JPH04316089A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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Publication number
JPH04316089A
JPH04316089A JP3083734A JP8373491A JPH04316089A JP H04316089 A JPH04316089 A JP H04316089A JP 3083734 A JP3083734 A JP 3083734A JP 8373491 A JP8373491 A JP 8373491A JP H04316089 A JPH04316089 A JP H04316089A
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JP
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signal
data
serial
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JP3083734A
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Noboru Yokoyama
登 横山
Atsuyuki Seki
敬幸 関
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパラレル表示データをシ
リアルデータに変換して表示・出力する表示制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図22はビデオメモリに記憶された表示
データをシリアルに変換し、それを表示する表示制御装
置の従来例を説明するための図である。この図22では
、表示装置85がラスタ・スキャン方式のCRTディス
プレイの場合で示している。
【0003】ラスタ・スキャン方式による表示の場合は
、走査ビームをCRT画面の左から右へ走査しながら1
画素ずつ表示し、画面の右端に達した時に表示なしに左
端にビームを戻し、これを繰り返すことにより1ライン
ずつ上から下へと表示している。図23は、このビーム
走査の様子を模式的に示した図である。図23において
、実線は表示しながらのビーム走査を示し、点線は表示
しない状態でのビーム走査を示している。
【0004】図29は、図22に示すタイミング・ジェ
ネレータ部82で発生する同期信号のタイミング・チャ
ートである。図23におけるビームの左右方向の走査の
タイミングは、水平同期信号(HSYNC)を基準とし
ており、ビームの走査位置が画面の最下部に達したら、
表示なしで画面の最上部に走査を戻し、これを繰り返す
。この上下方向の走査のタイミングは、垂直同期信号(
VSYNC)を基準としている。また、点線で表わす表
示しない状態では、BLANK信号がアクティブとなっ
ている。
【0005】図22において、ビデオRAM部84に記
憶されているパラレル表示データが読み出されてバレル
・シフタ部86に入力される。このバレル・シフタ部8
6でシフトされて出力されたパラレル表示データは、パ
ラレル・シリアル変換部81によりシリアルデータに変
換された後、ビデオ信号発生部83によりビデオ信号に
変換されて表示装置85に表示される。タイミング・ジ
ェネレータ部82は、ビデオRAM部84のアドレス信
号、バレル・シフタ部86のシフトクロック、パラレル
・シリアル変換部81のクロック信号及び水平、垂直同
期信号等の各種タイミング信号を出力している。
【0006】いま、ビデオRAM部84より読み出され
た表示データの表示領域が、表示装置85の表示領域よ
り大きい場合、ビデオRAM部84のどの部分を表示す
るかを指定して表示装置85に表示させることができる
。この場合、画像の上下方向に対しては、タイミング・
ジェネレータ部82からビデオRAM部84へ出力され
る読み出しアドレスを変更することで容易に対応できる
。また、ビデオRAM部84における表示データが、1
つのアドレスに8画素ずつ格納されているとすると、画
面の左右方向に対しては、例えば8画素単位であれば、
上下方向と同様に、ビデオRAM部84の読み出しアド
レスを変更することで容易に対応できる。
【0007】しかし、ビデオRAM部84に記憶されて
いる8画素の途中から表示を開始する場合、即ち、8画
素単位で表示アドレスを変更できない場合は、前述のよ
うに簡単に処理できなくなる。このような場合は、従来
は図22に示すように、ビデオRAM部84とパラレル
・シリアル変換部81の間に、バレル・シフタ部86を
追加して対応している。このバレル・シフタ部86は、
