JPH0431593Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431593Y2
JPH0431593Y2 JP1985024107U JP2410785U JPH0431593Y2 JP H0431593 Y2 JPH0431593 Y2 JP H0431593Y2 JP 1985024107 U JP1985024107 U JP 1985024107U JP 2410785 U JP2410785 U JP 2410785U JP H0431593 Y2 JPH0431593 Y2 JP H0431593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
signal
pulse
received signal
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985024107U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61139484U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985024107U priority Critical patent/JPH0431593Y2/ja
Publication of JPS61139484U publication Critical patent/JPS61139484U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0431593Y2 publication Critical patent/JPH0431593Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、測距誤差を可及的に抑制するよう
にした測距装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は従来の超音波式測距装置のブロツク図
である。この第5図において、超音波を用いて、
センサから物体100までの距離L0を測定する
場合、送信トリガパルス発生器1からの送信トリ
ガパルス15を励振回路4とゲート信号発生回路
5およびカウンタ7に送る。
励振回路4はこの送信トリガパルス15を受け
て励振信号16を送信用振動子3に加える。これ
により、送信用振動子3が励振されて、物体10
0に向けて超音波17を送信する。
また、これと同時に、送信トリガパルス15に
より、ゲート信号発生回路5はゲート信号18を
発生してANDゲート6およびラツチ回路9に出
力する。さらに、送信トリガパルス15はクリア
信号としてカウンタ7に加え、カウンタ7のカウ
ント値をクリアする。
ANDゲート6にはクロツクパルス発生回路2
からクロツクパルス19が導入されるようになつ
ており、したがつて、ゲート信号18がANDゲ
ート6に加えられることにより、ANDゲート6
はゲートを開き、クロツクパルス19を通過して
出力22としてカウンタ7に加え、カウンタ7は
計測を開始する。クロツクパルス19は時間計測
用のクロツクパルスである。
その後、超音波17が物体100で反射され
て、その反射波が受信用振動子11に入力される
と、この受信用振動子11により、反射波は電気
信号の受信信号20に変換され、増幅器12で増
幅された後検波器31で検波され、二値化器32
で2値化の信号32に変換され、ゲート信号発生
回路5に加えてゲート信号18の発生を停止す
る。
これにより、ANDゲート6のゲートを閉じ、
カウンタ7はクロツクパルス19のカウントを停
止する。これにともない、ANDゲート6が開い
ている間に計数したクロツク数により超音波17
の送信から受信までの時間がわかり、音速は既知
であるから、物体100までの距離L0を測定で
きる。
このカウンタ7のカウント値はラツチ回路9で
ゲート信号18が出力している間ラツチされ、ラ
ツチ回路9の出力はD/A(デイジタル/アナロ
グ)コンバータ10でアナログ信号に変換され
て、指示計30に送られ、上述の測定した距離
L0を指示する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような超音波式測距装置
は、反射波が返つてきたと判断するのは、受信信
号線に、ある閾値電圧以上の信号が発生したこと
により判断している。そのため、受信信号より先
に閾値電圧以上の電圧をもつノイズが現われる
と、そのノイズを反射波であると判断し、実際の
反射波は無視され、測距誤差が大となる欠点があ
る。
この考案は、上記従来の欠点を除去するために
なされたもので、たとえノイズが重畳しても、ノ
イズ一つにつき1パルス程度の誤差で済み、ノイ
ズによる測距誤差を極めて小さくできる測距装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の測距装置は、送信トリガ信号により
励振され物体に超音波を送信する送信用振動子
と、上記物体からの反射波を受信して受信信号を
出力する受信用振動子と、上記超音波の送信と同
時にクロツクパルスをカウントする第1のカウン
タと、上記受信信号より得られる受信信号パルス
列をカウントして所定の設定数nになると上記第
1のカウンタのカウントを停止する第2のカウン
タと、上記第1のカウンタのカウント値を入力し
て第2のカウンタのカウント数に相当するクロツ
クパルス数naを減らすように補正する補正回路
と、この補正回路の出力を指示する手段とを設け
たものである。
〔作用〕 この考案は、送信トリガ信号により送信用振動
子を励振して超音波を物体に発信し、この超音波
の発信時点から第1のカウンタでクロツクパルス
をカウントし、物体からの反射波を受信用振動子
で受信して受信信号パルス列を得て第2のカウン
タでカウントし、この第2のカウンタが所定の設
定数nをカウントすると第1のカウンタのカウン
トを停止させ、第1のカウンタのカウント値を補
正回路に導いて第2のカウンタのカウント数を相
当するクロツクパルス数を減らし、この補正回路
の出力を指示する手段で指示する。
〔実施例〕
以下、この考案の測距装置の実施例について図
面に基づき説明する。第1図はその一実施例の構
成を示すブロツク図である。この第1図におい
て、重複説明を避けるために、第5図と同一部分
には同一符号を付してその説明を省略し、第5図
とは異なる部分を重点的に述べることにする。
この第1図を第5図と比較しても明らかなよう
に、第1図では、カウンタ7とラツチ回路9との
間に新たに補正回路8が挿入されている。
また、第5図の検波器31と二値化器32が省
略されており、その代わりに、増幅器12の出力
はシユミツトトリガ回路13に加えるようにして
おり、このシユミツトトリガ回路13からの受信
信号パルス列21がカウンタ14にて計数するよ
うになつている。
カウンタ14は送信トリガパルス15によりク
リアされ、所定の設定されたカウント値になると
ゲート信号発生回路5をオフさせるようになつて
いる。その他の構成は第5図と同様である。
次に、以上のように構成されたこの考案の測距
