JPH0432235Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0432235Y2
JPH0432235Y2 JP1986203636U JP20363686U JPH0432235Y2 JP H0432235 Y2 JPH0432235 Y2 JP H0432235Y2 JP 1986203636 U JP1986203636 U JP 1986203636U JP 20363686 U JP20363686 U JP 20363686U JP H0432235 Y2 JPH0432235 Y2 JP H0432235Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
support plate
shaft portion
fixed
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986203636U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63107587U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986203636U priority Critical patent/JPH0432235Y2/ja
Publication of JPS63107587U publication Critical patent/JPS63107587U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0432235Y2 publication Critical patent/JPH0432235Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ロボツトを用いる作業装置に関す
る。
背景技術 典型的な先行技術は、第11図に示されてい
る。複数軸を有するロボツトのアーム1には、ゴ
ムなどの材料からなる弾性体2を介して、作業端
3が固定される。この作業端3のフインガ4は、
棒状のワーク5を把持し、ワーク5を固定位置に
設けられたもう一つのワーク6の挿入孔7に挿入
することができるように構成される。弾性体2が
設けられていることによつて、ワーク5,6のは
め合いにおける水平方向(第11図の左右方向)
の誤差と角度方向(すなわちこじりを生ずる方
向)の誤差を各々独自に修正して、ワーク56を
挿通孔7に確実に嵌合することができる。
考案が解決すべき問題点 このような先行技術では、アーム1の端部に弾
性体2が取付けられ、この弾性体2に作業端3が
取付けられているので、弾性体2とワーク5との
間に作業端3が介在することになり、ワーク5と
弾性体2との距離が長く、したがつて両ワーク
5,6の大きな誤差を吸収することが困難であ
る。
この先行技術の他の問題は、アーム1と作業端
3との間に弾性体2が介在されることによつて、
ロボツトの作業端3による組立てなどのワーク5
の可搬能力が低下されることである。
この先行技術のさらに他の問題は、弾性体2に
よつて作業端3とワーク5とが保持されるので、
ワーク5のハンドリング時に、アーム1が加減速
度によつて振動すなわちぶれを生じ易く、ワーク
5を正確な位置に迅速にもたらすことが困難にな
る。
本考案の目的は、組立てられる部品間の水平方
向および角度方向の誤差が比較的大きくても組立
てを確実に行なうことができるようにし、またワ
ークおよびツールなどの物体本体の可搬能力を低
減することなく、さらにまたハンドリング時にお
ける物体本体の動作ぶれを防ぐことができるよう
にしたロボツト用着脱構造を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、(a)複数軸を有し、駆動手段58によ
つて相互の近接方向および離反方向に変位する一
対のフインガ56,57を有する作業端55が設
けられているアーム17を備え、各フインガ5
6,57は、相互に対向する内面に凹溝59を有
する産業用ロボツト10と、 (b) 直円筒状の軸部50と、この軸部50に小径
端が連なる第1円錐台部51と、第1円錐台部
51の大径端に連なつて半径方向外方に突出し
ている大径部52と、大径部52に大径端が連
なる第2円錐台部53とが、この順序で同軸に
連なつて形成され、前記フインガ56,57の
凹溝59によつて把持される被把持部材45