このような8画素の途中からの表示開始がなければ必要
でない部分である。以下、このような8画素単位でない
場合の表示位置制御について説明する。
【0008】なお、以下の説明において、表示位置の指
定を指定データ(SHIFT2,SHIFT1,SHI
FT0)で行ない、(SHIFT2,SHIFT1,S
HIFT0)=(0,0,0 )は、ビデオRAM部8
4に記憶される8画素の先頭から読み出して表示するこ
とをを意味し、(0,0,1)はビデオRAM部84に
記憶されている8画素の2番目の画素からの表示を意味
し、(0,1,0 )は8画素の3番目の画素からの表
示、以下同様にして、(1,1,1 )は8画素の8番
目、つまりそのアドレスの最後の画素からの表示の8通
りの指定ができるものとする。
【0009】図24は、タイミング・ジェネレータ部8
2の回路構成を示すブロック図である。
【0010】同図から明らかなように、クロック発生回
路240から出力されるパラレル・シリアル変換部81
の基準となるクロック(clock) を基に、3ビッ
トバイナリカウンタ242とAND回路243により8
クロックに1回のパルスを発生し、LOAD信号として
、パラレル・シリアル変換部81とバレル・シフタ部8
6へ出力する。
【0011】図25は、バレル・シフタ部86の回路構
成を示すブロック図で、表示位置の指定データ(SHI
FT2,SHIFT1,SHIFT0)により、ビデオ
RAM部84からの8画素の表示データをシフタ251
でシフトし、そのデータを前述のLOAD信号でラッチ
回路252にラッチする。また、表示位置の指定データ
(SHIFT2,SHIFT1,SHIFT0)により
、シフタ251の出力データ(out0〜7 )とラッ
チ回路252の出力データ(OUT0〜7 )とを合成
して、パラレル・シリアル変換部81のパラレル入力(
D0〜D7) として出力する。
【0012】図27は表示位置の指定データ(SHIF
T2,SHIFT1,SHIFT0)に応じたシフタ2
51におけるシフトの仕方を示す図である。
【0013】図28は表示位置の指定データ(SHIF
T2,SHIFT1,SHIFT0)によるシフタ25
1とラッチ回路252の出力の合成の仕方を示す図であ
る。
【0014】図26はパラレル・シリアル変換部81の
回路構成を示す回路図で、シリアル出力221がロウレ
ベルの場合には非表示であり、かつパラレル入力データ
222がロウレベルの時に非表示になることを仮定して
いる。
【0015】このパラレル・シリアル変換部81では、
図24のタイミング・ジェネレータ部82で作られた8
クロックに1回のパルス(LOAD)信号でバレル・シ
フタ部86からのパラレル入力データ222をフリップ
フロップ260〜267にラッチし、クロック(COC
K)信号に同期して順次シリアル出力221として出力
している。但し、BLANK信号がハイレベルの時、即
ち、図23の点線の部分に対応する非表示期間(ブラン
キング期間)では、シリアル出力221はロウレベルと
なり、表示装置85が非表示状態となる。図30〜図3
3は、これらの動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【0016】図5はビデオRAM部84における1行分
の表示データの内容を示す図である。
【0017】いま表示位置の指定が、(SHIFT2,
SHIFT1,SHIFT0)=(0,0,0 )の時
は、アドレス(S+0)番地の先頭の画素“a”から表
示を開始し、アドレス(E+0)番地の最後の画素であ
る“P”までを1行として表示するものとする。指定デ
ータが(SHIFT2,SHIFT1,SHIFT0)
=(0,0,1 )の時は(S+0)番地の“b”から
表示を開始し、(E+1)番地の“Q”までを1行とし
て表示する。これは前述の指定データが(0,0,0 
)の場合と比べて、1画素だけ右に移動された表示とな
る。同様に、指定データが(SHIFT2,SHIFT
1,SHIFT0)=(0,1,0 )の時は、(0,
0,0 )に比べ2画素右に移動した表示となり、アド
レス(S+0)番地の“c”から表示を開始し、(E+
1)番地の“R”までを1行として表示する。また、(
SHIFT2,SHIFT1,SHIFT0)が(0,
1,1 )〜(1,1,1 )の時も同様である。
【0018】図30は、指定データが(SHIFT2,
SHIFT1,SHIFT0)=(0,0,0 )の時
、行の表示開始の部分のタイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【0019】ビデオRAM部84からの表示データのア
ドレス(S+0)番地の内容“abcdefgh”は、
バレル・シフタ部86のシフタ251でのシフトを要し
