JPH0431814B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431814B2
JPH0431814B2 JP60196463A JP19646385A JPH0431814B2 JP H0431814 B2 JPH0431814 B2 JP H0431814B2 JP 60196463 A JP60196463 A JP 60196463A JP 19646385 A JP19646385 A JP 19646385A JP H0431814 B2 JPH0431814 B2 JP H0431814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
processing
section
cutting
processing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60196463A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6254650A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19646385A priority Critical patent/JPS6254650A/ja
Publication of JPS6254650A publication Critical patent/JPS6254650A/ja
Publication of JPH0431814B2 publication Critical patent/JPH0431814B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、住宅用アルミ建材等を建物の取り
付け寸法に合せて予め切断、穴明等の加工をする
建材用自動加工機に関する。
〔従来の技術〕
アルミ建具、手すり、窓格子等のアルミ建材を
製作する場合、建材メーカから支給される種々の
形材を取付寸法に従つて建具の種類別に加工寸法
を計算し、ビス穴加工、組子加工を施す。このよ
うなアルミ建材の加工をするため、従来は上記
種々の形材を水平に載置する台と、その台の長手
方向一端に取り付けた穴明け用のボール盤と、上
記台の両端にそれぞれ隣接して設けられた、形材
を所定長さに切断する切断機及び組子加工機とか
らなる建材加工機が利用されていた。
この建材加工機では、種々の形材の切断、穴
明、組子加工の各加工工程はそれぞれ別々に行な
われており、所定の長さに切断するため切断機に
形材を台から人手により移動させ、手動にて鋸刃
のレバーを引いて切断し、切断された形材をさら
に人手で移動させてボール盤にて穴明けし、さら
に組子加工のため組子加工機へ形材を人手で移動
させて同じく手動にて鋸刃のレバーを引いて組子
加工を行なつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かゝる全て人手による運搬、寸法位置等の判断
では、加工すべき建材の種類が多種であること、
それに伴なつて加工寸法が異なり加工数が多くな
るために、使用形材の決定、加工寸法の計算に多
くの時間を要するという欠点があつた。
そこで従来も、このような問題点を解決するた
め、作業指図書を作成することによつて作業の整
理、作業ミスの防止が図られていた。しかしなが
ら、作業指図書を作成するのも人手で各形材の種
類、加工寸法等に応じて計算しなければならず、
その製作に多大な労力と時間を要し、誤りも多か
つた。しかも、作業指図書を作成しても直接加工
作業の能率向上には役立たず、多種少量生産のた
め依然として相当な加工時間を要していた。
この発明は、かゝる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はマイクロコンピユータを使
用して取付寸法、建具の種類を入力することによ
りこのコンピユータ内で従来煩雑であつた形材の
種類の判別、形材ごとの加工寸法の計算を迅速、
正確に行いその出力により作業指図書を自動的に
作成するとともに加工台上に設けた自動位置決め
装置を連動して作動させ、形材の切断寸法、穴明
け位置、組子加工位置の寸法に合せてそれぞれの
位置に形材を移動せしめるアルミ建材の自動加工
機を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するための手段として、この
