JPH04321328A - 無線通信方法 - Google Patents

無線通信方法

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Publication number
JPH04321328A
JPH04321328A JP1255291A JP1255291A JPH04321328A JP H04321328 A JPH04321328 A JP H04321328A JP 1255291 A JP1255291 A JP 1255291A JP 1255291 A JP1255291 A JP 1255291A JP H04321328 A JPH04321328 A JP H04321328A
Authority
JP
Japan
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base station
audio signal
intermittent
signal
wireless communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP1255291A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Sumi
角 富士雄
Susumu Nakabayashi
中林 進
Takeshi Oohira
大衡 壮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI TEC KK
Tohoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
FUJI TEC KK
Tohoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJI TEC KK, Tohoku Electric Power Co Inc filed Critical FUJI TEC KK
Priority to JP1255291A priority Critical patent/JPH04321328A/ja
Publication of JPH04321328A publication Critical patent/JPH04321328A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同一若しくは近接す
る複数の周波数の電波を使用して、複数の無線基地局又
は無線中継局(以下ではこの両者を単に基地局と呼ぶ)
と無線移動局(以下では単に移動局MKと呼ぶ、そして
基地局又は移動局を無線局と呼ぶ)の間の送受信に用い
る、改良された無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信の比較的規模の大きい無線基地
では図15に示すように、それぞれに周波数の近接する
多数の周波数(以下ではこれらをチャンネルfK1、f
K2・・と呼ぶ)を割り当てた複数の基地局BK1,B
K2 ・・ で基地局団BKを構成して複数の移動局M
K1,MK2・・(図示せず)との間で無線通信をする
場合が多い。 この場合は、あるチャンネルでは送信状態、別のチャン
ネルでは受信状態といった具合に、基地局相互の送受信
動作が互いに重なり合う状態になるのが普通であるが、
それら基地局BK1,BK2 ・・ (の送受信機)は
同一場所に近接して設置され、アンテナ等が共用されて
いたりもする。従って送信状態にある基地局(例えば、
BKp)の送信機(TKP)からの強力な電波(fKP
)が、受信状態にある同じ基地局団内の別の基地局(例
えば、BKq)のチャンネル(fKq)の受信機(RK
q)に感度抑圧等の妨害を与えて円滑な通信が行えなく
なる。この不都合を除去するため従来は、図15に示す
ように、各チャンネルfKr(r=1,2・・)の基地
局BKrの受信機RKrの入力部に高選択度のフィルタ
FKrを挿入し、他チャンネルの基地局からの送信電波
をここで減衰させるようにして受信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら各チャン
ネルの周波数が接近している場合は、こうした従来のフ
ィルタFKrを用いる対策には次の(1)〜(4)のよ
うな欠点があった。即ち、(1)フィルタFKrの周波
数選択特性に対する要求が非常にきびしいためフィルタ
がとかく大がかりものになってしまう。(2)フィルタ
FKrには周波数選択特性だけでなく、周波数選択特性
の温度特性、それらの経時変化特性にも厳しい性能が要
求され非常に高価なものになる。また、(3)チャンネ
ルの組み合わせ(fKpとfKqの組み合わせ)が隣接
チャンネルになった場合は、周波数の差が余りに小さい
(例えば、12.5KHZ〜20KHz等になる)ため
