JPH04316617A - スライバの分離方法及び分離装置 - Google Patents

スライバの分離方法及び分離装置

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JPH04316617A
JPH04316617A JP3887092A JP3887092A JPH04316617A JP H04316617 A JPH04316617 A JP H04316617A JP 3887092 A JP3887092 A JP 3887092A JP 3887092 A JP3887092 A JP 3887092A JP H04316617 A JPH04316617 A JP H04316617A
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JP
Japan
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sliver
clamping
clamping rail
separating
rail
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Application number
JP3887092A
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English (en)
Inventor
Konrad F Gilhaus
コンラート・エフ・ギルハウス
Ulrich Badtke
ウルリヒ・バツトケ
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SEYDEL VERMOEGENSVERWALT GmbH
Original Assignee
SEYDEL VERMOEGENSVERWALT GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by SEYDEL VERMOEGENSVERWALT GmbH filed Critical SEYDEL VERMOEGENSVERWALT GmbH
Publication of JPH04316617A publication Critical patent/JPH04316617A/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G1/00Severing continuous filaments or long fibres, e.g. stapling
    • D01G1/06Converting tows to slivers or yarns, e.g. in direct spinning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/76Depositing materials in cans or receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,化学繊維連続フイラメ
ントの牽切などの際に製造されかつ貯蔵容器(ケンス)
の中へ所定の長さで格納されるべき無端スライバを分離
する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】牽切機は,段階的な過大延伸により(約
75ないし130mmの平均長さの繊維から成る)スラ
イバになるように(約1ないし10dtexの長さ当た
り重量及び約50ないし200ktexの長さ当たり全
重量を持つ無端フイラメントから成る)化学繊維連続フ
イラメントを処理する。これらのスライバは約20ない
し60ktexの長さ当たり重量を持つている。牽切に
より製造されたスライバはケンスの形の貯蔵容器の中へ
格納され,その際,ケンス容積の最適利用のために移動
装置が使用されるので,スライバは均一にケンスに充填
される。1つのケンスが充填された場合,即ち,予め設
定され,測定されたメートル数のスライバが格納された
場合,充填済みの貯蔵容器と空の貯蔵容器との交換がプ
ログラム通りに行われる。ケンスを交換する際に,牽切
機から格納された無端スライバが分離され,その際,充
填済みケンスの中に格納されたスライバの端部が容易に
捕捉可能に縁を経て格納されることが保証されており,