発明では、加工組立てされる戸の取付寸法、組子
の間隔等の加工に必要なデータから所定の計算式
に従つて使用形材、切断寸法等の加工データを計
算するマイクロコンピユータと、このコンピユー
タの出力により作業指図書を作成プリントするプ
ロツタと、加工台上で形材を長手方向に搬送する
ための搬送部と、マイクロコンピユータの出力を
入力される制御回路を介して制御される駆動部に
より搬送部に沿つて移動される自動位置決め送行
機と、搬送部の端に取り付けられた穴明機、切断
機及び組子加工機のそれぞれの加工機とを備え、
搬送部長さを加工される形材の予め設定される最
大長さの約2倍とし、各加工機は搬送部の搬送経
路外にかつ少なくとも穴明機と組子加工機が互い
に反対側となるように設け、搬送部長さの中央の
原点を中心に送行機を左右交互にあるいはいずれ
か片側で繰り返し移動自在に設けて各加工機を選
択的に作動自在とし、送行機は左右側方に形材の
端を当接させる当接板を設けると共に回転ねじの
回転を直線移動量に変換する手段を有する駆動部
により移動位置決めされるように設けられて成る
建材用自動加工機の構成としたのである。
この場合、前記駆動部をパルスモータ及びボー
ルねじ装置から形成するようにしてもよい。
又、前記切断機を高速丸鋸切断機とするとよ
い。
さらに、前記穴明機をボール盤とするのが好ま
しい。
そして、前記制御回路を制御盤と制御操作盤と
から構成すると合理的な配置となる。
〔作用〕
加工組立される戸の取付寸法、組子の間隔等の
加工に必要なデータからマイクロコンピユータ内
で使用形材、切断寸法等形材の加工データを計算
し、その出力に基づいてプロツタにより作業指図
書を作成し、加工される形材の選択等の便に供す
ると共に、前記出力を制御回路に送る。制御回路
では制御操作盤からの指令信号により形材に対す
る切断、穴明、組子加工の加工作業を指令するた
め、必要に応じて駆動信号を駆動部へ送り、その
駆動力により自動位置決め送行機を移動せしめ、
これによりこの送行機に対して当接させて加工台
上に載置された形材を正確に加工すべき所定位置
へ移送し、その位置で切断、穴明、組子加工の各
加工作業を行う。
搬送部は形材長さの約2倍とされているから、
その中央原点を中心として左右に送行機を移動可
能とし、左右いずれの側でも形材の加工を可能と
している。
加工機は搬送経路中に設けることなく、経路外
に設けかつ少なくとも穴明機と組子加工機とを互
いに反対側に対向した位置で搬送路端に隣接して
設けられている。これは1つの形材に対して穴明
と組子加工のいずれもその形材の全長のいずれの
位置でも行なえるようにするためである。穴明機
と組子加工機が同じ側となるようにするといずれ
かの加工が形材の端において実施できない部分が
生じ、従つて反対側に位置することによつてこの
ような不都合を避けることができる。
さらに、送行機を左右交互に又はいずれか片側
で移動自在とすることによつて各加工機は選択的
に任意のものを選んで作動させることができる。
即ち、切断、穴明け、組子加工の加工動作はどの
順序で行なつてもよく、順番に対する制約を受け
ない。このことは、建材加工においては極めて重
要であり、少量多品種の形材の加工をする上で、
切断と組子加工の数があるときは多く生じ、又あ
る時は切断、穴明けが多いという場合でも極めて
柔軟に対応できることを意味する。
又、送行機は当接板に形材の端を当接させてこ
れを押しながら移動させかつねじ回転を直線移動
量に変換することによつて極めて高精度で移動・
位置決めが行なわれる。
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図を参照し
て説明する。
第1図はこの実施例の自動加工機の全体概略図
である。10は市販のマイクロコンピユータ、2
0はプロツタ、30は自動位置決め送行機、40
はボール盤、50は高速丸鋸切断機、60は組子
加工機、70は制御盤、80は制御操作盤であ
る。
後述するように、加工組立される戸の取付寸
法、組立の間隔等の加工に必要なデータをマイク
ロコンピユータ10に入力し、これらデータに基
づいてこのコンピユータ内で所定の計算式に従つ
て使用形材、切断寸法等の加工データを計算し、
その計算結果の出力をプロツタ20及び自動加工
機の制御盤70へ送り、プロツタ20により作業
指図書を作成し、また制御盤70からの指令によ
り使用形材の切断、穴明け、組子加工をそれぞれ
