JPH04314109A - ロボットアームのサーボ制御装置 - Google Patents

ロボットアームのサーボ制御装置

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JPH04314109A
JPH04314109A JP3079723A JP7972391A JPH04314109A JP H04314109 A JPH04314109 A JP H04314109A JP 3079723 A JP3079723 A JP 3079723A JP 7972391 A JP7972391 A JP 7972391A JP H04314109 A JPH04314109 A JP H04314109A
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JP
Japan
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vibration
speed
robot arm
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frequency
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JP3079723A
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Yoshihiro Ino
芳浩 井野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転むらを有する位置
伝達機構を持つサーボ系、特に多関節型産業用ロボット
の円滑制御を行なうロボットアームのサーボ制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットアームを制御する系はた
とえば図2に示すように、位置制御回路31,速度制御
回路32,電流制御回路33,サーボモータ34,速度
検出器35,電流検出器36,減速機37,ロボットア
ーム38を備えている。速度検出器35から検出された
速度フィードバック値40を積分器39により積分した
値を位置フィードバック値41とし、速度フィードバッ
ク値40と、電流検出器36から検出された電流フィー
ドバック値42から、それぞれ位置制御,速度制御,電
流制御が行なわれる。これらのフィードバック制御回路
によりロボットアームを指令値通りに動かすサーボ系が
構成されている。速度制御回路32では、たとえば図3
のブロック図に示すように速度比例積分制御が行なわれ
、速度指令値44と速度フィードバック値40との偏差
量に速度比例ゲイン46を乗算した値と、偏差量の積分
値に速度積分ゲイン47を乗算した値との和を電流指令
値45に設定している。これらのゲインはサーボ系が最
も安定する最適値となるように決定され、そのゲインを
利用してロボットアームの制御がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成で
は、速度制御回路の比例積分制御でのゲインを共振時と
非共振時でまったく同じ値にしていると、非共振時は振
動が最小でも共振時には振動が大きくなってしまうとい
う問題点を有していた。この共振振動は、モータのコギ
ングや減速機の角度伝達誤差等の、外的なトルクむらに
よる周期的な速度変動が、ロボットアームの固有振動数
と一致した時起こり、非共振時のゲインのままであると
、速度指令と速度フィードバックとの時間的な位相のず
れから、共振振動を抑制できないという問題があった。 速度比例積分ゲインを振動抑制用の値に常時固定すれば
、振動抑制可能であるが、非共振時の速度の場合に先端
振動が大きくなる弊害があった。またディジタルサーボ
技術によって速度によるゲイン変更の方法も可能である
が、アーム姿勢により固有振動数が変わるため、速度だ
けで共振振動を判別できず問題の解決にはいたっていな
かった。
【0004】本発明は、上記の従来の課題を解決するも
ので、ロボットアームの共振時のアーム先端振動を抑制
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のサーボ制御装置は、ロボットアームの共振
振動発生時に、それを検知して共振振動発生信号を発す
る共振振動判別回路と、先端振動の周波数を検知する周
波数判定回路と、共振振動発生信号が発されている時、
速度指令値と検知された周波数から共振振動の起振源を
特定し、振動を抑制するのに最適な速度比例積分ゲイン
を起振源に応じて決定し、速度制御回路に設定する比例
積分ゲイン決定回路を有し、共振振動を最小にする最適
な制御を行なうようにしたものである。共振状態の判別
と、振動の振幅値と周波数の判定、および最適ゲインの
決定はすべてディジタルサーボ技術に依存しており、デ
ィジタルシグナルプロセッサーなどを利用して、電流フ
ィードバック値と速度フィードバック値の過去の情報の
記憶や高速演算により実現できる。
【0006】共振振動を発生させる起振源として、AC
サーボモータの電流不感帯などによる内的な制御上の問
題から発生するモータの回転むらと、減速機の角度伝達
誤差による外的な問題から発生する回転むらとがある。 これらはモータの1回転当りの振動数が一定な起振源で
あるため、モータの回転速度がある値にほぼ一定になっ
て、前述の起振源による振動数とロボットアームの機械
的な固有振動数が一致した時に、共振振動が発生する。 共振振動発生時には、振動を抑制するために速度比例積
分ゲインを変更する必要があるが、前述した起振源の種
類によって、大きい値にするか小さい値にするかが変わ
ってくる。前述の内的な制御上の問題の時には、速度指
令値への追従を早くするため、ゲインを上げる必要があ
り、外的な問題の時には、外乱要因が制御に影響を与え
ないようにするためにゲインを下げる必要がある。モー