ない(図27参照)ので、図30で示す通り、シフタ2
51出力は“abcdefgh”となる。これにより、
最初のLOAD信号300で、このシフタ251の出力
の”abcdefgh”はバレル・シフタ部86内のラ
ッチ回路252にラッチされる。次に同様にして、ビデ
オRAM部84からアドレス(S+1)番地の内容“i
jklmnop”が出力され、シフタ251の出力は“
ijklmnop”となる。バレル・シフタ部86は、
通常このシフタ251の出力“ijklmnop”とラ
ッチ回路252の出力“abcdefgh”とを合成す
るが、(SHIFT2,SHIFT1,SHIFT0)
=(0,0,0 )の時は、全てラッチ回路252の出
力データを採用する(図25及び図28参照)ので、図
30で示す通り、パラレル・シリアル変換部81のパラ
レル入力は“abcdefgh”となる。
【0020】従って、2番目のLOAD信号301で、
このデータ“abcdefgh”はパラレル・シリアル
変換部81でフリップフロップ260〜267にラッチ
され、かつBLANK信号がロウレベルとなるので、シ
リアル出力221からは“a”“b”“c”…“h”の
順に出力されて表示される。同様に、3番目のLOAD
信号302により“ijklmnop”がパラレル・シ
リアル変換部81にラッチされ、シリアル出力221か
らは、“h”の出力の後、“i”“j”“k”…“p”
の順に出力されて表示される。
【0021】図32は、指定データが(SHIFT2,
SHIFT1,SHIFT0)=(0,0,0 )での
行の表示の最後の部分のタイミングを示すタイミングチ
ャートで、図30と同様に、ビデオRAM部84からの
表示データは、シフトされることなくそのままパラレル
・シリアル変換部81に送られ、“I”“J”“K”…
“P”を表示した後、タイミングT320でBLANK
信号がハイレベルとなるので、シリアル出力221はロ
ウレベルとなり1行の表示を完了する。
【0022】次に表示開始の指示が(SHIFT2,S
HIFT1,SHIFT0)=(0,1,0 )の時を
考える。図31は、指示データが(SHIFT2,SH
IFT1,SHIFT0)=(0,1,0 )時の行の
表示開始の部分のタイミングを示すタイミングチャート
である。
【0023】ビデオRAM部84からの表示データのア
ドレス(S+0)番地の内容“abcdefgh”は、
バレル・シフタ部86へ送られ、内部のシフタ251で
(SHIFT2,SHIFT1,SHIFT0)=(0
,1,0 )に対応してシフトが行なわれ(図27参照
)、図31に示す通りシフタ251の出力は“cdef
ghab”となる。そして、最初のLOAD信号310
で、このシフタ251の出力の“cdefghab”は
バレル・シフタ部86内のラッチ回路252にラッチさ
れる。これと同時に、ビデオRAM部84からは、アド
レス(S+1)番地の内容“ijklmnop”が出力
され、シフタ251の出力は“klmnopij”とな
る。バレル・シフタ部86は、このシフタ251の出力
“klmnopij”とラッチ回路252の出力”cd
efghab”とを合成するが、(SHIFT2,SH
IFT1,SHIFT0)=(0,1,0 )の時は、
左6画素はラッチ回路252の出力、右2画素はシフタ
251の出力をそれぞれ採用する(図25及び図28参
照)ので、図31で示す通り、パラレル・シリアル変換
部81のパラレル入力は”cdefghij”となる。
【0024】従って、2番目のLOAD信号311で、
このデータ“cdefghij”はパラレル・シリアル
変換部81のフリップフロップ260〜267にラッチ
され、かつBLANK信号がロウレベルとなるので、シ
リアル出力221からは、“c”“d”“e”…“j”
の順に出力されて表示される。同様に、3番目のLOA
D信号312では、“klmnopqr”がパラレル・
シリアル変換部81のフリップフロップ260〜267
にラッチされる。 そして、シフトクロック(CLOCK) に同期してシ
リアル出力221からは、“j”の出力の後、“k”“
l”“m”“n”…“r”の順に出力されて表示される
【0025】図33は、指定データが(SHIFT2,
SHIFT1,SHIFT0)=(0,1,0 )の時
の行の表示の最後の部分のタイミングを示すタイミング
チャートで、図30と同様に、ビデオRAM部84から
の表示データは、シフト・合成されて、パラレル・シリ
アル変換部81に送られ、“K”“L”“M”“N”…
“R”が表示される。この後、BLANK信号がハイレ
ベルとなるので、シリアル出力221はロウレベルとな
り、1行の表示を完了する。このように、指定データ(
SHIFT2,SHIFT1,SHIFT0)=(0,
1,0 )の時は(0,0,0 )の時に比べ、ビデオ