、フィルタFKrでは最早や対応が不可能となる。更に
、(4)アンテナ以外から洩れて入る電波も強大になり
、送受信ユニットのシ−ルドだけでは、洩入電波によっ
て起こる干渉妨害の排除がすでに困難になる。
【0004】さらにまた、一般に基地局は、移動局に比
べて送信電力が大きく且つアンテナも高く電波が遠方ま
で届くので、基地局団BKと距離を隔てて通信可能な位
置にある他の基地局団(BK’、BK”、・・)の基地
局({BK’=}BK1’,BK2’・・、{BK”=
}BK1”,BK2”・・、・・)との間でも同一チャ
ンネルの場合には干渉妨害も発生することがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】基地局団BK内の干渉妨
害の除去を行ないたいと考える複数の基地局で構成され
る基地局グループGK(GK=BK1,・・BKn、図
1参照)において、この基地局グループGKに属するす
べての基地局の送信機と受信機が共に一斉動作し、送信
機の送信動作中はすべての受信機が受信を休止し、受信
機の受信動作中はすべての送信機が送信を休止する動作
を繰り返すという無線通信方法を採用することで、上記
(1)〜(4)の問題を解決する。
【0006】このときは、この基地局グループGKに属
する基地局BKrと、交信の相手方の移動局MKrが、
交信の繰り返し動作の同期を如何にしてとるかが問題に
なるが、これは基地局グループGKに属するすべての基
地局の送信機が、その送出する電波に、移動局が同期を
とるための共通のタイミング信号を付加することで、問
題が解決される。
【0007】上記の無線通信方法で干渉妨害のない通信
が一応可能となるものの、このままでは一般に通話の自
由が制限されて会話が不自然なものになり、若しくは通
話が断続的になるという問題を生ずる。しかしその問題
は、従来の「同時送受話無線通信」で提案されている無
線通信方法をここに流用すること、即ち、基地局グルー
プGKに属するすべての基地局が親局となって、この親
局の送信機及び、これと交信するすべての移動局即ち子
局の送信機が、音声信号を一旦1/2以下に時間圧縮し
てこれを断続する圧縮音声信号に変換した後、それで変
調された断続する電波を送出し、且つ親・子局それぞれ
の受信機が、相手局の電波を受信し検波して得た断続音
声信号に時間伸張を施してこれを連続する音声信号に復
調するという方法を採用し、その断続する電波の送出の
周期を、前記した繰り返し動作の周期として用いる無線
通信方法によって解決される。
【0008】また、送信電波の占有周波数帯域幅に制限
のある場合には、上記の圧縮音声を用いて変調する方法
では、電波の占める周波数の幅が広がって問題を生ずる
が、この問題は、送信機が音声の高域成分をカットして
、カットした信号を前記の断続する圧縮音声信号に変換
するという方法を用いて解決される。
【0009】距離を隔てて通信可能な位置にある複数の
基地局団(BKとBK’と・・)に属する基地局の相互
間で、同一チャンネルを使用する場合に生ずる前記した
問題については、干渉妨害の除去を行ないたいそれぞれ
属する複数の基地局グループ(GKとGK’と・・)に
所属するすべての基地局({GK=}BK1,・・BK
n、と{GK’=}BK1’,・・BKm’、と・・)
の送信機及び受信機が共に一斉動作し、送信機の送信動
作中はすべての受信機が受信を休止し、受信機の受信動
作中はすべての送信機が送信を休止する動作を繰り返す
という、前記を拡張した無線通信方法を採用することで
解決される。
【0010】
【実施例】図1は基地局グループGK(GK=BK1,
・・・BKn)における、基地局相互の干渉妨害を皆無
にする本発明の無線通信システムの実施例のブロック図
である。チャンネルfKr(r=1,・・n、以下同じ
)は基地局BKrの送信機TKrと受信機RKrの両方
で使用されているものとする。AKrはアンテナ結合器
、ATKrはアンテナである。すべての送信機TKrと
受信機RKrは基地局グループGKに設置された共通の
同期制御器SYNCに有線で連結されており、基地局グ
ループGK内では送信機と受信機はそれぞれ一斉動作し
、受信機が動作している期間はすべての送信機が停止、
逆に、送信機が動作しているときはすべての受信機が停
止するという動作が、一定周期で繰り返されるように制
御されている。
【0011】これを示したものが図2のa(基地局側)
とb(移動局側、TとRが基地局側と反対になっている
)のタイムチャート(横軸は時間)であって、Tで示す
時間区間中に、すべての(通信状態にある)基地局の送
信機から一斉に電波が送出され、Rで示す時間区間中に
すべての(通信状態にある)移動局から送られて来た電
波が、前記したすべての基地局の受信機で一斉に受信さ
れる。この通信方法によれば、基地局グループGK内で
は、受信機が受信中は他のどのチャンネルの基地局も送
