JPH04314440A - 多目的吐水装置 - Google Patents

多目的吐水装置

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JPH04314440A
JPH04314440A JP10887191A JP10887191A JPH04314440A JP H04314440 A JPH04314440 A JP H04314440A JP 10887191 A JP10887191 A JP 10887191A JP 10887191 A JP10887191 A JP 10887191A JP H04314440 A JPH04314440 A JP H04314440A
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JP
Japan
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nozzle
water
space
grip
lid
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Withdrawn
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JP10887191A
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English (en)
Inventor
Masahiko Imazono
今園 雅彦
Masatomo Morizaki
森崎 雅智
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口腔洗浄、整髪等を小
流量の圧力温水の吐出で行なうようにした多目的吐水装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の小流量の温水吐水装置と
して、例えば特開昭64―83255号、実公昭60―
6304号が開示されている。特開昭64―83255
号の技術は、水道水の水圧を利用して口腔洗浄ノズルか
ら水道水の圧力の洗浄水を噴出させるようにしたもので
、湯水混合栓で生成される温水を利用している。
【0003】一方、実公昭60―6304号の技術は、
洗面化粧台にポンプを内装した高圧ジェット水流を噴射
する口腔洗浄ノズルを設けたもので、水道水、湯水混合
水をポンプで高圧化し、ノズルから噴出させて口腔内を
洗浄するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術は、以
下の如き不都合が有る。先ず、口腔洗浄に用いる温水を
得るのに、洗面台等の湯水混合栓を用いているので、給
湯機を用いざるを得ず、給湯機はある程度の流量を前提
として設定され、流量の小さい口腔洗浄用等の温水を得
る場合、流量が小さいため給湯機の着火が不確実となっ
たり、着火を円滑に、確実化するためには、大量の捨水
が必要となり、資源の無駄使いとなり、省資源上極めて
不利である。又圧損が大きく、低水圧地域では使用する
ことが出来ないという不都合が有る。以上の他、給湯機
が無い設備では、温水の供給を受けることが出来ず、こ
の種温水吐水装置の設置場所が限られ、汎用性、使い勝
手性に欠ける。又、給湯機、湯水混合栓を経由して温水
が供給されるため、配管が長くなって即湯性が悪く、必
要時に迅速な使用が出来ないという不都合もある。
【0005】又ポンプで圧力水を噴出させるタイプは、
ポンプやタンクを必要とするので起設の洗面台や手洗い
器に組込むことが困難で、専用の洗面台等が必要となる
【0006】一方、上記した口腔洗浄ノズルは、吐出部
、洗浄ノズルが外部に露出した状態で設けられており、
口腔洗浄等、口腔内の衛生を確保する器具であるにも拘
らず、塵埃等が付着する虞が多く、衛生的にも好ましく
ない。
【0007】本発明は、かかる課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、即湯性に優れ、給湯機
を要することなく、水道水の水圧を利用して小流量の噴
出温水を得る事が出来、以上を簡単、且つコンパクトな
構成で実現し、特に衛生的に装置が利用出来、しかも各
種吐水ノズルの交換アタッチメントを格納する事が出来