行なうためこの形材を加工台上で自動位置決め送
行機30を介して所定位置に移動せしめて、上記
3種の加工作業を能率よく行なうものである。
第2図は、自動加工機本体の全体斜視図であ
る。この加工機本体は、自動位置決め送行機30
と、この送行機により加工すべき形材を移動せし
めるための加工台31と、前記送行機のパルスモ
ータを含む送り機構と、前記加工台31の端に取
り付けたボール盤40と、加工台の両端に隣接し
て設けた高速丸鋸切断機50及び組子加工機60
と、自動位置決め送行機30等の電気機器制御用
の制御盤70と、この制御盤へ操作用の外部指示
信号を入力するための制御操作盤80とを備えて
いる。
図示のように、加工台31は適当な型鋼等を組
み合せて、加工作業の容易な高さの台として形成
する。加工台31上には後で説明するローラ36
の複数本から成る搬送部が設けられ、その上にこ
の搬送部に沿つて移動する自動位置決め送行機3
0が設けられている。搬送部長さは、図示の中央
原点にある送行機の左右いずれかの移動により片
側で形材に対して予め設定される最大長さの全長
に亘つて加工できるように、その最大長さの約2
倍とされている。
搬送部に搬送経路外には、一方の側に切断機5
0と穴明機40とが、反対側には組子加工機60
が設けられている。そして送行機30を中央原点
から左右交互にあるいはいずれかの側に移動自在
に設けることによつて切断機50、穴明機40、
組子加工機60のいずれかによる加工を選択自在
としている。
さらに、送行機30はその左右側方に形材の端
を当接させる当接板35を備えると共に、ボール
ねじ33に係合してねじの回転を直線移動量に変
換することにより移動、位置決め自在に設けられ
ている。加工台31その他加工台31上に取り付
けられた装置等の詳細を第3図及び第4図に示
す。
第3図は加工台31及びその上に設けられた諸
設備の配置を示す図である。
加工台31の左端上に上部支持部31aを介し
てパルスモータ32の取り付けられ、さらに2つ
の軸受33aを介して水平に保持されたボールね
じ33にパルスモータ32の出力軸が接続されて
いる。このボールねじ33に嵌合する自動位置決
め送行機30の詳細な断面を第4図に示す。自動
位置決め送行機30は、三角形状のフレーム38
と、その垂直フレームに固定した半円形板38a
と、フレーム38に水平に固定された接続部3
9、この接続部39を水平方向に摺動案内する案
内部39aとから成り、案内部39aは案内レー
ル39bに摺動嵌合している。さらに、前記フレ
ーム38にはその前後端に、加工すべき形材の端
が当接する当接板35が設けられている。また、
加工台31の上面には前記形材を台の長手方向に
移動させるに便利のように適宜間隔でローラ36
が複数本設けられており、ローラ36の上面レベ
ルが隣接する切断機50及び組子加工機60の各
台の上面レベルとほゞ合致する高さとしてある。
第4図に示すように、ローラ36を水平に保持す
るための水平フレームの外側(図の右側)部材上
にはこの部材に沿つてガイドフレーム37が設け
てあり、加工すべき形材Xをこのガイドフレーム
37に沿つてローラ36上に載置されている。
第5図は、この実施例による加工機の制御回路
を含む電気回路のブロツクダイアグラム図であ
る。加工組立される戸の取付寸法・組子の間隔等
の加工に必要なデータをマイクロコンピユータ1
0に入力すると、後述するフローチヤトにより所
定の計算式に従つて使用形材、切断寸法等の加工
データを計算し、その出力を制御盤70の分岐ユ
ニツト71を介してプロツタ20及び制御盤70
内の制御回路へ送る。前記制御盤70はマイクロ
コンピユータ10から入力をプロツタ20と後続
の読込ボード72へ分岐する分岐ユニツト71、
読込ボード72、この読込ボード72からの出力
を受けて、他の外部指令信号等との比較・演算を
するCPU(中央処理装置、以下CPUと略称する)
73、前記CPU73からの指示により後述する
制御操作盤80の表示ランプ点灯のための表示信
号を出力するランプ表示ボード74、同様に
CPU73と制御操作盤80のスイツチ類との間
のスイツチ信号を入・出力するスイツチ入力設定
値ボード75、CPU73に入力されるマイクロ
コンピユータ10からの送行機30の目標位置を
表わす信号と後述のロータリエンコーダ34から
の回転数による送行機30の現在位置を表わす信
号との比較のための入・出力信号を送る現在値読
込ボード76、さらにCPU73からの指令によ
