JPH04318024A - パーフルオルポリエーテルアシルフルオリドの製法 - Google Patents

パーフルオルポリエーテルアシルフルオリドの製法

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JPH04318024A
JPH04318024A JP4026799A JP2679992A JPH04318024A JP H04318024 A JPH04318024 A JP H04318024A JP 4026799 A JP4026799 A JP 4026799A JP 2679992 A JP2679992 A JP 2679992A JP H04318024 A JPH04318024 A JP H04318024A
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JP
Japan
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oligomer
crude
csf
glycol dimethyl
perfluoropolyether
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Withdrawn
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JP4026799A
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English (en)
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Matthias Meyer
マットヒアス・マイヤー
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/04Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers only
    • C08G65/22Cyclic ethers having at least one atom other than carbon and hydrogen outside the ring
    • C08G65/223Cyclic ethers having at least one atom other than carbon and hydrogen outside the ring containing halogens
    • C08G65/226Cyclic ethers having at least one atom other than carbon and hydrogen outside the ring containing halogens containing fluorine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/58Preparation of carboxylic acid halides

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘキサフルオルプロピ
レンオキシド(HFPO)の粗オリゴマーから一般式(
I)         F3C(CF2)2−O−[CF(C
F3)CF2−O− ]n CF(CF3)COF  
    (I)(式中nは0〜60の整数である)で示
されるパーフルオルポリエーテルアシルフルオリドを製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CsF及びポリエチレングリコールジメ
チルエーテル、特にテトラエチレングリコールジメチル
エーテルの存在下でのHFPOのオリゴマー化は、欧州
特許出願A第0154297号公報中に記載されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方法によれば、H
FPO粗オリゴマーは、一般に約300〜20,000
g/モルの分子量分布を有する混合物の形で得られるが
、しかしこれはCsF及び著量の該溶剤をなお含有し、
これは過フッ素化ポリエーテル(「末端基安定化」)を
与えるための、HFPOオリゴマーと元素状フッ素との
その後の反応の際過フッ素化エーテルを汚染する副生成
物を生成する。
【0004】HFPO粗オリゴマーからのテトラエチレ
ングリコールジメチルエーテルを分離する方法は、欧州
特許出願A第0154297号公報の第18頁に記載さ
れている。パーフルオルポリエーテルカルボン酸へのそ
のけん化に続いて、後者からジエチルエーテルによるく
り返された抽出によりテトラエチレングリコールジメチ
ルエーテルを除去する。残余のジエチルエーテル分は、
減圧下パーフルオルポリエーテルカルボン酸を加熱する
ことにより分別される。次にこれらの酸の場合、パーフ
ルオルポリエーテルを生成するための元素状フッ素を使
用して「末端基が安定される」。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、HFPO粗
オリゴマーを、該溶剤を含有しない純パーフルオルポリ
エーテルアシルフルオリドに変えることが可能であるこ
とを見出した。その場合この化合物は、F2 を使用し
てパーフルオルポリエーテルに直接変えられる。この手
段により、パーフルオルポリエーテルカルボン酸への粗