装置の動作について説明する。まず、第2図aに
示すように、送信トリガパルス発生器1から送信
トリガパルス15が発生され、励振回路4とゲー
ト信号発生回路5およびカウンタ7に加えられ
る。
これにより、励振回路4は励振信号16を送信
用振動子3に送り、この送信用振動子3を励振
し、超音波17による送信波を物体100に送信
する(第2図b)。
また、これと同時に、ゲート信号発生回路5か
ら時間計測用のゲート信号18(第2図c)が
ANDゲート6とラツチ回路9に送られ、ANDゲ
ート6はゲートを開く。また、この送信トリガパ
ルス15はカウンタ7に送られ、第2図hに示す
カウンタクリア信号となり、このカウンタ7をク
リアする。
一方、第2図dに示すように、クロツクパルス
発生回路2からクロツクパルス19がANDゲー
ト6を通つて第2図eに示すようにカウントパル
ス22としてカウンタ7に入力され、カウントを
開始する。
また、超音波17が物体100により反射され
て、その反射波が受信用振動子11で受信されて
電気信号に変換されて、受信信号20(第2図
f)となつて、増幅器12で増幅され、シユミツ
トトリガ回路13に入力され、このシユミツトト
リガ回路13により第2図gに示すように受信信
号パルス列21に変換される。
第3図a、第3図bはそれぞれ第2図f、第2
図gを拡大して示したものである。この第3図
a、第3図bより明らかなように、受信信号20
が受信パルス列21に変換されたとき、第3図a
に示すように受信信号20にノイズN1があれ
ば、第3図bに示すごとく、それも一つのパルス
P1となる。
この受信信号パルス列21はカウンタ14で計
数され、設定された数n(この実施例ではn=4
の場合を例示している)になると、カウンタ14
の出力でゲート発生回路5をオフにする。これに
より、時間計測用のゲート信号18が出力されな
くなり、第2図eに示すように、ゲート信号18
はラツチ信号L1となる。
このゲート信号18が出力されている間にカウ
ンタ7で計数されたカウントパルス22の数Na
は補正回路8を通り、そこで補正される。
この補正回路8はカウンタ14で計数されたパ
ルス数nに相当する(時間的に等しくなる)クロ
ツクパルス数naを減らす回路であり、nとnaの関
係は受信用振動子3の周波数t(第4図d)と第
4図aに示すクロツクパルス19の周波数eから
求められ、naetnとなる。
ここで、補正回路8の機能についてさらに詳述
する。いま、周波数etとの比がet=1:
2であるとする。超音波17を発射後、第4図b
に示す時間計測用のゲート信号18が出力してい
る間、カウンタ7は第4図aに示すクロツクパル
ス19がANDゲート6を通つて第4図cに示す
カウントパルス22としてカウンタ7でカウント
を行い、カウンタ7が番目のカウントパルス2
2をカウントした直後に、受信信号パルス列21
(第4図d)の第1パルスが入つてきたとする。
この場合、ノイズが乗つていないとすると、こ
の第1パルスがきた時点のカウント数iが真値と
なるわけである。
しかし、この考案では受信信号パルス列21を
n個(第4図では4個)カウントしてからゲート
発生回路5をオフにしてANDゲート6のゲート
を閉じるので、第1パルスから第4パルスをカウ
ントするまでに、クロツクパルス(i+1),(i
+2)の二つをカウントしてしまう。そのため
に、この補正回路8を用いて、この(i+1),
(i+2)の二つを減らす必要がある。
一般に、クロツクパルスの周波数がe〔Hz〕で、
振動子の周波数がt〔Hz〕であると、それぞれの
1パルスの時間(周期)は1/c〔Sec〕、1/t
〔Sec〕となる。したがつて、受信信号パルス列
21をn個カウントするに必要な時間to〔Sec〕
は、 to=1/tn〔Sec〕 ……(1) となる。この時間to〔Sec〕の間に、クロツクパル
スが入る個数naは、 na=to/1/c個 ……(2) である。
この(2)式に(1)式を代入すると、 nactn となり、この個数naをカウントパルス数Naより
引けば、真値Nとなる。
このようにして、補正回路8で補正された数N
はラツチ回路9でラツチされ、D/Aコンバータ
10でアナログ出力となり、このアナログ出力は
指示計30に送られ、補正された数Nが指示され
る。
ここで、第2図fおよび第3図aに示すよう
に、受信信号20にノイズN1がなければ、補正
された数Nは誤差はないものとなり、たとえば、
第3図aのように、ノイズN1が一つ発生すると、
受信信号パルス列21に第3図bに示すように一
つパルスP1が生じるが、この考案では、ノイズ
による誤差はせいぜいクロツクパルス19のう
ち、1個分程度となる。これは従来の超音波形測
距装置に比べて極めて小さいものである。
なお、この考案は、超音波形測距装置、超音波
形近接センサ、超音波式障害物検出器などに応用
できるものである。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の測距装置によれば、
送信トリガ信号で送信用振動子を励振して超音波
を物体に発信すると同時にクロツクパルスを第1
のカウンタでカウントし、物体からの反射波を受
信用振動子で受信して受信信号パルス列を作つて
第2のカウンタでカウントし、この第2のカウン
タのカウント値が設定数になると、第1のカウン
タのカウントを停止させ、第1のカウンタのカウ
ント値を補正回路に導いて、第2のカウンタのカ
ウントしたパルス数に相当するクロツクパルス数
を減らして、補正回路の出力を指示するようにし
たので、受信信号の伝送系において受信信号より
先に現われたノイズによる測距装置を極力少なく
できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の測距装置の一実施例のブロ
ツク図、第2図は同上測距装置の動作を説明する
ためのタイムチヤート、第3図は同上測距装置に
おける受信信号と受信信号のパルス列の部分を示
す波形図、第4図は同上測距装置における補正回
路の動作を説明するためのタイムチヤート、第5
図は従来の超音波式測距装置のブロツク図であ
る。 1……送信トリガパルス発生器、2……クロツ
クパルス発生回路、3……送信用振動子、5……
ゲート信号発生回路、6……ANDゲート、7,
14……カウンタ、8……補正回路、9……ラツ
チ回路、10……D/Aコンバータ、11……受
信用振動子、13……シユミツトトリガ回路、3
0……指示計、100……物体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送信トリガ信号により励振され物体に超音波を
    送信する送信用振動子と、上記物体からの反射波
    を受信して受信信号を出力する受信用振動子と、
    上記超音波の送信と同時にクロツクパルスをカウ
    ントする第1のカウンタと、上記受信信号より得
    られる受信信号パルス列をカウントして所定の設
    定数nになると上記第1のカウンタのカウントを
    停止する第2のカウンタと、上記第1のカウンタ
    のカウント値Naを入力して上記第2のカウンタ
    のカウント数nに相当するクロツクパルス数na
    ct)・n(cはクロツクパルスの周波数、t