つてパルスモータ32へ駆動信号を送るパルスモ
ータ制御部77とを備えている。前記パルスモー
タ32は前述したようにボールねじ33の一端に
連結されており、このボールねじ33により送行
機30は軸の前後方向に送られ、そのもう一端に
はロータリエンコーダ34が連結されていて、ボ
ールねじ33の回転数をカウントし、その出力信
号を前記現在値読込ボード76へ送り、CPU7
3内で送行機30の目標位置を表わす信号と比較
演算するように構成している。前記自動位置決め
送行機30の移動経路内にはこの送行機30の原
点を検出する原点検出スイツチ35が設けられて
おり、この原点の信号はスイツチ入力設定値ボー
ドへ送られる。また送行機30をボール盤40、
切断機50、組子加工機60による各加工作業と
関連して移動させるため加工開始の信号を発する
スイツチ55,63を加工台31の両端足元付近
に設けてあり、その出力信号を同じくスイツチ入
力設定値ボード75へ入力する。
さらに、上記制御盤70に対して、前記各加工
作業用の機器を制御盤70を介して制御するため
の指令信号を外部から入力する制御操作盤80を
設けている。この操作盤80は主として各加工作
業の指令をするスイツチ類と種々の表示部もしく
は表示ランプから成る。前記スイツチ類として、
切断、穴明、組子加工の加工作業及び原点復帰動
作指示のための作業モードキー84、及び自動/
手動の切換えスイツチ86a、データモードの選
択キー86b,86c、送行機30の移動開始信
号を送る起動スイツチ86d、送行機30の停止
中に外部CPUからのデータを制御盤70が受信
可能とする信号を与えるデータキー86cを設け
て成る。これらスイツチ類のスイツチ信号は全て
制御盤70のスイツチ入力設定値ボード75へ入
力される。表示部等として作業指示書番号及び形
材番号の表示をする作業・形材表示部81、マイ
クロコンピユータ10により計算された送行機3
0の移動距離の目標値を表示する目標値表示部8
2、送行機30の現在位置を表示する現在値表示
部83を設け、表示部81,82に対してはスイ
ツチ入力設定値ボード75から、表示部83に対
しては現在値読込ボード76からそれぞれ表示信
号が送られる。そして作業モードキー84、スイ
ツチ86a、スイツチ86d、データキー86e
についてはスイツチとしてONになると同時にそ
れぞれランプが点灯され、この点灯信号はランプ
表示ボード74から送られる。なお、手動操作時
に送行機30の移動目標値を入力するテンキー8
5が設けられており、スイツチ入力設定値ボード
75を介して入力される。
上記制御回路とは別に、切断機50、ボール盤
40の駆動スイツチ54及び組子加工機60用の
駆動スイツチ64がそれぞれの加工機器に対して
設けられている。
以上のように構成したこの実施例の作動につい
て以下説明する。
アルミ建具、手すり、窓格子等のアルミ建材製
の戸を製作するため、まずA)戸の取付寸法、
B)戸の枚数(TN=1〜4枚)、戸の種類(記
号YK等)、C)縦・横の組子の等間隔・不等間
隔の別、組子の本数等の加工仕上げ寸法をマイク
ロコンピユータ10に入力する。マイクロコンピ
ユータ10内では第6図に示すフローチヤートに
従つて所定の計算式により必要データを計算す
る。上記入力データの対象である戸の形状、寸
法、所要加工位置等を図示すると第7〜9図の通
りである。
第7図は戸の枚数TN=4の場合で、そのうち
の1枚の詳細図が第8図である。
第8図にはガラス入り障子戸100の組立状態
を示している。この障子戸100は、上桟10
1、中桟102、下桟103、框104、組子枠
縦材105a、組子枠横材105b、額縁縦材1
06a、額縁横材106b、ガラス107から成
る。上述の障子戸100を加工・組立するため
に、上記各戸の部材を組立前に穴明、組子加工し
た状態を第9図に示す。これら各部材の加工機に
よる加工作業方法は後で説明する。
こうして、上記入力データをマイクロコンピユ
ータ10に入力されると、)のステツプでA),
B)の入力の戸の寸法、枚数より框、上桟、中
桟、下桟の使用形材名、形材切断寸法、使用本
数、中桟取付位置を決定する。次に、)のステ
ツプで上桟、中桟の位置から決まる組子取付位置
より所定の計算式に従つて、縦横の組子枠、組子
の使用形材名、形材切断寸法、使用本数を決定す
る。さらに)のステツプでC)において入力し
た縦横組子の種類、本数から所定の計算式に従つ
て組子枠に組子を取り付ける穴明位置、縦横の組
