JPH0431748Y2 - - Google Patents

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JPH0431748Y2
JPH0431748Y2 JP1987156648U JP15664887U JPH0431748Y2 JP H0431748 Y2 JPH0431748 Y2 JP H0431748Y2 JP 1987156648 U JP1987156648 U JP 1987156648U JP 15664887 U JP15664887 U JP 15664887U JP H0431748 Y2 JPH0431748 Y2 JP H0431748Y2
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JP
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terminal fitting
locking
locking arm
terminal
connector housing
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JP1987156648U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はコネクタハウジングに係り、詳しく
は端子金具保持力を向上させたコネクタハウジン
グに関する。
(従来の技術) コネクタハウジングの端子収容室には、端子金
具の抜け止めを行うための係止腕が設けられてい
る。第4図は従来のコネクタハウジング100を
示すもので、その端子収容室110の底面には一
端が固定され、他端がフリーな片持梁状の係止腕
120が一体に設けられていて、その自由端寄り
位置に突設し係止突起121が端子金具130の
底板部131に形成した係止孔131aに係止し
て、端子金具130が端子収容室110から同図
の矢印B方向(コネクタハウジング100の後
方)に抜け出るのを防止している。
上記コネクタハウジング100では、コネクタ
の導通検査時等で端子金具130に不良が発見さ
れた場合、端子金具130の交換が容易にできる
ようにするため、第5図及び第6図に示すよう
に、係止腕120の自由端部に先端が低くなるよ
うにテーパー状にした切欠部122を設けて、底
板部131との間にドライバー等の工具を差し込
む空間を確保している。端子金具130の交換に
際しては、第6図に示すように、切欠部122に
ドライバー等の工具Cを差し込んだ状態で係止腕
120を底板部131から離れる方向(同図の下
方向)に撓ませて、係止突起121を係止孔13
1aから外し、次いで端子金具130をコネクタ
ハウジング100の後方から引き出す。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、係止腕120の自由端部に切欠
部122を設けると、次のような問題があつた。
すなわち、端子金具130をコネクタハウジング
100の後方から抜き出す力が作用すると、この
力は係止孔131aと係止突起121との係止部
分から係止腕120に作用し、係止突起122が
係止孔131a内に深く入り込むようにして係止
腕120の自由端部分が撓むが、切欠部122が
あるために、そのテーパー面122a(第5図参
照)が底板部131の当接するまで撓む(第7図
参照)。このようにテーパー面122aが底板部
131に当接するまで撓むと、第7図に示すよう
に、係止突起121は係止孔131a内に深く入
り込むものの、係止孔131a内で係止腕120
の基端部寄りの部分121bが低くなるように大
きく傾斜した状態となり、剪断力を受ける部分の
長さL1が短くなつて(剪断力を受ける部分の断
面積が小さくなつて)、この結果、端子金具13
0を充分に保持すること、すなわち端子金具保持
力を充分に確保することができない問題があつ
た。
この考案は上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、
端子金具の交換が容易に行える上に、切欠部のテ
ーパー面が端子金具に当接するまで撓むことな
く、端子金具を充分に保持すること(端子金具保
持力を充分に確保すること)ができるコネクタハ
ウジングを提供することである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案のコネク
タハウジングは、端子収容室に、端子金具の底板
部に形成した係止孔に係止して、前記端子金具の
抜け止めを行う係止突起を有する片持梁状の係止
腕を設け、かつ前記端子金具と前記係止腕との間
に係止解除用工具を差し込む空間を形成するため
に、前記係止腕の自由端部に、先端側が低いテー
パー面を有する切欠部を設けたコネクタハウジン
グにおいて、前記切欠部のテーパー面両側部に、
前記端子金具に対して平行で、かつ前記テーパー
の前記係止突起側終端部に等しい高さを有するガ
イド壁を立設したことを特徴としている。
(作用) 端子収容室から端子金具を抜き出す力が作用す
ると、係止腕が端子金具側に撓むが、ガイド壁が
端子金具に当接するため、切欠部のテーパー面が
端子金具に当接するまで撓むようなことがない。
端子金具の不良が生じて交換する場合には、切
欠部にドライバー等の工具を差し込んで係止腕を
端子金具から離れる方向に撓ませて、係止腕と端
子金具との係止を外すことにより、容易に行うこ
とができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
第1図乃至第3図はこの考案のコネクタハウジ
ングの一例を示すもので、第1図は要部の拡大断
面図、第2図は係止腕の斜視図、第3図は作用を
説明するための説明図である。
図中符号10はコネクタハウジング1に設けら
れた端子収容室、20はこの端子収容室10の底
面に一体に設けられた片持梁状の係止腕、30は
端子収容室10内に装着された雌型の端子金具で
ある。
係止腕20の自由端部寄り位置には、端子金具
30の底板部31に形成した係止孔31aに係止
して端子金具30が抜け出るのを防止する係止突
起21が突設され、また係止腕20の自由端部に
は、端子金具30との間にドライバー等の工具C
を差し込む空間を形成するために、先端側(自由