そのことは,後続の処理段階におけるケンスの中身の手
動又は自動処理を容易にする。空のケンスの中に格納さ
れたスライバの他端又は始端は縁を経て又は容器底に格
納される。ケンスの交換の際のスライバ分離は,スライ
バが,回転するケンス又は他の機械部分の周りに抑制さ
れずに巻き付きかつ過程の障害及び屑を生ぜしめること
を回避するために,必要である。
【0003】スライバ分離は手又は機械で行われる。機
械によるスライバ分離は操作員の負担を軽減しかつ機械
の停止による機械停止時間及びその後の,操作員の手に
よる介入を待つことを回避する。機械的スライバ分離装
置はケンス交換装置の範囲に配置されている。なぜなら
ばケンスの交換の際に,格納されるべきスライバの分離
の問題が生ずるからである。
【0004】スライバ用の機械的分離装置はドイツ連邦
共和国特許第3409825号明細書から公知である。 このスライバ分離装置は,充填済みケンスと,充填され
るべき後続の空ケンスとの間に,ケンスの縁を経て延び
ているスライバの及ぶ範囲に配置されておりかつ2つの
締付けレール対から成り,これらの締付けレール対の間
に,分離されるべきスライバが締付けられかつスライバ
が切断されるように延伸せしめられる。この目的のため
にケンス縁の上に2つの水平締付けレールが配置されて
おり,これらの締付けレールはそれぞれ両方の締付けレ
ール対の一方の締付けレール部分を形成している。これ
らの両締付けレール対の他方の両締付けレールは出発位
置において底範囲に存在しかつ分離過程のために,これ
らの締付けレールが両ケンスに及ぶスライバを連行しか
つ最終的に2つの点において締付けるように加速される
。この公知のスライバ分離装置は,出された課題を確実
に果たす。ただしこのスライバ分離装置は垂直方向に大
きな空間を必要とし,この空間はしばしば蓋の突破を必
要とする。更に,分離装置の幅は少なくとも,ケンスが
この分離装置を通つて運搬され得るほどに大きい。更に
,公知のスライバ分離装置の,大きいかつ開いている構
造は,操作安全性を脅かす結果となる。なぜならば操作
員は進行中のスライバ分離過程に介入することがあり,
その際負傷が防止され得ないからである。例えば移動可
能な逆円錐が粗雑な製造運転中に損傷されかつ動かなく
なる場合に,動作の確実性が損われる。最後に,長い走
行路によりスライバ分離過程の時間が長くなりかつ締付
けレール用の鎖伝動装置の速度が小さくなる。
【0005】ドイツ連邦共和国実用新案第773417
5号明細書から公知の自動スライバ分離装置は,ケンス
の移動装置により格納位置から移動せしめられた充填済
みケンスと格納位置へ移動せしめられた,充填されるべ
き空ケンスとの間に,ケンスの縁を経て延びているスラ
イバの及ぶ範囲に配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になつて
いる課題は,特に分離装置が一層小さく構成されなけれ
ばならない,貯蔵容器(ケンス)の中に格納されるべき
スライバのための一層簡単な分離方法及び一層簡単な分
離装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば方法に関しては,スライバの分離過程が,スライバを
製造するための最終場所を出た直後に行われることによ
つて解決される。更に,この課題は本発明によれは装置
に関しては,分離装置が,スライバを製造するための最
終場所のすぐ後に配置されていることによつて解決され
る。
【0008】分離が,充填されたケンスと後続の空ケン
スとの間で行われる公知の分離過程と異なり,本発明に
よれば,分離過程はスライバを製造するための最終場所
を出た直後に,即ち例えば蒸熱装置又は冷却ベルトコン
ベヤの後で行われる。それによつて分離過程は簡単化さ
れる。なぜならばスライバは正確に,スライバがそれぞ
れのケンスへ供給される個所において分離され得るから
である。しかもその際,スライバを中間範囲で切断する
ためにスライバは2つのケンスを経て案内される必要が
ない。この場合,空ケンスの充填開始の際に縁を経てス
ライバ端部を格納することが通常省けるという事情が利
用される。従つて分離過程は,スライバの分離のために
,丁度充填されたケンスが移動せしめられる必要なしに
,充填過程にすぐ続く。
【0009】分離過程は,スライバを製造するための最
終場所の前及び下で行われるのが好ましい。スライバは
通常,蒸熱装置又は冷却ベルトコンベヤを介して与えら