RAM部84のアドレスに記憶されている1行の表示デ
ータを2画素だけ右に移動して表示したことになる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにして8画素単位(1アドレス単位)でなく、1
アドレスデータ(8画素)の途中から表示できるように
すると、それを必要としない場合に比べ、前述したバレ
ル・シフタ部86が必要となり、回路規模が大きくなる
という欠点があった。特にバレル・シフタ部86の内部
に設けられたシフタ251やラッチ回路252は、その
扱う画素数或いはビデオRAM部84の1アドレスのビ
ット数を増加すると、その回路規模が急激に増大し、そ
のコスト及び占有面積は無視できないものとなる。
【0027】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、パラレル・シリアル変換部にラッチするデータとそ
のタイミングを変更することにより、従来のような回路
規模の増大なしに、任意の位置からの表示ができるよう
にした表示制御装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の表示制御装置は以下の様な構成からなる。即
ち、表示データをシリアル信号に変換して表示する表示
制御装置であって、1行分の表示データの表示開始位置
を画素単位で指定する指定情報を入力する手段と、表示
のための水平及び垂直同期信号に加え、非表示信号を発
生する同期信号発生手段と、前記指定情報及び前記非表
示信号とに応じてマスク信号を発生するマスク信号発生
手段と、前記マスク信号発生手段より出力されるマスク
信号及び前記指定情報に応じて表示データをラッチして
、パラレル信号よりシリアル信号に変換する変換手段と
、前記シリアル信号をビデオ信号に変換して表示する表
示手段とを有する。
【0029】
【作用】以上の構成において、1行分の表示データの表
示開始位置を画素単位で指定する指定情報を入力すると
ともに、同期信号発生手段より、表示のための水平及び
垂直同期信号に加え、非表示信号を発生する。そして、
その指定情報及びその非表示信号とに応じてマスク信号
を発生し、そのマスク信号と指定情報とに応じて表示デ
ータをラッチしてパラレル信号よりシリアル信号に変換
し、そのシリアル信号をビデオ信号に変換して表示する
【0030】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0031】図1は本実施例の表示制御装置の概略構成
を示すブロック図である。
【0032】同図において、1はパラレル・シリアル変
換部で、ビデオRAM部4より読み出されたパラレル表
示データ32を入力し、シリアル信号に変換してビデオ
信号発生部3に出力している。2は各部のタイミング信
号を発生するタイミング・ジェネレータ部、3はビデオ
信号発生部で、パラレル・シリアル変換部1よりのシリ
アル出力31と、タイミング・ジェネレータ部2の同期
信号とから表示装置5に対するビデオ信号を出力してい
る。4は表示データを記憶するビデオRAM部、5はC
RT等の表示装置である。
【0033】図2は本実施例のタイミング・ジェネレー
タ部2の回路構成を示す図である。このタイミング・ジ
ェネレータ部2は、クロック発生回路21より出力され
、パラレル・シリアル変換部1の基準クロックとなるク
ロック(CLOCK) 信号を基に、3ビットバイナリ
カウンタ22と、EXOR(排他的論理和)ゲート23
とANDゲート24とにより8クロックに1回のパルス
を発生している。このパルス信号はLOAD信号として
パラレル・シリアル変換部1へ出力されるが、前述の従
来例とは異なり、EXORゲート23及びANDゲート
24により表示位置の指定データ(SHIFT2,SH
IFT1,SHIFT0)により、その出力タイミング
を変化させている。
【0034】即ち、表示位置の指定データ(SHIFT
2,SHIFT1,SHIFT0)が(0,0,0 )
の時は、3ビット・バイナリ・カウンタ22の出力(Q
0,Q1,Q2) が“7”の時にLOAD信号を発生
し、表示位置の指定データが(0,0,1 )の時は、
カウンタ22の出力が“6”の時LOAD信号を発生す
る。以下同様にして、表示位置の指定データが(1,1
,1 )の時は、カウンタ22の出力が“0”の時にL
OAD信号が出力される。
【0035】図4は、図2の同期信号発生回路25より
出力されるBLANK信号と、表示位置の指定データ(
SHIFT2,SHIFT1,SHIFT0)とによる
MASK信号の出力状態を示す図である。但し、図4に
示すBLANK’信号は、BLANK信号より8クロッ
ク分だけ前にずれた信号である。
【0036】また図3は、パラレル・シリアル変換部1
