JPH04315780A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPH04315780A
JPH04315780A JP10877391A JP10877391A JPH04315780A JP H04315780 A JPH04315780 A JP H04315780A JP 10877391 A JP10877391 A JP 10877391A JP 10877391 A JP10877391 A JP 10877391A JP H04315780 A JPH04315780 A JP H04315780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
wire seal
seal
locking
waterproof connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP10877391A
Other languages
English (en)
Inventor
Moritaka Goto
後藤 守孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04315780A publication Critical patent/JPH04315780A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動車の電気
配線に用いられる防水コネクタに係り、特にワイヤー接
続部の防水のためのワイヤシールを改良した防水コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤ端部に接触端子部材ととも
にワイヤシールを取り付けてコネクタハウジングに挿入
し、前記ワイヤシールによりワイヤ接続部をシールする
防水コネクタにおいて、前記接触端子部材を前記コネク
タハウジングに係止させる第1の係止手段と、前記ワイ
ヤシールを背後から押圧して前記コネクタハウジングに
係止させる第2の係止手段との2重係止を行うものがあ
る。
【0003】このような2重係止タイプの防水コネクタ
の一例の断面を図3に示す。ワイヤ1の端部はワイヤシ
ール2の貫通孔に挿入され、その先端には接触端子部材
3が取り付けられる。ここで、ワイヤ1の先端部は絶縁
被覆が所定寸法だけ除去されていて、接触端子部材3は
、ワイヤ1の端部にワイヤシール2の一部を挟み込んで
かしめ固定され且つ絶縁被覆が除去されたワイヤ1の先
端部にかしめにより圧着接続される。このように接触端
子部材3が取り付けられたワイヤ1の端部をコネクタハ
ウジング4に挿入している。接触端子部材3はコネクタ
ハウジング4の内部に設けられた係止部5により容易に
脱落することのないように係止される。これが第1の係
止手段である。このときワイヤシール2はコネクタハウ
ジング4に圧入され、この部分をシールする。係止部材
6はワイヤ挿通用の切欠部を有し、コネクタハウジング
4に予めワイヤ1が挿入され前記第1の係止手段による
係止が行われた状態で、係止部材6を、前記切欠部にワ
イヤ1が挿通されるようにして、コネクタハウジング4
の基端部に装着される。係止部材6はワイヤシール2を
背後から押圧しつつコネクタハウジング4に設けられた
係止突起7に係合する。これが第2の係止手段である。 このように、係止部材6を取着した状態では、接触端子
部材3とコネクタハウジング4の係止部5とによる第1
の係止手段と、係止部材6とコネクタハウジング4とに
よる第2の係止手段とで2重に係止されるので、コネク
タハウジング4にワイヤ1の端部および接触子部材3が
確実に取り付けられる。
【0004】従来のワイヤシール2は図4に示すように
全体が例えばシリコーンゴム等のゴム系弾性材からなる
ワイヤシール21である。このワイヤシール21はワイ
ヤ1が挿通される中空部を有し、一端部の外周および内
周に突出するシール部が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4のような従来の全
体がゴム系弾性材からなるワイヤシール21を防水コネ
クタに用いた場合、コネクタハウジングへの挿入時にワ
イヤシール21が端子端から延びるように変形してしま
い、挿入作業性が悪く、またワイヤシール21の延び変
形や端子端部での切断により不充分な挿入状態となり、
防水性が低下するという問題がある。また、このような
ワイヤシール21を、図3のような2重係止タイプの防
水コネクタに用いた場合、前記第1の係止手段が係止し
ていなくても、ワイヤシール21の変形により前記第2
の係止手段の係止部材が係止してしまうおそれがある。 このような場合、前記第1の係止手段が係止していない
ことが外部からわかりにくいため、ワイヤが引っ張られ
ると抜けてしまったり、雄・雌の嵌合部が外れたりして
しまい、極めて深刻な問題となる。
【0006】このような問題の中で2重係止に関しては
、図5に示すように、ゴム系弾性材からなるワイヤシー
ル22に変形防止のために筒状のプラスチック部材23
を挿入することが考えられているが、このような構成の
ワイヤシール22は、生産性が悪く、特に個々にプラス
チック部材23を挿入したワイヤシール22を多数個製
造する場合には極めて生産性が悪い。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、シールのために必要な柔軟性は維持したまま
、切断や挿入時の延び変形を効果的に低減し得て、しか
も生産性が良く安価に製造することができるワイヤシー
ルを備えた防水コネクタを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防水コネク
タは、ワイヤ端部に接触端子部材とともにワイヤシール
を取り付けてコネクタハウジングに挿入し、前記ワイヤ
シールによりワイヤ接続部をシールする防水コネクタに
おいて、前記ワイヤシールは、弾性材からなり、軸方向
に沿って配列された繊維を内部に含んで成型されたワイ
ヤシールであることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の防水コネクタにおいては、弾性材から
なるワイヤシールを、軸方向に沿って配列された繊維を
内部に含んで成型しているので、ワイヤシールは、軸方
向すなわちコネクタハウジングへの挿入方向については
、所要の剛性を確保することができて、しかも径方向に
ついては弾性材自体の弾性を維持することができる。 したがって、このワイヤシールは、シールのために必要
な柔軟性は維持したまま、挿入時の変形を効果的に低減