れるから,本発明のこの拡張において分離過程は,蒸熱
又は冷却されたスライバがベルトコンベヤを出た後に下
方へ落下する範囲で直接行われる。
【0010】本発明による方法の好ましい拡張において
,スライバは案内されながら所定の空間範囲に制限され
る。スライバのこのきつい制限には,スライバが分離過
程のために,きつく制限された空間においていつでも使
え,即ち規定された位置においていつでも使えるという
利点がある。
【0011】更なる拡張では,スライバを製造するため
の最終場所において分離過程の直前にスライバの運搬速
度が短時間増加されることが提案されている。それによ
つて,スライバループが生じないことが保証される。こ
の理由から,例えば牽切機の冷却ベルトコンベヤの停止
直前に冷却ベルトコンベヤが短時間(例えば10秒間)
,増加された,例えば2倍にされた供給速度で運転され
る。
【0012】最後に,分離過程のためにスライバが2つ
の締付け点の間に締付けられる,本発明による方法の拡
張では,スライバが相次いで2つの締付け点に締付けら
れることが提案されている。これは,締付けが両方の締
付け点において同期的に行われる公知の方法と異なる。
【0013】分離装置を,スライバを製造するための最
終場所にすぐ続けて配置することによつて,操作確実性
の高いかつ分離過程時間の短い分離装置が簡単にかつ小
じんまりと製造できる。特に,分離装置にはケンスの大
きさの寸法設定を考慮することが必要でない。なぜなら
ば分離装置はケンスの走行路の外部に配置され得るから
である。
【0014】分離装置はスライバを製造するための最終
場所の下側に,特に冷却ベルトコンベヤ又は蒸熱装置の
下側に,分離過程がこの最終場所の前及び下で行われ得
るように,配置されているのが好ましい。分離装置のこ
の配置により分離装置は付加的な場所を必要としない。 なぜならば冷却ベルトコンベヤ又は蒸熱装置の下に付加
的装置,即ち分離装置の配置のための十分な場所が存在
するからである。更にこの配置は,正確に,スライバが
最終製造場所を出る範囲でスライバが分離され得るとい
う利点を伴う。
【0015】好ましい拡張では,スライバ用の案内装置
が設けられており,この案内装置がスライバを所定の空
間範囲に制限する。この案内装置は分離装置の架台又は
架台の一部分にある開口であるのが好ましく,この開口
の中にスライバが制限されて通されている。スライバの
このきつい制限には,スライバがいつでも規定位置で使
えるので,分離素子が小さく構成され得るという利点が
ある。
【0016】分離されるべきスライバが2つの締付け位
置を規定しながら締付け可能であり,このスライバが両
方の締付け位置の間で切断まで延伸可能である,2つの
締付けレール対を持つ分離装置から出発して,分離装置
の拡張では,2つの締付けレール対が上下に配置されて
おりかつ両方の締付けレール対のそれぞれの締付けレー
ルがほぼ水平面内にありかつこの面内で相対移動可能で
あることが提案されている。分離装置が水平面内にあり
かつ分離素子がこの水平面内で操作されるから,分離装
置は非常に低く構成され,従つて例えば冷却ベルトコン
ベヤの下に問題なく配置され得る。それにより,空間高
さに関してなんら問題はない。両方の締付けレール対の
間に締付けられたスライバを切断するために,これらの
締付けレール対は互いに引き離されるので,間隔の拡大
により弾性限度を越え,スライバが切断される。その代
わりに,両方の締付けレール対の間に刃を配置すること
も可能である。
【0017】別の拡張では,締付けレール対,なるべく
下側の締付けレール対,が定置の締付けレールと,ほぼ
水平な面内で揺動可能な締付けレールとから成り,これ
らの両締付けレールがはさみ状に閉鎖及び開放可能であ
ることが提案されている。これは,締付けレール対によ
りスライバを締付け得る簡単な可能性を示している。
【0018】別の拡張では,揺動可能な締付けレールが
,なるべく空気圧で操作可能なシリンダ/ピストン装置
のピストンの前側端部に揺動可能に枢着されかつ回転案
内片の中に移動可能に支持されている。それによつて,
締付けレール対の一方の締付けレールの揺動運動が技術
的に簡単なやり方で実現できる。
【0019】別の拡張では,シリンダ/ピストン装置の
後側端部が,架台に固定された回転継手に配置されてお
り,揺動結合片がピストンと締付けレールとの間で架台
に対して少なくとも部分的に強制案内されている。それ
