JPH04316209A - 電気的信号の位相をシフトする方法とそれを用いた移相器 - Google Patents

電気的信号の位相をシフトする方法とそれを用いた移相器

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JPH04316209A
JPH04316209A JP3356782A JP35678291A JPH04316209A JP H04316209 A JPH04316209 A JP H04316209A JP 3356782 A JP3356782 A JP 3356782A JP 35678291 A JP35678291 A JP 35678291A JP H04316209 A JPH04316209 A JP H04316209A
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signal
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operator
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JP3356782A
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John Magarshack
ジョン マガルシャク
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Thomson Composants Microondes
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/16Networks for phase shifting
    • H03H11/22Networks for phase shifting providing two or more phase shifted output signals, e.g. n-phase output

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  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログの電気的信号
の位相角を変化させるディジタルな方法に関し、また、
この位相シフト方法を用いた移相器に関する。
【0002】
【従来の技術】第1図に示される原理のアナログ移相器
が通常は使用される。もし、OEが大きさ1で位相角0
の入力信号Eを表現するベクトルであれば、大きさ1で
位相角φのベクトルCで表現される位相シフトされた信
号をどのようにして生成するかは良く知られている。そ
れは、ベクトルの大きさaとbを制御することによって
なされる。しかしながら、このアナログ移相器は、外部
のパラメータに敏感であるため多少信頼性にかける。
【0003】第2図に示されるような移相器においては
、遅延線路がピン・スイッチによって回路に接続される
かあるいは切り離される。一定の位相角を有する信号E
が、直接の回線と、スイッチS1 、S2 、S3 に
よって回路に接続されるかあるいは切り離される長い線
路区間L、L/2、L/4を設定することによって長さ
が変えられる回線と、に並列に供給される。スイッチが
閉じられたとき(例えば、スイッチS2 )、それは線
路(L/2)の要素を短絡して、一時的に回路に存在し
ないこととなる。スイッチが開かれているとき(スイッ
チS1 とS3 )、信号Eは、直接の回線より回線を
長くする線路要素(LとL/4)によって遅延せしめら
れる。このディジタル移相器は、スイッチによって回路
に接続される線路要素の数に依存する量だけ位相角を異
にする2つの信号Eと信号
【数7】 を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの線路要素の長
さは、たとえその帯域幅が限られていても、また、それ
がスイッチされる線路区間が短いことを意味する短い波
長であるマイクロ波に主に用いられるとしても、その移
相器が集積回路の広い領域を占めることを意味するので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】・  ベクトル加算器。 大きさが等しく位相が異なる2つの信号の和を計算する