    振動子の周波数)を減算し、Na−na=Nなる出
    力を得ることができる補正回路と、この補正回路
    の出力を指示する手段とを具備する測距装置。
JP1985024107U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH0431593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985024107U JPH0431593Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985024107U JPH0431593Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61139484U JPS61139484U (ja) 1986-08-29
JPH0431593Y2 true JPH0431593Y2 (ja) 1992-07-29

Family

ID=30517954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985024107U Expired JPH0431593Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0431593Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US596855A (en) * 1898-01-04 diyis

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US596855A (en) * 1898-01-04 diyis

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61139484U (ja) 1986-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61167889A (ja) 距離測定装置
US4570486A (en) Ultrasonic thickness gauge circuit with transit path correction
KR0168087B1 (ko) 초음파센서를 이용한 장애물의 거리 측정장치 그 방법
JPS5856085B2 (ja) 超音波パルスによる厚みまたは異常個所の深さを測定する方法および装置
JPH0143881B2 (ja)
JPH0431593Y2 (ja)
JP2529840B2 (ja) 超音波式距離計
JPH0434307A (ja) パルス式超音波距離測定装置
JPS6339659Y2 (ja)
JP2900670B2 (ja) 車両の速度検出方法
JPH02278181A (ja) 超音波測距装置の温度補償方法
JPH0368355B2 (ja)
JPH0261583A (ja) 超音波距離測定装置
JPH05253219A (ja) X線装置
JPS6161354B2 (ja)
SU1114945A1 (ru) Устройство дл определени прочности бетона
JP2749908B2 (ja) パルス式超音波距離測定装置
JP2849417B2 (ja) 超音波検知器
JPS6394184A (ja) 超音波変位検出装置
JPS581372B2 (ja) チヨウオンパオンソクソクテイソウチ
JPH06148316A (ja) 超音波距離センサ
JPS59218973A (ja) 車載用障害物検知装置
JPS63256880A (ja) 距離検出表示装置
JPS61145475A (ja) 内部遅延時間排除型超音波距離計測装置
JPH0421921U (ja)