によつて,締付けレールを揺動させるための最適運動が
実現できる。
【0020】分離装置の更なる拡張により,締付けレー
ル対,なるベく上側の締付けレール対,が定置の締付け
レールと,ほぼ水平にかつこの締付けレールに対して平
行に移動可能な締付けレールとから成ることが提案され
ている。締付けレール対のこの構成により,スライバは
確実にその間に締付けられ,続いて分離され得る。
【0021】有利な拡張では,移動可能な締付けレール
が,移動可能な締付け板の前縁により形成されている。 このような締付け板は非常に簡単にかつ確実に使用でき
る。
【0022】締付けレールを移動させるために,なるべ
く空気圧で操作可能なシリンダ/ピストン装置が設けら
れているのが有利である。
【0023】締付けレールの好ましい拡張では,これら
の締付けレールの間にスライバ用の案内装置が形成され
ている。それによつて,きつく制限された空間が技術的
に簡単なやり方で規定され,この空間内においてスライ
バがいつでも規定位置で使える。
【0024】好ましい拡張では,締付けレール対が,な
るべく空気圧シリンダ/ピストン装置によつて操作可能
な,往復台のような走行装置に,一方の締付けレール対
が,両方の締付け点の間に締付けられたスライバの延伸
のために他方の締付けレール対に対して移動可能である
ように配置されている。こうして延伸過程,従つて又分
離過程が構造的に非常に簡単に実現できる。
【0025】好ましい拡張では,往復台のような走行装
置の前側端部にある側方支柱に一方の締付けレールが配
置されており,両方の締付けレール及び支柱がこれらの
支柱の間に,スライバを案内するための開口を規定して
いる。
【0026】前に述べた,締付けレール対の両実施態様
は,分離装置を形成するために任意の組合せで配置され
得る。例えば,一方の実施態様を両方の締付けレール対
に設けることも可能である。
【0027】最後に,別の拡張では,特に金属板から成
る周囲被覆を使用することが提案されている。この周囲
被覆は手の介入から確実に守るので,分離装置の操作安
全性が保証されている。
【0028】
【実施例】本発明によるスライバ用分離装置の実施例を
図面により以下に説明する。
【0029】図1ないし4に牽切機1の後側範囲が側面
図及び平面図として示されており,この牽切機で無端化
学繊維連続フイラメントがスライバ2に変えられる。最
終延伸頭部3を出た後に,スライバ2は連続蒸熱装置4
へ導入され,そこからスライバは冷却ベルトコンベヤ5
を介してケンス6の形の貯蔵容器の中に格納される。ス
ライバ2は連続蒸熱装置4の側方揺動後でも直接最終延
伸頭部3から冷却ベルトコンベヤ5上へ案内され得る(
図示されていない)。冷却ベルトコンベヤ5の下にある
ケンス6は充填過程中,図示されていない回転装置によ
つてゆつくり回転せしめられるので,ケンス6の良好な
充填が保証されている。
【0030】冷却ベルトコンベヤ5の下側にスライバ2
用の分離装置7が組み付けられている。図5ないし12
に,この分離装置7が種々の位置において拡大されて示
されている。
【0031】分離装置7は2つの締付けレール対8,9
,即ち上側の締付けレール対8と下側の締付けレール対
9とから成る。これらの締付けレール対8,9はそれぞ
れ締付けレール8a,8b及び9a,9bを持つている
。これらの両締付けレール対8,9はそれぞれスライバ
2用の締付け個所A,Bを規定している。
【0032】下側の締付けレール対9は定置の締付けレ
ール9aを持つている。この締付けレールに揺動可能な
締付けレール9bが付属している。この締付けレールは
シリンダ/ピストン装置11のピストン10の前側端部
に揺動結合片12を介して水平面内に揺動可能に配置さ
れている。シリンダ/ピストン装置11の背面端部は回
転継手13に枢着されているので,シリンダ/ピストン
装置11は水平面内において揺動可能である。締付けレ
ール9bは回転案内片14の中に支持及び案内されてお
り,この回転案内片14は,架台に固定した保持片15
に水平面内で揺動可能に支持されている。ピストン10
と締付けレール9bとの間の揺動結合片12は案内金属
板16上に摺動可能に載つている。
【0033】上側の締付けレール対8は定置の締付けレ
ール8aから成り,この締付けレールは2つの側方支柱
17を介して切断車の形の,縦方向走行可能な,往復台
のような走行装置18に配置されている。この走行装置
18はシリンダ/ピストン装置19によつて前方及び後