と、 (c) 弾性手段44であつて、 (c1) 軸部50に固定される第1支持板46
と、 (c2) もう1つの第2支持板28と、 (c3) 第1支持板46に一端部が固定され、
第2支持板28に他端部が固定され、第1支
持板46側に半径方向外方に広がるように傾
斜されており、周方向に等間隔をあけて配置
される複数の細長い弾性体47とを有し、 (c4) 自然状態で軸線48に関して線対称に
構成される、そのような弾性手段44と、 (d) 複数のピン30であつて、各ピン30は、第
2支持板28の弾性体47と反対側の表面に立
設される直円柱状の軸部31と、その軸部31
の遊端部に固定されかつ軸部31よりも大径で
ある頭部32とを有し、仮想円上に周方向に等
間隔をあけて形成される、そのようなピン30
と、 (e) 物体本体12に固定されるアタツチメント3
4であつて、このアタツチメント34は、各ピ
ン30に個別的に対応して形成される複数の取
付孔39が形成された薄板状の取付板38を有
し、取付孔39は、頭部32の外径よりも大き
い内径を有し頭部32が挿通する挿通孔40,
41と、この挿通孔40,41に連なりピン3
0の軸部31の外径d1よりも大きい幅d3を有
しかつ頭部32の外径d2よりも小さい幅d3を
有する係止孔42とを有し、挿通孔40,41
の中心と係止孔42の軸線とは、前記仮想円と
同一の半径を有する仮想円上にあり、取付孔3
9にピン30が挿通係止することが可能となる
ように取付板38の弾性手段44とは反対側
に、収納空間60を有する、そのようなアタツ
チメント34とを含み、 (f) 産業用ロボツト10の前記アーム17によつ
てピン30を取付孔39に着脱することを特徴
とするロボツトを用いる作業装置である。
作 用 本考案に従えば、ワークおよびツールなどの物
体本体12には、アタツチメント34が固定され
ており、このアタツチメント34には、弾性手段
44に取付けてあるピン30が着脱され、この弾
性手段44は被把持部材45を介して産業用ロボ
ツト10のアーム17に設けられている作業端5
5の一対のフインガ56,57によつて把持され
るようにしたので、前記弾性手段44の働きによ
つて、たとえば組立てられる部品間の水平方向お
よび角度方向の誤差が比較的大きくても、組立て
を確実に行うことが可能になる。
またこの弾性手段44は、被把持部材45に設
けられており、この被把持部材45を産業用ロボ
ツト10のアーム17の作業端55によつて把持
するようにしたので、産業用ロボツト10のアー
ム17の可搬能力が低減されることはない。
さらにまた本考案に従えば、弾性手段44に
は、ピン30に挿通係止するアタツチメント34
を介して物体本体12が取付けられるので、その
弾性手段44の弾性体47には、アーム17の作
業端55の重力が作用することはなく、したがつ
て弾性体47に作用する力が低減される。そのた
め産業用ロボツト10のアーム17の加減速時に
おける物体本体12の動作ぶれを、抑制すること
ができる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の全体の構造を示
す断面図である。複数軸を有する産業用ロボツト
10によつて粘度分析計11のジヤケツト12に
試料容器13を着脱動作する。産業用ロボツト1
0は、支柱14と複数のアーム15,16,17
等を有する。粘度分析計11は、第2図に示され
るように支柱18と、鉛直軸線を有するジヤケツ
ト12が設けられる。このジヤケツト12の空間
19には、恒温槽20からの予め定めた温度を有
する媒体、たとえば水がポンプ21によつて供給
されて循環し、その水は再び恒温槽20に戻る。
ジヤケツト19の同軸に形成された筒22内に
は、試料容器13の筒23が下方から挿入され
る。この筒23内には、第3図に示されるよう
に、石炭・水スラリなどの試料24が貯留されて
いる。試料容器13がジヤケツト12に装着され
た状態で、粘度分析計11のロータ25が試料2
4に浸漬された状態でこのロータ25がモータ2
6によつて鉛直軸線まわりに回転駆動される。こ
うしてロータ25を試料24内で回転駆動するこ
とによつて、ロータ25の受ける反力ないしは粘
度抵抗を電気的に検出し、粘度を測定する。この
筒23は、有底であり、その底付近の外周には、
外ねじ27が刻設される。支持板28には支持筒
29が固定されており、この支持筒29に形成さ
れた内ねじ、筒23の外ねじ27がねじ締結され
て筒23と支持板28とが固定される。
試料容器13の支持板28上には、ピン30が
立設される。このピン30は直円柱状の軸部31
