JPH04319663A - ガスクロマトグラフ用試料注入装置 - Google Patents
ガスクロマトグラフ用試料注入装置Info
- Publication number
- JPH04319663A JPH04319663A JP8812591A JP8812591A JPH04319663A JP H04319663 A JPH04319663 A JP H04319663A JP 8812591 A JP8812591 A JP 8812591A JP 8812591 A JP8812591 A JP 8812591A JP H04319663 A JPH04319663 A JP H04319663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- gas chromatograph
- microsyringe
- needle
- sample injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims description 17
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 5
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims description 13
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 claims description 13
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Toluene Chemical compound CC1=CC=CC=C1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- URLKBWYHVLBVBO-UHFFFAOYSA-N Para-Xylene Chemical group CC1=CC=C(C)C=C1 URLKBWYHVLBVBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスクロマトグラフ用
試料注入装置に関する。
試料注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスクロマトグラフ用試料注入装
置としては、例えば特開昭61−178658号が知ら
れている。この従来技術では、ガスクロマトグラフの試
料気化室にマイクロシリンジを挿入すると直ちにマイク
ロシリンジから試料を吐出させるように構成されている
。
置としては、例えば特開昭61−178658号が知ら
れている。この従来技術では、ガスクロマトグラフの試
料気化室にマイクロシリンジを挿入すると直ちにマイク
ロシリンジから試料を吐出させるように構成されている
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、マ
イクロシリンジの針を試料気化室に挿入させた後、特定
の時間をおいてから試料を吐出させるという点に配慮が
されておらず、あまりに注入時間を短くすると、ピーク
に広がりが見られるという問題があった。
イクロシリンジの針を試料気化室に挿入させた後、特定
の時間をおいてから試料を吐出させるという点に配慮が
されておらず、あまりに注入時間を短くすると、ピーク
に広がりが見られるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、マイクロシリンジから試
料気化室への試料吐出に際して、試料ピークの広がりの
抑制および定量再現性の向上を計ることができるガスク
ロマトグラフ用試料注入送置を提供することにある。
料気化室への試料吐出に際して、試料ピークの広がりの
抑制および定量再現性の向上を計ることができるガスク
ロマトグラフ用試料注入送置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、マイクロシリンジの針を試料気化室に挿
入後、試料を吐出させるまでに100〜500ミリ秒と
いう時間を設けるようにしたものである。
に、本発明は、マイクロシリンジの針を試料気化室に挿
入後、試料を吐出させるまでに100〜500ミリ秒と
いう時間を設けるようにしたものである。
【0006】
【作用】マイクロシリンジの針を試料気化室に挿入後、
試料を吐出させるまでに、100〜500ミリ秒という
時間を設けることにより、試料気化室内での試料の広が
りを抑制することができる。それによってピークの広が
りの抑制、定量性の向上を計ることができる。
試料を吐出させるまでに、100〜500ミリ秒という
時間を設けることにより、試料気化室内での試料の広が
りを抑制することができる。それによってピークの広が
りの抑制、定量性の向上を計ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5により
説明する。図1は本発明によるガスクロマトグラフ用試
料注入装置の構成の一例を示す図である。図2は本発明
の試料注入装置の動作説明図であり、図3は本発明の試
料注入装置によるクロマトグラム例であり、図4は従来
の装置によるクロマトグラム例であり、図5は手注入に
よるクロマトグラム例である。
説明する。図1は本発明によるガスクロマトグラフ用試
料注入装置の構成の一例を示す図である。図2は本発明
の試料注入装置の動作説明図であり、図3は本発明の試
料注入装置によるクロマトグラム例であり、図4は従来
の装置によるクロマトグラム例であり、図5は手注入に
よるクロマトグラム例である。
【0008】図1において、試料注入装置はガスクロマ
トグラフ1の上部に取付けられており、ガスクロマトグ
ラフ1は試料気化室2を備えている。
トグラフ1の上部に取付けられており、ガスクロマトグ
ラフ1は試料気化室2を備えている。
【0009】試料注入装置は、フレーム3とベース4に
より骨格が形成されており、フレーム3内部にはシリン
ジ取付部材5を取付けるためのレール6がベース4に対
し垂直に取付けられている。前部シリンジ取付部材5は
レール6をはさみ込む形でシリンジ取付部材5が上下に
移動できるように取り付けられる。シリンジ取付部材5
は固定部材7によりタイミングベルト8の一部に固定さ
れている。したがってシリンジ取付部材5は、ステッピ
ングモータ9の回転方向に依存し、上下する。また、シ
リンジ取付部材5には試料気化室2と同軸方向にマイク
ロシリンジ10が取り付けられている。マイクロシリン
ジ10の内部には垂直方向に細孔が貫通しており、その
下端にはニードル11が気密に取付けられている。前記
細孔の内部をプランジャー12が上下方向に動作する。 プランジャー12の動作は固定材13及びタイミングベ
ルト14を介し、ステッピングモータ15の回転により
行われる。ステッピングモータ9及びステッピングモー
タ15はマイクロプロセッサ16により制御される。
より骨格が形成されており、フレーム3内部にはシリン
ジ取付部材5を取付けるためのレール6がベース4に対
し垂直に取付けられている。前部シリンジ取付部材5は
レール6をはさみ込む形でシリンジ取付部材5が上下に
移動できるように取り付けられる。シリンジ取付部材5
は固定部材7によりタイミングベルト8の一部に固定さ
れている。したがってシリンジ取付部材5は、ステッピ