方へ走行可能である。このシリンダ/ピストン装置19
の後方端部は,シリンダ/ピストン装置11の回転継手
13と同様に架台に固定されている。板状の走行装置1
8は,移動のための,架台に固定した摺動案内装置20
の中で案内されている。
【0034】板状の走行装置18上に締付け板21がシ
リンダ/ピストン装置22によつて摺動案内装置23の
中に縦移動可能に支持されている。シリンダ/ピストン
装置22は後側端部を走行装置18の後縁の範囲におい
てこの走行装置に取り付けられている。締付け板21の
前側横縁は締付けレール対8の締付けレール8bを規定
している。
【0035】上側締付けレール対8の両8a,8bは両
方の側方支柱17と共に開口24を形成しており,この
開口の中にスライバ2が上から下へ通されている。
【0036】分離装置7の動作のやり方を以下に説明す
る。
【0037】図5及び6に分離装置7の不作動位置が示
されている。牽切機1から供給されたスライバ2は,走
行装置18の前側部分にある開口24を妨げられずに通
過する。この不作動位置は,ケンス充填のための,供給
されたスライバ2の所定メートル数に達するまで持続さ
れる。牽切機1により制御されて,冷却ベルトコンベヤ
5は停上される。同時に,スライバ分離過程が開始され
る。両方の締付け位置A,Bを規定する,スライバ分離
装置の締付けレール対8,9の間へスライバループが達
しないことを保証するために,冷却ベルトコンベヤ5の
停止直前に短時間(例えば10秒間)冷却ベルトコンベ
ヤ5が供給速度を上げて(例えば2倍にして)運転され
るのが好ましい。
【0038】スライバ分離過程は下側の締付けレール対
9におけるスライバ2の締付けで始まる。これは,下側
締付け位置に関して図7及び8に示されている。図5及
び6に示されている不作動位置から,空気圧で操作可能
なシリンダ/ピストン装置11が圧縮空気を供給される
。シリンダ/ピストン装置11の背面端部は回転継手1
3を介して架台25と結合されているから,シリンダ/
ピストン装置11のピストン10を引き出す際に締付け
レール9bは回転案内片14を通つて摺動し,そして摺
動片の形の揺動結合片12が案内金属板16により保持
されるから,締付けレール9bが下側締付けレール対9
の定置締付けレール9aに固定的に接触するまで,回転
案内片14において回転せしめられる。その際,スライ
バ2は第1の個所において締付けられるので,締付け個
所Bが規定される。
【0039】図9及び10に,上側締付け位置が示され
ている。図7及び8に示されている下側締付け位置から
,空気圧で操作可能なシリンダ/ピストン装置22が圧
縮空気を供給される。それによつて締付け板21の前側
締付けレール8bは,この締付け板の前面が締付けレー
ル8aに当たり,その際にスライバ2を第2の締付け個
所Aにおいて締付けるまで,前方へ押しやられる。
【0040】図11及び12に,分離位置が示されてい
る。図9及び10に示されている上側締付け位置から,
空気圧で操作可能なシリンダ/ピストン装置19は圧縮
空気を供給される。従つて走行装置18は,締付け個所
Aにおいて締付けられたスライバ2と共に,このスライ
バが確実に切断されるまで,移動せしめられる。
【0041】続いて,シリンダ/ピストン装置11,1
9及び22の後退により分離装置7は,図5及び6に示
されている不作動位置へ戻される。同時に,図1ないし
4から分かるようなケンス交換過程が開始される。
【0042】ケンス交換過程のために,空のケンス6は
,充填済みケンス6がケンス交換装置の外部に達しかつ
後続の空ケンス6が冷却ベルトコンベヤ5の下に来るま
で,ケンス運搬車26によつて方向27へ運搬される。 続いて,ケンス運搬車26は不作動位置へ戻る。その後
に,残りの両方の空ケンス6は方向28へ転動する。
【0043】充墳されたケンス6と結合されたスライバ
2の端部は,この充填済みケンス6の縁を経て落下する
。冷却ベルトコンベヤ5が始動され,次の空ケンス6が
充填される。
【0044】分離装置7の利点は,簡単な構造,小じん
まりとした構造様式,操作の安全性,動作の確実性及び
短時間の分離過程に関する。簡単な構造は,市販の又は
容易に製造可能な部品を少し使用することにより特徴づ
けられている。小じんまりとした構造様式は,通常の製
造中に冷却ベルトコンベヤ5を出た後にかつケンス6へ
入る前に走行装置18の開口24の中に通されることに
