JPH0432055Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432055Y2 JPH0432055Y2 JP1672988U JP1672988U JPH0432055Y2 JP H0432055 Y2 JPH0432055 Y2 JP H0432055Y2 JP 1672988 U JP1672988 U JP 1672988U JP 1672988 U JP1672988 U JP 1672988U JP H0432055 Y2 JPH0432055 Y2 JP H0432055Y2
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- JP
- Japan
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- pipe
- pipes
- shaped
- horizontal
- frame
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- Expired
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- 244000144972 livestock Species 0.000 claims description 9
- 241000283690 Bos taurus Species 0.000 description 17
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000384 rearing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、畜舎等において家畜を保捉するため
のストール等の枠の改良に関するものである。
のストール等の枠の改良に関するものである。
従来技術
従来の畜舎に設置される保捉枠としては、牛床
の四箇所に縦パイプを設置し、縦パイプで形成さ
れた直方体状の空間の両側面部に横パイプを接合
した幅固定型のものが知られている。
の四箇所に縦パイプを設置し、縦パイプで形成さ
れた直方体状の空間の両側面部に横パイプを接合
した幅固定型のものが知られている。
そして、一つの枠に一頭づつ牛等の家畜を保捉
して牛等を洗浄したり、搾乳したりしている。
して牛等を洗浄したり、搾乳したりしている。
考案が解決しようとする課題
しかしながらかかる従来の枠の場合は、牛の成
長が終わり、その大きさにあまり変化がみられな
くなつた家畜を保捉する場合には問題はないが、
育成中の牛等の場合には、成育したものに比較し
て小さいので、誤つて一つの枠内に二頭の牛等が
入り込んでしまうという不都合がある。
長が終わり、その大きさにあまり変化がみられな
くなつた家畜を保捉する場合には問題はないが、
育成中の牛等の場合には、成育したものに比較し
て小さいので、誤つて一つの枠内に二頭の牛等が
入り込んでしまうという不都合がある。
又育成中の牛等の場合一頭枠内に入つた状態で
はスペースが余り過ぎているために牛体を洗浄す
る際又は搾乳中に暴れて作業者にけがをさせるお
それがある。
はスペースが余り過ぎているために牛体を洗浄す
る際又は搾乳中に暴れて作業者にけがをさせるお
それがある。
そこで本考案は、かかる従来技術の欠点に鑑み
牛等の大きさに合わせて枠の幅を調整することの
できるものを提供することを目的とする。
牛等の大きさに合わせて枠の幅を調整することの
できるものを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
すなわち本考案は、略直方体の空間を形成する
ように床面に設置された縦パイプと、該空間の両
側面部を形成する縦パイプ間に少なくとも二本づ
つ渡した横パイプとからなる枠において、前記横
パイプのそれぞれに略U字状に形成されたパイプ
を横パイプの周方向に回転可能に接続し、上下U
字状パイプ同士を所定の間隔でもつて連結パイプ
を枢支したものからなり、前記連結パイプをU字
状パイプに枢支している部分に回転係止手段を設
けた畜舎等の保捉枠により本目的を達成する。
ように床面に設置された縦パイプと、該空間の両
側面部を形成する縦パイプ間に少なくとも二本づ
つ渡した横パイプとからなる枠において、前記横
パイプのそれぞれに略U字状に形成されたパイプ
を横パイプの周方向に回転可能に接続し、上下U
字状パイプ同士を所定の間隔でもつて連結パイプ
を枢支したものからなり、前記連結パイプをU字
状パイプに枢支している部分に回転係止手段を設
けた畜舎等の保捉枠により本目的を達成する。
作 用
本考案にかかる保捉枠では、U字状パイプと横
パイプ又は連結パイプとの接合部に設けた係止手
段を予め緩めておく、するとU字状パイプは横パ
イプの周方向に回転可能な状態となる。
パイプ又は連結パイプとの接合部に設けた係止手
段を予め緩めておく、するとU字状パイプは横パ
イプの周方向に回転可能な状態となる。
この時連結パイプを介して上下のU字状パイプ
が連結されているので、二つのU字状パイプは連
動することになる。
が連結されているので、二つのU字状パイプは連
動することになる。
そこで牛体の大きさに合わせて幅を調整するべ
く、適宜両側面部のU字状パイプを回転させた後
に係止手段を締めて、U字状パイプをその位置に
固定する。
く、適宜両側面部のU字状パイプを回転させた後
に係止手段を締めて、U字状パイプをその位置に
固定する。
両方のU字状パイプを固定すると枠には内側に
両側面からU字状パイプの水平部分が突出した状
態となり、枠内の幅はせまくなる。
両側面からU字状パイプの水平部分が突出した状
態となり、枠内の幅はせまくなる。
従つて狭くなつた枠内に育成中の牛が入り込ん
でも余分のスペースがないので、暴れにくい状態
となると共に二頭が一つの枠に入り込むことがで
きない状態となる。
でも余分のスペースがないので、暴れにくい状態
となると共に二頭が一つの枠に入り込むことがで
きない状態となる。
そして牛が成長し、大きくなる場合には係止手
段をゆるめて幅を徐々に拡げていけば良い。
段をゆるめて幅を徐々に拡げていけば良い。
実施例
以下に本考案を図面に示された実施例に従つて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
1は畜舎内の牛床であり、該牛床1にはU字状
の縦パイプ2,4が床面に垂直に設置されてお
り、縦パイプ2,4間には四本の横パイプ6,
7,8,9が接合されている。
の縦パイプ2,4が床面に垂直に設置されてお
り、縦パイプ2,4間には四本の横パイプ6,
7,8,9が接合されている。
横パイプ6,8はパイプジヨイント10により
縦パイプ2,4に固定され、他方の横パイプ7,
9は支持金具12により縦パイプ2,4に枢着さ
れている。