、清潔な吐水装置を得せしめるにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、水道直結式で、水道水を導入する小流量用
の熱交換器を備え、熱交換器を経由した温水を吐出する
吐出部を備えるボデイと、該ボデイに蓋体を介して開閉
自在に設けられた空間部と、該空間部内に引き出し、格
納自在に設けられた吐水ノズルと、電源等の操作部とか
らなる多目的吐水装置である。又、上記吐水ノズルは、
口腔洗浄用ノズル、整髪用ノズル等であって、各種ノズ
ルを脱着自在として交換可能とし、上記ボデイの空間部
内に格納、支持したことである。
【0009】
【作用】上記手段によれば、水道水の圧力がその儘利用
出来、専用の熱交換器を備えるので即湯性に優れ、迅速
に温水が使用可能で、機能性に優れ、又使い勝手性に優
れ、しかもボデイに蓋体で開閉する空間部を設けてこれ
に吐出部、ノズルが格納されているので、不使用時には
閉蓋して保持出来、衛生的で、清潔である。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例を添付した図面に従っ
て詳述する。図1は本発明に係る多目的吐水装置の外観
斜視図、図2は同模式的説明図、図3は口腔洗浄ノズル
の一例を示す断面図、図4は間欠噴射ノズルの断面図、
図5は同要部の拡大正断面図、図6は整髪用ノズルの断
面図、図7は同要部の拡大斜視断面図、図8は多目的吐
水装置の他の例を示す斜視図、図9は多目的吐水装置の
更に他の例を示す斜視図、図10は図9の多目的吐水装
置の閉蓋状態の斜視図、図11は多目的吐水装置の更に
他の例を示す斜視図、図12は多目的吐水装置の更なる
他の実施例を示す斜視図、図13は図12の多目的吐水
装置の閉蓋状態の斜視図である。図1において1は多目
的吐水装置を示し、これのボデイ2は太径の円柱状をな
し、上下方向の寸法は比較的小さい。ボデイ2の正面は
外周の略半周に亘り凹欠状とし、空間部3を形成する。 この空間部3は、平面視弧状の蓋体4で開閉自在に覆わ
れ、蓋体4は空間部3を形成していない半周の外周の内
側に格納され、摘み5を摘持して摺動させることにより
空間部3を開閉し、図は開蓋状態を示している。
【0011】ボデイ2の底部には、洗面台等に取付ける
ための筒状のネジ部6が形成され、ネジ部6内に電源と
接続するためのコード7、熱交換器8が収納、設置され
、熱交換器8は水道に接続するための導入管9を有する
【0012】閉蓋した蓋体4の位置より奥の部分の空間
部3には、壁部10が設けられ、壁部10の一部、図で
は左側の高さ方向中間部には凹部11が形成され、この
部分に流量調節用の操作子であるダイヤル12、温度調
節用の操作子であるダイヤル13が設けられている。凹
部11の下側の壁面には電源スイッチ14が、又これに
隣接して電源のオン、オフ状態を示す電源ランプ15が
設けられている。
【0013】壁部10の中間部は縦に凹部が設けられて
グリップ21の格納凹部16とし、凹部16の一側には
フック17が設けられ、これの天井部に図2で示す温水
の吐出部18―Aが設けられ、これにフレキシブルチュ
ーブ19、例えばカールチューブを介して吐水ノズル2
0がグリップ21により接続され、グリップ21に対し
てノズル20は脱着自在である。そして、チューブ19
はコネクタ22を介して吐出部18―Aにカプラー18
―Bによって接続し、ノズル20を取外したグリップ2
1は格納凹部16内に縦に格納される。尚図2で示すよ
うに、コネクタ22はカプラー18―Bを介して吐出部
18―Aと脱着自在にしているが、カプラー18―Bを
介さずにコネクタ22を吐出部18―Aに直接固定して
も良く、任意である。壁部10の中間部の凹部の右側に
はバンド状の支持部23が設けられ、支持部23には各
種ノズルの交換アタッチメント20A…が縦に係止、収
納、保持されている。かかるアタッチメント20A…は
、グリップ21に対して脱着自在であり、アタッチメン
ト20A…を交換して口腔洗浄、歯磨き、整髪等を行な
う。
【0014】図2は模式的説明図で、熱交換器8は導入
管9に接続されたウエーブ状の熱交換部23に接近する
セラミックヒータ24で構成され、熱交換部23は連結
管25で吐出部18―Aに接続され、導入管9は水道水
を供給する供給管26に接続金具27を介して接続され
ている。導入管9内には開閉弁、例えば止水機能を有す
る流量調節弁28が介設され、流量調節弁28は制御部