信を行っていないので、たとえ隣接チャンネルであって
も、他の基地局による干渉妨害は絶対に起こらない。 そしてこれに、次記する「従来同時送受話無線通信で提
案されている音声圧縮・音声伸張を用いる通信方法」を
ここに「流用する」ことで前記したすべての技術的問題
を解決したものである。
【0012】ここにいう「従来同時送受話無線通信で提
案されている音声圧縮・音声伸張を用いる通信方法」は
、要約すると次のようになる。即ち、親局(主動側の無
線局)と子局(相手局)がそれぞれ同等機能の送信部・
受信部を具えて、親局の送信部が音声信号を時分割し、
時分割で得た各分割音声信号を時間圧縮してこれを断続
する信号に変え、その断続する信号でキャリアを変調し
断続する電波に変えて子局に送信し、子局の受信部が、
親局から送られた前記断続する電波を受信・検波して得
た断続する信号の各々に時間伸長を施し、時間伸長して
得た分割音声信号を親局の時分割に同期して連結するこ
とにより、元の音声信号に戻す、という同時送受話無線
通信方法のことである。そしてこの方法を本発明に「流
用する」ことでこの問題を解決するとは、前記した基地
局グループに属するすべての基地局が親局となって、送
受の動作の繰り返しを一斉に、この「同時送受話無線通
信」で使用される前記した電波の断続で行なう、と言う
ことである。
【0013】以下には、本発明の方法及びこれに用いら
れる装置を明かにする目的で、「同時送受話無線通信」
の方法、装置、電波の占有周波数帯域幅圧縮、及びタイ
ミング信号の送出に関し、例を挙げて詳細に説明する。 但し、以下の「同時送受話無線通信」の説明では混乱を
避ける目的で、基地局、移動局の名称を用いず、親局と
子局の名称で説明を行なうことにする。(なお同時送受
話無線通信装置に関しては、本願と同一の出願人の出願
になる、1990年8月8日出願の国際出願PCT/J
P90/01014号が存在する)
【0014】図3において、2つの狭帯域音声無線通信
機B1 、B2 は同等構成の装置で、ともに、単一の
周波数fを送受信に使っている。そして、送信機Tと受
信機R(図面では、それぞれの部材の符号に無線通信機
B1 、B2 の区別を表す小文字の添え字 1、2 
を付けている。以下同じ)、それらを一定の周期で切り
替えて動作させるコントロールスイッチSW、その周期
を規制し互いの同期をとる同期発生器SYCGEN、ス
ピーカーSP、マイクロホンMIC、アンテナ結合器A
Tを内蔵している。ANTはアンテナである。同期発生
器SYCGENの働きによって、両無線通信機の送受信
動作は互いに時間的に逆になるように周期的に制御され
ている。そして送信側では、変調信号を時分割し且つ通
話時間を圧縮したものでキャリアを変調して断続した電
波を送出し、受信側では、その電波を受信・検波して得
た信号を時間伸長し、送出側の時分割に同期して繋ぎ合
わせてもとの信号に復調する同時送受話無線通信を行な
っている。その同期の取り方は、交信の一方の無線通信
機が「親局」即ち主動側となって送信時の変調信号の時
分割の時間的割振りを決定し、交信の他方の無線通信機
が「子局」即ち受動側となってこれに同期するようにし
ている。
【0015】図4は、2つの狭帯域音声無線通信機B1
とB2の間で行なわれる交信のタイムチャートである。 VMは送信音声信号、SWTはコントロールスイッチS
Wによる送受の切り替え状況、VSPは受信音声信号で
ある。SWTの動作は、音声信号の断続の周期T0 の
半分になっているだけである。無線通信機B1から無線
通信機B2への送受信音声信号は実線で、B2からB1
への送受信音声信号は点線で示した。
【0016】この図4の交信では、送信側では、マイク
ロホンMICから入った送信音声信号VMに等時間間隔
の「時分割」■(■)処理(括弧内の■は点線の場合で
ある。以下同じ)、と1/2の「時間圧縮」■(■)処
理が加えられ、圧縮音声の断続的信号となってこれがキ
ャリアを変調し、断続的電波として送信され、一方、受
信側ではそうした電波を受信・検波して得た圧縮音声の
断続的信号■(■)に2倍の「時間伸長」が施され、つ
なぎ合わされて■(■)の信号即ち連続的音声信号に復
調されてスピーカーSPに出力される。この操作によっ
て、受信者の耳には、連続的な品質のよい音声が届けら
れることになる。
【0017】上記の同時送受話無線通信機は、次の問題
を抱えている。一つは、送信電波の占有周波数帯域幅に
制限値が設けられている場合には、音声の圧縮によって
送信電波の占有帯域幅が広くなり、その制限値を超過し
て他に妨害をあたえるという問題である。もう一つの問
題は、同期の問題である。受信側で各分割音声を伸長し
それを繋げる場合に、同期がはずれて繋げた分割音声に
隙間を生じる時は、破裂音のような激しい雑音が混入し
て通話が殆んど不可能になることがある。同期は常にと