。 出力信号の位相角は2つの入力信号のそれぞれの位相角
の中間であるが、その大きさは入力信号とは異なる。 ・  リミッタあるいは増幅器。出力信号の大きさを入
力信号の大きさに等しくなるように変化させる。 ・  スイッチ。3つの信号、すなわち、2つの入力信
号と1つの出力信号から1つを選択する。の3つの連続
する演算を備えて構成する。
【0006】
【作用】この演算が数回反復されれば、選択するのに得
られる信号の数はそれぞれの回で増加し、したがって、
位相シフトの精度もまた増加する。
【0007】
【実施例】本発明は、アナログの電気的信号の位相角を
変化させるディジタルな方法に関し、すべての信号周波
数に用いることができるが、特にマイクロ波の周波数に
適している。本発明はまた、この位相シフト方法を用い
た移相器に関する。
【0008】多くの機器は、その電気的信号と他の同様
の電気信号の間の位相角において一定の差(進んでいる
かあるいは遅れているかの)を有する電気的信号を必要
とする。このことは、例えば、電気通信あるいは掃引レ
ーダーアンテナ装置などにおいて使用されるモデム(変
復調器)の PSK(位相シフトキーイング)に適用さ
れる。ほとんどの場合において、周波数は中間周波数領
域(MHz) からマイクロ波領域(GHz) まで変
化し、移相器は、技術的な不一致に対して割合と敏感で
あり、また帯域幅において制限される。
【0009】本発明は、反復するベクトル加算による位
相シフト方法を提案するものである。その結果として生
じる移相器は、3つの演算子に分割される基本機能を少
なくとも1つ備え、あるいは、その方法自体に関して言
えば、3つの連続する演算を備える。 ・  ベクトル加算器。大きさが等しく位相が異なる2
つの信号の和を計算する。出力信号の位相角は2つの入
力信号のそれぞれの位相角の中間であるが、その大きさ
は入力信号とは異なる。 ・  リミッタあるいは増幅器。出力信号の大きさを入
力信号の大きさに等しくなるように変化させる。 ・  スイッチ。3つの信号、すなわち、2つの入力信
号と1つの出力信号から1つを選択する。 もし、この演算が数回反復されれば、選択するのに得ら
れる信号の数はそれぞれの回で増加し、したがって、位
相シフトの精度もまた増加する。
【0010】本発明による移相器は、1つの入力信号E
から異なる位相角の4つの出力信号を生成する第1の開
始回路を備える。 ・  2つのΣ出力信号。Eと同相のΣ、およびEと逆
相の
【数8】 。 ・  2つのQ出力信号。ΣあるいはEに90度異なる
Qと、Qと逆相の
【数9】 。
【0011】さらに詳しくは、本発明は、電気的信号の
位相角を変える方法に関し、次のものから構成される。 ・  開始演算。2つの回路が、与えられた位相角と大
きさを持つ入力信号を、入力信号と同一の大きさであり
、4つがお互いに90度異なる位相であり、4つの中の
1つは入力信号と同一の位相角を有する4つの電気的信
号に変換する。 ・  少なくとも1つのベクトル加算演算。同じ大きさ
で位相角を異にする2つの入力信号が開始演算から出力
される4つの信号から選択され、位相角が2つの選択さ
れた信号の位相角の和の二分の一に等しく、大きさは異
なる、信号を与えるようにベクトル加算され、そして、
入力信号と同じ大きさに変換され、これらの3つの信号
は異なった位相角を持ち、入力信号の一方かあるいは補
正されたベクトル和から1つがスイッチによって選択さ
れて出力される。
【0012】本発明は、既知の装置であるベクトル加算
器に基づくものであるが、その位相シフトの精度は、反
復のあるいは多数のベクトル加算によって実現され、演
算子あるいはビットの数に依存するものである。第3図
〜第9図はこの位相シフト方法の基本原理を説明するも
のである。
【0013】ここで、同じ大きさで異なる位相角の2つ
のベクトルE1 とE2 を考えると、これらのベクト
ルの和は、E1 とE2 の位相角の和の二分の一の位
相角で、その位相角に依存して変化する大きさを持つベ
クトルΣであることが知られている。第4図におけるベ
クトル和Σの大きさはE1 あるいはE2 のそれより
小さいのに、第3図では、ベクトル和Σの大きさはE1
 あるいはE2 のそれより大きい。例外として、大き