端側)が低く、終端側(係止突起21側)が高い
テーパー面22aを有する切欠部22が設けられ
ているが、ここで重要な点は、切欠部22のテー
パー面22aの両側部に、すなわちテーパー面2
2aの長手方向両端にガイド壁22bが立設され
ている点である(第2図参照)。このガイド壁2
2bは、本実施例において底板部31に対し平行
であると共に、係止突起21の垂直壁21aに対
してほぼ直角であり、その上面の高さは、テーパ
ー面22aの終端側、すなわち垂直壁21a側端
部の高さと等しく、平坦な状態に形成されてい
る。
従つて、端子金具30を抜き出す力により係止
腕20の自由端部分がある程度撓んだ時点でガイ
ド壁22bが底板部31に当接して、テーパー面
22aが底板部31に当接するまで撓むのを阻止
する。この場合、ガイド壁22bが底板部31に
対して平行であり、このため係止突起21は係止
孔31a内に深く入り込むが、殆ど傾斜せず、ほ
ぼ平行状態であり(第3図の実線と二点鎖線参
照)、剪断力を受ける部分の長さL2を大きく確保
でき(剪断力を受ける部分の断面積を大きく確保
でき)、端子金具30を充分に保持すること、す
なわち端子金具保持力を大きくとることが可能と
なる。
なお、係止突起21は端子金具30がコネクタ
ハウジング1の後方(第1図右側)から抜け出る
のを防止するもので、端子金具30がコネクタハ
ウジング1の前方(同図左側)から抜け出るのを
防止するのは、図示しない他の係止手段である。
また、係止金具30の交換に際しては、まず切
欠部22にドライバー等の工具Cを差し込んだ状
態で係止腕20を底板部31から離れる方向に撓
ませて係止突起21を係止孔31aから外し、次
いで端子金具30をコネクタハウジング1の後方
から引き出すことにより、簡単に行うことができ
る。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、切欠部
のテーパー面に端子金具に対して平行なガイド壁
が設けられているため、端子金具の交換が容易に
行える上に、テーパー面が端子金具に当接するま
で撓むことなく、端子金具を充分に保持するこ
と、すなわち端子金具保持力を大きくとることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案のコネクタハウジ
ングの一例を示すもので、第1図は要部の拡大断
面図、第2図は係止腕の斜視図、第3図は作用を
説明するための説明図であり、また第4図乃至第
7図は従来技術を示すもので、第4図はコネクタ
ハウジングの部分断面図、第5図は係止腕の斜視
図、第6図は切欠部の作用を説明する説明図中、
第7図は係止腕が撓んだ状態を示す説明図であ
る。 10……端子収容室、20……係止腕、21…
…係止突起、22……切欠部、22a……テーパ
ー面、22b……ガイド壁、30……端子金具、
31……底板部、31a……係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子収容室に、端子金具の底板部に形成した係
    止孔に係止して、前記端子金具の抜け止めを行う
    係止突起を有する片持梁状の係止腕を設け、かつ
    前記端子金具と前記係止腕との間に係止解除用工
    具を差し込む空間を形成するために、前記係止腕
    の自由端部に、先端側が低いテーパー面を有する
    切欠部を設けたコネクタハウジングにおいて、前
    記切欠部のテーパー面両側部に、前記端子金具に
    対して平行で、かつ前記テーパーの前記係止突起
    側終端部に等しい高さを有するガイド壁を立設し
    たことを特徴とするコネクタハウジング。
JP1987156648U 1987-10-15 1987-10-15 Expired JPH0431748Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987156648U JPH0431748Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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JP1987156648U JPH0431748Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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Publication Number Publication Date
JPH0162672U JPH0162672U (ja) 1989-04-21
JPH0431748Y2 true JPH0431748Y2 (ja) 1992-07-30

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ID=31435375

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JP1987156648U Expired JPH0431748Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297816A (ja) * 2001-03-28 2001-10-26 Yazaki Corp コネクタの端子係止解除構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2596032Y2 (ja) * 1991-09-26 1999-06-07 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP6721494B2 (ja) * 2016-11-30 2020-07-15 株式会社Subaru コネクタ
JP2020035542A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 矢崎総業株式会社 コネクタ

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JPH0162672U (ja) 1989-04-21

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