れていなくてはならない。この同期は、フェージングに
よって容易に同期外れを生ずるような、脆弱なものであ
ってはならない。
【0018】また更に問題となるのは、多数の局の中に
親子局を生じて、前記した一つの周波数で互いに通話し
合うの(が通常)であるから、親局(話しかけ局)が的
確に子局(話しかけたい局)を選択できるような工夫が
なされていなければならない。それができないと、1親
局対複数子局の通話となって混乱を生ずる。他の問題は
この音声処理、即ち「時分割」「時間圧縮」「時間伸長
」と「連結」の処理の際に生ずる時間遅れの問題である
。この時間遅れは、通話を恰も衛星回線を通して行なっ
ているかのようなもどかしいものにする。以下に述べる
のは、それを解決する、先述の国際出願PCT/JP9
0/01014号の発明における同時送受話無線通信方
法及び装置である。
【0019】これらの音声の処理、即ち「時分割」「時
間圧縮」「時間伸長」などの処理では次の問題を生ずる
。即ちそれは、音声信号が1/2の時間に圧縮されるた
めに、その最大変調周波数(ここでは一応3kHzとす
る)が2倍となって周波数帯域幅が広がり、電波を発射
するとき、法規上の制限値を超過して使用不可能になる
ことである。この現象は、圧縮(伸長)率が2以上では
更に激しくなる。この問題解決のために、ローパスフィ
ルタLPFQ(以下、帯域制限フィルタ)を使って変調
周波数の上限を1/2にし、実効的な最大変調周波数を
制限(例えば、1.5kHzに制限)する。図5にその
構成を示した。図5ではマイクロホンMICの後の音声
VMに、この帯域制限フィルタLPFQを置いて最大周
波数を制限した音声VMQを得ている。音声の場合は、
変調周波数の1/2以上の周波数部分をフィルタでカッ
トしても通話に殆んど支障のないことが分かっている。 なお、音声VMQは折返雑音除去ローパスフィルタAA
LPFによって通過帯域を〜3kHZに制限(音声の帯
域制限ではなく、サンプリングノイズを音声に入り込ま
せないように設けられたもの)され、A/Dコンバータ
ADCでデジタル値に変換されて、通常の速度(例えば
、8kHz )で、ランダムアクセスメモリRAMの所
定の番地に格納される。この処理が一定時間行なわれた
後、今度は先の通常の速度の2倍の速度(16kHz 
)でこれを読み出し、直ちにそれをD/AコンバータD
ACでアナログ値に変換して行く。上記の格納が終った
時点から開始して、上記と同じ格納と読み出しをランダ
ムアクセスメモリRAMの別の所定の番地を使って行な
い、この両処理を繰り返し行なって帯域制限フィルタB
LLPFを経由してVSSが出力されることになる。 マイクロコンピュータを内蔵する音声ピッチコントロー
ラCTRが上記の動作を制御する。従って、このCTR
が図3のSWとSYCGENの両者を兼ねた働きをする
。即ち、2つのコンバータADC、DACにそれぞれの
スタート信号を送り、ランダムアクセスメモリRAMに
対しては、前記の所定の各番地を指定する作業、速度を
変化させての格納・読み出しの作業を行なう。
【0020】送受信の切り替え周波数F0 は1Hz〜
10Hzで運用上支障を来さない値を採用する。同時送
受話無線通信機でこのF0を1Hz〜10Hzの範囲内
に置くことは、了解度と秘話性の両者を合わせ持つ音声
を得んとする場合に、必須の条件となることが判明した
。 後述の様々な工夫を施すと否とに係わらず、この周
波数範囲を外れると、了解度には大きい変化を生じない
が、人間感覚的に秘話性は低下する。一般に、音声は1
秒当たり数個の音節からなっているので、音声を1Hz
〜10Hz程度の周波数で1/2の時間圧縮を行なうと
、圧縮処理によって生じた空白時間と音節の時間分とが
同程度となり、音節が脱落したような錯覚が生じ、会話
の把握が困難となる。また、1/2の時間圧縮により音
声ピッチ(周波数)が2倍になるため、聞き取りにくく
いっそうその効果が増す。従って前述の通信機の構成で
、送受の切り替え周波数F0 を大略1Hz〜10Hz
の範囲に置いて、送信の半サイクル時間圧縮音声を乗せ
た電波では、第3者がこれを傍受しても会話の内容を聞
き取ることは殆んどの場合不可能となる。
【0021】理解を助けるために、秘話を視覚的に表現
して図6のa,b,c,dで説明すると、aは音節を連
続したもの、bはaを1Hzよりも遥かに低い周波数(
1秒よりも長い周期)で時間圧縮したものである。音節
が数個つながるため、会話の内容がかなりの程度判り、
秘話性を得ることが困難である。cは時間圧縮の周波数
を1Hz〜10Hz程度にして繰り返したもので、音節
が互いに離れて、歯抜けのような音声になり、会話の内
容を理解することが困難になり、秘話性が確保される。 dは時間圧縮の周波数を10Hzよりもかなり高い周波
数にして繰り返したもので、音節は細かく分断されるも
のの、時間的には殆んど離れず連続するため、会話の内