よつて得られる。従つてスライバ2は分離過程のために
いつでも,きつく制限された空間において使える。分離
過程のために有利な位置へスライバ2を送るための付加
的補助手段は全く省ける。分離装置7のこじんまりとし
た構造様式は高い操作安全性を伴う。この分離装置7は
非常に小じんまりと構成されかつ冷却ベルトコンベヤ5
の下側に組み付けられ得るので,簡単な周囲金属板被覆
は手の介入から確実に守る。動作の確実性は走行装置1
8の開口24の中のスライバ2の強制案内により得られ
る。スライバ2はいつでも規定位置で使える。両方の締
付けレール対8,9の形の分離素子は簡単にかつ強固に
形成されている。分離過程の期間は分離装置7の小じん
まりとした形成により著しく減少され得る。なせならば
必要な走行路は,分離されるべきスライバ2の,規定さ
れた位置により短くなるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライバをケンスの中に格納するための格納装
置とスライバ用の分離装置とを持つ牽切機の後側範囲の
一方の部分の側面図である。
【図2】スライバをケンスの中に格納するための格納装
置とスライバ用の分離装置とを持つ牽切機の後側範囲の
他方の部分の側面図である。
【図3】図1の装置の平面図である。
【図4】図2の装置の平面図である。
【図5】不作動位置における分離装置の側面図である。
【図6】図5の装置の平面図である。
【図7】下側締付け位置における分離装置の側面図であ
る。
【図8】図7の装置の平面図である。
【図9】上側締付け位置における分離装置の側面図であ
る。
【図10】図9の装置の平面図である。
【図11】分離位置における分離装置の側面図である。
【図12】図11の装置の平面図である。
【符号の説明】
2  スライバ 6  ケンス 7  分離装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スライバの分離過程が,スライバを製
    造するための最終場所を出た直後に行われることを特徴
    とする,化学繊維連続フイラメントの牽切などの際に製
    造されかつ貯蔵容器(ケンス)の中へ所定の長さで格納
    されるべき無端スライバを分離する方法。
  2. 【請求項2】  分離過程が,スライバを製造するため
    の最終場所の前及び下で行われることを特徴とする,請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  スライバが案内されながら所定の空間
    範囲に制限されることを特徴とする,請求項1又は2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】  スライバを製造するための最終場所に
    おいて分離過程の直前にスライバの運搬速度が短時間増
    加されることを特徴とする,請求項1ないし3のうち1
    つに記載の方法。
  5. 【請求項5】  スライバが相次いで2つの締付け点に
    締付けられることを特徴とする,分離過程のためにスラ
    イバが2つの締付け点の間に締付けられる,請求項1な
    いし4のうち1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】  分離装置(7)が,スライバ(2)を
    製造するための最終場所のすぐ後に配置されていること
    を特徴とする,化学繊維連続フイラメントの牽切などの
    際に製造されかつ貯蔵容器(ケンス6)の中へ所定の長
    さで格納されるべき無端スライバ(2)を分離する装置
  7. 【請求項7】  装置がスライバ(2)を製造するため
    の最終場所の下側に分離過程がこの最終場所の前及び下
    で行われ得るように,配置されていることを特徴とする
    ,請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】  スライバ(2)用の案内装置が設けら
    れており,この案内装置がスライバを所定の空間範囲に
    制限することを特徴とする,請求項6又は7に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】  案内装置が分離装置(7)の架台又は
    架台の一部分にある開口であり,この開口の中にスライ
    バ(2)が制限されて通されていることを特徴とする,