の回路構成を示すブロック図で、パラレル入力32はビ
デオRAM部4から直接供給され、図22の従来例に示
すようなバレル・シフタ部86から供給されるものでは
ない。
【0037】図6は、表示位置指定データ(SHIFT
2,SHIFT1,SHIFT0)が(0,0,0 )
の時の、行の表示開始の部分のタイミングを示すタイミ
ング・チャートである。
【0038】最初のLOAD信号61では、BLANK
’信号とBLANK信号は共にハイレベルなので、表示
位置の指定に係らず、図2及び図4に示すようにMAS
K信号は全てロウレベルとなる。
【0039】これにより、図3に示すパラレル・シリア
ル変換部1のフリップフロップ40〜47は全てロウレ
ベルのデータをラッチし、これによりシリアル出力31
もロウレベルとなり、非表示状態となる。
【0040】次に2番目のLOAD信号62では、BL
ANK’信号がロウレベルでBLANK信号がハイレベ
ル、かつ表示位置の指定データが(0,0,0)なので
、図2及び図4に示すように、MASK信号は全てハイ
レベルとなる。従ってこの場合、ビデオRAM部4から
の表示データの(S+0)番地の内容“abcdefg
h”は、そのままパラレル・シリアル変換部1のフリッ
プフロップ40〜47にラッチされる。このラッチと同
時にBLANK信号がロウレベルとなるので、BLAN
K信号がロウレベルになるのと同時に、シリアル出力3
1からは、“a”“b”“c”…“h”の順に画素デー
タが出力される。そして、3番目以降のLOAD信号で
は、BLANK’信号とBLANK信号が共にロウレベ
ルなので、表示位置の指定に係らず図2及び図4に示す
通り、MASK信号は全てハイレベルとなる。これによ
り、パラレル・シリアル変換部1では、ビデオRAM部
4からの表示データをそのままラッチし、シリアル信号
に変換して出力し続ける。
【0041】図14は、表示位置指定データが(SHI
FT2,SHIFT1,SHIFT0)=(0,0,0
 )である時、行の表示の最後の部分の動作タイミング
を示すタイミング・チャートである。
【0042】図14において、最初のLOAD信号14
0では、BLANK’信号とBLANK信号が共にロウ
レベルで、図6の3番目以降のLOAD信号の出力時の
動作と同じである。即ち、このタイミングでは、アドレ
ス(E+0)番地の内容“IJKLMNOP”(図5参
照)をラッチする。次に、2番目のLOAD信号141
では、BLANK’信号がハイレベルで、BLANK信
号がロウレベル、かつ表示位置の指定が(0,0,0 
)なので、図2及び図4に示す通り、MASK信号は全
てロウレベルとなる。従って、ビデオRAM部4から読
み出されたアドレス(E+1)番地の内容“QRSTU
VWX”のシリアル・パラレル変換部1への入力は、全
てマスクされる。これにより、パラレル・シリアル変換
部1のフリップフロップ40〜47は全てロウレベルを
ラッチする。こうして図14に示すように、BLANK
信号がハイレベルとなるタイミングで、シリアル出力3
1がロウレベルとなり、非表示状態となる。
【0043】次に、表示開始位置の指定が(0,0,1
 )の時を考える。図7は、表示位置指定データ(SH
IFT2,SHIFT1,SHIFT0)が(0,0,
1 )の行の表示開始の部分のタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【0044】最初のLOAD信号71では、BLANK
’信号とBLANK信号が共にハイレベルなので、表示
位置の指定データに関係なく、図2及び図4より明らか
なように、MASK信号は全てロウレベルとなって非表
示状態となる。但し、ここでは、LOAD信号のタイミ
ングが前述の図6の場合に比べて、1クロック(CLO
CK) 早く出力されることに注意する必要がある。
【0045】2番目のLOAD信号72では、BLAN
K’信号がロウレベルでBLANK信号がハイレベル、
かつ表示位置の指定が(0,0,1 )なので、図2及
び図4に示すように、MASK信号はMASK7だけが
ロウレベルとなる。従って、ビデオRAM部4からの表
示データの(S+0)番地の内容“abcdefgh”
の“bcdefgh”だけがパラレル・シリアル変換部
1のフリップフロップ40〜46にラッチされる。そし
て、D7に対応するフリップフロップ47にはロウレベ
ルのデータがラッチされる。次に、これらがラッチされ
た1クロック後に、このロウレベルのデータがシリアル
出力31として出力されて、非表示状態が保持される。 その後BLANK信号がロウレベルとなるので、BLA
NK信号がロウレベルになると同時にシリアル出力31
からは、“b”“c”“d”…“h”の順に出力される
。次に3番目以降のLOAD信号では、BLANK’信