さがΣ=E1 =E2 となることがあるが、それは位
相角が120度に等しいかあるいはその倍数の時である
【0014】ベクトルE1 とE2 は電気的な信号で
あってもよく、慣習として、信号E2 は信号E1 が
シフトされたものと考えることができる。
【0015】つまり、本方法での第1の演算子は、大き
さが等しく位相が異なる2つの信号E1 とE2 (第
3図あるいは第4図)をベクトル加算することである。 第2の演算子は、第5図に示されるように、得られたベ
クトルの和を、入力信号E1 とE2 に等しい単位長
であるΣ1 にするように変換することである。したが
って、第3図に対応する第5図に示されるようにΣは制
限せしめられ、第4図のようなときには増幅せしめられ
る。
【0016】さらに、簡単な電気的回路を用いて、元の
ベクトルから90度あるいは180 度位相を異にする
ベクトルを得る方法は良く知られている。2つの異なる
位相角をもつ前述のベクトルE1 とE2 を用いた第
6図に示される例では、ベクトルの和E1 +E2 、
ベクトルの和E1 +E2 に90度位相を異にするベ
クトルの差E1 −E2 、およびベクトルの差E1 
−E2 に180 度位相を異にするE2 −E1 、
とを得ることができる。また、E1 +E2 に180
 度位相を異にするベクトル
【数10】 を得ることができ、結果的に、6つの位相角を定義した
こととなる。
【0017】第3の演算子は、得られる2つのベクトル
あるいは得られる2つの位相角を選択して、それは効率
的には同じことであるが、もう1つのベクトル加算を実
行し、それによって、さらに新しい位相角を得ることで
ある。それぞれの基本的機能として、E1 、E2 、
あるいはそれらの加算値を選択することのできるスイッ
チによって、この選択はなされる。この演算を反復する
ことは、移相器の演算子の数が増加するほどその精度が
増加する位相シフトを提供する。
【0018】しかしながら、上述した方法は、その位相
が予め定められた量だけ単一の入力信号Eの位相からシ
フトされた信号Σを移相器が出力するのと同時に2つの
信号E1 およびE2 を加算することを必要とするこ
とに注意されたい。したがって、本方法は、”開始”と
呼ばれる、すなわち、得られる位相角の数の増加を開始
する演算である、予備の演算と予備の演算子を含む移相
器とを必要とする。
【0019】電気的な信号Eから話を始めると、第7図
に示されるように、それぞれが4つの中の1つに対して
要求されるような90度あるいは180 度位相を異に
している4つの信号Σ、
【数11】 、Q、および
【数12】 を、得ることは簡単である。
【0020】例えば、第10図に示すように、単純な電
界効果トランジスタのソースとドレインそれぞれに電圧
VDDとVSSを加えると、逆相である2つの信号が簡
単に得られる。もし信号Eがそのトランジスタのゲート
に加えられれば、ソースの出力信号Σはドレインの出力
信号
【数13】 に対して逆相であることは良く知られている。
【0021】また、第11図に示すように、逆並列であ
る2つのRC位相シフト回路が同様のトランジスタのソ
ースとドレイン間に結合されているとき、そのそれぞれ
の出力は、入力信号Eに対して90度位相を異にするQ
にほぼ位相を同じくすること、そして、それらのベクト
ル加算はつねに周波数に関係なく90度位相を異にする
ことが知られている。Qから
【数14】 を得るためには、第10図に示すようなインバータを用
いる。本発明の場合、Σと
【数15】 に対してそれぞれ90度位相を異にするQと
【数16】 が好ましいであろう。
【0022】このことは、単一の入力信号Eから、第7
図に示すように0 〜360 度の間の位相シフト角度
におよぶ4つの信号Σ、
【数17】 、Q、および
【数18】 を生成することを可能とする。このことが、開始演算子
の目的であり機能である。
【0023】これらの4つの位相から、反復して加算す
ることによって、次の演算子が、得られる位相角の数、
すなわち、入力信号Eの位相角に対する位相シフトの数
を増加させ、そして、第3図および第5図に示されるよ
うに、信号を増幅しあるいは制限する。
【0024】結果として、第8図が、第2の演算子から
の出力において得られる8つの位相角を示す。同様に、
第9図が、第4の演算子からの出力において得られる位
