに、前記ひつかけ部に弾着係止さ
    れる把持爪と、前記係止ピンに係止する係止孔と
    を設け、更に前記受台に、前記把持爪に当接して
    前記ひつかけ部との係止を解く解除部と、前記係
    止ピンに係合するガイド溝を有し、該ガイド溝を
    介して係止ピンを前記ばねに抗して没入させる揺
    動自在なアームとを設け、且つ一方の受台のアー
    ムと他方の受台のアームとを、係止ピンを没入さ
    せる揺動方向が互いに逆向きとなるように、両受
    台の並設方向に関して対称に配置し、該両アーム
    の揺動駆動源たる単一のシリンダを該両アームに
    跨らせて設けたことを特徴とするロボツトにおけ
    るツール交換装置。
JP1987015563U 1987-02-06 1987-02-06 Expired JPH0432236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987015563U JPH0432236Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987015563U JPH0432236Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63124487U JPS63124487U (ja) 1988-08-12
JPH0432236Y2 true JPH0432236Y2 (ja) 1992-08-03

Family

ID=30806609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987015563U Expired JPH0432236Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0432236Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137593A (ja) * 1982-02-10 1983-08-16 ぺんてる株式会社 ロボツトのフインガ−自動交換装置
JPS5973291A (ja) * 1982-09-20 1984-04-25 ラ・カレ−ヌ・ソシエテ・アノニム 着脱式結合装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137593A (ja) * 1982-02-10 1983-08-16 ぺんてる株式会社 ロボツトのフインガ−自動交換装置
JPS5973291A (ja) * 1982-09-20 1984-04-25 ラ・カレ−ヌ・ソシエテ・アノニム 着脱式結合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63124487U (ja) 1988-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN205415659U (zh) 抓取机构、抓取装置及机器人
JPH0432236Y2 (ja)
JP3076828B2 (ja) ロボット用アタッチメントチャッキング装置
JP2833679B2 (ja) 重量物吊上げ用フック装置
JPH0539188A (ja) 重量物吊上げ用フツク装置
JP2006312530A (ja) 吊上げ治具
JPS61168445A (ja) 工具マガジンにおける工具の落下防止装置
JP2600255B2 (ja) バッテリフォークリフト用バッテリケース
JPS5925685Y2 (ja) ト−イングトラクタのドロ−バ−脱着装置
JPH056257Y2 (ja)
JP4273367B2 (ja) フォークリフト用燃料ボンベ装着装置
JPH11112167A (ja) 被取付物の取付構造
JP3822944B2 (ja) コンテナ連結具
JPH0335506Y2 (ja)
JPH0138156Y2 (ja)
JPH0123010Y2 (ja)
JPS6126309Y2 (ja)
EP0427448A3 (en) Scaffolding
JPH05177569A (ja) 自動工具交換用カップラー
JPH0535567Y2 (ja)
JP3779377B2 (ja) 刺繍枠の取付構造
JPH0622703Y2 (ja) 搬送用吊下げデバイス
JPH04343624A (ja) ばね装着装置
JP2005296403A (ja) パチンコ機の施錠装置
JPS60122683A (ja) 構造物のつり揚げ具