オリゴマーの困難なけん化及びその後のその乾燥が省か
れる。
【0006】本発明の主題は、一般式(I)     
   F3C(CF2)2−O−[CF(CF3)CF
2−O− ]n CF(CF3)COF      (
I)(式中nは0〜60の整数である)で示されるパー
フルオルポリエーテルアシルフルオリドを製造する方法
において、ヘキサフルオルプロピレンオキシドをCsF
及びポリエチレングリコールジメチルエーテルの存在下
オリゴマー化しそしてこの様に生成した反応混合物を非
プロトン性溶剤中に溶解した、ハロゲン化合物HCl、
HBr、BCl3 、PCl3 、SCl2 及びRm
 SiCl4−m (式中mは0、1、2、又は3であ
りそしてRはC1−C3−アルキル又はフェニルである
)の少なくとも1種と反応させることを特徴とする方法
である。
【0007】一般に、オリゴマー化中生成する、反応混
合物(粗オリゴマー)中でCsF1モル当たり1乃至3
モルのハロゲン化合物が使用される。
【0008】好ましいハロゲン化合物は、HCl及びC
lSi (CH3)3(クロルトリメチルシラン)であ
る。
【0009】使用される非プロトン性溶剤は、極性又は
非極性であることができ、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、tert− ブチルメチルエーテル、アセ
トン、アセトニトリル、クロロホルム、メチレンクロリ
ド、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン又はヘプタン
、特にシクロヘキサン又はヘキサンが好ましくは使用さ
れる。
【0010】溶剤の量は、一般に粗オリゴマー1容量部
当たり0.5乃至3、好ましくは0.8乃至1.3容量
部である。
【0011】反応温度は、一般に−40℃乃至+80℃
であり、反応は、好ましくは室温において又はその範囲
において実施される。
【0012】欧州特許出願A第0154297号公報又
は英国特許第1033574号明細書により得られるH
FPO粗オリゴマーは、本発明による方法において純−
 精製することなしに使用することができる。このため
には、非プロトン性溶剤中ハロゲン化合物の溶液が、使
用される、オリゴマー、CsF及びポリエチレングリコ
ールジメチルエーテルからなる乳化液に添加されそして
混合物が攪拌される。反応は、Cs塩の沈澱により生ず
る混合物の混濁がも早や増大しない場合に実質的に完結
する。一般に最短時間は約30分間である。変換度の一
層正確な調整は、反応中の試料の19F− NMR分析
により可能である。
【0013】濾過後、下相は又所望のアシルフルオリド
(I)のほかに、溶剤約5000〜10000を含有し
、これは、例えば薄層蒸留により分別される。上相は、
使用される、溶剤及びHFPOのオリゴマー化に関して
使用されるポリエチレングリコールジメチルエーテルの
大量を含有する。
【0014】得られる生成物(I)は、澄んだ無色の液
体の形で得られ、これは分子量次第で高粘度又は低粘度
を有しそして加水分解に対し過敏でありそしてこれは元
素状フッ素との反応により「末端基安定化」パーフルオ
ルエーテルF3C(CF2)2−O−[CF(CF3)
CF2−O− ]n CF2−CF3 に変えることが
できる。
【0015】パーフルオルポリエーテルアシルフルオリ
ドの重合度nは、HFPOのオリゴマー化中の温度によ
り調整することができ、選択される温度が低ければnの
値は高くなる。n=10乃至n=60の値が特に重要で
ある。しかし異なる鎖を有するHFPOオリゴマーの混
合物、それゆえ対応するアシルフルオリド(I)の混合
物が常に生成する。
【0016】アシルフルオリドから製造されるパーフル
オルポリエーテルは、例えばエレクトニクス産業及び化
学産業において不活性液体及び滑剤として使用される。
【0017】
【実施例】
例 実験報告書(HFPOオリゴマーの製造)テトラエチレ
ングリコールジメチルエーテル(テトラグリム)50m
l及びヘキサフルオルプロピレンオキシド56g中Cs
F20gの溶液をまず窒素ふん囲気下4lV−4− A
オートクレーブ中に導入した。Frigen F 11
3 (CCl2F−CF2Cl 、登録商標)250m
lを稀釈のため付加的に添加した。次にヘキサフルオル
プロピレンオキシド4000gを −40℃乃至0℃の
温度において8時間にわたって十分な混合下導入した。 反応の完結後、反応混合物を室温に加温し、次にHFP
Oオリゴマーを窒素ふん囲下排出した。この粗オリゴマ
−を次の例において使用した。
【0018】例1 F113、CsF及びテトラグリムで汚染されたHFP
O粗オリゴマー200gを攪拌した、250ml容丸底
− フラスコ中に導入した。9700g/モルの平均分
子量を有する粗オリゴマーをジエチルエーテル100m
l中クロルトリメチルシラン2gの溶液と共に窒素ふん
囲気下30分間攪拌した。相分離後、生成物(I)を含
有する下相を排出しそして濾過して塩化セシウムを除去
し、F113及び(低)ジエチルエーテル分を真空(1
0−2mバール)下100℃において除去した。パーフ
ルオルポリエーテルアシルフルオリド(I)183gが
得られた(収率98.9%)。ジエチルエーテル0.0
08重量%及びテトラグリム0.002重量%の残留量
が、生成物(I)において 1H− NMR残留プロト
ン分析を用いて検出された。(I)の純度は99.99
%であった。
【0019】例2 方法を例1の場合の如く実施したが、ただしジエチルエ