容を高い確率で理解することができる。図6のa,b,
c,dは視覚的に説明したものであるが、聴覚的にもこ
の通りになることが実験で確認された。
【0022】移動通信においては、常にフェージングの
問題がある。本方式は、この改善に大きく寄与する。一
般に移動通信では電波が建造物等により反射されるため
、殆んどの場合、直接相手側に届く直接波と反射波が互
いに干渉した定在波を含む電波を利用して通信すること
になる。干渉は概ね電波の波長の1/2毎に発生して合
成波の電界強度は時にはかなり大きく変動し、電界強度
が受信機の能力の限界を越えて低下すると雑音が発生し
てフェージング現象を起こす。移動速度v(m/sec
)の移動局の受信機に発生するフェージング雑音の発生
頻度Ff (Hz)は、その局が1秒間走る間に何回、
半波長(即ちλ/2、λは波長で単位はm)を通過する
かで決まり、Ff =v/(λ/2)で与えられ、例え
ば電波の周波数fが800MHz、移動速度が20km
/hのとき、Ff はほぼ30Hzである。フェージン
グ雑音の発生頻度Ff は、電波の周波数、移動速度の
両方に正比例して大きくなる訳で、当然のことながらF
f が大になるほど通話の妨害が多く不快感も増す。図
7のa,b,c,dはフェージング雑音の内容を説明す
る図で、横軸は時間、aは電界強度の変化を示し一点鎖
線は受信限界レベル、bは受信・送信の切り替え、cは
受信検波信号に現れるフェージング雑音、dはそれを伸
長して繋ぎ合わせた復調信号に現れる雑音である。復調
信号では雑音の発生間隔が広がり、頻度は低下して改善
が自動的になされていることが分かる。この効果により
サービスエリアの拡大が達成される。
【0023】図7で明かなように、Ff に対して送信
・受信の切り替え周波数F0 をどうすべきかには適値
があり、実用上、F0 を、v=20km/hの時のF
f よりも小さい値に設定することが雑音対策として優
れることを見いだした。この条件を数式であらわすと、
Ff は電波の周波数に比例するので、周波数fMHz
のとき、F0<30・f/800  である。
【0024】次に、同期のとり方等々について説明を行
なう。ここでは、図8に親・子局の当面の説明に必要な
部分だけを抽出して示す新しい装置を用いて、図9のタ
イミングチャートに示す改良された同時送受話無線通信
方法を採用する。なお、親・子局のそれぞれは同等機能
の内部装置を有し、その装置の構成はブロック図、図1
0に示されている通りである。図10では、下記にこれ
から説明する全ての信号処理を秩序正しく運行させるた
めの、マイクロプロセッサーを内蔵する制御器CTRと
、アンテナ結合器AT等が図8に書き加えられた形にな
っている。例によって、装置の親・子を区別する添え字
1、2は省略されている。
【0025】さて、図9、図8を用いて同時送受信の順
序を説明すると、先ず、親局の送信部は、同期トーン信
号TWQを作る同期発生部TDG1と、マイクロホンM
IC1で得た音声VW1を帯域制限フィルタLPFQに
通し高域部を制限した音声VMQ1から断続圧縮音声V
SS1を作る音声処理部TOS1と、両者から送られた
信号を加算して変調部MODQ1に送る加算器MU1を
新しく具え、一方、子局の受信部は、親局のアンテナA
NT1から送られた電波をアンテナANT2で受信し、
検出部DEMOD2で検波された信号のうちの、同期ト
ーン信号TWQを処理する同期処理部RDS2と、音声
信号VSS2を処理する音声処理部ROS2と、両者へ
それらの信号をタイミングよく切り替えて送出するスイ
ッチ回路SWQとを新しく具えている。
【0026】それらの装置により、親局では音声処理部
TOS1によって、図9のタイミングチャートの■欄の
原送信音声VMQ1はTQ3(例えば395 msec
)間隔に分断され、更にその各々が1/2.5に圧縮さ
れて断続圧縮音声信号VSS1となる。そして、同期発
生部TDG1から送られて来た同期トーン信号TWQと
加算器MU1で一緒にされて、■欄の変調信号を形成し
、これが変調部MODQ1を経て送信高周波部TQ1に
おくられ断続する電波としてアンテナANT1から送出
される。尚、親局の、送信部の送信区間TSQ1(■欄
のTQ2、例えば 210msec)と、受信部の受信
区間RSQ1(■欄のTQ1、例えば 185 mse
c)の合計が先述の分断区間(TQ3、395 mse
c)であり、後述のようにして親・子局間の同期がとら
れるため、子局ではそのそれぞれが受信区間(■欄のT
Q2)、送信区間(■欄のTQ1)となる。同期トーン
信号期間Ta(例えば、25 msec)と受信区間T
Q1の間には時間間隙Tb(5 msec)が置かれる
のが通常である。
【0027】子局では、前記の電波を受信し受信高周波
部RQ2を経て検出部DEMOD2で検波されると、先
の■欄のTWQ+VSS1の信号が取り出され、先ずス