相角を示す。この第9図を単純にするため、数字2、3
、および4は、第2、第3、および第4の演算子のそれ
ぞれの出力において得られる種々の位相角ΣおよびQ(
【数19】 および
【数20】 )を示す。
【0025】本発明による移相器の基本的機能は、受動
的な形態で第12図に示され、能動的な形態で第13図
に示される。
【0026】第12図に示される基本的機能は次のもの
から構成される。 ・  加算段階、これは2つの入力信号E1 およびE
2 の和Σ=E1 +E2 を生成する2つの抵抗R1
 およびR2 から構成される。 ・  リミッタ段階、これは抵抗R3 と、逆並列に接
続される2つのダイオードDとから構成され、Σを大き
さΣ1 に補正する。 ・  切り替え段階、これは、3つの信号E1 、E2
 およびΣ1 のいずれか1つから出力Σに供給される
信号を選択するスイッチCから構成される。このことは
、出力Σの位相角はE1 、E2 あるいはΣ1 のい
ずれかに等しく、その大きさはE1 およびE2 に等
しいことを意味する。
【0027】第13図に示されるトランジスタを用いた
基本的機能は、より一般的な応用であり、増幅器の利得
が1より小さいかあるいは1より大きいかに依存し、そ
れはリミッタ(第3図に示される場合に対して)あるい
は増幅器(第4図)のいずれかである。それはまた、次
のものから構成される。 ・  加算段階、これは、抵抗R4 、R5 およびR
6 を介して接続される2つのトランジスタT1 とT
2 によって構成される。信号E1 とE2 がこれら
のトランジスタのゲートに供給され、和Σ=E1 +E
2 がこれらのソースの共通接点に得られる。 ・  増幅器・リミッタ段階、これは並列に接続された
3つのトランジスタT3、T4 およびT5 によって
構成される。入力信号E1 およびE2 は、例えば、
E1 およびE2 の大きさを変えることを避けるため
に単一利得(unit gain) を有するトランジ
スタT3 とT4 のゲートに供給される。和ΣはT5
 のゲートに供給され、そのT5 は大きさが単一に補
正された信号Σ1 を出力する。 ・  切り替え段階、これは第12図に示されるスイッ
チと同一の機能であるスイッチCから構成される。しか
しながら、このスイッチは象徴的に表現されており、例
えば、2つのゲートをもつトランジスタの第2のゲート
が切り替えのために使用される。
【0028】第12図および第13図に示される2つの
場合において、増幅器・リミッタ段階と切り替え段階と
の位置は入れ替えることができ、好ましいその位置は主
に製造技術に依存するものである。
【0029】第10図および第11図に示される2つの
開始の回路と上述の2つの基本機能の1つとを用いて、
カスケード接続された演算子の数によってだけ精度が制
限を受けるディジタル移相器を構成することができる。
【0030】第14図はツリー構造の移相器を示す。図
を簡単にするために、第12図および第13図における
基本的機能はΣn のブロックで表現され、演算子Qn
 間の内部接続はバスCn によって表現される。
【0031】本発明によるディジタル移相器では、入力
信号Eが、開始演算子Q1 の2つの入力部に供給され
る。この演算子は、第10図に示されるようなトランジ
スタ移相器である回路Σ11と、第11図に示されるよ
うな90度のトランジスタ移相器である回路Q12から
構成される。これらの2つの回路Σ11とQ12は並列
に接続され、したがって、開始演算子01は、第7図に
示されるそれぞれ90度離隔する4つの信号Σ、
【数21】 、Q、および
【数22】 を出力する。
【0032】切り替え段階C1 は、これらの異なる位
相角の4つの信号を対で、第2の演算子02の4つの基
本機能Σ21〜Σ24の8つの入力部に分配する。
【0033】これらの基本機能のそれぞれに対して、第
12図および第13図に示されるように、位相シフトさ
れた入力信号は対のΣ、
【数23】 、Q、および
【数24】 であり、スイッチの下流側の出力信号はΣ、
【数25】 、Q、
【数26】 、Σ+Q、
【数27】 、
【数28】 および
【数29】 から選択される。したがって、異なる位相角の8つの信
号がバスB2 上にあり、バスは第3演算子03の8つ
の基本機能Σ31〜Σ38の16の入力部にそれらを分
配する。