    請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】  2つの締付けレール対(8,9)が
    上下に配置されており,両方の締付けレール対(8,9
    )のそれぞれの締付けレール(8a,8b;9a,9b
    )がほぼ水平面内にありかつこの面内で相対移動可能で
    あることを特徴とする,分離されるべきスライバ(2)
    が2つの締付け位置(A,B)を規定しながら締付け可
    能であり,このスライバ(2)が両方の締付け位置(A
    ,B)の間で切断まで延伸可能である,2つの締付けレ
    ール対(8,9)を持つ,請求項6ないし9のうち1つ
    に記載の装置。
  11. 【請求項11】  締付けレール対(9)が定置の締付
    けレール(9a)と,ほぼ水平な面内で揺動可能な締付
    けレール(9b)とから成り,これらの両締付けレール
    (9a,9b)がはさみ状に閉鎖及び開放可能であるこ
    とを特徴とする,請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】  揺動可能な締付けレール(9b)が
    ,なるべく空気圧で操作可能なシリンダ/ピストン装置
    (11)のピストン(10)の前側端部に揺動可能に枢
    着されかつ回転案内片(14)の中に移動可能に支持さ
    れていることを特徴とする,請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】  シリンダ/ピストン装置(11)の
    後側端部が,架台に固定された回転継手(13)に配置
    されており,揺動結合片(12)がピストン(10)と
    締付けレール(9b)との間で架台(25)に対して少
    なくとも部分的に強制案内されていることを特徴とする
    ,請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】  締付けレール対(8)が定置の締付
    けレール(8a)と,ほぼ水平にかつこの締付けレール
    に対して平行に移動可能な締付けレール(8b)とから
    成ることを特徴とする,請求項10に記載の装置。
  15. 【請求項15】  移動可能な締付けレール(8b)が
    ,移動可能な締付け板(21)の前縁により形成されて
    いることを特徴とする,請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】  締付けレール(8b)を移動させる
    ために,なるべく空気圧で操作可能なシリンダ/ピスト
    ン装置(22)が設けられていることを特徴とする,請
    求項14又は15に記載の装置。
  17. 【請求項17】  両方の締付けレール(8a,8b)
    の間にスライバ(2)用の案内装置が形成されているこ
    とを特徴とする,請求項8又は9に記載の装置。。
  18. 【請求項18】  締付けレール対(8)が,なるべく
    空気圧シリンダ/ピストン装置(19)によつて操作可
    能な,往復台のような走行装置(18)に,一方の締付
    けレール対(8)が,両方の締付け個所(A,B)の間
    に締付けられたスライバ(2)の延伸のために他方の締
    付けレール対(9)に対して移動可能であるように配置
    されていることを特徴とする,請求項14ないし17の
    うち1つに記載の装置。
  19. 【請求項19】  往復台のような走行装置(18)の
    前側端部にある2つの側方支柱(17)に一方の締付け
    レール(8a)が配置されており,両方の締付けレール
    (8a,8b)及び支柱(17)がこれらの支柱の間に
    ,スライバ(2)を案内するための開口(24)を規定
    していることを特徴とする,請求項9及び18のうち1
    つに記載の装置。
  20. 【請求項20】  周囲被覆が設けられていることを特
    徴とする,請求項6ないし19のうち1つに記載の装置
JP3887092A 1991-01-15 1992-01-10 スライバの分離方法及び分離装置 Pending JPH04316617A (ja)

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