29を介してグリップ21に設けた吐水スイッチ40を
押すことで開閉し、流量調節用ダイヤル12の回動操作
で流量が制御される。尚ヒータは、上記に代えてシーズ
ヒータ等でも良く、即湯性の高いものであれば任意であ
る。又、熱交換部23の構造も上記したものに限定され
ず任意である。
【0015】セラミックヒータ24は、温度調節用ダイ
ヤル13の回動操作で供給電力を制御する電力供給部3
0に接続され、電力供給部30は電源スイッチ13でオ
ン、オフされる。かくすることにより、ダイヤル14の
操作でヒータ24への供給電力を増減させ、熱交換器8
を流通する水道水の温度を調節する。
【0016】ところで、吐水ノズルは例えば図3に示す
如くで、図は口腔洗浄用ノズル20を示し、パイプ状本
体20―1の基部の取付け部20―2には係止部20―
3を備え、且つフランジ部20―4が設けられ、内部の
通路20―5の先端部にはノズル孔20―6が設けられ
ている。かかるノズル20は、取付け部20―2をグリ
ップ21先部に嵌合し、係止部20―3を係合させ、フ
ランジ部20―4より先が突出する。
【0017】以上において、水道水は導入管9から流量
調節弁28を介して熱交換器8の熱交換部23に流入し
、温水化されて吐出部18―Aから吐出するが、その使
用に際しては、図1の如く空間部3を開放し、凹部16
からグリップ21を把持して引き出し、支持部23より
任意のノズル、例えば口腔洗浄用20を取り出してグリ
ップ21に嵌合し、吐水スイッチ40を押すことで流量
調節弁が開閉し、吐出された温水はチューブ19、把持
したグリップ21を介してノズル20から噴出し、ノズ
ル20を口腔内に臨ませて口腔洗浄を行なう。ノズル2
0を装着したグリップ21は、開蓋された空間部3から
引出して把持、使用し、ダイヤル12,13を操作して
流量調節、温度調節を行ない、必要に応じて各種ノズル
のアタッチメント20A…を交換し、口腔洗浄、歯磨き
、歯茎マッサージ、整髪等を行なう。使用後は、ノズル
20をグリップ21取外して支持部23に収納し、凹部
16内にグリップ21を格納し、フック17で係止し、
電源スイッチ14をオフさせ、摘み5を摘持して蓋体4
を引き出し、蓋体4は弧状で、ボデイ2の空間部3の端
部から引出され、空間部3を全面的に覆い、閉蓋する。
【0018】次に上記多目的吐水装置で用いられるノズ
ルの一例を説明すると、図4、図5は間欠噴射ノズル1
20で、ノズル120は上記と同様に本体120―1、
取付け部120―2、係止部120―3、フランジ部1
20―4、通路120―5、ノズル孔120―6を備え
る。ノズル孔120―6を有する先部120―7は膨大
部とし、内部に円形の空間部120―8が設けられ、羽
を有する回転子120―9が回転自在に軸支120―1
0されている。回転子120―9の外周の一部にはシャ
ッター120―11が設けられ、温水の圧力で回転子1
20―9は回転し、シャッター120―11がノズル孔
120―6を開放した状態下で温水は吐出され、シャッ
ター120―11のノズル孔120―6の遮断、開放の
反復で間欠吐水を行なう。かかるノズル120は、圧力
温水を間欠的に噴出するので、例えば歯茎に噴射させて
マッサージ等を行なうのに用いられる。
【0019】図6、図7は整髪用ノズル220を示す。 上記と同様に本体220―1、取付け部220―2、係
止部220―3、フランジ部220―4、通路220―
5、ノズル孔220―6を備える。先部220―7は膨
大部とし、アウターホルダ220―8、インナーホルダ
220―9を介して螺旋状の攪拌子220―10が内装
され、圧力温水は攪拌子220―10で攪拌され、図7
のようにミスト状にノズル孔220―6から噴出される
。かかるミスト状の温水の散布は頭髪に行ない、ヘヤー
ブラッシング等を行なうのに用いられる。又、化粧をす
る時に顔面を湿らすたりする場合等にも用いられる。 以上は、ノズルを例示したもので、上記以外に、例えば
歯ブラシ部分を先部に有するもの等各種のものが用いら
れる。
【0020】図8は多目的吐水装置の他のタイプを示す
。多目的吐水装置101はボデイ102の下半部には略
半周に亘り開放された空間部103が形成されている。 空間部103の一端部には弧状の蓋体104がヒンジ金
具104―1で開閉自在に支持され、空間部103内の
壁部110の半部には吐出部118が設けられ、これに
チューブ19がコネクタ22―1を介して接続され、チ