と、その軸部31の端部に固定された頭部32と
を有する。頭部32の外径d1は軸部31の外径
d2よりも大径である。ピン30は周方向に等間
隔をあけて複数(この実施例では4)形成されて
おり、このピン30の軸線は、筒23の軸線に平
行であり、ピン30の軸線は筒23の軸線を中心
とする共通の仮想円周上にある。試料容器13が
ジヤケツト12に取付けられた状態では、筒23
の軸線はジヤケツト12の軸線に一致している。
第4図はジヤケツト12の下方から見た斜視図
であり、第5図はそのジヤケツト12の底付近の
断面図である。ジヤケツト12の下部には、アタ
ツチメント34が固定される。このアタツチメン
ト34は、ジヤケツト12の筒22に形成された
外ねじ35に螺合する内ねじを有する外向きフラ
ンジ36と、このフランジ36の外周縁から下方
に延びる短筒部37と、短筒部37の下端から半
径方向内方に広がる薄板状の取付板38とを有す
る。取付板38には、周方向に等間隔をあけて複
数(この実施例では4)の取付孔39が形成され
る。各取付孔39は、試料容器13のピン30に
個別的に対応する。
第6図は、取付板38に形成された取付孔39
の底面図である。この取付孔39は、一対の挿通
孔40,41とこれらの挿通孔40,41を連続
する係止孔42とを有する。挿通孔40,41
は、ジヤケツト12の周方向に間隔をあけて形成
されており、その内径はピン30の頭部32の外
径よりも大きい。係止孔42は、ピン30の頭部
31の外径d1よりも大きい幅d3を有し、かつ頭
部32の外径d2よりも小さい幅d3を有する。挿
通孔40,41の中心と係止孔42の軸線は、ジ
ヤケツト12の軸線を中心とする共通の仮想円上
にあり、この仮想円は、ピン30が配置された前
述の仮想円と同一の半径を有する。
第7図を参照して、試料容器13の支持板28
には弾性手段44が設けられ、この弾性手段44
によつて被把持部材45が取付けられる。
第8図は、弾性手段44と被把持部材45との
斜視図である。支持板28ともう1つの支持板4
6との間には、周方向に等間隔をあけて複数(こ
の実施例では4)の弾性体47が介在される。こ
の弾性体47は棒状であり、ゴムなどの弾性を有
する材料から成り、ばね定数は、たとえば3210Kg
f/cmであり、その軸線方向の両端部が支持板2
8,46にそれぞれ固定される。弾性体47の軸
線は、支持板46側に半径方向外方に広がるよう
に傾斜されており、この弾性手段44は自然状態
で軸線48に関して線対称に構成される。こうし
て弾性手段44によつて試料容器13をジヤケツ
ト12に装着する際に、水平方向および角度方向
の比較的大きな誤差をも修正することができ、両
者の取付けが確実に行なわれる。
第9図は、被把持部材45付近の断面図であ
る。この被把持部材45は、直円筒状の軸部50
と、円錐台部51と、大径部52と、円錐台部5
3と、軸部54とから成り、大径部52は半径方
向外方に突出している。
前述の第7図を再び参照して、ロボツトのアー
ム17に設けられている作業端55は、第9図に
示される一対のフインガ56,57を有する。こ
のフインガ56,57は駆動手段58によつて相
互の近接方向および離反方向に変位する。
第10図は、フインガ56の斜視図である。こ
のフインガ56はその外径が大略的には偏平な板
状であり、被把持部材45の円錐台部51,53
と大径部52とに対応する凹溝58が形成され
る。この凹溝58が、被把持部材45が円錐台部
51,53と大径部52とにぴつたりと嵌合する
ことによつて、被把持部材45がフインガ56,
57によつて確実に把持されて装着される。
フインガ56,57は、第9図から明らかなよ
うに、相互に対向する内面に凹溝59を有する。
被把持部材45は、直円筒状の軸部50と、この
軸部50に小径端が連なる円錐台部51と、円錐
台部51の大径端に連なつて半径方向外方に突出
している大径部52と、大径部52に大径端が連
なる円錐台部53とが、この順序で同軸に連なつ
て形成される。
弾性手段44において、支持板46は軸部50
に固定され、複数の細長い弾性体47の一端部は
支持板46に固定され、弾性体47の他端部は支
持板28に固定される。ピン30は、支持板28
の弾性体47とは反対側の表面に立設される直円
柱状の軸部31と、その軸部31の遊端部に固定
され、かつ軸31よりも大径である頭部32とを
有する。アタツチメント34は、物体本体である
ジヤケツト12に固定され、このアタツチメント
34は、取付孔39が形成された取付板38を有