イッチSWQの切り替えによって同期トーン信号TWQ
が同期処理部RDS2に送られて、子局の時分割パター
ンの位相を親局のそれに合致させるために使用するタイ
ミングポイントCUQ2が取り出され、これを用いて自
局の発生する同期信号をそれに同期させる。更にそれと
ともに、音声処理部ROS2にも制御信号が送られて、
断続圧縮音声信号VSS1の各分断区間は2.5倍に伸
長され、それらを繋ぎ合わせて、■欄の音声信号VS2
に復調され、疑似高域成分VHQが加えられて自然に近
い音声VSX2となりスピーカSP2に出力されるもの
である。詳細な図示は省略するが上記に呼応して、子局
のマイクロホンから入った音声信号も親局同様に、分割
された上で1/2.5に圧縮されて■欄の断続圧縮音声
信号VSS2となり、(一般に、子局→親局の圧縮率従
って伸長率は、必ずしも親局→子局の場合のそれに合わ
せる必要はない。即ち図9の■欄の時間TS1と、■欄
の時間TS2を等しくすることは必須の条件ではない。 両者を違える場合に必要となる切り替え動作は、制御器
CTRが親、子を判別して行なうことになる)、子局の
電波に乗って■欄の子局の送信区間TSQ2に送出され
、親局では、その受信区間即ち■欄のRSQ1にそれが
受信され、〓欄の音声信号VS1に復調(検波・伸長・
繋ぎ合わせ)されてスピーカに出力される。この場合、
子局の送る電波には先のTWQのようなトーン信号は不
要であるため含まれていはいない。従って図10の装置
が子局として用いられる場合は、その同期発生部TDG
は同期トーン信号を発生しない。この動作の切り替えも
。制御器CTRが親、子の判別をして行なうことになる
【0028】さて、同期をとるためにトーン信号を送る
こと自体は従来から盛んに行なわれていることであるが
、従来の同期のためのトーン信号は、通常、デジタル回
路で発生された図11のaのような矩形波をもとにして
作られる同図のbのような単一正弦波DT1であり、そ
のためにタイミングポイントの抽出には兎角の不安定さ
が付きまとっていた。その理由は、この正弦波信号DT
1が受信側で復調されるときには、信号が濾波器その他
の様々な復調用回路を通過するために、得られる信号は
どうしても同図のcのように、はじめと終わりに過渡的
な「だれ」13Q、14Qを伴うものとなっている。 この「だれ」が存在するために、タイミングポイントを
このcのどの位置に選定・含有させておけば、それを誤
ることなく受信側に抽出させることが出来るか、それが
難しい問題になるのである。同時送受話無線通信機の場
合は特に、厳密な同期を必要とし、実験によってその選
定・抽出が至難の技となることが分かった。
【0029】この問題の解決のために、図12のように
、連続する周波数の異なる二つ(一般には複数)のトー
ン信号DT1、DT2の繋ぎ目位置(一般には所定番目
の繋ぎ目位置)cc、若しくは理想的にはそれから所定
値(図のcの場合は720度の位相角)だけ位相のずれ
た位置をタイミングポイントCUQ2として選定するこ
とにした。この方法によると、少なくとも繋ぎ目のcc
位置には13Q、14Qにみられるような振幅の「だれ
」を生じないため、受信側で極めて的確にタイミングポ
イントCUQ2を抽出することが出来る。図9の■欄の
タイミングポイントCUQ2はこのようにして選定され
含有され抽出されたものである。図9で■欄の親局の送
信音声の分割の区切り目と送信区間TSQ1の立ち上が
り又はたち下がり位置は一致していない。この両者の時
間間隔を規制しているのは図10に示した制御器CTR
である。また■欄の同期トーン信号TWQと断続圧縮音
声信号VSS1の時間的位置、それら相互の間隔等々を
、前記した分割の区切り目に対して規制し、親・子局の
電波の送信・受信を制御ているのも制御器CTRである
【0030】更にまた、子局が抽出して得たタイミング
ポイントCUQ2を用いて自局の同期信号を親局に合わ
せる操作も制御器CTRが行なう。制御器CTRからの
びている点線はその制御のための各種情報、制御信号の
やりとりを表示している。なお上記はアナログ、デジタ
ル何れの方式の同時送受話無線通信機にも、これを便利
に適用出来ることが明かであり説明を要しない。
【0031】既に図5と図9に可成りの部分が現されて
いるので、両図と図13を用いてここに開示されている
次の新しい技術の説明を行なう。通話に遅延のない、即
ちまどろかしさのない同時送受話無線通信のためにはこ
れから述べる対策がどうしても必要となる。図9■欄の
分断された音声VMQ1の各区間はそれぞれ図5のよう
に、制御器CTRに制御されて、先ずA/D変換器AD
Cでデジタル化された後ランダムアクセスメモリRAM
に入力され記憶されて行くが、その入力が殆んどTQ2
/TQ3間(一般には半分以上)行なわれた時点から、
入力時のTQ3/TQ1倍の速度で、D/A変換器DA