【0034】これは、出力信号Σと入力信号Eとの間の
位相差において要求される精度を得るために必要なだけ
の多くの演算子を反復する周期的な構造である。しかし
ながら、位相シフトの精度はそれぞれの演算で向上せし
められることに注意されたい。したがって、このツリー
構造は、ある程度までは象徴的であり、最後の演算にお
いては、それぞれの演算子Qn+1 は、前の演算子Q
n と同様に、半分の基本機能Σn+1 のみが図示さ
れている。
【0035】第15図は、本発明による移相器を示すが
、パイプライン構造を有する。前の場合と同様に、それ
ぞれの基本機能をブロックによってより簡単に表現され
ている。
【0036】開始演算子01はツリー構造の移相器のそ
れと同一であり、入力信号Eから90度づつ位相を異に
する出力信号Σ、
【数30】 、Q、および
【数31】 を生成する。
【0037】しかしながら、この移相器は、逐次近似法
によって、要求される位相シフトを生成し、それぞれの
演算子Qn は2つの基本機能のみを有する。その一方
は2つの入力の一方が固定的に接続されていることであ
り(例えば、図示されるΣと
【数32】 の入力のように)、他方は、もう一方の入力がスイッチ
によって選択されることである。この例の最後の演算子
04は、信号Σを出力する基本機能Σ4 の1つのみを
有し、そのΣ4 の位相角は入力信号Eの位相角から要
求された値だけ異なっている。
【0038】
【発明の効果】本発明による移相器の好ましい実施態様
は、ラジオ放送、レーダー、あるいは電気通信に使用さ
れるマイクロ波においてであろう。この能動素子形態を
シリコンあるいはガリウムひ素チップに集積することは
簡単である。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術でのアナログあるいはディジタル位相
シフトに使用される基本的方法を示す。
【図2】従来技術でのアナログあるいはディジタル位相
シフトに使用される基本的方法を示す。
【図3】本発明で用いられる基本的なディジタル位相シ
フト方法を示す。
【図4】本発明で用いられる基本的なディジタル位相シ
フト方法を示す。
【図5】本発明で用いられる基本的なディジタル位相シ
フト方法を示す。
【図6】本発明で用いられる位相シフト方法によって得
られるベクトル和を示す。
【図7】本発明で用いられる位相シフト方法によって得
られるベクトル和を示す。
【図8】本発明で用いられる位相シフト方法によって得
られるベクトル和を示す。
【図9】本発明で用いられる位相シフト方法によって得
られるベクトル和を示す。
【図10】本発明による移相器における開始回路の概略
を示す。
【図11】本発明による移相器における開始回路の概略
を示す。
【図12】本発明による能動的移相器の基本機能の回路
を示す。
【図13】本発明による、トランジスタを用いた能動的
移相器の基本機能の回路を示す。
【図14】本発明による、ツリー構造を用いた移相器の
ブロック図である。
【図15】本発明による、パイプライン構造を用いた移
相器のブロック図である。
【符号の説明】
Σ、Q  出力信号 R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6   
抵抗E1 、E2   入力信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  与えられた位相角と振幅を有する電気
    的信号(E1 )の位相をシフトする方法であって、第
    1の信号(E1 )が同一の振幅で異なる位相角である
    第2の信号(E2 )と少なくとも1回ベクトル加算さ
    れ、それによって生成される第3の信号(Σ)は、前記
    2つの信号(E1 、E2 )の位相角の中間の位相角
    であり、前記2つの信号(E1 、E2)の振幅と等し
    い振幅を有するように補正されて元の振幅と異なって第
    4の信号(Σ1 )を形成し、出力信号(Σ)が、前記
    第1、第2、あるいは第4の信号(E1 、E2 ある
    いはΣ1 )のいずれかから選択される、ことを特徴と
    する位相をシフトする方法。
  2. 【請求項2】  電気的信号の位相シフト方法であって
    、開始演算子が、2つの回路(Σ11、Q12)を備え