し、取付孔39は、各ピン30に個別的に対応し
て複数形成される。取付孔39の挿通孔40,4
1は、ピン30の頭部32の外径よりも大きい内
径を有し、頭部32が挿通する。係止孔42は、
挿通孔40,41に連なる。本考案では、挿通孔
40,41のいずれか一方だけが設けられていて
もよい。このアタツチメント34において、第5
図に明らかに示されるように、取付板38はフラ
ンジ36との間に収納空間60が形成されてお
り、これによつて取付孔39にピン30が挿通係
止することが可能となる。この収納空間60は、
取付板38の弾性手段44とは反対側(すなわち
第5図の取付板38よりも上方)に形成される。
この実施例では、アーム17に作業端55が取
付けられており、試料容器13には弾性体47を
介して被把持部材45が取付けられている。こう
してピン30のごく近傍に弾性体47が存在して
いるので、筒23の軸線とジヤケツト12の筒2
2の軸線とが水平方向および角度方向に誤差が存
在しても、しかもその誤差が比較的大きくても、
確実に装着が可能となる。このことは、筒23が
軸線方向に比較的長いときであつても弾性手段4
4による上述の機能が十分発揮される。
またこの実施例では、アーム17に作業端55
が取付けられているので、その作業端55によつ
て移動される物体の可搬能力低減を防ぐことがで
きる。
さらにまたこの実施例では、ロボツト側、すな
わち作業端55およびアーム17には弾性手段4
4が取付けられていないので、作業端55によつ
て弾性手段44による弾性を必要としない作業に
おいて、作業端55による可搬重量を増大するこ
とができる。
さらにまた本件実施例では、弾性体47によつ
て試料容器13が支持されるので、その弾性手段
44によつて支持される重量は比較的小さくてす
み、したがつてハンドリング時におけるアーム1
7の加減速時における試料容器13の動作ぶれを
抑制することができる。
ロボツトの作業端55によつて被把持部材45
を把持し、試料容器13内に試料24を収納した
状態において、ジヤケツト12の下方から端2
3,22の軸線を一致したままで試料容器13を
上昇する。こうしてピン30の頭部32が取付孔
39の一方の挿通孔40に嵌り込む。この状態で
作業端55が第6図の矢符60の方向に角変位す
ることによつて、頭部32は係止孔42の位置に
もたらされる。こうして試料容器13がジヤケツ
ト12に取付けられた状態となる。ジヤケツト1
2から試料容器13を取外すには、作業端55に
よつて試料容器13を第6図の矢符60の方向に
角変位する。これによつてピン30の頭部32は
フランジ36,38間の空間にある状態内で他方
の挿通孔41に変位する。この状態で試料容器1
3を下方に変位することによつて、この試料容器
13をジヤケツト12から取外すことができる。
試料容器13の着脱時における回転方向60
は、ジヤケツト12の筒22に形成されたねじと
フランジ36のねじ35とのねじ締結状態におい
て、そのねじが締付けられる方向に一致してお
り、また同様にして試料容器13の筒23のねじ
27が支持板28に固定されている筒部29との
ねじ締結状態におけるねじが締付けられる方向に
一致している。したがつてロボツトの作業端55
によつて試料容器13が一方向60に角変位する
ことによつてジヤケツト12との着脱が可能とな
り、ねじ締結状態が緩んだり外れたりする恐れが
なくなる。しかも仮に、試料容器13をジヤケツ
ト12にねじ締結するとすれば、こじりを生じる
恐れがあるけれども、本件実施例ではその恐れが
なくなり、またわずかな角変位量で、いわばワン
タツチ式で着脱が可能になる。さらにまたこの実
施例では、前述の第11図において関連して述べ
た先行技術における筒4に形成された外ねじ7
に、フランジ36の内ねじを螺合することによつ
て既存のジヤケツト1をそのまま利用することが
できて都合がよい。
効 果 以上のように本考案によれば、組立てられる部
品間の水平方向および角度方向の大きな誤差があ
つても、組立てを確実に行なうことができるよう
になる。また本考案によれば、物体本体の可搬能
力が低減されることを防ぐことができる。さらに
また本考案によれば、ハンドリング時におけるア
ームの加減速による物体本体の動作ぶれを抑制す
ることができる。特に本考案によれば、物体本体
12に固定されるアタツチメント34の取付板3
8に形成された複数の取付板39には、ピン30
が個別的に挿通係止して着脱可能であり、このピ
ン30は弾性手段44を介して被把持部材45に