縦パイプ2,4に固定され、他方の横パイプ7,
9は支持金具12により縦パイプ2,4に枢着さ
れている。
各横パイプ7,9にはパイプジヨイント14を
介してU字状パイプ16a,16b,18a,1
8bが内側に向けて固定されており、U字状パイ
プ16a,18a間及び16b,18b間には連
結パイプ20が枢着されている。
介してU字状パイプ16a,16b,18a,1
8bが内側に向けて固定されており、U字状パイ
プ16a,18a間及び16b,18b間には連
結パイプ20が枢着されている。
各連結パイプ20は中間位置でパイプジヨイン
ト22を介して補強パイプ24,24が接合され
ている。
ト22を介して補強パイプ24,24が接合され
ている。
これら補強パイプ24,24と下方のU字状パ
イプ18a,18bとの間には幅調整用の調整パ
イプ26,26がそれぞれ支持金具28,30を
介して枢着されており、本実施例のものでは下方
の支持金具30にはボルト、ナツト等の手段によ
りU字状パイプ18a,18bを挟持して固定す
る係止手段が組み込まれている。
イプ18a,18bとの間には幅調整用の調整パ
イプ26,26がそれぞれ支持金具28,30を
介して枢着されており、本実施例のものでは下方
の支持金具30にはボルト、ナツト等の手段によ
りU字状パイプ18a,18bを挟持して固定す
る係止手段が組み込まれている。
尚補強パイプ24が枢支されている場合には、
調整パイプ26と支持金具28との接合は固定方
式で差し支えない。
調整パイプ26と支持金具28との接合は固定方
式で差し支えない。
又32は縦パイプ2に接合された飼料槽であ
り、34は縦パイプ2と共に飼料槽32を支持す
るU字状の支持パイプである。支持パイプ34に
は自動給餌装置36が装着されており、該自動給
餌装置36からダクトホース38を介して飼料層
34に飼料が供給されるようになつている。
り、34は縦パイプ2と共に飼料槽32を支持す
るU字状の支持パイプである。支持パイプ34に
は自動給餌装置36が装着されており、該自動給
餌装置36からダクトホース38を介して飼料層
34に飼料が供給されるようになつている。
以上述べた構成において本考案にかかる実施例
の枠では、横パイプ7,9の軸線に対して各U字
状パイプ16a,16b,18a,18bが周方
向に回転自在に装着されており、又U字状パイプ
16a,16b,18a,18bを連動させるた
めに接続した連結パイプ20もU字状パイプに枢
着されている関係から、第3図に示すようにU字
状パイプは上下方向に回転することができる。
の枠では、横パイプ7,9の軸線に対して各U字
状パイプ16a,16b,18a,18bが周方
向に回転自在に装着されており、又U字状パイプ
16a,16b,18a,18bを連動させるた
めに接続した連結パイプ20もU字状パイプに枢
着されている関係から、第3図に示すようにU字
状パイプは上下方向に回転することができる。
又幅調整パイプ26,26と下方のU字状パイ
プ18との接合部30が係止手段としてU字状パ
イプ18を固定できるように構成されている関係
から係止手段としてU字状パイプ18を挟持する
ようにすれば、係止手段の摩擦抵抗によりU字状
パイプ18の回転は係止される。
プ18との接合部30が係止手段としてU字状パ
イプ18を固定できるように構成されている関係
から係止手段としてU字状パイプ18を挟持する
ようにすれば、係止手段の摩擦抵抗によりU字状
パイプ18の回転は係止される。
尚第4図に示すものは、他の実施例を示すもの
で、U字状パイプ16,18間を一つの連結パイ
プ20で連結したタイプのものであり、この場合
もU字状パイプ18と連結パイプ20とを接続す
る一端を係止手段を介して固定できるように構成
したので、係止手段による固定によりU字状パイ
プ18の回転を制止することができる。第3図及
び第4図において●印は固定を、◎印は枢着を、
○ぐ
で、U字状パイプ16,18間を一つの連結パイ
プ20で連結したタイプのものであり、この場合
もU字状パイプ18と連結パイプ20とを接続す
る一端を係止手段を介して固定できるように構成
したので、係止手段による固定によりU字状パイ
プ18の回転を制止することができる。第3図及
び第4図において●印は固定を、◎印は枢着を、
○ぐ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略直方体の空間を形成するように床面に設置
された縦パイプと、該空間の両側面部を形成す
る縦パイプ間に少なくとも二本づつ渡した横パ
イプとからなる枠において、前記横パイプのそ
れぞれに略U字状に形成されたパイプを横パイ
プの周方向に回転可能に接続し、上下U字状パ
イプ同士を所定の間隔でもつて連結パイプを枢
支したものからなり、前記連結パイプをU字状
パイプに枢支している部分に回転係止手段を設
けたことを特徴とする畜舎等の保捉枠。 (2) U字状パイプ及び連結パイプのパイプ材の代
わりに板材を使用したことを特徴とする請求項
1記載の畜舎等の保捉枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1672988U JPH0432055Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1672988U JPH0432055Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01121354U JPH01121354U (ja) | 1989-08-17 |
JPH0432055Y2 true JPH0432055Y2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=31229909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1672988U Expired JPH0432055Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432055Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2017366311B2 (en) | 2016-11-24 | 2022-12-01 | Delaval Holding Ab | A milking stable |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP1672988U patent/JPH0432055Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01121354U (ja) | 1989-08-17 |
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