号とBLANK信号が共にロウレベルになるので、表示
位置の指定データに関係なく、図2及び図4に示す通り
MASK信号は全てハイレベルとなる。これにより、パ
ラレル・シリアル変換部1では、ビデオRAM部4から
の表示データ32をそのままフリップフロップ40〜4
7にラッチし、シリアル出力31を出力し続ける。
【0046】図15は、表示位置指定データ(SHIF
T2,SHIFT1,SHIFT0)が(0,0,1 
)の場合の、行表示の最後の部分のタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【0047】同図において、最初のLOAD信号150
では、BLANK’信号とBLANK信号が共にロウレ
ベルで、図14における3番目以降のLOAD信号の出
力タイミングの動作と同じで、アドレス(E+0)番地
の内容“IJKLMNOP”をラッチする。
【0048】図15の2番目のLOAD信号151では
、BLANK’信号がハイレベルでBLANK信号がロ
ウレベル、かつ表示位置の指定データが(0,0,1 
)なので、図2及び図4に示す通り、MASK信号はM
ASK7だけハイレベルとなる。従って、ビデオRAM
部4からの読み出されたアドレス(E+1)番地の内容
である表示データ32の“QRSTUVWX”は、画素
“Q”だけがフリップフロップ47にラッチされ、他は
マスクされる。これにより、図15に示すように、この
ラッチタイミングの1クロック後に、この“Q”が出力
され、同時にBLANK信号がハイレベルとなる。この
タイミングでシリアル出力31がロウレベルとなり、非
表示状態となる。このようにして、前述の図6及び図1
4の場合より、行表示データの1画素だけ右に移動した
画像が表示されることになる。
【0049】このように表示位置の指定データが(0,
0,1 )の時は、図7に示すように、図6の指定デー
タが(0,0,0 )の場合より1クロック早くパラレ
ル・シリアル変換部1のラッチが行なわれる。そして、
表示開始時には、それに対応してビット7の1画素だけ
をマスクし、その画素に対応する1クロックの間は非表
示としている。次に、BLANK信号がロウレベルにな
ると同時に、パラレル・シリアル変換部1により1画素
だけずらした形で画素データの出力を開始している。次
に図15の表示終了時には、ビット7の1画素だけをフ
リップフロップ47にラッチし、その1クロック分の間
はBLANK信号をロウレベルにして表示状態を保ち、
BLANK信号がハイレベルになると同時に非表示状態
に入っている。
【0050】図8〜図13は、他の表示開始位置の指定
データの時の、行の表示開始タイミングを示すタイミン
グチャートで、図16〜図21は、他の表示開始位置の
指定データの時の、行の表示の最後のタイミングを示す
タイミングチャートである。これらの図からわかる通り
、図6及び図14の表示位置指定データが(0,0,0
 )の場合に比べ、指定データで指示された画素の右方
向の移動量(N)に対応したNクロック分早くLOAD
信号が出力される。図8〜図13に示すように、表示開
始タイミングでは、2回目のLOAD信号の出力後Nク
ロック分の非表示区間を設け、BLANK信号がロウレ
ベルになると同時に、N画素だけずらした形で表示を開
始している。そして、図16〜図21に示す1行の最後
のLOAD信号のタイミングではN画素だけをフリップ
フロップにラッチし、Nクロック分の画素を表示した後
、BLANK信号がハイレベルになると同時に非表示状
態に入っている。
【0051】以上は、説明を簡単にするため、表示装置
5がモノクロームつまり、ある表示画素に対して表示状
態か非表示状態の2通りしかないものについて述べたが
、例えば表示装置5がカラーディスプレイの場合には、
パラレル・シリアル変換部1に、図3に示したシフト・
レジスタを複数用意して多値データをラッチしてシフト
できるようにすればよい。例えば、8色のカラーの場合
は、RGB各1ビットで1画素を表わせるので、3個の
シフトレジスタが必要となる。更に、RGB各8ビット
で1表示画素を表わすような表示装置の場合には、24
個のシフトレジスタが必要である。
【0052】従来例では、このようにシフトレジスタを
増加すると、それに対応してバレルシフタ部のシフタと
ラッチを増加させる必要があり、回路規模はそれだけ増
大していた。しかし、この実施例によれば、必要最小源
のシフトレジスタだけ増やせばよい。
【0053】以上説明したように本実施例によれば、ビ
デオメモリのアドレスのどのビットから表示するかの指
示に従って、パラレル・シリアル変換部にLOAD信号
とMASK信号を出力することにより、従来のような回
路規模の増大なしに、任意の画素位置から表示すること
ができる。これは特に、諧調表示やカラー表示など、パ