設けられ、被把持部材45は、産業用ロボツト1
0のアーム17に設けられている作業端55の一
対のフインガ56,57によつて把持されるよう
にしたので、着脱をロボツトによつて自動的に行
うことができるという優れた効果が達成される。
またフインガ56,57は、駆動手段58によつ
て相互の近接方向および離反方向に変位すること
によつて、そのフインガ56,57の相互に対向
する内面に形成された凹溝59によつて被把持部
材45は把持され、これによつてフインガ56,
57による被把持部材45の着脱が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体の構成を示す
断面図、第2図は粘度分析計11の斜視図、第3
図は試料容器13の断面図、第4図はジヤケツト
12の下方から見た斜視図、第5図はジヤケツト
12の底部付近の断面図、第6図は挿通孔39の
底面図、第7図は試料容器13とそれに関連する
構成を示す側面図、第8図は弾性手段44と被把
持部材45を示す断面図、第9図は被把持部材4
5を示す断面図、第10図はフインガ56の斜視
図、第11図は先行技術を示す断面図である。 10……ロボツト、11……粘度分析計、12
……ジヤケツト、13……試料容器、15,1
6,17……アーム、30……ピン、31……軸
部、32……頭部、39……取付孔、40,41
……挿通孔、42……係止孔、44……弾性手
段、45……被把持部材、47……弾性体、55
……作業端、56,57……フインガ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 複数軸を有し、駆動手段58によつて相互の
    近接方向および離反方向に変位する一対のフイ
    ンガ56,57を有する作業端55が設けられ
    ているアーム17を備え、各フインガ56,5
    7は、相互に対向する内面に凹溝59を有する
    産業用ロボツト10と、 (b) 直円筒状の軸部50と、この軸部50に小径
    端が連なる第1円錐台部51と、第1円錐台部
    51の大径端に連なつて半径方向外方に突出し
    ている大径部52と、大径部52に大径端が連
    なる第2円錐台部53とが、この順序で同軸に
    連なつて形成され、前記フインガ56,57の
    凹溝59によつて把持される被把持部材45
    と、 (c) 弾性手段44であつて、 (c1) 軸部50に固定される第1支持板46
    と、 (c2) もう1つの第2支持板28と、 (c3) 第1支持板46に一端部が固定され、
    第2支持板28に他端部が固定され、第1支
    持板46側に半径方向外方に広がるように傾
    斜されており、周方向に等間隔をあけて配置
    される複数の細長い弾性体47とを有し、 (c4) 自然状態で軸線48に関して線対称に
    構成される、そのような弾性手段44と、 (d) 複数のピン30であつて、各ピン30は、第
    2支持板28の弾性体47と反対側の表面に立
    設される直円柱状の軸部31と、その軸部31
    の遊端部に固定されかつ軸部31よりも大径で
    ある頭部32とを有し、仮想円上に周方向に等
    間隔をあけて形成される、そのようなピン30
    と、 (e) 物体本体12に固定されるアタツチメント3
    4であつて、このアタツチメント34は、各ピ
    ン30に個別的に対応して形成される複数の取
    付孔39が形成された薄板状の取付板38を有
    し、取付孔39は、頭部32の外径よりも大き
    い内径を有し頭部32が挿通する挿通孔40,
    41と、この挿通孔40,41に連なりピン3
    0の軸部31の外径d1よりも大きい幅d3を有
    しかつ頭部32の外径d2よりも小さい幅d3を
    有する係止孔42とを有し、挿通孔40,41
    の中心と係止孔42の軸線とは、前記仮想円と
    同一の半径を有する仮想円上にあり、取付孔3
    9にピン30が挿通係止することが可能となる
    ように取付板38の弾性手段44とは反対側
    に、収納空間60を有する、そのようなアタツ
    チメント34とを含み、 (f) 産業用ロボツト10の前記アーム17によつ
    てピン30を取付孔39に着脱することを特徴
    とするロボツトを用いる作業装置。