    、与えられた位相角と振幅を有する電気的入力信号(E
    )を同一の振幅であるがお互いに対して90度の4つの
    位相角であり4つの中の1つの位相が入力信号(E)と
    同相である4つの電気的信号 【数1】 に変換し、少なくとも1つのベクトル加算器(Σ21)
    が、同一振幅であるが位相角を異にする、前記開始演算
    子によって出力される信号 【数2】 から選択される、2つの信号(Σ、Q)を加算し、それ
    によって、位相角が前記2つの選択された信号(Σ、Q
    )の位相角の和の二分の一であるが振幅を異にするベク
    トル和を生成し、前記振幅が前記入力信号(E)の振幅
    に等しい振幅に補正され、前記2つの入力信号(Σ、Q
    )の1つかあるいは前記補正されたベクトル和(Σ+Q
    )のいずれかがスイッチCによって出力に選択され、こ
    れらの3つの信号は異なった位相角を有している、こと
    を特徴とする位相シフト方法。
  3. 【請求項3】  ・  与えられた振幅と位相角を有す
    る入力信号(E)がゲートに供給され、ソースとドレイ
    ンが前記入力信号(E)に対して同相と逆相の2つの信
    号【数3】 を出力する、第1の電界効果トランジスタを備える第1
    の回路(Σ11)と、ソースとドレイン間に接続される
    2つのRC位相シフト回路を備える第2の電界効果トラ
    ンジスタを備え、前記第1のトランジスタによって出力
    される前記信号 【数4】 に対して90度のお互いに逆相の2つの信号【数5】 を出力する、前記第1の回路(Σ11)に並列である第
    2の回路(Q12)と、を備える開始演算子(01)と
    、・  同一の振幅を有するが異なる位相角である前記
    開始演算子によって出力される4つの信号 【数6】 から少なくとも2つの信号(Σ、Q)を選択するスイッ
    チ(C1 )と、 ・  第1の段階が、前記スイッチ(C1 )によって
    前記出力信号から選択された2つの入力信号(Σ、Q)
    をベクトル加算し、第2の段階が、前記ベクトル和(Σ
    +Q)を前記入力信号(Σ、Q)と同一の振幅に補正し
    、第3の段階(C)が、3つの異なる位相角を有する前
    記入力信号(Σ、Q)の1つかあるいは前記ベクトル和
    (Σ+Q)から1つを出力として選択する、基本機能回
    路(Σ21)を少なくとも1つ備える、少なくとも1つ
    のベクトル加算器(O2 )と、を備える請求項2に記
    載の位相シフト方法による電気信号(E)の移相器。
  4. 【請求項4】  移相器であって、前記移相器はカスケ
    ード接続された複数の加算演算子(O2 〜O5 )を
    ツリー構造に備え、それぞれの前記加算演算子は複数の
    基本機能(Σ21〜Σ52)を備え、前記移相器が、前
    記加算演算子(O2 〜O5 )の第1の部分(O2 
    、O3 )が位相角の配列を生成し、第2の部分(O4
     、O5 )が、出力信号(Σ)が入力信号(E)から
    要求される角度だけ位相シフトされるように、前記位相
    角から2つを選択し出力演算子(O6 )に供給する、
    ように対称である、請求項3に記載の移相器。
  5. 【請求項5】  移相器であって、前記移相器はカスケ
    ード接続された複数の加算演算子(O2 、O3 )を
    パイプライン構造に備え、それぞれの前記加算演算子は
    2つの基本機能(Σ21、Σ22)(Σ31、Σ32)
    を備え、1つのみの基本機能(Σ4 )を有する出力演
    算子(O6)での要求される出力信号(Σ)の位相シフ
    ト角度が、演算子からの出力において、入力信号(E)
    に対する出力信号(Σ)の要求される位相シフトを得る
    ために2つのより良い位相を選択するスイッチ(C)を
    用いた逐次近似法によって得られる、請求項3に記載の
    移相器。
JP3356782A 1990-12-28 1991-12-26 電気的信号の位相をシフトする方法とそれを用いた移相器 Withdrawn JPH04316209A (ja)

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