Cに向けてその記憶内容が読み出されて行き、分割の区
間の終わりの直後に、その読みだしが終了する。こうし
て得られたものが■欄の断続圧縮音声信号VSS1であ
る。
【0032】親局からの電波を受信した子局が、検波し
て取り出したその断続圧縮音声信号VSSは、図13に
示すように(先の図5の場合と同様に)AALPF、A
/D変換器ADCを経由してランダムアクセスメモリR
AMに入力され記憶されて行くが、その入力の開始の直
後から、D/A変換器DACへ向けて、TQ1/TQ3
の速度で読みだしが始まり、その読みだしは、断続圧縮
音声信号VSSの次の区分の読みだし開始の直前に終了
する。このようにしてVS即ち■欄の復調信号VS2を
得る。
【0033】図9では■欄の音声が■欄にほぼ0.5区
画分の遅れだけで届いている。ここで開示された信号の
伝達の遅れの改善方法も、変調が音声等のアナログ信号
の場合だけでなく、デジタル信号の場合にもそのまま使
用できる。上記の装置で送信電波の占有周波数帯域幅に
制限が設けられている場合にも十分使用できるような、
通話に遅延のまどろかしさのない、音声の明瞭度・了解
度の極めて高い同時送受話無線通信機が得られる。
【0034】以上「同時送受話無線通信」の方法と装置
を詳しく記述したが、この同時送受話無線通信用の装置
が、そのまま、基地局グループGK内における基地局間
の干渉妨害を除去する本発明の無線通信方法にそのまま
流用でき、極めて有効に活用できることは、説明するま
でもなく明かである。繰り返し動作の同期をとるため(
共通の)タイミング信号を付加すること、送信電波の周
波数帯域の広がりを防ぐために音声の高域成分を切り捨
てて断続する圧縮音声信号に変換した後それを変調信号
に用いて断続する電波を送出すること、の両者も共に、
一斉動作する基地局を親局として本発明にそのまま使用
される。
【0035】さて、距離を隔てて通信可能な位置にある
複数の基地局団(BKとBK’と・・)に属する基地局
の相互間で生ずる前記問題について、干渉妨害の除去を
行ないたいそれぞれに属する複数の基地局グループ(G
K=BK1,・・BKn、とGK’=BK1’,・・B
Km’、と・・)に所属するすべての基地局の送信機及
び受信機が、共に一斉に動作し、送信機の送信動作中は
すべての受信機が受信を休止し、受信機の受信動作中は
すべての送信機が送信を休止する動作を繰り返すという
、前記を拡張した無線通信方法を採用する場合のブロッ
ク図を図14に示す。GK,GK’,・・・GK”は、
それぞれ離れた位置にある基地局団BK,BK’,〜B
K”に属しながら互いに干渉を起こす可能性をもつ基地
局グループ。SYNC,SYNC’,SYNC”・・・
はそれぞれのグループの同期装置、SYNCTはこれら
の同期装置を統括する同期装置で、これが各基地局の送
信機と受信機を同一タイミングで動作させる働きをする
ものである。干渉排除の態様は前述と少しも変わらない
ので説明を略す。
【0036】この場合は、互いに遠く離れた位置にある
複数の基地局グループ(GK、GK’、・・)が、相互
の送受信の繰り返し動作の同期を如何にしてとるか、即
ち統括する同期装置SYNCTをどう構成するかが問題
になるが、この場合は、統括する同期装置SYNCTの
機能を公共放送電波の信号の一部に委ねる・・・・即ち
例えば、テレビ(特に衛星テレビ)放送に含まれる信号
や、郵政省の標準電波内の特定信号をタイミング信号と
して同期に利用する・・・・無線通信方法が採用できる
。それらの公共放送の電波を受信して信号の一部を摘出
し、タイミング信号を作りだす装置を各同期装置SYN
C,SINC’,・・・SYNC”に設備することで、
全基地局グループの基地局に対して、共通のタイミング
信号を送出させることができる。
【0037】なお、同期をとる方法にはこの明細書に記
載したもののほかに色々な方法(搬送波検知、トーン検
知、相関検出、衛星回線などの利用)があるが、使用目
的に応じて選択すれば良いのでここでは特に触れること
をしない。数〜100Km程度離れた基地局団間の同一
波または近接波による干渉妨害の排除に上記の方法は威
力を発揮する。
【0038】
【発明の効果】この発明の方法によれば前記した(1)
〜(4)の問題点ではすべて解決される。即ち、フィル
タFKrの周波数選択特性、その温度特性、経時変化特
性に対する要求が緩和されることは勿論、フィルタFK
rそのものが不要ともなり、隣接チャンネル、チャンネ
ルの周波数差、アンテナ以外から洩れて入る信号のシ−
ルドへの顧慮は不必要となる。また、何れかの基地局の
送信機と、別の基地局の受信機が同一チャンネルの電波
を使用する場合があっても、干渉妨害の問題を生ずるこ
とはない。周波数利用の効率は一挙に向上し、無線通信
業界に計り知れない貢献をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信方法の実施例のブロック図。