子を組合わせる加工位置を決定する。そして、
)のステツプで中桟、下桟の位置より決まるガ
ラス取付位置より所定の計算式に従つて、ガラス
戸回りの額縁の使用形材名、寸法、本数、ガラス
の寸法、枚数を決定する。
以上の計算をした後、その出力を制御盤70の
分岐ユニツト71に送り、プロツタ20において
作業指図書の形式に変換の上プリントするととも
に、分岐ユニツト71のもう1つの出力を、前述
のように制御回路への指令信号として送る。前記
作業指図書のプリントされた表を第10図に示
す。
以上の計算、準備を行つた後、自動加工機の制
御盤70及び制御操作盤80の電源(図示省略)
をONにすると、操作盤80の各表示部は次のよ
うに表示される。
作業モードキー84 ……切 断 作業・形材表示部81……oo oo (データ無しの場合) 目標値表示部82 ……oooo.o 現在値表示部83 ……oooo.o 自動/手動切換スイツチ86a……手動モード (自動ランプ消灯) データモード選択キー86b,86c……作業
モード この状態で作業モードキー84の原点キーを押
すと、原点ランプ点灯と同時に送行機30が移動
し、ボールねじ33の長さ方向中央の原点にセツ
トされ、原点位置にセツト終了原点ランプは消灯
される。こゝでデータキー86eを押すとマイク
ロコンピユータ10からのデータは読込ボード7
2に受信され、CPU73のメモリー部に記憶さ
れる。すると、目標値表示部82にはマイクロコ
ンピユータ10による計算目標値が表示される。
作業モードキー84にはさらに切断、ボール盤、
組子の3つのキーがあり、各加工作業に対応して
いずれかのモードキーを選択する。
自動/手動モードキー86aを押すと、自動モ
ードと手動モードのいずれかに交互に切り換えら
れる。初期状態では手動モードになつている。
上記自動/手動モードキー86aにより自動モ
ードを選択した後は次の操作をする。データモー
ド選択キー86b,86cを押すと、作業・形材
表示部81に作業指示書番号及び形材番号が表示
される。
手動モードの時はテンキー85から目標値が入
力され、スイツチ入力設定値ボード75及び
CPU73を介して目標値表示部82に表示され
る。
送行機30の駆動部の運転は起動キー86dを
押すことにより開始される。運転が開始されると
起動ランプが点灯し、送行機30が目標値に向つ
て移動する。目標値に達すると(現在値=目標
値)送行機30は停止し、起動ランプが消える。
この時、形材番号は更新され、新しい目標値が表
示される。
以上の操作において、起動キー86dを押して
パルスモータ32を駆動する前に、作業指図書に
示された形材を第2図に示すように原点にセツト
された送行機30の当接板35に対して、切断・
穴明加工作業をする場合は加工台31の左側ロー
ラ36上に載置して当接せしめる。起動キー86
dを押すと、所要距離送行機30はパルスモータ
32の駆動により移動して停止する。次に手動ス
イツチ54を押すと切断機50のスイツチが入
る。手動レバー52を手前に引くと丸鋸53が、
ガイドレール37に沿つて置かれた形材に向つて
接近し、そこで所要長さに形材は切断される。さ
らに形材の長さ方向所定位置に穴明けするため、
操作盤80の作業モードキー84の穴明キーを押
す。すると、さらに送行機30はパルスモータ3
2の駆動によりさらに左側に移行する。所定位置
に形材が送られると、その位置においてボール盤
40のスイツチ41を押して穴明けをする。切
断、穴明作業が終了すると、加工された形材を加
工台31から取り除き、第2図右側の組子加工機
60に対して所定位置に置くため加工台31のロ
ーラ36の右側上に乗せる。その前に作業モード
キー84の原点キーを押して送行機30を再度原
点位置に復帰させておく。原点にセツトされた送
行機30の当接板35(第2図の右側)に形材を
当接させ、さらに組子加工キーを押して形材を所
定位置まで移送する。所定位置において、手動ス
イツチ64を押し、手動ハンドル61を手前に引
いて組子加工用の長鋸62を動かして形材に対し
て組子加工をする。
以上の操作を各形材に対して行い、各形材に必
要な切断、穴明、組子加工のそれぞれを必要に応
じて行う。加工後の形材は加工台31から外さ
れ、組立作業場に運搬された後組立される。
〔効果〕
以上説明した通り、加工しようとする戸の形
状、寸法等のデータから予めマイクロコンピユー
タ内で必要な加工データとして計算し、その出力