ューブ19にはグリップ21が、又グリップ21にはノ
ズル20が装着されている。そして、壁部110にはコ
ネクタ22―1を含むノズル系の押圧式脱着操作子13
1、受光部132が設けられている。
【0021】壁110の一部には格納凹部116が縦設
され、凹部116の左右の中間部にはフック117,1
17が設けられ、ノズル20を外したグリップ21を格
納する。一方、蓋体104の裏面には、中間下部に弧状
の支持片123―1が、又これの上方にはバンド状の支
持部123が設けられ、各種ノズルのアタッチメント2
0A…を縦に起立、支持し、収納するように構成されて
いる。
【0022】ボデイ102の蓋体104で開閉される空
間部103を有する部分より上部には、一段奥にフラッ
トな垂直面の正面壁部133を設け、正面壁部133の
上部は後上傾する表示面134を形成する。正面壁部1
33には電源スイッチ114を、又流量調節ダイヤル1
12、温度調節ダイヤル113を設ける。又表示面13
4は、液晶デイスプレイ等で流量、温度等を表示する表
示部135,136を設け、電源オン、オフ状態は、表
示部の表示の有無によりわかるようにした。尚吐水の開
始、停止は、グリップ21に設けた吐水スイッチ140
を押すことにより発光部141により赤外線等の信号を
投射し、受光部132にて受光することにより行ない、
グリップ21には発光のための電池142が内蔵されて
いる。尚図面中106はネジ部、107は電源コード、
108は熱交換器である。
【0023】以上の吐水装置101においても、蓋体1
04を摘み105を摘んで開閉し、図の状態下でノズル
20による口腔洗浄等を行ない、不使用時にはノズル2
0を取外してグリップ21を格納凹部116に立て掛け
て収納し、ノズル20は支持部123に支持し、蓋体1
04を閉じる。
【0024】図9は更に他のタイプの多目的吐水装置2
01で、ボデイ202は二重構造である。ボデイ202
は上方に開放した固定の外筒部材237と、これに回転
自在に嵌合された内筒部材238とからなる。外筒部材
237の底部には既述の筒状のネジ部206が垂下され
、熱交換器208、電源コード207が配設されている
【0025】外筒部材237の正面には幅が大きい凹欠
部239が形成され、一方、内筒部材238は上部が外
筒部材237よりも上部が上方に突出し、中間部乃至下
部には凹欠部239と略同一、若しくは凹欠部239よ
りも若干幅が小さい開口部203―1を有する空間部2
03が形成されている。空間部203内には奥に壁21
0が設けられ、ここに吐出部218が設けられ、コネク
タ22―1を介してグリップ21、ノズル20に繋がる
チューブ19が接続されている。
【0026】吐出部218は壁210の一側に偏寄した
部位で、上半部に設けたボス部210―1に配設され、
この下に上記と同様の押圧式脱着操作子231が設けら
れている。そして、壁210の下部にはバンド状の支持
部223が設けられ、各種ノズルのアタッチメント20
A…が収納、支持されている。又壁210の空いた面に
は平面視C型のフック217が設けられ、グリップ21
を縦に嵌合支持するように構成されている。
【0027】内筒部材238を外筒部材237の上方に
突出し、空間部203の上方の部分周には、電源オン、
オフ状態を示めす電源ランプ215が、またこれに隣接
して受光部232が設けられ、この上に一段奥に引込ん
だ段壁部240を設け、この部分に電源スイッチ214
を、又これに隣接して押圧式の湯水切替え操作子241
を設ける。以上の他、内筒部材238の上端部の左右に
は指掛け凹部205,205を設け、この部分に指を掛
けて内筒部材238を回転させる。図は、開蓋状態で、
上記と同様に空間部203からノズル20を含むグリッ
プ21を引き出し、口腔洗浄等を行なう。又、上記した
と同様に吐水の開始、停止は、グリップ21の吐水スイ
ッチ140を押すことにより発光部141から赤外線等
の信号を投射し、受光部132にて受光することにより
行ない、グリップ21には発光のための電池142が内
蔵されている。
【0028】使用後は、ノズル20を取外したグリップ
21を空間内に収納してグリップ21をフック217に
係止、保持せしめ、ノズル20を支持部223に収納し
、爾後内筒部材238を回転させる。回転で内筒部材2
38の開口部203―1は外筒部材237の周壁を有す
る後部に臨み、内筒部材の裏部238―1が凹欠部23