【図2】基地局側aと移動局側bの送受信のタイミング
チャート。
【図3】同時送受話無線通信機の構成を示すブロック図
【図4】その交信のタイムチャート。
【図5】送信側の音声処理部のブロック図。
【図6】理解を助けるために、秘話を視覚的に表現して
説明する図。
【図7】フェージング雑音の内容を説明する図。
【図8】親・子局の同時送受話無線通信の説明に必要な
部分だけを抽出して示す図。
【図9】同時送受話無線通信方法のタイミングチャート
【図10】親・子局の装置の構成のブロック図。
【図11】トーン信号の図。
【図12】改良されたトーン信号の図。
【図13】受信側の音声処理部のブロック図。
【図14】距離を隔てて通信可能な位置にある複数の基
地局団に属する基地局の相互間における本発明の無線通
信方法の実施例のブロック図。
【図15】従来の無線通信システムの実施例のブロック
図。
【符号の説明】
fK1、fK2・・  チャンネル GK,GK’・・   基地局グループBK1,BK2
 ・・ 基地局 BK、BK’・・   基地局団 MK1,MK2・・  移動局 TK1,TK2・・  送信機 SYNC        同期制御器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の無線基地局又は無線中継局(以
    下では単に基地局)で構成される基地局団BK内の、複
    数の基地局からなる基地局グループGK(GK=BK1
    ,・・BKn)において、該基地局グループGKに属す
    るすべての基地局の送信機と受信機がそれぞれ一斉動作
    し、送信機の送信動作中はすべての受信機が受信を休止
    し、受信機の受信動作中はすべての送信機が送信を休止
    する動作を繰り返したことを特徴とする無線通信方法。
  2. 【請求項2】  該基地局グループGKに属するすべて
    の基地局の送信機が、その送出する電波に、交信の相手
    方となる無線移動局(以下では単に移動局)が前記繰り
    返し動作の同期をとるための、共通のタイミング信号を
    付加したことを特徴とする請求項1記載の無線通信方法
  3. 【請求項3】  該基地局グループに属する基地局及び
    これと交信する移動局のそれぞれの送信機が、音声信号
    を一旦1/2以下に時間圧縮してこれを断続する圧縮音
    声信号に変換した後、それを変調信号に用いて断続する
    電波を送出し、且つ、それぞれの受信機が、相手局から
    の電波を受信し検波して得た断続音声信号に時間伸張を
    施してこれを連続する音声信号に復調し、この電波の断
    続の周期を該繰り返し動作の周期として用いたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の無線通信方法。
  4. 【請求項4】  送信機は、送信電波の周波数帯域の広
    がりを防ぐために、音声の高域成分を切り捨てて得た信
    号を断続する圧縮音声信号に変換した後、それを変調信
    号に用いて断続する電波を送出したことを特徴とする請
    求項3記載の無線通信方法。
  5. 【請求項5】  距離を隔てて基地局間通信の可能な位
    置にある複数の基地局団(BKとBK’と・・)にそれ
    ぞれ所属する複数の基地局グループ(GK=BK1,・
    ・BKn、とGK’=BK1’,・・BKm’、と・・
    )に属するすべての基地局の送信機と受信機がそれぞれ
    一斉動作し、送信機の送信動作中はすべての受信機が受
    信を休止し、受信機の受信動作中はすべての送信機が送
    信を休止する動作を繰り返したことを特徴とする無線通
    信方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4920863A (en) * 1986-09-24 1990-05-01 Mitsui & Co., Ltd. Plunger pump
US5131806A (en) * 1986-09-30 1992-07-21 Mitsui & Co., Ltd. Pump
EP0720405A3 (en) * 1994-12-27 2000-01-19 AT&T Corp. Multiple access cellular communication with dynamic slot allocation and reduced co-channel interference
US7177645B2 (en) 2004-03-11 2007-02-13 Alvarion Ltd. Spectrum sharing between wireless systems

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