タにあたえる速度指令値と、ロボットアームの振動周波
数が検知できれば、共振振動の起振源が特定できる。た
とえば、8極のACサーボモータとハーモニックドライ
ブ減速機を使用したロボットアームの場合、内的な制御
上の問題として考えられる共振振動の起振源は、モータ
1回転につき4周期分あるモータへの供給電流の歪によ
る回転むらであり、外的な問題として考えられる共振振
動の起振源は、モータ1回転につき2回発生する角度伝
達誤差による回転むらである。この場合、共振振動発生
時に、速度指令値がR(rpm)、振動周波数がF(H
z)であることが検知できれば、1回転につきF/(R
/60)回発生する振動が、共振振動の起振源となって
いることが分かる。この値がほぼ4であれば内的な制御
上の問題が原因であるので、速度比例積分ゲインを大き
い値に設定する。またこの値がほぼ2であれば外的な原
因であるので速度比例積分ゲインを小さい値に設定する
【0007】このように速度比例積分決定回路において
、速度指令値と振動の周波数とから起振源を特定し、内
的な制御上の問題か外的な問題かによって、速度比例積
分ゲインを大きい値にするか小さい値にするかを判断し
、速度比例積分ゲインを設定する。共振振動発生時には
このゲインを使用して速度制御を行なうようにする。
【0008】
【作用】上記した手段により、共振振動が発生した場合
には、共振振動を最小にする最適な速度比例積分ゲイン
が設定され、ロボットアーム先端の共振振動を抑制する
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1を参照
しながら説明する。図1において、1は位置制御回路、
2は速度制御回路、3は電流制御回路、4はサーボモー
タ、5はサーボモータ4の速度検出機、6はサーボモー
タ4に供給する電流の電流検出器、7は共振振動判別回
路、8は周波数判定回路、9は比例積分ゲイン決定回路
、10は減速機、11はロボットアーム、12は積分器
である。
【0010】以上のように構成されたサーボ制御装置は
、ロボットアーム11の共振振動発生時に速度検出器5
から送られてくる速度フィードバック値16と電流検出
器6から送られてくる電流フィードバック値18により
、共振振動判別回路7で共振振動が発生したかどうかを
判別し、共振振動が発生した場合は共振振動発生信号1
9を速度制御回路2と周波数判定回路8に送る。周波数
判定回路8では共振振動発生信号19が送られてくると
、速度フィードバック値16と電流フィードバック値1
8から共振振動の周波数を判定し、判定値20を比例積
分ゲイン決定回路9に送る。比例積分ゲイン決定回路9
では、速度制御回路2に送られている速度指令値15と
前記判定値20から、共振振動の起振源が内的な制御上
の問題か外的な問題かを判断し、内的な問題であれば、
速度比例積分ゲインを大きい方の最適値に、外的な問題
であれば、小さい方の最適値にそれぞれ決定する。 このように決定された速度比例積分ゲイン21が速度制
御回路2に送られる。速度制御回路2では、共振振動発
生信号19が送られているときは上記速度比例積分ゲイ
ン21を使用し、その他の時は通常のゲインを使用する
。このように通常時と共振振動時でそれぞれ最適な速度
比例積分ゲインを使用して、ロボットアームの制御が行
なう。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
サーボ制御装置は、ロボットアームの共振時の振動を抑
制するのに有効であり、優れたサーボ性能を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーボ制御装置のブロック回路図
【図
2】従来のサーボ制御装置のブロック回路図
【図3】速
度制御回路のブロック回路図
【符号の説明】
2  速度制御回路 7  共振振動判別回路 8  周波数判定回路 9  比例積分ゲイン決定回路 11  ロボットアーム 15  速度指令値 19  共振振動発生信号 20  判定値(検知された振動の周波数)21  速
度比例積分ゲイン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットアームの先端振動の周波数が機械
    的な固有振動数と一致する共振振動を起こした時に、そ
    れを検知して共振振動発生信号を発する共振振動判別回
    路と、振動の周波数を検知する周波数判定回路と、上記
    共振振動発生信号が発されている時、速度指令値と検知
    された振動の周波数から共振振動の起振源を特定し、振
    動を抑制するのに最適である速度制御回路の速度比例積
    分ゲインを起振源に応じて決定する比例積分ゲイン決定
    回路とを備えたロボットアームのサーボ制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5986424A (en) * 1997-02-21 1999-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Control system and control method
JP2013027105A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Toshiba Corp モータ駆動回路、および、モータ駆動システム
JP2013121634A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Seiko Epson Corp ロボット装置およびロボット装置の制御方法
JP2015199149A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 キヤノン株式会社 ロボット制御方法、ロボット装置、プログラム及び記録媒体

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