9に臨むこととなり、閉蓋状態となる。これを図10で
示した。
【0029】図11は上記とは別の多目的吐水装置30
1を示している。円筒形のボデイ302の正面には空間
部303が形成され、空間部303は、夫々端縁部を空
間部303の左右の端縁部にヒンジ金具342―1,3
43―1で枢着せる、左右の弧状の蓋体342,343
で開閉自在に塞がれる。蓋体324,343の裏面には
各種ノズルのアタッチメント20A…を係止、保持する
支持部323,323が設けられ、開蓋状態下の左右の
蓋体342,343裏面の左右の支持部323,323
を選択して複数のアタッチメントを分配、収納する。
【0030】空間部303の奥の壁310の片側には吐
出部318が設けられ、これに上記と同様にコネクタ2
2―1を介してチューブ19、グリップ21、ノズル2
0の系が接続され、この下に上記と同様の押圧式脱着操
作子331が設けられ、又この下には電源オン、オフ状
態を示す電源ランプ315が設けられている。そして、
壁310の他の部分には格納凹部316が縦設され、図
は使用状態を示し、凹部316にノズル20を取外した
グリップ21を縦に格納し、左右のフック317で保持
される。不使用時には左右の蓋体342,343を合せ
るようにして閉じ、蓋体は手前方向に開動させて開き、
所謂観音開き構造をなす。
【0031】ボデイ302の上部周の半部には一端をヒ
ンジ金具344―1で開閉自在としたカバー344で覆
われる段部345を形成し、直線状の上部壁面346に
は流量調節用ダイヤル312、温度調節用ダイヤル31
3を設ける。そして、ボデイ302の上部の他の半部に
は、半円形の昇降式の大きい押圧操作部を設け、これを
電源スイッチ314とする。以上においては、不使用時
にはカバー344を閉じておく。尚図中306はネジ部
、308は熱交換器、307は電源コードである。
【0032】図12、図13は更に他のタイプの多目的
吐水装置401を示している。ボデイ402は上方に開
放した固定側の外筒部材437、これに昇降自在に嵌合
した円筒上内側部材438からなる。外筒部材437の
正面の一部には上方に開放する凹欠部439を備える。 又側部には弧状の小さい蓋体442で開閉される方形の
開口部447が設けられている。内側部材438ののこ
の部分には凹部449を設け、蓋体442の裏面には、
各種ノズルのアタッチメント20A…を格納、保持する
支持部材423を設け、蓋体442の閉蓋時のアタッチ
メント20A…、支持部材423を凹部449で収納す
る。
【0033】内側部材438には、上記凹欠部439と
合致する縦長方形の空間部403が形成され、これの壁
面410の上部には吐出部418、この下に押圧式脱着
操作子431、更に離間したこの下には電源オン、オフ
状態を示す電源ランプ415が配設されている。この吐
出部418にはコネクタ22―1を介してチューブ19
が接続され、チューブ19には既述と同様にノズル20
を装着したグリップ21が接続されている。壁面410
の上記に隣接する部分には、縦長の凹部416を形成し
、グリップ21の格納部とし、グリップ21を凹部41
6内に保持、収納した状態で空間部403内にチューブ
19等とともに収納されるように設定する。
【0034】外筒部材437の凹欠部439の裏面と内
側部材438の間には、横断面が弧状で、上下するシャ
ッター443が設けられ、摘み443―1を引上げて凹
欠部439を閉じる。一方、内側部材438の上部周の
他の部分には、周方向に長い凹部448を形成し、凹部
448内には電源のオン、オフを行なう押圧式のスイッ
チ414を設け、又これに隣接して湯、水切替え用の押
圧式スイッチ441を設ける。尚図面中406はネジ部
、407は電源コード、408は熱交換器である。
【0035】以上においては、不使用時には蓋体442
を閉じてアタッチメント20A…を凹部449内に収納
し、一方、グリップ21の系を凹部416を含む空間部
403内に収納し、ボデイ402を上から押し下げると
ともに、シャッター443を引上げる。かくして、図1
3の如くグリップ21の系、アタッチメント20A…を
収納した閉蓋状態となる。尚、シャッター443は手動
で上下動するようにしたが、これに代えてボデイ402
の上下動に連動させて自動的に上下動するようにしても
良く、任意である。又、上記した各ダイヤル12,13
,113,312,313は回動式の操作ダイヤルとし
