JPH04319282A - スパークプラグ - Google Patents
スパークプラグInfo
- Publication number
- JPH04319282A JPH04319282A JP17783891A JP17783891A JPH04319282A JP H04319282 A JPH04319282 A JP H04319282A JP 17783891 A JP17783891 A JP 17783891A JP 17783891 A JP17783891 A JP 17783891A JP H04319282 A JPH04319282 A JP H04319282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- spark plug
- diameter
- center
- spark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 8
- 238000004880 explosion Methods 0.000 abstract description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[0001]
[産業上の利用分野]
この発明は、自動車用のスパークプラグに関するもので
ある。
ある。
[0002]
[従来の技術]
従来、自動車用のスパークプラグとして各種形式のもの
が提案されてはいる。ところが、これらのスパークプラ
グにおいては、通常、スパーク点火された火炎が噴出す
る際、接地電極の大きさ、形状、位置、また中心電極の
形状等により、スパーク点火点を点光源とする投影をし
たとき、シリンダー中央に「かげ」の部分ができること
となる。
が提案されてはいる。ところが、これらのスパークプラ
グにおいては、通常、スパーク点火された火炎が噴出す
る際、接地電極の大きさ、形状、位置、また中心電極の
形状等により、スパーク点火点を点光源とする投影をし
たとき、シリンダー中央に「かげ」の部分ができること
となる。
[0003]
ところで、このような「かげ」の部分には直接火炎の噴
射はできないので、間接的に周辺より引火して燃焼する
こととなり、このため上記「かげ」の部分が多くなるほ
ど燃焼爆発に時間を要するという問題点がある。
射はできないので、間接的に周辺より引火して燃焼する
こととなり、このため上記「かげ」の部分が多くなるほ
ど燃焼爆発に時間を要するという問題点がある。
[0004]例えば、図2に示すものは、従来のスパー
クプラグの一例であり、これによるときは、接地電極1
の形状、大きさにより上記のように「かげ」の部分を生
じることから、スパーク点火された火炎は、シリンダー
内中央の混合ガスに対して直接噴射されない。
クプラグの一例であり、これによるときは、接地電極1
の形状、大きさにより上記のように「かげ」の部分を生
じることから、スパーク点火された火炎は、シリンダー
内中央の混合ガスに対して直接噴射されない。
[0005]また、図3に示すものは特公昭61−65
12号公報において実施の一例として記載されたもので
ある。これによると、接地電極1に対して貫通孔3aを
形成したものが一応図示されてはいる。
12号公報において実施の一例として記載されたもので
ある。これによると、接地電極1に対して貫通孔3aを
形成したものが一応図示されてはいる。
[0006]しかしながら、これは電気火炎流に対する
流体抵抗を小さくし、電極放電面に気体溜めを形成する
ことにより点火条件を拡大させようとするものであり。
流体抵抗を小さくし、電極放電面に気体溜めを形成する
ことにより点火条件を拡大させようとするものであり。
このため、その実施例によると貫通孔3aの径は1mm
とされており、これは極めて小径の小さな貫通孔である
。
とされており、これは極めて小径の小さな貫通孔である
。
[0007]したがって、このような小さな貫通孔3a
によるときは、単なる気体溜めとして、点火条件を拡大
することはできても、スパーク点火された火炎のシリン
ダー内中央への直接噴射は極めて微量なものとなり、前
記「かげ」の問題点は、これを解消するにいたらないも
のであることは、図2に示したスパークプラグと同様で
ある。
によるときは、単なる気体溜めとして、点火条件を拡大
することはできても、スパーク点火された火炎のシリン
ダー内中央への直接噴射は極めて微量なものとなり、前
記「かげ」の問題点は、これを解消するにいたらないも
のであることは、図2に示したスパークプラグと同様で
ある。
[0008]
[発明が解決しようとする課題]そこで、この発明が解
決しようとする課題は、許容される条件の範囲内におい
て、接地電極に大きな通孔を設けることにより、前記「
かげ」の問題点を解消させ、もって燃焼爆発時間の短縮
、および火炎の噴出の容易化を企図しようとする点にあ
る。
決しようとする課題は、許容される条件の範囲内におい
て、接地電極に大きな通孔を設けることにより、前記「
かげ」の問題点を解消させ、もって燃焼爆発時間の短縮
、および火炎の噴出の容易化を企図しようとする点にあ
る。
[0009]
[課題を解決するための手段]上記の目的を達成するた
めに、この発明は、スパークプラグの接地電極(1)に
対し通孔(3)を形成してなるスパークプラグにおいて
、この通孔(3)の口径をT、中心電極(2)の径をt
、放電間隙をLとしたとき、t≦T≦2L+tの範囲に
おいて通孔(3)の大きさを可及的に大きく設定したス
パークプラグてあり、また、この通孔(3)が円錐孔と
されることもあるスパークプラグである[0010] [作用]このように設定された大きな通孔(3)の存在
により、内燃機関における最も効率のよいシリンダー内
中央における「かげ」の部分の発生を極力除去すること
が可能となり、これによって、火炎の噴出量の拡大、お
よびスパーク部位への混合ガスの浸潤が容易になり、ス
パーク点火が良好になるとともに、燃焼爆発に要する時
間を短縮できることから、燃費の節約に大きく貢献でき
るものとなる。
めに、この発明は、スパークプラグの接地電極(1)に
対し通孔(3)を形成してなるスパークプラグにおいて
、この通孔(3)の口径をT、中心電極(2)の径をt