ングモータ9の回転方向に依存し、上下する。また、シ
リンジ取付部材5には試料気化室2と同軸方向にマイク
ロシリンジ10が取り付けられている。マイクロシリン
ジ10の内部には垂直方向に細孔が貫通しており、その
下端にはニードル11が気密に取付けられている。前記
細孔の内部をプランジャー12が上下方向に動作する。 プランジャー12の動作は固定材13及びタイミングベ
ルト14を介し、ステッピングモータ15の回転により
行われる。ステッピングモータ9及びステッピングモー
タ15はマイクロプロセッサ16により制御される。
【0010】タイミングベルト8は、プーリ17,18
により上下動され、タイミングベルト14は、プーリ1
9,20により上下動される。
により上下動され、タイミングベルト14は、プーリ1
9,20により上下動される。
【0011】以下、注入動作を説明する。ステッピング
モータ15を回転させることにより、図示しない試料容
器にニードル11を挿入し、試料をマイクロシリンジ1
0内部の細孔に導入する。次にステッピングモータ15
を停止させた状態でステッピングモータ7を回転させ、
図2に示す降下時間t1 を費してニードル11を試料
気化室2内の下死点まで下降させる。ニードル11から
試料を吐出させる前に停滞時間t2を設ける。時間t2
は100ミリ秒から500ミリ秒が良い。停滞時間t2
経過後、吐出時間t3 を費して、ステッピングモー
タ15を試料導入時とは逆に回転させ、マイクロシリン
ジ10内部の試料を吐出させる。試料吐出後は時間t4
を費やしてニードルを上死点まで上昇させる。ここで、
時間t1,t3,t4は短時間であるほど良い。
モータ15を回転させることにより、図示しない試料容
器にニードル11を挿入し、試料をマイクロシリンジ1
0内部の細孔に導入する。次にステッピングモータ15
を停止させた状態でステッピングモータ7を回転させ、
図2に示す降下時間t1 を費してニードル11を試料
気化室2内の下死点まで下降させる。ニードル11から
試料を吐出させる前に停滞時間t2を設ける。時間t2
は100ミリ秒から500ミリ秒が良い。停滞時間t2
経過後、吐出時間t3 を費して、ステッピングモー
タ15を試料導入時とは逆に回転させ、マイクロシリン
ジ10内部の試料を吐出させる。試料吐出後は時間t4
を費やしてニードルを上死点まで上昇させる。ここで、
時間t1,t3,t4は短時間であるほど良い。
【0012】図3は本発明に基づくクロマトグラム例を
示し、図4は従来技術に基づくクロマトグラム例を示す
が、図3では図2の停滞時間t2 を設けているが、図
4ではそのような停滞時間t2 が存在しない点が相違
する。試料として1%のトルエンおよびp−キシレンを
含む液を用いたが、ガスクロマトグラフの各種条件は同
じである。
示し、図4は従来技術に基づくクロマトグラム例を示す
が、図3では図2の停滞時間t2 を設けているが、図
4ではそのような停滞時間t2 が存在しない点が相違
する。試料として1%のトルエンおよびp−キシレンを
含む液を用いたが、ガスクロマトグラフの各種条件は同
じである。
【0013】以上の実施例によれば試料気化室内での試
料の拡散を制御できるのでピークのテーリングを抑制す
る効果がある。
料の拡散を制御できるのでピークのテーリングを抑制す
る効果がある。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ピーク広がりを抑制す
ることができるので、定量性を向上させることができる
。したがって測定結果の信頼性を上げる効果がある。
ることができるので、定量性を向上させることができる
。したがって測定結果の信頼性を上げる効果がある。
【図1】本発明の一実施例のガスクロマトグラフ用試料
注入装置の概略構成図である。
注入装置の概略構成図である。
【図2】図1の試料注入装置の動作説明図である。
【図3】図1の試料注入装置によるクロマトグラム例を
示す図である。
示す図である。
【図4】従来の装置によるクロマトグラム例を示す図で
ある。
ある。
2…試料気化室、6…レール、8…タイミングベルト、
9,15…ステッピングモータ、10…マイクロシリン
ジ、11…ニードル、12…プランジャー、14…タイ
ミングベルト、16…マイクロプロセッサ。
9,15…ステッピングモータ、10…マイクロシリン
ジ、11…ニードル、12…プランジャー、14…タイ
ミングベルト、16…マイクロプロセッサ。
Claims (1)
- 【請求項1】中空の針を有するマイクロシリンジに液体
試料を吸引した後、上記中空針をガスクロマトグラフの
試料気化室内に挿入して試料を注入する試料注入装置に
おいて、上記マイクロシリンジが上記試料気化室内の下
死点に到達してから100ミリ秒乃至500ミリ秒の停
滞時間を経た後に、上記マイクロシリンジ内の液体試料
を上記試料気化室に吐出せしめるシリンジ駆動手段を設
けたことを特徴とするガスクロマトグラフ用試料注入装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8812591A JPH04319663A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | ガスクロマトグラフ用試料注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8812591A JPH04319663A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | ガスクロマトグラフ用試料注入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04319663A true JPH04319663A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=13934193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8812591A Pending JPH04319663A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | ガスクロマトグラフ用試料注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04319663A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5528923A (en) * | 1992-12-21 | 1996-06-25 | Ledez; Kenneth M. | Gas amount and solubility investigation apparatus |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP8812591A patent/JPH04319663A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5528923A (en) * | 1992-12-21 | 1996-06-25 | Ledez; Kenneth M. | Gas amount and solubility investigation apparatus |
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