たが、これに限らず押圧式の操作スイッチとしても良く
、任意である。又各種電源スイッチ14,114,31
4は別個に設けたが、流量調節ダイヤル12,112,
312に兼用させても良く、又、各押圧式脱着操作子1
31,231,331,431を設けずに、吐出部とコ
ネクタとは固定式としても良く、任意である。
【0036】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
小流量吐水装置において、各種のノズルを交換して口腔
洗浄、歯磨き、歯茎マッサージ、整髪等のグルーミング
が行なえ、装置に専用の熱交換器を備えるので、必要な
時に、即湯性良好に、水道に直結式に水道水の圧力を利
用して必要とする温水を噴射、供給する事が出来、甚だ
便利である。
【0037】又本発明は、専用の小流量用の熱交換器を
有するので、給湯機を利用した従来のごとく即湯性に欠
け、迅速性に欠ける事、大量の捨水が発生する等の不都
合が回避出来、省資源上極めて有利で、使い勝手性に優
れ、機能性に優れる口腔洗浄、整髪等に用いる吐水装置
が得られる。
【0038】更に本発明は、ボデイに吐出部、熱交換器
、給電回路等を一体的に組込んでユニット化したので、
洗面台、手洗い台等に取付け易く、外形もコンパクトで
、狭いスペース内に設置し易く、又吐出部に近接した熱
交換器で加熱するので、効率的な加熱が行なえ、小流量
であるのと相俟って迅速に温度が得られ、上記とともに
使い勝手性、機能性に優れる。
【0039】特に本発明は、ボデイ内の空間部内に少な
くともグリップの系、各種ノズルのアタッチメントを収
納し、閉蓋するようにしたので、不使用時にはこれ等が
外部に露出する事が無く、口腔洗浄等を行なうノズル等
に塵埃等が付着する事が無く、衛生的で、清潔に、安心
して所期のノズルを利用した衛生作業を行なう事が出来
、口腔洗浄等の清潔、衛生上留意を要する機器を高度に
衛生的に保持する事が出来るという利点が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多目的吐水装置の外観斜視図で開
蓋状態を示す図
【図2】上記多目的吐水装置の模式的説明図
【図3】口
腔洗浄ノズルの一例を示す断面図
【図4】間欠噴射ノズ
ルの一例を示す断面図
【図5】上記間欠噴射ノズルの要
部の拡大正断面図
【図6】整髪用ノズルの一例を示す断
面図
【図7】上記整髪用ノズルの要部の拡大斜視断面図
【図8】多目的吐水装置の他の例を示す斜視図で開蓋状
態の図
【図9】多目的吐水装置の更に他の例を示す斜視図で開
蓋状態の図
【図10】上記した図9の多目的吐水装置の閉蓋状態の
斜視図
【図11】多目的吐水装置の更に他の例を示す斜視図で
開蓋状態の図
【図12】多目的吐水装置の更なる他の例を示す斜視図
で開蓋状態の図
【図13】上記した図12の多目的吐水装置の閉蓋状態
の斜視図
【符号の説明】
1,101,201,301,401…多目的吐水装置
、  2,102,202,302,402…ボデイ、
3,103,203,303,403…空間部、4,1
04,342,343,443,442…蓋体、  2
0,120,220…吐水ノズル、  8,108,2
08,308,408…熱交換器、  12,13,1
12,113,214,241,312,313,41
4,441…操作部、  23、123、223、32
3、423…ノズル支持部、  135、136…表示
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水道直結式で、水道水を導入する熱交
    換器を備え、熱交換器を経由した温水を吐出する吐出部
    を備えるボデイと、該ボデイに蓋体を介して開閉自在に
    設けられた空間部と、該空間部内に引き出し、格納自在
    に設けられた吐水ノズルと、電源等の操作部とからなる
    多目的吐水装置。
  2. 【請求項2】  上記吐水ノズルは口腔洗浄用ノズル、
    整髪用ノズル等であって、各種ノズルを脱着自として交
    換可能とし、上記ボデイの空間部内に格納、支持した請
    求項1の多目的吐水装置。
JP10887191A 1991-04-12 1991-04-12 多目的吐水装置 Withdrawn JPH04314440A (ja)

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