ラレル・シリアル変換部のシフトレジスタが増大する場
合に絶大な効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ラレル・シリアル変換部にラッチするデータとそのタイ
ミングを変更することにより、従来のような回路規模の
増大なしに、任意の位置からの表示ができる効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の表示制御装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例の表示制御装置のタイミング・ジェネ
レータ部の回路構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例の表示制御装置のパラレル・シリアル
変換部の回路図である。
【図4】本実施例の表示制御装置のタイミング・ジェネ
レータ部に入力される表示位置指定データと、このタイ
ミング・ジェネレータ部より出力されるマスク信号とB
LANK信号及びBLANK’信号とを説明するための
図である。
【図5】ビデオRAM部に格納されている表示データの
状態を示す説明図である。
【図6】〜
【図13】本実施例の表示制御装置における行の表示開
始タイミングを示すタイミング図である。
【図14】〜
【図21】本実施例の表示制御装置における行の最後の
表示タイミングを示すタイミング図である。
【図22】従来例の表示制御装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図23】一般的なラスタ・スキャン方式CRTの走査
を説明するための図である。
【図24】従来例の表示制御装置のタイミング・ジェネ
レータ部の構成を示すブロック図である。
【図25】従来例の表示制御装置のバレル・シフタ部の
構成を示すブロック図である。
【図26】従来例の表示制御装置のパラレル・シリアル
変換部の回路図である。
【図27】従来例の表示制御装置のバレル・シフタ部の
シフタよりの出力を説明するための図である。
【図28】従来例の表示制御装置のバレル・シフタ部の
ラッチ回路よりの出力を説明するための図である。
【図29】タイミングジェネレータ部より出力される同
期信号のタイミング図である。
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】従来例の表示制御装置の動作のタイミング図
である。
【符号の説明】
1  パラレル・シリアル変換部 2  タイミング・ジェネレータ部 3  ビデオ信号発生部 4  ビデオRAM部 5  表示装置 21  クロック発生回路 22  3ビットバイナリカウンタ 25  同期信号発生回路 31  シリアル出力 32  パラレル表示データ 40〜47  フリップフロップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表示データをシリアル信号に変換して
    表示する表示制御装置であって、1行分の表示データの
    表示開始位置を画素単位で指定する指定情報を入力する
    手段と、表示のための水平及び垂直同期信号に加え、非
    表示信号を発生する同期信号発生手段と、前記指定情報
    及び前記非表示信号とに応じてマスク信号を発生するマ
    スク信号発生手段と、前記マスク信号発生手段より出力
    されるマスク信号と前記指定情報とに応じて表示データ
    をラッチして、パラレル信号よりシリアル信号に変換す
    る変換手段と、前記シリアル信号をビデオ信号に変換し
    て表示する表示手段と、を有することを特徴とする表示
    制御装置。
  2. 【請求項2】  前記変換手段におけるラッチ信号は、
    前記指定情報に応じてその出力タイミングが変化するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装
    置。
JP3083734A 1991-04-16 1991-04-16 表示制御装置 Withdrawn JPH04316089A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100433088C (zh) * 2004-06-30 2008-11-12 佳能株式会社 显示元件的驱动电路、图像显示装置、电视装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100433088C (zh) * 2004-06-30 2008-11-12 佳能株式会社 显示元件的驱动电路、图像显示装置、电视装置

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