し得て、2重係止時の内縮もなく、しかも生産性が良く
安価に製造することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る防水コネクタ
のワイヤシールの構成を示している。
【0011】図1に示すように、ワイヤシール24は、
シリコーンゴム、ブチルゴム等の柔軟性に富むゴム系弾
性材からなり、その内部に軸方向に沿ってほぼ配列され
た例えばケブラー(商標:デュポン社〜アラミド繊維)
等の長手の繊維25を含んで成型されている。この繊維
25を含むワイヤシール24の成型は、例えば、前記ゴ
ム系弾性材によるワイヤシール24の成型時に内部に長
手の繊維25を軸方向に配列しておいて加硫することに
より行われる。
【0012】このような、ワイヤシール24は、図3に
示すワイヤシール2としてワイヤ1の端部に接触端子部
材3とともに取り付けてコネクタハウジング4に挿入さ
れ、接触端子部材3がコネクタハウジング4の係止部5
により係止され、係止部材6がワイヤシール2(24)
を背後から押圧しつつコネクタハウジング4の係止突起
7に係止されて防水コネクタが構成される。
【0013】この場合、ワイヤシール24は、繊維25
の配置された軸方向については、成型時に繊維25が内
部に設けられたことにより変形しにくく適度な弾性およ
び剛性を呈し、前記軸に直交する方向については、前記
繊維25が設けられたことによる影響をほとんど受けず
に前記ゴム系弾性材のみによる特性により変形し易くシ
ールのために充分な柔軟性を呈する。
【0014】したがって、このワイヤシール24は、こ
れをワイヤ1の端部に接触端子部材3とともに取り付け
てコネクタハウジング4に挿入する際に、挿入方向のみ
については充分な剛性が得られるので、容易に奥まで挿
入することができる。しかも、図3に示したような2重
係止タイプの防水コネクタにおいては、接触端子部材3
とコネクタハウジング4の係止部5による第1の係止手
段が係止していなければ、係止部材6とコネクタハウジ
ング4の係止突起7による第2の係止手段が係止すると
きに引きずり込まれ、第2の係止手段を構成する係止部
材を装着した状態では第1の係止手段は確実に係止され
る。前記挿入方向と直交する方向についてはシール効果
を得るために充分な柔軟性を維持しているので、シール
効果が阻害されることはないし、かしめ部際から延びた
り切れたりしない。
【0015】なお、上述のワイヤシール24を製造する
際には、例えば、図2に示すように、軸方向に複数個の
ワイヤシール24を連結した形状の部材31を成型し、
その成型時に内部に長手の繊維32を軸方向に配列して
おいて加硫する。この繊維32を内部に有する部材31
を成型した後に、部材31のそれぞれワイヤシール24
に相当する各ワイヤシール部33を切り離して、複数個
のワイヤシール24を得る。このようにすれば、多数個
のワイヤシール24を容易に且つ安価に製造することが
でき、図5に示したプラスチック部材23を挿入したワ
イヤシール22に比して、生産性も非常に良く極めて安
価に製造することができる。
【0016】なお、ワイヤシール内に設ける繊維として
は、長手の繊維に限らず短い繊維を用いてもよく、繊維
の種類もケブラー等に限らず炭素繊維、ガラス繊維、綿
等を用いてもよい。繊維の配列も厳密に規則正しく配列
する必要はなく、おおむね所定方向に並んでいればよい
。このような繊維を入れるワイヤシールの弾性材として
は、柔軟性に富みコネクタハウジングとの間で充分なシ
ール効果が得られるものでさえあればゴム系弾性材に限
らずどのような弾性材を用いてもよい。また、ワイヤシ
ールの成型方法も加硫による成型に限らず、他の成型法
を用いてもよい。もちろん、複数のワイヤシールを製造
する場合の製造方法も図2に示した方法に限定されるも
のではない。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、軸
方向に沿って配列された繊維を内部に含んで弾性材によ
り形成され、シールのために必要な柔軟性は維持したま
ま、挿入時の変形を効果的に低減し得て、しかも生産性
が良く安価に製造することができるワイヤシールを備え
た防水コネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例に係る防水コネクタのワ
イヤシールの構成を示す断面図である。
【図2】  図1のワイヤシールの製造方法の一例を説
明するための断面図である。
【図3】  2重係止タイプの防水コネクタの構成を示
す断面図である。
【図4】  従来の防水コネクタのワイヤシールの構成
の一例を示す断面図である。
【図5】  従来の防水コネクタのワイヤシールの構成
の他の一例を示す断面図および側面図である。
【符号の説明】
24…ワイヤシール、25…繊維、31…部材、32…
繊維、33…ワイヤシール部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワイヤ端部に接触端子部材とともにワ
    イヤシールを取り付けてコネクタハウジングに挿入し、
    前記ワイヤシールによりワイヤ接続部をシールする防水
    コネクタにおいて、前記ワイヤシールは、弾性材からな
    り、軸方向に沿って配列された繊維を内部に含んで成型
    されたワイヤシールであることを特徴とする防水コネク
    タ。
JP10877391A 1991-04-12 1991-04-12 防水コネクタ Pending JPH04315780A (ja)

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JP10877391A JPH04315780A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 防水コネクタ

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JP10877391A Pending JPH04315780A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 防水コネクタ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0562977U (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 住友電装株式会社 防水コネクタ用ゴム部品
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