JPH0432208Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432208Y2 JPH0432208Y2 JP8793586U JP8793586U JPH0432208Y2 JP H0432208 Y2 JPH0432208 Y2 JP H0432208Y2 JP 8793586 U JP8793586 U JP 8793586U JP 8793586 U JP8793586 U JP 8793586U JP H0432208 Y2 JPH0432208 Y2 JP H0432208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sieve
- vertical guide
- guide plate
- barrel
- polishing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 17
- 239000004575 stone Substances 0.000 claims description 9
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、傾度調節可能にした篩を設けた環
状振動バレル研磨機に関するもので、振動バレル
研磨機の製造、販売及び使用の産業分野に属す
る。
状振動バレル研磨機に関するもので、振動バレル
研磨機の製造、販売及び使用の産業分野に属す
る。
(従来の技術)
従来、研磨後に研磨石と工作物(以下、両者を
マスという。)とを分離するために、第3図に示
すような傾度を変化できない篩が使用されてい
る。即ち、バレル槽11の一側壁から縦案内板1
2を突出し、該縦案内板12に適宜数の溝12a
を設け、該溝に篩の突起(又はボルト)14を係
止させたものである。
マスという。)とを分離するために、第3図に示
すような傾度を変化できない篩が使用されてい
る。即ち、バレル槽11の一側壁から縦案内板1
2を突出し、該縦案内板12に適宜数の溝12a
を設け、該溝に篩の突起(又はボルト)14を係
止させたものである。
(考案により解決すべき問題点)
しかし乍ら、かかる従来例にあつては、排出口
に導入されるマス量が多過ぎた場合には選別しき
れなくなり、研磨石が工作物排出口から工作物収
納篭に入つてしまう問題点があり、逆にマス量が
少なかつたり、マスの前進スピードが遅いような
場合には、選別に時間を要するという問題点があ
つた。また、特に工作物が板状物である場合に
は、研磨石が工作物上に載つたまま選別されずに
工作物収納篭に収納されてしまうことが多々あ
り、これを防止するため、篩から上方へ若干離間
させてビニールシート等を配置した場合には、篩
の網の目を塞ぐこととなるから、結局マスの有効
な選別ができないという問題点もあつた。
に導入されるマス量が多過ぎた場合には選別しき
れなくなり、研磨石が工作物排出口から工作物収
納篭に入つてしまう問題点があり、逆にマス量が
少なかつたり、マスの前進スピードが遅いような
場合には、選別に時間を要するという問題点があ
つた。また、特に工作物が板状物である場合に
は、研磨石が工作物上に載つたまま選別されずに
工作物収納篭に収納されてしまうことが多々あ
り、これを防止するため、篩から上方へ若干離間
させてビニールシート等を配置した場合には、篩
の網の目を塞ぐこととなるから、結局マスの有効
な選別ができないという問題点もあつた。
(問題点を解決する為の手段)
しかるに、この考案は篩の基端下部をバレル槽
壁へ横軸によつて回転自在に取り付け、篩の中間
部を前記バレル槽壁から突出した縦案内板へ昇降
可能に掛止してなる篩取付装置を環状振動バレル
研磨機に装置することにより、上記従来の問題点
を解決したのである。
壁へ横軸によつて回転自在に取り付け、篩の中間
部を前記バレル槽壁から突出した縦案内板へ昇降
可能に掛止してなる篩取付装置を環状振動バレル
研磨機に装置することにより、上記従来の問題点
を解決したのである。
篩の縦案内板への掛止は、縦案内板に設けた円
弧状の長孔に、篩の中間部に突設したボルトを挿
通しナツトで螺合させて行う。
弧状の長孔に、篩の中間部に突設したボルトを挿
通しナツトで螺合させて行う。
(考案の作用)
この考案は上記構成としたから、導入されるマ
ス量が多い場合には、篩を上り勾配に傾斜させる
ことにより導入のスピードが緩和され、マスは確
実に選別されることとなる。上記に反し、導入ス
ピードが遅い場合には、篩を下り勾配に傾斜させ
ることにより導入スピードが上げられることとな
る。また、篩を傾斜させることにより、板状の工
作物に載つた研磨石は工作物からころげ落ちて分
離されることとなる。
ス量が多い場合には、篩を上り勾配に傾斜させる
ことにより導入のスピードが緩和され、マスは確
実に選別されることとなる。上記に反し、導入ス
ピードが遅い場合には、篩を下り勾配に傾斜させ
ることにより導入スピードが上げられることとな
る。また、篩を傾斜させることにより、板状の工
作物に載つた研磨石は工作物からころげ落ちて分
離されることとなる。
(実施例)
次にこの考案の実施例について第1図及び第2
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
バレル槽1の一側にはバレル槽壁から突出して
縦案内板2,2が連設されており、前記縦案内板
2,2には円弧状の長孔2a,2aがそれぞれ穿
設されている。一方、縦案内板2,2には篩5が
その基端下部でボルト3及びナツト4,4により
ボルト3を横軸として回転自在に取り付けられて
おり、篩5の中間部には長孔2a,2aにそれぞ
れ案内係合するボルト6,6が設けられいる。こ
のボルト6,6にナツト7,7を長孔2a,2a
の適宜位置で螺合することにより、篩5が傾斜状
態で掛止可能に形成されている。