に基づいて作業指図書を作成して作業の便を図る
と共に、自動位置決め送行機30を用いて、形材
を切断、穴明、組子加工位置に正確に移送し、各
所定位置において切断、穴明、組子加工を施すこ
とによつて、従来手動計算、人手による位置決め
等の手作業で行なわれていた加工作業を自動化す
ることができるから、極めて正確・迅速な作業が
可能となり、加工作業の合理化により作業時間・
能率が大幅に向上、改善される。また、3台の加
工機を1台の自動位置決め装置で使用できるので
コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の建材用自動加工機の実施例
の全体概略図、第2図は前記自動加工機の本体の
斜視図、第3図は加工台上にパルスモータ、ボー
ルねじ、自動位置決め送行機等を載置した状態の
側面図、第4図は第3図の線−から見た断面
図、第5図は制御盤、制御操作盤を含む制御回路
図、第6図はマイクロコンピユータ内で行う計算
のフローチヤート、第7図は製作する戸の略図
(枚数3枚)、第8図は第7図の戸の1枚の詳細
図、第9図は組子加工状態を示す図、第10図は
作業指図書の一例を示す図である。 10……マイクロコンピユータ、20……プロ
ツタ、30……自動位置決め送行機、40……ボ
ール盤、50……高速丸鋸切断機、60……組子
加工機、70……制御盤、80……制御操作盤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工組立てされる戸の取付寸法、組子の間隔
    等の加工に必要なデータから所定の計算式に従つ
    て使用形材、切断寸法等の加工データを計算する
    マイクロコンピユータと、このコンピユータの出
    力により作業指図書を作成プリントするプロツタ
    と、加工台上で形材を長手方向に搬送するための
    搬送部と、マイクロコンピユータの出力を入力さ
    れる制御回路を介して制御される駆動部により搬
    送部に沿つて移動される自動位置決め送行機と、
    搬送部の端に取り付けられた穴明機、切断機及び
    組子加工機のそれぞれの加工機とを備え、搬送部
    長さを加工される形材の予め設定される最大長さ
    の約2倍とし、各加工機は搬送部の搬送経路外に
    かつ少なくとも穴明機と組子加工機が互いに反対
    側となるように設け、搬送部長さの中央の原点を
    中心に送行機を左右交互にあるいはいずれか片側
    で繰り返し移動自在に設けて各加工機を選択的に
    作動自在とし、送行機は左右側方に形材の端を当
    接させる当接板を設けると共に回転ねじの回転を
    直線移動量に変換する手段を有する駆動部により
    移動位置決めされるように設けられて成る建材用
    自動加工機。 2 前記駆動部をパルスモータ及びボールねじ装
    置から形成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の建材用自動加工機。 3 前記切断機を高速丸鋸切断機としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の建材用自
    動加工機。 4 前記穴明機をボール盤としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の建材用自動加工
    機。 5 前記制御回路を制御盤と制御操作盤とから構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の建材用自動加工機。
JP19646385A 1985-09-03 1985-09-03 建材用自動加工機 Granted JPS6254650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19646385A JPS6254650A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 建材用自動加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19646385A JPS6254650A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 建材用自動加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6254650A JPS6254650A (ja) 1987-03-10