JP1986203636U 1986-12-31 1986-12-31 Expired JPH0432235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986203636U JPH0432235Y2 (ja) 1986-12-31 1986-12-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986203636U JPH0432235Y2 (ja) 1986-12-31 1986-12-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63107587U JPS63107587U (ja) 1988-07-11
JPH0432235Y2 true JPH0432235Y2 (ja) 1992-08-03

Family

ID=31169151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986203636U Expired JPH0432235Y2 (ja) 1986-12-31 1986-12-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0432235Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0525901Y2 (ja) * 1989-03-24 1993-06-30

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626531A (en) * 1979-08-08 1981-03-14 Hitachi Ltd Method and apparatus for dry type flue gas desufurization
JPS58211876A (ja) * 1982-06-02 1983-12-09 松下電器産業株式会社 ロボツトハンドリングシステム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626531A (en) * 1979-08-08 1981-03-14 Hitachi Ltd Method and apparatus for dry type flue gas desufurization
JPS58211876A (ja) * 1982-06-02 1983-12-09 松下電器産業株式会社 ロボツトハンドリングシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63107587U (ja) 1988-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8366064B2 (en) Universal mounting apparatus
EP1166955A3 (en) System for attaching / detaching a workpiece to be machined on a jig
US5918867A (en) Multiple axis mounting unit
CN110809506A (zh) 夹持装置及可移动机器
US20030034602A1 (en) Universal holding fixture
CN214625014U (zh) 一种适用于晶圆校准的夹持装置
CN111174066A (zh) 车轮夹持装置
JPH0432235Y2 (ja)
JP2003211310A (ja) 均等締付チャック組立体
US4750769A (en) Auxiliary grapple fixture
JP2007501718A (ja) 工具カップリング
JPH0442569Y2 (ja)
JP2660034B2 (ja) 自在継手
CN211680384U (zh) 一种精密车床螺杆加工用夹持装置
CN209916253U (zh) 一种义齿操作台
CN210555616U (zh) 云台平衡调节装置
CN217200720U (zh) 辅助机械臂
JPH01140931A (ja) ロボットにおける工具ソケットの交換機構
CN209223870U (zh) 一种机翼固定装置和夹具
CN214394049U (zh) 一种螺母和螺栓的安装工装
JPH065080Y2 (ja) 工具取付治具
JPH0639772A (ja) ロボットハンド
CN218109970U (zh) 一种机床摇臂安装座
CN211667435U (zh) 一种云台组件
CN214723867U (zh) 拆装装置