縦案内板2,2が連設されており、前記縦案内板
2,2には円弧状の長孔2a,2aがそれぞれ穿
設されている。一方、縦案内板2,2には篩5が
その基端下部でボルト3及びナツト4,4により
ボルト3を横軸として回転自在に取り付けられて
おり、篩5の中間部には長孔2a,2aにそれぞ
れ案内係合するボルト6,6が設けられいる。こ
のボルト6,6にナツト7,7を長孔2a,2a
の適宜位置で螺合することにより、篩5が傾斜状
態で掛止可能に形成されている。
尚、符号8は堰であり、9はフラツプである。
上記構成の篩5が備えられた環状振動バレル研
磨機において、工作物排出口へ導入されるマス量
が多い場合には、横軸を中心に篩5を矢示A方向
へ回転させた後、ナツト7,7をボルト6,6に
螺合すると、篩5は上り勾配に傾斜した状態で縦
案内板2,2に掛止される。したがつて、導入さ
れるマスの導入スピードが緩められ、マスは研磨
石と工作物とに確実に選別分離されることとな
る。
磨機において、工作物排出口へ導入されるマス量
が多い場合には、横軸を中心に篩5を矢示A方向
へ回転させた後、ナツト7,7をボルト6,6に
螺合すると、篩5は上り勾配に傾斜した状態で縦
案内板2,2に掛止される。したがつて、導入さ
れるマスの導入スピードが緩められ、マスは研磨
石と工作物とに確実に選別分離されることとな
る。
前記に反し、マスの量が少なく導入スピードが
遅い場合には、篩5を矢示B方向に回転された
後、ナツト7,7をボルト6,6に螺合すると、
篩5は下り勾配で傾斜した状態で掛止される。し
たがつて、排出口までゆつくり導入されてきたマ
スは篩5のより導入スピードが加速され、工作物
の収納篭への収納が早められることとなる。
遅い場合には、篩5を矢示B方向に回転された
後、ナツト7,7をボルト6,6に螺合すると、
篩5は下り勾配で傾斜した状態で掛止される。し
たがつて、排出口までゆつくり導入されてきたマ
スは篩5のより導入スピードが加速され、工作物
の収納篭への収納が早められることとなる。
前記のように、篩5に傾斜をつけることができ
るので、特に板状の工作物上に研磨石が載つたま
ま導入されてきても、この傾斜により研磨石は工
作物上から下に落ち、自然に選別分離されること
となる。
るので、特に板状の工作物上に研磨石が載つたま
ま導入されてきても、この傾斜により研磨石は工
作物上から下に落ち、自然に選別分離されること
となる。
尚、長孔2aは一方の縦案内板2のみに設けて
もよいし、長孔2aの個数及び篩5の中間部のボ
ルト6も少なくとも1個のみあればその個数はい
くつでもよい。
もよいし、長孔2aの個数及び篩5の中間部のボ
ルト6も少なくとも1個のみあればその個数はい
くつでもよい。
(考案の効果)
上記構成の篩を装置した環状振動バレル研磨機
としたため、導入されるマスの量及び導入スピー
ドに影響されることなく、確実、かつスピーデイ
ーに研磨石と工作物とに選別分離することができ
る。また、工作物が板状であつても、容易、かつ
確実に選別分離が行なえる効果がある。
としたため、導入されるマスの量及び導入スピー
ドに影響されることなく、確実、かつスピーデイ
ーに研磨石と工作物とに選別分離することができ
る。また、工作物が板状であつても、容易、かつ
確実に選別分離が行なえる効果がある。
第1図は、この考案を付設した振動バレル研磨
機の平面図、第2図は同じく一部拡大正面図、第
3図は従来例の要部拡大正面図である。 1,11……バレル槽、2,12……縦案内
板、2a……円弧状長孔、5,13……篩。
機の平面図、第2図は同じく一部拡大正面図、第
3図は従来例の要部拡大正面図である。 1,11……バレル槽、2,12……縦案内
板、2a……円弧状長孔、5,13……篩。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 バレル槽の一側に研磨石と工作物とを分離す
る篩を設けた環状振動バレル研磨機において、
前記篩は基端下部を前記バレル槽壁へ横軸によ
つて回転自在に取り付け、前記篩の中間部を前
記バレル槽壁から突出した縦案内板へ昇降可能
に掛止してなる環状振動バレル研磨機における
篩取付装置。 2 篩の縦案内板への掛止は、縦案内板に設けた
円弧状の長孔に、篩の中間部に突設したボルト
を挿通し、ナツトで螺合させた実用新案登録請
求の範囲第1項記載の環状振動バレル研磨機に
おける篩取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8793586U JPH0432208Y2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8793586U JPH0432208Y2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62198053U JPS62198053U (ja) | 1987-12-16 |
JPH0432208Y2 true JPH0432208Y2 (ja) | 1992-08-03 |
Family
ID=30945599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8793586U Expired JPH0432208Y2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432208Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP8793586U patent/JPH0432208Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62198053U (ja) | 1987-12-16 |
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