ーテルの代わりにテトラヒドロフラン100mlを使用
した。
【0020】 1H− NMR残留プロトン分析を用い
て生成物(I)1g当たり0.1mgのTHF及び0.
04mgのテトラグリムの残留量を検出することが可能
であった。収量は、184.3gであり、すなわち収率
は99.6%であった。
【0021】例3 方法を例1の場合の如く実施したが、ただしジエチルエ
ーテルの代わりにn−ヘキサン100mlを使用した。 NMR分析を用いて生成物(I)1g当たり約0.05
mgのテトラグリムの残留量が検出された。収量は、1
82.8gであり、すなわち収率は98.8%であった
【0022】例4 方法を例1の場合の如く実施したが、ただしジエチルエ
ーテルの代わりにtert− ブチルメチルエーテル1
00mlを使用した。NMR分析を用いて生成物(I)
1g当たり約0.54mgのtert− ブチルメチル
エーテル及び0.14mgのテトラグリムの残留量が検
出された。収量は、181.9gであり、すなわち収率
は98.3%であった。
【0023】例5 方法を例1の場合の如く実施したが、ただしn− ヘキ
サン100ml中気体HCl0.68gの溶液(ジエチ
ルエーテル中クロルトリメチルシランの溶液の代わりに
)を使用した。NMR分析を用いて生成物(I)1g当
たり約0.04mgのテトラグリムの残留量が検出され
た。収量は、183gであり、すなわち収率は98.9
%であった。
【0024】例6 CsF、テトラグリム及びF113で汚染されたそして
5500g/モルの平均分子量を有するHFPO粗オリ
ゴマー8Kgを攪拌した、排水トラップを有する10l
丸底− フラスコ中に導入した。n− ヘキサン20m
l中クロルトリメチルシラン28gの溶液を粗オリゴマ
ーに添加しそして混合物を室温において90分間攪拌し
た。 相分離後、下相を排出しそして濾過しそしてn− ヘキ
サン及びF113を真空下120℃において除去した。 NMR分析により、この方法で精製した生成物(I)は
、生成物(I)1g当たり約0.09mgのテトラグリ
ムをなお含有した。上相(n− ヘキサン)の濾過及び
蒸留後、オリゴマー化に使用されたテトラグリム45g
(91%)及びCsCl(下相から濾出した量を含有す
る)35gを単離した。
【0025】収量は7350gであり、すなわち収率は
99.3%であった。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、HFPOの公知のオ
リゴマー化の場合、得られる祖オリゴマーは、CsF及
び著量の該溶剤をなお含有し、これは過フッ素化ポリエ
ーテル(「末端基安定化」)を与えるための、HFPO
オリゴマーと元素状フッ素とのその後の反応の際過フッ
素化エーテルを汚染する副生成物を生成するという短所
を有する。さらに又公知の方法の場合、パーフルオルポ
リエーテルカルボン酸へのそのけん化に続いて、後者か
らジエチルエーテルによるくり返された抽出によりテト
ラエチレングリコールジメチルエーテルを除去し、残余
のジエチルエーテル分は、減圧下パーフルオルポリエー
テルカルボン酸を加熱することにより分別され、次にこ
れらの酸の場合、パーフルオルポリエーテルを生成させ
るための元素状フッ素を使用して「末端基が安定化され
る」という煩雑な工程を必要とする。これに対し、本発
明によれば、HFPO粗オリゴマーを、該溶剤を含有し
ない純パーフルオルポリエーテルアシルフルオリドに変
えることが可能であり、この場合この化合物は、F2 
を使用してパーフルオルポリエーテルに直接変えられる
。 この手段により、パーフルオルポリエーテルカルボン酸
への粗オリゴマーの困難なけん化及びその後のその乾燥
が省かれるという長所を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(I)         F3C(CF2)2−O−[CF(C
    F3)CF2−O− ]n CF(CF3)COF  
        (I)(式中nは0〜60の整数である)で示
    されるパーフルオルポリエーテルアシルフルオリドを製
    造する方法において、ヘキサフルオルプロピレンオキシ
    ドをCsF及びポリエチレングリコールジメチルエーテ
    ルの存在下オリゴマー化しそしてこの様に生成した反応
    混合物を非プロトン性溶剤中に溶解した、ハロゲン化合
    物HCl、HBr、BCl3 、PCl3 、SCl2
     及びRm SiCl4−m (式中mは0、1、2、
    又は3でありそしてRはC1−C3−アルキル又はフェ
    ニルである)の少なくとも1種と反応させることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】  使用されるハロゲン化合物がクロルト
    リメチルシラン又は塩化水素である請求項1記載の方法
  3. 【請求項3】  使用される溶剤がn− ヘキサン又は
    シクロヘキサンである請求項1又は2記載の方法。
JP4026799A 1991-02-14 1992-02-13 パーフルオルポリエーテルアシルフルオリドの製法 Withdrawn JPH04318024A (ja)

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DE4104465 1991-02-14

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