、放電間隙をLとしたとき、t≦T≦2L+tの範囲に
おいて通孔(3)の大きさを可及的に大きく設定したス
パークプラグてあり、また、この通孔(3)が円錐孔と
されることもあるスパークプラグである[0010] [作用]このように設定された大きな通孔(3)の存在
により、内燃機関における最も効率のよいシリンダー内
中央における「かげ」の部分の発生を極力除去すること
が可能となり、これによって、火炎の噴出量の拡大、お
よびスパーク部位への混合ガスの浸潤が容易になり、ス
パーク点火が良好になるとともに、燃焼爆発に要する時
間を短縮できることから、燃費の節約に大きく貢献でき
るものとなる。
[0011]
[実施例]図1は、本発明構造の1実施例の説明図であ
って、1は接地電極、2は中心電極、3は通孔、4は磁
器絶縁体、tは中心電極の径、Tは通孔の口径、Lは放
電間隙である。このような前提のもとに、この発明は、
接地電極1に形成される通孔3の口径Tを、少なくとも
中心電極2の径t以上に、また、放電間隙Lの二倍プラ
ス中心電極の径t以下となるよう、すなわち、t≦T≦
2L+tの範囲において大きく設定しようとするもので
ある。また、通孔3の形状を、図示のように円錐状にし
た場合は、より有効な作用効果が得られるものとなる。
って、1は接地電極、2は中心電極、3は通孔、4は磁
器絶縁体、tは中心電極の径、Tは通孔の口径、Lは放
電間隙である。このような前提のもとに、この発明は、
接地電極1に形成される通孔3の口径Tを、少なくとも
中心電極2の径t以上に、また、放電間隙Lの二倍プラ
ス中心電極の径t以下となるよう、すなわち、t≦T≦
2L+tの範囲において大きく設定しようとするもので
ある。また、通孔3の形状を、図示のように円錐状にし
た場合は、より有効な作用効果が得られるものとなる。
[0012]
[発明の効果]以上説明したように本発明によるときは
、大きな通孔3の存在により、内燃機関における最も効
率のよいシリンダー内中央における「かげ」の部分の発
生を極力除去することが可能となり、これによって、ス
パーク点火された火炎を直接シリンダー内中央の混合ガ
スに多量に噴出させることができるとともに、スパーク
部位への混合ガスの浸潤が容易になり、またスパーク点
火が良好になり、さらには燃焼爆発に要する時間を短縮
できることから、ひいては結果としての燃費の節約に大
きく貢献できるものとなるのである。なお、実地の路上
実験の結果によると、燃料が6%節約できるという実験
データを得られたものである。
、大きな通孔3の存在により、内燃機関における最も効
率のよいシリンダー内中央における「かげ」の部分の発
生を極力除去することが可能となり、これによって、ス
パーク点火された火炎を直接シリンダー内中央の混合ガ
スに多量に噴出させることができるとともに、スパーク
部位への混合ガスの浸潤が容易になり、またスパーク点
火が良好になり、さらには燃焼爆発に要する時間を短縮
できることから、ひいては結果としての燃費の節約に大
きく貢献できるものとなるのである。なお、実地の路上
実験の結果によると、燃料が6%節約できるという実験
データを得られたものである。
[図1]
本発明のスパークプラグの説明図である。
[図2]
従来のスパークプラグの説明図である。
[図3]
従来のスパークプラグの他の例の説明図である。
[符号の説明]
1 接地電極
2 中心電極
3 通孔
t 中心電極の径
T 通孔の口径
L 放電間隙
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [請求項1] スパークプラグの接地電極(1)に対
し通孔(3)を形成してなるスパークプラグにおいて、
この通孔(3)の口径をT、中心電極(2)の径をt、
放電間隙をLとしたとき、t≦T≦2L+tの範囲にお
いて通孔(3)の大きさを設定したことを特徴とするス
パークプラグ。 [請求項2] 通孔(3)が円錐孔であることを特徴
とする請求項1記載のスパークプラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17783891A JPH04319282A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | スパークプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17783891A JPH04319282A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | スパークプラグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04319282A true JPH04319282A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=16038002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17783891A Pending JPH04319282A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | スパークプラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04319282A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008523547A (ja) * | 2004-12-06 | 2008-07-03 | ナム−ピョン キム | 点火プラグ |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP17783891A patent/JPH04319282A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008523547A (ja) * | 2004-12-06 | 2008-07-03 | ナム−ピョン キム | 点火プラグ |
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