JPH0431814B2 true JPH0431814B2 (ja) 1992-05-27

Family

ID=16358224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19646385A Granted JPS6254650A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 建材用自動加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6254650A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0829559B2 (ja) * 1989-03-31 1996-03-27 積水化学工業株式会社 押し出し成形用金型のリップ構造
JP2549446B2 (ja) * 1989-12-28 1996-10-30 住友林業 株式会社 階段材の自動製造方法
CN102350636B (zh) * 2011-09-21 2013-07-10 郑州万达管件制造有限公司 一种全自动坡口保护器加工设备
CN105414971A (zh) * 2015-12-15 2016-03-23 王永妍 指示板加工设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56157932A (en) * 1980-01-24 1981-12-05 Fischer & Paykel Ltd Method and device for successively manufacturing series of product from sheet material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56157932A (en) * 1980-01-24 1981-12-05 Fischer & Paykel Ltd Method and device for successively manufacturing series of product from sheet material

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6254650A (ja) 1987-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101612539B1 (ko) 천공 위치 이동식 건축 자재용 천공 장치 및 이를 이용한 홀 천공 방법
CN104858946B (zh) 木工榫槽机及开槽方法
JP2000071205A (ja) 長尺部材の穿孔装置
JPH0431814B2 (ja)
KR101994859B1 (ko) 소재 공급장치 및 이를 구비한 일체형 절단 면취기
KR101132161B1 (ko) 건축용 원목 가공장치
JPH05154729A (ja) 穴明け・切断装置
CN208468556U (zh) 一种自动上料的线路板打孔装置
CN210173803U (zh) 装饰线条锯切机
CN114346124A (zh) 一种楼层建筑施工用钢筋切割定位机构及其使用方法
CN209937134U (zh) 一种自动送料三面钻孔装置
JP6543606B2 (ja) 木材プレカット加工設備
JP2001121292A (ja) 鉄骨ボックス柱の自動ダボ除去方法および装置
CN113927721B (zh) 一种加气混凝土墙板预处理设备、方法及墙板生产线
CN220144827U (zh) 一种钻孔工装
JPH0569404A (ja) 切断加工装置
CN216463201U (zh) 一种壁炉生产加工用切割设备
CN116533391B (zh) 一种具有检测功能的云母片生产装置
CN220699714U (zh) 一种橡胶片裁切装置
KR100503932B1 (ko) 런닝쏘용 자재 피딩 리프터
JPH06238607A (ja) 住宅パネル生産用ルータ装置
JP3029365U (ja) 孔明け加工機用木材位置検出装置
JP2000127105A (ja) 穴明け加工装置
JP3049429B2 (ja) 加工機の制御装置
CN117359298A (zh) 一种板材双面加工装置及其生产线